JPH0662107B2 - 自動二輪車等のスロットルグリップの防水構造 - Google Patents
自動二輪車等のスロットルグリップの防水構造Info
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- JPH0662107B2 JPH0662107B2 JP59229169A JP22916984A JPH0662107B2 JP H0662107 B2 JPH0662107 B2 JP H0662107B2 JP 59229169 A JP59229169 A JP 59229169A JP 22916984 A JP22916984 A JP 22916984A JP H0662107 B2 JPH0662107 B2 JP H0662107B2
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- throttle grip
- cylindrical
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動二輪車、自動三輪車等の路面走行用の
小型車両(以下「自動二輪車等」という)のスロットル
グリップと当該スロットルグリップが回動自在に嵌合さ
れているハンドルパイプとの摺動面に、スロットルグリ
ップの外端面とグリップエンド金具との間の微小間隙の
水膜を伝わって、雨水が侵入することを効果的に阻止す
ることができるものである。
小型車両(以下「自動二輪車等」という)のスロットル
グリップと当該スロットルグリップが回動自在に嵌合さ
れているハンドルパイプとの摺動面に、スロットルグリ
ップの外端面とグリップエンド金具との間の微小間隙の
水膜を伝わって、雨水が侵入することを効果的に阻止す
ることができるものである。
通常の自動二輪車のスロットルグリップにおいては、ハ
ンドルパイプに中空円筒状のスロットルグリップを回動
自在に嵌合し、ハンドルパイプ端部に固定したグリップ
エンド金具によって、スロットルグリップの回動抵抗を
小さくするために微小間隙を介して、スロットルグリッ
プの外端を塞いでいる(例えば実開昭58−90896
号公報)。
ンドルパイプに中空円筒状のスロットルグリップを回動
自在に嵌合し、ハンドルパイプ端部に固定したグリップ
エンド金具によって、スロットルグリップの回動抵抗を
小さくするために微小間隙を介して、スロットルグリッ
プの外端を塞いでいる(例えば実開昭58−90896
号公報)。
また、グリップエンド金具に円筒状ボス部を設け、この
円筒状ボス部をスロットルグリップの端部に微小間隙を
介して遊嵌させて、水の侵入を阻止するための微小間隙
を長くしたものがある。この従来の技術((以下これを
「従来技術」という)の構造の概略を第4図を参照しつ
つ説明する。
円筒状ボス部をスロットルグリップの端部に微小間隙を
介して遊嵌させて、水の侵入を阻止するための微小間隙
を長くしたものがある。この従来の技術((以下これを
「従来技術」という)の構造の概略を第4図を参照しつ
つ説明する。
スロットルグリップ9はグリップエンド金具10に対し
て回動するものであり、スロットルグリップ9の軽快な
回動がグリップエンド金具10との摺動によって妨げら
れてはならないのであるから、スロットルグリップ9の
外端面17とグリップエンド金具10のフランジ面16
との間に微小な間隙を介在させている。さらにグリップ
エンド金具10の円筒状ボス部10aの円筒面とスロッ
トルグリップの開口12の内面との間の間隙を微小間隙
にして、雨水が摺動筒13とハンドルパイプ11との摺
動面に侵入するのを防いでいる。
て回動するものであり、スロットルグリップ9の軽快な
回動がグリップエンド金具10との摺動によって妨げら
れてはならないのであるから、スロットルグリップ9の
外端面17とグリップエンド金具10のフランジ面16
との間に微小な間隙を介在させている。さらにグリップ
エンド金具10の円筒状ボス部10aの円筒面とスロッ
トルグリップの開口12の内面との間の間隙を微小間隙
にして、雨水が摺動筒13とハンドルパイプ11との摺
動面に侵入するのを防いでいる。
従来のハンドルグリップの防水構造は以上のようになっ
ているので、スロットルグリップ9の外端面17とグリ
ップエンド金具10のフランジ面16との間の微小な間
隙からは雨水が流入することはなく、仮に流入しても、
