JPH066202B2 - 多段圧延機の異長作業ロ−ルの機内位置決め並びに保持装置 - Google Patents
多段圧延機の異長作業ロ−ルの機内位置決め並びに保持装置Info
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- JPH066202B2 JPH066202B2 JP21699986A JP21699986A JPH066202B2 JP H066202 B2 JPH066202 B2 JP H066202B2 JP 21699986 A JP21699986 A JP 21699986A JP 21699986 A JP21699986 A JP 21699986A JP H066202 B2 JPH066202 B2 JP H066202B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼帯の冷間圧延に用いられる多段圧延機にお
いて、ロール長さの異なる(異長)作業ロールを組み込
む際に、当該異長作業ロールを機内の所定位置に作業性
よく能率的に且つ安全に組み込み、そして一旦組み込ま
れた作業ロールを機内の所定位置に保持する装置に関す
るものである。
いて、ロール長さの異なる(異長)作業ロールを組み込
む際に、当該異長作業ロールを機内の所定位置に作業性
よく能率的に且つ安全に組み込み、そして一旦組み込ま
れた作業ロールを機内の所定位置に保持する装置に関す
るものである。
従来の多段圧延機においては、作業ロールの組み替えは
すべて人力により行なわれていた。その理由の一つは、
多段圧延機そのものが小型であったため、作業ロールも
比較的小寸法且つ軽量であり、人力による運搬や取り扱
いが可能であったためである。第2の理由は作業ロール
の形状がチョックをもたない、つまり被圧延材である鋼
帯に接する胴部とその端部の径が同一の円筒状であるた
め、他の圧延機、例えば二重圧延機や四重圧延機のよう
にポータバーやフック等のロール組み替え治具を使用す
ることができなかったためである。
すべて人力により行なわれていた。その理由の一つは、
多段圧延機そのものが小型であったため、作業ロールも
比較的小寸法且つ軽量であり、人力による運搬や取り扱
いが可能であったためである。第2の理由は作業ロール
の形状がチョックをもたない、つまり被圧延材である鋼
帯に接する胴部とその端部の径が同一の円筒状であるた
め、他の圧延機、例えば二重圧延機や四重圧延機のよう
にポータバーやフック等のロール組み替え治具を使用す
ることができなかったためである。
しかしながら、被圧延材である鋼帯の広幅化につれて多
段圧延機が次第に大型化すると、当然のことながら作業
ロールの寸法、重量も次第に増大し、これまでのように
入力による取り扱いは極めて困難となり、また取り扱え
たとしても作業性や能率面が著しく阻害され、且つ危険
を伴なう等の問題点があった。
段圧延機が次第に大型化すると、当然のことながら作業
ロールの寸法、重量も次第に増大し、これまでのように
入力による取り扱いは極めて困難となり、また取り扱え
たとしても作業性や能率面が著しく阻害され、且つ危険
を伴なう等の問題点があった。
このような問題を解決するために、例えば特公昭48−
24630や実公昭61−4401に示されるような作
業ロールの交換台車を用いるようになった。つまり、多
段圧延機における作業ロールの組み替えを機械力によっ
て容易に行ない得る高能率な作業ロール組み替え装置を
用いて行なうようになったのである。
24630や実公昭61−4401に示されるような作
業ロールの交換台車を用いるようになった。つまり、多
段圧延機における作業ロールの組み替えを機械力によっ
て容易に行ない得る高能率な作業ロール組み替え装置を
用いて行なうようになったのである。
しかし、このような交換台車を用いて組み替えられる作
業ロールは、通常その寸法長さとして、その多段圧延機
によって圧延可能な最大幅の鋼帯に見合った一種類のロ
ール長さのものが用いられ、この一種類の最長作業ロー
ルで幅の狭い鋼帯まですべてを冷間圧延していたのであ
る。
業ロールは、通常その寸法長さとして、その多段圧延機
