JPH06648Y2 - リニアガイド装置の防塵シール - Google Patents
リニアガイド装置の防塵シールInfo
- Publication number
- JPH06648Y2 JPH06648Y2 JP15684687U JP15684687U JPH06648Y2 JP H06648 Y2 JPH06648 Y2 JP H06648Y2 JP 15684687 U JP15684687 U JP 15684687U JP 15684687 U JP15684687 U JP 15684687U JP H06648 Y2 JPH06648 Y2 JP H06648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- end cap
- guide rail
- ball rolling
- dustproof seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、リニアガイド装置における防塵シールの改
良に関する。
良に関する。
一般にリニアガイド装置は、第8図に示すように軸方向
に長く延びる案内レール1と、その上に移動可能に跨架
したスライダ2とを備えている。
に長く延びる案内レール1と、その上に移動可能に跨架
したスライダ2とを備えている。
案内レール1の両外側面には軸方向にボール転動溝3が
形成され、スライダ2のスライダ本体2Aには、その両
袖部4の内側面に、前記ボール転動溝3に対向する図示
されないボール転動溝がそれぞれ形成されている。そし
て、これらの向き合った両ボール転動溝の間には多数の
ボールが転動自在に装填され、そのボールの転動を介し
て、スライダ2が案内レール1上を軸方向に移動するよ
うになっている。この移動につれて、案内レール1とス
ライダ2との間に介在するボールは転動してスライダ2
のスライダ本体2Aの端部に移動する。スライダ2を軸
方向に継続して移動させていくためには、これらのボー
ルを循環させる必要がある。そこで、スライダ本体2A
の袖部4内に更に軸方向に貫通するボール戻し孔(図示
しない)を形成するとともに、スライダ本体2Aの前後
両端にエンドキャップ5を設けて、これにボール戻し孔
に連通するU字形の連結路を形成することによりボール
循環路が構成されている。また、案内レール1のうちス
ライダ2が摺動する部分のボール転動溝3や凹条6には
ゴミ、ほこりが堆積してボールの円滑な転動を妨げるこ
とから、上記エンドキャップ5には防塵シール10が取
付けられるのが通例である。
形成され、スライダ2のスライダ本体2Aには、その両
袖部4の内側面に、前記ボール転動溝3に対向する図示
されないボール転動溝がそれぞれ形成されている。そし
て、これらの向き合った両ボール転動溝の間には多数の
ボールが転動自在に装填され、そのボールの転動を介し
て、スライダ2が案内レール1上を軸方向に移動するよ
うになっている。この移動につれて、案内レール1とス
ライダ2との間に介在するボールは転動してスライダ2
のスライダ本体2Aの端部に移動する。スライダ2を軸
方向に継続して移動させていくためには、これらのボー
ルを循環させる必要がある。そこで、スライダ本体2A
の袖部4内に更に軸方向に貫通するボール戻し孔(図示
しない)を形成するとともに、スライダ本体2Aの前後
両端にエンドキャップ5を設けて、これにボール戻し孔
に連通するU字形の連結路を形成することによりボール
循環路が構成されている。また、案内レール1のうちス
ライダ2が摺動する部分のボール転動溝3や凹条6には
ゴミ、ほこりが堆積してボールの円滑な転動を妨げるこ
とから、上記エンドキャップ5には防塵シール10が取
付けられるのが通例である。
ところで、従来の防塵シール10としては、例えば第8
図〜第11図に示すものを、本出願人は先に提案してい
る(実開昭60−103623号)。これは、エンドキ
ャップ5の端面に裏面側を当てて小ねじ11でねじ止め
される金属板7と、この金属板7の表面側の全面に接着
されたゴム体8とで構成されており、中央部に案内レー
ル1を通す開口部9が設けられて全体がほぼコ字形に形
成してある。金属板7の開口部内縁は単純に直線状であ
