JPH0663254A - ナイフ及び組み合わせ可能な標準化要素群 - Google Patents

ナイフ及び組み合わせ可能な標準化要素群

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JPH0663254A
JPH0663254A JP3318729A JP31872991A JPH0663254A JP H0663254 A JPH0663254 A JP H0663254A JP 3318729 A JP3318729 A JP 3318729A JP 31872991 A JP31872991 A JP 31872991A JP H0663254 A JPH0663254 A JP H0663254A
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JP
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handle
head piece
blade
knife
longitudinal
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JP3318729A
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English (en)
Inventor
Richard B Decker
ビィ.デッカ リチャード
Richard P Bozzi
ピィ.ボジー リチャード
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Bettcher Industries Inc
Original Assignee
Bettcher Industries Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B25/00Hand cutting tools involving disc blades, e.g. motor-driven
    • B26B25/002Motor-driven knives with a rotating annular blade
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S16/00Miscellaneous hardware, e.g. bushing, carpet fastener, caster, door closer, panel hanger, attachable or adjunct handle, hinge, window sash balance
    • Y10S16/12Hand grips, preformed and semi-permanent

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 環状回転刃物を有し、標準化した両立性のあ
る要素を選択することによってナイフ構造を変え異なる
使用者、異なる作業に適応させることができるモジュー
ル型電動ナイフを提供すること。 【構成】 異なるサイズの手に適応する複数の長方柄5
4と、回転環状刃物58を駆動するための伝達部94お
よび柄を第1方位に取り付け得るようにするための共通
手段を有してなる複数のヘッド・ピース52と、柄用の
調整可能親指支持指当て片60と、柄の再位置決めを行
うための柄アダプタと、ピストル型握り柄と、駆動ケー
ブル・ケーシング・コネクタ62と、交換可能な回転環
状刃物を支持するためにヘッド・ピースに固着可能な上
記交換可能な刃物のハウジング56とがある。

Description

【発明の詳細な説明】 [0001] [産業上の利用分野]本発明は、組み合わせ可能な標準
化要素群に関し、特に手持ち型電動回転ナイフを構成す
る該要素群に関する。また、本発明は柄の改良、柄のサ
イズの決定方法に関する。
[0002] [従来の技術]手持ち型電動ナイフが公知であり、特に
肉加工産業で使用されている。柄の端部の環状ハウジン
グ内で回転可能に支持された環状刃物を用いる種々のナ
イフ構造が米国特許第4,439,924号、4,49
2,027号、4,509,261号、4,516,3
23号、4,590,676号、4,637,140
号、4,854,046号、4,894,915号等に
示されている。これらの構造では、柄とヘッドが一体構
造でハウジング、刃物が交換可能であり、サイズ、構成
を変えることによって異る作業が容易に行えるようにな
っている。この種のナイフのうちあるものは、刃物ハウ
ジングを支持する金属ヘッド・ピースに取り付けたプラ
スチックの柄を有しまたあるものは、柄を形成する着脱
自在なエア・モータ駆動部を有している。公知のよう
に、ヘッド・ピースに直接装着したモータとか、手持ち
ナイフから離れて支持され回転可撓性ケーブルを介して
接続されて刃物を駆動するモータとかを用いて刃物を駆
動する。
[0003] [発明が解決しようとする課題]本発明は組み合わせ可
能な標準化要素群を提供することによって、環状回転刃
物を持ち要素の選択によってナイフ構成が異る使用者や
異る作業に適応するよう変更可能なモジュール型電動ナ
イフを提供するものである。
[0004] [課題を解決するための手段]要素群は異る大きさの手
に適応するための複数の長方の柄と、複数のヘッド・ピ
ースであって、各ヘッド・ピースは環状回転刃物を駆動
するための伝達部及び柄を第1方位に取り付け得るよう
にするための共通手段を有し、また、各ヘッド・ピース
は異る構造を有して他のヘッド・ピースが支持する刃物
ハウジングとは所定サイズ、所定構造が異る交換自在な
刃物ハウジングを支持し、さらに、長方柄に対して刃物
ハウジングおよび刃物に角度を持たせるための構造を有
してなる前記複数のヘッド・ピースと、柄用の調整可能
親指支持指当て片と、柄の再位置決めを行うための柄ア
ダプタと、ピストル型握り柄と、駆動ケーブル・ケーシ
ング・コネクタと、交換可能な回転環状刃物を支持する
ためにヘッド・ピースに固着可能な上記交換自在な刃物
ハウジングとを備える。同一基本部品を沢山使用して多
くの異る構成を組み立てることができるので、品種を少
なくできると共に使用者はある要素を他の要素よりも長
期間有効に使用できるという効果がある。その上、モジ
ュール構成では部品間の調整が可能であるので、生理学
的に異なる使用者、異なる使用モード、組み合わせナイ
フが使用される異なる作業などに適応することができ
る。
[0005]種々の形状、サイズの柄、調整自在な親指
支持指当て片、ヘッド・ピースに対し異なる関係で柄を
方位付けするアダプタ、そして刃物は全てが協動して使
用者のストレス、疲労を軽減する。直線状握り柄ナイフ
では、例えば作業場、製品が水平方位にある場合、握り
手と手首との間に過大な尺骨の偏りが必要とされるが、
これと比較し刃物に対して異なる関係で柄を方位付けで
きると、異なる仕事場、異なる作業に対して少ないスト
レスでナイフを適応使用することが可能である。
スを生じることが認められている。モジュール型では、
使用者は作業を変更するとき異なる要素を組み合わせで
き、かつ、使用者が特に気にいるように要素を調整する
ことができるので、種々な同等な構成の別個のナイフを
補助手段として全く利用しなくても、直線状握り柄をも
つ従来のこの種の電動回転ナイフで生じるストレスを軽
減できる。
[0006]複数のヘット・ピースのそれぞれはナイフ
刃物用駆動伝達部を収容し、特種型のリング刃物を支持
するための特定の型、サイズのハウジングを支持する。
さらに、各異なる型のハウジング、刃物構造に関して
は、異なるサイズの刃物ハウジング、支持刃物を設け、
異なる作業に対して効率的な動作を可能にする。あるヘ
ッド・ピースは他のヘッド・ピースが定める面とは異な
る面内したがって柄に対する異なる角度で刃物ハウジン
グ、刃物を方位付けして、疲労、ストレスを低減し特定
動作での快適性を向上している。好ましくは、刃物ハウ
ジング、刃物が直線状柄の方向から15度下方へ傾斜し
た面内に在るように角度付けし、刃物を水平面内で使用
するときの握り手、手首間の15度の尺骨の偏りを取り
除く。
[0007]異なるサイズのヘッド・ピース用柄を左右
の手に対して設ける。どんな実用的目的に対しても3個
のサイズで十分であることが判明している。各柄はどの
種のヘッド・ピースにも同一コネクタを用いて取り付け
でき、該ヘッド・ピースの長手軸の周りに調整自在であ
る。この調整によって、使用者の手、手首、前腕をでき
るだけ最適位置に保ちつつ被切断材料に対する切断刃物
の位置を改善できるので、使用時の使用者の手首の偏向
量、伸長量を低減できる。柄はナイフの把持機能の外に
可撓性駆動ケーブルを収容しヘッド・ピースへ取り付け
る機能も持つ。
[0008]ヘッド・ピースおよび柄と別体の指当て片
を設ける。この指当て片は両者間の接合部に設けられる
支持用ベース部と、ベース部、柄から角度をなして延び
る親指係止部とからなる。この角度をなす延在は、ナイ
フ制御のための把持が有効になされと共に柄が把持され
た時に手の親指と人指し指とが極めて接近している場合
に生じるいわゆる「横手ピンチ(lateral pi
nch)」を回避するのに適した手の位置が得られるよ
うになされる。指当て片は柄の調整とは独立に該柄の軸
の周りに周方向調整が可能であるので、使用者は切断刃
物に対して柄の調整と親指位置とを別個に選択できる。
指当て片はいずれの側にも延在できて右手使用にも左手
使用に適応できる。
[0009]使用者の親指は指当て片によって柄の中心
線の横手に位置決めされ、親指から刃物へ大きなてこの
作用を与えることができる。従来、親指からのてこの作
用は刃物軸の方向でのみ最も効果的に与えられたのに比
べ、指当て片の位置調整を行えば切断の方向に応じてて
こ作用の方向を決められる。このことは、刃物の面に対
して平行な側方ヘの切り込みにナイフを使用したため、
手の指、掌を介して把持力をさらに加える必要があり疲
れを伴う場合に特に有利である。
[0010]同じくヘッド・ピースおよび柄とは別体の
柄アダプタを設ける。柄アダプタは指当て片と同様に、
また、指当て片に代わって両者間の接合部に設けられる
支持用ベース部を有する。アダプタはヘッド・ピース用
のどの種の柄も支持し、ヘッド・ピースに直接取り付け
た柄とは異なる方向、位置に柄を方位付けする。好まし
くは、アダプタは上記直接取り付けの方位を横切って柄
を位置決めしていわゆるティー・グリップ(Tee g
rip)を与え、ヘッド・ピース面の上方に柄を配置す
る。アダプタは直接取り付けの柄の軸の周りに回転可能
であり、アダプタに取り付けた柄は自身の長手軸の周り
に調整自在で快適さを向上でき、また、使用者の前腕に
対して該使用者の手を適切に方位付けして疲労、ストレ
スをできるだけ小さくすることができる。
[0011]ピストル型握り柄を設け、直線状柄の代わ
りに同じ場所に同じ方法で取り付けられるが、この柄
は、刃物用駆動ケーブルを収容する管状体から上方前方
向に傾斜した握り手を有する。これによって、使用者は
自身の手の面を自然で快適な位置において全体として垂
直にしてナイフを把持することができる。
[0012]柄アダプタの使用時には、別体の駆動ケー
ブル支持部を設け、別途直接に取り付けられ再方位付け
の済んだ柄をこの支持部によって支持する。駆動ケーブ
ル支持部は管状体であり、ヘッド・ピースに直接取り付
けた柄に代わりこれと同じ方法、位置、方位でヘツド・
ピースに取り付けられる。他の場合には柄に収容される
ケーブルを、この支持部が収容しヘッド・ピースへ取り
付ける。
[0013]どの種の柄、駆動ケーブル支持部にも、適
宜挿入可能で着脱自在なケーブル・ケーシング・コネク
タを収容することができる。このコネクタは、可撓性モ
ータ駆動ケーブルの駆動端上のケーシングを囲み、これ
に取り付けられて、駆動端をヘッド・ピース内の伝達部
へ延在させ該伝達部を駆動させる。また、上記コネクタ
は動作時にケーブルと伝達部との係合を保つ。好ましく
は、伝達部はピニオンであり、このピニオンはリング刃
物のギア歯に噛合し駆動ケーブルの端部を直接収容す
る。
[0014]本発明の柄は形状が改善されており、握り
手上の不要な圧力集中面積を低減し、同時に、与えられ
た把持力に対してできるだけ確実な把持を可能にする。
このようにして、特に繰返使用において使用者にたいす
るストレス、疲労、使い過ぎ障害を低減する。柄は複数
サイズで形成される。実施例では3サイズが与えられ、
異なるサイズの手の使用者が有効な把持を得て本発明の
構造による良好な形状、調整可能な方位の利点を十分に
利用できる。柄は不規則な横断面形状を持ち、この形状
によると、使用時に手の中の柄の回転を阻止するのに要
する把持力の大きさを低減することが判明しているの
で、これによって疲労を軽減できる。
[0015]すなわち、把持部に沿つて長手方向に離間
する位置で柄の周囲は、各把持指が柄に接触する位置で
の手の長さに実質的に相当する。これにより、各指はほ
ぼ等しい把持、圧力で柄に有効に把持圧力を与えること
ができる。柄の横手面は中心側面よりも幾分膨らんでい
る。これは、横手面は把持手の掌に受け入れられ上記膨
らみによって掌の自然ポケットを良好に満たすようにす
るためである。その結果、圧力は掌を横切りかつ沿い把
持手と柄との間に分布される。中心側面は、柄の幅が最
も大きい部分で明確な長手リブを持ち、横手面よりも平
坦な面が柄の上方面、下方面側へと内方ヘ傾斜する。底
面は頂面よりも半径が小さい。上記の輪郭が明確で広い
領域は把持指の関節にほぼ一致して位置し、柄と把持指
との間に一様な圧力分布を与える。
[0016]柄に対して大小の断面寸法の範囲が設定さ
れ、手の長さ、掌の幅、クロス・コーナ(Cross
corner)長さ(把持したとき工具の柄がそれに沿
って延在する対角長)の実際の人体測定学的測定に基づ
くと共に男女の手の長さ、掌の幅についての利用可能な
刊行表、データに基づいて柄の把持部に対する長さ寸法
範囲を決めた。上記範囲は3つの大きさのグループに分
けて一つの大きさから次の大きさへの変化の増分を与え
た。これらの範囲、グループから3つの実際の設計サイ
ズを決めた。
[0017]手の測定長さと適用される手の掌の幅との
数学的な積を用いると、2測定寸法を持つ手に最も適す
るのは3つの大きさの内のどれであるかを十分決定でき
ることが判明した。予想される使用者の集団から期待さ
れる上記数学的積の全範囲をほぼ等しい3つの群に分け
ると、各群が異なる柄のサイズに対応する。便宜上、チ
ャート状に表示するかデータ・ベースに含ませ、適用す
る手を測定し、手の長さと掌の幅との積を決め、チャー
ト上の群もしくは他の形のデータ・べース内にほぼ同じ
値を見つけ、データ・ベースによって当該群に適用でき
ると示された柄のサイズを選択することによって、柄の
3つの設計サイズの内の1つを選択することができる。
[0018]上記に加え、本発明は以下の特徴を含む。
(a)環状回転刃物をもつモジュール型電動ナイフを組
み合わせによって形成する組み合わせ可能な標準化要素
群であって、要素の選択によってナイフの構造を変える
ことで異なる使用者や異なる作業に適応でき、上記要素
群が異なる大きさの手に適応するための複数の長方の柄