によって圧延可能な最大幅の鋼帯に見合った一種類のロ
ール長さのものが用いられ、この一種類の最長作業ロー
ルで幅の狭い鋼帯まですべてを冷間圧延していたのであ
る。
ところが最近は、上述の如く、多段圧延機に一種類の最
長作業ロールを組み込んで幅狭の鋼帯まで冷間圧延する
のではなくて、幅狭の鋼帯にはそれに見合ったロール長
さの短かい作業ロールを組み込んで冷間圧延するように
なった。これは作業ロールの単価を切り下げ且つロール
研磨等手入れ費用を低減化するなどの理由によるもので
あるが、このように1台の多段圧延機に何種類かのロー
ル長さの異なるすなわち異長の作業ロールを保有させ、
これらの作業ロールを機内の所定位置に組み込むととも
に保持しながら冷間圧延を行なうために以下に述べるよ
うな問題点があった。
長作業ロールを組み込んで幅狭の鋼帯まで冷間圧延する
のではなくて、幅狭の鋼帯にはそれに見合ったロール長
さの短かい作業ロールを組み込んで冷間圧延するように
なった。これは作業ロールの単価を切り下げ且つロール
研磨等手入れ費用を低減化するなどの理由によるもので
あるが、このように1台の多段圧延機に何種類かのロー
ル長さの異なるすなわち異長の作業ロールを保有させ、
これらの作業ロールを機内の所定位置に組み込むととも
に保持しながら冷間圧延を行なうために以下に述べるよ
うな問題点があった。
(1) 前述のような交換台車方式の組み替え装置を用い
ても異長作業ロールを組み替えようとしても、狭い機内
の所定位置に、取り扱い簡単に作業性よく、能率的に、
しかもロールや鋼帯に何ら傷つけることなく位置決めす
ることができず、せいぜい機内に仮置き装入できる程度
であって、しかも一旦所定位置に組み込んだロールをそ
の位置に確実に保持することができなかった。
ても異長作業ロールを組み替えようとしても、狭い機内
の所定位置に、取り扱い簡単に作業性よく、能率的に、
しかもロールや鋼帯に何ら傷つけることなく位置決めす
ることができず、せいぜい機内に仮置き装入できる程度
であって、しかも一旦所定位置に組み込んだロールをそ
の位置に確実に保持することができなかった。
(2) 組み替え装置によって機内に仮置きされた異長作
業ロールを所定位置にセットするにはどうしても人手に
よる不安全な調整作業が必要であった。
業ロールを所定位置にセットするにはどうしても人手に
よる不安全な調整作業が必要であった。
本発明はかゝる問題点の解決を目的としてなされたもの
である。
である。
本発明は、該目的を達成する装置であり第1の発明とし
て、 多段圧延機に組み込まれた異長作業ロールを機内の所定
位置に位置決めするとともに保持する装置であって、 組み込まれる作業ロールの長さに応じて補償すべき長さ
の分配長さを有するスラスト押え部材を、上記多段圧延
機の操作側ドアに設けられたアクセスドアと駆動側ドア
とにそれぞれ機内に向って固着したことを特徴とするも
のである。
て、 多段圧延機に組み込まれた異長作業ロールを機内の所定
位置に位置決めするとともに保持する装置であって、 組み込まれる作業ロールの長さに応じて補償すべき長さ
の分配長さを有するスラスト押え部材を、上記多段圧延
機の操作側ドアに設けられたアクセスドアと駆動側ドア
とにそれぞれ機内に向って固着したことを特徴とするも
のである。
この第1の特定発明をさらに改良した第2の発明とし
て、多段圧延機に組み込まれた異長作業ロールを機内の
所定位置に位置決めするとともに保持する装置であっ
て、 組み込まれる作業ロールの長さに応じて補償すべき長さ
の一定分配長さを有するスラスト押え部材を駆動側ドア
に、 一方、前記補償すべき長さの分配長さを可変し得るシリ
ンダを連結したスラスト押え部材を操作側ドアに設けら
れたアクセスドアに、それぞれ機内に向かって固着した
ことを特徴とするものである。
て、多段圧延機に組み込まれた異長作業ロールを機内の
所定位置に位置決めするとともに保持する装置であっ
て、 組み込まれる作業ロールの長さに応じて補償すべき長さ
の一定分配長さを有するスラスト押え部材を駆動側ドア
に、 一方、前記補償すべき長さの分配長さを可変し得るシリ
ンダを連結したスラスト押え部材を操作側ドアに設けら
れたアクセスドアに、それぞれ機内に向かって固着した