り、一方、これに接着したゴム体8の開口部の内縁に
は、案内レール1のボール転動溝3及び凹条6に対応さ
せた半円形の突起8a、8b及び台形状の突起8cが突
設されている。
図〜第11図に示すものを、本出願人は先に提案してい
る(実開昭60−103623号)。これは、エンドキ
ャップ5の端面に裏面側を当てて小ねじ11でねじ止め
される金属板7と、この金属板7の表面側の全面に接着
されたゴム体8とで構成されており、中央部に案内レー
ル1を通す開口部9が設けられて全体がほぼコ字形に形
成してある。金属板7の開口部内縁は単純に直線状であ
り、一方、これに接着したゴム体8の開口部の内縁に
は、案内レール1のボール転動溝3及び凹条6に対応さ
せた半円形の突起8a、8b及び台形状の突起8cが突
設されている。
そしてこれらの突起8a、8b及び突起8cの最先端に
は鋭角をなすクリップ部Lが形成され(第11図参
照)、このリップ部Lが案内レール1のボール転動溝3
及び凹条6に摺接しつつゴミ、ほこり等を掻き取るよう
になっている。
は鋭角をなすクリップ部Lが形成され(第11図参
照)、このリップ部Lが案内レール1のボール転動溝3
及び凹条6に摺接しつつゴミ、ほこり等を掻き取るよう
になっている。
なお、第8図中12は、エンドキャップ5に螺着された
給油用のニップルである。
給油用のニップルである。
このようなリニアガイド装置の防塵シールにあっては、
エンドキャップ5の端面に金属板7の裏面側を当てて小
ねじ11を締め付けても、双方の当接面の表面粗さや平
面度等の幾何学的な形状の誤差のため、端面同士を完全
に密着させることは困難であり、接合面間に微少な隙間
が生じる。
エンドキャップ5の端面に金属板7の裏面側を当てて小
ねじ11を締め付けても、双方の当接面の表面粗さや平
面度等の幾何学的な形状の誤差のため、端面同士を完全
に密着させることは困難であり、接合面間に微少な隙間
が生じる。
したがって、リニアガイド装置の設置される環境条件に
よっては、上記接合面間の隙間から細かな塵埃粒子とか
切削油・研削油等の外部からの異物が侵入したり、或い
はそれらの異物がリニアガイド装置内部に封入されてい
る潤滑剤を変質させることで、潤滑不良を来すおそれが
あった。また、潤滑剤としてグリースを用いた場合は問
題ないが、液状の潤滑油を用いると接合面間の隙間から
外部へ流失して、リニアガイド装置の円滑な作動が損な
われるという問題を生じていた。
よっては、上記接合面間の隙間から細かな塵埃粒子とか
切削油・研削油等の外部からの異物が侵入したり、或い
はそれらの異物がリニアガイド装置内部に封入されてい
る潤滑剤を変質させることで、潤滑不良を来すおそれが
あった。また、潤滑剤としてグリースを用いた場合は問
題ないが、液状の潤滑油を用いると接合面間の隙間から
外部へ流失して、リニアガイド装置の円滑な作動が損な
われるという問題を生じていた。
そこでこの考案は、エンドキャップとの接合面間に隙間
を生じない防塵シールを提供して従来の問題点を解決す
ることを目的としている。
を生じない防塵シールを提供して従来の問題点を解決す
ることを目的としている。
上記の目的を達成するこの考案は、両側面に軸方向のボ
ール転動溝を有して長く延びる案内レールと、該案内レ
ール上に移動可能に跨架されるとともに案内レールのボ
ール転動溝に対向するボール転動溝を内側面に、及びこ
れに平行するボール通路としての貫通孔を肉厚内に有す
るスライダ本体と、前記ボール通路とボール転動溝とを
連通させるボール循環路を有してスライダ本体の端部に
接合されたエンドキャップと、前記ボール転動溝内に転
動可能に挿入された多数のボールとを備えたリニアガイ
ド装置に用いる防塵シールであって、前記エンドキャッ
プの端面外形とほぼ同様の外形を有して一面側がエンド
キャップの端面に接合される金属板と、該金属板の開口
部内縁から突出し前記案内レールに摺接されるリップ部
を備えて金属板の他面側に一体的に接合されたゴム体と
よりなり、且つ前記金属板のエンドキャップとの接合面
側に、前記開口部内縁を除き外周を縁取るゴム突条をエ
ンドキャップの端面と密着可能に突設したものである。
ール転動溝を有して長く延びる案内レールと、該案内レ
ール上に移動可能に跨架されるとともに案内レールのボ
