JPH0665698U - 可搬型装置の横転防止機構 - Google Patents

可搬型装置の横転防止機構

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JPH0665698U JP3237892U JP3237892U JPH0665698U JP H0665698 U JPH0665698 U JP H0665698U JP 3237892 U JP3237892 U JP 3237892U JP 3237892 U JP3237892 U JP 3237892U JP H0665698 U JPH0665698 U JP H0665698U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅狭の箱型に作製した装置本体の底面に転動
輪を有するキャスターを配置した可搬型装置を路面に動
かないよう固定しておくことができ、しかも装置本体に
幅員方向の片側より力が作用しても、可搬型装置の横転
を防止することのできる横転防止機構を提供することに
ある。 【構成】 装置本体2の底面に上下動自在な脚部12d
を有するロックペダル12を配置し当該脚部12dをフ
ットペダル12hの踏み込みにより下降させて路面に接
地せしめ、かつ装置本体2のキャスター3よりも外側で
当該装置本体2の幅員方向の両側に配置した回動自在な
複数組の横転防止用の脚7,8を連結軸9,10、連結
部材11および揺動部材14を介してロックペダル12
の脚部12dに連結して、ロックペダル12の脚部12
dの下降に伴い上記横転防止用の脚7,8を装置本体2
より回動させて、路面に接地させるよう構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、幅狭の箱型に作製した装置本体の底面に転動輪を有するキャスター を配置した可搬型装置に用いられる横転防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、転動輪を有するキャスターは、搭載機能や処理機能など特定の 機能を持つ装置本体の底面に取り付けられて、当該装置本体を手押しで移動でき る可搬型装置を構成する。ところで、これら可搬型装置においては、装置本体が 幅狭の箱型に作製されている場合に、装置本体の重心位置が高くなって幅員方向 での安定性に欠ける。それ故、移動中に通行人が接触したり、停止時に係員が不 用意に寄り掛かったりして装置本体の幅員方向の片側から力が作用すると、装置 本体のバランスが崩れ横転し易いものとなっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記可搬型装置に上述のような難点があったことに鑑みて為された ものであって、幅狭の箱型に作製した装置本体の底面に転動輪を有するキャスタ ーを配置した可搬型装置を路面に動かないよう固定しておくことができ、しかも 装置本体に幅員方向の片側より力が作用しても、可搬型装置の横転を防止するこ とのできる横転防止機構を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、幅狭の箱型に作製した装置本体の底面に転動輪を有するキャスター を配置した可搬型装置の横転防止機構であって、 前記装置本体のキャスターよりも外側で当該装置本体の幅員方向の両側に長手方 向に沿って複数組配置された回動自在な横転防止用の脚と、前記装置本体の幅員 方向において組を成す一対の横転防止用の脚を夫々連結した複数の連結軸と、こ れら連結軸を装置本体の長手方向において連結した連結部材と、前記装置本体の 長手方向において底面の一端部に配置され上下動自在な脚部をフットペダルによ り下降せしめ脚部が路面に接地した状態にフットペダルをロックするロックペダ ルと、前記装置本体の底面に略中間部が揺動自在に軸支され、一端をロックペダ ルの脚部に、他端をロックペダルと近接する連結軸に連結して、各脚を装置本体 に路面より浮かせた状態に保持し、かつ前記ロックペダルの脚部の下降に伴い各 横転防止用の脚が装置本体より回動して路面に接地するよう他端に連結した連結 軸を上昇せしめる揺動部材とを包含するという手段を採用することによって、上 述の目的を解決できたのである。
【0005】
【作用】
