JPH066222U - 包装用箱体 - Google Patents

包装用箱体

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JPH066222U
JPH066222U JP3000993U JP3000993U JPH066222U JP H066222 U JPH066222 U JP H066222U JP 3000993 U JP3000993 U JP 3000993U JP 3000993 U JP3000993 U JP 3000993U JP H066222 U JPH066222 U JP H066222U
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甚吉 川口
真樹 鎌塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装作業が容易であってしかも比較的重量の
重い被包装物を包装することができ、更に持ち運び容易
で強固な構造の包装用箱体を提供する。 【構成】 ラップラウンドケースであって、各第2側板
6,8の先端縁に連設した折返片10,12を折返して重合
させて各第2側板6,8の先端縁を互いに突き合わせ
る。各第2連結片16,18の先端縁に連設した折返片20,
22を内方に折返して重合する。第2連結片16,18の折返
片20,22を第2側板6,8の外面に当接して接着剤によ
り接着して封緘する。 【効果】 各第2側板の折返片によって上下方向の強度
を大とし、比較的重量の重い被包装物を包装することが
できる。各第2連結片の折返片によって各第2連結片の
破れ等を防止して容易に持ち運ぶことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、包装用箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示すようなダンボール紙材の包装用箱体30が知られている。
【0003】 該箱体30は、一般にラップラウンドケースと呼ばれており、次のようにして被 包装物が包装される。先ず、展開状態の底板31上に図示しない被包装物を載置し 、該底板31の前後縁に連設された一対の第1側板32,33を起立させる。次いで、 両第1側板32,33の左右側縁に連設された第2側板34,35,36,37を該第1側板 32,33に直角に内方に折曲げて同一側の第2側板34と36と及び、35と37とを互い にその先端を突き当てる。続いて、前記底板31の左右縁に連設された第1連結片 38,39を垂直に起立させて前記第2側板34,35,36,37の外面に当接して接着す る。その後、両第1側板32,33の各上縁に連設された一対の蓋片40,41を内方に 水平に折曲げる。そして、両蓋片40,41の左右縁に連設された第2連結片42,43 ,44,45を前記蓋片40,41に直角に折曲げて前記第2側板34,35,36,37の外面 に当接して接着する。このようにして該箱体30は封緘される。
【0004】 該箱体30は、以上のように、構造が簡単であるため、ダンボール紙材等の材料 に対する加工が容易であり製造コストの削減が可能である。また、該箱体30は、 組立て作業が完了すると同時に被包装物が包装されるものであり、自動機による 包装作業が容易であるため、早い速度での包装作業が可能である。
【0005】 しかし、該箱体30の前記第2側板34,35,36,37は、ダンボール紙材が一枚で 構成されている。このため、該箱体30は、上下方向からの圧縮強度が低く、例え ば、1リットル以上のプラスチックボトル入りの飲料等の比較的重量の重い被包 装物を包装した場合には、輸送や保管時に積み重ねることによって箱体30に潰れ や歪みが発生する不都合がある。しかも、該箱体30は、前記第2連結片42,43, 44,45の先端に手指等を掛けて持ち運ぶことが行われるが、比較的重量の重い被 包装物を包装した場合には、前記箱体30の第2連結片42,43,44,45の強度が弱 く、持ち運ぶ際に破れるおそれがある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本考案は、包装作業が容易であってしかも比較的重 量の重い被包装物を包装することができ、更に持ち運び容易で強固な構造の包装 用箱体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、方形状の底板の前後縁に連設した一 対の第1側板を、折目線を介して垂直に起立させ、両第1側板の左右縁に夫々連 設し且つ夫々の先端縁に連設した折返片を折返線を介して内方に折返して重合さ せた第2側板を、折目線を介して前記第1側板に垂直に内方に折曲げ、前記底板 の左右縁に連設した一対の第1連結片を、折目線を介して垂直に起立させて前記 第2側板の外面に当接して接着剤により接着し、前記両第1側板の上縁に連設し た一対の蓋片を、折目線を介して内方に水平に折曲げて両蓋片の先端縁を互いに 突き合わせ、両蓋片の左右縁に連設した第2連結片をその夫々の先端縁に連設し た折返片を折返線を介して内方に折返して重合して形成し、該第2連結片を折目 線を介して前記蓋片に直角に折曲げて該第2連結片の折返片を前記第2側板の外 面に当接して接着剤により接着して封緘することを特徴とする。