ハンドルグリップ9が若干下方に傾斜することもあっ
て、この微小な間隙を下方に流れて落下するので、ハン
ドルパイプとスロットルグリップとの嵌合面に雨水が侵
入することはないものと考えられていた。
ているので、スロットルグリップ9の外端面17とグリ
ップエンド金具10のフランジ面16との間の微小な間
隙からは雨水が流入することはなく、仮に流入しても、
ハンドルグリップ9が若干下方に傾斜することもあっ
て、この微小な間隙を下方に流れて落下するので、ハン
ドルパイプとスロットルグリップとの嵌合面に雨水が侵
入することはないものと考えられていた。
しかし、上記の微小間隙を如何に小さくしても、ハンド
ルパイプとスロットルグリップとの嵌合面に水分が侵入
することを完全に阻止することはできず、このためにハ
ンドルパイプとスロットルグリップの摺動面の滑りが悪
くなることが避けられない。特に長期間雨曝しの状態に
放置した直後においてこの現象が現われる。
ルパイプとスロットルグリップとの嵌合面に水分が侵入
することを完全に阻止することはできず、このためにハ
ンドルパイプとスロットルグリップの摺動面の滑りが悪
くなることが避けられない。特に長期間雨曝しの状態に
放置した直後においてこの現象が現われる。
その原因は、スロットルグリップの外端面17とグリッ
プエンド金具のフランジ面16との間の微小な間隙、お
よび、グリップエンド金具の円筒状ボス部10aの円筒
面とスロットルグリップの開口12の内面の間の微小な
間隙に連続した水膜が形成され、この水膜を介して水分
がハンドルパイプとスロットルグリップの摺動面の微小
間隙に侵入することがその原因であることが判明した。
プエンド金具のフランジ面16との間の微小な間隙、お
よび、グリップエンド金具の円筒状ボス部10aの円筒
面とスロットルグリップの開口12の内面の間の微小な
間隙に連続した水膜が形成され、この水膜を介して水分
がハンドルパイプとスロットルグリップの摺動面の微小
間隙に侵入することがその原因であることが判明した。
本発明は、上記従来技術の問題を解消することを目的と
し、そのために、スロットルグリップの外端面とグリッ
プエンド金具との間の微小間隙からハンドルパイプとス
ロットルグリップの摺動面の微小間隙に至る水膜を伝わ
った、毛細管現象による水分の侵入経路を効果的に遮断
できるようにスロットルグリップの防水構造を工夫する
ことをその課題とするものである。
し、そのために、スロットルグリップの外端面とグリッ
プエンド金具との間の微小間隙からハンドルパイプとス
ロットルグリップの摺動面の微小間隙に至る水膜を伝わ
った、毛細管現象による水分の侵入経路を効果的に遮断
できるようにスロットルグリップの防水構造を工夫する
ことをその課題とするものである。
上記課題解決のために講じた手段は次の要素(イ)
(ロ)によって構成されるものである。
(ロ)によって構成されるものである。
(イ)グリップエンド金具の円筒状ボス部の円筒面に環
状溝を設けたこと、 (ロ)スロットルグリップの摺動筒の端面に環状フラン
ジを設け、当該環状フランジの内周面を微小間隙を介し
てグリップエンド金具の上記環状溝より内方の円筒状ボ
ス部の円筒面に嵌合させたこと。
状溝を設けたこと、 (ロ)スロットルグリップの摺動筒の端面に環状フラン
ジを設け、当該環状フランジの内周面を微小間隙を介し
てグリップエンド金具の上記環状溝より内方の円筒状ボ
ス部の円筒面に嵌合させたこと。
従来技術においては、上述のとおり、スロットルグリッ
プの外端面17とグリップエンド金具のフランジ面16
との間の微小な間隙、および、グリップエンド金具の円
筒状ボス部10aの円筒面とスロットルグリップの開口
12の内面との間の微小な間隙に水膜が形成され、この
水膜を介して毛細管現象によって水分がハンドルパイプ
とスロットルグリップの摺動面に侵入するのであるが、
グリップエンド金具の円筒状ボス部の円筒面に環状溝を
設けたことによって、この環状溝のところでグリップエ
ンド金具10の円筒状ボス部の円筒面とスロットルグリ
ップ9の開口の内面との間に大きな間隙ができるので、
この大きな間隙によって、スロットルグリップの外端面
17とグリップエンド金具のフランジ面16との間の微
小な間隙の水膜が遮断され、グリップエンド金具の円筒
状ボス部10aの円筒面とスロットルグリップの開口1
2の内面の間の微小な間隙まで水膜が形成されることが
