JPH0662073B2 - 角度調整装置 - Google Patents
角度調整装置Info
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- JPH0662073B2 JPH0662073B2 JP60106892A JP10689285A JPH0662073B2 JP H0662073 B2 JPH0662073 B2 JP H0662073B2 JP 60106892 A JP60106892 A JP 60106892A JP 10689285 A JP10689285 A JP 10689285A JP H0662073 B2 JPH0662073 B2 JP H0662073B2
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Links
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Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は大きな減速比をもって固定部材に対し可動部材
の回転角度を調整するとともに可動部材に加った衝撃を
も緩衝する角度調整装置に関する。
の回転角度を調整するとともに可動部材に加った衝撃を
も緩衝する角度調整装置に関する。
従来の技術 この種の角度調整装置、すなわち可動部材の角度位置を
手動により調整あるいは安全性のために可動部材の緩衝
機能を必要とし、しかも電動モータで大きな減速比をも
って可動部材の回転角度を調整する装置として、例えば
実開昭57-159543号に示す自動車用ミラー装置がある。
手動により調整あるいは安全性のために可動部材の緩衝
機能を必要とし、しかも電動モータで大きな減速比をも
って可動部材の回転角度を調整する装置として、例えば
実開昭57-159543号に示す自動車用ミラー装置がある。
この自動車用ミラー装置はフロントフェンダーに装備さ
れた支柱に対し、ミラー本体が水平に回動する構造であ
る。ミラー本体は支柱に固定されたシャフト回りでスプ
リングワッシャを介して回動自在にされている。ミラー
本体の底板上にはモータを搭載した減速機が固定され、
その出力ギヤは上記シャフトに固定されたギヤと噛合し
ている。モータの回転で出力ギヤがギヤ回りで転動する
ことによりミラー本体がスプリングワッシャの摩擦力に
抗して回転する。
れた支柱に対し、ミラー本体が水平に回動する構造であ
る。ミラー本体は支柱に固定されたシャフト回りでスプ
リングワッシャを介して回動自在にされている。ミラー
本体の底板上にはモータを搭載した減速機が固定され、
その出力ギヤは上記シャフトに固定されたギヤと噛合し
ている。モータの回転で出力ギヤがギヤ回りで転動する
ことによりミラー本体がスプリングワッシャの摩擦力に
抗して回転する。
この装置は更にミラー本体の停止位置を確保するため、
プランジャーでシャフトに固定されたギヤと係脱させる
ようにした電磁石装置を備えている。
プランジャーでシャフトに固定されたギヤと係脱させる
ようにした電磁石装置を備えている。
発明が解決しようとする問題点 上述の構成では、ミラー装置は必然的に減速機や位置決
め用の電磁石装置をミラーの回転平面内に配置せざるを
得ないので非常に大きなスペースを要し、そのためミラ
ー本体の外形意匠を制約したり、空力特性に影響を及ぼ
す投影面積が大きくなるという問題があった。
め用の電磁石装置をミラーの回転平面内に配置せざるを
得ないので非常に大きなスペースを要し、そのためミラ
ー本体の外形意匠を制約したり、空力特性に影響を及ぼ
す投影面積が大きくなるという問題があった。
また、このミラー装置はミラー本体の回転中心よりも離
れた位置に重い減速機や電磁石装置を配置することにな
るので、走行時の振動でミラー本体の振動が増幅され、
後方視界の確保が困難になるという問題もある。この振
動を防止するためにはシャフトでスプリングワッシヤを
強く押し付けてミラー本体の下カバーと支柱との間の摩
擦力を大きくすればよいが、そのようにすると、より強
力なモータかあるいはより高い減速比をもつ減速機を使
用しなければならないという不具合が生じる。
れた位置に重い減速機や電磁石装置を配置することにな
るので、走行時の振動でミラー本体の振動が増幅され、
後方視界の確保が困難になるという問題もある。この振
動を防止するためにはシャフトでスプリングワッシヤを
強く押し付けてミラー本体の下カバーと支柱との間の摩
擦力を大きくすればよいが、そのようにすると、より強
力なモータかあるいはより高い減速比をもつ減速機を使
用しなければならないという不具合が生じる。
更にこの装置はミラー本体に人体等が接触したときシャ
フト回りでミラー本体が回転して緩衝機能を果すように
されているが、その場合においても出力ギヤの回転が強
制されることになるので接触による衝撃は減速機へと波
及する。この衝撃力がわずかなものであってもモータよ
り出力ギヤに至るまでの間、高い減速比で減速している
ので、モータの慣性、各ギヤ軸受部の摩擦力等により各
ギヤが受ける衝撃荷重は非常に高いものとなる。このた
め、装置自体はある大きさの衝撃荷重に耐え得る程度の
強度が要求される。また緩衝機能をモータにまで依存す
るような構造のミラー装置は減速手段を平歯車で構成す
るほかなく、周知の高い減速比が得られるウオームギヤ
等の使用を困難ならしめている。
フト回りでミラー本体が回転して緩衝機能を果すように
されているが、その場合においても出力ギヤの回転が強
制されることになるので接触による衝撃は減速機へと波
及する。この衝撃力がわずかなものであってもモータよ
り出力ギヤに至るまでの間、高い減速比で減速している
ので、モータの慣性、各ギヤ軸受部の摩擦力等により各
ギヤが受ける衝撃荷重は非常に高いものとなる。このた
め、装置自体はある大きさの衝撃荷重に耐え得る程度の
強度が要求される。また緩衝機能をモータにまで依存す
るような構造のミラー装置は減速手段を平歯車で構成す
るほかなく、周知の高い減速比が得られるウオームギヤ
等の使用を困難ならしめている。
それゆえに、本発明は高いギヤ比を備えたギヤ機構を備
えかつ十分な緩衝機能をもたせて上記要求に応える角度
調整装置を提供することを目的とする。
えかつ十分な緩衝機能をもたせて上記要求に応える角度
調整装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本願発明は、上記目的を達成するために、自動車用ミラ
ーの角度調整装置として、概説的に言うと、 固定部材と該固定部材に対し回動自在に配置された可動
部材との間に、インナギヤとアウタギヤが噛合し、いず
れか一方のギヤを揺動部材で揺動させることにより相対
的に噛合位置が変わる遊星歯車機構を介在させ、かつ該
遊星歯車機構を一方の部材に関係させるとともに該遊星
歯車機構と他方の部材との間に摩擦係合手段を介在させ
た角度調整装置を用いる。
ーの角度調整装置として、概説的に言うと、 固定部材と該固定部材に対し回動自在に配置された可動
部材との間に、インナギヤとアウタギヤが噛合し、いず
れか一方のギヤを揺動部材で揺動させることにより相対
的に噛合位置が変わる遊星歯車機構を介在させ、かつ該
遊星歯車機構を一方の部材に関係させるとともに該遊星
歯車機構と他方の部材との間に摩擦係合手段を介在させ
た角度調整装置を用いる。
詳しくは、本願発明の自動車用ミラーの角度調整装置
は、 (a)自動車ボデーに固定可能な固定部材と、 (b)前記固定部材に配設された軸と、 (c)前記固定部材に対し回動自在に前記軸を介して支
持され、ミラーを支承可能な可動部材と、 (d)前記固定部材と可動部材の間に介在し、インナギ
ヤと、これに遊星的に偏心噛合するアウタギヤと、両ギ
ヤ間の偏心揺動を行う揺動部材とを備え、前記軸に同軸
的に配設された遊星歯車機構と、 (e)前記遊星歯車機構の両ギヤのいずれかと、前記固
定部材及び可動両部材の一方との間に介在され、所 定値以上の外力に対しすべる摩擦係合手段と、 を有し、 (f)該遊星歯車機構において、 (f1)両ギヤが前記固定部材及び可動部材のいずれか