ことを特徴とするものである。
第1図〜第5図は本発明の実施例を示すものであるが、
これらの図面に基づいて本発明に係る多段圧延機の異長
作業ロールの機内位置決め並びに保持装置に関する構成
および作用をさらに詳細に説明する。
これらの図面に基づいて本発明に係る多段圧延機の異長
作業ロールの機内位置決め並びに保持装置に関する構成
および作用をさらに詳細に説明する。
第1図の(a)および(b)図は、多段圧延機内に作業ロール
を所定位置に組み込んだ状態を示す要部正面図であり、
(a)図は最長作業ロールLを組み込んだ場合、(b)図は
(a)図に示す最長作業ロールLよりも短かい作業ロール
L′を組み込んだ場合を示す図である。
を所定位置に組み込んだ状態を示す要部正面図であり、
(a)図は最長作業ロールLを組み込んだ場合、(b)図は
(a)図に示す最長作業ロールLよりも短かい作業ロール
L′を組み込んだ場合を示す図である。
第2図の(a)〜(d)は、第1図に示すように作業ロール
L,L′を所定位置に組み込んだ状態において、操作側
ドアに設けられたアクセスドアにスラスト押え部材を固
着した状態を示す要部拡大説明図である。第2図のうち
(a)および(b)図は最長作業ロールLを組み込んだ場合で
あり、(a)図は平面図を、(b)図は正面図を示す。また第
2図の(c)および(d)図は短かい作業ロールL′を組み込
んだ場合であり、(c)図は平面図を、(d)図は正面図を示
す。
L,L′を所定位置に組み込んだ状態において、操作側
ドアに設けられたアクセスドアにスラスト押え部材を固
着した状態を示す要部拡大説明図である。第2図のうち
(a)および(b)図は最長作業ロールLを組み込んだ場合で
あり、(a)図は平面図を、(b)図は正面図を示す。また第
2図の(c)および(d)図は短かい作業ロールL′を組み込
んだ場合であり、(c)図は平面図を、(d)図は正面図を示
す。
第3図の(a)〜(d)は、やはり第1図に示すように作業ロ
ールL,L′を機内の所定位置に組み込んだ状態におい
て、今度は駆動側ドアにスラスト押え部材を固着した状
態を示す要部拡大説明図である。第3図のうち(a)およ
び(b)図は最長作業ロールLを組み込んだ場合であり、
(a)図は平面図を、(b)図は正面図を示す。また第3図の
(c)および(d)図は短かい作業ロールL′を組み込んだ場
合であり、(c)図は平面図を、(d)図は正面図を示す。
ールL,L′を機内の所定位置に組み込んだ状態におい
て、今度は駆動側ドアにスラスト押え部材を固着した状
態を示す要部拡大説明図である。第3図のうち(a)およ
び(b)図は最長作業ロールLを組み込んだ場合であり、
(a)図は平面図を、(b)図は正面図を示す。また第3図の
(c)および(d)図は短かい作業ロールL′を組み込んだ場
合であり、(c)図は平面図を、(d)図は正面図を示す。
第4図の(a)および(b)図は、多段圧延機内に最長作業ロ
ールLを所定位置に組み込んだ状態において、操作側ド
アに設けられたアクセスドアにシリンダを連結したスラ
スト押え部材を固着した状態を示す要部拡大説明図であ
り、(a)図は平面図を、(b)図は正面図を示している。ま
たこの第4図の(c)図は同(a)図のA−A断面図である。
ールLを所定位置に組み込んだ状態において、操作側ド
アに設けられたアクセスドアにシリンダを連結したスラ
スト押え部材を固着した状態を示す要部拡大説明図であ
り、(a)図は平面図を、(b)図は正面図を示している。ま
たこの第4図の(c)図は同(a)図のA−A断面図である。
第5図の(a)および(b)図は、多段圧延機の駆動側ドアに
固着された一定長さRを有するスラスト押え部材と、操
作側ドアに設けられたアクセスドアの固着されたシリン
ダ付きスラスト押え部材との働きによって、機内の所定
位置に作業ロールを組み込んだ状態を示す要部拡大正面
図である。
固着された一定長さRを有するスラスト押え部材と、操
作側ドアに設けられたアクセスドアの固着されたシリン
ダ付きスラスト押え部材との働きによって、機内の所定
位置に作業ロールを組み込んだ状態を示す要部拡大正面
図である。
この第5図の(a)図は最長作業ロールLを組み込んだ場
