JPH066340B2 - 容器密閉用フィルム - Google Patents

容器密閉用フィルム

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JPH066340B2
JPH066340B2 JP61002144A JP214486A JPH066340B2 JP H066340 B2 JPH066340 B2 JP H066340B2 JP 61002144 A JP61002144 A JP 61002144A JP 214486 A JP214486 A JP 214486A JP H066340 B2 JPH066340 B2 JP H066340B2
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sealing
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▲あきら▼ 河野
道康 伊藤
広文 菊本
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は容器密封用フィルムに関し、更に詳しくは、密
着防止用合紙(以下、単に合紙という)がなくても巻体
にした場合互いにブロッキングを生じることのない容器
密封用フィルムに関する。
〔従来の技術〕
容器密封用フィルムは冷延伸により粘着性が現れ、ガラ
ス、金属、セラミックなどに容易に粘着する合成樹脂製
のフィルムであり、この粘着したフィルムは剥離も可能
であることから、実験室、病院などでビーカー、シャー
レなどの容器内の水分飛散防止、臭気の隔絶、大気から
の汚染防止などに、あるいは接木の固定用に用いられて
いる。ところで、容器密封用フィルムはポリイソブチレ
ン、ポリエチレンおよびパラフィンワックスからなる組
成を有しており(例えば、USP2,339,958、USP2,876,20
4、USP3,046,238、特開昭51−122153、特開昭58−18744
4など)、何れのものでもフィルム自体はあまり粘着性
はないが、上記したように冷延伸により粘着性が現れ、
巻体としたりあるいは保存中に粘着性が現れ、互いにブ
ロッキングを生じるという性質を有している。そのた
め、通常は、密着防止用に合紙を用いて巻体として販売
されている。
しかしながら、容器密封用フィルムに合紙を重ねて巻体
にする場合、工程、装置などが繁雑でしかも製品の歩留
まりが悪く、使用に際しては不必要な合紙を使用してい
るためコスト的にも高く、さらに資源の無駄にもなって
いる。また、流通段階(輸送時、保管時など)や消費者
での保管時などでの環境条件によってはフィルムと合紙
がブロッキングを生じていて、使用時に剥離が困難であ
る場合があるなど問題があった。
かかるブロッキングを防止する手段として、特公昭39
−12498号公報には、フィルムにエンボッシングを
施す技術が知られている。この技術に用いられるエンボ
ッシングロールは鋼グリッド吹付等により、表面がざら
ざらに形成されたものであり、その表面凹凸の差は最大
でも10〜13μmである。
しかし、10〜13μmというような表面あらさの場合に
は、上記のブロッキング防止効果が十分でなく、特にポ
リイソブチレン、ポリエチレン及びパラフィンワックス
からなる自己粘着性の合成樹脂フィルムを用いた場合に
は、巻体としたときにブロッキングが生じて使用時の剥
離性にやはり問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上記した合紙を用いることの問題を解
決し、かつ、ブロッキングを抑制して使用時の取り出し
性を改良した容器密封用フィルムを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記目的を達成するため鋭意検討し、遂に
本発明を完成した。
すなわち、本発明はポリイソブチレン、ポリエチレンお
よびパラフィンワックスの配合割合がそれぞれ30〜60重
量%、10〜30重量%及び20〜40重量%である合成樹脂フ
ィルムの少なくとも片面に下記の条件を満たすエンボス
模様を有してなることを特徴とするガラス容器密封用フ
ィルムである。
(エンボス模様の条件) 凹凸の差が30〜80μmであること 緯線と経線の組合せ又は緯線、経線及び斜線の組合せ
からなる模様単位を複数有すること フィルムの長さが識別できること 本発明ではポリイソブチレン、ポリエチレンおよびパラ
フィンワックスが用いられる。これらの樹脂およびパラ
フィンワックスは前記した文献に記載されたものが好ま
しく用いられ、かつその配合割合およびフィルム原体製
造方法もこれらの文献に従って決めればよい。
すなわち、ポリイソブチレンとしてはイソブチレンの単
独重合体ばかりでなく、他の共重合性単量体(10重量%
以下)との共重量体も用いうる。
ポリエチレンとしては低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレンの何れでも使用で
きるが、好ましくは、低密度ポリエチレン、直鎖状低密
度ポリエチレンである。
また、パラフィンワックスは、例えば、イソパラフィン
の含有量などにより性質が変わるが、ポリイソブチレ
ン、ポリエチレンを適宜選択することにより何れでも使
用できる。
これら三者の混合割合としては、通常、ポリイソブチレ
ン30〜60重量%、ポリエチレン10〜30重量%およびパラ