と、複数のヘッド・ピースであって、各ヘッド・ピース
は環状回転刃物を駆動するための伝達部および柄を第1
方位に取り付け得るようにするための共通手段を有し、
また、各ヘッド・ピースは異なる構造を有して群の他の
ヘッド・ピースが支持する刃物ハウジングとは所定サイ
ズ、所定構造が異なる交換自在な刃物ハウジングを支持
してなる前記複数のヘッド・ピースと、交換可能な回転
環状刃物を支持するためにヘッド・ピースに固着可能な
上記交換自在な刃物ハウジングとを備えてなる組み合わ
せ可能な標準化要素群。
(b)電動環状回転刃物を有し刃物ハウジングと、ヘッ
ド・ピースと、柄とを備えたナイフであって、柄は横断
面が非円形の外表面を有し、ヘッド・ピースが、刃物ハ
ウジングを支持する前端、柄が着脱自在に固着される後
端、これら前後端を貫通する貫通通路およびこの通路内
に設けられて刃物を駆動するための伝達部とを有し、伝
達部を駆動するための手段が後方開口に収容されてなる
本体と、通路の中心長手軸の周りに所定の一定増分だけ
ヘッド・ピース対して柄を回転調整できるように該柄を
一端で該ヘッド・ピースに固着する手段とを備えるナイ
フ。
(c)電動駆動環状回転刃物を持つナイフであって、長
手中心軸をもつ長方柄と、平面を規定する面をもつ環状
刃物ハウジングとを備え、このハウジングは柄に固着さ
れ、長手中心軸と共通な面内にありかつ前記平面に対し
て垂直な中心軸を有し、ハウジングの面が長手中心軸に
対して方位をもち該軸と交差し、ハウジングの中心軸が
鋭角をなして長手軸と交差してなるナイフ。
(d)長方柄を備える支持部から延びるハウジングによ
って担持される電動環状回転刃物を持つナイフ用指当て
片であって、指当て片をその一端で支持部に固着するた
めの手段と、長方凹状親指係止葉部とを備え、この葉部
が固着手段から片持ち梁状に延び、指当て片が支持部に
固着されたとき親指係止葉部と柄の長手方向との間に鋭
角をなす指当て片。
(e)電動環状刃物を持つ回転ナイフ用の柄アダプタで
あって、刃物を支持するヘッド・ピースへの取り付け手
段と、この手段から延びるアームと、アームの末端に設
けられ長方柄を取り付ける手段とを備えた柄アダプタ。
(f)作用素子用の柄であって、柄は全体として長方で
あり片手で把持されるもので、この柄は、長手部分と長
手円弧遷移部分とを有し、長手部分は、一端に隣接し作
用素子に接続される第1部分と、柄の反対側に隣接する
第2部分と、第1部分と第2部分との間の第3部分とを
有し、上記3部分は全て把持されるものであり、第1、
第2部分はそれぞれが断面がほぼ円形で第3部分よりも
横断面積が小さく、長手円弧遷移部分は隣接の第1部分
と第3部分との間および第2部分と第3部分との間にあ
り、第3部分は握り手の掌に対向、接触する上方面と、
握り手の指部に対向、接触する下方面と、握り手の指の
中心端部に隣接する掌に対向、接触する横手面と、握り
手の指の末端部分に対向、接する中心側面とを有し、第
3部分の横断面は円弧上方面と、この上方面よりも半径
が小さい円弧下方面と、下方へ収束し一部が下方半部を
形成する平坦側面とを持ち、第3部分の長手表面が水平
中心面に沿い直線状であり、垂直中心面に沿い凸状に湾
曲してなる柄。
(g)長さ、周囲がともに異なる限られた所定数のサイ
ズの柄において異なる全長、掌幅、掌長さ、クロス・コ
ーナ長さの手に適応するサイズ範囲で、手に適応する柄
のサイズを選択する方法であって、適応させる手の全長
を測定する工程と、適応させる掌の幅を測定する工程
と、2つの測定の積を決定する工程と、各柄のサイズが
上記2測定の積を表す指示の範囲に関係付けされ、この
範囲が柄使用者にとり典型的な手サイズの集団から抽出
した測定値に基づいてなるデータ・ベースを与える工程
と、適応させる手の2測定の積に最も近い積を表すデー
タ・ベース中の指示を探し、その指示が示すサイズを選
択する工程とを備えるサイズ選択方法。
(h)電動回転ナイフであって、水平面内で回転環状切
断刃物を支持するヘッド・ピースと、環状刃物の中心を
通る垂直面に対して横手の方向、水平面に対して上の方
向であるような上記横手方向かつ上方向へヘッド・ピー
スから延びるアームであって、使用時にナイフを把持す
るための柄を支持する手段に末端が終端してなる該アー
ムと、このアームの末端部の手段に固着され垂直面に対
して横手に延びる上記柄と、ヘッド・ピースから延び駆
動手段をナイフへ固着させて環状刃物を回転させる手段
とを備える電動回転ナイフ。
(i)電動回転ナイフであって、水平面内で回転環状切
断刃物を支持するヘッド・ピースと、全体としてヘッド
・ピースから水平にかつ切断刃物から後方へ延びる管状
部およびこの管状部から上方に延びかつ環状切断刃物方
向側へ前方に傾斜している手握り部を持つ長方柄と、管
状部内に設けられ刃物回転手段を支持する手段とを備え
た電動回転ナイフ。
(j)開口端をもつ管状柄と、柄内で延びる可撓性ケー
シング内の回転可撓性ケーブルによって駆動される環状
切断刃物とを有する回転ナイフ用ケーブル・ケーシング
・コネクタであって、このケーブル・ケーシング・コネ
クタは柄に収容され制限された軸方向、回転方向の移動
を該柄に対して相対的に行い、また、このコネクタが管
状であって、軸方向で固定関係にあり前端から後端まで
延びる可撓性ケーブルを収容する手段と、ケーブル・ケ
ーシング コネクタの外表面に形成されこのコネクタの
前端に開口し、開口からコネクタに沿いコネクタの全長
より短く軸方向に延び、次に周方向に延び、前端に向か
い軸方向に延び、前端に達する前に終端する案内スロッ
トとを備え、この案内スロットが柄内の径方向突起を収
容してなるケーブル・ケーシング・コネクタ。
[0019]したがって、本発明の目的は、モジュール
型電動ナイフを組み合わせによって形成する組み合わせ
可能な要素群、構造が改善された電動ナイフ、手握り用
の改善された柄、特定の使用者の手によく適応する柄の
サイズを決定する方法を提供することである。
[0020]以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。
[0021] [実施例]図1乃至図3に、標準化され互換性のある要
素から組み立てた好適構成を示す。ナイフ50は分離可
能な以下の主要素すなわちヘッド・ピース52、柄5
4、刃物ハウジング56、刃物58、指当て片60、ケ
ーブル・ケーシング・コネクタ62からなっている。ヘ
ッド・ピース52を図10乃至図13、図17に示すよ
うな若干異なる構造のヘッド・ピース52a、52b、
52cとこれらに関係する刃物ハウジング、刃物とに交
換使用でき、この場合、上記以外の要素はそのまま使用
できる。また、指当て片60を図17に示すような柄ア
ダプタ64に代えれば、ヘッド・ピースに対する新たな
位置つまり元の柄位置に対して横手方向の異なる面内で
柄54を支持することができる。また別の態様として、
ヘッド・ピースに対する元の柄、指当て片に代えて、ま
ったく異なるピストル型握り柄66(図33乃至図3
5)を使用できる。図17、図20に示すようにアタプ
タ64を用いて柄54を別位置で保持する場合は、柄5
4の元の位置において駆動ケーブル支持管68をヘッド
・ピースに取り付け、元の柄54に収容されるケーブル
・ケーシング・コネクタ62を該管68内に収容する。
駆動ケーブル支持管、ケーブル・ケーシング・コネクタ
を用いてのヘッド・ピースに対する駆動ケーブル70の
位置決め、接続は柄54の場合と同様に行われる。
[0022]同じヘッド・ピースと関連要素に対して、
異なる大きさの柄54を使用することによって、異なる
手の大きさの使用者への適応化を図ることができる。い
ずれの場合も、柄、指当て片、柄アダプタがヘッド・ピ
ースに対して回転調整可能であるので、どのような作業
においても使用者は手、腕を快適な位置に保つことがで
きる。
[0023]上記主要素は図1乃至図3に示すような方
法で構成、接続されて、長手方向に延びる柄を持つナイ
フ完成品を形成する。
[0024]ヘッド・ピース52の前端72は部分的円
筒面74を有し、この面にリング状の刃物ハウジング5
6が2個のねじ77、78によって位置決め、支持され
る。そして、刃物ハウジングの溝79内にリング状刃物
58が公知の仕方で相対回転するように支持される。刃
物は外方向に拡がり、軸方向の一端が切り刃81を形成
し、軸方向の他端のリング・ギア部82が溝に収容さ
れ、これによって刃物が回転駆動される。
[0025]ヘッド・ピースの後端85に円筒ボス84
が設けられて肩部86を形成する。軸方向に延びる溝8
8をボス84の外面の一部分に形成して指当て片もしく
は柄アダプを固定するのに用いる。ヘッド・ピース52
aに対しては図10に示す同様な溝88aの方が良好で
ある。溝はボスの平坦端面90に開口し肩部86の近く
まで延びている。
[0026]断面円形の直線貫通穴92が後端85から
前端72まで形成され、面90、74に開口している。
貫通穴内で前端72に隣接してピニオン・ギア94が設
けられ、ベアリング96内に回転可能に支持され、該ギ
アの歯97はリング状ギア部82に歯合して刃物80を
駆動する。ピニオン本体内の中心通路98は断面が正方
形で、回転駆動ケーブル70の正方形断面端部を摺動自
在に収容する。貫通穴92は端面90に隣接してねじ切
り部102を有し、柄54をヘッド・ピースに取り付け
る管状コネクタ・インサート104(詳細は図23、2
4に示す)を収容する。
[0027]指保護具106、刃物保持ヨーク107、
グリース・カップ108がヘッド・ピースによって支持
される。指保護具、ヨークはねじ110、111を用い
て取り付ける。使用者の指が刃物側へ移動するのを上記
保護具で阻止している。ヨークは、図2、図3および米
国特許第4,637,140に示すような仕方で刃物を
着脱自在に保持する。
[0028]柄54は中空で前端114、後端116が
開口し、図1乃至図9に示すように、長手方向、横断面
に関して不規則な外表面を有している。前端114は平
坦であり、断面は環状で該前端が係着するボス84の平
坦端面90よりも外径が若干大きい。前端は内部止転く
さび(スプライン)117を持ち、該スプラインは拡開
位置決め面118に隣接する内部で終端している。スプ
ライン長さは、ボス84内部のねじ切り部102の軸方
向拡がりよりもはるかに小さい。スプラインと位置決め
面とは、柄の前端に収容されている管状インサート10
4と協動する。後端116は外方フランジ120を有
し、内表面は後端開口が外方向への拡開部をなし、その
内側に隣接する実質的により長い円筒状部124がケー
ブル・ケーシング・コネクタ62を支持している。駆動
ケーブル70はコネクタ62内に固着される。内方向に
延びるピン126によってケーブル・ケーシング・コネ
クタは着脱自在に保持される。
[0029]管状コネクタ・インサート104の構造を
図3、23、24に示す。インサートは円形で断面が環
状である。一端に設けた拡開ヘッド130に隣接する中
間部131には小さなスプライン132が形成され、他
端の小径部133には内部ねじ切り部134が形成され
ている。直線中心通路135は断面円形で駆動ケーブル
70の駆動端を収容するのに十分な直径を有している。
スプラインはねじ切り部よりも軸方向長さが実質的に短
い。コネクタ・インサートは柄54、ピストル型握り柄
66、管状駆動ケーブル支持部68をヘッド・ピースへ
固着するだけでなく、ヘッド・ピースしたがってナイフ
の切り刃に対する柄の回転を確実に調整する。
[0030]図3、23に示すように、柄54がヘッド
・ピースの平坦端面90に確実に係着しているとき、イ
ンサート104の拡開ヘッド130は柄の内部拡開位置
決め面118に係合し、インサートのスプライン132
は柄のスプライン117に係合し、インサートのねじ切
り部134はヘッド・ピースのねじ切り部102に係合
する。ヘッド・ピースに対する柄、インサートのねじ締
めを緩めない限り、ヘッド・ピースに対する柄の回転が
阻止されるので使用時の柄の方位は維持される。図3、
23の構造から分かるように、自身の長手中心軸Aの周
りの柄の方位付けは図28乃至図32に示すように行え
る。図23は柄の任意の最終方位を示し、図1乃至図3
に示す方位に対応する。図28に示す元の方位から上記
方位を得るためには、柄54を回転して柄のスプライン
117の長さよりも若干大きい距離だけねじ切り部13
3のねじを部分的に緩め、その間柄を引いてインサート
のスプラインの係合状態を保つ。次に開始位置に相当す
る位置に柄がくるまで該柄をさらに回動する。この状態
を図29に示す。次にヘッド・ピースの端面90に係合
するまで柄を前方へ押して柄とインサートとのスプライ
ンの係合を解き、続いて図30に示す所望の方位となる
までインサート、ヘッド・ピースに対して柄を回転す
る。次に、柄を軸方向後方ヘ引いて図31に示すように
スプラインの再係合を行い、続いて柄とインサートとを
一緒に回転しヘッド・ピースの面90に対して柄を締め
付けると、図32に示す所望の調整位置が得られる。多
数のスプラインを設けてあるから、柄方位の細かい調整
が行え所望の位置を得ることができる。
[0031]図1、3、14乃至6、25乃至27に指
当て片60の構造を示す。指当て片は円筒リング状ベー
スもしくは取り付け部138と、ベースの中心軸に対し
て鋭角Bをなして該べースから延びるカップ状葉部14
0との一体部材である。葉部の凹状もしくはカップ状面
141にはローレットが施されている。円筒ベースの軸
方向寸法は柄54の肩部86、前端144間の軸方向距
離に等しいので、該ベースはボス84全体で受けられ図
3に示すように軸方向で位置が定まる。リング状ベース
の内部には軸方向に延びるスプラインもしくはキー14
4を形成する。このキーは葉部140の位置とは直径上
の反対位置にあり、ベースの後端146に直接隣接し、
ベースの軸方向長さの一部分だけに(図示の実施例では
約半分の長さ) 形成されている。ボス84(または図
10の84a)の外面の数個(例えば5個)の溝88
(または図10の88a)のうちのいずれか1個にキー
144が収容可能である。溝は周方向に離間しているの
で、柄、ヘッド・ピースの長手軸の周りの異なる位置に
指当て片の葉部を位置決めして、異なる親指位置への適
応化を図ることができる。図示を省略するが、同じ構成
の別の溝を図示とは反対の直径上位置に設ければ、左利
き使用に対してナイフの中心線の反対側の位置へ指当て
片を移すことができる。あるいは、片手使用に役立つヘ
ッド・ピース構造の場合のように、適宜に設けた溝を持
つ別個のヘッド・ピースに同じ指当て片を使用すること
ができる。指当て片をヘッド・ピースに組み込み、柄で
固定する仕方を図25乃至図27に示す。次に、キー1
44の軸方向長さよりも若干長い距離だけ前端114を
ボス84の端面90から離すのに十分なだけ柄を緩める
ことによって指当て片の調整を行う。そして、キーの収
容溝88から該キーを滑らせて取り出すのに十分なだけ
指当て片を肩部86から離間させる。次にボス84上で
指当て片を所望位置まで回転させ、軸方向前方に移動さ
せ肩部86に係着させてキーを新たなスロット内に配置
させてから柄を締め付ける。
[0032]指当て片の葉部の中心線はベースの軸面内
にあるから、組み立てたナイフの中心線Aの一方の側へ
