JPH0665604U - シリンダ装置 - Google Patents
シリンダ装置Info
- Publication number
- JPH0665604U JPH0665604U JP2839191U JP2839191U JPH0665604U JP H0665604 U JPH0665604 U JP H0665604U JP 2839191 U JP2839191 U JP 2839191U JP 2839191 U JP2839191 U JP 2839191U JP H0665604 U JPH0665604 U JP H0665604U
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- piston
- cylinder
- port
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 負荷変動に対するクッション性能の変更を容
易にし、かつ、長期にわたって安定したクッション機能
を発揮できるシリンダ装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 少なくとも二つのポートを備えたシリンダ1
を設け、シリンダ1内に移動可能に配置されたピストン
ロッド7を設け、ピストンロッド7に一体に又は別体に
設けられたピストン9を設け、ピストン9の少なくとも
一端側に形成され端部に向かって徐々に縮径されたテー
パ部15を設け、ピストン9の外周に設けられシリンダ
1との間をシールするシール部材21を設け、テーパ部
15とシール部材21との間の位置とピストン9の一端
側端部との間に形成された流路25を設け、流路25に
設けられピストン9の一端側に向かう流通のみを許容す
る逆止弁手段29を設けたものである。
易にし、かつ、長期にわたって安定したクッション機能
を発揮できるシリンダ装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 少なくとも二つのポートを備えたシリンダ1
を設け、シリンダ1内に移動可能に配置されたピストン
ロッド7を設け、ピストンロッド7に一体に又は別体に
設けられたピストン9を設け、ピストン9の少なくとも
一端側に形成され端部に向かって徐々に縮径されたテー
パ部15を設け、ピストン9の外周に設けられシリンダ
1との間をシールするシール部材21を設け、テーパ部
15とシール部材21との間の位置とピストン9の一端
側端部との間に形成された流路25を設け、流路25に
設けられピストン9の一端側に向かう流通のみを許容す
る逆止弁手段29を設けたものである。
Description
【0001】
本考案は、シリンダ装置に係り、特に、クッション機構の構成を改良したもの に関する。
【0002】
従来のシリンダ装置としては、例えば、図5ないし図7に示すようなものがあ る。これは米国特許第3626812号に示されているものである。まず、シリ ンダ101があり、このシリンダ101内には、ピストンロッド103が図中左 右方向に移動可能に収容されている。このピストンロッド103にはピストン1 05が形成されている。ピストン105には軸方向に4箇所にわたって環状溝1 07、109、111、113が形成されており、これら環状溝107、109 、111、113内には、リング115、117、119、121が装着されて いる。
【0003】 上記ピストン105の図中左端には、図7に示すようにスリット123が形成 されている。又、環状溝107の図中右側にはスリット125が形成されている とともに、環状溝113の図中左側にもスリット127が形成されている。又、 リング115であるが、これは図6に示すように、合い口(端部と端部が隙間を 存して対抗している部分)129を備えている。
【0004】 上記構成において、図示しないポートからの作動油の供給により、ピストン1 05の図中右側に圧力が作用すると、ピストン105及びピストンロッド103 が図中左側に移動する。その際、ピストン105の図中左側の油室A内の作動油 はポートCを介して流出していく。そして、ピストン105が移動してリング1 15がポートCの位置を通過した後は、ポートCを介しての作動油の流出が規制 される。つまり、リング115の合い口129を介してのみ許容される状態とな る。それによって発生する抵抗により所望のクッション機能が発揮される。
【0005】 一方、上記状態から逆にポートCより作動油が供給された場合には、図7に示 すように、その圧力によって、リング115が環状溝107の図中左側側面に押 し付けられる。それによって、図に示すように、流路が確保され、作動油がスリ ット125、環状溝107、スリット123を介して油室A内に供給される。よ って、ピストン105の図中左側に圧力が作用し、ピストン105及びピストン ロッド103が図中右側に移動していく。
【0006】
上記従来の構成によると次のような問題があった。まず、クッション特性、特 に、絞り初期のクッション特性がポートCの大きさによって一義的に決定されて しまい、負荷変動に対して容易に対応できないという問題があった。又、クッシ ョン機能は、リング115が環状溝107の図中右側側面に密着され、合い口1 29を介してのみ作動油の流通が許容されることにより発揮されることになるが 、その際、リング115の全周をシールしなければならず、リング115が変形 している場合には、そのシール性能が損なわれて、クッション機能を損なうおそ れがあった。さらに、クッション機能が発揮されているときに、戻り流路を確保 するために、ピストン105にスリット123を設けなければならず、又、その スリット123によってリング115が変形し易いという問題があった。又、リ ング115が長期使用による摩耗によって変形し、その合い口129の間隔が変 化してしまい、クッション機能が損なわれるおそれがあった。
