JPH0663182U - チューブ内面のポリマー除去装置 - Google Patents
チューブ内面のポリマー除去装置Info
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- JPH0663182U JPH0663182U JP959593U JP959593U JPH0663182U JP H0663182 U JPH0663182 U JP H0663182U JP 959593 U JP959593 U JP 959593U JP 959593 U JP959593 U JP 959593U JP H0663182 U JPH0663182 U JP H0663182U
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- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チューブ内面に付着したポリマーを比較的小
規模な装置で効率良く除去することができるチューブ内
面のポリマー除去装置を提供することを目的とする。 【構成】 ピアノ線からなるブラシ2がフレキシブルシ
ャフト6により回転するブラシ軸1に設けられている。
チューブ5の内壁面に付着するポリマーを加熱するヒー
ター12を備えており、このヒーター12によりポリマ
ーを柔らかくした後、そのポリマーをブラシ2により除
去する。ブラシ軸1はフレキシブルシャフト6により偏
心されるため、曲率の異なるチューブ5に対してもブラ
シ軸1自体の質量及び回転モーメントが加わりチューブ
5の内壁に付着したチューブの切削能力が向上する。
規模な装置で効率良く除去することができるチューブ内
面のポリマー除去装置を提供することを目的とする。 【構成】 ピアノ線からなるブラシ2がフレキシブルシ
ャフト6により回転するブラシ軸1に設けられている。
チューブ5の内壁面に付着するポリマーを加熱するヒー
ター12を備えており、このヒーター12によりポリマ
ーを柔らかくした後、そのポリマーをブラシ2により除
去する。ブラシ軸1はフレキシブルシャフト6により偏
心されるため、曲率の異なるチューブ5に対してもブラ
シ軸1自体の質量及び回転モーメントが加わりチューブ
5の内壁に付着したチューブの切削能力が向上する。
Description
【0001】
本考案はチューブ内面のポリマー除去装置に係り、特に化学プラントのポリマ ー製造設備の高圧ポリエチレンチューブの内面に付着したポリマーの除去作業効 率を向上させるのに好適な装置に関する。
【0002】
従来のこの種のポリマー除去装置としては、キシレンやジクロルメタン系の薬 品をチューブ内面に循環させてポリマーを溶解洗浄する化学洗浄除去法と、チュ ーブの中に蒸気を送り込みポリマーを加温して軟化した後、ポリマーをワイヤー ブラシで機械的に除去する機械的除去方法の2通りの方法がある。
【0003】
しかしながら、上記した従来のポリマー除去方法には次のような欠点があった 。化学洗浄除去方法は、(1)薬品タンクや薬品循環設備等の大掛かりな設備が 必要である、(2)ポリマーと薬品との化学反応速度が遅く洗浄に時間がかかる 、(3)チューブ内に薬品を循環させるため、配管の接続等の段取りが大掛かり となる、(4)使用する薬品が一般には有機溶剤であり、取扱いに注意が必要で ある。
【0004】 一方、機械的除去方法は、(1)チューブ内に蒸気を送り込むため、ボイラー や配管、弁等の大掛かりな設備が必要である、(2)蒸気によってポリマーが柔 らかくなった状態でブラッシングする必要があるため、タイミング調整等の段取 り作業が大掛かりとなる、(3)従来のブラシは図7及び図8に示すようにワイ ヤーからなるブラシ31が止め金具32によって柄33に固定されており、管径 が異なるチューブや曲率のあるチューブ内のポリマーを除去するには除去効率が 悪いものであった。
【0005】 本考案の目的は上記した従来技術の課題を解決し、比較的小規模な設備でポリ マーを効率的に除去することができるチューブ内面のポリマー除去装置を提供す ることにある。
【0006】
上記した目的は、ポリマーを加熱して軟化させるためのヒーターと、このヒー ターをチューブ内で移動させるためのヒーター移動具と、フレキシブルシャフト を介してチューブの軸心に対して偏心可能に回転し、チューブの軸方向に移動可 能なブラシ軸に設けられ、加熱後のポリマーを切削する剛性を有するブラシと、 を備えることによって達成される。
【0007】
ヒーターによってチューブ内面のポリマーを加熱して軟化させる。軟化したポ リマーを剛性を有するブラシにより切削する。ヒーターはヒーター移動具により チューブ内を移動し、その後、チューブ内を移動可能なブラシにより切削される 。ポリマーの加熱は、蒸気によることなく、チューブ内を移動するヒーターによ り行わるから、小規模な装置で足り、ブラッシングのタイミング調整は容易であ る。タイミングよくブラッシングが行え、しかもブラシはチューブの軸心に対し て偏心可能であり、曲率が変化するチューブや長尺なチューブに対しても効率的 にポリマーが除去される。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案のチューブ内面のポリマー除去装置の一実施例を示す概略的構成 図、図2及び図3は図1の要部拡大詳細図である。このチューブ内面のポリマー 除去装置は、ブラシ軸1に取りつけられたブラシ2からなるブラシ装置とヒータ ー12とを備えている。ブラシ装置は図2に示すように円筒状のブラシ軸1より 半径方向に放射状にブラシ2が設けられている。