合、一方(b)図は最長作業ロールLよりも短かい作業ロ
ールL′を組み込んだ場合にそのロール長さの差分をシ
リンダストロークSによって補償している状態を示して
いる。
合、一方(b)図は最長作業ロールLよりも短かい作業ロ
ールL′を組み込んだ場合にそのロール長さの差分をシ
リンダストロークSによって補償している状態を示して
いる。
さて、一般に多段圧延機は、その一実施例を第6図と概
略説明図に示すように、被圧延材である鋼帯を冷間圧延
する。
略説明図に示すように、被圧延材である鋼帯を冷間圧延
する。
この第6図において、これは多段圧延機のうちの20段セ
ンジアミルを示すものであるが、1は多段圧延機本体、
2は鋼帯、3uおよび3dは上下段の作業ロール、4は
第1中間ロール、5は第2中間ロール、6はバックアッ
プロールである。また、7および8は開閉ドアであり操
作側と駆動側にある。9は操作側ドア7に設けられてい
るアクセスドアである。そして、鋼帯2は適当な張力が
付与されて、紙上左右にレバースしながら上下段の作業
ロール3uおよび3dによって冷間圧延される。
ンジアミルを示すものであるが、1は多段圧延機本体、
2は鋼帯、3uおよび3dは上下段の作業ロール、4は
第1中間ロール、5は第2中間ロール、6はバックアッ
プロールである。また、7および8は開閉ドアであり操
作側と駆動側にある。9は操作側ドア7に設けられてい
るアクセスドアである。そして、鋼帯2は適当な張力が
付与されて、紙上左右にレバースしながら上下段の作業
ロール3uおよび3dによって冷間圧延される。
以上のように鋼帯を冷間圧延する多段圧延機において、
前述した第1の発明に関与する部分を第1図〜第3図に
より以下に説明する。
前述した第1の発明に関与する部分を第1図〜第3図に
より以下に説明する。
図中、10は操作側ドア7に設けられたアクセスドア9に
ボルト13により機内に向かって固着されたスラスト押え
部材、一方11は駆動側ドア8にボルト13により機内に向
かって固着されたスラスト押え部材である。12は操作側
および駆動側のスラスト押え部材10,11の先端部位に設
けられ、上下段の作業ロール3u,3d端面に当接して
回転するベアリングである。14は操作側ドア7に設けら
れ開閉するアクセスドア9のロック機構である。
ボルト13により機内に向かって固着されたスラスト押え
部材、一方11は駆動側ドア8にボルト13により機内に向
かって固着されたスラスト押え部材である。12は操作側
および駆動側のスラスト押え部材10,11の先端部位に設
けられ、上下段の作業ロール3u,3d端面に当接して
回転するベアリングである。14は操作側ドア7に設けら
れ開閉するアクセスドア9のロック機構である。
このような多段圧延機本体1内にロール長さLなる最長
作業ロール3uおよび3dを組み込んだ場合には、第1
図の(a)図、第2図の(a),(b)図および第3図の(a),
(b)図に図示するように、操作側にX、駆動側にYなる
長さを有するスラスト押え部材10,11を各ドアに固着し
て、最長作業ロールLを機内の所定位置に位置決めする
とともに水平スラスト方向に動かないように保持するの
である。
作業ロール3uおよび3dを組み込んだ場合には、第1
図の(a)図、第2図の(a),(b)図および第3図の(a),
(b)図に図示するように、操作側にX、駆動側にYなる
長さを有するスラスト押え部材10,11を各ドアに固着し
て、最長作業ロールLを機内の所定位置に位置決めする
とともに水平スラスト方向に動かないように保持するの
である。
この場合、最長作業ロールLを機内の所定位置に位置決
めするために必要な補償長さ(X+Y)およびその分配
長さX,Yは、多段圧延機の機種や構造寸法から計算し
て求めればよい。
めするために必要な補償長さ(X+Y)およびその分配
長さX,Yは、多段圧延機の機種や構造寸法から計算し
て求めればよい。
これに対し、最長作業ロールLよりも短かい作業ロール
L′を組み込んだ場合には、第1図の(b)図、第2図の
(c),(d)図および第3図の(c),(d)図に図示するよう
に、操作側にX′、駆動側にY′なる長さを有するスラ
スト押え部材10,11を各ドアに固着して、短かい作業ロ