指当て片葉部がくるようにベースを位置決めすると、使
用者の親指は指当て片に楽に収容され、柄の把握、ナイ
フの操作性が向上する。好ましい実施例では、角Bは2
5度から30度の範囲、最も好ましくは約27度であ
る。この角度によって親指を人指し指の十分外側に保つ
ことができて横手ピンチを回避できる。
[0033]ケーブル・ケーシング・コネクタ62(詳
細を図21、22に示す)は円筒管であって、前端に内
方向フランジ148を有し、後端には可撓性駆動ケーブ
ル150のケーシングの取り付け端部150(図3)を
受け入れるための拡開スカート部149を有する。取り
付け端部の一部分はケーブル支持部の前端を貫通し、肩
部152がフランジ148に係着することによって前方
への移動が制限される。ケーブル・ケーシング・コネク
タの外側で、止めリング154が前端に接触して取り付
け端部に固着され相対後方移動を制限している。取り付
け端部の鼻部156は管状コネクタ・インサート104
の中まで延び、ケーブル駆動端99はインサートを貫通
してピニオン・ギアに入っている。鼻部と管状コネクタ
・インサートとの間で圧縮ばね158が作用してケーブ
ル支持部に柄の後方への習性を与えている。ケーブル・
ケーシング・コネクタの円筒状外面は、柄54の内側の
円筒部124に摺動自在に密着嵌入されている。図3、
21、22に示すように、ケーブル・ケーシング・コネ
クタを形成する円筒管に案内スロット160が形成さ
れ、ピン126がこのスロット内へ延びている。フラン
ジ148の所は壁厚が大きいので、スロットは前端での
溝161から始まり、長手方向に延びフック部162に
終端している。溝の長さとピンの位置とは以下のように
なっている。すなわち、ケーブル・ケーシング・コネク
タを柄54もしくは要素部品群のダミーの柄に挿入する
に際して、ピンがスロットの後端に達したとき駆動ケー
ブルの取り付け端部上のばね158が十分圧縮されるこ
と、ケーブル・ケーシング・コネクタが回転してピンを
フック部内へ運び入れたとき上記ばねは圧縮状態を保っ
ており、ピンがスロットの終端部163に整列した時に
ケーブル・ケーシング・コネクタを後方へ移動させてケ
ーブル・ケーシング・コネクタを柄内で確実に保持する
ことが可能になっている。
[0034]図17乃至図19に詳細に示すように、柄
アダプタ64は円筒リング状ベース部166を有し、こ
のベース部の内面に指当て片のと実質的に同構造のスプ
ラインもしくはキー168が形成されて、ヘッド・ピー
スの後方延在ボスの周りでのアダプタの回転調整を可能
にしている。図17に示すように、アダプタ64はヘッ
ド・ピース52Aのボス84Aに固着される。一体形成
のアーム170がベース部から延びている。図17、1
8に示すように、アームはベースから前方、上方かつ横
手外方に曲がっている。そして、側面から見ると図19
に示すようにベース円筒の中心長手軸A1に対して角B
1をなす直線をなしてアームは延びている。好ましく
は、角B1は40度から45度の範囲にあり、図示の実
施例では43度である。アームの末端には柄取り付け部
172が設けられ、この取り付け部のねじ切り穴174
の中心軸A2は図示の実施例でヘッド・ピース52Aの
面に平行な面内に在り、中心軸A1に垂直な平面VPに
対して角B2をなしている。好ましくは角B2は15度
である。ねじ切り穴174に管状アダプタ104が受け
入れられ、ねじ切りボス84、84Aと同様な調整可能
な仕方で柄54を保持して柄54が支持部に対する該柄
の長手軸の周りに回転できるようにしている。上記アダ
プタ64を用いると、手、手首、前腕の自然で快適な位
置でナイフを刃物の上方から掴むことができ、特に使用
者側へ刃物を引き寄せるのに適している。
[0035]アダプタ64を使用すると、柄54をボス
84Aへ取り付ける必要が無いが、その代わり管状駆動
ケーブル支持部68はケーブル・ケーシング・コネクタ
を収容するように装着して駆動ケーブル70をヘッド・
ピースへ固着する。管状駆動ケーブル支持部68の詳細
は図20に示す。この管状支持部は切り込み178を設
けるか、穴なし壁のものとし前端180、後端181を
開口する。前端には拡開内面182を形成し、開口前端
と拡開面が管状コネクタ・インサート104と協動し
て、柄54の場合と同様にボス84Aもしくは他のヘッ
ド・ピースのボスへ駆動ケーブル支持部を固着させる。
駆動ケーブル支持部にとっては回転調整は重要でない。
後端181は柄54の後端同様にケーブル・ケーシング
・コネクタ62を収容する構造であり、内方へ延在する
ピン183がケーブル・ケーシング・コネクタを保持す
る。
[0036]ヘッド・ピース52Aへ取り付けたピスト
ル型握り柄66の詳細を図33乃至図35に示す。図
中、刃物ハウジング、刃物を省略して図示を簡単化して
ある。ピストル型握りの管状本体185の内部構造は以
下の点を除き柄54と同様である。すなわちこの握り柄
では、内部中空部が柄54の不規則外表面と異なり基本
的に円筒状であり、内部のねじ切りボス(図示せず)が
管状本体から上方に延びて管状コネクタ・インサート1
04を収容して、手の握り186を管状本体へ調整可能
に固着している。したがって、ピストル型握り柄はイン
サート104の長手中心軸A3の周りでヘッド・ピース
に対する回転が調整可能なように 該管状コネクタ・イ
ンサート104によってヘッド・ピースへ固着され、柄
54と同様にケーブル支持部62を収容する。また、手
握り186は同様にその長手軸の周りで管状本体185
に対して回転調整可能である。上方(図で)に延びる手
握り186は長手軸A3と整列し角度B3で前方に傾斜
している。この角度は70度から80度が好適で図示の
実施例では75度である。この握り柄によると、掌の面
が実 の任意のニュートラル状態で、使用者はヘッド・ピース
の面の上方でナイフを握ることができる。特に、例えば
切り込み動作、トリミング動作中にナイフが水平方向の
製品面上で水平移動するときに有用である。柄54の不
規則的な形状を図4乃至図9に詳細に示す。図示の形状
は、過度の使用や繰返し使用によって疲労を生じさせた
り怪我を起こす危険のある不都合な圧力点とか把持力を
持たない有効な把持を可能にする。実施例では柄の外表
面が3箇所で大きさの変化をするが、作用部分に対して
は或る最小内部横断面を維持する必要があるので、横断
面形状間の差よりも最小横断面寸法と最大横断面寸法と
の間の差が基本的である。例えば、側表面変化の大きさ
の差が僅少である図1の柄54は図5の柄よりも小型で
ある。
[0037]図4は実質的な推奨使用位置の方位にある
柄54の外表面を示す側面図、図5は同じ方位での外表
面を示す上面図である。図4、5中、把持される長手方
向領域をGで表す。この領域内で区別できる3つの長手
方向部分があり、それらは前端114に隣接する第1部
分G1、後端116に隣接する第2部分G2、両部分G
1、G2の間の第3部分G3である。第1、第2部分G
1、G2は外表面を含む断面がほぼ円形で第3部分より
も横断面積が小さい。図4に示すように、第1と第3部
分間、第2と第3部分間に異なる半径の凹湾曲長手遷移
面TR2、TR1があり、部分TR1は部分TR2より
も半径が小さく、実施例では約半分である。遷移面間の
上下外表面190、192は凸湾曲面で遷移面よりも半
径が大きい。
[0038]図5は側表面を示す上面図である。遷移面
TR1、TR2間の第3部分で右手掌中心側面194、
右手掌横手面196はほぼ直線である。
[0039]図7における前端114から見た端部正面
図は、第1部分G1の形状を表す端表面を示している。
また、第3部分G3の横断面を図8に、第2部分G2の
横断面を図9に示す。
[0040]上外表面190は握り手掌に対向、接触す
るように形成され、下外表面192は握り手の指部分に
対向、接触するように形成され、中心側面194は握り
手の指末端に対向、接触するように形成され、横手面1
96は握り手の指の中央端に隣接する掌に対向、接触す
るように形成されている。図8に示すように、第3部分
G3は幅よりも高さが大きく、互いにほぼ直交しかつ柄
の中心長手軸Aを通る面P1、P2において高さ、幅共
に最大である。
[0041]図8からわかるように、上外表面190の
横断面は、半径が若干異なる2個の円弧CA1、CA2
からなり、面P1の各側にある各円弧はCA2がCA1
よりも半径が約12%大きくするのが好適である。下外
表面192の横断面は単一の円弧からなり、この円弧
は、上方面を形成する円弧よりも半径が小さく好ましく
は円弧CA1の半径の約70%であって、面P1によっ
て2分されている。
[0042]水平面P2と下外表面192との間の各側
面194、196の部分194a、196aは、横断面
がほぼ直線であり両部分は底面に向けて互いに収束して
いる。面P2と上外表面との間の中心側面は、面P2に
隣接して断面がほぼ直線であり上方面側へ緩やかに円弧
をなしている。面P2と上外表面との間の横手面196
は実質的に円弧状断面を有し、対応する中心側面よりも
円弧の度が強い。
[0043]把持を向上するために、長手部分G1、G
2、G3には周方向で近接離間した浅い溝198が形成
されている。溝198は柄の周囲長よりも短く、周方向
に離間した4個の長手領域は、柄の高さ、幅が最大であ
る表面部分に沿って延びている。
[0044]上記した柄の形状は、把持に適した大きさ
にして適切に把持するときトルクに対して高い抵抗を呈
することができ、適切な柄表面が握り手の相当部分に接
触する。その結果、弱い把持力でナイフを制御すること
ができる。長手方向に畝を付けた薄いゴム・カバーもし
くはスリーブ200を図1に示すように柄に装着すれ
ば、把持をさらに高めることができる。このスリーブ
は、1990年6月25日出願の別の同時係属特許出願
第07/544,130の要旨であり、その開示を参照
として本願に含ませるものである。
[0045]使用者の手についての2点、すなわち手の
全長、指関節の領域内での掌の大きさを測定し、それに
基づき3つの大きさの内の一つを適宜に選択することが
できる。2点測定についての数学的積を図36に205
で示すようなチャートに関係付けして、手に最も合う柄
のサイズを決定する。図示のチャートで、14から29
の範囲の積値207の単位はインチであるので手につい
ての測定もインチで行う必要がある。サイズ指示20
8、209、210は、使用できる柄の3つの大きさの
それぞれに対応する積値207の範囲を示す。もちろ
ん、積値に対して3つ以上の柄の大きさを与えることが
できるが、その場合は各サイズの範囲が小さくなる。手
の測定の数学的積に最も近いチャート上の値207を柄
の各隣接サイズ指示208、209、210に当てはめ
る。もちろん、チャート上の指示は上記したようなサイ
ズ指示に特定する必要は無い。例えば積値を色分けに使
用し、グループ値に適したサイズの柄を同一色にするこ
とができる。さらに、積値を数値ではなくグラフで指示
し、チャートを用いずに情報を表示し、サイズを決め
る。例えば、計算尺とか値207をサイズ範囲に関係付
けるデータ・ベースをもつコンピュータを用いることが
できる。
[0046]電動回転ナイフで異なる作業を行うので、
異なる形状、直径の刃物が必要であり、また時には、切
り深さゲージ、刃物用案内装置、使用中に頻繁に刃物の
切り刃を再生させるための刃付け装置、種々のヘッド・
ピース、刃物ハウジング、刃物が必要である。本発明の
モジュール型構造によると、種々の構造の刃物ハウジン
グ、刃物用のヘッド・ピースに対する、同一構成の柄、
指当て片、柄アダプタ、駆動ケーブル支持部、ピストル
形握り、ケーブル・ケーシング・コネクタの使用が容易
である。例えば、図1乃至図3の実施例で説明したヘッ
ド・ピース52の他に、図10、11のヘッド・ピース
52a、図12のヘッド・ピース52b、図13のヘッ
ド・ピース52cを使用すれば、環状切断刃物をもつ通
常の回転ナイフが行う種々の作業が可能な一連のナイフ
が本発明のモジュール系から得られる。
[0047]ヘッド・ピース52aはその前端72aに
刃物ハウジング56a、刃物保持器107a、深さ制御
ゲージ210を支持している。また、後端85aには前
記した円筒状ボス84aと、貫通穴92と同一構造の貫
通穴92aとを持ち、刃物58a用の駆動ピニオン94
aを支持し、また、ナイフ50で説明した仕方で柄5
4、指当て片60、柄アダプタ64、柄186、駆動ケ
ーブル支持部68を固着するための内部ねじ切り部10
2aを有する。ヘッド・ピース52Aと実質的に同じ前
端構造、刃物ハウジング、刃物等をもつ一体構造ナイフ
は米国特許第4,516,323に記載されているの
で、その開示を参照として本願に含ませる。
[0048]ヘッド・ピース52b(図12)はその前
端72bに刃物ハウジング56b、刃付け装置212を
支持している。また、後端85bには円筒状ボス84b
と、貫通穴92と同一構造の貫通穴92bとを持ち、刃
物58b用の駆動ピニオン94aを支持し、また、ナイ
フ50で説明した仕方で柄54、指当て片60、柄アダ
プタ64、柄186、駆動ケーブル支持部68を固着す
るための内部ねじ切り部102bを有する。ヘッド・ピ
ース52bと実質的に同じ前端構造、刃物ハウジング、
刃物等をもつ一体構造ナイフは米国特許第4,854,
046に記載されているので、その開示を参照として本
願に含ませる。
[0049]図13に示すモジュール型ナイフ50c
は、図1乃至図3のヘッド・ピース52と同様に柄54
に固着されるヘッド・ピース52cを有する。このヘッ
ド・ピースはヘッド・ピース52と同様であるが、前端
72cの一部が、ナイフ50の面72と同様な円筒面7
4cであり該円筒面の曲率中心軸A4が柄54、貫通穴
92cの長手中心軸Acに対して垂直ではなく鋭角B4
をなしている。実施例での角B4は75度である。刃物
ハウジング56cは刃物ハウジング56と同様である
が、円筒面74cに対向する背面に凹部が設けられ、ハ
ウジング56cの軸A4に対して角度をなすピニオン9
4cを収容する。刃物58cは刃物58と同じである。
刃物保持ヨーク107cは曲がり部材214を持つので
ヨークの固着部215を軸Acに平行な面内でヘッド・
ピースに取り付けることができ、かつ、刃物接触保持部
216を環状ハウジングと刃物の面に平行な面内に延在
させることができる。もう少し好適な構造においては、
後部が叉状でヘッド・ピースの両側の凹部に収容した直
線状保持ヨークを使用して、ヨークがピニオンを跨ぎ、
刃物ハウジングと平行な面内に在るようにする。ピニオ
ン94cのギア歯218はその頂きと歯元とがピニオン
の中心回転軸に対して傾いているので、歯の高さは一定
であるがギアの直径は後面220から前面221へと増
大する。その結果、歯は傾斜リング・ギア部82cに適
切に歯合する。このギア部82cは、ハウジングと刃物
とが図1乃至図3の方位で固着されたときにピニオン9
4に歯合する構造を有している。図1乃至図3に示した
ようなグリース・カップは図示を省略してあるが使用す
るのが普通である。
[0050]柄軸に対する刃物の角度方位をヘッド・ピ
ース52Cによって与えることによって、柄は手首、前
腕に対して一層自然な手の角度を許容しながら刃物の面
をほぼ水平にすることができ、柄軸に平行な水平面での
刃物が与えるストレスを低減できる。したがって、刃物
