JPH0662122B2 - 薄片状物品の充填方法 - Google Patents

薄片状物品の充填方法

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JPH0662122B2
JPH0662122B2 JP2046505A JP4650590A JPH0662122B2 JP H0662122 B2 JPH0662122 B2 JP H0662122B2 JP 2046505 A JP2046505 A JP 2046505A JP 4650590 A JP4650590 A JP 4650590A JP H0662122 B2 JPH0662122 B2 JP H0662122B2
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保延 望月
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株式会社望月鉄工所
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【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は食品加工業界あるいは物品の充填包装業界等に
おいて用いる薄片状物品の充填方法に係るもので、詳し
くは、薄片状に形成された物品を、筒形容器内へ挿入し
た振動体により、該容器内へ縦向きに整列させて歩留り
良好に充填する方法に関する。 (従来の技術) 従来、薄片状物品、例えば、第1図に示すような雲母状
物品Aを容器20内へ充填するときは、第16図に示すよう
に、振動テーブル21上に容器20を載置した状態におい
て、上部の開口から物品Aを供給し、容器20へ振動手段
22により横、あるいは、上下方向の振動を与えながら所
定量充填していた。 (発明が解決しようとする課題) 前記した方法による物品の充填は、この薄片状物品をラ
ンダム(その姿勢が不定状態)に供給したときに、それ
ぞれ容器内へ収容されてその姿勢が内部でばらばらとな
る上、薄片状物品の端縁が互いに絡み合って容器内に空
間部分を多く形成させるため、容器の規定収納容量に対
して、わずかしか入らず歩留り良く充填することができ
ない。 また、同図において容器内の底部に示すように、ほとん
どの薄片状物品が横向きに重なり合って収容されるた
め、この薄片状物品を容器から取り出すときにつまみに
くく、また、横向きの物品は取り出し時につぶれたり折
れたりする損傷品を多く発生させる。 等の様々な問題点を有するものである。 本発明は前記した問題点を解決するためになされたもの
で、薄片状に形成された物品を、筒形容器内へ挿入した
振動体により、該容器内へ縦向きに整列させて、歩留り
良好に充填する方法を提供することを目的としている。 (課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本発明の手段は、 上部が開口し、内周壁が円形状に形成される筒形容器内
へ、その外周部に薄片状物品の収容空間を有するように
棒状の振動体を挿入して、前記容器開口より薄片状物品
を供給し、筒形容器内に収容された薄片状物品へ微振動
を与えつつ容器の内周壁に沿って相互移動させて、縦向
きに整列させる薄片状物品の充填方法にある。 また、上部が開口し、内周壁が円形状に形成される筒形
容器内へ、その外周部に薄片状物品の収容空間を有する
ように棒状で中空の振動体を挿入して、前記容器開口お
よび前記中空振動体の開口より薄片状物品を供給し、筒
形容器内に収容された薄片状物品に微振動を与えつつ容
器の内周壁に沿って相互移動させて、縦向きに整列させ
る薄片状物品の充填方法にある。 更に、前記中空の振動体の下端を閉塞し、下部の周側に
吐出孔を穿設して、この開口から供給された薄片状物品
を、前記吐出孔により容器内へ充填する薄片状物品の充
填方法にある。 (作 用) 本発明は前記した構成により以下に述べる作用を奏す
る。 筒状容器内へ振動体を挿入した状態において、前記容器
の上部開口より薄片状物品を所定量ずつ徐々に供給しな
がら、前記振動体を作動させると、該薄片状物品はこの
振動体により所定振幅,振動数の微振動が与えられて、
この容器内をわずかずつ横移動してその姿勢を容器壁に
対して略平行、すなわち、一枚ごと縦向きに整列され
る。 そして、前記した動作を充填に連れて開口部まで連続し
て行なうと、薄片状物品は容器内に縦向きで隙間なく歩
留り良好に充填される。 また、振動体を中空に形成して、この開口と容器の開口
とより平行して薄片状物品を供給する場合においても、
前記同様の作用が発揮される。 更に、振動体の下部周側に前記薄片状物品の吐出孔を設
けたときは、上部の開口より供給されて該吐出孔に達し
た物品は、容器の周壁に向かって供給され前記した同様
の作用により、該物品は容器内に縦向きで隙間なく歩留
り良好に充填される。 (実施例) 次に本発明に関する薄片状物品の充填方法の一実施例
を、本実施例に適する充填装置を用いて説明する。 本発明の充填方法に利用される薄片状物品Aは、第1図
