JPH0664005A - 射出形成用金型 - Google Patents
射出形成用金型Info
- Publication number
- JPH0664005A JPH0664005A JP24586992A JP24586992A JPH0664005A JP H0664005 A JPH0664005 A JP H0664005A JP 24586992 A JP24586992 A JP 24586992A JP 24586992 A JP24586992 A JP 24586992A JP H0664005 A JPH0664005 A JP H0664005A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molding
- molding surface
- fixed
- release
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加飾加工を施した成形品の離型を容易にする
こと。 【構成】 固定金型1の成形面2に施したシボ加工と同
等のシボ加工を可動金型5の成形面6に施すことによ
り、離型時に、これらのシボ加工面に生じる強い離型抵
抗を相殺して、成形品を固定金型1に残すことなくこれ
を容易に離型させるようにしたもの。
こと。 【構成】 固定金型1の成形面2に施したシボ加工と同
等のシボ加工を可動金型5の成形面6に施すことによ
り、離型時に、これらのシボ加工面に生じる強い離型抵
抗を相殺して、成形品を固定金型1に残すことなくこれ
を容易に離型させるようにしたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出形成用の金型に関
し、より詳しくは、加飾加工を施した成形品を容易に離
型させることができるようにしたことを特徴とする射出
形成用金型に関する。
し、より詳しくは、加飾加工を施した成形品を容易に離
型させることができるようにしたことを特徴とする射出
形成用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のインストルメントパネル
Wには、図2に示したように、箱型の外表面をなすその
表面aに、レザーや木目模様のような「加飾」とよばれ
る絞り加工が施される。
Wには、図2に示したように、箱型の外表面をなすその
表面aに、レザーや木目模様のような「加飾」とよばれ
る絞り加工が施される。
【0003】この種の加飾形成加工法には、金型自体に
より直接加工するものと、金型形成後の2次加工による
ものとがあり、上記した自動車のインストルメントパネ
ルW面への加飾加工は、形成品の大きさやその数量の面
から云って、一般に前者の成形加工法が採られている。
より直接加工するものと、金型形成後の2次加工による
ものとがあり、上記した自動車のインストルメントパネ
ルW面への加飾加工は、形成品の大きさやその数量の面
から云って、一般に前者の成形加工法が採られている。
【0004】ところが、金型により形成品の表面に加飾
加工を施すことは、離型といった観点から見た場合、成
形品に一種のアンダーカット部を設けたのと同様の作用
をなすため、成形品の外表面に加飾加工を施すべく固定
金型の成形面にシボ加工を施した場合には離型抵抗がき
わめて大きくなって、離型時に成形品が固定金型側に残
る、いわゆる「固定型とられ」という現象が生じて、成
形品に傷を生じさせたり、注入口に詰まり不良を発生さ
せたり、あるいはキャビティ内のガス抜け不良により成
形品にヤケや光沢ムラが発生するといった種々の問題が
生じる。
加工を施すことは、離型といった観点から見た場合、成
形品に一種のアンダーカット部を設けたのと同様の作用
をなすため、成形品の外表面に加飾加工を施すべく固定
金型の成形面にシボ加工を施した場合には離型抵抗がき
わめて大きくなって、離型時に成形品が固定金型側に残
る、いわゆる「固定型とられ」という現象が生じて、成
形品に傷を生じさせたり、注入口に詰まり不良を発生さ
せたり、あるいはキャビティ内のガス抜け不良により成
形品にヤケや光沢ムラが発生するといった種々の問題が
生じる。
【0005】もとより、このような「固定型とられ」を
なくすには、成形品の裏面に多くのアンダーカット部を
設け、離型時にこれらの部分に加わる抵抗を利用して固
定金型から成形品を離型させるような手段も考えられる
が、製品設計上アンダーカット部はなるべく設けるべき
でないとされているのに対して無駄なアンダーカット部
を設けることは、金型装置をいたずらに複雑化させるば
かりでなく、成形中の故障の原因を作るなどの不都合が
生じる。
なくすには、成形品の裏面に多くのアンダーカット部を
設け、離型時にこれらの部分に加わる抵抗を利用して固
定金型から成形品を離型させるような手段も考えられる
が、製品設計上アンダーカット部はなるべく設けるべき
でないとされているのに対して無駄なアンダーカット部
を設けることは、金型装置をいたずらに複雑化させるば
かりでなく、成形中の故障の原因を作るなどの不都合が
生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
「固定型とられ」を生じさせることなく、加飾加工を施
した成形品を容易に離型させることのできる簡単な射出