このように構成された可搬型装置の横転防止機構は、各横転防止用の脚を路面 より浮かせた状態でロックペダルのフットペダルを踏み込み脚部を下降させると 、脚部が路面に接地してその状態にフットペダルがロックされるので、可搬型装 置を路面に動かないよう固定しておくことができる。 そして、ロックペダルの脚部の下降に伴い揺動部材の一端が下降して他端が上 昇するので、揺動部材の他端に連結した連結軸および当該連結軸に連結部材を介 して連結した他の連結軸が装置本体側に一体的に上昇し、よって、各横転防止用 の脚が路面に接地するよう回動する。しかして、各横転防止用の脚が装置本体を 幅員方向の両側で路面に支えることになるから、装置本体に幅員方向の片側より 力が作用しても、可搬型装置が横転するようなことはない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基づいて、更に詳しく説明する。 図1乃至図3は、本考案に係る横転防止機構4を可搬型装置である駅務処理装 置1に適用した例を示している。前記駅務処理装置1は、鉄道路線駅に設置され た複数台の券売機(図示せず)の売上げデータを収集したり、各券売機の用紙切 れ、釣銭切れなどの稼働状態の監視および各券売機への運賃改定データの分配な どを集中して行うものであって、コントロールユニットを内蔵し複数のパネルに より幅狭の箱型に作製した装置本体2の底面に都合4組のキャスター31,32 が取付けられている。これらキャスター31,32のうち、図1の左側において 装置本体2の幅員方向の両側に配置した一対のキャスター31は、転動輪31a が水平方向へ回動する操舵用のキャスターであり、他方、図1の右側において装 置本体2の幅員方向の両側に配置した一対のキャスター32は、転動輪32aが 水平方向へ回動することのない固定式のキャスターである。しかして、前記駅務 処理装置1は、移動する際に、操舵用のキャスター31を前方とし、固定式のキ ャスター32を後方として移動される。なお、図1において符号21にて指示す るものは、装置本体2の上部に一体に固着された操作卓であり、符号22は同装 置本体2に固着されたCRTである。
【0007】 ところで、本考案に係る横転防止機構4は、装置本体2の底部に設けられてい る。前記横転防止機構4は、図2および図3に示すように、装置本体2の前部お よび後部の底面に固着した一対の支持部材5,6と、これら支持部材5,6の両 端に回動自在に取り付けた都合2組の横転防止用の脚7,8と、前部側の支持部 材5に取付けた組を成す一対の横転防止用の脚7,7を連結する第1連結軸9と 、後部側の支持部材6に取付けた組を成す一対の横転防止用の脚8,8を連結す る第2連結軸10と、これら第1連結軸9および第2連結軸10を連結する連結 部材11と、装置本体2の前部側の底面に固着したロックペダル12と、後述の 揺動部材14を揺動自在に保持する保持部材13と、ロックペダル12および第 1連結軸9を連結する揺動部材14とから成っている。
【0008】 前記支持部材5,6は、装置本体2の長手方向において操舵用のキャスター3 1および固定式のキャスター32の間に配置されている。前記支持部材5,6は 、装置本体2の幅員方向に延びる平板部5a,6aが当該装置本体2の底面に固 着されていて、その両端にキャスター31,32よりも外側で路面側に屈曲して 形成した保持片5b,6bが後述する各横転防止用の脚7,8の取付板7a,8 aを回動自在に保持するようになっている。
【0009】 前記横転防止用の脚7,8は、上部に横長長方形状の取付板7a,8a有し下 部に縦長四角形状の脚部7b,8bを有して略L字形に形成されている。そして 、その取付板7b,8bが略中央において支持部材5,6の保持片5b,6bに 第1支軸7c,8cを介して回動自在に取付けられている。
【0010】 前記第1連結軸9および第2連結軸10は、装置本体2の幅員方向に延びてい る。そして、前記第1連結軸9および第2連結軸10は、その両端を横転防止用 の脚7,8の取付板7a,8aの先端部側に貫通形成した孔7d,8dに回転自 在に嵌入することにより、装置本体2の幅員方向で対向する組を成す一対の横転 防止用の脚7,8を夫々一体的に連結している。
【0011】 前記連結部材11は、装置本体2の幅員方向の略中央に配置されている。前記 連結部材11は、装置本体2の長手方向に沿って延びる平板部11aの両側に路 面側に向け屈曲する一対の連結板11b,11bを有してコ字形に形成してある 。そして、前記連結部材11には、両連結板11bの両端に貫通孔11cが形成 されていて、これら貫通孔11cの夫々に第1連結軸9および第2連結軸10を 回転自在に嵌入することによって、第1連結軸9と第2連結軸10とを連結して いる。