【0008】 また、前記第2連結片とその折返片との境界に沿った一部に切欠部を形成し、 該折返片を折返して第2連結片に重合したとき、該第2連結片の先端縁に把持部 を形成することが好ましい。
【0009】
【作用】
かかる手段によれば、本考案の包装用箱体は、前記各側板及び各片を夫々の折 目線に沿って折曲げ、且つ、前記各連結片を前記第2側板の外面に当接して接着 剤により接着するだけで組立てが完了する。これにより、被包装物を展開状態の 前記底板上に載置した後に該包装用箱体による包装を容易とし、自動機による包 装作業を可能とする。
【0010】 更に、前記第2側板は、その先端縁に連設した折返片を折返線を介して折返し 、該第2側板の内面側に重合させて形成する。これにより、該第2側板は、前記 折返片によって補強され、従来に比してその上下方向からの圧縮強度を大として 比較的重量の重い被包装物を包装することを可能とする。
【0011】 そして、前記第2連結片の夫々の先端縁に折返片を連設し、該折返片を折返線 を介して内方に折返して該第2連結片に重合することにより、該第2連結片は、 その厚みが比較的大となる。該折返片を前記第2側板の外面に当接して接着剤に より接着することにより、封緘の後の第2連結片を強固な構造とすると共に、該 第2連結片を把持して持ち運びを可能とする。しかも、前記第2側板がその折返 片によって補強されているところに前記第2連結片を接着固定するので、例えば 、一方の第2連結片側の隅部に外部からの荷重が与えられてその荷重が該第2連 結片を介して一方の第2側板に伝達されても、該第2側板の先端に当接された他 方の第2側板との当接部分が堅固に支えるので、第2連結片及び第2側板の歪み 変形等が防止される。
【0012】 また、本考案においては、前記第2連結片の先端縁に把持部を形成することに よって一層容易な持ち運びを可能とする。該把持部を形成するときには、前記第 2連結片とその折返片との境界に沿った一部に切欠部を形成すればよい。これに より、折返片を折返して第2連結片に重合したときに切欠部が該第2連結片の先 端縁に位置し、手指等による把持が可能となる把持部が形成される。
【0013】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
【0014】 図1は本実施例の包装用箱体の展開図、図2は本実施例の包装用箱体の要部を 示す説明図である。
【0015】 本実施例の組立包装箱は、ダンボール紙材等の包装用板紙を図1に示すような 形状に打ち抜いたものを折り曲げ接着することにより形成される。
【0016】 図1に示すように、方形状の底板1の前後側には、同形の第1側板2,3が折 目線a,a’を介して連設され、また該底板1の左右側には、同形の第1連結片 4,5が折目線b,b’を介して連設されている。
【0017】 また、前記第1側板2,3の夫々の両側端縁には、折目線c,c’,d,d’ を介して第2側板6,7,8,9が連設され、各第2側板6,7,8,9の夫々 の先端縁には折返線e,e’,f,f’を介して折返片10,11,12,13が連設さ れている。更に、前記第1側板2,3の夫々の先端縁には折目線g,g’を介し て蓋片14,15が連設されている。両蓋片14,15の夫々の両側端縁には、折目線h ,h’,i,i’を介して第2連結片16,17,18,19が連設されている。各第2 連結片16,17,18,19には、その夫々の先端縁に折返線t,t’,m,m’を介 して折返片20,21,22,23が連設されている。
【0018】 次に、図1に示す展開状態からの組立を、順を追って説明する。
【0019】 本実施例の箱体は、組立てに先立って各折返片10,11,12,13を折返線e,e ’,f,f’により内方に折り返し、各第2側片6,7,8,9の内面側に重合 して接着剤によって接着する。
【0020】 そして先ず、前記第1側板2,3を夫々折目線a,a’により垂直に折曲げて 起立させる。続いて、前記第2側板6,7,8,9を夫々折目線c,c’,d, d’により前記第1側片2,3に直角に内方に折曲げる。
【0021】 次いで、前記第1連結片4,5を折目線b,b’によって折曲げて前記第2側 板6,7,8,9の外面に当接させ、接着剤によって接着する。続いて、前記蓋 片14,15を折目線g,g’により内方に水平に折り曲げて、両蓋片14,15の夫々 の先端縁を互いに突き合わせる。