ール転動溝に対向するボール転動溝を内側面に、及びこ
れに平行するボール通路としての貫通孔を肉厚内に有す
るスライダ本体と、前記ボール通路とボール転動溝とを
連通させるボール循環路を有してスライダ本体の端部に
接合されたエンドキャップと、前記ボール転動溝内に転
動可能に挿入された多数のボールとを備えたリニアガイ
ド装置に用いる防塵シールであって、前記エンドキャッ
プの端面外形とほぼ同様の外形を有して一面側がエンド
キャップの端面に接合される金属板と、該金属板の開口
部内縁から突出し前記案内レールに摺接されるリップ部
を備えて金属板の他面側に一体的に接合されたゴム体と
よりなり、且つ前記金属板のエンドキャップとの接合面
側に、前記開口部内縁を除き外周を縁取るゴム突条をエ
ンドキャップの端面と密着可能に突設したものである。
エンドキャップの端面に防塵シールの金属板の裏面を当
接させて小ねじを締め付けると、その締め付け圧力で防
塵シールの金属板の裏面外周を縁取るゴム突条が弾性変
形してエンドキャップの端面に密着する。これにより、
エンドキャップと防塵シールの当接面間の微少な隙間が
塞がれ、その結果、外部からの異物の侵入や潤滑剤の変
質或いは液体潤滑剤の流失が阻止され、ひいてはリニア
ガイド装置の潤滑不良が効果的に防止される。
接させて小ねじを締め付けると、その締め付け圧力で防
塵シールの金属板の裏面外周を縁取るゴム突条が弾性変
形してエンドキャップの端面に密着する。これにより、
エンドキャップと防塵シールの当接面間の微少な隙間が
塞がれ、その結果、外部からの異物の侵入や潤滑剤の変
質或いは液体潤滑剤の流失が阻止され、ひいてはリニア
ガイド装置の潤滑不良が効果的に防止される。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第7図はこの考案の一実施例を示すもので
ある。なお、エンドキャップについては第8図に示され
る従来のものと同様である。
ある。なお、エンドキャップについては第8図に示され
る従来のものと同様である。
防塵シール20は、心金としての例えば鋼板などの薄い
金属板21と、その表面に一体的に加硫接着されたゴム
体22とからなり、エンドキャップ5の端面外形とほぼ
同様に、中央下部を切欠いて形成されたコ字状外形を有
している。
金属板21と、その表面に一体的に加硫接着されたゴム
体22とからなり、エンドキャップ5の端面外形とほぼ
同様に、中央下部を切欠いて形成されたコ字状外形を有
している。
第3図に示すように、金属板21の開口部21Aのコ字
状内縁は、3辺とも単純な直線状である。そして、この
金属板21の裏面側(エンドキャップとの接合面側)に
は、開口部21Aのコ字状内縁を除き、外周を縁取りす
るゴム突条30が突設されている。そのゴム突条30の
横断面形状は例えば台形や方形であり、高さH=0.3m
m、幅W=0.5mm程度の極めて微少な突起でよい。
状内縁は、3辺とも単純な直線状である。そして、この
金属板21の裏面側(エンドキャップとの接合面側)に
は、開口部21Aのコ字状内縁を除き、外周を縁取りす
るゴム突条30が突設されている。そのゴム突条30の
横断面形状は例えば台形や方形であり、高さH=0.3m
m、幅W=0.5mm程度の極めて微少な突起でよい。
上記コ字状金属板21の両袖部23には、それぞれ小径
の丸穴25があけられ、両袖部23を連結する連結部2
4の中央部には大径の丸穴27が設けられている。
の丸穴25があけられ、両袖部23を連結する連結部2
4の中央部には大径の丸穴27が設けられている。
ゴム体22は金属板21の板厚の3〜4倍の厚さを有す
る厚肉で金属板21の丸穴25及び27に対応して、こ
れらよりも若干半径の大きな丸穴31、33が形成され
ており、金属板21の表面の全面にわたって加硫接合さ
れている。
る厚肉で金属板21の丸穴25及び27に対応して、こ
れらよりも若干半径の大きな丸穴31、33が形成され
ており、金属板21の表面の全面にわたって加硫接合さ
れている。
ゴム体22の外周はコ字状であるが、内周側には、金属
板21の開口部21Aの内縁から突出させた突出部34
を有すると共に、更に案内レール1のボール転動溝3に
合わせた半円形の突起35、36と、同じく案内レール