【0012】 前記ロックペダル12は、従来より周知のものであって、上部にフランジ12 aを有する円筒状の基台部12bと、この基台部12bに上下動自在に装着され 下部に座板12cを有する筒状の脚部12dと、この脚部12dに中間部が連結 軸12eにより揺動自在に連結されペダル部12fの反対側の先端をリンク12 gを介して基台部12bのフランジ12aに連結したフットペダル12hと、脚 部12dの内部下方に装填され連結軸12eを上方側へ押し上げる圧縮コイルバ ネ12iと、フットペダル12hの内側において当該フットペダル12hと共に 連結軸12eにより脚部12dに揺動自在に連結されたロック解除ペダル12j とから成っている。そして、前記ロックペダル12は、フットペダル12hのペ ダル部12fを装置本体2の前部側に位置せしめた状態で基台部12bのフラン ジ12aが操舵用のキャスター31,31の間において当該装置本体2の底面に 固着されていて、フットペダル12hのペダル部12fを踏み込んで、脚部12 dを圧縮コイルバネ12iの付勢力に抗して下降させると、脚部12dの座板1 2cが路面に接地しその状態にフットペダル12hの先端側に設けた係止ピン1 2kが基台部12bの下端に係止して当該フットペダル12hがロックされ、他 方、ロック解除ペダル12jを押し上げると、ロック解除ペダル12jがその先 端でフットペダル12hの係止ピン12kを保持部材13側に押し出すことによ り当該フットペダル12hのロックが解除され、脚部12dが圧縮コイルバネ1 2iの付勢力により上昇するようになっている。
【0013】 前記保持部材13は、第1連結軸9およびロックペダル12の間に配置されて いる。前記保持部材13は、装置本体2の底面に図示しない平板部が固着されて いて、この平板部の両側に路面側に屈曲し後述の揺動部材14の側板14bを揺 動自在に保持する一対の保持板13a,13aが形成してある。
【0014】 前記揺動部材14は、保持部材13の両保持板13a,13aの間に配置され ていて、装置本体2の長手方向に沿って延びる平板部14aの両側に当該装置本 体2の底面側に屈曲する一対の側板14b,14bを有してコ字形に形成してあ る。前記揺動部材14は、その両側板14b,14bの略中間部が保持部材13 の保持板13aに第2支軸13bを介して揺動自在に取付けられている。そして 、前記揺動部材14は、その両側板14b,14bの両端に形成した横長の貫通 孔14cを第2支軸13bと同一高さ位置でロックペダル12の連結軸12eお よび第1連結軸9に夫々嵌入して、第1連結軸9とロックペダル12の脚部12 dとを連結することにより、各横転防止用の脚7,8を路面より浮かせた状態に 保持している。
【0015】 次に、かゝる構成の横転防止機構4の動作を、図2および図4に基づいて説明 する。 先ず、各横転防止用の脚7,8を路面に接地するよう回動させる場合、ロック ペダル12のフットペダル12hを圧縮コイルバネ12iの付勢力に抗して踏み 込むと、脚部12dが下降して座板12cが路面に接地し(図4参照)、この状 態でフットペダル12hの係止ピン12kが基台部12bの下端に係止して、当 該フットペダル12hがロックされる。そして、ロックペダル12の脚部12d の下降に伴い揺動部材14の一端が下降して他端が上昇するので、揺動部材14 の他端に連結した第1連結軸9および当該第1連結軸9に連結部材11を介して 連結した第2連結軸10が一体的に装置本体2側に上昇し、その結果、操舵用の キャスター31側の横転防止用の脚7,7が路面に対し垂直となるよう支軸7c を支点に時計回り方向へ一定角度回動すると共に、固定式のキャスター32側の 横転防止用の脚8,8が路面に対し垂直となるよう支軸8cを支点に時計回り方 向へ一定角度回動する(図4参照)。
【0016】 この状態において前記横転防止機構4は、ロックペダル12の脚部12dが路 面に着地し、かつフットペダル12hが基台部12bにロックされているので、 駅務処理装置1を路面に動かないよう固定しておくことができ、その上、各脚7 ,8が装置本体2をその幅員方向の両側で路面に支えることになるので、装置本 体2の幅員方向での安定性が増し、装置本体2に幅員方向の片側より力が作用し ても、その力を脚7,8が受けることから、駅務処理装置1の横転を防止するこ とができる。