一方及び他方の部材に夫々連係し、 (f2)両ギヤが該揺動部材を介して前記軸に同軸的に
配設され、 (f3)該揺動部材は、前記軸に一体又は別体に形成し
た偏心軸から成り、揺動部材を回動させる駆動手段に連
係する、 ことを特徴とする。
は、 (a)自動車ボデーに固定可能な固定部材と、 (b)前記固定部材に配設された軸と、 (c)前記固定部材に対し回動自在に前記軸を介して支
持され、ミラーを支承可能な可動部材と、 (d)前記固定部材と可動部材の間に介在し、インナギ
ヤと、これに遊星的に偏心噛合するアウタギヤと、両ギ
ヤ間の偏心揺動を行う揺動部材とを備え、前記軸に同軸
的に配設された遊星歯車機構と、 (e)前記遊星歯車機構の両ギヤのいずれかと、前記固
定部材及び可動両部材の一方との間に介在され、所 定値以上の外力に対しすべる摩擦係合手段と、 を有し、 (f)該遊星歯車機構において、 (f1)両ギヤが前記固定部材及び可動部材のいずれか
一方及び他方の部材に夫々連係し、 (f2)両ギヤが該揺動部材を介して前記軸に同軸的に
配設され、 (f3)該揺動部材は、前記軸に一体又は別体に形成し
た偏心軸から成り、揺動部材を回動させる駆動手段に連
係する、 ことを特徴とする。
遊星歯車機構は歯数が異なるインナギヤとアウタギヤを
噛合させながら一方のギヤを揺動部材で揺動させる構成
から成り、揺動部材の一回転で両ギヤの間に歯数差の位
相角が生じる。
噛合させながら一方のギヤを揺動部材で揺動させる構成
から成り、揺動部材の一回転で両ギヤの間に歯数差の位
相角が生じる。
この位相角は直接または摩擦係合手段を介して可動部材
に付与される。摩擦係合手段は可動部材に衝撃が加わっ
たときに衝撃方向に可動部材を回転させる緩衝機能を有
する。
に付与される。摩擦係合手段は可動部材に衝撃が加わっ
たときに衝撃方向に可動部材を回転させる緩衝機能を有
する。
本発明の実施態様としては、摩擦係合手段が遊星歯車機
構と固定部材との間に介在し、可動部材が遊星歯車機構
の一部を構成する場合と、摩擦係合手段が遊星歯車機構
と可動部材との間に介在し、固定部材が遊星歯車機構の
一部を構成する場合の2通りがある。前者の場合におい
ても更に遊星歯車機構を構成する可動部材がインナギヤ
である場合とアウタギヤである場合の二通りがあり、後
者の場合も前者同様、固定部材がインナギヤである場合
とアウタギヤである場合の二通りがある。また遊星歯車
機構の揺動部材は上記各実施態様において必ずしも軸と
一体に形成した偏心輪である必要はなく、固定部材又は
可動部材に固定された軸上を回動する偏心輪として形成
してもよい。
構と固定部材との間に介在し、可動部材が遊星歯車機構
の一部を構成する場合と、摩擦係合手段が遊星歯車機構
と可動部材との間に介在し、固定部材が遊星歯車機構の
一部を構成する場合の2通りがある。前者の場合におい
ても更に遊星歯車機構を構成する可動部材がインナギヤ
である場合とアウタギヤである場合の二通りがあり、後
者の場合も前者同様、固定部材がインナギヤである場合
とアウタギヤである場合の二通りがある。また遊星歯車
機構の揺動部材は上記各実施態様において必ずしも軸と
一体に形成した偏心輪である必要はなく、固定部材又は
可動部材に固定された軸上を回動する偏心輪として形成
してもよい。
更に他の実施態様を示せば、可動部材との間で遊星歯車
機構を構成する場合、可動部材とこの可動部材と関連を
もち、揺動部材で揺動させられるギヤとの間を、可動部
材がギヤの揺動を許容させてギヤの回転のみが可動部材
に伝達されるように構成することができる。
機構を構成する場合、可動部材とこの可動部材と関連を
もち、揺動部材で揺動させられるギヤとの間を、可動部
材がギヤの揺動を許容させてギヤの回転のみが可動部材
に伝達されるように構成することができる。
更に別の実施態様を示せば、遊星歯車機構を構成する1
のギヤを共通にして可動部材もしくは固定部材との間で
更に遊星歯車機構を構成さすこともできる。
のギヤを共通にして可動部材もしくは固定部材との間で
更に遊星歯車機構を構成さすこともできる。
[作用] 揺動部材を手動もしくは原動機で回転させると、この揺
動部材に嵌装されるギヤが揺動しながら他のギヤとの噛
合位置を変えて行く。噛合位置が変る毎に、実施態様に
よっては可動部材が揺動し、もしくは揺動せずに固定部
材との相対的角度位置を変えて行く。揺動部材の1回転
で、インナギヤとアウタギヤの歯数差に相当する位相角
が両部材に生じる。従って両ギヤの歯数が大きくしかも
歯数差が1のときに最も大きい減速比が得られる。揺動
によりインナギヤとアウタギヤに生じた位相角は可動部
材が遊星歯車機構と直接の関連をもたずに摩擦係合手段
を介しているときは摩擦係合手段を介して可動部材に伝
達される。従って手動もしくは原動機で揺動部材を適宜
回転させることにより、可動部材を固定部材に対して所
望の角度位置に位置づけることができる。可動部材の角
度位置を決めるための通常操作においては摩擦係合手段
は2つの物を一体に保持する機能を有する。
動部材に嵌装されるギヤが揺動しながら他のギヤとの噛
合位置を変えて行く。噛合位置が変る毎に、実施態様に
よっては可動部材が揺動し、もしくは揺動せずに固定部
材との相対的角度位置を変えて行く。揺動部材の1回転
で、インナギヤとアウタギヤの歯数差に相当する位相角
が両部材に生じる。従って両ギヤの歯数が大きくしかも
歯数差が1のときに最も大きい減速比が得られる。揺動
によりインナギヤとアウタギヤに生じた位相角は可動部
材が遊星歯車機構と直接の関連をもたずに摩擦係合手段
を介しているときは摩擦係合手段を介して可動部材に伝
達される。従って手動もしくは原動機で揺動部材を適宜
回転させることにより、可動部材を固定部材に対して所
望の角度位置に位置づけることができる。可動部材の角
度位置を決めるための通常操作においては摩擦係合手段
は2つの物を一体に保持する機能を有する。
また摩擦係合手段は別の機能として緩衝機能を有し、可
動部材に外部から衝撃が加わったとき、可動部材の衝撃
方向の回転を許容する。摩擦係合手段が可動部材と遊星
歯車機構との間に介在するときは可動部材のみの回転を
許容し、固定部材と遊星歯車機構との間に介在するとき
は、可動部材と遊星歯車機構とが一体となって回転する
ことを許容する。緩和する衝撃力は摩擦係合手段に付勢
された摩擦力により定まる。従って摩擦係合手段を付勢
する付勢力を加減することにより、可動部材を衝撃等で
回転させるしきい値が変えられる。
動部材に外部から衝撃が加わったとき、可動部材の衝撃
方向の回転を許容する。摩擦係合手段が可動部材と遊星
歯車機構との間に介在するときは可動部材のみの回転を
許容し、固定部材と遊星歯車機構との間に介在するとき
は、可動部材と遊星歯車機構とが一体となって回転する
ことを許容する。緩和する衝撃力は摩擦係合手段に付勢
された摩擦力により定まる。従って摩擦係合手段を付勢
する付勢力を加減することにより、可動部材を衝撃等で
回転させるしきい値が変えられる。
実施例 以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第12図の各図に示される実施例は本発明の
基本構成を示した断面図である。このうち第1図は可動
部材が遊星歯車機構を構成する例を示したものである。
基本構成を示した断面図である。このうち第1図は可動
部材が遊星歯車機構を構成する例を示したものである。
可動部材A1は所定の物体(自動車ボデー)に固定もしく
は支持されるところの固定部材B1に対し、ある間隔を置
いて互いに平面が平行になるように配されており、しか
も両部材A1、B1は揺動部材C1により連結されている。揺
動部材C1は大径部D1、続いて小径部E1の二段構成から成
り、それぞれの軸線は互いに偏心している。大径部D1は
固定部材B1の穴F1に、小径部E1は可動部材A1の穴G1にそ
れぞれ回動自在に嵌装されることにより、可動部材A1は
固定部材B1に対し、その平行な平面内で揺動可能とされ
る。
は支持されるところの固定部材B1に対し、ある間隔を置
いて互いに平面が平行になるように配されており、しか
も両部材A1、B1は揺動部材C1により連結されている。揺