フィンワックス20〜40重量%とすることであり、この範
囲にあるものが伸び、密着性などが良好で、取扱もし易
い。
本発明の特徴であるエンボス模様は、緯線と経線の組合
せ又は緯線、経線及び斜線の組合せからなる模様単位を
複数有すること、模様単位を数えることによりフィルム
の長さが識別できることであり、具体的には幾何模様や
唐草模様等を適宜組合せてなる構成を採用する。なお、
これらのいくつかの例を第1〜3図に示す。
同図は各々ローラの要部拡大正面図として表してあり、
1がロール、2がエンボス模様を示す。
なお、このエンボス模様は必ずしも両面に設ける必要は
なく、片面だけであっても充分にブロッキングは防止で
きる。
エンボス模様の凹凸の差(凸部の最も高いところを基準
にし、凹部の最も低いところの深さを、(株)東京精密
製の表面粗度計を用い、触針先端半径5μmで測定した
値)は30〜80μmであり、好ましくは、40〜60μmであ
る。30μm未満では巻体としたときブロッキングが生じ
やすく、また、80μmを越える場合は冷延伸後の粘着性
が悪くなる。
本発明の容器密封用フィルムは、上記した原料に安定
剤、顔料などの各種添加剤を必要により適宜配合し、公
知のカレンダー法、押し出し法などの方法でフィルムと
し、このフィルム原体に凹凸模様を刻印した金属製など
のロールを用いて、公知のエンボスフィルムを製造する
方法に従って製造できる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明する。
製造例 フィルム原体の製造 重量平均分子量約80万のポリイソブチレン50重量部、重
量平均分子量約5万のポリエチレン20重量部および融点
約60℃のパラフィンワックス30重量部を配合し、Tダイ
押し出し機により150℃で厚さ120μmのフィルムを得
た。
実施例1〜3、比較例1、2 製造例で得たフィルムを60℃に予熱し、第1図の模様を
有する彫刻ロールとゴムロールの間を通し、第1表に示
す凹凸の差になるようにロール間の圧力でエンボスし、
巻体とした。得られた巻体を20℃、40℃および60℃の温
度条件下に48時間保管した場合の巻体の剥離強度および
冷延伸したのちのガラス器具への密着性を判定した。
結果を第1表に示す。
巻体の剥離強度の測定法 テンシロン引張試験機の上部留具に巾10cmの巻体を回転
可能に取りつけ、巻体から一部繰り出したフィルムを下
部留具に固定し、500mm/分で引張って測定する。
巻体のブロッキング 巾10cmの巻体を手で引き出した時にスムーズに引き出せ
るか否かを調べた。
○:実用上問題無、 ×:実用上使用不可 冷延伸後の密着性 フィルムを適当な大きさに切り、約2倍に引き伸ばして
ビーカーへの密着性をみた。
○:良好、 ×:不良 実施例4 彫刻ロールとして第2図に示す模様を有するロールを用
い、実施例2を繰り返した。結果を第1表に示す。
参考例1 製造例で得たフィルムを用い、合紙と巻体を製造し、実
施例と同様のテストを行った。結果を第1表に示す。
参考例2 製造例で得たフィルムを直接巻体とした場合の結果も第
1表に示す。
〔発明の効果〕 本発明は従来から用いられていた合紙が不要である容器
密封用フィルムであり、巻体の製造が極めて容易であ
り、かつ、フィルム同士のブロッキングもないので巻体
からの取り出しも容易であるという利点がある。
さらに、長さが分かる凹凸模様が付けられているので、
使用時に所定量を迅速に切断できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明にかかる容器密封用フィルムその製
造に用いる彫刻ロールの凹凸模様の例を示す図であり、
要部拡大正面図として表してある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリイソブチレン、ポリエチレンおよびパ
    ラフィンワックスの配合割合がそれぞれ30〜60重量%、
    10〜30重量%及び20〜40重量%である合成樹脂フィルム
    の少なくとも片面に下記の条件を満たすエンボス模様を
    有してなることを特徴とするガラス容器密封用フィル
    ム。 (エンボス模様の条件) 凹凸の差が30〜80μmであること 緯線と経線の組合せ又は緯線、経線及び斜線の組合せ
    からなる模様単位を複数有すること フィルムの長さが識別できること
JP61002144A 1986-01-10 1986-01-10 容器密閉用フィルム Expired - Fee Related JPH066340B2 (ja)

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JPS62161531A JPS62161531A (ja) 1987-07-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58187444A (ja) * 1982-04-27 1983-11-01 Mitsui Toatsu Chem Inc シ−ト用樹脂組成物

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JPS62161531A (ja) 1987-07-17

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