防止される。したがって、スロットルグリップの外端面
17とグリップエンド金具のフランジ面16との間の微
小な間隙の水膜とを伝わって侵入した水分は環状溝のと
ころで水滴となって溝の底を流れ、スロットルグリップ
の外端面17とグリップエンド金具のフランジ面16と
の間の微小な間隙を通って外に落下する。したがって、
グリップエンド金具の円筒状ボス部10aの円筒面とス
ロットルグリップの開口12の内面の間の微小な間隙に
水膜が形成されないので、スロットルグリップの外端面
17とグリップエンド金具のフランジ面16との間の微
小な間隙の水膜とグリップエンド金具の円筒状ボス部1
0aの円筒面とスロットルグリップの開口12の内面の
間の微小な間隙の水膜を伝わってさらに内方に水分が侵
入することはない。スロットルグリップの外端面17と
グリップエンド金具のフランジ面16との間の微小な間
隙の水膜を伝わって環状溝に侵入した水分が、仮に、グ
リップエンド金具の円筒状ボス部10aの円筒面とスロ
ットルグリップの開口12の内面の間の微小な間隙に水
膜を形成し、この水膜を伝わってさらに内方に侵入した
としても、スロットルグリップの摺動筒13の端面に設
けた環状フランジ14の内周面とグリップエンド金具の
筒状ボス部の円筒面との間に微小間隙が形成されている
ので、この微小間隙を通ってさらに内方に侵入しようと
しても、この微小間隙に形成される水膜によってこの微
小間隙を通過することを阻まれ、水膜を伝わって侵入し
た水分は、上記環状フランジの外側側面とグリップエン
ド金具の円筒状ボス部の端面との間の間隙を通って下方
に流れ、スロットルグリップの外端面17とグリップエ
ンド金具のフランジ面16との間の微小な間隙を通って
外に落下する。したがって、上記の微小間隙に形成され
る水膜を伝わって水分がハンドルパイプとスロットルグ
リップとの摺動面に侵入することは防止される。
プの外端面17とグリップエンド金具のフランジ面16
との間の微小な間隙、および、グリップエンド金具の円
筒状ボス部10aの円筒面とスロットルグリップの開口
12の内面との間の微小な間隙に水膜が形成され、この
水膜を介して毛細管現象によって水分がハンドルパイプ
とスロットルグリップの摺動面に侵入するのであるが、
グリップエンド金具の円筒状ボス部の円筒面に環状溝を
設けたことによって、この環状溝のところでグリップエ
ンド金具10の円筒状ボス部の円筒面とスロットルグリ
ップ9の開口の内面との間に大きな間隙ができるので、
この大きな間隙によって、スロットルグリップの外端面
17とグリップエンド金具のフランジ面16との間の微
小な間隙の水膜が遮断され、グリップエンド金具の円筒
状ボス部10aの円筒面とスロットルグリップの開口1
2の内面の間の微小な間隙まで水膜が形成されることが
防止される。したがって、スロットルグリップの外端面
17とグリップエンド金具のフランジ面16との間の微
小な間隙の水膜とを伝わって侵入した水分は環状溝のと
ころで水滴となって溝の底を流れ、スロットルグリップ
の外端面17とグリップエンド金具のフランジ面16と
の間の微小な間隙を通って外に落下する。したがって、
グリップエンド金具の円筒状ボス部10aの円筒面とス
ロットルグリップの開口12の内面の間の微小な間隙に
水膜が形成されないので、スロットルグリップの外端面
17とグリップエンド金具のフランジ面16との間の微
小な間隙の水膜とグリップエンド金具の円筒状ボス部1
0aの円筒面とスロットルグリップの開口12の内面の
間の微小な間隙の水膜を伝わってさらに内方に水分が侵
入することはない。スロットルグリップの外端面17と
グリップエンド金具のフランジ面16との間の微小な間
隙の水膜を伝わって環状溝に侵入した水分が、仮に、グ
リップエンド金具の円筒状ボス部10aの円筒面とスロ
ットルグリップの開口12の内面の間の微小な間隙に水
膜を形成し、この水膜を伝わってさらに内方に侵入した
としても、スロットルグリップの摺動筒13の端面に設
けた環状フランジ14の内周面とグリップエンド金具の
筒状ボス部の円筒面との間に微小間隙が形成されている
ので、この微小間隙を通ってさらに内方に侵入しようと
しても、この微小間隙に形成される水膜によってこの微
小間隙を通過することを阻まれ、水膜を伝わって侵入し
た水分は、上記環状フランジの外側側面とグリップエン
ド金具の円筒状ボス部の端面との間の間隙を通って下方