動部材C1は大径部D1、続いて小径部E1の二段構成から成
り、それぞれの軸線は互いに偏心している。大径部D1は
固定部材B1の穴F1に、小径部E1は可動部材A1の穴G1にそ
れぞれ回動自在に嵌装されることにより、可動部材A1は
固定部材B1に対し、その平行な平面内で揺動可能とされ
る。
両部材A1、B1間には可動部材A1との間で遊星歯車機構を
構成する中間部材H1が介在する。中間部材H1はその中心
穴J1を揺動部材C1の大径部D1が回動自在に貫通し、可動
部材A1と対面する軸線方向の凸部外周にアウタギヤK1を
有している。可動部材A1はアウタギヤK1に対応して凹部
内周にインナギヤL1を有し、インナギヤL1は可動部材A1
が揺動部材C1で偏心する半径方向の一方でアウタギヤK1
と噛合し、他方でアウタギヤK1と離脱する。両ギヤK1、
L1の歯数は異っており、その差を1にしたときに遊星歯
車機構の減速比は最大となる。
構成する中間部材H1が介在する。中間部材H1はその中心
穴J1を揺動部材C1の大径部D1が回動自在に貫通し、可動
部材A1と対面する軸線方向の凸部外周にアウタギヤK1を
有している。可動部材A1はアウタギヤK1に対応して凹部
内周にインナギヤL1を有し、インナギヤL1は可動部材A1
が揺動部材C1で偏心する半径方向の一方でアウタギヤK1
と噛合し、他方でアウタギヤK1と離脱する。両ギヤK1、
L1の歯数は異っており、その差を1にしたときに遊星歯
車機構の減速比は最大となる。
緩衝機能を備えるため、中間部材H1と固定部材B1との間
には摩擦係合手段であるところの摩擦板N1が介在する。
この摩擦板N1は図示しないところの付勢手段により中間
部材H1を介して固定部材B1に圧接される。摩擦板N1には
中間部材H1を固定部材B1に固定する摩擦力が生じる。こ
の摩擦力は可動部材A1の角度調整で揺動部材C1を固定部
材B1の穴F1中心で回転させるときの回転力よりも大きく
設定する必要がある。そして最小限このような摩擦力が
生じるように付勢力が摩擦板N1に与えられる。この付勢
力を更に大きくすれば、緩衝すべき衝撃力も大きくな
る。
には摩擦係合手段であるところの摩擦板N1が介在する。
この摩擦板N1は図示しないところの付勢手段により中間
部材H1を介して固定部材B1に圧接される。摩擦板N1には
中間部材H1を固定部材B1に固定する摩擦力が生じる。こ
の摩擦力は可動部材A1の角度調整で揺動部材C1を固定部
材B1の穴F1中心で回転させるときの回転力よりも大きく
設定する必要がある。そして最小限このような摩擦力が
生じるように付勢力が摩擦板N1に与えられる。この付勢
力を更に大きくすれば、緩衝すべき衝撃力も大きくな
る。
次にこの構成についての作用を説明する。
可動部材A1の角度位置を、ある位置に調整するために、
揺動部材C1を手動もしくは電動で適宜の方向に回転させ
る。揺動部材C1の大径部D1が固定部材B1の穴F1中心で回
転することにより、可動部材A1の穴G1に嵌装される小径
部E1が偏心回転する。この偏心回転で可動部材A1が固定
部材B1の平行な平面内で揺動し、可動部材A1のインナギ
ヤL1が摩擦板N1により固定部材B1に固定されているとこ
ろの中間部材H1に有するアウタギヤK1との噛合位置を順
次変えていく。
揺動部材C1を手動もしくは電動で適宜の方向に回転させ
る。揺動部材C1の大径部D1が固定部材B1の穴F1中心で回
転することにより、可動部材A1の穴G1に嵌装される小径
部E1が偏心回転する。この偏心回転で可動部材A1が固定
部材B1の平行な平面内で揺動し、可動部材A1のインナギ
ヤL1が摩擦板N1により固定部材B1に固定されているとこ
ろの中間部材H1に有するアウタギヤK1との噛合位置を順
次変えていく。
両ギヤK1、L1は歯数が異なるので、揺動部材C1の一回転
で可動部材A1が両ギヤK1、L1の歯数差に相当する角度位
置まで回転する。
で可動部材A1が両ギヤK1、L1の歯数差に相当する角度位
置まで回転する。
歯数差が1のときは揺動部材C1の一回転で可動部材A1が
一歯分に相当する角度位置まで回転するので高減速比が
得られる。この高減比によって可動部材の位置が正確に
かつ微調整される。このようにして可動部材A1が所望の
角度位置にくるまで揺動部材C1を回転さす。
一歯分に相当する角度位置まで回転するので高減速比が
得られる。この高減比によって可動部材の位置が正確に
かつ微調整される。このようにして可動部材A1が所望の
角度位置にくるまで揺動部材C1を回転さす。
しかる後、何等かの原因で可動部材A1に、摩擦板N1の摩
擦力を越える衝撃力が加ったときは、偏心する揺動部材
C1と両ギヤK1、L1の噛合による相互関係で可動部材A1、
中間部材H1および揺動部材C1が一体となり、固定部材B1
の穴F1を中心にして衝撃方向に回転する。固定部材B1と
の間には摩擦板N1を介して中間部材H1にすべりが生じ、
衝撃力が緩和される。
擦力を越える衝撃力が加ったときは、偏心する揺動部材
C1と両ギヤK1、L1の噛合による相互関係で可動部材A1、
中間部材H1および揺動部材C1が一体となり、固定部材B1
の穴F1を中心にして衝撃方向に回転する。固定部材B1と
の間には摩擦板N1を介して中間部材H1にすべりが生じ、
衝撃力が緩和される。
第2図は第1図において遊星歯車機構を構成するインナ
ギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例である。ここに
おいて同一名称には同一符号を付し、その説明を省略す
る。この実施例では図でも判るようにインナギヤL1が中
間部材H1に、アウタギヤK1が可動部材A1に設けられてい
る。この実施例における作用は第1図に示す実施例の作
用とほぼ変りないので説明を省略する。
ギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例である。ここに
おいて同一名称には同一符号を付し、その説明を省略す
る。この実施例では図でも判るようにインナギヤL1が中
間部材H1に、アウタギヤK1が可動部材A1に設けられてい
る。この実施例における作用は第1図に示す実施例の作
用とほぼ変りないので説明を省略する。
第3図は第1図において固定部材を可動部材として機能
させ、可動部材を固定部材として機能させた変形例であ
る。可動部材A3と中間部材H3との間には摩擦板N1が介在
し、両部材A3、H3は固定部材B3に対し、揺動部材C3によ
り揺動可能にされている。揺動部材C3の大径部D3は固定
部材B3の穴F3に嵌装され、大径部D3より偏心する小径部
E3は可動部材A3の穴G3および中間部材H3の穴J3に嵌装さ
れる。遊星歯車機構は中間部材H3のアウタギヤK1と固定
部材B3のインナギヤL1で構成される。
させ、可動部材を固定部材として機能させた変形例であ
る。可動部材A3と中間部材H3との間には摩擦板N1が介在
し、両部材A3、H3は固定部材B3に対し、揺動部材C3によ
り揺動可能にされている。揺動部材C3の大径部D3は固定
部材B3の穴F3に嵌装され、大径部D3より偏心する小径部
E3は可動部材A3の穴G3および中間部材H3の穴J3に嵌装さ
れる。遊星歯車機構は中間部材H3のアウタギヤK1と固定
部材B3のインナギヤL1で構成される。
次にこの実施例における作用を述べれば、可動部材A3の
角度調整にあたっては、揺動部材C3の小径部E3により中
間部材H3および可動部材A3が摩擦板N1のために一体とな
って固定部材の平行な平面内で揺動し、アウタギヤK1が
インナギヤL1に対し噛合位置を順次変える。揺動部材C3
の回転数と両ギヤK1、L1の歯数差によって可動部材A3は
固定部材に対しある角度位置に調整される。この実施例
では、可動部材A3に衝撃が加わると、可動部材A3のみが
揺動部材C3の小径部E3回りで回転して衝撃力を緩和す
る。
角度調整にあたっては、揺動部材C3の小径部E3により中
間部材H3および可動部材A3が摩擦板N1のために一体とな
って固定部材の平行な平面内で揺動し、アウタギヤK1が
インナギヤL1に対し噛合位置を順次変える。揺動部材C3
