JPH066420Y2 - フラツトケ−ブル - Google Patents

フラツトケ−ブル

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JPH066420Y2
JPH066420Y2 JP1987075194U JP7519487U JPH066420Y2 JP H066420 Y2 JPH066420 Y2 JP H066420Y2 JP 1987075194 U JP1987075194 U JP 1987075194U JP 7519487 U JP7519487 U JP 7519487U JP H066420 Y2 JPH066420 Y2 JP H066420Y2
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JP
Japan
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flat cable
flat
core wires
space
insulating sheath
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JP1987075194U
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JPS63184508U (ja
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昇司 山本
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばコンピユータ用の信号ケーブルとして
使用されるフラットケーブルに関するものである。
[従来技術] 従来のフラットケーブル1は、第11図に示すように、
フラット絶縁シース2内に信号伝送用の心線3Aやアー
ス用の心線3Bが所定ピッチで内蔵された構造であっ
た。このような構造の最もポピュラーなデータを示すと
次の通りである。
フラット絶縁シース :フッソ樹脂(PTFE、 FEP、ETFE) ケーブル厚D :0.7mm 信号伝送用の心線 :0.16mmの銀メッキ 軟銅線 ア−ス用の心線 :0.16mmの銀メッキ 軟銅線 心線間の大ピッチPa:2.54mm 心線間の小ピッチPb:0.9mm 伝播遅延時間 :4.17nS/m [考案が解決しようとする問題点] 現在、大型コンピュータにおいては、処理時間の短縮,
大容量化のため、中央処理装置(CPU)回りの信号ケ
ーブル(フラットケーブル)の高速化を必要としている
が、従来の一般的なフラットケーブル1の伝播遅延時間
は上述の通り4.17nS/mであり、それより伝播遅延時間
の短縮化が望まれている。フラット絶縁シース2を発泡
材で形成すると、伝播遅延時間は3.8〜3.7nS/m程度に
短縮化できるが、発泡材では発泡率の安定化が難しく、
製造の途中で発泡率が変化してしまったりして、安定し
た製品を製造するのが難しい問題点があった。
本考案の目的は、伝播遅延時間の短縮が図れ、しかも安
定した品質の製品を容易に製造できる構造のフラットケ
ーブルを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を、実施例に
対応する第1図及び第10図を参照して説明すると、本
考案はフラット絶縁シース2内に心線3A,3Bが所定
ピッチで内蔵されているフラットケーブルにおいて、隣
接する前記心線3A,3B相互間の前記フラット絶縁シ
ース2内には前記心線3A,3Bの長手方向に沿った向
きの空間4が設けられていることを特徴とする。
[作用] このように隣接する心線3A,3B間のフラット絶縁シ
ース2内に、これら心線3A,3Bの長手方向に沿った
向きの空間4を設けると、この空間4は長手方向に沿っ
た空気層となり、伝播遅延時間を短縮できる。また、こ
のような空間4は例えば押出し成形等により安定して形
成でき、製品の品質を安定化できる。
更に、フラット絶縁シース2内の空間4が、心線3aA
の長手方向に沿った向きの空間であると、該空間4を設
けるための1工程を別に付加しなくても、フラット絶縁
シース2自体の製造工程で同時に形成でき、コストアッ
プを回避できる。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本考案に係るフラットケーブル1の一実施例を
示したものである。なお、前述した第11図と相対応す
る部分には同一符号をつけて示している。本実施例にお
いては、隣接する心線2A,2B間のフラット絶縁シー
ス2内に、これらの心線3A,3Bの長手方向に沿った
向きの断面四角形の空間4が連続的に設けられている。
次に、このような構造のフラットケーブル1の伝播遅延
時間について説明する。従来より公知のように、フラッ
トケーブル1の伝播遅延時間τは、(1)に示すように、
隣接心線3A,3B間の絶縁材料の比誘電率εにより
決定される。
よって、フラット絶縁シース2を形成する絶縁材料が空
気の場合が、伝播遅延時間を最も短くできるので、心線
3A,3B間の絶縁材料の比誘電率を空気の比誘電率に
近づける必要がある。第1図に示すフラットケーブル1
の場合、フラット絶縁シース2を形成する絶縁材料の比
誘電率εは、心線3A,3B間のピッチPに比べて空
間4の高さTが2P程度以上であれば、高さ方向の絶縁
体の影響を無視できるので、心線3A,3B間の絶縁体
が占める幅Aと、空間4が占める幅Bとの関係、即ち隣
接心線間空気占積率B/(A+B)により決定されるよ
うになる。即ち、第1図の場合で、隣接心線間空気占積
率B/(A+B)=Vを例えば0.6とした場合には、
第2図に示すフラットケーブル1の隣接導体間空気占積
率[V]と特性インピーダンス補正係数[K]との関係
図から明らかなように、絶縁体がPTFE,FEPのときには、
特性インピーダンス補正係数にはK=1.15となる。