【0017】 次に、各脚7,8を元の状態に戻す場合には、ロックペダル12のロック解除 ペダル12jを押し上げると、ロック解除ペダル12jがその先端でフットペダ ル12hの係止ピン12kを保持部材13側に押し出すことにより当該フットペ ダル12hのロックが解除され、脚部12dが圧縮コイルバネ12iの付勢力に より上昇して図2に示す状態に戻る。そして、ロックペダル12の脚部12dが 上昇すると、揺動部材14が第2支軸13bを支点に装置本体2に対し揺動して 、当該揺動部材14の他端が路面側に下降する。これにより揺動部材14の他端 に連結された第1連結軸9および当該第1連結軸9に連結部材11を介して連結 された第2連結軸10が一体的に路面側に移動し、その結果、各脚7,8が第1 支軸7c,8cを支点に反時計回り方向へ回動して図2に示す状態に戻る。
【0018】 なお、上記実施例において本考案に係る横転防止機構4を駅務処理装置に適用 した例を説明したけれども、上記実施例のブレーキ機構4は、例えば、荷を搭載 する荷台を箱型に作製した運搬台車、或いは鉄道路線駅の改札口付近に設置され る縦長の自動精算機などキャスターを利用して手押しで移動するものであれば、 どのようなものであっても適用できることは言うまでもない。
【0019】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案によれば、装置本体の底面に上下動自在な脚部 を有するロックペダルを配置し当該脚部をフットペダルの踏み込みにより下降さ せて路面に着地させるようにしたので、可搬型装置を路面に動かないよう固定し ておくことができる。 また、装置本体のキャスターよりも外側で当該装置本体の幅員方向の両側に配 置した回動自在な複数組の脚が連結軸、連結部材および揺動部材を介してロック ペダルの脚部に連結してあるので、ロックペダルの脚部の上下動に伴い全ての脚 を同時に回動させることが可能となって、脚を路面より浮かせたり、装置本体よ り起立させたりする回動操作を簡単に行うことができる。 更に、各脚が装置本体をその幅員方向の両側で路面に支えることになるので、 装置本体の幅員方向での安定性が増し、装置本体に幅員方向の片側より力が作用 しても、その力を脚が受けることができて可搬型装置の横転を防止することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る横転防止機構を備えた可搬型装置
の一例を示す駅務処理装置の斜視図である。
【図2】同横転防止機構の構成を示す正面図である。
【図3】図2に示す横転防止機構の底面図である。
【図4】同横転防止機構の作用説明図である。
【符号の説明】
2 装置本体 3 キャスター 31 転動輪 4 横転防止機構 7,8 脚 9,10 連結軸 11 連結部材 12 ロックペダル 12d 脚部 12h フットペダル 14 揺動部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅狭の箱型に作製した装置本体2の底面
    に転動輪31a,32aを有するキャスター31,32
    を配置した可搬型装置の横転防止機構であって、 前記装置本体2のキャスター31,32よりも外側で当
    該装置本体2の幅員方向の両側に長手方向に沿って複数
    組配置された回動自在な横転防止用の脚7,8と、前記
    装置本体2の幅員方向において組を成す一対の横転防止
    用の脚7,7、8,8を夫々連結した複数の連結軸9,
    10と、これら連結軸9,10を装置本体2の長手方向
    において連結した連結部材11と、前記装置本体2の長
    手方向において底面の一端部に配置され上下動自在な脚
    部12dをフットペダル12hにより下降せしめ脚部1
    2dが路面に接地した状態にフットペダル12hをロッ
    クするロックペダル12と、前記装置本体2の底面に略
    中間部が揺動自在に軸支され、一端をロックペダル12
    の脚部12dに、他端をロックペダル12と近接する連
    結軸9に連結して、各横転防止用の脚7,8を装置本体
    2に路面より浮かせた状態に保持し、かつ前記ロックペ
    ダル12の脚部12dの下降に伴い各横転防止用の脚
    7,8が装置本体2より回動して路面に接地するよう他
    端に連結した連結軸9を上昇せしめる揺動部材14とを
    包含することを特徴とする可搬型装置の横転防止機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011056255A (ja) * 2010-09-03 2011-03-24 Toyo Vending Kk 床頭台固定装置

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