JPH066451U - バッチ式焼鈍炉のベースプレート - Google Patents

バッチ式焼鈍炉のベースプレート

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JPH066451U
JPH066451U JP5044692U JP5044692U JPH066451U JP H066451 U JPH066451 U JP H066451U JP 5044692 U JP5044692 U JP 5044692U JP 5044692 U JP5044692 U JP 5044692U JP H066451 U JPH066451 U JP H066451U
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
base plate
outer peripheral
surface portion
annealing furnace
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Withdrawn
Application number
JP5044692U
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English (en)
Inventor
明之 岩谷
正雄 安福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH066451U publication Critical patent/JPH066451U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な制御や設備の大規模な変更を伴うこと
のない、べースプレートの簡素な構成により、コイル下
端外周部での集中荷重を防止するとともに、コイル、下
端面の昇温、冷却を均一化し、コイル下端外周部におけ
る耳歪みの品質欠陥を防止すること。 【構成】 バッチ式焼鈍炉10において、ベースプレー
ト14のコイル載架域より外側に位置する外周上面部、
外周下面部、及び外周側面部を断熱材14Bで被覆して
なるもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は金属の薄板コイルをバッチ焼鈍する、バッチ式焼鈍炉のベースプレー トに関する。
【0002】
【従来の技術】
バッチ式焼鈍炉は、図5に示す如く、炉床1上に支持台2で支持された金属製 ベースプレート3上にコイル4の端面を載架し、それらベースプレート3及びコ イル4をインナーカバー5によって覆い、更に燃焼装置6を搭載し耐火物を内張 された炉体7をかぶせ、インナーカバー5を外側から加熱し、内部のコイル4を 間接加熱している。インナーカバー5の下部と炉床1との間は砂またはセラミッ クファイバーでシールされ、ベースプレート3の中央孔部に臨むパイプ8から熱 処理に必要とされる雰囲気ガスが常温で供給される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、従来技術では、(a) 昇温過程で、ベースプレートは主として下面 及び外周側面から加熱され、コイルが載った上面よりも下面が高温となり、ベー スプレートは上反りを生ずる(図5(B)参照)。この結果、コイルは下端外周 部に偏った不均一支持に基づく集中荷重を生じ、かつ入熱量もコイル外周部が多 い不均一なものとなってコイル下端面の均一な昇温が達成されない。また、(b) 冷却過程では、ベースプレート外周部からの放熱が促進され、コイル外周下端部 の過冷却を生じやすく、コイル下端面の均一な冷却が達成されない。
【0004】 即ち、上記(a) 、(b) により、コイル下端外周部に集中荷重を生じ、かつコイ ル下端面の昇温、冷却が不均一となる結果、コイル外周下端部で耳歪みと呼ばれ る品質欠陥を生じ易い。
【0005】 尚、従来技術として、下記(1) 、(4) の如くがあるが、それぞれ以下の如くの 問題点がある。
【0006】 (1) 特公昭62-16258号公報は、コイルを小さい温度偏差にて高温加熱するため 、炉床とベースプレートとの間に設けたバーナーによりコイルを加熱するものを 開示している。然しながら、燃焼ガスがコイルに触れないように制御することに 困難がある上、コイル下端面の昇温、冷却を充分には均一化できない。
【0007】 (2) 実開昭61-142853 号公報は、ベースプレートの上下面のコイルに接しない 部分に断熱材を貼るものを開示している。然しながら、ベースプレートの外周側 面から伝わった入熱が、上面ではコイルに伝わって温度が上昇せず、下面では温 度が上昇する結果、ベースプレートの前述した如くの上反りを防止できない。
