JPH0664986U - 三次元立体の製作・測定・作図複合器 - Google Patents

三次元立体の製作・測定・作図複合器

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JPH0664986U
JPH0664986U JP2571892U JP2571892U JPH0664986U JP H0664986 U JPH0664986 U JP H0664986U JP 2571892 U JP2571892 U JP 2571892U JP 2571892 U JP2571892 U JP 2571892U JP H0664986 U JPH0664986 U JP H0664986U
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JP2571892U
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Inventor
昌雄 藤田
Original Assignee
有限会社フジタ工業デザイン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スケールモデル等の製作、測定、作図を一
貫して容易に行うことのできる三次元立体の製作・測定
・作図複合器を提供すること。 【構成】 0基準点を備え平面上を移動可能に形成さ
れたベース5と、Z軸スケールを備えベース5上に鉛直
に立設されたコラム10と、Y軸方向のガイド溝を有し
コラム10に沿ってZ軸方向に摺動可能に設けられたア
ームスライドガイド15と、Y軸スケールを備えガイド
溝に案内されてY軸方向に摺動可能に設けられるととも
に先端部にアタッチメントホルダ27を備えたアーム2
5と、アタッチメントホルダ27に着脱可能に形成され
て三次元立体60に当接可能なアタッチメント36と、
ベース5に取付けられ用紙上に三次元立体60の外形線
図を作成可能な筆記具41を備えたドローイングユニッ
ト40と、を具備してなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はスケールモデル等の製作および測定,作図を一貫して容易に行うこ とのできる三次元立体の製作・測定・作図複合器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車等の開発におけるデザイン作業では、アイデアスケッチ等 の平面的な絵から立体的なスケールモデルを作成して、三次元立体によるイメー ジフィーリングの確認が行われている。
【0003】 このスケールモデルは、通常、アイデアスケッチ等に基づいて作られたモデル 製作用線図によって、クレイ等に主要点の座標を格子状にプロットし、各プロッ ト点を滑らかな曲面で結ぶように切削加工するとともに、各面に修正が加えられ てモデル外形表現が行われていた。
【0004】 そして、完成したスケールモデルの表面形状は、主要点が計測され、正面、背 面、側面、平面の四方向から見た外形線図として作図されて、後工程へ出図され ていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のスケールモデル等の製作,測定,作図作業における測定等には 、高さゲージやトースカン等の汎用工具が用いられており、基準となる座標格子 の形成を必要とするとともに、その測定は煩雑なものであった。
【0006】 また、スケールモデルの切削加工に際しては、各座標ごとに断面形状の測定確 認が必要であり、さらに外径線図の作成に当っては、各測定点間をカーブ定規な どを使って曲線を描く作業を必要としていた。
【0007】 この考案は、上記問題にかんがみてなされたものであり、その目的とするとこ ろは、スケールモデル等の製作,測定,作図を一貫して容易に行うことのできる 三次元立体の製作,測定,作図複合器を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するためになされたものであり、0基準点を有す るX軸スケールを備え平面上を移動可能に形成されたベースと、Z軸スケールを 備え前記ベース上に鉛直に立設されたコラムと、Y軸方向のガイド溝を有し前記 コラムに沿ってZ軸方向に摺動可能に設けられたアームスライドガイドと、Y軸 スケールを備え前記ガイド溝に案内されてY軸方向に摺動可能に設けられるとと もに先端部にアタッチメントホルダを備えたアームと、アタッチメントホルダに 着脱可能に形成されてワークである三次元立体に当接可能な少なくとも1個のア タッチメントと、前記ベースに取付けられ前記平面上に載置された用紙上に前記 三次元立体の外形線図を作成可能な筆記具を備えたドローイングユニットと、を 具備してなることを特徴とする三次元立体の製作・測定・作図複合器である。
