JPH0664368U - 差込み型コネクタ - Google Patents

差込み型コネクタ

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JPH0664368U
JPH0664368U JP1127293U JP1127293U JPH0664368U JP H0664368 U JPH0664368 U JP H0664368U JP 1127293 U JP1127293 U JP 1127293U JP 1127293 U JP1127293 U JP 1127293U JP H0664368 U JPH0664368 U JP H0664368U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 差込み型コネクタ内で差し込まれる電線の電
気的接続を行なう導電体での電気的導電性を維持し得る
ように構成する。 【構成】 電線剥離部2を差し込むことで他の電線との
接続を行なう導電体20を、導電板21と弾性変形可能
な舌片を有する板状ばね部材22とで構成する。板状ば
ね部材は、一側が短冊状に形成され、固定片32、電線
圧接片33となる複数の舌片を有する。導電板は略C字
状に折曲げられ、その開口部でばね部材を片側から保持
するように形成される。さらに、その一端には、ばね部
材の他方側に延在され前記舌片の形成されていない部分
を片側と協働して挾み込む第1の折曲部25が形成され
る。また、他端には、前記舌片の形成された部分を片側
と協働して一つおきに挾み込む第2の折曲部26が形成
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線の一端部を単に差込み操作するだけで他の電線との接続を簡単 にしかも適切に行なえる差込み型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の差込み型コネクタは、耐熱絶縁材からなるホルダ内部に、電線相互の 結線を行なう導電板とこの導電板に電線を圧接するばね片とからなる導電体を内 設させるようにした構造を有している。
【0003】 このような差込み型コネクタによれば、結線すべき電線接続端の被覆を剥し、 この剥離部をホルダの差込み口から単に差込みだけで、だれにでも簡単に結線作 業を行なえるもので、たとえば実公平1−22228号公報等を始め、従来から 種々の構造を有するものが知られていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した差込み型コネクタにおいて必要とされることの一つに、ホ ルダ内への電線接続端である剥離部の差込みが容易に行なえるとともに、差し込 んだ後における抜け出しを確実に防止し、しかもこの状態での導電体と電線剥離 端での圧接による接触面積を確保し、高い信頼性をもった電気的接続を行なえる 電線の導電体による圧接構造がある。
【0005】 すなわち、このような導電体として従来は、銅材等による導電板とこの導電板 に対し電線剥離部を圧接するばね片を有する板ばねとで構成したものが用いられ ている。しかし、この種の導電体では、差し込まれる電線剥離部の差込み易さ、 接触面積・接触圧の確保による電気的接続の確実さと、差し込んだ電線剥離部の 抜け出し防止を、共に満足し得るものは未だ提案されていない。
【0006】 特に、導電板に対し板ばねの基端部を固定するに際し、たとえばL字状を呈す るように折曲げ形成した導電板の一方の板部に複数の電線挿通穴を穿設するとと もにその外方端縁にかしめ付け片を設け、その一部に設けた突部を板ばね側に穿 設した穴部を通してかしめ付けることで、板ばねの基端部を導電板にかしめ付け て固定したものが多い。
【0007】 しかしながら、このようなかしめ付けによる導電板と板ばねとによる導電体に あっては、導電板の電線挿通穴に電線を差込み、この電線の差込み端側に板ばね を先端部を圧接させて電気的に接続した際に、この導電板の電線受け部と板ばね の先端部とに拡がる方向への力が加わると、これが導電板の電線挿通穴を有する 部分や板ばねのかしめ付け部に変形力として加わり、導電板の電線挿通穴を有す る部分やかしめ付け部が、板ばねの先端部が電線から離れて圧接力を減じる方向 に変形し、結果として電気的導電性が劣化してしまう。
【0008】 さらに、このような従来の導電体は、かしめ付けによる固定部分のかしめ状態 によっては、板ばねの先端側が導電板に対し浮き上がったりし易く、板ばねと導 電板の電線受け部との間での隙間が、電線の径寸法よりも大きくなって、電線を 差し込んでも板ばねを電線に喰い込ませて抜け止めを図ることができないという 問題を招き易いものであった。
