JPH0663020U - 吸収シート - Google Patents

吸収シート

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JPH0663020U
JPH0663020U JP527293U JP527293U JPH0663020U JP H0663020 U JPH0663020 U JP H0663020U JP 527293 U JP527293 U JP 527293U JP 527293 U JP527293 U JP 527293U JP H0663020 U JPH0663020 U JP H0663020U
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absorbent
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absorbent sheet
wood
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光宏 星川
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第一衛材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 おむつなどの吸収シートの抗菌性、殺菌性、
消臭効果および芳香性の向上を図る。 【構成】 吸収シート1は、透水性の不織布から成る表
面シート4と、不透水性のたとえばポリエチレンから成
る裏面シート5と、これら表面シート4と裏面シート5
との間に介在される吸収体2と、吸収体2を被包する被
包シート3とを有する。前記吸収体2は、綿状体パルプ
6と、吸水ポリマ7と、樹液成分を含む木材の粉砕物8
とを有する。前記木材の粉砕物8は、抗菌性を有し、か
つ精神衛生に好適な樹木の香り成分が含まれるので、前
記吸収シート1は、雑菌の繁殖を防ぐことができ、かつ
排泄物の臭いの放散を防止することができ、生活環境を
向上することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、大人用使い捨ておむつやペット用シーツなどに好適に用いられ、抗 菌性、殺菌性、消臭効果および芳香性を有する吸収シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
高齢化社会とともに寝たきり老人や介護を必要とする高齢者が増加しており、 状況に適合した設備や介護用品の充実が急務となっている。また老人の介護は、 重労働などを伴う悪い環境下で労務しなければならず、また介護の人手不足が深 刻になっている。
【0003】 使い捨ておむつの使用状況は、家庭、病院、老人ホームなどで、排尿、排便で きない老人などに多く使用されており、タイプ別には、パンツタイプ、フラット タイプ、補助用パットなどがあり、状況に応じ様々なものを組み合わせて使用す る場合がある。
【0004】 またペット用シーツの現在の使用状況は、使用枚数は1日1〜4枚であり、ペ ットの排泄処理の方法は、一般的には、専用の容器の上に吸収シートを敷き、そ の上で排泄させるものである(訓練ししつける)。
【0005】 10数年前には、新聞紙などが多く使用されていたけれども、吸収能力が少な いため、現在ではティシューを積層したものや、綿状パルプに吸水性ポリマ等を ブレンドしたもの等、吸収性能の高いものが使用されるようになった。又これら のものに、活性炭やゼオライト、セラミック等をブレンドし消臭効果を高めたも のもある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述のような従来技術の使い捨ておむつでは、経済的な面や、介護のしやすさ 、おむつとして最も重要な機能とされる吸収して漏らさないという点を追求する など介護者サイドの利便性を追求したものであり、これでは老人に対する介護は 充分であるといえない。おむつは数時間にわたる装着になる場合が多く、皮膚の 弱い老人に使用した場合、排尿による水分で、おしりがふやけた状態になり、排 出物に雑菌が繁殖し皮膚を痛めカブレを引き起こす場合がある。またこの排出物 などの臭いの発生による環境の悪化が老人および介護人の精神衛生に悪影響を及 ぼすなどの問題がある。また上述のような従来技術のペット用シーツにおいても 消臭効果の面で十分ではない。
【0007】 本考案の目的は、悪臭を軽減して芳香性をもたせることにより老人および介護 人の精神衛生における環境面での効用、かつ皮膚のかぶれの防止を図り、またペ ット用シーツにおいても消臭効果の向上された吸収シートを提供することである 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、透水性の表面シートと、不透水性の裏面シートとの間に綿状パルプ および吸水ポリマを含む吸収体を介在して構成される吸収シートにおいて、 前記吸収体に、健康に有効な物質を混合することを特徴とする吸収シートであ る。