【0007】 本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、負 荷変動に対するクッション性能の変更を容易にし、かつ、長期にわたって安定し たクッション機能を発揮できるシリンダ装置を提供することにある。
【0008】
上記目的を達成するべく本願考案によるシリンダ装置は、少なくとも二つのポ ートを備えたシリンダと、上記シリンダ内に移動可能に配置されたピストンロッ ドと、上記ピストンロッドに一体に又は別体に設けられたピストンと、上記ピス トンの少なくとも一端側に形成され端部に向かって徐々に縮径されたテーパ部と 、上記ピストンの外周に設けられ上記シリンダとの間をシールするシール部材と 、上記テーパ部とシール部材との間の位置とピストンの一端側端部との間に形成 された流路と、上記流路に設けられピストンの一端側に向かう流通のみを許容す る逆止弁手段と、を具備したことを特徴とするものである。
【0009】
まず、シリンダの一方のポートから作動油が供給されると、その圧力がピスト ンの他端側端部に作用し、ピストンとピストンロッドはピストンの一端側に移動 していく。その際、ピストンの一端側に収容されている作動油は他方のポートを 介して流出していく。そして、ピストンが上記他方のポートを通過し始めると、 テーパ部を介してのみ作動油の流出が可能となり、その絞り効果によってクッシ ョン機能が発揮されていく。逆に、他方のポートより作動油が供給されると、流 路の逆止弁が開放されるので、流路を介して作動油がピストンの一端側に供給さ れる。それによって、ピストンとピストンロッドは、上記とは逆方向に移動して いく。かかる作用において、負荷変動に対応する場合には、ピストンのテーパ部 の大きさを適宜変更する。
【0010】
以下、図1ないし図4を参照して本考案の一実施例を説明する。まず、シリン ダ1があり、このシリンダ1には、ポート3、5が形成されている。シリンダ1 内には、ピストンロッド7が図中左右方向に移動可能に収容されており、このピ ストンロッド7にはピストン9がナット11によって固定されている。又、シリ ンダ1の図中左端には、端栓13が取付けられている。
【0011】 上記ピストン9は、図に示すように、その両端部が徐々に縮径されていて、テ ーパ部15、17が形成されている。又、ピストン9の軸方向略中央には、環状 溝19が形成されていて、この環状溝19内にはシール部材21が装着されてい る。上記テーパ部15とシール部材21との間の位置には、溝23が形成されて おり、この溝23は流路25を介して、ポート27に連通されている。上記ポー ト27内にはチェック弁29が装着されており、溝23からポート27に向かう 作動油の流通のみを許容する構成になっている。同様に、上記テーパ部17とシ ール部材21との間の位置にも、溝31が形成されており、この溝31は流路3 3を介して、ポート35に連通されている。上記ポート35内にはチェック弁3 7が装着されており、溝31からポート35に向かう作動油の流通のみを許容す る構成になっている。
【0012】 以上の構成を基にその作用を説明する。まず、ポート3を介してピストン9の 図中右側の油室Bに作動油が供給されて、その圧力がピストン9の図中右側に作 用したとする。その場合には、チェック弁37によってポート35が閉塞される ので、圧力はピストン9の図中右側に作用する。よって、ピストン9及びピスト ンロッド7は、図中左側に移動していく。その際、ピストン9の図中左側の油室 A内の作動油はポート5を介して流出していく。
【0013】 そして、やがて図2に示すような状態となる。つまり、ピストン9の図中左側 端部がポート5を通過し、油室A内の作動油はテーパ部15を介してポート5側 に流出していく。この時点で油室Aからの作動油の流出は徐々に絞られていくの で、クッション機能が発揮され始める。そして、さらに、図3に示すような状態 となり、テーパ部15を介して僅かの作動油がポート5側に流出していき、絞り 効果は最大となって所望のクッション機能が発揮される。その際、チェック弁2 9によりポート27は閉塞されるので、そこを介しての作動油の流出はない。そ して、ピストン9の移動は端栓13によって停止される。
【0014】 次に、上記状態において、ポート5より作動油が供給されたとする。その作動 油の供給によって、図4に示すように、チェック弁29がポート27より離脱し 、ポート27が開放される。よって、作動油は、溝23、流路25、ポート27 を介して、油室A内に流入するとともに、テーパ部15を介しても僅かに流入す る。したがって、ピストン9の図中左側に圧力が作用し、ピストン9及びピスト ンロッド7は図中右方向に移動し始める。
【0015】 なお、上記の説明は、油室A側においてクッション効果を発揮する場合につい てであるが、油室B側においても全く同様にしてクッション効果を発揮させるこ とができることと当然である。
【0016】 以上本実施例によると次のような効果を奏することができる。まず、負荷変動 に対して容易に対応することができる。つまり、ピストン9のテーパ部15の大 きさ(例えば、テーパの角度)を適宜変更することにより、ポート3の大きさが 同じであっても、初期のクッション特性を容易に調整することができるからであ る。特に、ピストン9はピストンロッド7に対して着脱できるので、予めテーパ 部15の大きさが異なる複数個のピストン9を用意しておけば、その中から適宜 選択して取付ければよい。