に流れ、スロットルグリップの外端面17とグリップエ
ンド金具のフランジ面16との間の微小な間隙を通って
外に落下する。したがって、上記の微小間隙に形成され
る水膜を伝わって水分がハンドルパイプとスロットルグ
リップとの摺動面に侵入することは防止される。
次いで、第1図乃至第3図を参照しつつ実施例を説明す
る。
る。
自動二輪車1の車体2の前端に設けられた操向軸管3に
操向軸が回動自在に支持されており、この操向軸の上下
両端に設けたブラケット4、5にフロントフォーク6が
取り付けられ、このフロントフォーク6に前輪7が取り
付けられている。ブラケット4の上方に突出した上端に
はハンドル8が取り付けられており、このハンドル8の
左右のハンドルパイプ11にナイロン等の硬質樹脂製の
摺動筒13を介してスロットルグリップ9が回動自在に
嵌合されている。ハンドルパイプ11の端部にゴム筒2
2が嵌合されており、このゴム筒22の内周にフランジ
付きナット23とフランジ付きカラ24が嵌合されてい
て、そのフランジ付きナット23に取付けボルト25を
螺合させ、これを締め付けることによって、ゴム筒22
を介してグリップエンド金具10をハンドルパイプ11
に固定している。取付けボルトを締め付けると、フラン
ジ付きナット23とフランジ付きカラ24とによってゴ
ム筒22が軸方向に圧縮され、半径方向に膨らむので、
ゴム筒22がハンドルパイプ11の内周面に強く圧縮さ
れて固定される。
操向軸が回動自在に支持されており、この操向軸の上下
両端に設けたブラケット4、5にフロントフォーク6が
取り付けられ、このフロントフォーク6に前輪7が取り
付けられている。ブラケット4の上方に突出した上端に
はハンドル8が取り付けられており、このハンドル8の
左右のハンドルパイプ11にナイロン等の硬質樹脂製の
摺動筒13を介してスロットルグリップ9が回動自在に
嵌合されている。ハンドルパイプ11の端部にゴム筒2
2が嵌合されており、このゴム筒22の内周にフランジ
付きナット23とフランジ付きカラ24が嵌合されてい
て、そのフランジ付きナット23に取付けボルト25を
螺合させ、これを締め付けることによって、ゴム筒22
を介してグリップエンド金具10をハンドルパイプ11
に固定している。取付けボルトを締め付けると、フラン
ジ付きナット23とフランジ付きカラ24とによってゴ
ム筒22が軸方向に圧縮され、半径方向に膨らむので、
ゴム筒22がハンドルパイプ11の内周面に強く圧縮さ
れて固定される。
グリップエンド金具10は円筒部(円筒状ボス部)10
aとフランジ部10bとからなる断面T形部材であっ
て、ハンドルの振動を抑制するためのカウンタウエイト
として機能する程度の質量を有するものであり、その円
筒部10aの直径がスロットルグリップの内径よりも若
干小さく、円筒部(円筒状ボス部)10aの外周面(円
筒面)とスロットルグリップ9の開口12の内周面との
間に微小間隙が形成されている。また、スロットルグリ
ップ9の外端面17がグリップエンド金具10のフラン
ジ面16に近接していて両面間に微小な間隙が形成され
ている。この微小間隙の大小は取り付けボルトの締め付
け具合によって調節される。
aとフランジ部10bとからなる断面T形部材であっ
て、ハンドルの振動を抑制するためのカウンタウエイト
として機能する程度の質量を有するものであり、その円
筒部10aの直径がスロットルグリップの内径よりも若
干小さく、円筒部(円筒状ボス部)10aの外周面(円
筒面)とスロットルグリップ9の開口12の内周面との
間に微小間隙が形成されている。また、スロットルグリ
ップ9の外端面17がグリップエンド金具10のフラン
ジ面16に近接していて両面間に微小な間隙が形成され
ている。この微小間隙の大小は取り付けボルトの締め付
け具合によって調節される。
また、摺動筒13はスロットルグリップ9に圧入嵌合さ
れて固定されており、その外端に半径方向内方に突出し
た環状フランジ14が設けられている。この実施例にお
いてはグリップエンド金具10の円筒部10aは大径D
の根元部と小径dの端部とを有する段付きの円筒部にな
っている。この小径部の直径よりも上記環状フランジ1
4の内径は若干大きく、上記小径部の外周面(円筒面)
と環状フランジ14の内周面との間に微小間隙が形成さ
れている。
れて固定されており、その外端に半径方向内方に突出し