1の凹条6に合わせた台形状の突起37とが突設されて
いる。なお、上記の突起35、36の形状は、必ずしも
半円形に限られるものではなく、例えば案内レール1の
ボール転動溝3の形状に合わせて三角形状等にすること
もあり得る。
板21の開口部21Aの内縁から突出させた突出部34
を有すると共に、更に案内レール1のボール転動溝3に
合わせた半円形の突起35、36と、同じく案内レール
1の凹条6に合わせた台形状の突起37とが突設されて
いる。なお、上記の突起35、36の形状は、必ずしも
半円形に限られるものではなく、例えば案内レール1の
ボール転動溝3の形状に合わせて三角形状等にすること
もあり得る。
上記突出部34と半円形突起35、36及び台形状突起
37の先端部は、第5図〜第6図に示すように、その表
面側を鋭角としてリップ部Lが形成されている。このリ
ップ部Lは案内レール1の表面に適当な締め代で接触し
て、案内レール1表面に付着した塵埃等を払拭するもの
である。このリップ部Lの外周には、金属板21の開口
21Aの内縁形状に沿わせて、凹溝38が設けられ、リ
ップ部Lを適度に弾性変形させるようにされている。
37の先端部は、第5図〜第6図に示すように、その表
面側を鋭角としてリップ部Lが形成されている。このリ
ップ部Lは案内レール1の表面に適当な締め代で接触し
て、案内レール1表面に付着した塵埃等を払拭するもの
である。このリップ部Lの外周には、金属板21の開口
21Aの内縁形状に沿わせて、凹溝38が設けられ、リ
ップ部Lを適度に弾性変形させるようにされている。
この防塵シール20の製作に際しては、例えば成形金型
の下型のキャビティ内にゴム成型材料を投入してゴム体
22を予備成型する。次いで、その予備成型品に外周が
下型のキャビティ外形より僅かにに小さくされた金属板
21の表面側を重ね、本成型する。その上型の型面の外
周には予めゴム突条30の形成用凹部が設けてあり、ゴ
ム材は金属板21の外周と下型キャビティとの僅かな隙
間を通って金属板21の裏面側にも回り込み、上型のゴ
ム突条形成用凹部に充填されて、ゴム突条30が一体的
に成型される。また、ゴム体22の丸穴31、33を成
型するべく下型に設けられる丸穴31、33成型用凸部
の高さを、丸穴31、33の所定深さより僅かに低く形
成すれば、金属板21の表面側において丸穴25及び2
7の外周面25a、27a(すなわち、取付け小ねじ1
1、ニンプル12等の締め付け面)上に薄いゴム膜40
が成型される。このゴム膜40で、小ねじ11、ニップ
ル12等(以下、小ねじ等という)の締め付け面25
a、27aからの漏れを防ぎシール効果を高めることが
できる。
の下型のキャビティ内にゴム成型材料を投入してゴム体
22を予備成型する。次いで、その予備成型品に外周が
下型のキャビティ外形より僅かにに小さくされた金属板
21の表面側を重ね、本成型する。その上型の型面の外
周には予めゴム突条30の形成用凹部が設けてあり、ゴ
ム材は金属板21の外周と下型キャビティとの僅かな隙
間を通って金属板21の裏面側にも回り込み、上型のゴ
ム突条形成用凹部に充填されて、ゴム突条30が一体的
に成型される。また、ゴム体22の丸穴31、33を成
型するべく下型に設けられる丸穴31、33成型用凸部
の高さを、丸穴31、33の所定深さより僅かに低く形
成すれば、金属板21の表面側において丸穴25及び2
7の外周面25a、27a(すなわち、取付け小ねじ1
1、ニンプル12等の締め付け面)上に薄いゴム膜40
が成型される。このゴム膜40で、小ねじ11、ニップ
ル12等(以下、小ねじ等という)の締め付け面25
a、27aからの漏れを防ぎシール効果を高めることが
できる。
次に、以上の構成になる防塵シール20の作用を述べ
る。
る。
防塵シール20は、従来と同じくスライダ本体2Aの端
面に取付けてあるエンドキャップ5の端面に取付けて使
用される。エンドキャップ5は防塵シール20と同様の
コ字形状を有し、その端面には防塵シール20表面の丸
穴31、33に対応する図外の挿通孔を備えるととも
に、半円形突起35、36及び台形状突起37に対応す
る突起を備えている。また、スライダ本体2Aの端面に
は防塵シール20表面の丸穴31、33に対応させて図
示しないねじ穴が設けられている。