ールL′を機内の所定位置に位置決めするとともに保持
するのである。
L′を組み込んだ場合には、第1図の(b)図、第2図の
(c),(d)図および第3図の(c),(d)図に図示するよう
に、操作側にX′、駆動側にY′なる長さを有するスラ
スト押え部材10,11を各ドアに固着して、短かい作業ロ
ールL′を機内の所定位置に位置決めするとともに保持
するのである。
この場合、作業ロールL′が最長作業ロールLよりも短
かいので、補償すべき長さ(X′+Y′)およびその分
配長さX′,Y′は、前記(X+Y)およびX,Yより
も寸法的に長くなるようにスラスト押え部材10,11を予
め計算し製作しておくのである。
かいので、補償すべき長さ(X′+Y′)およびその分
配長さX′,Y′は、前記(X+Y)およびX,Yより
も寸法的に長くなるようにスラスト押え部材10,11を予
め計算し製作しておくのである。
次に、前述の第2の発明に関与する部分を第4図および
第5図をもちいて以下に説明する。
第5図をもちいて以下に説明する。
第2の発明においては、これらの図面に示すように、第
1の発明と比較して構造的に変るのは操作側のみであ
る。第4図の(a),(b)図に示すように、操作側のアクセ
スドア9にシリンダ15が支持され、このシリンダヘッド
16にスラスト押え部材10を固定するのである。
1の発明と比較して構造的に変るのは操作側のみであ
る。第4図の(a),(b)図に示すように、操作側のアクセ
スドア9にシリンダ15が支持され、このシリンダヘッド
16にスラスト押え部材10を固定するのである。
この第4図の(a),(b)図および第5図の(a)図は、最長
作業ロールLを所定位置に位置決めし保持している状態
を示しているが、第5図の(b)図の場合は最長作業ロー
ルLよりも短かい作業ロールL′を所定位置に位置決め
し保持している状態を示しているのである。
作業ロールLを所定位置に位置決めし保持している状態
を示しているが、第5図の(b)図の場合は最長作業ロー
ルLよりも短かい作業ロールL′を所定位置に位置決め
し保持している状態を示しているのである。
いずれの場合も、作業ロールL,L′が所定位置に位置
決めされ且つ保持されるように、駆動側のドア8には補
償すべき長さの一定分配長さRを有するスラスト押え部
材11が固着される。ところが、操作側のアクセスドア9
には作業ロールが短かくなったために補償すべき長さ
(R+Z′)の分配長さZ′をシリンダストロークSに
よって可変し得るスラスト押え部材10を固着するのであ
る。
決めされ且つ保持されるように、駆動側のドア8には補
償すべき長さの一定分配長さRを有するスラスト押え部
材11が固着される。ところが、操作側のアクセスドア9
には作業ロールが短かくなったために補償すべき長さ
(R+Z′)の分配長さZ′をシリンダストロークSに
よって可変し得るスラスト押え部材10を固着するのであ
る。
つまり、組み込まれる作業ロールの長さL,L′に応じ
て、これらの作業ロール3u,3dが機内の所定位置に
位置決めされ且つ保持されるように、Z,R,Sを計算
によって求め、その寸法長さに見合ったスラスト押え部
材10,11およびシリンダ15を予め製作し各ドアに固着す
るのである。
て、これらの作業ロール3u,3dが機内の所定位置に
位置決めされ且つ保持されるように、Z,R,Sを計算
によって求め、その寸法長さに見合ったスラスト押え部
材10,11およびシリンダ15を予め製作し各ドアに固着す
るのである。
なお、シリンダ15は油圧シリンダを用いるのが好まし
く、これを駆動操作する油圧機器や押釦などは図示して
いないが多段圧延機本体1外に設置すればよい。
く、これを駆動操作する油圧機器や押釦などは図示して
いないが多段圧延機本体1外に設置すればよい。
本発明に係る装置は以上に述べたように構成されるが、
この装置を用いて異長作業ロールを機内の所定位置に位
置決めし保持する方法を以下に説明する。
この装置を用いて異長作業ロールを機内の所定位置に位
置決めし保持する方法を以下に説明する。
第1の発明にあっては、まず操作側ドア7を開き、前述
の交換台車方式の組み替え装置を用いて、操作側から多
段圧延機内に上下段の作業ロール3u,3dを仮置き装