た環状フランジ14が設けられている。この実施例にお
いてはグリップエンド金具10の円筒部10aは大径D
の根元部と小径dの端部とを有する段付きの円筒部にな
っている。この小径部の直径よりも上記環状フランジ1
4の内径は若干大きく、上記小径部の外周面(円筒面)
と環状フランジ14の内周面との間に微小間隙が形成さ
れている。
グリップエンド金具10の円筒部10aには、フランジ
面16に隣接して環状溝18を設けている。
面16に隣接して環状溝18を設けている。
スロットルグリップ9の外端面17とグリップエンド金
具10のフランジ面16との間の間隙は可及的に小さく
しているので、水の表面張力によって、この微小間隙に
極めて薄い水膜W1が形成されている。したがってこの
微小間隙からハンドグリップ9の開口12へ雨水が流入
することは、この水膜W1の表面張力によって阻止され
る。グリップエンド金具10の円筒部10aにはフラン
ジ面16に隣接して環状溝18が設けられているので、
この部分における円筒部10aと開口12の内面との間
の間隙は、水の表面張力によって水膜が形成される間隙
よりも大きく、したがってこの部分に水膜が形成される
ことはなく、スロットルグリップ9の外端面17とグリ
ップエンド金具10のフランジ面16との間に形成され
る薄い水膜W1はこの部分において断たれるので、この
水膜W1が開口12の内面と円筒部10aの外周面(円
筒面)との間の微小間隙まで連続して延びることはな
い。したがって、水膜を伝わる毛細管現象によって水分
が開口12の内部に侵入することはない。
具10のフランジ面16との間の間隙は可及的に小さく
しているので、水の表面張力によって、この微小間隙に
極めて薄い水膜W1が形成されている。したがってこの
微小間隙からハンドグリップ9の開口12へ雨水が流入
することは、この水膜W1の表面張力によって阻止され
る。グリップエンド金具10の円筒部10aにはフラン
ジ面16に隣接して環状溝18が設けられているので、
この部分における円筒部10aと開口12の内面との間
の間隙は、水の表面張力によって水膜が形成される間隙
よりも大きく、したがってこの部分に水膜が形成される
ことはなく、スロットルグリップ9の外端面17とグリ
ップエンド金具10のフランジ面16との間に形成され
る薄い水膜W1はこの部分において断たれるので、この
水膜W1が開口12の内面と円筒部10aの外周面(円
筒面)との間の微小間隙まで連続して延びることはな
い。したがって、水膜を伝わる毛細管現象によって水分
が開口12の内部に侵入することはない。
水膜W1を伝わって侵入した水分は環状溝18の底を下
方に流れ、スロットルグリップの外端面17とフランジ
面16との間の微小間隙の下方部分から外に流出する
(第1図の矢印f参照)。
方に流れ、スロットルグリップの外端面17とフランジ
面16との間の微小間隙の下方部分から外に流出する
(第1図の矢印f参照)。
また、仮に、振動等に伴って、環状溝18まで侵入した
水によって、開口12の内面と円筒部10aの外周面と
の間の微小間隙に水膜が形成され、この水膜を伝わって
さらに開口12の内方に水分が侵入し、環状フランジ1
4に沿って下方に流れたとしても、環状フランジ14の
内周面と円筒部10aの外周面(円筒面)との間の微小
間隙に表面張力によって水膜W2が形成され、この水膜
によって、この間隙を通過することが阻止される。した
がって、ここまで水分が侵入したとしても、それは開口
12の下方の内面に沿って開口端部の方へ流れ、スロッ
トルグリップの外端面17とフランジ面16との間の微
小間隙の下方部分から外に流出する(第1図の矢印g参
照)。したがって、仮に、開口12の内面と円筒部10
aの外周面(円筒面)との間の微小間隙に水膜が形成さ
れても、それはスロットルグリップ9の外端面17とフ
ランジ面16との間の水膜W1とは連続していないこ
と、および環状フランジの内周面と円筒部10aの外周
面との間の微小間隙によってそれ以上内方へ侵入するこ
とが阻止されるので、ハンドルパイプ11とスロットル
グリップ9との摺動面への、毛細管現象による水分の侵
入は防止される。
水によって、開口12の内面と円筒部10aの外周面と
の間の微小間隙に水膜が形成され、この水膜を伝わって
さらに開口12の内方に水分が侵入し、環状フランジ1
4に沿って下方に流れたとしても、環状フランジ14の
内周面と円筒部10aの外周面(円筒面)との間の微小