【0017】 又、従来のリングのようにその摩耗、変形によってクッション性能が悪戯に変 動するようなことはないので、長期にわたって安定したクッション性能を提供す ることができる。又、従来は高い精度で加工された特殊なリングを必要としたが 、本実施例の場合には、一般に使用されているシール部材21、チェック弁29 を使用すれば足りるので、コストも低減される。
【0018】 尚、本考案は前記一実施例に限定されない。流路25のルート等については、 図示するものに限定されない。前記一実施例ではピストン9の両側に同様のクッ ション機構を設けたが、要はクッション機能を発揮させたい側に設けておけば足 りる。
【0019】
以上詳述したように本考案によるシリンダ装置によると、ピストンのテーパ部 の作用によって絞り効果ひいてはクッション機能を発揮させるようにしているの で、そのテーパ部の大きさを適宜変更することにより、負荷変動に対して容易に 対応することができる。又、従来のように、長期使用による変形等が懸念される 特殊なリングを使用する構成ではないので、所望のクッション機能を長期にわた って安定して提供することができるとともに、コストの低減を図ることができる °
【図1】本考案の一実施例を示すシリンダ装置の断面図
である。
である。
【図2】本考案の一実施例を示すシリンダ装置の一部断
面図である。
面図である。
【図3】本考案の一実施例を示すシリンダ装置の一部断
面図である。
面図である。
【図4】本考案の一実施例を示すシリンダ装置の一部断
面図である。
面図である。
【図5】従来のシリンダ装置の一部断面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】図5のVII部を拡大して示す断面図である。
1 シリンダ 3 ポート 5 ポート 7 ピストンロッド 9 ピストン 15 テーパ部 23 溝 25 流路 27 ポート 29 チェック弁(逆止弁)
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも二つのポートを備えたシリン
ダと、上記シリンダ内に移動可能に配置されたピストン
ロッドと、上記ピストンロッドに一体に又は別体に設け
られたピストンと、上記ピストンの少なくとも一端側に
形成され端部に向かって徐々に縮径されたテーパ部と、
上記ピストンの外周に設けられ上記シリンダとの間をシ
ールするシール部材と、上記テーパ部とシール部材との
間の位置とピストンの一端側端部との間に形成された流
路と、上記流路に設けられピストンの一端側に向かう流
通のみを許容する逆止弁手段と、を具備したことを特徴
とするシリンダ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991028391U JP2567218Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | シリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991028391U JP2567218Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | シリンダ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0665604U true JPH0665604U (ja) | 1994-09-16 |
| JP2567218Y2 JP2567218Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=12247359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991028391U Expired - Lifetime JP2567218Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | シリンダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567218Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4922938U (ja) * | 1972-05-19 | 1974-02-26 | ||
| JPS5844505U (ja) * | 1981-09-21 | 1983-03-25 | カヤバ工業株式会社 | 油圧シリンダストロ−ク端の紋り装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3626812A (en) | 1970-07-09 | 1971-12-14 | Bucyrus Erie Co | Cylinder-cushioning arrangement |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP1991028391U patent/JP2567218Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4922938U (ja) * | 1972-05-19 | 1974-02-26 | ||
| JPS5844505U (ja) * | 1981-09-21 | 1983-03-25 | カヤバ工業株式会社 | 油圧シリンダストロ−ク端の紋り装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2567218Y2 (ja) | 1998-04-02 |
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