の回転数と両ギヤK1、L1の歯数差によって可動部材A3は
固定部材に対しある角度位置に調整される。この実施例
では、可動部材A3に衝撃が加わると、可動部材A3のみが
揺動部材C3の小径部E3回りで回転して衝撃力を緩和す
る。
第4図は第3図において遊星歯車機構を構成するインナ
ギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例である。この実
施例ではインナギヤL1が中間部材H3に、アウタギヤK1が
固定部材B3に設けれている。その他の構成は第3図に示
すものと同じである。この実施例における作用は第3図
に示す実施例と変りないのでその説明を省略する。
ギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例である。この実
施例ではインナギヤL1が中間部材H3に、アウタギヤK1が
固定部材B3に設けれている。その他の構成は第3図に示
すものと同じである。この実施例における作用は第3図
に示す実施例と変りないのでその説明を省略する。
第5図は第1図において揺動部材を固定軸回りで回動す
る偏心輪とした変形例である。偏心輪C5は固定部材B5に
設けられた固定軸Q5および可動部材A5の穴G5に嵌装され
ている。他の構成は第1図における実施例と変わりな
い。可動部材A5の角度調整にあたっては偏心輪C5が手動
もしくは電動で回転させられる。
る偏心輪とした変形例である。偏心輪C5は固定部材B5に
設けられた固定軸Q5および可動部材A5の穴G5に嵌装され
ている。他の構成は第1図における実施例と変わりな
い。可動部材A5の角度調整にあたっては偏心輪C5が手動
もしくは電動で回転させられる。
可動部材A5に衝撃が加ったときは可動部材A5とともに偏
心輪C5および中間部材H1が摩擦板N1の摩擦力に抗して回
転する。
心輪C5および中間部材H1が摩擦板N1の摩擦力に抗して回
転する。
第6図は第2図に対応するものであり、第5図において
インナギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例である。
この実施例ではインナギヤL1が中間部材H1に、アウタギ
ヤK1が可動部材A5に設けられている。その他の構成は第
5図に示す実施例と同じである。この実施例における作
用は第5図に示す実施例と同じ作用をするのでその説明
を省略する。
インナギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例である。
この実施例ではインナギヤL1が中間部材H1に、アウタギ
ヤK1が可動部材A5に設けられている。その他の構成は第
5図に示す実施例と同じである。この実施例における作
用は第5図に示す実施例と同じ作用をするのでその説明
を省略する。
第7図は第3図において揺動部材の偏心部を偏心輪で形
成させた変形例である。偏心輪C7は可動部材A7に設けら
れた軸Q7および固定部材B7の穴F5に嵌装されている。他
の構成は第3図における実施例と同じである。角度調整
にあたっては偏心輪C7が可動部材A7の軸Q7回りで回転さ
せられる。
成させた変形例である。偏心輪C7は可動部材A7に設けら
れた軸Q7および固定部材B7の穴F5に嵌装されている。他
の構成は第3図における実施例と同じである。角度調整
にあたっては偏心輪C7が可動部材A7の軸Q7回りで回転さ
せられる。
可動部材A7に衝撃が加ったときは、可動部材A7のみが偏
心輪C7の穴中心で回転して衝撃力を緩和する。
心輪C7の穴中心で回転して衝撃力を緩和する。
第8図は第4図に対応する構成で、しかも第7図におい
てインナギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例であ
る。この実施例ではインナギヤL1が中間部材H1に、アウ
タギヤK1が固定部材B7に設けられている。その他の構成
は第7図に示す構成と同じである。この実施例における
作用も第7図に示す実施例と同じであるのでその説明を
省略する。
てインナギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例であ
る。この実施例ではインナギヤL1が中間部材H1に、アウ
タギヤK1が固定部材B7に設けられている。その他の構成
は第7図に示す構成と同じである。この実施例における
作用も第7図に示す実施例と同じであるのでその説明を
省略する。
第9図は第1図に対応した変形例であり、この実施例で
は、可動部材A9が遊星歯車機構と一連の関係をもって揺
動部材C9の軸心に関し回転のみするように構成されてい
る。従って角度調整にあたっては、可動部材A9は揺動し
ない。
は、可動部材A9が遊星歯車機構と一連の関係をもって揺
動部材C9の軸心に関し回転のみするように構成されてい
る。従って角度調整にあたっては、可動部材A9は揺動し
ない。
遊星歯車機構は、中間部材H1と、揺動部材C9の偏心部E9
で揺動され、しかも可動部材A9と係合するところの第2
中間部材R9とで構成されている。中間部材H1にはアウタ
ギヤK1が、第2中間部材R9にはインナギヤL1が形成され
ている。第2中間部材R9は可動部材A9に回転のみを与え
る目的で、可動部材A9の突起S9が円周方向において係合
する長溝T9を有している。この長溝T9は第2中間部材R9
の半径方向に延びかつ偏心量を越える程度の長さを有し
ている。他の構成は第1図における構成と同じである。
で揺動され、しかも可動部材A9と係合するところの第2
中間部材R9とで構成されている。中間部材H1にはアウタ
ギヤK1が、第2中間部材R9にはインナギヤL1が形成され
ている。第2中間部材R9は可動部材A9に回転のみを与え
る目的で、可動部材A9の突起S9が円周方向において係合
する長溝T9を有している。この長溝T9は第2中間部材R9
の半径方向に延びかつ偏心量を越える程度の長さを有し
ている。他の構成は第1図における構成と同じである。
可動部材A9の角度調整にあたっては揺動部材C9が手動も
しくは電動で固定部材B1の穴F1中心で回転させられる。
揺動部材C9の偏心部E9でもって第2中間部材R9が中間部
材H1に対して揺動する。このとき、可動部材A9の突起S9
と円周方向において係合する長溝T9が半径方向に移動し
て可動部材A9の半径方向の動きを回避する。第2中間部
材R9の揺動によってインナギヤL1がアウタギヤK1との噛
合位置を順次変える。両ギヤL1、K1は歯数が異なるの
で、噛合位置が変わる毎に第2中間部材R9が中間部材H1
の回りで回転する。第2中間部材R9に発生した回転力は
長溝T9を介して突起S9に伝達され、可動部材A9が回転さ
せられる。このような伝達手段を介して可動部材A9は揺
動部材C9の適宜の回転で所定の角度位置に調整される。
しくは電動で固定部材B1の穴F1中心で回転させられる。
揺動部材C9の偏心部E9でもって第2中間部材R9が中間部
材H1に対して揺動する。このとき、可動部材A9の突起S9
と円周方向において係合する長溝T9が半径方向に移動し
て可動部材A9の半径方向の動きを回避する。第2中間部
材R9の揺動によってインナギヤL1がアウタギヤK1との噛
合位置を順次変える。両ギヤL1、K1は歯数が異なるの
で、噛合位置が変わる毎に第2中間部材R9が中間部材H1
の回りで回転する。第2中間部材R9に発生した回転力は
長溝T9を介して突起S9に伝達され、可動部材A9が回転さ
せられる。このような伝達手段を介して可動部材A9は揺
動部材C9の適宜の回転で所定の角度位置に調整される。
しかる後において、可動部材A9に衝撃が加ったときは、
その衝撃力は突起S9および突起S9と係合する長溝T9を介
して第2中間部材R9更に両ギヤK1、L1を介して中間部材
H1に伝達される。この衝撃力が摩擦板N1の摩擦力よりも
大きいとき、可動部材A9は第2中間部材R9、中間部材H1
更に揺動部材C9とともに一体となって、固定部材B1の穴
F1中心で回転し、衝撃力を緩和する。
その衝撃力は突起S9および突起S9と係合する長溝T9を介
して第2中間部材R9更に両ギヤK1、L1を介して中間部材
H1に伝達される。この衝撃力が摩擦板N1の摩擦力よりも