58cを通常水平方位で使用する作業に対して、本装置
は好適である。このことはナイフを使用者の体の横に保
持し、垂直方向の製品を加工する場合にも当てはまる。
柄の角度によって、握り手の手首、前腕に対する角度を
一層自然なものにできるからである。
[0051]以上、本発明を好ましい構造について説明
したが、特許請求の範囲記載の本発明の精神、範囲を逸
脱しない限りにおいて、種々の修正、変更が可能であ
る。特に、構造上の特徴、その利点の多くを、構造上モ
ジュール型ではないが上記特徴を幾つか備えたナイフに
適用することができる。さらに、本発明の柄の構造は特
に電動回転ナイフに有利であるが電動回転ナイフ以外の
工具、器具にも有用に適用でき、また、刃物や他の器具
に対して角度調整自在でなくても柄の形状に固有の利点
は損なわれない。本発明の柄の構造は肉処理産業などの
産業に使用する固定刃物ナイフに特に有用である。
[0052] [発明の効果]以上説明したように本発明によれば、組
み合わせ可能な標準化要素群の要素を適宜組み合わせる
ことによって、異なる手のサイズの使用者が異なる作業
に対して快適に使用できるモジュール型電動ナイフが得
られる。
【図面の簡単な説明】
[図1]本発明によるモジュール型電動ナイフの上平面
図である。 [図2]ナイフの柄上の管状ゴム握り手を示す、図1の
ナイフの底面図である。 [図3]図1の線3−3に沿う縦断面図である。 [図4]図3の柄の外表面を示す概略側面図である。 [図5]図4の柄の側表面を示す上面図である。 [図6]左側から見た図5の柄の端面図である。 [図7]図4の線7−7で示す面から見た図4の柄端面
図である。 [図8]線8−8に沿う図4の柄の横断面図である。 [図9]線9−9に沿う図4の柄の横断面図である。 [図10]本発明によるモジュール型ヘッド・ピースの
実施例を示す底面図である。 [図11]図10のヘッド・ピースを示す線11−11
に沿う部分縦断面部分立面図である。 [図12]本発明のヘッド・ピースの他の実施例を示す
図11と同様な部分破断縦断面図である。 [図13]刃物ハウジングと刃物がナイフの柄の軸に対
して傾斜している本発明のナイフの実施例を示す縦断面
図である。 [図14]本発明の指当て片の実施例を示す部分断面側
面図である。 [図15]図14の指当て片の上面図である。 [図16]右側から見た図14の指当て片の立面図であ
る。 [図17]モジュール型ナイフの柄アダプタ、方位変え
した柄を示す上面図である。 [図18]図17の線18−18から見たアダプタの端
面図である。 [図19]線19−19が示す面から見た柄アダプタの
側面図である。 [図20]ヘッド・ピースに取り付け可能な駆動ケーブ
ル支持部の縦断面図である。 [図21]本発明によるケーブル・ケーシング・コネク
タの上面図である。 [図22]図21の線22−22に沿う縦断面図であ
る。 [図23]ヘッド・ピースへ柄を固着するための柄コネ
クタを示す側面図である。 [図24]図23の線24−24の面から見た図23の
柄コネクタの端面図である。 [図25乃至図27]図2のナイフでヘッド・ピースへ
指当て片と柄とを装着する方法を示す底面図である。 [図28乃至図32]ヘッド・ピースに対する柄の位置
を調整する方法を示す図1と同様な上面図である。 [図33]本発明によるヘッド・ピースとピストル型握
り柄を示す底面図である。 [図34]図33のヘッド・ピースと柄の側面図であ
る。 [図35]左側から見た図34のヘッド・ピースの端面
図である。 [図36]柄サイズ選択用の線図である。 [符号の説明] 50 ナイフ 52 ヘッド・ピース 54 長方柄 56 刃物ハウジング 58 環状回転刃物 94 伝達部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ナイフ及び組み合わせ可能な標準化要
素群
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナイフ及び組み合わせ
可能な標準化要素群に関し、特に手持ち型電動回転ナイ
フを構成する該要素群に関する。また、本発明は柄の改
良、柄のサイズの選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】手持ち型電動ナイフが公知であり、特に
肉加工産業で使用されている。柄の端部の環状ハウジン
グ内で回転可能に支持された環状刃物を用いる種々のナ
イフ構造が米国特許第4,439,924号、4,492,027号、4,50
9,261号、4,516,323号、4,590,676号、4,637,140号、4,
854,046号、4,894,915号等に示されている。これらの構
造では、柄とヘッドが一体構造でハウジング、刃物が交
換可能であり、サイズ、構成を変えることによって異な
る作業が容易に行えるようになっている。この種のナイ
フのうちあるものは、刃物ハウジングを支持する金属ヘ
ッド・ピースに取り付けたプラスチックの柄を有し、ま
たあるものは、柄を形成する着脱自在なエア・モータ駆
動部を有している。公知のように、ヘッド・ピースに直
接装着したモータとか、手持ちナイフから離れて支持さ
れ回転可撓性ケーブルを介して接続されて刃物を駆動す
るモータとかを用いて刃物を駆動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は組み合わせ可
能な標準化要素群を提供することによって、環状回転刃
物をもち要素の選択によってナイフ構成が異る使用者や
異る作業に適応するよう変更可能なモジュール型電動ナ
イフを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】要素群は異る大きさの手
に適応するための複数の長方の柄と、複数のヘッド・ピ
ースであって、各ヘッド・ピースは環状回転刃物を駆動
するための伝達部及び柄を第1方位に取り付け得るよう
にするための共通手段を有し、また、各ヘッド・ピース
は異なる構造を有して他のヘッド・ピースが支持する刃
物ハウジングとは所定サイズ、所定構造が異なる交換自
在な刃物ハウジングを支持し、さらに、長方柄に対して
刃物ハウジングおよび刃物に角度を持たせるための構造
を有してなる前記複数のヘッド・ピースと、柄用の調整
可能親指支持指当て片と、柄の再位置決めを行うための
柄アダプタと、ピストル型握り柄と、駆動ケーブル・ケ
ーシング・コネクタと、交換可能な回転環状刃物を支持
するためにヘッド・ピースに固着可能な前記交換自在な
刃物ハウジングとを備える。同一基本部品を沢山使用し
て多くの異なる構成を組み立てることができるので、品
種を少なくできると共に使用者はある要素を他の要素よ
りも長期間有効に使用できるという効果がある。その
上、モジュール構成では部品間の調整が可能であるの
で、生理学的に異なる使用者、異なる使用モード、組み
合わせナイフが使用される異なる作業などに適応するこ
とができる。
【0005】種々の形状、サイズの柄、調整自在な親指
支持指当て片、ヘッド・ピースに対し異なる関係で柄を
方位付けするアダプタ、そして刃物は全てが協動して使
用者のストレス、疲労を軽減する。直線状握り柄ナイフ
では、例えば作業場、製品が水平方位にある場合、握り
手と手首との間に過大な尺骨の偏りが必要とされるが、
これと比較し刃物に対して異なる関係で柄を方位付けで
きると、異なる仕事場、異なる作業に対して少ないスト
レスでナイフを適応使用することが可能である。手のニ
ュートラル位置とは異なる手、手首間の尺骨の偏りが7
1/2であるとストレスを生じることが認められている。
モジュール型では、使用者は作業を変更するとき異なる
要素を組み合わせでき、かつ、使用者が特に気にいるよ
うに要素を調整することができるので、種々な同等な構
成の別個のナイフを補助手段として全く利用しなくて
も、直線状握り柄をもつ従来のこの種の電動回転ナイフ
で生じるストレスを軽減できる。
【0006】複数のヘッド・ピースのそれぞれはナイフ
刃物用駆動伝達部を収容し、特種型のリング刃物を支持
するための特定の型、サイズのハウジングを支持する。
さらに、各異なる型のハウジング、刃物構造に関して
は、異なるサイズの刃物ハウジング、支持刃物を設け、
異なる作業に対して効率的な動作を可能にする。あるヘ
ッド・ピースは他のヘッド・ピースが定める面とは異な
る面内、したがって柄に対する異なる角度で刃物ハウジ
ング、刃物を方位付けして、疲労、ストレスを低減し特
定動作での快適性を向上している。好ましくは、刃物ハ
ウジング、刃物が直線状柄の方向から15度下方へ傾斜し
た面内に在るように角度付けし、刃物を水平面内で使用
するときの握り手、手首間の15度の尺骨の偏りを取り除
く。
【0007】異なるサイズのヘッド・ピース用柄を左右
の手に対して設ける。どんな実用的目的に対しても3個
のサイズで十分であることが判明している。各柄はどの
種のヘッド・ピースにも同一コネクタを用いて取り付け
でき、該ヘッド・ピースの長手軸の周りに調整自在であ
る。この調整によって、使用者の手、手首、前腕をでき
るだけ最適位置に保ちつつ被切断材料に対する切断刃物
の位置を改善できるので、使用時の使用者の手首の偏向
量、伸長量を低減できる。柄はナイフの把持機能の外に
可撓性駆動ケーブルを収容し、ヘッド・ピースへ取り付
ける機能ももつ。
【0008】ヘッド・ピースおよび柄と別体の指当て片
を設ける。この指当て片は両者間の接合部に設けられる
支持用ベース部と、ベース部、柄から角度をなして延び
る親指係止部とからなる。この角度をなす延在は、ナイ
フ制御のための把持が有効になされと共に柄が把持され
た時に手の親指と人指し指とが極めて接近している場合
に生じるいわゆる「横手ピンチ(lateral pinch)」を
回避するのに適した手の位置が得られるようになされ
る。指当て片は柄の調整とは独立に該柄の軸の周りに周
方向調整が可能であるので、使用者は切断刃物に対して
柄の調整と親指位置とを別個に選択できる。指当て片は
いずれの側にも延在できて右手使用にも左手使用に適応
できる。
【0009】使用者の親指は指当て片によって柄の中心
線の横手に位置決めされ、親指から刃物へ大きなてこの
作用を与えることができる。従来、親指からのてこの作
用は刃物軸の方向でのみ最も効果的に与えられたのに比
べ、指当て片の位置調整を行えば切断の方向に応じてて
こ作用の方向を決められる。このことは、刃物の面に対
して平行な側方への切り込みにナイフを使用したため、
手の指、掌を介して把持力をさらに加える必要があり、
疲れを伴う場合に特に有利である。
【0010】同じくヘッド・ピースおよび柄とは別体の
柄アダプタを設ける。柄アダプタは指当て片と同様に、
また、指当て片に代わって両者間の接合部に設けられる
支持用ベース部を有する。アダプタはヘッド・ピース用
のどの種の柄も支持し、ヘッド・ピースに直接取り付け
た柄とは異なる方向、位置に柄を方位付けする。好まし
くは、アダプタは前記直接取り付けの方位を横切って柄
を位置決めして、いわゆるティー・グリップ(Tee gri
p)を与え、ヘッド・ピース面の上方に柄を配置する。
アダプタは直接取り付けの柄の軸の周りに回転可能であ
り、アダプタに取り付けた柄は自身の長手軸の周りに調
整自在で快適さを向上でき、また、使用者の前腕に対し
て該使用者の手を適切に方位付けして疲労、ストレスを
できるだけ小さくすることができる。
【0011】ピストル型握り柄を設け、直線状柄の代わ
りに同じ場所に同じ方法で取り付けられるが、この柄
は、刃物用駆動ケーブルを収容する管状体から上方前方
向に傾斜した握り手を有する。これによって、使用者は
自身の手の面を自然で快適な位置において全体として垂
直にしてナイフを把持することができる。
【0012】柄アダプタの使用時には、別体の駆動ケー
ブル支持部を設け、別途直接に取り付けられ再方位付け
の済んだ柄をこの支持部によって支持する。駆動ケーブ
ル支持部は管状体であり、ヘッド・ピースに直接取り付
けた柄に代わりこれと同じ方法、位置、方位でヘツド・
ピースに取り付けられる。他の場合には柄に収容される
ケーブルを、この支持部が収容しヘッド・ピースへ取り
付ける。
【0013】どの種の柄、駆動ケーブル支持部にも、適
宜挿入可能で着脱自在なケーブル・ケーシング・コネク
タを収容することができる。このコネクタは、可撓性モ
ータ駆動ケーブルの駆動端上のケーシングを囲み、これ
に取り付けられて、駆動端をヘッド・ピース内の伝達部
へ延在させ該伝達部を駆動させる。また、前記コネクタ
は動作時にケーブルと伝達部との係合を保つ。好ましく
は、伝達部はピニオンであり、このピニオンはリング刃
物のギア歯に噛合し駆動ケーブルの端部を直接収容す
る。
【0014】本発明の柄は形状が改善されており、握り
手上の不要な圧力集中面積を低減し、同時に、与えられ
た把持力に対してできるだけ確実な把持を可能にする。
このようにして、特に繰返使用において使用者に対する
ストレス、疲労、使い過ぎ障害を低減する。柄は複数サ
イズで形成される。実施例では3サイズが与えられ、異
なるサイズの手の使用者が有効な把持を得て、本発明の
構造による良好な形状、調整可能な方位の利点を十分に
利用できる。柄は不規則な横断面形状をもち、この形状
によると、使用時に手の中の柄の回転を阻止するのに要
する把持力の大きさを低減することが判明しているの
で、これによって疲労を軽減できる。
【0015】すなわち、把持部にそって長手方向に離間
する位置で柄の周囲は、各把持指が柄に接触する位置で
の手の長さに実質的に相当する。これにより、各指はほ
ぼ等しい把持、圧力で柄に有効に把持圧力を与えること
ができる。柄の横手面は中心側面よりも幾分膨らんでい
る。これは、横手面は把持手の掌に受け入れられ、前記
膨らみによって掌の自然ポケットを良好に満たすように
するためである。その結果、圧力は掌を横切りかつ沿い
把持手と柄との間に分布される。中心側面は、柄の幅が
最も大きい部分で明確な長手リブをもち、横手面よりも
平坦な面が柄の上方面、下方面側へと内方へ傾斜する。
底面は頂面よりも半径が小さい。前記の輪郭が明確で広
い領域は把持指の関節とほぼ一致して位置し、柄と把持
指との間に一様な圧力分布を与える。
【0016】柄に対して大小の断面寸法の範囲が設定さ
れ、手の長さ、掌の幅、クロス・コーナ(cross corne
r)長さ(把持したとき工具の柄がそれに沿って延在す
る対角長)の実際の人体測定学的測定に基づくと共に男
女の手の長さ、掌の幅についての利用可能な刊行表、デ
ータに基づいて柄の把持部に対する長さ寸法範囲を決め
た。前記範囲は3つの大きさのグループに分けて一つの
大きさから次の大きさへの変化の増分を与えた。これら
の範囲、グループから3つの実際の設計サイズを決め
た。
【0017】手の測定長さと適用される手の掌の幅との
数学的な積を用いると、2測定寸法をもつ手に最も適す
るのは3つの大きさの内のどれであるかを十分決定でき
ることが判明した。予想される使用者の集団から期待さ
れる前記数学的積の全範囲をほぼ等しい3つの群に分け
ると、各群が異なる柄のサイズに対応する。便宜上、チ
ャート状に表示するかデータ・ベースに含ませ、適用す
る手を測定し、手の長さと掌の幅との積を決め、チャー
ト上の群もしくは他の形のデータ・ベース内にほぼ同じ
値を見つけ、データ・ベースによって当該群に適用でき
ると示された柄のサイズを選択することによって、柄の
3つの設計サイズの内の1つを選択することができる。
【0018】前記に加え、本発明は以下の特徴を含む。 (a) 電動環状回転刃物と、この刃物の基平面をもつ
環状刃物ハウジングと、この刃物ハウジングを支持する
前端をもつヘッド・ピースと、このヘッド・ピースの後
端から延在する長方柄と、前記刃物ハウジングによって
支持される環状刃物を駆動するための伝達部と、前記柄
の前方に配置された親指支持部とを備えたナイフにおい
て、親指支持部が長方親指係止面を有し、この面の長手
方向が、柄の長手方向と環状刃物ハウジングの前記基平
面とに対して鋭角をなして方位付けされていることを特
徴とするナイフ。 (b) 環状回転刃物をもつモジュール型電動ナイフを
組み合わせによって形成する組み合わせ可能な標準化要
素群であって、要素の選択によってナイフの構造を変え
ることで異なる使用者や異なる作業に適応でき、前記要
素群が異なる大きさの手に適応するための異なる大きさ
の複数の長方の柄と、複数のヘッド・ピースであって、
各ヘッド・ピースは環状回転刃物を駆動するための伝達
部および柄を第1方位に取り付け得るようにするための
共通手段を有し、また、各ヘッド・ピースは異なる構造
を有して群の他のヘッド・ピースが支持する刃物ハウジ
ングとは所定サイズ、所定構造が異なる交換自在な刃物
ハウジングを支持してなる前記複数のヘッド・ピース
と、交換可能な回転環状刃物を支持するためにヘッド・
ピースに固着可能な交換可能な刃物ハウジングとを備え
てなる組み合わせ可能な標準化要素群。 (c) 電動環状回転刃物をもち、刃物ハウジングと、
刃物用駆動伝達部をもつヘッド・ピースと、柄とを備
え、ヘッド・ピースは刃物ハウジングを支持する前端を
有し、環状刃物ハウジングの面が平面を形成し、ハウジ
ングの中心軸が長手中心軸を通る面内にあり、前記平面
に対して垂直であるナイフにおいて、ハウジングの平面
が長手中心軸を交差するように該中心軸に対して方位付
けされ、ハウジングの中心軸と長手軸との交差角が90度
以外の角度であることを特徴とするナイフ。 (d) 柄と、この柄の一端から延びる刃物ハウジング
と、このハウジングによって回転可能に支持される環状
刃物とを備えた電動回転ナイフであって、柄が全体とし
て長方であり、片手で把持されるもので、長手部分と長
手円弧遷移面とを有し、長手部分は、一端に隣接し刃物
ハウジングに接続される第1部分と、柄の反対端に隣接
する第2部分と、第1部分と第2部分との間の第3部分
とを有し、前記3部分は全て把持されるものであり、第
1、第2部分はそれぞれが横断面輪郭表面がほぼ円形で
第3部分よりも横断面積が小さく、長手円弧遷移面は隣
接の第1部分と第3部分との間および第2部分と第3部
分との間にあり、第3部分は握り手の掌に対向、接触す
る上方面と、握り手の指部に対向、接触する下方面と、
握り手の指の中心端部に隣接する掌に対向、隣接する横
手面と、握り手の指の末端部分に対向、接触する中心側
面とを有し、第3部分の横断面形状は円弧状上方面と、
この上方面よりも半径が小さい円弧状下方面と、下方に
収束し部分的に下方端部を形成する平坦側面とを有し、
第3部分の長手輪郭表面が水平中心面に沿って直線状で
あり垂直中心面に沿って凸状に湾曲してなる電動回転ナ
イフ。 (e) 作業要素用の柄であって、この柄が全体として
長方であり、片手で把持されるもので、長手部分と長手
円弧遷移面とを有し、長手部分は、一端に隣接し作業要
素に接続される第1部分と、柄の反対端に隣接する第2
部分と、第1部分と第2部分との間の第3部分とを有
し、前記3部分は全て把持されるものであり、第1、第
2部分はそれぞれが横断面輪郭表面がほぼ円形で第3部
分よりも横断面積が小さく、長手円弧遷移面は隣接の第
1部分と第3部分との間および第2部分と第3部分との
間にあり、第3部分は握り手の掌に対向、接触する上方
面と、握り手の指部に対向、接触する下方面と、握り手
の指の中心端部に隣接する掌に対向、接触する横手面
と、握り手の指の末端部分に対向、接触する中心側面と
を有し、第3部分の横断面形状は円弧状上方面と、この
上方面よりも半径が小さい円弧状下方面と、下方に収束
し部分的に下方半部を形成する平坦側面とを有し、第3
部分の長手輪郭表面が水平中心面に沿って直線状であり
垂直中心面に沿って凸状に湾曲してなる柄。 (f) 長さ、周囲がともに異なる限られた所定数のサ
イズの柄において異なる全長、掌幅、掌長さ、クロス・
コーナ長さの手に適応する範囲で、手に適応する柄のサ
イズを選択する方法であって、(a)適応させる手の全
長を測定する工程と、(b)適応させる手の掌の幅を測
定する工程と、(c)2つの測定の積を求める工程と、
(d)各柄のサイズが前記2測定の積を表す指示の範囲
に関係付けされ、この範囲が柄使用者にとり典型的な手
サイズの集団から抽出した測定値に基づいてなるデータ
・ベースを与え、適応させる手の2測定の積に最も近い
積を表すデータ・ベース中の指示を探し、その指示が示
すサイズを選択する工程とを備えるサイズ選択方法。
【0019】したがって、本発明の目的は、モジュール
型電動ナイフを組み合わせによって形成する組み合わせ
可能な要素群、構造が改善された電動ナイフ、手握り用
の改善された柄、特定の使用者の手によく適用する柄の
サイズを決定する方法を提供することである。
【0020】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。
【0021】
【実施例】図1乃至図3に、標準化され互換性のある要
素から組み立てた好適構成を示す。ナイフ50は分離可能
な以下の主要素すなわちヘッド・ピース52、柄54、刃物
ハウジング56、刃物58、指当て片60、ケーブル・ケーシ
ング・コネクタ62からなっている。ヘッド・ピース52を
図10乃至図13、図17に示すような若干異なる構造のヘッ
ド・ピース52a,52b,52cとこれらに関係する刃物ハ
ウジング、刃物とに交換使用でき、この場合、前記以外
の要素はそのまま使用できる。また、指当て片60を図17
に示すような柄アダプタ64に代えれば、ヘッド・ピース
に対する新たな位置、つまり元の柄位置に対して横手方
向の異なる面内で柄54を支持することができる。また別
の態様として、ヘッド・ピースに対する元の柄、指当て
片に代えて、まったく異なるピストル型握り柄66(図33
乃至図35)を使用できる。図17、図20に示すようにアタ
プタ64を用いて柄54を別位置で保持する場合は、柄54の
元の位置において駆動ケーブル支持管68をヘッド・ピー
スに取り付け、元の柄54に収容されるケーブル・ケーシ
ング・コネクタ62を該管68内に収容する。駆動ケーブル
支持管、ケーブル・ケーシング・コネクタを用いてのヘ
ッド・ピースに対する駆動ケーブル70の位置決め、接続
は柄54の場合と同様に行われる。
【0022】同じヘッド・ピースと関連要素に対して、
異なる大きさの柄54を使用することによって、異なる手
の大きさの使用者への適応化を図ることができる。いず
れの場合も、柄、指当て片、柄アダプタがヘッド・ピー
スに対して回転調整可能であるので、どのような作業に
おいても使用者は手、腕を快適な位置に保つことができ
る。
【0023】前記主要素は図1乃至図3に示すような方
法で構成、接続されて、長手方向に延びる柄をもつナイ
フ完成品を形成する。
【0024】ヘッド・ピース52の前端72は部分的円筒面
74を有し、この面にリング状の刃物ハウジング56が2個
のねじ77,78によって位置決め、支持される。そして、
刃物ハウジングの溝79内にリング状刃物58が公知の仕方
で相対回転するように支持される。刃物は外方向に拡が
り、軸方向の一端が切り刃81を形成し、軸方向の他端の
リング・ギア部82が溝に収容され、これによって刃物が
回転駆動される。
【0025】ヘッド・ピースの後端85に円筒ボス84が設
けられて肩部86を形成する。軸方向に延びる溝88をボス
84の外面の一部分に形成して指当て片もしくは柄アダプ
を固定するのに用いる。ヘッド・ピース52aに対しては
図10に示す同様な溝88aの方が良好である。溝はボスの
平坦端面90に開口し肩部86の近くまで延びている。
【0026】断面円形の直線貫通穴92が後端85から前端
72まで形成され、面90,74に開口している。貫通穴内で
前端72に隣接してピニオン・ギア94が設けられ、ベアリ
ング96内に回転可能に支持され、該ギアの歯97はリング
状ギア部82に歯合して刃物58を駆動する。ピニオン本体
内の中心通路98は断面が正方形で、回転駆動ケーブル70
の正方形断面端部を摺動自在に収容する。貫通穴92は端
面90に隣接してねじ切り部102を有し、柄54をヘッド・
ピースに取り付ける管状コネクタ・インサート104(詳
細は図23,24に示す)を収容する。
【0027】指保護具106、刃物保持ヨーク107、グリー
ス・カップ108がヘッド・ピースによって支持される。
指保護具、ヨークはねじ110,111を用いて取り付ける。
使用者の指が刃物側へ移動するのを前記保護具で阻止し
ている。ヨークは、図2、図3および米国特許第4,637,
140号に示すような仕方で刃物を着脱自在に保持する。
【0028】柄54は中空で前端114、後端116が開口し、
図1乃至図9に示すように、長手方向、横断面に関して
不規則な外表面を有している。前端114は平坦であり、
断面は環状で該前端が係着するボス84の平坦端面90より
も外径が若干大きい。前端は内部止転くさび(スプライ
ン)117をもち、該スプラインは拡開位置決め面118に隣
接する内部で終端している。スプライン長さは、ボス84
内部のねじ切り部102の軸方向拡がりよりもはるかに小
さい。スプラインと位置決め面とは、柄の前端に収容さ
れている管状コネクタ・インサート104と協動する。後
端116は外方フランジ120を有し、内表面は後端開口が外
方向への拡開部をなし、その内側に隣接する実質的によ
り長い円筒状部124がケーブル・ケーシング・コネクタ6
2を支持している。駆動ケーブル70はコネクタ62内に固
着される。内方向に延びるピン126によってケーブル・
ケーシング・コネクタ62は着脱自在に保持される。
【0029】管状コネクタ・インサート104の構造を図
3,23,24に示す。インサートは円形で断面が環状であ
る。一端に設けた拡開ヘッド130に隣接する中間部131に
は小さなスプライン132が形成され、他端の小径部133に
は内部ねじ切り部134が形成されている。直線中心通路1
35は断面円形で駆動ケーブル70の駆動端を収容するのに
十分な直径を有している。スプラインはねじ切り部より
も軸方向長さが実質的に短い。インサートは柄54、ピス
トル型握り柄66、管状駆動ケーブル支持部68をヘッド・
ピースへ固着するだけでなく、ヘッド・ピース、したが
ってナイフの切り刃に対する柄の回転を確実に調整す
る。
【0030】図3,23に示すように、柄54がヘッド・ピ
ースの平坦端面90に確実に係着しているとき、インサー
ト104の拡開ヘッド130は柄の内部拡開位置決め面118に
係合し、インサートのスプライン132は柄のスプライン1
17に係合し、インサートのねじ切り部134はヘッド・ピ
ースのねじ切り部102に係合する。ヘッド・ピースに対
する柄、インサートのねじ締めを緩めない限り、ヘッド
・ピースに対する柄の回転が阻止されるので使用時の柄
の方位は維持される。図3,23の構造からわかるよう
に、自身の長手中心軸Aの周りの柄の方位付けは図28乃
至図32に示すように行える。図23は柄の任意の最終方位
を示し、図1乃至図3に示す方位に対応する。図28に示
す元の方位から前記方位を得るためには、柄54を回転し
て柄のスプライン117の長さよりも若干大きい距離だけ
ねじ切り部134のねじを部分的に緩め、その間柄を引い
てインサートのスプラインの係合状態を保つ。次に開始
位置に相当する位置に柄がくるまで該柄をさらに回動す
る。この状態を図29に示す。次にヘッド・ピースの端面
90に係合するまで柄を前方へ押して柄とインサートとの
スプラインの係合を解き、続いて図30に示す所望の方位
となるまでインサート、ヘッド・ピースに対して柄を回
転する。次に、柄を軸方向後方へ引いて図31に示すよう
にスプラインの再係合を行い、続いて柄とインサートと
を一緒に回転しヘッド・ピースの端面90に対して柄を締
め付けると、図32に示す所望の調整位置が得られる。多
数のスプラインを設けてあるから、柄方位の細かい調整
が行え、所望の位置を得ることができる。
【0031】図1,3,14乃至16,25乃至27に指当て片
60の構造を示す。指当て片は円筒リング状ベースもしく
は取り付け部138と、ベースの中心軸に対して鋭角Bを
なして該ベースから延びるカップ状葉部140との一体部
材である。葉部の凹状もしくはカップ状面141にはロー
レットが施されている。ベースの軸方向寸法は柄54の肩
部86、前端144間の軸方向距離に等しいので、該ベース
はボス84全体で受けられ、図3に示すように軸方向で位
置が定まる。ベースの内部には軸方向に延びるスプライ
ンもしくはキー144を形成する。このキーは葉部140の位
置とは直径上の反対位置にあり、ベースの後端146に直
接隣接し、ベースの軸方向長さの一部分だけに(図示の
実施例では約半分の長さ)形成されている。ボス84(ま
たは図10の84a)の外面の数個(例えば5個)の溝88
(または図10の88a)のうちのいずれか1個にキー144
が収容可能である。溝は周方向に離間しているので、
柄、ヘッド・ピースの長手軸の周りの異なる位置に指当
て片の葉部を位置決めして、異なる親指位置への適応化
を図ることができる。図示を省略するが、同じ構成の別
の溝を図示とは反対の直径上位置に設ければ、左利き使
用に対してナイフの中心線の反対側の位置へ指当て片を
移すことができる。あるいは、片手使用に役立つヘッド
・ピース構造の場合のように、適宜に設けた溝を持つ別
個のヘッド・ピースに同じ指当て片を使用することがで
きる。指当て片をヘッド・ピースに組み込み、柄で固定
する仕方を図25乃至図27に示す。次に、キー144の軸方
向長さよりも若干長い距離だけ前端114をボス84の端面9
0から離すのに十分なだけ柄を緩めることによって指当
て片の調整を行う。そして、キーの収容溝88から該キー
を滑らせて取り出すのに十分なだけ指当て片を肩部86か
ら離間させる。次にボス84上で指当て片を所望位置まで
回転させ、軸方向前方に移動させ肩部86に係着させてキ
ーを新たなスロット内に配置させてから柄を締め付け
る。
【0032】指当て片の葉部の中心線はベースの軸面内
にあるから、組み立てたナイフの中心線Aの一方の側へ
指当て片の葉部がくるようにベースを位置決めすると、
使用者の親指は指当て片に楽に収容され、柄の把握、ナ
イフの操作性が向上する。好ましい実施例では、角Bは
25度から30度の範囲、最も好ましくは約27度である。こ
の角度によって親指を人指し指の十分外側に保つことが
できて横手ピンチを回避できる。
【0033】ケーブル・ケーシング・コネクタ62(詳細
を図21,22に示す)は円筒管であって、前端に内方向フ
ランジ148を有し、後端には可撓性駆動ケーブル150のケ
ーシングの取り付け端部(図3)を受け入れるための拡
開スカート部149を有する。取り付け端部の一部分はケ
ーブル支持部の前端を貫通し、肩部152がフランジ148に
係着することによって前方への移動が制限される。ケー
ブル・ケーシング・コネクタの外側で、止めリング154
が前端に接触して取り付け端部に固着され相対後方移動
を制限している。取り付け端部の鼻部156は管状コネク
タ・インサート104の中まで延び、ケーブル駆動端99は
インサートを貫通してピニオン・ギアに入っている。鼻
部と管状コネクタ・インサートとの間で圧縮ばね158が
作用してケーブル支持部に柄の後方への習性を与えてい
る。ケーブル・ケーシング・コネクタの円筒状外面は、
柄54の内側の円筒状部124に摺動自在に密着篏入されて
いる。図3,21,22に示すように、ケーブル・ケーシン
グ・コネクタを形成する円筒管に案内スロット160が形
成され、ピン126がこのスロット内へ延びている。フラ
ンジ148の所は壁厚が大きいので、スロットは前端での
溝161から始まり、長手方向に延びフック部162に終端し
ている。溝の長さとピンの位置とは以下のようになって
いる。すなわち、ケーブル・ケーシング・コネクタを柄
54もしくは要素部品群のダミーの柄に挿入するに際し
て、ピンがスロットの後端に達したとき駆動ケーブルの
取り付け端部上のばね158が十分圧縮されること、ケー
ブル・ケーシング・コネクタが回転してピンをフック部
内へ運び入れたとき前記ばねは圧縮状態を保っており、
ピンがスロットの終端部163に整列した時にケーブル・
ケーシング・コネクタを後方へ移動させてケーブル・ケ
ーシング・コネクタを柄内で確実に保持することが可能
になっている。
【0034】図17乃至図19に詳細に示すように、柄アダ
プタ64は円筒リング状ベース部166を有し、このベース
部の内面に指当て片のと実質的に同構造のスプラインも
しくはキー165が形成されて、ヘッド・ピースの後方延
在ボスの周りでのアダプタの回転調整を可能にしてい
る。図17に示すように、アダプタ64はヘッド・ピース52
Aのボス84Aに固着される。一体形成のアーム170がベ
ース部から延びている。図17,18に示すように、アーム
はベースから前方、上方かつ横手外方に曲がっている。
そして、側面から見ると図19に示すようにベース円筒の
中心長手軸A1に対して角B1をなす直線をなしてアー
ムは延びている。好ましくは、角B1は40度から45度の
範囲にあり、図示の実施例では43度である。アームの末
端には柄取り付け部172が設けられ、この取り付け部の
ねじ切り穴174の中心軸A2は図示の実施例でヘッド・
ピース52Aの面に平行な面内に在り、中心軸A1に垂直
な平面VPに対して角B2をなしている。好ましくは角
B2は15度である。ねじ切り穴174に管状アダプタ104が
受け入れられ、ねじ切りボス84,84Aと同様な調整可能
な仕方で柄54を保持して、柄54が支持部に対する該柄の
長手軸の周りに回転できるようにしている。前記アダプ
タ64を用いると、手、手首、前腕の自然で快適な位置で
ナイフを刃物の上方から掴むことができ、特に使用者側
へ刃物を引き寄せるのに適している。
【0035】アダプタ64を使用すると、柄54をボス84A
へ取り付ける必要がないが、その代わり駆動ケーブル支
持部68はケーブル・ケーシング・コネクタを収容するよ
うに装着して駆動ケーブル70をヘッド・ピースへ固着す
る。駆動ケーブル支持部68の詳細は図20に示す。この支
持部は切り込み178を設けるか、穴なし壁のものとし、
前端180、後端181を開口する。前端には拡開内面182を
形成し、開口前端と拡開面が管状コネクタ・インサート
104と協動して、柄54の場合と同様にボス84Aもしくは
他のヘッド・ピースのボスへ駆動ケーブル支持部を固着
させる。駆動ケーブル支持部にとっては回転調整は重要
でない。後端181は柄54の後端と同様にケーブル・ケー
シング・コネクタ62を収容する構造であり、内方へ延在
するピン183がケーブル・ケーシング・コネクタを保持
する。
【0036】ヘッド・ピース52Aへ取り付けたピストル
型握り柄66の詳細を図33乃至図35に示す。図中、刃物ハ
ウジング、刃物を省略して図示を簡略化してある。ピス
トル型握りの管状本体185の内部構造は以下の点を除き
柄54と同様である。すなわちこの握り柄では、内部中空
部が柄54の不規則外表面と異なり基本的に円筒状であ
り、内部のねじ切りボス(図示せず)が管状本体から上
方に延びて管状コネクタ・インサート104を収容して、
手の握り186を管状本体へ調整可能に固着している。し
たがって、ピストル型握り柄はインサート104の長手中
心軸A3の周りでヘッド・ピースに対する回転が調整可
能なように該管状コネクタ・インサート104にによって
ヘッド・ピースへ固着され、柄54と同様にケーブル支持
部68を収容する。また、握り186は同様にその長手軸の
周りで管状本体185に対して回転調整可能である。上方
(図で)に延びる手握り186は長手軸A3と整列し角度
B3で前方に傾斜している。この角度は70度から80度が
好適で図示の実施例では75度である。この握り柄による
と、掌の面が実質的に垂直な快適で自然な位置、すなわ
ち、手首に対する尺骨の偏りが約7 1/2度の任意のニュ
ートラル状態で、使用者はヘッド・ピースの面の上方で
ナイフを握ることができる。特に、例えば切り込み動
作、トリミング動作中にナイフが水平方向の製品面上で
水平移動するときに有用である。柄54の不規則的な形状
を図4乃至図9に詳細に示す。図示の形状は、過度の使
用や繰返し使用によって疲労を生じさせたり、怪我を起
こす危険のある不都合な圧力点とか把持力を持たない有
効な把持を可能にする。実施例では柄の外表面が3箇所
で大きさの変化をするが、作用部分に対しては或る最小
内部横断面を維持する必要があるので、横断面形状間の
差よりも最小横断面寸法と最大横断面寸法との間の差が
基本的である。例えば、側表面変化の大きさの差が僅少
である図1の柄54は図5の柄よりも小型である。
【0037】図4は実質的な推奨使用位置の方位にある
柄54の外表面を示す側面図、図5は同じ方位での外表面
を示す上面図である。図4,5中、把持される長手方向
領域をGで表す。この領域内で区別できる3つの長手方
向部分があり、それらは前端114に隣接する第1部分G
1、後端116に隣接する第2部分G2、両部分G1,G
2の間の第3部分G3である。第1、第2部分G1,G
2は外表面を含む断面がほぼ円形で第3部分よりも横断
面積が小さい。図4に示すように、第1と第3部分間、
第2と第3部分間に異なる半径の凹湾曲長手遷移面TR
2,TR1があり、部分TR1は部分TR2よりも半径
が小さく、実施例では約半分である。遷移面間の上下外
表面190,192は凸湾曲面で遷移面よりも半径が大きい。
【0038】図5は側表面を示す上面図である。遷移面
TR1,TR2間の第3部分で右手掌中心側面194、右
手掌横手面196はほぼ直線である。
【0039】図7における前端114から見た端部正面図
は、第1部分G1の形状を表す端表面を示している。ま
た、第3部分G3の横断面を図8に、第2部分G2の横
断面を図9に示す。
【0040】上外表面190は握り手掌に対向、接触する
ように形成され、下外表面192は握り手の指部分に対
向、接触するように形成され、中心側面194は握り手の
指末端に対向、接触するように形成され、横手面196は
握り手の指の中央端に隣接する掌に対向、接触するよう
に形成されている。図8に示すように、第3部分G3は
幅よりも高さが大きく、互いにほぼ直交し、かつ柄の中
心長手軸Aを通る面P1,P2において高さ、幅共に最
大である。
【0041】図8からわかるように、上外表面190の横
断面は、半径が若干異なる2個の円弧CA1,CA2か
らなり、面P1の各側にある各円弧はCA2がCA1よ
りも半径が約12%大きくするのが好適である。下外表面
192の横断面は単一の円弧からなり、この円弧は、上方
面を形成する円弧よりも半径が小さく好ましくは円弧C
A1の半径の約70%であって、面P1によって2分され
ている。
【0042】水平面P2と下外表面192との間の中心側
面194と横手面196の部分194a,196aは、横断面がほぼ
直線であり両部分は底面に向けて互いに収束している。
面P2と上外表面との間の中心側面194は、面P2に隣
接して断面がほぼ直線であり上外表面側へ緩やかに円弧
をなしている。面P2と上外表面との間の横手面196は
実質的に円弧状断面を有し、対応する中心側面194より
も円弧の度が強い。
【0043】把持を向上するために、長手部分G1,G
2,G3には周方向で近接離間した浅い溝198が形成さ
れている。溝198は柄の周囲長よりも短く、周方向に離
間した4個の長手領域は、柄の高さ、幅が最大である表
面部分に沿って延びている。
【0044】前記した柄の形状は、把持に適した大きさ
にして適切に把持するときトルクに対して高い抵抗を呈
することができ、適切な柄表面が握り手の相当部分に接
触する。その結果、弱い把持力でナイフを制御すること
ができる。長手方向に畝を付けた薄いゴム・カバーもし
くはスリーブ200を図1に示すように柄に装着すれば、
把持をさらに高めることができる。このスリーブは、19
90年6月25日出願の別の同時係属の特許出願第07/544,1
30の要旨であり、その開示を参照として本願に含ませる
ものである。
【0045】使用者の手についての2点、すなわち手の
全長、指関節の領域内での掌の大きさを測定し、それに
基づき3つの大きさの内の一つを適宜に選択することが
できる。2点測定についての数学的積を図36に205で示
すようなチャートに関係付けして、手に最も合う柄のサ
イズを決定する。図示のチャートで、14から29の範囲の
積値207の単位はインチであるので、手についての測定
もインチで行う必要がある。サイズ指示208,209,210
は、使用できる柄の3つの大きさのそれぞれに対応する
積値207の範囲を示す。もちろん、積値に対して3つ以
上の柄の大きさを与えることができるが、その場合は各
サイズの範囲が小さくなる。手の測定の数学的積に最も
近いチャート上の値207を柄の各隣接サイズ指示208,20
9,210に当てはめる。もちろん、チャート上の指示は前
記したようなサイズ指示に特定する必要はない。例えば
積値を色分けに使用し、グループ値に適したサイズの柄
を同一色にすることができる。さらに、積値を数値では
なくグラフで指示し、チャートを用いずに情報を表示
し、サイズを決める。例えば、計算尺とか値207をサイ
ズ範囲に関係付けるデータ・ベースをもつコンピュータ
を用いることができる。
【0046】電動回転ナイフで異なる作業を行うので、
異なる形状、直径の刃物が必要であり、また時には、切
り深さゲージ、刃物用案内装置、使用中に頻繁に刃物の
切り刃を再生させるための刃付け装置、種々のヘッド・
ピース、刃物ハウジング、刃物が必要である。本発明の
モジュール型構造によると、種々の構造の刃物ハウジン
グ、刃物用のヘッド・ピースに対する、同一構成の柄、
指当て片、柄アダプタ、駆動ケーブル支持部、ピストル
形握り、ケーブル・ケーシング・コネクタの使用が容易
である。例えば、図1乃至図3の実施例で説明したヘッ
ド・ピース52の他に、図10,11のヘッド・ピース52a、
図12のヘッド・ピース52b、図13のヘッド・ピース52c
を使用すれば、環状回転刃物をもつ通常の回転ナイフが
行う種々の作業が可能な一連のナイフが本発明のモジュ
ール系から得られる。
【0047】ヘッド・ピース52aはその前端72aに刃物
ハウジング56a、刃物保持器107a、深さ制御ゲージ210
を支持している。また、後端85aには前記した円筒状ボ
ス84aと、貫通穴92と同一構造の貫通穴92aとを持ち、
刃物58a用の駆動ピニオン94aを支持し、また、ナイフ
50で説明した仕方で柄54、指当て片60、柄アダプタ64、
柄186、駆動ケーブル支持部68を固着するための内部ね
じ切り部102aを有する。ヘッド・ピース52Aと実質的
に同じ前端構造、刃物ハウジング、刃物等をもつ一体構
造ナイフは米国特許第4,516,323に記載されているの
で、その開示を参照として本願に含ませる。
【0048】ヘッド・ピース52b(図12)はその前端72
bに刃物ハウジング56b、刃付け装置212を支持してい
る。また、後端85bには円筒状ボス84bと、貫通穴92と
同一構造の貫通穴92bとを持ち、刃物58b用の駆動ピニ
オン94aを支持し、また、ナイフ50で説明した仕方で柄
54、指当て片60、柄アダプタ64、柄186、駆動ケーブル
支持部68を固着するための内部ねじ切り部102bを有す
る。ヘッド・ピース52bと実質的に同じ前端構造、刃物
ハウジング、刃物等をもつ一体構造ナイフは米国特許第
4,854,046に記載されているので、その開示を参照とし
て本願に含ませる。
【0049】図13に示すモジュール型ナイフ50cは、図
1乃至図3のヘッド・ピース52と同様に柄54に固着され
るヘッド・ピース52cを有する。このヘッド・ピースは
ヘッド・ピース52と同様であるが、前端72cの一部が、
ナイフ50の面74と同様な円筒面74cであり該円筒面の曲
率中心軸A4が柄54、貫通穴92cの長手中心軸Acに対
して垂直ではなく鋭角B4をなしている。実施例での角
B4は75度である。刃物ハウジング56cは刃物ハウジン
グ56と同様であるが、円筒面74cに対向する背面に凹部
が設けられ、ハウジング56cの軸A4に対して角度をな
すピニオン94cを収容する。刃物58cは刃物58と同じで
ある。刃物保持ヨーク107cは曲がり部材214を持つので
ヨークの固着部215を軸Acに平行な面内でヘッド・ピ
ースに取り付けることができ、かつ、刃物接触保持部21
6を環状ハウジングと刃物の面に平行な面内に延在させ
ることができる。もう少し好適な構造においては、後部
が叉状でヘッド・ピースの両側の凹部に収容した直線状
保持ヨークを使用して、ヨークがピニオンを跨ぎ、刃物
ハウジングと平行な面内に在るようにする。ピニオン94
cのギア歯218はその頂きと歯元とがピニオンの中心回
転軸に対して傾いているので、歯の高さは一定であるが
ギアの直径は後面220から前面221へと増大する。その結
果、歯は傾斜リング・ギア部82cに適切に噛合する。こ
のギア部82cは、ハウジングと刃物とが図1乃至図3の
方位で固着されたときにピニオン94に噛合する構造を有
している。図1乃至図3に示したようなグリース・カッ
プは図示を省略してあるが使用するのが普通である。
【0050】柄軸に対する刃物の角度方位をヘッド・ピ
ース52cによって与えることによって、柄は手首、前腕
に対して一層自然な手の角度を許容しながら刃物の面を
ほぼ水平にすることができ、柄軸に平行な水平面での刃
物が与えるストレスを低減できる。したがって、刃物58
cを通常水平方位で使用する作業に対して、本装置は好
適である。このことはナイフを使用者の体の横に保持
し、垂直方向の製品を加工する場合にも当てはまる。柄
の角度によって、握り手の手首、前腕に対する角度を一
層自然なものにできるからである。
【0051】以上、本発明を好ましい構造について説明
したが、特許請求の範囲記載の本発明の精神、範囲を逸
脱しない限りにおいて、種々の修正、変更が可能であ
る。特に、構造上の特徴、その利点の多くを、構造上モ
ジュール型ではないが上記特徴を幾つか備えたナイフに
適用することができる。さらに、本発明の柄の構造は特
に電動回転ナイフに有利であるが電動回転ナイフ以外の
工具、器具にも有用に適用でき、また、刃物や他の器具
に対して角度調整自在でなくても柄の形状に固有の利点
は損なわれない。本発明の柄の構造は肉処理産業などの
産業に使用する固定刃物ナイフに特に有用である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、組
み合わせ可能な標準化要素群の要素を適宜組み合わせる
ことによって、異なる手のサイズの使用者が異なる作業
に対して快適に使用できるモジュール型電動ナイフが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモジュール型電動ナイフの上平面
図である。
【図2】ナイフの柄上の管状ゴム握り手を示す、図1の
ナイフの底平面図である。
【図3】図1の線3−3に沿う縦断面図である。
【図4】図3の柄の外表面を示す概略側面図である。
【図5】図4の柄の側表面を示す上面図である。
【図6】左側から見た図5の柄の端面図である。
【図7】図4の線7−7で示す面から見た図4の柄端面
図である。
【図8】線8−8に沿う図4の柄の横断面図である。
【図9】線9−9に沿う図4の柄の横断面図である。
【図10】本発明によるモジュール型ヘッド・ピースの
実施例を示す底面図である。
【図11】図10のヘッド・ピースを示す線11−11に沿う
部分縦断面、部分立面図である。
【図12】本発明のヘッド・ピースの他の実施例を示す
図11と同様な部分破断縦断面である。
【図13】刃物ハウジングと刃物がナイフの柄の軸に対
して傾斜している本発明のナイフの実施例を示す縦断面
図である。
【図14】本発明の指当て片の実施例を示す部分断面側
面図である。
【図15】図14の指当て片の上面図である。
【図16】右側から見た図14の指当て片の立面図であ
る。
【図17】モジュール型ナイフの柄アダプタ、方位変え
した柄を示す上面図である。
【図18】図17の線18−18から見たアダプタの端面図で
ある。
【図19】線19−19が示す面から見た柄アダプタの側面
図である。
【図20】ヘッド・ピースに取り付け可能な駆動ケーブ
ル支持部の縦断面図である。
【図21】本発明によるケーブル・ケーシング・コネク
タの上面図である。
【図22】図21の線22−22に沿う縦断面図である。
【図23】ヘッド・ピースへ柄を固着するための柄コネ
クタを示す側面図である。
【図24】図23の線24−24の面から見た図23の柄コネク
タの端面図である。
【図25】図2のナイフでヘッド・ピースへ指当て片と
柄とを装着する方法を示す底面図である。
【図26】図2のナイフでヘッド・ピースへ指当て片と
柄とを装着する方法を示す底面図である。
【図27】図2のナイフでヘッド・ピースへ指当て片と
柄とを装着する方法を示す底面図である。
【図28】ヘッド・ピースに対する柄の位置を調整する
方法を示す図1と同様な上面図である。
【図29】ヘッド・ピースに対する柄の位置を調整する
方法を示す図1と同様な上面図である。
【図30】ヘッド・ピースに対する柄の位置を調整する
方法を示す図1と同様な上面図である。
【図31】ヘッド・ピースに対する柄の位置を調整する
方法を示す図1と同様な上面図である。
【図32】ヘッド・ピースに対する柄の位置を調整する
方法を示す図1と同様な上面図である。
【図33】本発明によるヘッド・ピースとピストル型握
り柄を示す底面図である。
【図34】図33のヘッド・ピースと柄の側面図であ
る。
【図35】左側から見た図34のヘッド・ピースの端面
図である。
【図36】柄サイズ選択用の線図である。
【符号の説明】 50 ナイフ 52 ヘッド・ピース 54 長方柄 56 刃物ハウジング 58 環状回転刃物 94 伝達部
フロントページの続き (72)発明者 リチャード ピィ.ボジー アメリカ合衆国,44089 オハイオ,バー ミリアン,インファントリィ ロード 121番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [請求項1] 環状回転刃物をもつモジュール型電動ナ
    イフを組み合わせによって形成する組み合わせ可能な標
    準化要素群であって、要素の選択によつてナイフの構造
    を変えることで異なる使用者や異なる作業に適応でき、
    上記要素群が異なる大きさの手に適応するための複数の
    長方の柄と、複数のヘッド・ピースであつて、各ヘッド
    ・ピースは環状回転刃物を駆動するための伝達部および
    柄を第1方位に取り付け得るようにするための共通手段
    を有し、また、各ヘッド・ピースは異なる構造を有して
    群の他のヘッド・ピースが支持する刃物ハウジングとは
    所定サイズ、所定構造が異なる交換自在な刃物ハウジン
    グを支持してなる前記複数のヘッド・ピースと、交換可
    能な回転環状刃物を支持するためにヘッド・ピースに固
    着可能な上記交換自在な刃物ハウジングとを備えてなる
    組み合わせ可能な標準化要素群。 [請求項2] 要素群のヘッド・ピースへの同様な取り
    付け手段をそれぞれがもつ指当て片と柄アダプタとを備
    え、ヘッド・ピースが指当て片または柄アダプタを支持
    する手段を有し、柄アダプタが複数の柄のうちのいずれ
    か1個を第1方位の横手の第2方位に固着するための手
    段を有することを特徴とする請求項1の組み合わせ可能
    な標準化要素群。 [請求項3] 第1方位に取り付けた柄の代りに、複数
    のヘッド・ピースに柄の取り付け用手段によって取り付
    け可能な駆動ケーブル支持部を備え、柄アダプタが使用
    された時に該支持部をヘッド・ピースと共に使用するこ
    とを特徴とする請求項2の組み合わせ可能な標準化要素
    群。 [請求項4] いずれの柄または駆動ケーブル支持部に
    収容可能であって、可撓性駆動ケーブルを柄内または複
    数のヘッド・ピースの1つに取り付けた駆動ケーブル支
    持部内に固着するための駆動ケーブル・ケーシング・コ
    ネクタを備えることを特徴とする請求項3の組み合わせ
    可能な標準化要素群。 [請求項5] 柄は断面が非円形であり、柄をヘッド・
    ピースへ接続するための共通手段が、柄が取り付けられ
    るヘッド・ピースに対して柄の長手軸の周りに該柄を調
    整するための手段を備えることを特徴とする請求項1の
    組み合わせ可能な標準化群。 「請求項6] 電動環状回転刃物を有し刃物ハウジング
    と、ヘッド・ピースと、柄とを備えたナイフであって、
    柄は横断面が非円形の外表面を有し、ヘッド・ピース
    が、刃物ハウジングを支持する前端、柄が着脱自在に固
    着される後端、これら前後端を貫通する貫通通路および
    この通路内に設けられて刃物を駆動するための伝達部を
    有し、伝達部を駆動するための手段が後方開口に収容さ
    れてなる本体と、通路の中心長手軸の周りに所定の一定
    増分だけヘッド・ピースに対して柄を回転調整できるよ
    うに該柄を一端で該ヘッド・ピースに固着する手段とを
    備えることを特徴とするナイフ。 [請求項7] 柄が中心通路を有し、柄と後方開口の一
    方が他方に隣接するスプライン部を持ち、前記固着手段
    が管状部材であり、この部材が、柄とヘッド・ピースの
    一方への取り付けのためのねじ切り部と、他方のスプラ
    イン部に収容可能なスプライン部と、柄とヘッド・ピー
    スの上記一方であってこの一方を保持するためのスプラ
    イン部を持つものに収容可能なヘッド部とを有して、管
    状部材が他方に取り付けられたとき一方が管状部材上に
    受け止められ、上記ねじ切り部がスプライン部よりも軸
    方向で長いことを特徴とする請求項6のナイフ。 [請求項8] 柄が中心通路と、ヘッド・ピースに隣接
    するスプライン部とを有し、前記固着手段が管状部材で
    あり、この部材が、ヘッド・ピースへの取り付けのため
    のねじ切り部と、柄のスプライン部に収容可能なスプラ
    イン部と、柄に収容可能で管状部材がヘッド・ピースに
    取り付けられたとき柄を該部材上に保持するためのヘッ
    ド部とを有し、上記ねじ切り部がスプライン部よりも軸
    方向で長いことを特徴とする請求項6のナイフ。 [請求項9] 柄は管状でヘッド・ピースに隣接する前
    端と該ヘッド・ピースから離れた後端とに開口をもち、
    柄に収容され制限された軸方向、回転方向の移動を柄に
    相対的に行うケーブル・ケーシング・コネクタを設け、
    このコネクタが管状であって、軸方向で固定関係にあり
    前端から後端まで延びる可撓性駆動軸を収容する手段
    と、ケーブル・ケーシング・コネクタの外表面に形成さ
    れこのコネクタの前端に開口し、開口からコネクタに沿
    いコネクタの全長より短く軸方向に延び、次に周方向に
    延び、前端に向かい軸方向に延び、前端に達する前に終
    端する案内スロットとを備え、柄内で径方向に延び上記
    スロットに収容可能な突起を設け、柄内でケーブル・ケ
    ーシング・コネクタを柄の後端の方向へ偏倚させる手段
    を設けたことを特徴とする請求項6のナイフ。 [請求項10] 柄は全体として長方であり片手で把持
    されるもので、この柄は、長手部分と長手円弧遷移部分
    とを有し、長手部分は、一端に隣接し刃物ハウジングに
    接続される第1部分と、柄の反対側に隣接する第2部分
    と、第1部分と第2部分との間の第3部分とを有し、上
    記3部分は全て把持されるものであり、第1、第2部分
    はそれぞれが断面がほぼ円形で第3部分よりも横断面積
    が小さく、長手円弧遷移部分は隣接の第1部分と第3部
    分との間および第2部分と第3部分との間にあり、第3
    部分は握り手の掌に対向、接触する上方面と、握り手の
    指部に対向、接触する下方面と、握り手の指の中心端部
    に隣接する掌に対向、接触する横手面と、握り手の指の
    末端部分に対向、接触する中心側面とを有し、第3部分
    の横断面は円弧上方面と、この上方面よりも半径が小さ
    い円弧下方面と、下方へ収束し一部が下方半部を形成す
    る平坦側面とを持ち、第3部分の長手表面が水平中心面
    に沿い直線状であり、垂直中心面に沿い凸状に湾曲して
    いることを特徴とする請求項6のナイフ。 [請求項11] 電動環状回転刃物を持つナイフ用ヘッ
    ド・ピースであって、このヘッド・ピースの本体は、刃
    物ハウジングを支持する前端と、柄を着脱自在に固着す
    るための後端と、前後部を貫通する貫通通路と、刃物を
    駆動するために上記通路内に設けられる伝達部とを有
    し、この伝達部を駆動する手段が後方開口に収容され、
    またヘッド・ピースは後端に固着された部材も備えこの
    部材は、貫通通路の中心軸の周りでの柄の回転調整が可
    能なように該柄をヘッド・ピースに不動取り付けする手
    段を有してなるヘッド・ピース。 [請求項12] 前端が円筒状凹円弧面を備え、この円
    弧面は前記貫通通路の中心軸と共通な面内で該中心軸に
    対して鈍角をなす曲率中心軸を持つことを特徴とする請
    求項11のヘッド・ピース。 [請求項13] 前端が円筒状凹円弧面を備え、この円
    弧面が貫通通路の中心軸と共通な面内で該中心軸に対し
    て鈍角をなす曲率中心軸を持つことを特徴とする請求項
    6のナイフ。 [請求項14] 電動駆動環状回転刃物を持つナイフで
    あって、長手中心軸をもつ長方柄と、平面を規定する面
    をもつ環状刃物ハウジングとを備え、このハウジングは
    柄に固着され、長手中心軸と共通な面内にありかつ前記
    平面に対して垂直な中心軸を有し、ハウジングの面が長
    手中心軸に対して方位をもち該軸と交差し、ハウジング
    の中心軸が鋭角をなして長手軸と交差してなることを特
    徴とするナイフ。 [請求項15] 鋭角が 度から 度の範囲に
    あることを特徴とする請求項14のナイフ。 [請求項16] 電動駆動環状回転刃物を持つナイフ用
    ヘッド・ピースであって、ヘッド・ピースの本体は刃物
    ハウジングを支持するための前端と、中心長手軸に沿っ
    て長方柄を着脱自在に固着するための後端とを有し、前
    端は円筒状円弧凹面を備え、この凹面は、上記中心軸と
    共通な面内で該中心軸に対して鈍角をなす曲率中心軸を
    持つてなるヘッド・ピース。 [請求項17] 電動駆動回転ナイフであって、長方柄
    部と、この長方柄部に取り付けられたヘッド・ピース部
    と、このヘッド・ピース部に取り付けられたリング刃物
    ハウジングと、この刃物ハウジングによって相対回転自
    在に担持されるリング刃物であって軸方向一端に切り刃
    を持ち軸方向の他端にリング・ギア部を持ってなる該リ
    ング刃物と、ヘッド・ピース部に設けられリング後方部
    に係合し刃物を回転させるピニオン・ギアとを備え、柄
    部が水平面内に第1中心長手軸を有し、ハウジングと刃
    物とが柄の第1中心軸に垂直な共通面内で第2軸上に中
    心を有し、第2軸が垂直に対して傾斜していて、リング
    刃物ハウジングと刃物とが定める面が水平面に対して下
    方へ傾斜してなるナイフ。 [請求項18] 長方柄を備える支持部から延びるハウ
    ジングによって担持される電動環状回転切断刃物を持つ
    ナイフ用指当て片であって、指当て片をその一端で支持
    部に固着するための手段と、長方凹状親指係止葉部とを
    備え、この葉部が固着手段から片持ち梁状に延び、指当
    て片が支持部に固着されたとき親指係止葉部と柄の長手
    方向との間に鋭角をなす指当て片。 [請求項19] 固着手段が支持部の一部分を囲むリン
    グを備え、このリングは、該リングが支持部の上記一部
    を囲むとき支持部の該一部に対する回転を阻止する手段
    を備えていることを特徴とする請求項18の指当て片。 [請求項20] 鋭角が25度から30度の範囲にある
    ことを特徴とする請求項19の指当て片。 [請求項21] リングが支持部の上記一部を囲まない
    時、固着手段は支持部に対するリングの回転を可能にす
    る請求項19の指当て片。 [請求項22] 電動環状回転ナイフ用のヘッド・ピー
    ス、長方柄、指当て片の組み合わせ体であって、ヘッド
    ・ピースの本体は刃物ハウジングを支持するための前端
    と、中心長手軸に沿って長方柄に取り付けられる後端と
    を備え、本体は後端に円筒状ボスを持ちこのボスの一部
    に周方向に離間した凹み部が形成され、指当て片はボス
    を囲む固着手段と、凹み部に選択的に係合して指当て片
    とヘッド・ピースの相対回転を阻止する組み合わせ体。 [請求項23] 柄をヘッド・ピースへ取り付け制限さ