【0009】 また、このように導電板にかしめ付け固定される板ばねの先端側での導電板と の間のなす角度は、電線の差込み易さや抜け止めを確実に行なううえで重要なと ころである。すなわち、電線の差込み性や電気的接続の確実さを考慮し、導電体 を構成する導電板とばね片とのなす角度を小さく設定すると、ばね片による電線 の抜け防止機能が損なわれる。一方、ばね片の電線への喰い込みをよくし、この 抜け防止を確実に行なえるように、上述した角度を大きく設定すると、電線の導 電体を構成する導電板とばね片との間への差込みが行ない難くなり、しかも接触 面積も確保できず、電気的接続性能が損なわれる結果となるもので、これらの要 請を共に満足し得る何らかの対策を講じることが望まれている。
【0010】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、差し込まれる電線の電 気的接続を行なう導電板と板状ばね部材とからなる導電体での電気的導電性を、 常に維持し得る差込み型コネクタを得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このような要請に応えるために本考案に係る差込み型コネクタは、一側が短冊 状に形成された複数の舌片を有する板状ばね部材と、略C字状に折曲げ形成され その開口部でこのばね部材を片側から保持するとともにその両端がばね部材の他 方側に延在され前記舌片の形成されていない部分を片側と協働して挾み込む第1 の折曲部と前記舌片の形成された部分を片側と協働して一つおきに挾み込む第2 の折曲部とを有する導電板とによって、電線の剥離部を差し込むことで、導電板 と弾性変形される舌片との間に圧接挾持し他の電線との接続を行なう導電体を構 成したものである。
【0012】
【作用】
本考案によれば、一側が短冊状に形成された板状ばね部材は、略C字状を呈す る導電板の開口部に、その両端に折曲げ形成した第1および第2の折曲部での挾 み込みによって、片側から保持される。そして、ばね部材の複数の舌片は、一つ おきに導電板の第2の折曲部によって挾み込んで保持される固定片として構成さ れている。そして、残りの舌片が、電線剥離部の差し込みによって弾性変形する 電線圧接片として構成され、導電板との間に圧接挾持する。
【0013】
【実施例】
図1ないし図7は本考案に係る差込み型コネクタの一実施例を示し、これらの 図において、本実施例では、三本の電線1を接続するタイプを示している。なお 、これらの電線1としては、一般には単芯電線が用いられ、またそれぞれの接続 端であるコネクタへの差込み端は、周知の通り、絶縁被覆1aを剥すことによる 剥離部2として準備される。
【0014】 全体を符号10で示す差込み型コネクタは、図6および図7等から明らかなよ うに、略筐体形状を呈するようにして耐熱絶縁性を有する合成樹脂材によって形 成されているホルダ11と、このホルダ11の電線差込み端側に開口されている 開口端を閉塞するようにホルダ11と同様に耐熱絶縁性を有する合成樹脂材によ り形成されているキャップ12等を備え、このキャップ12に前記電線1の剥離 部2が適宜差し込まれる三個の電線差込み口13が形成されている。
【0015】 なお、キャップ12は、ホルダ11の開口端に嵌め込まれた状態で適宜の抜け 止め手段15にて係止され、一体化して構成されている。さらに、キャップ12 に形成される電線差込み口13は外方端側が大径な略ラッパ形状にて形成され、 電線1の差込みが容易に行なえるような形状となっている。
【0016】 20は前記ホルダ11内でキャップ12により閉塞して形成されている内部空 間14内に配設され各電線剥離部2を圧接挾持することにより他の電線(図示せ ず)との電気的接続を行なう導電体で、この導電体20は、図1、図2および図 3等から明らかなように、たとえばすずメッキ等を施した銅板等といった導電性 板材を略C字状を呈するように折曲げ形成されている導電板21とこの導電板2 1の一部に一体的に組付け保持され導電板21との間で電線剥離部2を圧接して 挾持し他の電線との電気的接続を行なうための板状ばね部材22とから構成され ている。
【0017】 そして、本実施例では、上述した略C字状を呈する導電板21を、図1、図2 、図3および図4の(a),(b),(c),(d) 等から明らかなように、複数(三個)の電 線挿通穴23aが左右方向に並べられかつホルダ11内で電線差込み方向に直交 して配置される第1の板部23と、その下端縁から電線差込み方向に向って延設 されるように折曲げ形成された第2の板部24と、前記第1の板部23の他端縁 から電線差込み方向に折曲げ形成された第1の折曲部25と、前記第2の板部2 4の他端縁から前記電線挿通穴23aに対応しない位置で折曲げ形成された複数 の折曲片26aからなる第2の折曲部26とによって構成している。 なお、第2の折曲部26において、電線挿通穴23aに対応する位置は、図2 、図3から明らかな通り、切欠き部26bとして形成されている。