大きいとき、可動部材A9は第2中間部材R9、中間部材H1
更に揺動部材C9とともに一体となって、固定部材B1の穴
F1中心で回転し、衝撃力を緩和する。
第10図は第2図に対応する構成で、しかも第9図におい
てインナギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例であ
る。インナギヤL1は中間部材H1に形成されている。その
他の構成は第9図の実施例と同じでありまた作用も同じ
である。
てインナギヤとアウタギヤの配置を変えた変形例であ
る。インナギヤL1は中間部材H1に形成されている。その
他の構成は第9図の実施例と同じでありまた作用も同じ
である。
第11図は第9図の揺動部材C9を回転軸Q5に嵌装された偏
心輪C11に置き代えた変形例である。偏心輪C11は回転を
伝達するためのストレートなシリンダ部U11とその下端
に第2中間部材R9を揺動させるための偏心部V11から成
り、シリンダ部U11は第5図と同じく固定部材B5に設け
られた固定軸Q5および可動部材A9の穴G11に嵌装され、
偏心部V11は第2中間部材R9の穴に嵌装されている。他
の構成は第5図に示す構成と同じであり、作用もほぼ同
じである。ただし、可動部材A9は第9図と同じく角度調
整にあたって揺動しない。
心輪C11に置き代えた変形例である。偏心輪C11は回転を
伝達するためのストレートなシリンダ部U11とその下端
に第2中間部材R9を揺動させるための偏心部V11から成
り、シリンダ部U11は第5図と同じく固定部材B5に設け
られた固定軸Q5および可動部材A9の穴G11に嵌装され、
偏心部V11は第2中間部材R9の穴に嵌装されている。他
の構成は第5図に示す構成と同じであり、作用もほぼ同
じである。ただし、可動部材A9は第9図と同じく角度調
整にあたって揺動しない。
第11図の実施例は第12図に示す如くインナギヤとアウタ
ギヤの配置を変えた構成とすることもできる。
ギヤの配置を変えた構成とすることもできる。
第13図は遊星歯車機構を二段に構成することにより、回
転のみが可動部材に伝達されるようにした変形例であ
る。この実施例は第5図または第6図に対応した変形例
ということができる。
転のみが可動部材に伝達されるようにした変形例であ
る。この実施例は第5図または第6図に対応した変形例
ということができる。
固定部材B5には第5図と同様可動部材A13を連結させる
ための固定軸Q5が設けられている。固定軸Q5には第12図
の実施例で用いられた同じ構成の偏心輪C13が中間部材H
13を揺動させる如く嵌装されている。中間部材H13の上
下には可動部材A13と第2中間部材R13が平行にかつ固定
軸Q5回りで回動自在に配置されている。
ための固定軸Q5が設けられている。固定軸Q5には第12図
の実施例で用いられた同じ構成の偏心輪C13が中間部材H
13を揺動させる如く嵌装されている。中間部材H13の上
下には可動部材A13と第2中間部材R13が平行にかつ固定
軸Q5回りで回動自在に配置されている。
遊星歯車機構は中間部材H13を共通にして可動部材A13お
よび第2中間部材R13との間で構成される。この実施例
では中間部材H13にアウタギヤK1が、可動部材A13と第2
中間部材R13にインナギヤL1、L2が形成されている。可
動部材A13を回転させるに必要な条件は少なくとも2つ
のインナギヤL1、L2の歯数が異なることである。
よび第2中間部材R13との間で構成される。この実施例
では中間部材H13にアウタギヤK1が、可動部材A13と第2
中間部材R13にインナギヤL1、L2が形成されている。可
動部材A13を回転させるに必要な条件は少なくとも2つ
のインナギヤL1、L2の歯数が異なることである。
第2中間部材R13と固定部材B5との間で緩衝機能をもた
せるため、それらの両部材R13、B5間に摩擦板N1が介在
している。
せるため、それらの両部材R13、B5間に摩擦板N1が介在
している。
いま仮りに作用を説明するにあたって、アウタギヤK1と
第2中間部材R13のインナギヤL2とが同じ歯数で、可動
部材A13のインナギヤL1の歯数のみが異なるものとすれ
ば、本実施例は第5図に示された実施例と同じ作用をす
る。ただ異なるのは本実施例では中間部材H13が偏心輪C
13で揺動されるので可動部材A13は揺動しない。
第2中間部材R13のインナギヤL2とが同じ歯数で、可動
部材A13のインナギヤL1の歯数のみが異なるものとすれ
ば、本実施例は第5図に示された実施例と同じ作用をす
る。ただ異なるのは本実施例では中間部材H13が偏心輪C
13で揺動されるので可動部材A13は揺動しない。
逆にアウタギヤK1と可動部材A13のインナギヤL1とが同
じ歯数で、第2中間部材R13のインナギヤL2の歯数のみ
が異なるものとすれば、本実施例は第6図に示された実
施例と同じ作用をする。ただ異なるのは可動部材A13が
揺動しないことである。
じ歯数で、第2中間部材R13のインナギヤL2の歯数のみ
が異なるものとすれば、本実施例は第6図に示された実
施例と同じ作用をする。ただ異なるのは可動部材A13が
揺動しないことである。
また、全てのギヤK1、L1、L2の歯図を異ならせたときは
両インナギヤL1、L2の歯数差に相当する回転差が可動部
材A13と固定部材B5との間に生じる。
両インナギヤL1、L2の歯数差に相当する回転差が可動部
材A13と固定部材B5との間に生じる。
可動部材A13に衝撃が加ったときは、可動部材A13ととも
に中間部材H13、第2中間部材R13、更に偏心輪C13が一
体となって固定部材B5の固定軸Q5回りで回転する。
に中間部材H13、第2中間部材R13、更に偏心輪C13が一
体となって固定部材B5の固定軸Q5回りで回転する。
第13図の実施例では中間部材H13のギヤをアウタギヤと
したが、第14図に示す如く中間部材H14をインナギヤL
3、L4とし、可動部材A14、および第2中間部材R14をア
ウタギヤK3、K4とすることもできる。
したが、第14図に示す如く中間部材H14をインナギヤL
3、L4とし、可動部材A14、および第2中間部材R14をア
ウタギヤK3、K4とすることもできる。
第13図および第14図に示した実施例は可動部材を固定部
材として固定し、固定部材を可動にすることもできる。
材として固定し、固定部材を可動にすることもできる。
本発明にかかる角度調整装置は第15図以下に示す如く自
動車用ドアミラーの角度調整機構に応用することができ
る。第15図はドアミラーの概要図を示したものであり、
1は可動部材に相当するフレーム、2は固定部材に相当
するミラーベースである。遊星歯車機構および緩衝構造
の詳細は第16図に示す。この応用例は第5図の実施例を
採用したものである。ミラーベース2に固定された部材
3には中空のシャフト4が形成されている。このシャフ
ト4は小径部4aと根本の大径部4bとから成ってい
る。大径部4bには中間部材5が嵌装され、その上から
摩擦係合手段に相当する摩擦板6と付勢手段であるとこ
ろのコーンスプリング7が重ねられナット8で固定され
ている。コーンスプリング7は大径部4bのスリットに
爪で係合している。中間部材5にはアウタギヤ9が形成
されている。シャフト4の小径部4aにはフレーム1の
軸受け部11を介してフレーム1を揺動させる偏心輪12が
嵌装されている。この偏心輪12は揺動部材に相当するも
のであり、回転力を得るためのウォームホイール13を有
している。偏心輪12を回転させるモータ14はフレーム1
に搭載されている。モータ14には軸受部11のスリットを
介してウオームホイール13と噛合するウオームギヤ15が
備え付けられている。このウオームギヤ15とウオームホ
イール13で所望の減速比が得られる。軸受部11および偏
心輪12は小径部4aのスリットに嵌合するところのコー
ンスプリング16および螺合するところのナット17により
小径部4aから抜けないように固定されている。この構
成は第17図に示す組立分解斜視図によってより良く理解
される。
動車用ドアミラーの角度調整機構に応用することができ
る。第15図はドアミラーの概要図を示したものであり、