形成用金型を提供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
「固定型とられ」を生じさせることなく、加飾加工を施
した成形品を容易に離型させることのできる簡単な射出
形成用金型を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明はこのよ
うな課題を達成するための射出形成用金型として、可動
金型の成形面に、固定金型の成形面に施すシボ加工によ
り生じる離型抵抗と同程度の離型抵抗を生じるシボ加工
を施すようにしたものである。
うな課題を達成するための射出形成用金型として、可動
金型の成形面に、固定金型の成形面に施すシボ加工によ
り生じる離型抵抗と同程度の離型抵抗を生じるシボ加工
を施すようにしたものである。
【0008】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図1は、特に自動車のインストルメントパネルを成
形するための本発明の一実施例をなす射出形成用金型を
示したものである。
る。図1は、特に自動車のインストルメントパネルを成
形するための本発明の一実施例をなす射出形成用金型を
示したものである。
【0009】図において符号1は固定金型で、成形品と
してのインストルメントパネルWを形造るこの雌型キャ
ビティの成形面2には、インストルメントパネルWの表
面に成形すべき加飾加工、つまり、レザーや木目模様等
に応じたシボ加工面3が、化学的腐食、フォトエッチン
グあるいは電鋳等の表面加工技術をもって形成されてい
る。
してのインストルメントパネルWを形造るこの雌型キャ
ビティの成形面2には、インストルメントパネルWの表
面に成形すべき加飾加工、つまり、レザーや木目模様等
に応じたシボ加工面3が、化学的腐食、フォトエッチン
グあるいは電鋳等の表面加工技術をもって形成されてい
る。
【0010】これに対して符号5で示した可動金型に
は、固定金型1と対応させてインストルメントパネルW
を形造る雄型キャビティの成形面6が設けられていて、
この面6にも適宜の表面加工技術をもってシボ加工面7
が形成されている。
は、固定金型1と対応させてインストルメントパネルW
を形造る雄型キャビティの成形面6が設けられていて、
この面6にも適宜の表面加工技術をもってシボ加工面7
が形成されている。
【0011】この可動金型5側の成形面6に施すシボ加
工は、固定金型1側に施したシボ加工によって生じる離
型抵抗に対抗するもの、換言すれば、固定金型1側のシ
ボ加工3によって生じる離型抵抗に対応する離型抵抗を
可動金型5に付与するものである。
工は、固定金型1側に施したシボ加工によって生じる離
型抵抗に対抗するもの、換言すれば、固定金型1側のシ
ボ加工3によって生じる離型抵抗に対応する離型抵抗を
可動金型5に付与するものである。
【0012】したがって、ここに施すシボ加工は、特別
のパターンに応じたものである必要はなく、むしろ、離
型時の抵抗を等しくするといった観点から、固定金型1
側成形面2に施すシボ加工面積に匹敵する面積のシボ加
工を可動金型5側の成形面6に施すか、もしくは固定金
型1側の離型抵抗に匹敵するような大きな離型抵抗を有
するシボ加工を可動金型5側の成形面6に施すことが望
ましく、さらには、固定金型1側の成形面2のうち、金
型分割面PLに対して直交する向きの成形面2yに施さ
れるシボ加工、つまり離型抵抗が最も大きく働く固定金
型1側のシボ加工対して、これと同程度の離型抵抗を生
じるようなシボ加工を、可動金型5側の金型分割面PL
に直交する成形面6yに施すことが望ましい。
のパターンに応じたものである必要はなく、むしろ、離
型時の抵抗を等しくするといった観点から、固定金型1
側成形面2に施すシボ加工面積に匹敵する面積のシボ加
工を可動金型5側の成形面6に施すか、もしくは固定金
型1側の離型抵抗に匹敵するような大きな離型抵抗を有
するシボ加工を可動金型5側の成形面6に施すことが望
ましく、さらには、固定金型1側の成形面2のうち、金
型分割面PLに対して直交する向きの成形面2yに施さ
れるシボ加工、つまり離型抵抗が最も大きく働く固定金
型1側のシボ加工対して、これと同程度の離型抵抗を生
じるようなシボ加工を、可動金型5側の金型分割面PL
に直交する成形面6yに施すことが望ましい。
【0013】なお、図中符号8は、可動金型5側に設け
たエジェクトピン、9は、インストルメントパネル取付
け片bを形成するために可動金型5に設けたアンダーカ
ット部を示している。
たエジェクトピン、9は、インストルメントパネル取付
け片bを形成するために可動金型5に設けたアンダーカ
ット部を示している。
【0014】このように構成された装置において、いま
両金型の接合面に形成された成形品、つまりインストル
メントパネルWを取り出すべく可動金型5を後退させる
と、シボ加工が施された固定金型1側の成形面2に生じ
る強い離型抵抗は、同じくシボ加工が施された可動金型
5側の成形面6に生じる離型抵抗と相殺されることにな
って、インストルメントパネルWは固定金型1に保持さ
れることなく容易に離型される。
両金型の接合面に形成された成形品、つまりインストル
メントパネルWを取り出すべく可動金型5を後退させる
と、シボ加工が施された固定金型1側の成形面2に生じ
る強い離型抵抗は、同じくシボ加工が施された可動金型