【0009】
【作用】
この考案は以上のように構成されたものであり、三次元立体の製作および測定 は、三次元立体の特定の座標軸に、三次元立体の製作・測定・作図複合器のX軸 スケールを相対して設置し、アームスライドガイドおよびアームを移動させて、 アタッチメント先端を三次元立体の被加工点および被測定点に関与させることに より行う。
【0010】 そして、被加工点、被測定点の位置は、X軸スケールのO基準点が相対する三 次元立体の座標軸をX軸方向の座標とし、Y軸方向およびZ軸方向の座標はY軸 スケールおよびZ軸スケール上にそれぞれ表示される。
【0011】 三次元立体の作図は、アタッチメントの先端を所望のZ軸スケール位置に固定 するとともに、アタッチメント先端を三次元立体の表面に沿わせてベースを移動 させる。このとき、筆記具は平面上に載置された用紙上に、アタッチメント先端 の移動に倣って線描し、Z軸スケール位置に対応した高さの三次元立体表面の外 形線図を作図する。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1はこの考案の一実施例を示す三次元立体の製作・測定・作図複合器の側面 図、図2は平面図である。
【0014】 図において1は三次元立体の製作・測定・作図複合器(以下、単に複合器1と 略称す)であり、複合器1は、X軸スケール6を備えたベース5と、Z軸スケー ル12を備えベース5上に鉛直に立設されたコラム10と、ガイド溝20を有し コラム10に沿って摺動するアームスライドガイド15と、ガイド溝20に案内 されて摺動するとともにY軸スケール26,アタッチメントホルダ27を備えた アーム25と、アタッチメントホルダ27に着脱可能なアタッチメント36等と 、筆記具41を備えたドローイングユニット40とを主体にして構成されている 。
【0015】 ベース5は、実施例では、平滑な底面を有し略T字状に形成されている。ベー ス5の一端縁にX軸方向(図2の上下方向)に延びるように長さ70mmのX軸ス ケール6が設けられており、X軸スケール6の所定位置にO基準点7が設けられ ている。ベース5の所定位置には、ドローイングユニット40取付用のめねじ8 が螺刻されており、またベース5の略中央部には、コラム10が鉛直に立設され ている。
【0016】 コラム10は、上下方向に延びるとともに0〜320mmの目盛が刻まれたZ軸 スケール12を備えている。Z軸スケール12はコラム10に滑り対偶して取付 けられており、固定ねじ13により固定されている。なお、電動ドリル38使用 時等において、Z軸スケール12は、長孔11の長さの範囲で上下に調整可能に 形成されている。
【0017】 アームスライドガイド15は、コラム10に嵌合してZ軸方向(図1の上下方 向)に摺動する摺動溝16と、Y軸方向(図1の左右方向)の軸線を有するガイ ド溝20とを備えて形成されている。
【0018】 アームスライドガイド15の所定位置には、Z軸スケール12読取り用のZ基 準線17が形成され、またガイド溝20の近傍には、Y軸スケール26読取り用 のY基準線21が設けられている。なお、符号18はアームスライドガイド15 のZ軸方向の移動を固定する止めねじであり、22はアーム25の移動を固定す る止めねじである。
【0019】 アーム25は、その長手方向に延びる0〜300mmの目盛が刻まれたY軸スケ ール26を備えており、アームスライドガイド15のガイド溝20に嵌合してY 軸方向に摺動可能に形成されている。
【0020】 アーム25の先端部には、アタッチメントホルダ27が着脱可能に取付けられ ている。アタッチメントホルダ27はアタッチメント36,37を嵌入,固定す る嵌入溝28,止めねじ29を有し、固定ねじ30により取付け角度を調整可能 にアーム25に固定されている。
【0021】 また、電動工具による加工用に、電動ドリル38を取付けるアタッチメントホ ルダ31が用意されている。このアッタチメントホルダ31は、電動ドリル38 を嵌入,固定する嵌入孔32,止めねじ33を有し、めねじ34が前述の固定ね じ30に螺合してアーム25に固定されるように形成されている。