に示すように、雲母様な薄片で不定形に形成されている
もので、重量物,軽量物を問わないものであるが、軽量
物のほうがその効果は大きい。 そして、この薄片状物品(以下物品という)Aは、ふり
かけ,調味料,刻み海苔等の食品あるいはお茶の葉、更
に、魚獣類の飼料等の軽量物あるいは金属片等の重量物
に用いられる。 第2図においてBは物品Aの充填装置を示すもので、容
器1と、該容器1を載置するテーブル2と、振動体3と
により基本的に構成される。 前記容器1は、金属,合成樹脂,ガラス等の素材により
上部全面が開口する直筒形に形成してあり、その断面形
状はなるべく真円に近い形状が好ましいものであり、ま
た、図面には示してないが、胴部に比べて口元が絞られ
た容器も利用できる。 テーブル2は第2図に示すような平坦状の台か、あるい
は、第4図に示すような水平の搬送コンベアか、更に図
示してないが公知の振動テーブルを用いるもので、振動
体3による加振により容器1が容易に転落しないものを
使用する。 振動体3は所定長さに形成して、第2〜8図に示すよう
に、充実の棒状の加振部3aと、該加振部3aの上部に連係
した公知の振動手段3bとにより構成され、前記加振部3a
を前記容器1の内部へ昇降手段(図示せず)により昇降
自在に挿入するものである。 そして、第2〜3図に示す場合は直棒状に形成され、第
4図に示す場合は先端に尖頭部が形成され、第5図は先
端部に球体が付設され、第6図は先端に円柱部が付設さ
れ、第7図は直棒状の加振部3aの下部に物品Aを所定の
押圧を与える鍔体3cが付設され、第8図はスクリュー状
に形成されているものをそれぞれ示す。 第7図に示す鍔体3cは、同図に仮想線で示した筒体1aの
内部に挿嵌するように設けて、該筒体1a内に収容した充
填規定量の物品Aを、加圧しながら加振させると共に、
該鍔体3cを昇降自在に設けて、物品Aの充填に合わせて
上下に移動させることもできる。 なお、この振動体3は容器1の中心へ同心状に挿入する
ことが物品Aへ均一に加振力を与えるので好ましいが、
これを偏心させて設けても良いものであり、また、所定
速度で回転させることもできる。 そして、その断面形状を、第3図に示すように円形か、
第10図に示すように角形(三,四角から多角形も含む)
か、第11図に示すように偏平状か、図示してない針状の
細線かに形成するもので、その断面積は容器1の容積や
前記物品Aの大きさ,性状等により任意に選定するもの
である。 また、この振動体3は、必ずしも硬質材による成形に限
定されるものではなく、可撓性あるいは弾性を有する材
質、例えばスポンジ系により形成しても良い。 更に、第12図に示すように、該振動体3の内部に通孔4
を有する中空に形成し、下端には吐出孔5を設けて、上
部の開口より物品Aを送入し、該吐出孔5より前記容器
1内へ供給する。 第13〜14図は、前記した中空振動体3の他の例を示すも
ので、該中空の振動体3の下端を閉塞すると共に、この
閉塞に中心が尖頭状の山形誘導部6を設けて、この誘導
部6の斜面に沿って連ならせた吐出孔5aを、該振動体3
の周壁に1か所または複数か所に穿設してある。 そして、容器1への物品Aの重点にあたっては、前記し
たそれぞれの振動体3は、1本あるいは複数本を適宜選
択して使用するもので、容器1の容積や前記物品Aの大
きさ,性状等と合わせて、該振動体3の振幅や振動数に
よって使用条件を変化させるものであり、前記した針上
細線を用いる場合は、容器1内へ所定間隔で多数設ける
もので、この重点方法は、容器1内へある程度物品Aを
充填した後、その物品A中へ前期方状細線を埋入させる
ように挿入して行なう。 第15図において7は充填用ホッパーで、下部を前記容器
1の開口へ臨ませ、上部に計量部8を配設して、計量さ
れた物品Aを該ホッパー7へ送出して定量充填を行な
う。 次に前記した実施例の作用を説明する。
【実施例1】 この例は、第2図に示すように、充実棒状の振動体3を
筒形容器1内へ挿入して行なう場合で、該容器1内へ魚
の餌Aを定量充填する例を示す。 テーブル2上に内径60mm,高さ80mmの容器1を載置し
て、計量された餌Aを収容したホッパー7をこの容器1
の開口へ臨ませ、このホッパー7より該容器1内へ直径
20mm,長さ120mm の振動体3の充実加振部3aを、その先
端が容器1の内底面よりわずかに離隔する状態において
挿入した。 この状態において、振動体3の振動手段3bを駆動して加
振部3aを介して餌Aへ微振動を与えた。 すると、餌Aは徐々に容器1内へ落下すると共に、振動
による相互移動によって第2図に示すように、容器1の
内周壁に沿って縦向きに整列した。 この現象は、第3図において矢印Pに示すように振動体
3に対して内側に入ろうとする力が働き、水平状態に供
給された一枚一枚の薄片餌Aが、振動体3の加振により
徐々に傾倒して縦向きとなると共に、互いに縦に重なり
合った。 この重なり合った薄片餌Aの隙間に次の傾倒し始めた薄
片餌Aが次々と入り込んで、これも縦に重なり合った。 こうして、容器1の内壁と振動体との間において、飽和