1は可動部材に相当するフレーム、2は固定部材に相当
するミラーベースである。遊星歯車機構および緩衝構造
の詳細は第16図に示す。この応用例は第5図の実施例を
採用したものである。ミラーベース2に固定された部材
3には中空のシャフト4が形成されている。このシャフ
ト4は小径部4aと根本の大径部4bとから成ってい
る。大径部4bには中間部材5が嵌装され、その上から
摩擦係合手段に相当する摩擦板6と付勢手段であるとこ
ろのコーンスプリング7が重ねられナット8で固定され
ている。コーンスプリング7は大径部4bのスリットに
爪で係合している。中間部材5にはアウタギヤ9が形成
されている。シャフト4の小径部4aにはフレーム1の
軸受け部11を介してフレーム1を揺動させる偏心輪12が
嵌装されている。この偏心輪12は揺動部材に相当するも
のであり、回転力を得るためのウォームホイール13を有
している。偏心輪12を回転させるモータ14はフレーム1
に搭載されている。モータ14には軸受部11のスリットを
介してウオームホイール13と噛合するウオームギヤ15が
備え付けられている。このウオームギヤ15とウオームホ
イール13で所望の減速比が得られる。軸受部11および偏
心輪12は小径部4aのスリットに嵌合するところのコー
ンスプリング16および螺合するところのナット17により
小径部4aから抜けないように固定されている。この構
成は第17図に示す組立分解斜視図によってより良く理解
される。
更にこのドアミラーにはミラーの中立位置が判るように
ノッチ機構18が備え付けられている。ノッチ機構18はフ
レーム1の深穴に挿入されたコイルスプリング19と鋼球
20、更にミラーベース2に形成された浅穴21から成って
いる。
ノッチ機構18が備え付けられている。ノッチ機構18はフ
レーム1の深穴に挿入されたコイルスプリング19と鋼球
20、更にミラーベース2に形成された浅穴21から成って
いる。
ここでミラーの角度調整のためにモータ14を回転させる
と、ウオームギヤ15およびウオームホイール13で減速さ
れて偏心輪12が小径部4a廻りで回転し、軸受け部11と
共にフレーム1が揺動する。フレーム1の揺動でインナ
ギヤ10とアウタギヤ9の噛合位置が代わりミラーベース
2との間に位相角が生じる。所望の角度が得られたとき
にモータ14を止める。
と、ウオームギヤ15およびウオームホイール13で減速さ
れて偏心輪12が小径部4a廻りで回転し、軸受け部11と
共にフレーム1が揺動する。フレーム1の揺動でインナ
ギヤ10とアウタギヤ9の噛合位置が代わりミラーベース
2との間に位相角が生じる。所望の角度が得られたとき
にモータ14を止める。
フレーム1に衝撃が加わって摩擦板6にすべりが生じた
ときは中間部材5、フレーム1および偏心輪12が一体回
転して衝撃力を緩和する。フレーム1に搭載されたモー
タ14ももちろん同方向に回転し、ウォームギヤ15とウォ
ームホイル13は正常な噛合関係が維持される。ミラーを
中立位置に戻すときはモータ14の回転で行う。フレーム
1とミラーベース2との間に位置決め用のリミットスイ
ッチを設けておけば中立位置でモータ14を止めることが
できる。
ときは中間部材5、フレーム1および偏心輪12が一体回
転して衝撃力を緩和する。フレーム1に搭載されたモー
タ14ももちろん同方向に回転し、ウォームギヤ15とウォ
ームホイル13は正常な噛合関係が維持される。ミラーを
中立位置に戻すときはモータ14の回転で行う。フレーム
1とミラーベース2との間に位置決め用のリミットスイ
ッチを設けておけば中立位置でモータ14を止めることが
できる。
第18図に示す自動車用ドアミラーの角度調整機構は第11
図の実施例を応用したものである。シャフト4の小径部
4aおよび軸受部11内で嵌装される偏心輪12aは下部に
おいて第2中間部材30を揺動すべく偏心部12bを有して
いる。第2中間部材30はフレーム1に回転のみを与える
目的で、フレーム1の突起31が円周方向において係合す
る長溝32を有している。長溝32は半径方向において突起
31が係合しないように偏心量を越えて半径方向に長く延
びている。
図の実施例を応用したものである。シャフト4の小径部
4aおよび軸受部11内で嵌装される偏心輪12aは下部に
おいて第2中間部材30を揺動すべく偏心部12bを有して
いる。第2中間部材30はフレーム1に回転のみを与える
目的で、フレーム1の突起31が円周方向において係合す
る長溝32を有している。長溝32は半径方向において突起
31が係合しないように偏心量を越えて半径方向に長く延
びている。
遊星歯車機構は第2中間部材30とシャフト4の大径部4
bに嵌装される中間部材5とで構成される。第2中間部
材30にはインナギヤ10が形成され、中間部材5にはアウ
タギヤ9が形成されて、これらのギヤ9、10は一部にお
いて噛合している。他の構成は第15図に示す応用例と同
じである。
bに嵌装される中間部材5とで構成される。第2中間部
材30にはインナギヤ10が形成され、中間部材5にはアウ
タギヤ9が形成されて、これらのギヤ9、10は一部にお
いて噛合している。他の構成は第15図に示す応用例と同
じである。
ここでミラーの角度調整のためにモータ14を回転させる
と、ウォームギヤ15およびウォームホイール13で減速さ
れて偏心輪12aが小径部4a廻りで回転し、下部に有す
る偏心部12bで第2中間部材30を軸に直角な平面で揺動
させる。揺動によって第2中間部材30のインナギヤ10が
中間部材5のアウタギヤ9との噛合位置を変えていく。
と、ウォームギヤ15およびウォームホイール13で減速さ
れて偏心輪12aが小径部4a廻りで回転し、下部に有す
る偏心部12bで第2中間部材30を軸に直角な平面で揺動
させる。揺動によって第2中間部材30のインナギヤ10が
中間部材5のアウタギヤ9との噛合位置を変えていく。
このとき、第2中間部材30は円周方向と半径方向の動き
をともにもつことになるが、円周方向の動きは長溝32と
円周方向において係合する突起31によりフレーム1に伝
達され、半径方向の動きは長溝32が突起31に沿って半径
方向に動くことによりフレーム1の揺動が回避される。
両ギヤ9、10は歯数が異なるので、噛合位置が変わる毎
にフレーム1が偏心輪12a回りで回転する。偏心輪12a
の適宜の回転でフレーム1が所定の角度位置まで調整さ
れる。
をともにもつことになるが、円周方向の動きは長溝32と
円周方向において係合する突起31によりフレーム1に伝
達され、半径方向の動きは長溝32が突起31に沿って半径
方向に動くことによりフレーム1の揺動が回避される。
両ギヤ9、10は歯数が異なるので、噛合位置が変わる毎
にフレーム1が偏心輪12a回りで回転する。偏心輪12a
の適宜の回転でフレーム1が所定の角度位置まで調整さ
れる。
しかる後において、フレームに衝撃が加ったときは、そ
の衝撃力は突起31およびこれと円周方向において係合す
る長溝32により第2中間部材30、中間部材5、更に偏心
輪12aに伝達される。衝撃力が部材3と中間部材5との
間に介在する摩擦板6の摩擦力よりも大きいときはフレ
ーム1、偏心輪12a、第2中間部材30および中間部材5
が一体となってシャフト4回りで回転し、フレーム1に
加った衝撃力を緩和する。そしてウォーム13、15は正常
に維持される。
の衝撃力は突起31およびこれと円周方向において係合す
る長溝32により第2中間部材30、中間部材5、更に偏心
輪12aに伝達される。衝撃力が部材3と中間部材5との
間に介在する摩擦板6の摩擦力よりも大きいときはフレ
ーム1、偏心輪12a、第2中間部材30および中間部材5
が一体となってシャフト4回りで回転し、フレーム1に
加った衝撃力を緩和する。そしてウォーム13、15は正常
に維持される。
上記自動車用ドアミラーの角度調整機構は第12図の実施
例に示す如く、インナギヤとアウタギヤを入れ換えるこ
とが可能である。その例を第19図に示す。この応用例で
は中間部材5にインナギヤ10が、第2中間部材30にアウ
タギヤ9が形成されている。その他の構成は第18図に示
した構成と同じである。また作用についても第2中間部
材30のアウタギヤ9が中間部材5のインナギヤ10との噛
合位置を変えるのみで、他は変わりない。
例に示す如く、インナギヤとアウタギヤを入れ換えるこ
とが可能である。その例を第19図に示す。この応用例で
は中間部材5にインナギヤ10が、第2中間部材30にアウ
タギヤ9が形成されている。その他の構成は第18図に示
した構成と同じである。また作用についても第2中間部
材30のアウタギヤ9が中間部材5のインナギヤ10との噛
合位置を変えるのみで、他は変わりない。
第20図に示す自動車用ドアミラーの角度調整機構は第13
図の実施例を応用したものである。偏心輪12aは第18図
および第19図に示されるところの偏心輪と同じ構成を有
し、その下部に第2中間部材30aを揺動させる偏心部12
bを有する。第2中間部材30aは外周にアウタギヤ9が
形成されている。このアウタギヤ9の上部で噛合するイ
ンナギヤ10aがフレーム1に、下部で噛合するインナギ
ヤ10bが中間部材5にそれぞれ形成されている。両イン
ナギヤ10a、10bの歯数は異なるようにされている。こ
れらギヤ9、10a、10bで遊星歯車機構が二段に構成さ
れる。
図の実施例を応用したものである。偏心輪12aは第18図
および第19図に示されるところの偏心輪と同じ構成を有
し、その下部に第2中間部材30aを揺動させる偏心部12
bを有する。第2中間部材30aは外周にアウタギヤ9が
形成されている。このアウタギヤ9の上部で噛合するイ
ンナギヤ10aがフレーム1に、下部で噛合するインナギ
ヤ10bが中間部材5にそれぞれ形成されている。両イン
ナギヤ10a、10bの歯数は異なるようにされている。こ
れらギヤ9、10a、10bで遊星歯車機構が二段に構成さ
れる。
ミラーの角度調整にあたってはフレーム1が所望の角度
位置にくるようにモータ14が駆動される。モータ14の回
転は前述同様ウォーム13、15を介して偏心輪12aに伝達
される。偏心輪12aの偏心部12bでもって第2中間部材
30aが揺動し、これに伴ってアウタギヤ9が中間部材5
のインナギヤ10bとの間の噛合位置を順次変えていく。
第2中間部材30aにはアウタギヤ9とインナギヤ10bと
の歯数差によって生じる回転が起る。更にアウタギヤ9
はフレーム1のインナギヤ10aとも噛合しているので、
フレーム1にも両ギヤ9、10aの歯数差によって回転が
起る。結果的にはフレーム1は偏心輪12aの回転速度お
よび両インナギヤ10a、10bの歯数差によって定まる回
転速度で所望の方向に回転する。フレーム1が所望の角
度位置に来たところでモータ14が停止される。フレーム
1が中立位置で停止するようにスイッチ等が設けられて
いるときはそのスイッチ等によりモータ14が停止され
る。
位置にくるようにモータ14が駆動される。モータ14の回
転は前述同様ウォーム13、15を介して偏心輪12aに伝達
される。偏心輪12aの偏心部12bでもって第2中間部材
30aが揺動し、これに伴ってアウタギヤ9が中間部材5
のインナギヤ10bとの間の噛合位置を順次変えていく。
第2中間部材30aにはアウタギヤ9とインナギヤ10bと
の歯数差によって生じる回転が起る。更にアウタギヤ9
はフレーム1のインナギヤ10aとも噛合しているので、
フレーム1にも両ギヤ9、10aの歯数差によって回転が
起る。結果的にはフレーム1は偏心輪12aの回転速度お
よび両インナギヤ10a、10bの歯数差によって定まる回
転速度で所望の方向に回転する。フレーム1が所望の角
度位置に来たところでモータ14が停止される。フレーム
1が中立位置で停止するようにスイッチ等が設けられて
いるときはそのスイッチ等によりモータ14が停止され
る。
また、フレーム1に衝撃が加ったとき、その衝撃力はフ
レーム1のインナギヤ10aを介して第2中間部材30a、
更に下部で噛合する中間部材5に伝達される。衝撃力が
摩擦板6の摩擦力を越るとき、フレーム1は偏心輪12
a、中間部材5、および第2中間部材ととも一体となっ
てシャフト4回りで回転する。フレーム1上に搭載され
ているモータ14ももちろん同方向に回転し、ウォームギ
ヤ15とウォームホイル13との噛合関係が正常に維持され
る。
レーム1のインナギヤ10aを介して第2中間部材30a、
更に下部で噛合する中間部材5に伝達される。衝撃力が
摩擦板6の摩擦力を越るとき、フレーム1は偏心輪12
a、中間部材5、および第2中間部材ととも一体となっ
てシャフト4回りで回転する。フレーム1上に搭載され
ているモータ14ももちろん同方向に回転し、ウォームギ
ヤ15とウォームホイル13との噛合関係が正常に維持され
る。
第18図〜第20図に示した自動車用ドアミラーの角度調整
機構は角度調整にあたってフレームがシャフトの半径方
向に振れないという利点がある。
機構は角度調整にあたってフレームがシャフトの半径方
向に振れないという利点がある。
以上応用例として自動車用ドアミラーの角度調整機構を
示したが、本発明に係る角度調整装置は高減速比による
角度調整および緩衝機能を必要とするすべての装置に応
用可能であり、例えばドア開閉装置にも利用される。
示したが、本発明に係る角度調整装置は高減速比による
角度調整および緩衝機能を必要とするすべての装置に応
用可能であり、例えばドア開閉装置にも利用される。
以上の実施例から明らかな通り、軸の固定部材に対する
配設関係は、固定的又は回動可能に配設され(また直接
または間接支持を含み)、対応して可動部材には両部材
間の相対回動可能に配設される。即ち、軸は両部材に対
し回動自在にも配設できる。固定軸の場合、軸と別体の
偏心輪が揺動部材として形成され、回転軸の場合、偏心
輪は軸と一体に形成できる。
配設関係は、固定的又は回動可能に配設され(また直接
または間接支持を含み)、対応して可動部材には両部材
間の相対回動可能に配設される。即ち、軸は両部材に対
し回動自在にも配設できる。固定軸の場合、軸と別体の
偏心輪が揺動部材として形成され、回転軸の場合、偏心
輪は軸と一体に形成できる。
発明の効果 本発明によれば、手動あるいは衝撃によって可動部材が
回動しても揺動部材(ないしは偏心輪)が可動部材又は
固定部材に一体的に固定関係に保持されるので、高い減
速比が得られるウォームギヤ、ウャームホイールの減速
機構が採用でき、部品点数の削減に伴う、小形化、軽量
化が計れ、また、さらに、この部分に衝撃荷重が作用し
ないのでモータ部の信頼性を高めると共に安価な材料で
構成できる。
回動しても揺動部材(ないしは偏心輪)が可動部材又は
固定部材に一体的に固定関係に保持されるので、高い減
速比が得られるウォームギヤ、ウャームホイールの減速
機構が採用でき、部品点数の削減に伴う、小形化、軽量
化が計れ、また、さらに、この部分に衝撃荷重が作用し
ないのでモータ部の信頼性を高めると共に安価な材料で
構成できる。
例えば本発明の角度調整装置を自動車用ドアミラーの角
度調整機構に応用した例で述べるならば、手動でミラー
本体すなわちフレームを倒した時、中間部材を成す揺動
部材はミラーベースに対して回転するが、モータで中立
位置へもどす時は中間部材とミラーベースとの位置関係
を固定化、あるいは法則化する必要がなく、構造が単純
化できる。
度調整機構に応用した例で述べるならば、手動でミラー
本体すなわちフレームを倒した時、中間部材を成す揺動
部材はミラーベースに対して回転するが、モータで中立
位置へもどす時は中間部材とミラーベースとの位置関係
を固定化、あるいは法則化する必要がなく、構造が単純
化できる。
また、既存のドアミラーはミラーの振動を防ぐため、フ
レームをミラーベースに強く押し付ける必要があったの
でモータでミラーの角度位置を変えるようなとき、大き
な駆動力を必要としていたが、本発明にかかる角度調整
装置を用いれば、モータの回転力が小さくてすむ。
レームをミラーベースに強く押し付ける必要があったの
でモータでミラーの角度位置を変えるようなとき、大き
な駆動力を必要としていたが、本発明にかかる角度調整
装置を用いれば、モータの回転力が小さくてすむ。
更に本発明によれば、遊星歯車機構の持味を損うことな
く緩衝機能を設けたので遊星歯車機構の利用価値が一層
高くなる。
く緩衝機能を設けたので遊星歯車機構の利用価値が一層