【0009】
【作用】
本考案に従う使い捨ておむつなどの吸収シートは、透水性の表面シートと、不 透水性の裏面シートと、それらの間に介在する吸収体とを有し、綿状パルプおよ び吸水ポリマを含む前記吸収体には、樹液成分などの健康に有効な成分が混合さ れる。前記吸収体には、樹液成分が含まれるので、抗菌性、殺菌性、消臭効果お よび芳香性を実現することができる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の吸収シート1の断面図であり、図2は吸収シート1 の一部を切欠いて示す斜視図である。おむつとして用いられる吸収シート1は、 透水性の不織布から成る表面シート4と、不透水性のたとえばポリエチレンから 成る裏面シート5と、これら表面シート4と裏面シート5との間に介在される吸 収体2と、表面シート4と同じ材料から成り、吸収体2を被包する被包シート3 とを有する。前記被包シート3は、展開した状態における幅方向両端部が上下方 向に重ねられた状態で接着されて筒状になり、この内部に吸収体2が介挿される 。前記裏面シート5の幅方向の外方に臨む両端部は、表面シート4の幅方向両端 部と、たとえばホットメルト接着剤などを用いて接着され、この間に前記被包シ ート3に被包された吸収体2が介在される。この状態で長手方向両端部9a,9 bが加熱シールまたはホットメルト接着剤で接合され、これによって吸収体2が 封止される。
【0011】 前記吸収体2は、綿状パルプ6と、吸水ポリマ7と、健康に有効な成分である 木材の粉砕物8とを有する。前記木材の粉砕物8は、抗菌性、殺菌性、消臭効果 を有し、かつ精神衛生に好適な樹木の香り成分が含まれるものであり、さらには 、水分の吸収能力もあり、1g当たり4gの水分を吸収する。
【0012】 前記木材の粉砕物8に使用される樹木には、抗菌性を有するヒノキチオール( 3−および5−イソプロピルトロポロン)などの成分が含まれており、好ましく は、青森ヒバの樹木がよい。またこれに、青森ヒバに近い抗菌効果があり、清浄 成分や香りが皮膚の清浄、精神衛生面で高い効果がある高樹齢の檜、松、籾、ツ ガ、杉などの樹種独特の成分をブレンドすること、または単独で用いてもよく、 さらにまた、これに皮膚の清浄作用のあるホウセンカ、ミツバ、ワラビ、サンポ ソウ、ツチアケビなどの薬草をブレンドすることも可能であり、また単独で用い てもよく、これによってさらに効果を高めることができる。なお、前記薬草は、 おでき、はれもの、はれものの解毒、慢性皮膚病、湿疹、皮膚のトラブルに効果 がある。一般に木材には、樹齢や地質、日照、温度などに左右されるが0.5〜 2%程度の有効樹液成分が含有されている。これら樹液成分により、排出物が雑 菌に分解されにくくなり、皮膚に有害な成分の生成が減少し、弱体化した皮膚を 清浄に保ち、健康を維持することができる。また樹木の有効成分は、近年森林浴 などの効用が明らかになっているけれども、自然の樹木の香りが環境を包み込む ことにより、臭覚を通して精神面の楽しさや健康を助長することができる。
【0013】 1枚のおむつに混合する木材の粉砕物8の量は、約1〜100g程度が適当で あり、材料別比率においては、綿状パルプ6:吸水ポリマ7:木材の粉砕物8= 10:2:2〜4が好ましい。また木材の粉砕物8の粒状は、30〜200メッ シュ程度がよく、粒形は表面積の多い多角形にカットし、たとえば大人用おむつ の場合は使用時間が約2〜10時間程度であるのでこの時間に合わせ効率よく香 りが発散することが好ましい。また、地球環境面から使用する材料は、製材した 後の、端材や製材粕などを有効利用してもよい。
【0014】 また、本考案の他の実施例として、前記木材の粉砕物8に代えて、一般的によ く知られるフィトンチッドなどの成分を含む樹液を濃縮した細粒を吸収体2に混 合する。前記細粒は、乾燥状態であっても樹木の香りを発生し、尿などの水分に よって溶解されると、アンモニアなどの臭いの主成分を中和させるとともに、樹 木の香り成分の蒸発が促進されて、芳香性が高まるものである。すなわち吸収体 2が水分を吸収すると、アンモニアなどの臭いの主成分の吸収効果が高まるとと もに、樹木の香りも強くなる。
【0015】 本考案のさらに他の実施例として、図3に示すように、たとえば塩化ビニルか ら成る断面形状が略U字状の容器12の内部に、図1および図2の吸収シート1 を敷設して、犬や猫のペット用トイレ11として使用する。
【0016】 これによって、樹液の抗菌効果によって臭いの元となる尿素およびタンパク質 が雑菌に分解されて発生する悪臭を元からおさえ、香り成分が、排泄物の臭いを 回りから包み込み悪臭をおさえてしまう。