【0018】 一方、このような形状による導電板21に一体的に組付け保持される板状ばね 部材22は、図2、図3および図5の(a),(b) 、さらには図1等から明らかなよ うに、導電板21における第1の板部23と第1の折曲部25との角部と第2の 板部24と第2の折曲部26を構成する折曲片26aとの角部とにそれぞれ挾み 込まれて保持された状態でこれら角部間に掛け渡される矩形平板状を呈する板ば ね材30によって形成されている。
【0019】 すなわち、この板状ばね部材22は、前記第2の板部24と第2の折曲部26 とで保持される一側縁側から複数の切り込み31が形成されることにより折曲片 26aによって保持される複数の固定片32と、前記電線挿通穴23aに対応す る位置で弾性変形されて前記電線剥離部2に圧接される複数の電線圧接片33と なる複数の舌片を有する短冊状に形成されている。
【0020】 そして、このような一側縁が短冊状である板状ばね部材22は、前記導電板2 1における第1および第2の板部23,24の外方端縁間に掛け渡された状態で 、第1、第2の折曲部25,26によって抑え込まれることにより各板部23, 24との間に挾み込まれた状態で保持される。この場合、この板状ばね部材22 は、図2に示されるように、導電板21の電線差込み方向と直交する側方から単 純に差し込まれることで一体的に組付け保持される。すなわち、板状ばね部材2 2は、その基端縁が導電板21における第1の折曲部25側で係止保持されると ともに、他端縁側で固定片32に相当する舌片部分が第2の折曲部26における 折曲片26aにより係止保持された状態とされ、このとき電線圧接片33となる 舌片部分が切欠き部26b部分で弾性変形可能な状態とすることができる。
【0021】 このような構成によれば、短冊状板状ばね部材22において、切り込み31に より一部が連結した状態で形成される舌片による固定片32と電線圧接片33と が、略近似した状態で導電板21側に所要の強度をもって保持される。しかも、 電線剥離部2を電線挿通穴23aから差し込むことにより、電線圧接片33を弾 性変形させた時に、この電線圧接片33と固定片32には、逆の方向への応力が 作用し、互いに打消しあって所要の組立状態を維持できる。
【0022】 したがって、従来のような導電板に板ばねをかしめ付け固定した部分の強度が 劣化して、導電体での電気的導電性の劣化という問題を生じる虞れはなく、所要 の組立状態を単純な構造によって得ることができ、しかも電線差込み時における 強度的にも十分な構造とすることができる。
【0023】 また、このような構成では、互いに異なる方向への応力が与えられる弾性変形 可能な電線圧接片33と固定片32とが切り込み31を介して連接しており、強 度的に十分で、電線剥離部2の差込みによる電線圧接片33の無用な弾性変形を 生ぜず、へたり等の問題を招く虞れも少なく、電気的接続の確実さ、適切な喰い 込みによる抜け止めという要請に応えることができるものである。
【0024】 なお、本考案は上述した実施例構造に限定されず、各部の形状、構造等を、適 宜変形、変更することは自由で、たとえばコネクタ10を構成するホルダ11や キャップ12等の形状、構造として種々の変形例が考えられる。
【0025】 また、上述した実施例では、電線剥離部2を、導電板21における第1の板部 23に穿設した電線挿通穴23aを介して差し込むこにより圧接保持した状態を 説明したが、本考案はこれに限定されず、図8の(a),(b) に示したように、電線 挿通穴23aを有しない導電板21と板状ばね部材22の組み合わせによって構 成し、かつ電線剥離部2の差込み方向を、板状ばね部材22の舌片のうち、電線 圧接片33を導電板21の板部23,24の内側に弾性変形させ得るように構成 してもよいことは勿論である。