一方、 ただし、Zo :フラットケーブルの特性イン ピーダンス Zin air:媒質が空気の場合の特性イン ピーダンス (2)式及び(3)式より この(4)式の の値を(1)式に代入すると、 となる。T/Pがあまり小さいと、前述したようにフラ
ット絶縁シース2の上下部の絶縁体の影響を受け、 は大きくなり、好ましくない。T/P=0.5のときに
は、約40%の影響を受けるため、T/P=0.5以上に
した方が、本考案の目的上好ましい。
第1図において、隣接心線間空気占積率B/(A+B)
を1に近づけるようにすると、更に伝播遅延時間τを短
縮できる。
本実施例のフラットケーブル1の各部の寸法データの一
例を示すと次の通りである。
心線間ピッチP:0.45mm 空間幅 :0.27mm 空間高さT :1.0mm ケーブル厚みD:1.5mm 心線3Aを間にした絶縁体幅M:0.25mm 心線3A,3Bの外径:0.16mm この場合の伝播遅延時間は3.8nS/m±0.15であった。
本考案でフラット絶縁シース2を形成する絶縁体として
は、難燃性で且つ誘電率εがε=2.1と優れた6フッ化
プロピレン共重合体化、パーフロロアルキルビニルエー
テル共重合体が好ましい。
また、該フラットケーブル1の更に外層にポリ塩化ビニ
ル(PVC)等の難燃層を設けた場合には、フラット絶縁
シース2はポリエチレン等の比誘電率が小さい熱可塑性
樹脂が使用できる。
次に、このような特殊な構造のフラットケーブルの製造
装置の一例を説明する。第3図乃至第9図は第10図に
示すような3心のフラットケーブル1の製造を行う場合
の例として示している。これら第3図乃至第9図は、こ
の3心のフラットケーブル1を製造する際に用いるダイ
ス5、ニップル6、サイジングロール7,8の例を示し
たものである。
ダイス5には、3本の心線3B,3A,3Bを通過させ
且つ絶縁体を長方形に通過させるための長方形状で互い
に平行する縦向きの3個のスリット9,10,11と、
これらスリット9〜11の上下で絶縁体を長方形に通過
させるための長方形状の横向きの2個のスリット12,
13とがそれぞれ長手方向に貫通して設けられている。
ダイス5の出口側には押出された各絶縁体が一体化し易
いように各スリット9〜13を包含する凹部5Aが形成
されている。
ニップル6には、3本の心線3B,3A,3Bをダイス
5のスリット9〜11の中心に位置決めして通すための
3個の貫通孔14,15,16が設けられている。
サイジングロール7,8は、ダイス5のスリット9〜1
1から押出される絶縁体2A,2B,2Cとスリット1
2,13から押出される絶縁体2D,2Eとを一体化さ
せてフラット絶縁シース2とするための溝7A,8Aが
相対向して外周に形成されている。
このようなフラットケーブル製造装置においては、3本
の心線3B,3A,3Bをニップル6を介してダイス5
の各スリット9〜11の中心に供給し、かかる状態で各
スリット9〜13から絶縁体2A〜2Eを押出し、サイ
ジングロール7,8間を通すと、各絶縁体2A〜2Eが
一体化されて第10図に示すように隣接心線3A,3B
間に空間4が長手方向に連続して設けられた3心フラッ
トケーブル1が得られる。
このような装置を用いると、第1図及び第10図に示す
如きタイプのフラットケーブルの製造を一工程で製造可
能となる。
なお、空間4の形状は断面四角形に限定されるものでは
なく、幅寸法Bより高さ寸法Tが大きい形状であれば楕
円形等の形状であってもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係るフラットケーブルによ
れば、下記のような優れた効果を得ることができる。
(イ)隣接する心線間のフラット絶縁シース内に、これら
心線の長手方向に沿った向きの空間を設けたので、この
空間は長手方向に沿った向きの空気層となり、伝播遅延
時間を短縮することができる。
(ロ)このような空間は例えば押出し成形等により安定し
て形成でき、製品の品質を安定化させて容易に製造する
ことができる。
(ハ)フラット絶縁シース内の空間が、心線の長手方向に
沿った向きの空間であると、該空間を設けるための1工
程を別に付加しなくても、フラット絶縁コース自体の製
造工程で同時に形成でき、コストアップを回避できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフラットケーブルの一実施例の要
部横断面図、第2図は比誘電率を求めるための隣接心線
間の空気占積率と特性インピーダンス補正係数の関係を
示す特性図、第3図は本実施例のフラットケーブルの製
造装置のダイスとニップルの関係を示す縦断面図、第4
図及び第5図は本実施例で用いているダイスの斜視図及
び正面図、第6図は第5図のX−X線断面図、第7図は
本実施例で用いているニップルの斜視図、第8図及び第
9図は本実施例のフラットケーブルの製造装置で用いて
いるサイジングロールの横断面図及び側面図、第10図
は第4図に示すダイスで製造されるフラットケーブルの
例を示す横断面図、第11図は従来のフラットケーブル
の要部横断面図である。 1……フラットケーブル、2……フラット絶縁シース、
3A,3B……心線、4……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラット絶縁シース内に心線が所定ピッチ
    で内蔵されているフラットケーブルにおいて、 隣接する前記心線相互間の前記フラット絶縁シース内に
    は前記心線の長手方向に沿った向きの空間が設けられて
    いることを特徴とするフラットケーブル。
JP1987075194U 1987-05-21 1987-05-21 フラツトケ−ブル Expired - Lifetime JPH066420Y2 (ja)

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JPS63184508U JPS63184508U (ja) 1988-11-28
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