【0009】 このブラシ2は1mm程度の径を有し、充分な剛性を持ったピアノ線からなっ ており、ブラシ軸1に設けられた穴4に差し込まれている。この穴4はブラシ2 の線径より僅かに大きく、ブラシ2を差し込んだ際に簡単に抜け落ちない程度の わずかな隙間が与えられている。ブラシ2の長さは対象とするチューブ5の内径 より僅かに短い程度であり、ブラシ2はブラシ軸1に差し込むことにより構成さ れる。またブラシ2は図2(B)に示すようにブラシ軸1の中心軸から半径方向 の長さはそれぞれ不規則となっている。ブラシ軸1の柄3はフレキシブルシャフ ト6に連結されており、このフレキシブルシャフト6は送り装置8及びモーター 9を介してインバーター10に接続されている。
【0010】 一方、ヒーター12は図3に示すようにその内部にカートリッジヒーター16 を備えており、ガイド固定ねじ18を介してガイド17内部に装着されている。 このガイド17の前後には芯だし治具13が各々設けられており、カートリッジ ヒーター16は保持治具19を介してケーブル20に接続されている。カートリ ッジヒーター16及びガイド17の長さは対象となるチューブ5の曲率に対応し て任意に選定される。また、このチューブ内面のポリマー除去装置は、チューブ 5の内面を観察するためのファイバースコープ15を備えている。
【0011】 次に上記の構成からなるチューブ内面のポリマー除去装置によりポリマーの除 去手順について説明する。先ず、対象となるチューブ5の内部にヒーター12を 保持治具14、19により送り込み位置決めをする。その後、ヒーター12の電 源11をONにし、チューブ5の内面のポリマーを加熱する。ヒーター12の熱 はチューブ5の内壁に伝わり内壁に付着したポリマーを柔らかくする。
【0012】 ヒーター12で局部的にチューブ5の内壁を加熱しながら、保持治具14、1 9によりチューブ5内をゆっくりと移動させる。ヒーター12が移動した後の軟 化したポリマーの部分をブラシ2をフレキシブルシャフト6を介してモーター9 で回転させながら徐々に切り取っていく。
【0013】 この時のポリマー除去の状態を図5及び図6により説明する。ブラシ軸1をフ レキシブルシャフト6を介して回転させる場合、ブラシ2はブラシ軸1に固定さ せることなく差し込んだままの状態であるため、ブラシ軸1の回転によりブラシ 2の部分がチューブ5の内壁やポリマー7との接触によりブラシ軸1が任意に移 動する。すなわち、ブラシ2の部分はブラシ軸1に固定していないため、ブラシ 軸1の中心軸からチューブ5の内壁までの半径方向におけるブラシ2の長さは各 々異なる状態となる。
【0014】 ブラシ軸1の中心軸がチューブ5の中心軸と異なった状態でそのままブラシ軸 1をフレキシブルシャフト6を介して回転させると、フレキシブルシャフト6は 追従性が良いため、ブラシ軸1はチューブ5の内部で偏心に見合った円運動を起 こす。
【0015】 ブラシ軸1からの半径方向におけるブラシ2の短い側に部分にはブラシ軸1自 体の質量及び回転モーメントが加わり、さらにブラシ2の長さが短いためブラシ が曲がる等の状態になることがなく、剛性を有した状態でチューブ5の内壁に接 触し、通常の均等な軸芯を持った一般のブラシよりもポリマーの切削能力が強力 となる。対象となるチューブ5が曲り管等の場合、ブラシ軸1の軸方向長さを短 くし、ブラシ2の本数を少なくすることにより容易に適用可能となる。削り取ら れたポリマーはブラシ2に付着したり、小さな塊となってチューブ5内に残存す るのでブラッシング後、エアー等のチューブ5の外に排出される。最後にチュー ブ5内のポリマー除去の状況をファイバースコープ15により観察確認する。
【0016】 図4は本考案のチューブ内面のポリマー除去装置の他の実施例を示す概略的構 成図である。このチューブ内面のポリマー除去装置は、図1に示すヒーター部分 を取外し、代わりに切削液循環装置を組み込んだ例を示している。この切削液循 環装置は切削液の入ったタンク21からポンプ23によりホース24を介してノ ズル部25から切削液をチューブ5の内部に供給するようになっている。タンク 21はチューブ5から切削液が流れ出る場所に設置され、フイルター22により チューブ5の内面から削り取られたポリマー等の異物が除去され、切削液のみポ ンプ21に回収され、この切削液が循環供給される。 切削液を循環使用することによって、ブラシ2の目詰まりを防ぎ、ポリマーの 除去能力を向上させることができ、更に切削液の潤滑効果によりブラシ2による チューブ5の内壁の損傷を防ぐことができる。
【0017】 ポリマー除去手順は切削液をチューブ5の内部に流しながら、ブラシ2をフレ キシブルシャフト6を介してモーター9で回転させることにより、ポリマーを削 り取っていき、この時の切削液を連続的に供給し、回収する。
【0018】 上記した実施例においては、特に高圧ポリエチレン製造設備におけるチューブ の内面に付着したポリマーの除去の例を示したが、本考案はその他のポリマー等 の製造設備におけるチューブ内面に付着したポリマーの除去に適用することがで きる。また、ブラシの例としてピアノ線の例を示したが、ピアノ線程度の剛性を 有する限り、他の金属性のブラシも適用可能である。
【0019】
以上のように本考案によればチューブ内面に付着したポリマーを有機溶剤等の 薬品を用いることなく、小規模な装置で機械的に効率良く除去することができる 。
【図1】本考案のチューブ内面のポリマー除去装置の一
実施例を示す概略的構成図である。