【0026】 ここで、図中50は上述した板状ばね部材22の短冊状の端部側のずれ止めを 図る係止部で、たとえば導電板21の第2の板部24への打ち出しによる突部あ るいは別部材の付設によって簡単に形成できるものである。 また、板状ばね部材22において電線圧接片33となる舌片の自由端部が、外 方に弾性変形しないように、第2の折曲部26の切欠部26bに係止機能を持た せるように構成してもよい。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る差込み型コネクタによれば、一側が短冊状に 形成された複数の舌片を有する板状ばね部材と、略C字状に折曲げ形成されその 開口部でこのばね部材を片側から保持するとともにその両端がばね部材の他方側 に延在され前記舌片の形成されていない部分を片側と協働して挾み込む第1の折 曲部と前記舌片の形成された部分を片側と協働して一つおきに挾み込む第2の折 曲部とを有する導電板とによって、電線の剥離部を差し込むことで、導電板と弾 性変形される舌片との間に圧接挾持し他の電線との接続を行なう導電体を構成し たので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、導電体を構成する導電板および板 状ばね部材の両方に強度を持たせ、これらの組合わせによって従来のような導電 板とこれにかしめ付けられる板ばねとによる導電体での耐久性や電気的導電性の 劣化という問題を一掃し、電線の電気的接続を所要の状態で行なえ、電気的接続 の確実さ、適切な喰い込みによる抜け止めという要請に満足し得るという実用上 種々優れた効果がある。
【0028】 特に、本考案によれば、一側が短冊状の板状ばね部材の片側から、略C字状を 呈する導電板の開口部に、その両端に折曲げ形成した第1および第2の折曲部で の挾み込みによって簡単かつ確実に保持させることができ、しかもばね部材にお ける一つおきの舌片を、固定片として導電板の第2の折曲部によって挾み込んで 保持し、かつ残りの舌片を、電線圧接片として電線剥離部の差し込みによって弾 性変形させて導電板との間に圧接挾持し、確実な電気的接続状態を得るものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る差込み型コネクタの一実施例を示
す導電板と板状ばね部材による導電体を拡大して示し、
(a)は概略断面図、(b)は電線差込み状態の概略断
面図である。
【図2】図1における導電体の概略分解斜視図である。
【図3】図2の導電体の組立状態を示す概略斜視図であ
る。
【図4】図1等における導電板を示し、(a) は概略図、
(b) は側面図、(c),(d) はc−c線、d−d線断面図で
ある。
【図5】図1等における板状ばね部材を示し、(a)は概
略平面図、(b)はその側面図である。
【図6】本考案に係る差込み型コネクタにおいて電線が
差し込まれていない状態を示す要部断面図である。
【図7】本考案に係る差込み型コネクタにおいて電線を
差し込んだ状態を示す要部断面図である。
【図8】本考案に係る差込み型コネクタの別の実施例を
示し、(a) は導電体の概略斜視図、(b) はその概略断面
図である。
【符号の説明】
1 電線 1a 被覆 2 電線剥離部 10 差込み型コネクタ 11 ホルダ 12 キャップ 13 差込み口 20 導電体 21 導電板 22 板状ばね部材 23 第1の板部 23a 電線挿通穴 24 第2の板部 25 第1の折曲部 26 第2の折曲部 26a 折曲片 31 切り込み 32 固定片 33 電線圧接片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側が短冊状に形成された複数の舌片を
    有する板状ばね部材と、略C字状に折曲げ形成されその
    開口部でこのばね部材を片側から保持するとともにその
    両端がばね部材の他方側に延在され前記舌片の形成され
    ていない部分を片側と協働して挾み込む第1の折曲部と
    前記舌片の形成された部分を片側と協働して一つおきに
    挾み込む第2の折曲部とを有する導電板とによって、電
    線の剥離部を差し込むことで、導電板と弾性変形される
    舌片との間に圧接挾持し他の電線との接続を行なう導電
    体を構成したことを特徴とする差込み型コネクタ。
JP1993011272U 1993-02-22 1993-02-22 差込み型コネクタ Expired - Lifetime JP2591370Y2 (ja)

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JPH0664368U true JPH0664368U (ja) 1994-09-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109004478A (zh) * 2018-07-30 2018-12-14 浙江京红电器有限公司 一种电线接线夹

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