間隙に表面張力によって水膜W2が形成され、この水膜
によって、この間隙を通過することが阻止される。した
がって、ここまで水分が侵入したとしても、それは開口
12の下方の内面に沿って開口端部の方へ流れ、スロッ
トルグリップの外端面17とフランジ面16との間の微
小間隙の下方部分から外に流出する(第1図の矢印g参
照)。したがって、仮に、開口12の内面と円筒部10
aの外周面(円筒面)との間の微小間隙に水膜が形成さ
れても、それはスロットルグリップ9の外端面17とフ
ランジ面16との間の水膜W1とは連続していないこ
と、および環状フランジの内周面と円筒部10aの外周
面との間の微小間隙によってそれ以上内方へ侵入するこ
とが阻止されるので、ハンドルパイプ11とスロットル
グリップ9との摺動面への、毛細管現象による水分の侵
入は防止される。
なお、符号15は摺動筒13の車体中心側端部に設けら
れたエンジンのスロットル弁と連結したワイヤの巻取プ
ーリ、21はゴム筒22の貫通孔である。
れたエンジンのスロットル弁と連結したワイヤの巻取プ
ーリ、21はゴム筒22の貫通孔である。
前記の本発明の課題を解決した発明は公知でない。した
がって、本発明の前記課題を解決して前記の従来技術の
上記問題を解消したこと自体が本発明特有の効果であ
る。
がって、本発明の前記課題を解決して前記の従来技術の
上記問題を解消したこと自体が本発明特有の効果であ
る。
すなわち、ハンドルパイプに中空円筒状のスロットルグ
リップが回動自在に嵌合されており、円筒状ボス部をス
ロットルグリップ外端に遊嵌させた状態でハンドルパイ
プ端部に固定されたグリップエンド金具によって、スロ
ットルグリップの外端が微小間隙を介して塞がれている
ものについて、前記微小間隙に表面張力によって形成さ
れる水膜W1が、グリップエンド金具の円筒状ボス部の
円筒面に形成した環状溝によって遮断されるので、グリ
ップエンド金具の円筒状ボス部の円筒面とスロットルグ
リップの内面との間の微小間隙にまで水膜が形成される
ことを防止することができ、したがって、この水膜を伝
わってスロットルグリップの開口の内部まで水分が浸透
することが防止される。また、仮にグリップエンド金具
の円筒状ボス部の円筒部とスロットルグリップの内面と
の間の微小間隙に水膜が形成され、この水膜を伝わって
スロットルグリップの開口の内部まで水分が浸透したと
しても、スロットルグリップの摺動筒の端面に設けた環
状フランジの内周面とグリップエンド金具の円筒状ボス
部の円筒面との間の微小間隙に形成される薄い水膜W2
の表面張力によって、さらにその内部に水分が侵入する
ことが阻止される。したがって、薄い水膜の毛細管作用
によってスロットルグリップとハンドルパイプとの摺動
面に水分が侵入することを防止することができる。
リップが回動自在に嵌合されており、円筒状ボス部をス
ロットルグリップ外端に遊嵌させた状態でハンドルパイ
プ端部に固定されたグリップエンド金具によって、スロ
ットルグリップの外端が微小間隙を介して塞がれている
ものについて、前記微小間隙に表面張力によって形成さ
れる水膜W1が、グリップエンド金具の円筒状ボス部の
円筒面に形成した環状溝によって遮断されるので、グリ
ップエンド金具の円筒状ボス部の円筒面とスロットルグ
リップの内面との間の微小間隙にまで水膜が形成される
ことを防止することができ、したがって、この水膜を伝
わってスロットルグリップの開口の内部まで水分が浸透
することが防止される。また、仮にグリップエンド金具
の円筒状ボス部の円筒部とスロットルグリップの内面と
の間の微小間隙に水膜が形成され、この水膜を伝わって
スロットルグリップの開口の内部まで水分が浸透したと
しても、スロットルグリップの摺動筒の端面に設けた環
状フランジの内周面とグリップエンド金具の円筒状ボス
部の円筒面との間の微小間隙に形成される薄い水膜W2
の表面張力によって、さらにその内部に水分が侵入する
ことが阻止される。したがって、薄い水膜の毛細管作用
によってスロットルグリップとハンドルパイプとの摺動
面に水分が侵入することを防止することができる。
第1図は本発明のハンドル端部の断面図、第2図は自動
二輪車の前部側面図、第3図はハンドル部分上面図、第
4図は従来のハンドル端部の断面図である。 9……スロットルグリップ、10……グリップエンド金
具、10a……円筒部(円筒状ボス部)、10b……グ