【0022】 続いて、図2に示すように、前記第2連結片16,17,18,19を、折目線h,h ’,i,i’を介して前記蓋片14,15に直角に折曲げ、該折返片20,21,22,23 を前記第2側板6,7,8,9の外面に当接して接着剤により接着し、本実施例 の包装用箱体を封緘する。
【0023】 以上のようにして封緘されることにより、本実施例の包装用箱体は、展開状態 で前記底板1に被包装物を載置した後に組み立てることが可能であり、しかも、 前記第2側板6,7,8,9は、予め各折返片10,11,12,13がその内面側に重 合されて補強されているので、組立て後には上下方向からの圧縮強度を従来に比 して大とすることができる。
【0024】 また、第2連結片16,17,18,19の厚みを比較的大とすることができるので、 封緘の後の第2連結片16,17,18,19を強固な構造として該第2連結片16,17, 18,19を把持して持ち運ぶことが容易となる。
【0025】 従って、本実施例の包装用箱体は、例えば、1リットル以上のプラスチックボ トル入りの飲料等の比較的重量の重い被包装物を包装した場合であっても、潰れ や歪みが発生することなく、輸送や保管時に積み重ねることができると共に、包 装用箱体を損傷させることなく持ち運びを容易とすることができる。
【0026】 なお、図1及び図2に示すように、前記第2連結片16,17,18,19の折返片20 ,21,22,23を折返して第2連結片16,17,18,19に重合したとき、把持部24を 形成する切欠部oを形成してもよい。該把持部24を形成することにより、本実施 例の包装用箱体の持ち運びを一層容易とすることができる。
【0027】
【考案の効果】
以上のことから明らかなように、本考案の包装用箱体は、構造が簡単なので、 折曲げと接着剤による接着のみで組立てることができる。更に、前記第2側板は 、前記折返片によって補強されているので、材質を強化した高価な材料を使用す ることなく従来に比してその上下方向からの圧縮強度を大として比較的重量の重 い被包装物を包装することができる。
【0028】 また、前記第2連結片に前記折返片を連設して該折返片を第2連結片に重合す ることにより、第2連結片を強固な構造とすることができると共に、該第2連結 片を前記第2側板に接着して封緘した後には、該第2側板側の上下方向からの荷 重に対する強度を大とすることができ、しかも、該第2連結片を把持して持ち運 びを容易とすることができる。
【0029】 更にまた、前記把持部を形成することにより、該把持部に手指等を掛けて持ち 運びを一層容易とすることができる。
【0030】 従って、本考案によれば、包装作業が容易であってしかも比較的重量の重い被 包装物を包装することができ、更に持ち運び容易で強固な構造の包装用箱体を提 供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の包装用箱体の展開図。
【図2】本考案の一実施例の包装用箱体の要部を示す説
明図。
【図3】従来の包装用箱体の斜視図。
【符号の説明】
1…底板、2,3…第1側板、10,11,12,13…折返
片、6,7,8,9…第2側板、4,5…第1連結片、
14,15…蓋片、16,17,18,19…第2連結片、20,21,
22,23…折返片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状の底板の前後縁に連設した一対の第
    1側板を、折目線を介して垂直に起立させ、両第1側板
    の左右縁に夫々連設し且つ夫々の先端縁に連設した折返
    片を折返線を介して内方に折返して重合させた第2側板
    を、折目線を介して前記第1側板に垂直に内方に折曲
    げ、前記底板の左右縁に連設した一対の第1連結片を、
    折目線を介して垂直に起立させて前記第2側板の外面に
    当接して接着剤により接着し、前記両第1側板の上縁に
    連設した一対の蓋片を、折目線を介して内方に水平に折
    曲げて両蓋片の先端縁を互いに突き合わせ、両蓋片の左
    右縁に連設した第2連結片をその夫々の先端縁に連設し
    た折返片を折返線を介して内方に折返して重合して形成
    し、該第2連結片を折目線を介して前記蓋片に直角に折
    曲げて該第2連結片の折返片を前記第2側板の外面に当
    接して接着剤により接着して封緘することを特徴とする
    包装用箱体。
  2. 【請求項2】前記第2連結片とその折返片との境界に沿
    った一部に切欠部を形成し、該折返片を折返して第2連
    結片に重合したとき、該第2連結片の先端縁に把持部を
    形成することを特徴とする請求項1記載の包装用箱体。
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