面に取付けてあるエンドキャップ5の端面に取付けて使
用される。エンドキャップ5は防塵シール20と同様の
コ字形状を有し、その端面には防塵シール20表面の丸
穴31、33に対応する図外の挿通孔を備えるととも
に、半円形突起35、36及び台形状突起37に対応す
る突起を備えている。また、スライダ本体2Aの端面に
は防塵シール20表面の丸穴31、33に対応させて図
示しないねじ穴が設けられている。
防塵シール20の丸穴31、33に挿通した小ねじ等
を、更にエンドキャップの対応する挿通孔に挿通した
後、スライダ本体2Aの端面の対応するねじ穴に螺合し
て締め付けることにより、防塵シール20はエンドキャ
ップ5と共にスライダ本体2Aに取付けられる。
を、更にエンドキャップの対応する挿通孔に挿通した
後、スライダ本体2Aの端面の対応するねじ穴に螺合し
て締め付けることにより、防塵シール20はエンドキャ
ップ5と共にスライダ本体2Aに取付けられる。
その際、防塵シール20の金属板21の外周に突設され
ている突条30は、ねじ締め付け力で弾性的に変形して
エンドキャップの接合端面に密着され、接合面間の表面
粗さや平面度誤差等に基づく微少な隙間を塞ぐ。その結
果、従来のように、接合面間の隙間から細かな塵埃粒子
とか切削油・研削油等の外部からの異物が侵入する現象
は防止できた。また、リニアガイド装置内部に封入され
ている潤滑剤の変質も防止された。更に、潤滑剤として
液状の潤滑油を用いても、接合面間の隙間から外部への
流失は生じなかった。
ている突条30は、ねじ締め付け力で弾性的に変形して
エンドキャップの接合端面に密着され、接合面間の表面
粗さや平面度誤差等に基づく微少な隙間を塞ぐ。その結
果、従来のように、接合面間の隙間から細かな塵埃粒子
とか切削油・研削油等の外部からの異物が侵入する現象
は防止できた。また、リニアガイド装置内部に封入され
ている潤滑剤の変質も防止された。更に、潤滑剤として
液状の潤滑油を用いても、接合面間の隙間から外部への
流失は生じなかった。
この実施例によれば、エンドキャップと防塵シール20
との接合面の外周縁部が、ゴム製の突条30で取り巻く
ようにシールされるから、リニアガイド装置の取付け姿
勢が水平であろうと垂直であろうと関係なく、完全に外
部からの塵埃の侵入や内部からの油漏れを防止すること
ができる。
との接合面の外周縁部が、ゴム製の突条30で取り巻く
ようにシールされるから、リニアガイド装置の取付け姿
勢が水平であろうと垂直であろうと関係なく、完全に外
部からの塵埃の侵入や内部からの油漏れを防止すること
ができる。
以上説明したように、この考案によれば、防塵シールの
ゴム体に裏打ちした心金としての金属板の外周縁に、エ
ンドキャップの当接面に密着されるゴム突条を形成した
ため、その当接面間の微少な隙間を埋めることができ
て、その結果外部からの異物の侵入が効果的に防止さ
れ、潤滑剤の変質もなく、潤滑油の内部保持性も高めら
れ、良好な潤滑が実現される。ひいてはリニアガイド装
置の円滑な作動を保証し且つ寿命を大幅に延長できると
いう効果が得られる。
ゴム体に裏打ちした心金としての金属板の外周縁に、エ
ンドキャップの当接面に密着されるゴム突条を形成した
ため、その当接面間の微少な隙間を埋めることができ
て、その結果外部からの異物の侵入が効果的に防止さ
れ、潤滑剤の変質もなく、潤滑油の内部保持性も高めら
れ、良好な潤滑が実現される。ひいてはリニアガイド装
置の円滑な作動を保証し且つ寿命を大幅に延長できると
いう効果が得られる。
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第2図はそ
の下面図、第3図は上記実施例の構成部材である金属板
の背面図、第4図は第1図の要部拡大図、第5図は第4
図のV矢視図、第6図は第1図のVI−VI線断面図、第7
図は第6図のVII部分の拡大図、第8図は従来の防塵シ
ールが取付けられたリニアガイド装置の一例を示す斜視
図、第9図は従来の防塵シールの斜視図、第10図は第
9図のX部分を拡大した部分正面図、第11図は第10
図のXI−XI線断面図である。 図中、1は案内レール、2はスライダ、2Aはスライダ
本体、3はボール転動溝、5はエンドキャップ、7,2