リップエンド金具のフランジ部、11……ハンドルパイ
プ、12……開口、13……摺動筒、14……摺動筒の
環状フランジ、 16……グリップエンド金具のフランジ面、 17……スロットルグリップの外端面、 18……環状溝。
二輪車の前部側面図、第3図はハンドル部分上面図、第
4図は従来のハンドル端部の断面図である。 9……スロットルグリップ、10……グリップエンド金
具、10a……円筒部(円筒状ボス部)、10b……グ
リップエンド金具のフランジ部、11……ハンドルパイ
プ、12……開口、13……摺動筒、14……摺動筒の
環状フランジ、 16……グリップエンド金具のフランジ面、 17……スロットルグリップの外端面、 18……環状溝。
Claims (1)
- 【請求項1】ハンドルパイプに中空円筒状のスロットル
グリップが回動自在に嵌合されており、円筒状ボス部を
スロットルグリップ外端内に遊嵌させた状態でハンドル
パイプ端部に固定されたグリップエンド金具によって、
スロットルグリップの外端面が微小間隙を介して塞がれ
ている、自動二輪車のスロットルグリップにおいて、 グリップエンド金具の円筒状ボス部の円筒面に環状溝を
設け、 スロットルグリップの摺動筒の端面に環状フランジを設
け、当該環状フランジの内周面を微小間隙を介してグリ
ップエンド金具の上記環状溝より内方の円筒状ボス部の
円筒面に嵌合させた自動二輪車等のスロットルグリップ
の防水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59229169A JPH0662107B2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 自動二輪車等のスロットルグリップの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59229169A JPH0662107B2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 自動二輪車等のスロットルグリップの防水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61108081A JPS61108081A (ja) | 1986-05-26 |
| JPH0662107B2 true JPH0662107B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=16887866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59229169A Expired - Fee Related JPH0662107B2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 自動二輪車等のスロットルグリップの防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662107B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5225770A (en) * | 1991-02-25 | 1993-07-06 | General Scanning, Inc. | Moving magnet galvanometers having a varied density winding distribution coil for a desired performance characteristic |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5819106Y2 (ja) * | 1979-07-26 | 1983-04-19 | 本田技研工業株式会社 | 二輪車の防振ハンドル |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP59229169A patent/JPH0662107B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61108081A (ja) | 1986-05-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |