JPH066332U - 揮発性液体燃料のガス還流用ホース - Google Patents

揮発性液体燃料のガス還流用ホース

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JPH066332U
JPH066332U JP5008492U JP5008492U JPH066332U JP H066332 U JPH066332 U JP H066332U JP 5008492 U JP5008492 U JP 5008492U JP 5008492 U JP5008492 U JP 5008492U JP H066332 U JPH066332 U JP H066332U
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隆志 齋藤
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双葉機器工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間に効率良い燃料の充填作業を行うこと
ができる揮発性液体燃料のガス還流用ホースを提供す
る。 【構成】 金属製の分岐パイプ71は二股の枝管に分岐
し、各枝管には、塩化ビニール製の屈曲自在ホース7
2,73が嵌められる。分岐パイプ71の上端を従来の
ガス還流用ホース60に接続し、屈曲自在ホース72,
73の下端を地下貯蔵庫35,45のガス還流口37,
47に接続すれば、2つの貯蔵庫からのガス抜きを同時
に行うことができるようになり、タンクローリー車10
0から2種類の液体燃料をそれぞれの貯蔵庫に同時に充
填する作業が可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、揮発性液体燃料を輸送するタンクローリー車の輸送用タンクから、 燃料を地下貯蔵庫に移送するときに、地下貯蔵庫から輸送用タンクへ揮発ガスを 還流するために用いるガス還流用ホースに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガソリンなどの揮発性液体燃料を輸送するタンクローリー車が、積載してきた 液体燃料を、ガソリンスタンドの地下貯蔵庫へ充填するとき、地下貯蔵庫内のガ スをタンクローリー車側のタンクへ戻すガス抜き作業が行われる。すなわち、液 体燃料をホースによって地下貯蔵庫へ注いでゆくと、そのままでは、これまで貯 蔵庫内に滞留していた揮発ガスが大気中に追い出されることになり、引火の危険 があるとともに大気汚染の原因となり好ましくない。したがって、地下貯蔵庫へ 液体燃料を充填する作業と同時に、貯蔵庫内のガスをタンクローリー車側のタン クへ還流させるガス抜き作業が行われている。このガス抜き作業は、地下貯蔵庫 側のガス還流口とタンクローリー車側のガス還流口との間にガス還流用ホースを 接続することによって行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のガス還流用ホースは、地下貯蔵庫側のガス還流口とタン クローリー車側のガス還流口とを1対1に結ぶ機能しかもっていないため、複数 の燃料を同時に地下貯蔵庫へ充填する作業を行うことができず、充填作業に時間 がかかるという問題がある。
【0004】 そこで本考案は、短時間に効率良い燃料の充填作業を行うことができる揮発性 液体燃料のガス還流用ホースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、揮発性液体燃料を輸送するタンクローリー車の輸送用タンクから、 燃料を地下貯蔵庫に移送するときに、地下貯蔵庫から輸送用タンクへ揮発ガスを 還流するために用いるガス還流用ホースにおいて、 一方が輸送用タンクのガス還流口、もしくは他のガス還流用ホースの端部に係 合する構造をしており、他方が複数の枝管に分岐している金属製の分岐パイプと 、 この分岐パイプの各枝管の端部外側に、それぞれ一端が嵌合した屈曲自在な複 数のホースと、 一方が地下貯蔵庫のガス還流口、もしくは他のガス還流用ホースの端部に係合 する構造をしており、他方が各ホースの他端内側に嵌合しており、少なくとも一 部が金属製の複数のカップリング部材と、 一端が分岐パイプとホースとの間に挟まれ、他端がカップリング部材の金属部 分とホースとの間に挟まれた複数の導電線と、 を設けたものである。
【0006】
【作 用】
本考案に係る揮発性液体燃料のガス還流用ホースは、分岐パイプの部分におい て、経路が複数に分岐した構造をもつ。したがって、タンクローリー車側の1つ の還流口と、地下貯蔵庫側の複数の還流口と、を結合することができる。このた め、複数の燃料を同時に地下貯蔵庫へ充填する作業が可能になる。しかも、金属 製の分岐パイプの各枝管に、それぞれ屈曲自在なホースを嵌合させた単純な構造 であるため、製造コストを非常に低く抑えることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示する実施例に基づいて説明する。まず、タンクローリー車 によって輸送されてきた種々の揮発性液体燃料を、ガソリンスタンドの地下貯蔵 庫へ充填する一般的な作業を、図1に基づいて説明する。タンクローリー車10 0のタンクは、この例では、4つの収容室10,20,30,40に仕切られて おり、それぞれ、灯油,重油,レギュラーガソリン,プレミアムガソリンが収容 されている。各収容室10〜40は、それぞれ収容した燃料が輸送中に混合しな いように隔壁で仕切られているが、上部では揮発ガスが自由に行き来できるよう に、隔壁に通風口が形成されている(図では、説明の便宜上、この通風口を誇張 して描いてある)。各収容室10,20,30,40の下部には、それぞれ燃料 供給口11,21,31,41が設けられており、収容されている各燃料は、こ れらの燃料供給口から重力によりタンク外へと排出される。一方、ガソリンスタ ンドの地下には、地下貯蔵庫15,25,35,45が設けられており、それぞ れ、灯油,重油,レギュラーガソリン,プレミアムガソリンが貯蔵される。各地 下貯蔵庫15,25,35,45には、それぞれ燃料充填口16,26,36, 46と、ガス還流口17,27,37,47と、が地上面に設けられている。
【0008】 図1には、このような設備において、収容室40内のプレミアムガソリンを地 下貯蔵庫45内に充填する作業を行っている状態を示す。すなわち、燃料充填用 ホース50を、タンクローリー車側の燃料供給口41と地下貯蔵庫側の燃料充填 口46の間に接続するとともに、ガス還流用ホース60を、タンクローリー車側 のガス還流口61と地下貯蔵庫側のガス還流口47の間に接続する。これにより 、収容室40内のプレミアムガソリンは、自重によって、燃料供給口41から燃 料充填用ホース50へと流れ出て、燃料充填口46から地下貯蔵庫45内に充填 される。また、地下貯蔵庫45内に滞留していた揮発ガスは、ガス還流口47か ら追い出され、ガス還流用ホース60を通って、ガス還流口61からタンク内に 還流する。
【0009】 以上が、現在一般的に行われている充填作業である。このように、従来のガス 還流用ホース60を用いた作業では、一度に1種類の燃料の充填しか行うことが できないため、複数の燃料の充填完了までに多大な時間を要するという問題があ る。本考案は、このような問題を解決するためになされたものである。図2に、 本考案の一実施例に係るガス還流用ホース70を用いた充填作業の一例を示す。 この例では、2本の燃料充填用ホース50,51を用い、プレミアムガソリンと レギュラーガソリンの充填作業を同時に行っている。ガス還流用ホース70は、 いわば二股に分岐したホースであり、金属製の分岐パイプ71と、これに接続さ れた屈曲自在ホース72,73によって構成されている。図示されているように 、屈曲自在ホース72の端部をガス還流口37に、屈曲自在ホース73の端部を ガス還流口47に、それぞれ接続し、分岐パイプ71の端部を、従来用いていた ガス還流用ホース60の一端に接続するようにすれば、地下貯蔵庫35および4 5内の滞留ガスを、同時にタンクローリー車側へ還流することができる。
【0010】 図3に、本考案に係るガス還流用ホース70の構造の詳細を示す。前述のよう に、このガス還流用ホース70の主たる構成要素は、金属製の分岐パイプ71と 、2本の屈曲自在ホース72,73である。分岐パイプ71は、金属でできたY 字状の中空パイプであり、上部71aは、タンクローリー車100側のガス還流 口61、もしくは他のガス還流用ホース60の端部に係合する構造をしている。 図2に示す例では、ガス還流用ホース60の端部に差し込んで用いているが、ガ ス還流口61に直接差し込むようにして用いることも可能である。この分岐パイ プ71の上部71aには、摺動リング74が取り付けられている。この摺動リン グ74は、上部71aに沿って図の上下方向に摺動する部材であり、これを上方 に摺動させると、つば部74aの作用により、上部71aをガス還流用ホース6 0(またはガス還流口61)から抜き取ることができる。また、分岐パイプ71 の下部は、2つの枝管71b,71cに分岐しており、その端部外側に、屈曲自 在ホース72,73の一端が嵌合している。図3では、分岐パイプ71の右側半 分を断面で示してあり、この嵌合状態が明瞭に示されている。この実施例では、 屈曲自在ホース72,73の外側から、締付バンド79を巻き付けて固定してい る。
【0011】 屈曲自在ホース72,73は、塩化ビニールよりなるホースであり、自由に曲 げることができる。その下端内側には、カップリング部材75,76が嵌合して いる。図3では、屈曲自在ホース73の下端一部を断面で示してあり、この嵌合 状態が明瞭に示されている。ここでも、屈曲自在ホース72,73の外側から、 締付バンド79を巻き付けて固定している。カップリング部材76は、その右半 分が断面で示されているような構造をしており、地下貯蔵庫のガス還流口17, 27,37,47に係合する。なお、カップリング部材75,76の外側面は金 属で形成されている。屈曲自在ホース72,73内には、長手方向に沿って導電 線77,78が配置されており、この導電線77,78の上端は、枝管71b, 71cと屈曲自在ホース72,73との間に挟まれた状態となっており、下端は 、カップリング部材75,76と屈曲自在ホース72,73との間に挟まれた状 態となっている。したがって、カップリング部材75,76の金属部分と金属製 の分岐パイプ71とは、これら導電線77,78によって同電位に保たれる。一 般に、ガソリンなどの液体燃料を充填するときに用いる燃料充填用ホース50や ガス還流用ホース60には、火花放電による引火を防ぐ意味で、両端を接地電位 に保つための導電線が用いられている。導電線77,78は、この役目を果たす ためのものである。すなわち、図2のようにして用いれば、地下貯蔵庫35,4 5と分岐パイプ71とが、導電線77,78によって導通し、更に、分岐パイプ 71とガス還流口61とが、ガス還流用ホース60内の導電線によって導通した 状態となり、すべてが接地電位に保たれるようになるため、火花放電による引火 を防ぐことができる。
【0012】 図3の実施例に示されているように、本考案に係るガス還流用ホース70は、 構造が非常に単純なために低コストで製造可能である。屈曲自在ホース72,7 3は、市販の塩化ビニールホースを適当な長さに切断して用いればよく、カップ リング部材75,76も市販のものをそのまま用いればよい。したがって、分岐 パイプ71だけを新たに製造すれば、簡単な組み立て作業で製造することができ る。このとき、導電線77,78は、その両端を屈曲自在ホース72,73の内 側に挟み込むようにすればよいため、半田付けなどの余分な作業は不要である。
【0013】 以上、本考案を図示する一実施例に基づいて説明したが、本考案はこの実施例 だけに限定されるものではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。たと えば、上述の実施例では、二股状のガス還流用ホースの例を示したが、三股状、 四股状、など要するに複数に分岐した分岐パイプを用いれば、分岐の数はいくつ でもかまわない。また、図2に示す例では、屈曲自在ホース72,73の下端を ガス還流口37,47に直接接続しているが、この間に別なガス還流用ホースを 挿入するようにしてもよい。更に、上述の実施例では、導電線77,78は屈曲 自在ホースの長手方向に沿って配されているが、ホース外周面上に螺旋状に配し てもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上のとおり本考案によれば、金属製の分岐パイプと複数の屈曲自在ホースと によってガス還流用ホースを構成するようにしたため、複数の燃料を同時に地下 貯蔵庫へ充填する作業が可能になり、短時間に効率良い燃料の充填作業を行うこ とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンクローリー車によって輸送されてきた種々
の揮発性液体燃料を、ガソリンスタンドの地下貯蔵庫へ
充填する一般的な作業を示す図である。
【図2】本考案に係るガス還流用ホース70を用いて、
2種類の揮発性液体燃料を、ガソリンスタンドの地下貯
蔵庫へ同時に充填する作業を示す図である。
【図3】本考案の一実施例に係るガス還流用ホースの構
造を示す図である。
【符号の説明】
10,20,30,40…液体燃料の収容室 11,21,31,41…燃料供給口 15,25,35,45…地下収容庫 16,26,36,46…燃料充填口 17,27,37,47…ガス還流口 50,51…燃料充填用ホース 60…ガス還流用ホース(従来用いられているもの) 61…ガス還流口 70…ガス還流用ホース(本考案に係るもの) 71…分岐パイプ 71a…分岐パイプ71の上部 71b,71c…枝管 72,73…屈曲自在ホース 74…摺動リング 74a…つば部 75,76…カップリング部材 77,78…導電線 79…締付バンド 100…タンクローリー車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 11/127

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性液体燃料を輸送するタンクローリ
    ー車の輸送用タンクから、燃料を地下貯蔵庫に移送する
    ときに、地下貯蔵庫から輸送用タンクへ揮発ガスを還流
    するために用いるガス還流用ホースであって、 一方が輸送用タンクのガス還流口、もしくは他のガス還
    流用ホースの端部に係合する構造をしており、他方が複
    数の枝管に分岐している金属製の分岐パイプと、 前記分岐パイプの各枝管の端部外側に、それぞれ一端が
    嵌合した屈曲自在な複数のホースと、 一方が地下貯蔵庫のガス還流口、もしくは他のガス還流
    用ホースの端部に係合する構造をしており、他方が前記
    各ホースの他端内側に嵌合しており、少なくとも一部が
    金属製の複数のカップリング部材と、 一端が前記分岐パイプと前記ホースとの間に挟まれ、他
    端が前記カップリング部材の金属部分と前記ホースとの
    間に挟まれた複数の導電線と、 を備えることを特徴とする揮発性液体燃料のガス還流用
    ホース。
JP5008492U 1992-06-24 1992-06-24 揮発性液体燃料のガス還流用ホース Expired - Lifetime JP2557468Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743702U (ja) * 1994-11-25 1995-09-05 富士写真フイルム株式会社 フィルム押さえ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0743702U (ja) * 1994-11-25 1995-09-05 富士写真フイルム株式会社 フィルム押さえ装置

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