状態すなわち高密度となるまで連続して前記動作がなさ
た。 そして、餌Aの充填に連れて少しずつ振動体3の加振部
3aを引上げると、この加振部3aの下端が容器1の開口に
達する間に規定量の餌Aが完全充填されて、その充填状
態は空間を有することなく、しかも、薄片餌Aは振動に
よりこなれることなく、容器1内においてその原形を保
って高密度に行なわれた。 その充填材料は予定充填量100 gに対して全量を、所要
時間10秒で充填することができた。 ちなみに、従来の充填方法では65gしか充填することが
できず、その所要時間も2分が掛かった。 更に、容器1内の物品Aの取り出しにおいては、該物品
Aが縦向きに整列されて入るので、容器1の開口より指
で簡単につまめて、破損することなく円滑に取り出せ
た。 なお、この例において板状の振動体3を用いて、しか
も、充填完了までこの加振部3aを容器1内へ挿入した状
態において行なったところ、前記同様に餌Aは縦向きに
整列され、密度の高い充填が行なわれた。
【実施例2】 この例は、第7図に示すように、通孔4を有する中空の
振動体3を筒形容器1内へ挿入して、容器1内へ魚の餌
Aを充填を行なう場合を示す。 容器1および振動体3の大きさは前記した実施例1と同
様のものとして、容器1内へ振動体3の加振部3aを、そ
の先端が容器1の内底面よりわずかに離隔する状態にお
いて挿入した。 そして、容器1の開口と加振部3aの開口からそれぞれ餌
Aを供給したところ、振動体3の微振動により徐々に餌
Aが容器1に充填され、加振部3aの引き抜きと同時に充
填が完了し、前記同様に餌Aは縦向きに整列され、密度
の高い充填が行なわれた。
【実施例3】 この例は、第8図に示すように、通孔4を有する中空の
振動体3で、しかも、下部の周壁に吐出孔5aを三方に穿
設した加振部3aを筒形容器1内へ挿入して、容器1内へ
魚の餌Aを充填を行なう場合を示す。 容器1および振動体3の大きさは前記した実施例1と同
様のものとして、容器1内へ振動体3の加振部3aを、そ
の先端が容器1の内底面よりわずかに離隔する状態にお
いて挿入した。 そして、加振部3aの開口のみから餌Aを供給したとこ
ろ、振動体3の微振動により徐々に餌Aが吐出孔5aより
容器1の内壁に向かって充填され、加振部3aの引き抜き
と同時に充填が完了し、前記同様に餌Aは縦向きに整列
され、密度の高い充填が行なわれた。 この例においては、振動体3を一定方向へ低速度で回転
させたところ、充填時間が短縮された。 (発明の効果) 前述したように本発明に関する薄片状物品の充填方法
は、薄片状物品を容器内へランダムに供給しても、容器
内へ挿入した振動体によりその姿勢が縦向きにすべて修
正されて、一律な姿勢となるので、容器内に不必要な空
隙を可及的に減少させるので、物品を大量に詰め込むこ
とができ、歩留りの良い物品の充填が可能となる 容器内へ物品が縦向きに充填されるため、該物品の取り
出し時に簡単にこの物品をつまむことができて扱い易
く、更に、取り出すときに物品を破損させることがな
い。 等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は薄片状物品を示す斜視図。第2図は本発明の方
法に採用した充填装置を示す概略的断面図。第3図は同
上の平面図。第4〜8図は同上の振動体の他の変形例を
示す正面図。第9図は移送コンベアを示す説明図。第10
〜14図は同上の振動体の他の例を示すもので、第10〜11
図は横断面図、第12〜13図は縦断面図、第14図は第13図
の横断面図。第15図は計量手段を備えた物品のホッパー
を示す説明図。第16図は従来の充填方法を示す説明図で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部が開口し、内周壁が円形状に形成され
    る筒形容器内へ、その外周部に薄片状物品の収容空間を
    有するように棒状の振動体を挿入して、前記容器開口よ
    り薄片状物品を供給し、筒形容器内に収容された薄片状
    物品へ微振動を与えつつ容器の内周壁に沿って相互移動
    させて、縦向きに整列させることを特徴とする薄片状物
    品の充填方法。
  2. 【請求項2】上部が開口し、内周壁が円形状に形成され
    る筒形容器内へ、その外周部に薄片状物品の収容空間を
    有するように棒状で中空の振動体を挿入して、前記容器
    開口および前記中空振動体の開口より薄片状物品を供給
    し、筒形容器内に収容された薄片状物品に微振動を与え
    つつ容器の内周壁に沿って相互移動させて、縦向きに整
    列させることを特徴とする薄片状物品の充填方法。
  3. 【請求項3】前記中空の振動体の下端を閉塞し、下部の
    周側に吐出孔を穿設して、この開口から供給された薄片
    状物品を、前記吐出孔より容器内へ充填することを特徴
    とする請求項(2) 記載の薄片状物品の充填方法。
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