【0022】 アタッチメントは、実施例では、測定・けがき用のアタッチメント36と、切 削用のアタッチメント37と、回転切削用の電動ドリル38と、用途別に3種類 用意されている。アタッチメント36は、丸棒部材の先端部が針状に形成されて おり、三次元立体60の被測定点に当接し、または、その表面にけがき線を描く ように形成されている。アタッチメント37は、丸棒部材の先端部が横一文字刃 状に形成されており、三次元立体60の被加工点に当接して切削できるように形 成されている。電動ドリル38は、所定の電源により駆動されて、先端部に取付 けたビット39を回転させ、ビット39の先端部を三次元立体60の被加工点に 当接させて、回転切削できるように構成されている。
【0023】 ドローイングユニット40は、筆記具41、筆記具41を支持するアーム43 、アーム43を揺動自在に支持するブラケット47を主体にして構成されている 。筆記具41は、下端部中心に鉛筆芯が突出して挿着されており、上端部中心に は基準点42が刻設されている。アーム43の先端部には、筆記具41が取付け られ、その基端部は軸46によりブラケット47に揺動自在に支持されて、自重 により筆記具41側が下降するように形成されている。なお、符号45は筆記具 41固定用の止めねじである。このドローイングユニット40は、固定ねじ48 によりベース5のめねじ8に固定されて、複合器1のベース5に取付けられる。
【0024】 次に、以上のように構成された複合器1の作用について説明する。
【0025】 まず三次元立体60を製作する場合は、三次元立体60作成に対応したクレイ 等のモデル用材料を準備するとともに、三次元立体60の平面寸法よりも大きな 座標板50を用意する。
【0026】 座標板50は、例えば図8に示すように、長さ方向にL座標スケール51、幅 方向にW座標スケール52が所定間隔でもって目盛られており、所定位置に、三 次元立体60との相対位置を規定する位置決め孔53が穿設されている。
【0027】 そして、モデル用材料に位置決め孔53に嵌合する突起61を設け、その突起 61を位置決め孔53に嵌合させて両者の相対位置を固定し、モデル用材料を座 標板50上に載置する。また複合器1には、アタッチメント37を取付け(電動 ドリル38使用の場合は、アタッチメントホルダ27の替りにアタッチメントホ ルダ31を介して取付ける)、座標板50を載置した作業机等の平面70上に複 合器1を載置して、複合器1の0セットを行う。
【0028】 複合器1の0セットは、アームスライドガイド15、アーム25を操作して、 アタッチメント37の切削刃先端をO基準点7に合せる(図9の2点鎖線参照) 。この0セットの微調整は、アタッチメントホルダ27におけるアタッチメント 37の取付角度、および進退で行われる。このとき、Y基準線21はY軸スケー ル26の0目盛に合わせ、Z基準線17は、Z軸スケール12上において、X軸 スケール6部の厚さ相当値(例えば3m/m)に合わせる。
【0029】 次いで、複合器1のX軸スケール6を座標板50の端縁に密着させ、さらにO 基準点7を、例えばL座標スケール51の随意の座標に合わせる。
【0030】 そして、アームスライドガイド15,アーム25を操作することにより、アタ ッチメント37先端を三次元立体60に当接関与させる。このとき、アタッチメ ント37の先端位置は、L座標51の随意の座標における三次元立体60の高さ 方向および幅方向の座標が、Z軸スケール12およびY軸スケール26によりそ れぞれ読取れ、座標設定と切削加工とを同時に行うことができる。なお、複合器 1の三次元立体60の長さ方向への移動は、O基準点7をL座標スケール51に 対して移動、またはL座標スケール51の特定点をX軸スケール6に対して移動 して、長さ方向の座標を変えることができる。
【0031】 このように主要点の座標を、モデル用材料に座標格子を形成することなく、正 確に切削加工することができる。なお、この場合、ドローイングユニット40は 、ベース5より取外しておくことが望ましい。
【0032】 三次元立体60の測定は、上述のアタッチメント37に代えて、アタッチメン ト36をアタッチメントホルダ27に取付けて行われる。
【0033】 この場合、0セットおよび座標板50の使用、ならびにアタッチメント36の 三次元立体60への当接関与による各座標の読取りは、上記製作の場合と同様で あり、その説明を省略する。これにより、三次元立体60に座標格子を作成する ことなく、各座標を測定することができる。
【0034】 次に、三次元立体60の作図について説明する。