【0008】 (3) 実開平1-110255号公報は、ベースプレートをセラミックスにて形成するも のを開示している。然しながら、このものにあっては、ベースプレートの材料コ ストが高い上に、前述した如くの上反りを完全には防止できない。
【0009】 (4) 特開平2-173219号公報は、炉床上に電気ヒータを設置し、ベースプレート を下から直接加熱するものを開示している。然しながら、このものでは、ベース プレートの下面の温度が、上面の温度に比して上昇する結果、前述した如くの上 反りを防止できない。
【0010】 本考案は、複雑な制御や設備の大規模な変更を伴うことのない、べースプレー トの簡素な構成により、コイル下端外周部での集中荷重を防止するとともに、コ イル下端面の昇温、冷却を均一化し、コイル下端外周部における耳歪みの品質欠 陥を防止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、コイル端面をベースプレート上面に載架し、それらコイル及びベー スプレートをインナーカバーによって覆い、インナーカバーを外側から加熱する バッチ式焼鈍炉において、ベースプレートのコイル載架域より外側に位置する外 周上面部、外周下面部、及び外周側面部を断熱材で被覆してなるようにしたもの である。
【0012】
【作用】
昇温過程では、インナーカバーに近接して最も入熱の大きいベースプレート 外周部(外周上面部、外周下面部、及び外周側面部)からの入熱が抑制される結 果、上下面の温度差が生じ難くなる。また、上述の外周部における断熱材の選定 により、ベースプレート外周部の剛性を大きくできる。以上により、ベースプレ ートの上反りを抑制し、コイル下端外周部での集中荷重を防止するとともに、コ イル下端面の均一昇温を達成できる。
【0013】 冷却過程では、ベースプレート外周部からの放熱が抑制される結果、コイル 外周下端部の過冷却を防止し、コイル下端面の均一冷却を達成できる。
【0014】 上記、により、コイル下端外周部での集中荷重を防止し、かつコイル下 端面の昇温、冷却が均一となる結果、コイル下端外周部における耳歪みの品質欠 陥を防止できる。
【0015】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す模式図、図2は断熱材の被覆構造例を示す模式 図、図3はベースプレート上面のコイル外周載架部とプレート外縁部の温度差を 示す線図、図4はベースプレートの歪みを示す図表、図5は従来例を示す模式図 である。
【0016】 図1に示すバッチ式焼鈍炉10は、回転炉床式連続焼鈍炉であり、固定炉体1 1内に設けた回転炉床12上の4位置に、支持台13で支持されたベースプレー ト14を設け、各ベースプレート14上にコイル15の端面を載架し、それらベ ースプレート14及びコイル15をインナーカバー16によって覆い、炉体11 の側に設けた不図示の燃焼装置によりインナーカバー16を外側から加熱し、内 部のコイル15を間接加熱する。即ち、焼鈍炉10は、1台の炉床12で4個の コイル15を同時処理できる。尚、インナーカバー16の下部と炉床12との間 は砂またはセラミックファイバーでシールされ、ベースプレート14の中央孔部 に臨むパイプ17から熱処理に必要とされる雰囲気ガスが常温で供給される。
【0017】 然るに、ベースプレート14は、ステンレス合金製本体部14Aのコイル載架 域より外側に位置する外周上面部、外周下面部、及び外周側面部を断熱材14B で被覆されている。断熱材14Bは、2個の半割リング体からなり、各リング体 の横断面をコの字状とし、本体部14Aの外縁部に嵌着されるようになっている 。また、断熱材14Bの厚みは、例えば本体部14Aの厚みの25%である。また 、断熱材14Bの好適材料としては、セラミックファイバ製フェルト、セラミッ ク圧縮成型板、不定形耐火断熱材等がある。
【0018】 ベースプレート14において、断熱材14Bの形状、及び本体部14Aへの取 付構造は、図2(A)〜(F)の如くに、耐久性と、交換容易性を確保し得る各 種態様を採用できる。(A)、(D)の断熱材14Bは、本体部14Aに対し一 体成型と嵌込みのいずれでも可能である。(B)、(C)の断熱材14Bは本体 部14Aに対し一体成型で作成し、脱落し難い形状としたものである。(E)の 断熱材14Bは板状耐火断熱板を裁断して使用できるものである。(F)の断熱 材14Bは(A)の断熱材14Bの変形であり本体部14Aの基本形状を変える ことなく適用できる。
【0019】 以下、本実施例の作用について説明する。 昇温過程では、インナーカバー16に近接して最も入熱の大きいベースプレ ート14外周部(外周上面部、外周下面部、及び外周側面部)からの入熱が抑制 される結果、上下面の温度差が生じ難くなる。また、上述の外周部における断熱 材14Bの選定により、ベースプレート14外周部の剛性を大きくできる。以上 により、ベースプレート14の上反りを抑制し、コイル下端外周部での集中荷重 を防止するとともに、コイル下端面の均一昇温を達成できる。