入する。この段階ではまだこれらの作業ロールは所定位
置に位置決めされていないのであるが、駆動側ドア8、
操作側ドア7およびこのドア7に設けられているアクセ
スドア9を完全に閉じてロック機構14を施錠すると、こ
れらの作業ロールは自動的に所定位置に位置決めされ
る。
の交換台車方式の組み替え装置を用いて、操作側から多
段圧延機内に上下段の作業ロール3u,3dを仮置き装
入する。この段階ではまだこれらの作業ロールは所定位
置に位置決めされていないのであるが、駆動側ドア8、
操作側ドア7およびこのドア7に設けられているアクセ
スドア9を完全に閉じてロック機構14を施錠すると、こ
れらの作業ロールは自動的に所定位置に位置決めされ
る。
そして、鋼帯を機内に通して圧延準備したり実際に冷間
圧延する時は、機内に向かって固着してあるスラスト押
え部材10,11の先端部に取り付けられたベアリング12が
各作業ロール3u,3dの端面に当接して回転するの
で、各作業ロールは水平スラスト方向に動くことなく保
持される。
圧延する時は、機内に向かって固着してあるスラスト押
え部材10,11の先端部に取り付けられたベアリング12が
各作業ロール3u,3dの端面に当接して回転するの
で、各作業ロールは水平スラスト方向に動くことなく保
持される。
たゞし、この第1の発明に係る装置にあっては、組み込
まれる作業ロール長さに応じて長さの異なるスラスト押
え部材10,11を多段圧延機に保有させねばならず、しか
も冷間圧延を行なう鋼帯幅の変更につれて作業ロール長
さを変えるたびに長さの異なるスラスト押え部材をいち
いち取り替えねばならない不便さ、非能率的な面が残
る。
まれる作業ロール長さに応じて長さの異なるスラスト押
え部材10,11を多段圧延機に保有させねばならず、しか
も冷間圧延を行なう鋼帯幅の変更につれて作業ロール長
さを変えるたびに長さの異なるスラスト押え部材をいち
いち取り替えねばならない不便さ、非能率的な面が残
る。
これを解決し改良したのが第2の発明であるが、第5図
の(a)図に召すように、最長作業ロールLを組み込む場
合は、前記の第1の発明において位置決めし且つ保持す
る方法と全く同様に行なえばよい。ところが、同(b)図
に示すように最長作業ロールLよりも短かい作業ロール
L′を組み込む場合は、各ドア7,8,9をすべて閉じ
ロック機構14を施錠したのち、多段圧延機本体1外に設
置してある押釦を押し機内のシリンダ15を作動させる
と、上下段の作業ロールL′が水平方向に動き自動的に
所定位置に位置決めされるとともにその位置に保持され
るのである。
の(a)図に召すように、最長作業ロールLを組み込む場
合は、前記の第1の発明において位置決めし且つ保持す
る方法と全く同様に行なえばよい。ところが、同(b)図
に示すように最長作業ロールLよりも短かい作業ロール
L′を組み込む場合は、各ドア7,8,9をすべて閉じ
ロック機構14を施錠したのち、多段圧延機本体1外に設
置してある押釦を押し機内のシリンダ15を作動させる
と、上下段の作業ロールL′が水平方向に動き自動的に
所定位置に位置決めされるとともにその位置に保持され
るのである。
〔効果〕 以上のように、本発明に係る装置は、簡単な構成および
作用をなすものであるが、従来のように人手による不安
全な調整作業がなされていたときと違って次のような効
果がある。
作用をなすものであるが、従来のように人手による不安
全な調整作業がなされていたときと違って次のような効
果がある。
a) 多段圧延機内に仮置き装入された異長作業ロールを
当該圧延機の各ドアを閉じるだけか、もしくは閉じたの
ち押釦を押すだけで機内の所定位置に精度よく位置決め
し且つ保持できるようになった。
当該圧延機の各ドアを閉じるだけか、もしくは閉じたの
ち押釦を押すだけで機内の所定位置に精度よく位置決め
し且つ保持できるようになった。
b) 従って、作業ロールの組み替え作業性が大幅に改善
され、従来二人掛りで行なっていたものが一人でできる
ようになった。
され、従来二人掛りで行なっていたものが一人でできる
ようになった。
c) そして、従来この組み替え作業に長時間要していた
が、第1の発明にあっては20分程度に短縮し、さらに