【0017】 また人工的環境下に置かれた犬、猫に自然の香りを取り入れることで自然の中 で生活していたリズムを取り戻し、嗅覚を通してストレスを解消し健康を保つの に最適な環境をつくることができる。
【0018】 木の香りのある吸収シート1は、従来技術のパルプ主体の吸収シートに比べ犬 、猫が嫌うパルプ臭が少なく、かつ犬や猫が自然界の中で排泄する場所の条件に 近く落ち着いて排泄することができる。一つの実験として、従来の吸収シートと 本考案の吸収シート1の指向性をテストしたところ、好んで本考案の吸収シート 1に排泄することが確認できた。さらに同一吸収シートへの排泄回数を対比した ところ、本考案の吸収シート1の方が排泄回数が多く、違和感なく好んで排泄し ていることも確認できた。犬、猫は元々森や草原に生活していたもので、自然の 香りを好みなじみやすい。このようなことから、専用のトイレ容器に排泄させる ための訓練が簡単にできる。これによって、排泄のためのしつけを行うのに専門 家の手をかりたりまた、個人でのしつけの場合では、多くの時間と、手間を要す る場合があるが、このような問題を解決することができる。
【0019】 さらに前記ペット用トイレ11を用いると、抗菌性および殺菌性の作用によっ て、ペットの足を清浄に保つことができる。
【0020】 さらに檜等の木材の香りは、人間の精神面の安定にも有効であり、このことは 、森林浴の効用など医学的な面でも確認されている。したがってペットの臭いを 解消すると同時に飼育者にも効果がある。 またさらに、人間および犬などの尿は、正常な場合排尿時点においては、臭い はないものである。臭いがある場合の原因は、次のとおりである。
【0021】 すなわち、アンモニア臭は尿の一般的な異常であり、アンモニアには特異的な 臭気があるが、室温において、新鮮な正常尿には少量のアンモニアしか含まれて いないので、アンモニア臭はない。しかしながら、それには多量の尿素が含まれ 、また、多量のNH4+が含まれていることがある。アンモニア臭の原因となり 得るものは、ウレアーゼ産生菌によってアンモニアに分解される尿素の場合と、 外からの熱によって、NH3に変化するNH4+である場合とがあり、前記ウレア ーゼ産生菌は病原体のことも、夾雑菌のこともある。またアンモニア臭を伴う新 鮮排泄尿は、ウレアーゼ産生菌による尿路感染を示唆する。
【0022】 さらに大量の蛋白質が細菌によって分解したときには、腐敗臭を放ち、ケトン 尿である場合には尿に特異な臭気を与える。
【0023】 本件考案者は、大腸菌およびウレアーゼ産生菌について前記木材の粉砕物8を 用いて実験を行った結果、抗菌効果があることが確認された。
【0024】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、透水性の表面シートと、不透水性の裏面シート と、それらの間に介在する吸収体とを有する吸収シートにおいて、前記吸収体に は健康に有効な物質が混合されるので、これによって雑菌の繁殖を防ぐことがで き、かつ排出物の臭いの放散を防止することができ、生活環境を向上することが できる。
【提出日】平成5年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 1枚のおむつに混合する木材の粉砕物8の量は、約0.1〜100g程度が適 当であり、材料別比率においては、綿状パルプ6:吸水ポリマ7:木材の粉砕物 8=10:2:2〜4が好ましい。また木材の粉砕物8の粒状は、30〜200 メッシュ程度がよく、粒形は表面積の多い多角形にカットし、たとえば大人用お むつの場合は使用時間が約2〜10時間程度であるのでこの時間に合わせ効率よ く香りが発散することが好ましい。また、地球環境面から使用する材料は、製材 した後の、端材や製材粕などを有効利用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の吸収シート1の断面図であ
る。
【図2】吸収シート1の一部を切欠いて示す斜視図であ
る。
【図3】本考案のさらに他の実施例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 吸収シート 2 吸収体 4 表面シート 5 裏面シート 6 綿状パルプ 7 吸水ポリマ 8 木材の粉砕物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透水性の表面シートと、不透水性の裏面
    シートとの間に綿状パルプおよび吸水ポリマを含む吸収
    体を介在して構成される吸収シートにおいて、前記吸収
    体に、健康に有効な物質を混合することを特徴とする吸
    収シート。
JP1993005272U 1993-02-18 1993-02-18 吸収シート Expired - Lifetime JPH0753612Y2 (ja)

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