【0035】 複合器1には、アタッチメント36を取付けるとともに、ベース5にドローイ ングユニット40を取付ける。三次元立体60は、その前後方向の外形線図を作 図する場合は、前後方向断面が平面70上に投影される姿勢にして(図10参照 )保持具55に固定し、作業机等の平面70上に載置する。また平面70上には 作図用紙75を載置して固定する。
【0036】 まず複合器1においては、作図のための0セットを行う。この0セットは、図 10の2点鎖線で示すようにアタッチメント36を所望の角度に固定し、アーム スライドガイド15,アーム25を操作して、アタッチメント36の先端を筆記 具41の基準点42に合せる。
【0037】 そして、三次元立体60の中心軸上の外形線図を作成するときは、アームスラ イドガイド15の高さを操作して、アタッチメント36先端を、三次元立体60 の幅方向の中心高さに固定する。このとき、アタッチメント36先端は、筆記具 41の真上に位置し、その先端高さはZ軸スケール12上に表示される。
【0038】 続いて、アタッチメント36先端を三次元立体60の表面に軽く当接させなが ら、ベース5を平面70上で移動することにより、筆記具41が作図用紙75上 に、三次元立体60の中心軸上における前後方向の外形線図が作成される。
【0039】 なお、上記中心軸に平行な他座標の外形線図を作成する場合は、アームスライ ドガイド15を、Z軸スケール12上で所定の座標間隔だけ移動させて作図する 。また、三次元立体60の幅方向、または平面の外形線図を作図する場合は、三 次元立体60の平面70上への載置姿勢90度ずつ変えて、上述と同様手順で作 図が行われる。
【0040】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の三次元立体の製作・測定・作図複合器によれば、 三次元立体上に座標格子を形成することなく、被加工点,被測定点の座標を容易 に計測し、加工することができる。
【0041】 また、作図にあたっては、三次元立体の表面形状を連続して線描することがで き、従来の外形線図作図時のように、座標格子のもつ測定点の粗さがなく、かつ カーブ定規を使用する等の線描作業を省略することができる。
【0042】 このように、本考案の複合器によれば、立体的なスケールモデル作成に関連し た製作、測定、作図の作業を、一貫して容易に行う事ができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る三次元立体の製作・
測定・作図複合器の側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】アタッチメントの側面図。
【図4】他のアタッチメントの側面図。
【図5】電動ドリル用アタッチメントホルダの平面図。
【図6】電動ドリルとそのアタッチメントホルダの側面
図。
【図7】ドローイングユニットの側面図。
【図8】座標板の一例を示す斜視図。
【図9】三次元立体の製作・測定を示す説明図。
【図10】三次元立体の作図を示す説明図。
【符号の説明】
1 三次元立体の製作・測定・作図複合器 5 べース 6 X軸スケール 7 O基準点 10 コラム 12 Z軸スケール 15 アームスライドガイド 20 ガイド溝 25 アーム 26 Y軸スケール 27,31 アタッチメントホルダ 36,37 アタッチメント 38 電動ドリル 40 ドローイングユニット 41 筆記具 60 三次元立体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0基準点を有するX軸スケールを備え平
    面上を移動可能に形成されたベースと、 Z軸スケールを備え前記ベース上に鉛直に立設されたコ
    ラムと、 Y軸方向のガイド溝を有し前記コラムに沿ってZ軸方向
    に摺動可能に設けられたアームスライドガイドと、 Y軸スケールを備え前記ガイド溝に案内されてY軸方向
    に摺動可能に設けられるとともに先端部にアタッチメン
    トホルダを備えたアームと、 アタッチメントホルダに着脱可能に形成されてワークで
    ある三次元立体に当接可能な少なくとも1個のアタッチ
    メントと、 前記ベースに取付けられ前記平面上に載置された用紙上
    に前記三次元立体の外形線図を作成可能な筆記具を備え
    たドローイングユニットと、 を具備してなることを特徴とする三次元立体の製作・測
    定・作図複合器。
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Effective date: 19960109