第2の発明にあっては10分以下に短縮できて、圧延機
の作業能率を大幅に向上させた。
が、第1の発明にあっては20分程度に短縮し、さらに
第2の発明にあっては10分以下に短縮できて、圧延機
の作業能率を大幅に向上させた。
d) 特に第2の発明に係る装置を用いれば、スラスト押
え部材の交換作業もないため、十分安全性も向上する。
え部材の交換作業もないため、十分安全性も向上する。
e) 本発明に係る装置を製作する費用は僅かなものです
むのである。
むのである。
第1図〜第5図は本発明の実施例を示すものであり、第
1図は多段圧延機内に異長作業ロールを所定位置に組み
込んだ状態を示す要部正面図、第2図は操作側ドアに設
けられたアクセスドアにスラスト押え部材を固着した状
態を示す要部拡大説明図、第3図は駆動側ドアにスラス
ト押え部材を固着した状態を示す要部拡大説明図、第4
図は操作側のアクセスドアにシリンダを連結したスラス
ト押え部材を固着した状態を示す要部拡大説明図であ
る。そして、第5図は、駆動側ドアに固着された一定長
さRを有するスラスト押え部材と、操作側のアクセスド
アに固着されたシリンダ付きスラスト押え部材との働き
によって、多段圧延機内の所定位置に作業ロールを組み
込んだ状態を示す要部拡大正面図である。 第6図は鋼帯を冷間圧延する多段圧延機の一実施例を示
す概略説明図である。 1 :多段圧延機本体 2 :鋼帯 3u:上段作業ロール 3d:下段作業ロール 4 :第1中間ロール 5 :第2中間ロール 6 :バックアップロール 7 :操作側ドア 8 :駆動側ドア 9 :操作側ドアに設けられたアクセスドア 10 :スラスト押え部材(操作側) 11 :スラスト押え部材(駆動側) 12 :ベアリング 13 :ボルト 14 :アクセスドアロック機構 15 :シリンダ 16 :シリンダヘッド
1図は多段圧延機内に異長作業ロールを所定位置に組み
込んだ状態を示す要部正面図、第2図は操作側ドアに設
けられたアクセスドアにスラスト押え部材を固着した状
態を示す要部拡大説明図、第3図は駆動側ドアにスラス
ト押え部材を固着した状態を示す要部拡大説明図、第4
図は操作側のアクセスドアにシリンダを連結したスラス
ト押え部材を固着した状態を示す要部拡大説明図であ
る。そして、第5図は、駆動側ドアに固着された一定長
さRを有するスラスト押え部材と、操作側のアクセスド
アに固着されたシリンダ付きスラスト押え部材との働き
によって、多段圧延機内の所定位置に作業ロールを組み
込んだ状態を示す要部拡大正面図である。 第6図は鋼帯を冷間圧延する多段圧延機の一実施例を示
す概略説明図である。 1 :多段圧延機本体 2 :鋼帯 3u:上段作業ロール 3d:下段作業ロール 4 :第1中間ロール 5 :第2中間ロール 6 :バックアップロール 7 :操作側ドア 8 :駆動側ドア 9 :操作側ドアに設けられたアクセスドア 10 :スラスト押え部材(操作側) 11 :スラスト押え部材(駆動側) 12 :ベアリング 13 :ボルト 14 :アクセスドアロック機構 15 :シリンダ 16 :シリンダヘッド
Claims (7)
- 【請求項1】多段圧延機に組み込まれた異長作業ロール
を機内の所定位置に位置決めするとともに保持する装置
であって、 組み込まれる作業ロールの長さに応じて補償すべき長さ
の分配長さを有するスラスト押え部材を、前記多段圧延
機の操作側ドアに設けられたアクセスドアと駆動側ドア
とにそれぞれ機内に向かって固着したことを特徴とする
多段圧延機の異長作業ロールの機内位置決め並びに保持
装置。 - 【請求項2】多段式圧延機がセンジミアミルであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の多段圧延機
の異長作業ロールの機内位置決め並びに保持装置。 - 【請求項3】スラスト押え部材の先端部位に、組み込ま
れた上下段の両作業ロール端面に当接して回転するベア
リングを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
または第2項に記載の多段圧延機の異長作業ロールの機
内位置決め並びに保持装置。 - 【請求項4】多段圧延機に組み込まれた異長作業ロール