1は金属板、8,22はゴム体、10、20は防塵シー
ル、21Aは金属板の開口部、22はゴム体、30はゴ
ム突条、Lはリップ部である。
の下面図、第3図は上記実施例の構成部材である金属板
の背面図、第4図は第1図の要部拡大図、第5図は第4
図のV矢視図、第6図は第1図のVI−VI線断面図、第7
図は第6図のVII部分の拡大図、第8図は従来の防塵シ
ールが取付けられたリニアガイド装置の一例を示す斜視
図、第9図は従来の防塵シールの斜視図、第10図は第
9図のX部分を拡大した部分正面図、第11図は第10
図のXI−XI線断面図である。 図中、1は案内レール、2はスライダ、2Aはスライダ
本体、3はボール転動溝、5はエンドキャップ、7,2
1は金属板、8,22はゴム体、10、20は防塵シー
ル、21Aは金属板の開口部、22はゴム体、30はゴ
ム突条、Lはリップ部である。
Claims (1)
- 【請求項1】両側面に軸方向のボール転動溝を有して長
く延びる案内レールと、該案内レール上に移動可能に跨
架されるとともに案内レールのボール転動溝に対向する
ボール転動溝を内側面に、及びこれに平行するボール通
路としての貫通孔を肉厚内に有するスライダ本体と、前
記ボール通路とボール転動溝とを連通させるボール循環
路を有してスライダ本体の端部に接合されたエンドキャ
ップと、前記ボール転動溝内に転動可能に挿入された多
数のボールとを備えたリニアガイド装置に用いる防塵シ
ールであって、前記エンドキャップの端面外形とほぼ同
様の外形を有して一面側がエンドキャップの端面に接合
される金属板と、該金属板の開口部内縁から突出し前記
案内レールに摺接されるリップ部を備えて金属板の他面
側に一体的に接合されたゴム体とよりなり、且つ前記金
属板のエンドキャップとの接合面側に、前記開口部内縁
を除き外周を縁取るゴム突条がエンドキャップの端面と
密着可能に突設されたことを特徴とするリニアガイド装
置の防塵シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15684687U JPH06648Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | リニアガイド装置の防塵シール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15684687U JPH06648Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | リニアガイド装置の防塵シール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0160019U JPH0160019U (ja) | 1989-04-17 |
| JPH06648Y2 true JPH06648Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31435755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15684687U Expired - Lifetime JPH06648Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | リニアガイド装置の防塵シール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06648Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2543304Y2 (ja) * | 1990-05-18 | 1997-08-06 | 日本精工株式会社 | リニアガイド装置の漏油防止構造 |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP15684687U patent/JPH06648Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0160019U (ja) | 1989-04-17 |
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