【0020】 冷却過程では、ベースプレート14外周部からの放熱が抑制される結果、コ イル外周下端部の過冷却を防止し、コイル下端面の均一冷却を達成できる。
【0021】 上記、により、コイル下端外周部での集中荷重を防止し、かつコイル下 端面の昇温、冷却が均一となる結果、コイル下端外周部における耳歪みの品質欠 陥を防止できる。
【0022】 図3は、本考案例Aと従来例Bのそれぞれについて、ベースプレート上面のコ イル外周載架部(A1、B1)付近の昇温過程Tにおける、該ベースプレート上 面のコイル外周載架部(A1、B1)と該プレート外縁部(A2、B2)との温 度差△T(△TA=TA2−TA1、△TB=TB2−TB1)を示す線図であ る。本考案例Aによれば、ベースプレート外周部からの入熱が抑制されているこ とが認められる。
【0023】 図4は、本考案例Aと従来例Bにおいて、53回使用後のベースプレートの歪み Hを示す図表である。本考案例Aによれば、歪みHを小にできる。
【0024】 また、本考案の実施によれば、コイル下端外周部における耳歪みの基準歪み発 生率が、工程材平均の32%から 5%に大幅に改善できることも認められた。
【0025】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、複雑な制御や設備の大規模な変更を伴うことの ない、べースプレートの簡素な構成により、コイル下端外周部での集中荷重を防 止するとともに、コイル、下端面の昇温、冷却を均一化し、コイル下端外周部に おける耳歪みの品質欠陥を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す模式図である。
【図2】図2は断熱材の被覆構造例を示す模式図であ
る。
【図3】図3はベースプレート上面のコイル外周載架部
とプレート外縁部の温度差を示す線図である。
【図4】図4はベースプレートの歪みを示す図表であ
る。
【図5】図5は従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 焼鈍炉 14 ベースプレート 14B 断熱材 15 コイル 16 インナーカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル端面をベースプレート上面に載架
    し、それらコイル及びベースプレートをインナーカバー
    によって覆い、インナーカバーを外側から加熱するバッ
    チ式焼鈍炉において、ベースプレートのコイル載架域よ
    り外側に位置する外周上面部、外周下面部、及び外周側
    面部を断熱材で被覆してなることを特徴とするバッチ式
    焼鈍炉のベースプレート。
JP5044692U 1992-06-26 1992-06-26 バッチ式焼鈍炉のベースプレート Withdrawn JPH066451U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5044692U JPH066451U (ja) 1992-06-26 1992-06-26 バッチ式焼鈍炉のベースプレート

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JP5044692U JPH066451U (ja) 1992-06-26 1992-06-26 バッチ式焼鈍炉のベースプレート

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JPH066451U true JPH066451U (ja) 1994-01-28

Family

ID=12859091

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JP5044692U Withdrawn JPH066451U (ja) 1992-06-26 1992-06-26 バッチ式焼鈍炉のベースプレート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101846502B1 (ko) * 2017-11-08 2018-04-09 주식회사 태화산업 열처리로용 코일 받침대

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101846502B1 (ko) * 2017-11-08 2018-04-09 주식회사 태화산업 열처리로용 코일 받침대

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003