を機内の所定位置に位置決めするとともに保持する装置
であって、 組み込まれる作業ロールの長さに応じて補償すべき長さ
の一定分配長さを有するスラスト押え部材を駆動側ドア
に、 一方、前記補償すべき長さの分配長さを可変し得るシリ
ンダを連結したスラスト押え部材を操作側ドアに設けら
れたアクセスドアに、それぞれ機内に向って固着したこ
とを特徴とする多段圧延機の異長作業ロールの機内位置
決め並びに保持装置。 - 【請求項5】多段圧延機がセンジミアミルであることを
特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の多段圧延機の
異長作業ロールの機内位置決め並びに保持装置。 - 【請求項6】スラスト押え部材の先端部位に、組み込ま
れた上下段の両作業ロール端面に当接して回転するベア
リングを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第4項
または第5項に記載の多段圧延機の異長作業ロールの機
内位置決め並びに保持装置。 - 【請求項7】シリンダが油圧シリンダであることを特徴
とする特許請求の範囲第4項に記載の多段圧延機の異長
作業ロールの機内位置決め並びに保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21699986A JPH066202B2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | 多段圧延機の異長作業ロ−ルの機内位置決め並びに保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21699986A JPH066202B2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | 多段圧延機の異長作業ロ−ルの機内位置決め並びに保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6372414A JPS6372414A (ja) | 1988-04-02 |
| JPH066202B2 true JPH066202B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=16697228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21699986A Expired - Lifetime JPH066202B2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | 多段圧延機の異長作業ロ−ルの機内位置決め並びに保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066202B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5008322B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2012-08-22 | 三菱日立製鉄機械株式会社 | 小径ロール組替装置及びそれを備えた圧延設備 |
| CN106734224B (zh) * | 2017-01-18 | 2018-10-09 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种带缓冲装置的轧机活门 |
| CN115634934B (zh) * | 2022-11-10 | 2025-07-15 | 中冶南方工程技术有限公司 | 具有分体式前门的多辊轧机及其操作方法 |
-
1986
- 1986-09-17 JP JP21699986A patent/JPH066202B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6372414A (ja) | 1988-04-02 |
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