実施例を示す概略的構成図である。
【図2】図1の要部拡大詳細図である。
【図3】図1の要部拡大詳細図である。
【図4】本考案のチューブ内面のポリマー除去装置の他
の実施例を示す概略的構成図である。
の実施例を示す概略的構成図である。
【図5】(A)は本考案のチューブ内面のポリマー除去
装置によりポリマーの除去状況を示す説明図、(B)は
(A)の側面図である。
装置によりポリマーの除去状況を示す説明図、(B)は
(A)の側面図である。
【図6】(A)は本考案のチューブ内面のポリマー除去
装置におけるブラシ軸偏心時のポリマー除去状況を示す
説明図、(B)は(A)の状態よりブラシ軸が偏心した
時のブラシの回転状況を示す説明図である。
装置におけるブラシ軸偏心時のポリマー除去状況を示す
説明図、(B)は(A)の状態よりブラシ軸が偏心した
時のブラシの回転状況を示す説明図である。
【図7】従来のブラシの例を示す説明図である。
【図8】(A)は従来のブラシの他の例を示す正面図、
(B)は同側面図である。
(B)は同側面図である。
1 ブラシ軸 2 ブラシ 5 チューブ 6 フレキシブルシャフト 7 ポリマー 9 モーター 10 インバーター 11 電源 12 ヒーター 13 芯だし治具 14 保持治具 15 ファイバースコープ 16 カートリッジヒーター 17 ガイド 19 保持治具 20 ケーブル
Claims (5)
- 【請求項1】 チューブ内面に付着したポリマーを除去
するための装置において、前記ポリマーを加熱して軟化
させるためのヒーターと、該ヒーターをチューブ内で移
動させるためのヒーター移動具と、フレキシブルシャフ
トを介して前記チューブの軸心に対して偏心可能回転
し、チューブの軸方向に移動可能なブラシ軸に設けら
れ、加熱後のポリマーを切削する剛性を有するブラシ
と、を備えたことを特徴とするチューブ内面のポリマー
除去装置。 - 【請求項2】 前記ブラシによるポリマー切削加工後の
チューブ内のポリマー除去状況を観察する装置を備えた
ことを特徴とする請求項1のチューブ内面のポリマー除
去装置。 - 【請求項3】 前記ブラシによる除去されたポリマーを
チューブ外に排出するための切削液を回収した後、循環
使用する切削液循環装置を備えたことを特徴とする請求
項1のチューブ内面のポリマー除去装置。 - 【請求項4】 前記ブラシが、前記ブラシ軸に対して半
径方向に移動自在に設けられていることを特徴とする請
求項1のチューブ内面のポリマー除去装置。 - 【請求項5】 前記ブラシがピアノ線からなることを特
徴とする請求項1のチューブ内面のポリマー除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993009595U JP2601153Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | チューブ内面のポリマー除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993009595U JP2601153Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | チューブ内面のポリマー除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663182U true JPH0663182U (ja) | 1994-09-06 |
| JP2601153Y2 JP2601153Y2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=11724687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993009595U Expired - Fee Related JP2601153Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | チューブ内面のポリマー除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601153Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150024062A (ko) * | 2013-08-26 | 2015-03-06 | 대우조선해양 주식회사 | 피그 장치 |
| KR20150024061A (ko) * | 2013-08-26 | 2015-03-06 | 대우조선해양 주식회사 | 피그 장치 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP1993009595U patent/JP2601153Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150024062A (ko) * | 2013-08-26 | 2015-03-06 | 대우조선해양 주식회사 | 피그 장치 |
| KR20150024061A (ko) * | 2013-08-26 | 2015-03-06 | 대우조선해양 주식회사 | 피그 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2601153Y2 (ja) | 1999-11-08 |
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