5側の成形面6に生じる離型抵抗と相殺されることにな
って、インストルメントパネルWは固定金型1に保持さ
れることなく容易に離型される。
【0015】なお、以上は自動車のインストルメントパ
ネルを成形するための射出形成用金型によって本発明を
説明したものであるが、成形品の外表面に加飾を施す他
の金型にも本発明を適用することができることは云うま
でもない。
ネルを成形するための射出形成用金型によって本発明を
説明したものであるが、成形品の外表面に加飾を施す他
の金型にも本発明を適用することができることは云うま
でもない。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、固定
金型成形面に施すシボ加工と同等のシボ加工を可動金型
成形面に施すようにしたので、固定金型側に生じる離型
抵抗に匹敵する離型抵抗を可動金型に付与させることが
できて、きわめて簡単な金型構造を採るものであるにも
拘らず、加飾加工を施した成形品を固定金型から容易に
離型させることができるとともに、「固定型とられ」に
よって生じる種々の不都合を解消させることができる。
金型成形面に施すシボ加工と同等のシボ加工を可動金型
成形面に施すようにしたので、固定金型側に生じる離型
抵抗に匹敵する離型抵抗を可動金型に付与させることが
できて、きわめて簡単な金型構造を採るものであるにも
拘らず、加飾加工を施した成形品を固定金型から容易に
離型させることができるとともに、「固定型とられ」に
よって生じる種々の不都合を解消させることができる。
【図1】本発明の一実施例をなす射出形成用金型の断面
図である。
図である。
【図2】同上金型により成形される成形品の一例を示し
た図である。
た図である。
1 固定金型 2 成形面 3 シボ加工面 5 可動金型 6 成形面 7 シボ加工面
Claims (1)
- 【請求項1】 可動金型の成形面に、固定金型の成形面
に施すシボ加工により生じる離型抵抗と同程度の離型抵
抗を生じるシボ加工を施すようにしたことを特徴とする
射出形成用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24586992A JPH0664005A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 射出形成用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24586992A JPH0664005A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 射出形成用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664005A true JPH0664005A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17140027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24586992A Pending JPH0664005A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 射出形成用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664005A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116056855A (zh) * | 2021-03-09 | 2023-05-02 | 株式会社Lg化学 | 注射模具 |
| CN116249608A (zh) * | 2021-03-09 | 2023-06-09 | 株式会社Lg化学 | 注塑模具 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP24586992A patent/JPH0664005A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116056855A (zh) * | 2021-03-09 | 2023-05-02 | 株式会社Lg化学 | 注射模具 |
| CN116249608A (zh) * | 2021-03-09 | 2023-06-09 | 株式会社Lg化学 | 注塑模具 |
| US20230321879A1 (en) * | 2021-03-09 | 2023-10-12 | Lg Chem, Ltd. | Injection mold |
| EP4186676A4 (en) * | 2021-03-09 | 2024-03-13 | Lg Chem, Ltd. | INJECTION MOLD |
| EP4186675A4 (en) * | 2021-03-09 | 2024-03-13 | Lg Chem, Ltd. | INJECTION MOLD |
| US12472669B2 (en) | 2021-03-09 | 2025-11-18 | Lg Chem, Ltd. | Injection mold |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020213 |