    れた軸方向移動を両者間に可能にする手段を設け、前記
    凹み部は、後端のボスを介して開口する軸方向の溝であ
    り、凹み部に係合可能な手段は、囲み固着手段上に設け
    られ選択した1つの溝に収容可能なキーであり、このキ
    ーの長さが上記制限された長手方向移動の範囲よりも短
    く、柄がヘッド・ピースに対して長手方向に移動される
    と、囲み固着手段は長手方向に移動してキーを溝から外
    し、そして柄がヘッド・ピースに対して回転され軸方向
    に移動されると、キーが別の溝内に配置されて指当て片
    の位置を変更することを特徴とする請求項22の組み合
    わせ体。 [請求項24] 電動環状刃物を持つ回転ナイフ用の柄
    アダプタであって、刃物を支持するヘッド・ピースへの
    取り付け手段と、この手段から延びるアームと、アーム
    の末端に設けられ長方柄を取り付ける手段とを備えた柄
    アダプタ。 [請求項25] アームの末端の手段が、柄の長手軸の
    周りで該アームに対して該柄を調整する手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項24の柄アダプタ。 [請求項26] 取り付け手段は、ヘッド・ピースの第
    1、第2部分を囲むリングを備え、このリングは、該リ
    ングが支持部の第1部分を囲むときヘッド・ピースに対
    する回転を阻止する手段を備えていることを特徴とする
    請求項24の柄アダプタ。 [請求項27] リングが上記両部分を囲んでヘッド・
    ピースに対するリングの回転が阻止される部分とリング
    が第2部分だけを囲みリングの回転が可能である部分と
    の間で、取り付け手段は移動を可能にすることを特徴と
    する請求項24の柄アダプタ。 [請求項28] 電動環状回転刃物を持つナイフ用のヘ
    ッド・ピース、長方柄、柄アダプタの組み合わせ体であ
    って、ヘッド・ピースの本体は、刃物ハウジングを支持
    するための前端と、長方柄または駆動ケーブル支持部へ
    の取り付け後端と、前後端を介して開口する長方貫通穴
    とを有し、柄は柄アダプタへも取り付け可能で貫通穴の
    横手方向に柄を配向させ、本体は後端に円筒状ボスを持
    ちこのボスの一部に周方向に離間した凹み部が形成さ
    れ、柄アダプタはアームと、アームの一端に設けられ上
    記ボスを囲む固着手段と、凹み部に選択的に係合して柄
    アダプタとヘッド・ピースの相対回転を阻止する手段と
    を有し、長方柄を貫通穴からずらして固着するための手
    段をアームの他端に設けてなる組み合わせ体。 [請求項29] 制限された長手方向移動が柄アダプタ
    とヘッド・ピース間で可能なように該アダプタを該ヘッ
    ド・ピースに取り付けるための手段を設け、凹み部は、
    後端のボスを介して開口する軸方向の溝であり、凹み部
    に係合可能な手段は、囲み固着手段上に設けられ選択し
    た1つの溝に収容可能なキーであり、このキーの長さが
    上記制限された長手方向移動の範囲よりも短く、柄アダ
    プタがヘッド・ピースに対して長手方向に移動される
    と、囲み固着手段はながてほうこうに移動してキーを溝
    から外し、そしてアダプタがヘッド・ピースに対して回
    転され軸方向に移動されると、キーが別の溝内に配置さ
    れて柄アダプタの位置を変更することを特徴とする請求
    項28の組み合わせ体。 [請求項30] 作用素子用の柄であって、柄は全体と
    して長方であり片手で把持されるもので、この柄は、長
    手部分と長手円弧遷移部分とを有し、長手部分は、一端
    に隣接し作用素子に接続される第1部分と、柄の反対側
    に隣接する第2部分と、第1部分と第2部分との間の第
    3部分とを有し、上記3部分は全て把持されるものであ
    り、第1、第2部分はそれぞれが断面がほぼ円形で第3
    部分よりも横断面積が小さく、長手円弧遷移部分は隣接
    の第1部分と第3部分との間および第2部分と第3部分
    との間にあり、第3部分は握り手の掌に対向、接触する
    上方面と、握り手の指部に対向、接触する下方面と、握
    り手の指の中心端部に隣接する掌に対向、接触する横手
    面と、握り手の指の末端部分に対向、接触する中心側面
    とを有し、第3部分の横断面は円弧上方面と、この上方
    面よりも半径が小さい円弧下方面と、下方へ収束し一部
    が下方半部を形成する平坦側面とを持ち、第3部分の長
    手表面が水平中心面に沿い直線状であり、垂直中心面に
    沿い凸状に湾曲してなる柄。 [請求項31] 電動回転ナイフであって、柄の一端に
    固着された刃物ハウジングと、このハウジングによって
    回転可能に支持された環状刃物とを備え、柄は全体とし
    て長方であり片手で把持されるもので、この柄は、長手
    部分と長手円弧遷移部分とを有し、長手部分は一端に隣
    接し刃物ハウジングに接続される第1部分と、柄の反対
    側に隣接する第2部分と、第1部分と第2部分との間の
    第3部分とを有し、上記3部分は全て把持されるもので
    あり、第1、第2部分はそれぞれが断面がほぼ円形であ
    第3部分よりも横断面積が小さく、長手円弧遷移部分は
    隣接の第1部分と第3部分との間および第2部分と第3
    部分との間にあり、第3部分は握り手の掌に対向、接触
    する上方面と、握り手の指部に対向、接触する下方面
    と、握り手の指の中心端部に隣接する掌に対向、接触す
    る横手面と、握り手の指の末端部分に対向、接触する中
    心側面とを有し、第3部分の横断面は円弧上方面と、こ
    の上方面よりも半径が小さい円弧下方面と、下方へ収束
    し一部が下方半部を形成する平坦側面とを持ち、第3部
    分の長手表面が水平中心面に沿い直線状であり、垂直中
    心面に沿い凸状に湾曲してなる電動回転ナイフ。 [請求項32] 作用素子用の柄であつて、この柄は全
    体として長方であり片手で把持されるもので長手部分と
    長手円弧遷移部分とを有し、長手部分は、一端に隣接し
    作用素子に接続される第1部分と、柄の反対側に隣接す
    る第2部分と、第1部分と第2部分との間の第3部分と
    を有し、上記3部分は全て把持されるものであり、第
    1、第2部分はそれぞれが断面がほぼ円形で第3部分よ
    りも断面積が小さく、長手円弧遷移部分は隣接の第1部
    分と第3部分との間および第2部分と第3部分との間に
    あり、第3部分は握り手の掌に対向、接触する上方面
    と、握り手の指部に対向、接触する下方面と、握り手の
    指の中心端部に隣接する掌に対向、接触する横手面と、
    握り手の指の末端部分に対向、接触する中心側面とを有
    し、第3部分は幅よりも高さが大きく、高さと幅とは柄
    の中心長手軸を通る互いにほぼ垂直な平面内で最も大き
    く、上方面の横断表面は、上記平面の一方の平面の各側
    における異なる半径の2個の円弧からなり、下方面の横
    断表面は、上方面を形成する円弧よりも半径が小さい単
    一の円弧からなり、各側面の一部分は、最大幅の位置で
    の長手面と横断表面がほぼ直線で底面の方向に一方が他
    方に収束している下方面との間に延在し、最大幅の面と
    上方面との間で横手面はほぼ円弧状の横断表面を持ち、
    最大幅の面と上方面との間で中心側面は該最大幅の面に
    隣接してほぼ直線状横断表面、上方面に隣接して円弧状
    表面を持つてなる柄。 [請求項33] 第1、第2、第3長手部分は、柄の周
    囲よりも短い周方向溝を有することを特徴とする請求項
    32の柄。 [請求項34] 中心軸に沿って延び柄の両端を介して
    開口する中心長手通路を設けたことを特徴とする請求項
    32の柄。 [請求項35] 第3部分の側面は、最大幅の位置での
    側面部分とその近隣で、該第3部分のほぼ全長手方向長
    に亘り長手方向に直線状であることを特徴とする請求項
    32の柄。 [請求項36] 作用素子は回転環状ナイフ刃物であ
    り、柄は刃物を回転させるための駆動伝達部を上記長手
    通路内に備えることを特徴とする柄。 [請求項37] 電動回転ナイフであって、柄と、この
    柄の一端に固着された刃物ハウジングと、このハウジン
    グによって回転可能に支持される環状刃物とを備え、柄
    は全体として長方であり片手で把持されるもので長手部
    分と長手円弧遷移部分とを有し、長手部分は、一端に隣
    接し刃物ハウジングに接続される第1部分と、柄の反対
    側に隣接する第2部分と、第1部分と第2部分との間の
    第3部部分とを有し、上記3部分は全て把持されるもの
    であり、第1、第2部分はそれぞれが断面がほぼ円形で
    第3部分よりも横断面積が小さく、長手円弧遷移部分は
    隣接の第1部分と第3部分との間および第2部分と第3
    部分との間にあり、第3部分は握り手の掌に対向、接触
    する上方面と、握り手の指部に対向、接触する下方面
    と、握り手の指の中心端部に隣接する掌に対向、接触す
    る横手面と、握り手の指の末端部分に対向、接触する中
    心側面とを有し、第3部分は幅よりも高さが大きく、高
    さと幅とは柄の中心長手軸を通る互いにほぼ垂直な平面
    内で最も大きく、上方面の横断表面は、上記平面の一方
    の平面の各側における異なる半径の2個の円弧からな
    り、下方面の横断表面は、上方面を形成する円弧よりも
    半径が小さい単一の円弧からなり、各側面の一部分は、
    最大幅の位置での長手面と横断表面がほぼ直線で底面の
    方向に一方が他方に収束している下方面との間に延在
    し、最大幅の面と上方面との間で中心側面は該最大幅の
    面に隣接してほぼ直線状横断表面、上方面に隣接して円
    弧状表面を持ってなる電動回転ナイフ。 [請求項38] 第1、第2、第3長手部分は、柄の周
    囲よりも短い周方向溝を有することを特徴とする請求項
    37の電動回転ナイフ。 [請求項39] 中心軸に沿って延び、柄の両端を介し
    て開口する中心長手通路を設けたことを特徴とする請求
    項37の電動回転ナイフ。 [請求項40] 第3部分の側面は、最大幅の位置での
    側面部分とその近隣で、該第3部分のほぼ全長手方向長
    に亘り長手方向に直線状であることを特徴とする請求項
    37の電動回転ナイフ。 [請求項41] 長さ、周囲がともに異なる限られた所
    定数のサイズの柄において異なる全長、掌幅、掌長さ、
    クロス・コーナ(Cross Corner)長の手に
    適応するサイズ範囲で、手に適応する柄のサイズを選択
    する方法であって、(a)適応させる手の全長を測定す
    る工程と、(b)適応させる手の掌の幅を測定する工程
    と、(c)2つの測定の積を決定する工程と、(d)各
    柄のサイズが上記2測定の積を表す指示の範囲に関係付
    けされ、この範囲が柄使用者にとり典型的な手サイズの
    集団から抽出した測定値に基づいてなるデータ・ベース
    を与える工程と、(e)適応させる手の2測定の積に最
    も近い積を表すデータ・ベース中の指示を探し、その指
    示が示すサイズを選択する工程とを備えるサイズ選択方
    法。 [請求項42] 指示は数値であり、2測定の数値の積
    をとることによって得られることを特徴とする請求項4
    1のサイズ選択方法。 [請求項43] 電動回転ナイフであって、水平面内で
    回転環状切断刃物を支持するヘッド・ピースと、環状刃
    物の中心を通る垂直面に対して横手の方向、水平面に対
    して上の方向であるような上記横手方向かつ上方向へヘ
    ッド・ピースから延びるアームであって、使用時にナイ
    フを把持するための柄を支持する手段に末端が終端して
    なる該アームと、このアームの末端部の手段に固着され
    垂直面に対して横手に延びる上記柄と、ヘッド・ピース
    から延び駆動手段をナイフへ固着させて環状刃物を回転
    させる手段とを備える電動回転ナイフ。 [請求項44] 電動回転ナイフであって、水平面内で
    回転環状切断刃物を支持するヘッド・ピースと、全体と
    してヘッド・ピースから水平にかつ切断刃物から後方へ
    延びる管状部およびこの管状部から上方に延びかつ環状
    切断刃物方向側ヘ前方に傾斜している手握り部を持つ長
    方柄と、管状部内に設けられ刃物回転手段を支持する手
    段とを備えた電動回転ナイフ。 [請求項45] 柄がヘッド・ピースと別体であり、管
    状部の中心軸の周りでの相対回転調整可能なようにヘッ
    ド・ピースに接続されることを特徴とする請求項44の
    電動回転ナイフ。 [請求項46] 開口端をもつ管状柄と、柄内で延びる
    可撓性ケーシング内の回転用可撓性ケーブルによって駆
    動される環状切断刃物とを有する回転ナイフ用ケーブル
    ・ケーシング・コネクタであって、このケーブル・ケー
    シング・コネクタは柄に収容され制限された軸方向、回
    転方向の移動を該柄に対して相対的に行い、また、この
    コネクタが管状であって、軸方向で固定関係にあり前端
    から後端まで延びる可撓性駆動ケーブルを収容する手段
    と、ケーブル・ケーシング・コネクタの外表面に形成さ
    れこのコネクタの前端に開口し、開口からコネクタに沿
    いコネクタの全長より短く軸方向に延び、次に周方向に
    延び、前端に向かい軸方向に延び、前端に達する前に終
    端する案内スロットとを備え、この案内スットが柄内の
    径方向突起を収容してなるケーブル・ケーシング・コネ
    クタ。 [請求項47] 開口端をもつ管状柄と、環状切断刃物
    と、切断刃物を駆動するための伝達部であって、柄内で
    伸長されたとき可撓性ケーシング内で回転可撓性ケーブ
    ルに接続可能な手段を有する上記伝達部と、柄内に支持
    され軸方向、回転方向の移動を該柄に対して相対的に行
    うケーブル・ケーシング・コネクタとを組み合わせ体と
    して有する回転ナイフであって、ケーブル・ケーシング
    ・コネクタは管状であって、軸方向で固定関係にあり前
    端から後端まで延びる可撓性駆動軸を収容する手段と、
    ケーブル・ケーシング・コネクタの外表面に形成されこ
    のコネクタの前端に開口し、開口からコネクタに沿いコ
    ネクタの全長よりも短く軸方向に延び、次に周方向に延
    び、前端に向かい軸方向に延び、前端に達する前に終端
    する案内スロットとを備え、この案内スロット内に収容
    されてケーブル・ケーシング・コネクタを柄内に保持す
    る内方向の固定突起を柄に設けてなる回転ナイフ。
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