高くなる。
またさらに本願発明によれば、減速機構として遊星歯車
機構を採用し、さらに、遊星歯車機構を可撓部材と同軸
に配したことによって、減速機構としての構成部品が少
なく、ミラー装置全体の小型化及び軽量化を計ることが
できるため、様々な形状(意匠)のミラー装置に適用が
可能となり、また、遊星歯車機構および可動部材が同軸
であることによって、高速走行時及び悪路走行時の振動
によるミラー像のブレの発生を抑えることが出来る。
機構を採用し、さらに、遊星歯車機構を可撓部材と同軸
に配したことによって、減速機構としての構成部品が少
なく、ミラー装置全体の小型化及び軽量化を計ることが
できるため、様々な形状(意匠)のミラー装置に適用が
可能となり、また、遊星歯車機構および可動部材が同軸
であることによって、高速走行時及び悪路走行時の振動
によるミラー像のブレの発生を抑えることが出来る。
また、本願発明における遊星歯車機構は、構成が簡単で
ある為、コストが低下すると共に駆動手段の信頼性及び
耐久性が向上する。
ある為、コストが低下すると共に駆動手段の信頼性及び
耐久性が向上する。
第1〜14図は本発明の異った実施例を示した断面図、第
15図は本発明の角度調整装置を自動車用ドアミラーの角
度調整機構に応用した概要図、第16図は第15図の二点鎖
線で囲った部分の構成を明らかにした拡大断面図、第17
図は第16図に示す構成の部分組立分解斜視図、第18〜20
図は他の実施例を応用した自動車用ドアミラーの角度調
整機構の断面図である。 A1、A3、A5、A7、A9、A13……可動部材 B1、B3、B5、B7……固定部材 C1、C3、C5、C7、C9、C11、C13……揺動部材(又は偏心
輪) K1、K3、K4……アウタギヤ L1、L2、L3、L4……インナギヤ N1……摩擦係合手段(摩擦板) 1……フレーム、2……ミラーベース、 4……シャフト、5……中間部材、 6……摩擦板、7……コーンスプリング、 9……アウタギヤ、 10、10a、10b……インナギヤ 11……軸受部、12……偏心輪、 13……ウォームホイール、 14……モータ、 15……ウォームギヤ、 18……ノッチ機構、 30、30a……第2中間部材、 31……突起、 32……長溝
15図は本発明の角度調整装置を自動車用ドアミラーの角
度調整機構に応用した概要図、第16図は第15図の二点鎖
線で囲った部分の構成を明らかにした拡大断面図、第17
図は第16図に示す構成の部分組立分解斜視図、第18〜20
図は他の実施例を応用した自動車用ドアミラーの角度調
整機構の断面図である。 A1、A3、A5、A7、A9、A13……可動部材 B1、B3、B5、B7……固定部材 C1、C3、C5、C7、C9、C11、C13……揺動部材(又は偏心
輪) K1、K3、K4……アウタギヤ L1、L2、L3、L4……インナギヤ N1……摩擦係合手段(摩擦板) 1……フレーム、2……ミラーベース、 4……シャフト、5……中間部材、 6……摩擦板、7……コーンスプリング、 9……アウタギヤ、 10、10a、10b……インナギヤ 11……軸受部、12……偏心輪、 13……ウォームホイール、 14……モータ、 15……ウォームギヤ、 18……ノッチ機構、 30、30a……第2中間部材、 31……突起、 32……長溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 佳史 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−118354(JP,A) 特開 昭60−148738(JP,A) 実開 昭57−159543(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】(a)自動車ボデーに固定可能な固定部材
と、 (b)前記固定部材に配設された軸と、 (c)前記固定部材に対し回動自在に前記軸を介して支
持され、ミラーを支承可能な可動部材と、 (d)前記固定部材と可動部材の間に介在し、インナギ
ヤと、これに遊星的に偏心噛合するアウタギヤと、両ギ
ヤ間の偏心揺動を行う揺動部材とを備え、前記軸に同軸
的に配設された遊星歯車機構と、 (e)前記遊星歯車機構の両ギヤのいずれかと、前記固
定部材及び可動両部材の一方との間に介在され、 所定値以上の外力に対しすべる摩擦係合手段と、 を有し、 (f)該遊星歯車機構において、 (f1)両ギヤが前記固定部材及び可動部材のいずれか
一方及び他方の部材に夫々連係し、 (f2)両ギヤが該揺動部材を介して前記軸に同軸的に
配設され、 (f3)該揺動部材は、前記軸に一体又は別体に形成し
た偏心軸から成り、揺動部材を回動させる駆動手段に連
係する、 ことを特徴とする自動車用ミラーの角度調整装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60106892A JPH0662073B2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 角度調整装置 |
| DE8686106915T DE3669464D1 (de) | 1985-05-21 | 1986-05-21 | Winkeleinstellungsvorrichtung. |
| US06/865,439 US4699024A (en) | 1985-05-21 | 1986-05-21 | Device for adjusting the angular position of one member relative to another |
| EP86106915A EP0209666B1 (en) | 1985-05-21 | 1986-05-21 | Angular position adjusting means |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60106892A JPH0662073B2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 角度調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61294296A JPS61294296A (ja) | 1986-12-25 |
| JPH0662073B2 true JPH0662073B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=14445124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60106892A Expired - Lifetime JPH0662073B2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 角度調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662073B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2562053Y2 (ja) * | 1991-04-16 | 1998-02-04 | 株式会社ホンダロック | 車両用ドアミラーのベース部材の構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60148738A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-06 | Ichikoh Ind Ltd | ドアミラ−構造 |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP60106892A patent/JPH0662073B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61294296A (ja) | 1986-12-25 |
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