JPH06656B2 - 耐放射線性光ファイバの製造法 - Google Patents
耐放射線性光ファイバの製造法Info
- Publication number
- JPH06656B2 JPH06656B2 JP1110799A JP11079989A JPH06656B2 JP H06656 B2 JPH06656 B2 JP H06656B2 JP 1110799 A JP1110799 A JP 1110799A JP 11079989 A JP11079989 A JP 11079989A JP H06656 B2 JPH06656 B2 JP H06656B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- furnace
- heating
- bare
- radiation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、高放射線量の被曝が予想される原子力関連設
備や原子力再処理設備において使用される光ファイバケ
ーブル等に用いられる耐放射線性光ファイバの製造法に
関するものである。
備や原子力再処理設備において使用される光ファイバケ
ーブル等に用いられる耐放射線性光ファイバの製造法に
関するものである。
「従来の技術」 高放射線量下で使用される光ケーブル等に用いられる光
ファイバとしては、純粋石英コア光ファイバが用いられ
ている。この光ファイバは、GeO2をドープした通常
の光ファイバと比較すると耐放射線特性がすぐれてい
る。第2図にこのような純粋石英コア光ファイバの例を
示す。この光ファイバは、純粋石英からなるコア1およ
びクラッド2とからなる光ファイバ裸線に変性シリコー
ン樹脂からなる第一次被覆層3と、ナイロン等のプラス
チック材料からなる第二次緩衝被覆層4とからなってい
る。
ファイバとしては、純粋石英コア光ファイバが用いられ
ている。この光ファイバは、GeO2をドープした通常
の光ファイバと比較すると耐放射線特性がすぐれてい
る。第2図にこのような純粋石英コア光ファイバの例を
示す。この光ファイバは、純粋石英からなるコア1およ
びクラッド2とからなる光ファイバ裸線に変性シリコー
ン樹脂からなる第一次被覆層3と、ナイロン等のプラス
チック材料からなる第二次緩衝被覆層4とからなってい
る。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来の耐放射線性の良い純粋
石英コア光ファイバにあっても、被曝放射線量が106
R以上になると、その光ファイバ中のSiO2が放射線
によって破壊されて欠陥Si−Oが生じ、これに水素ガ
スが反応してOH基が生成される。この時の水素ガスの
発生源としては前記光ファイバの石英中に吸蔵されてい
たものと、第一次被覆層や第二次緩衝被覆層が放射線に
よって分解されて発生したものとが考えられるが、ファ
イバ中のOH基が増加すると、このOH基による光の吸
収によって1.3μm帯における光通信の利用が不可能
となる。
石英コア光ファイバにあっても、被曝放射線量が106
R以上になると、その光ファイバ中のSiO2が放射線
によって破壊されて欠陥Si−Oが生じ、これに水素ガ
スが反応してOH基が生成される。この時の水素ガスの
発生源としては前記光ファイバの石英中に吸蔵されてい
たものと、第一次被覆層や第二次緩衝被覆層が放射線に
よって分解されて発生したものとが考えられるが、ファ
イバ中のOH基が増加すると、このOH基による光の吸
収によって1.3μm帯における光通信の利用が不可能
となる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、106R以
上の高放射線量下で使用する光ファイバにおいてOH基
の生成をおさえることによって、OH基による光の吸収
をおさえ、106R以上の放射線量下におても1.3μ
m帯における光通信を可能にすることを目的とする。
上の高放射線量下で使用する光ファイバにおいてOH基
の生成をおさえることによって、OH基による光の吸収
をおさえ、106R以上の放射線量下におても1.3μ
m帯における光通信を可能にすることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 そこで本発明では、光ファイバ裸線をヘリウムガスによ
る加熱、加圧ガス雰囲気を通過させて光ファイバ裸線中
の水素をヘリウムと置換し、さらにこの光ファイバ裸線
の表面に水素ガスを通過させない物質で被覆層を形成す
ることを問題解決の手段とした。
る加熱、加圧ガス雰囲気を通過させて光ファイバ裸線中
の水素をヘリウムと置換し、さらにこの光ファイバ裸線
の表面に水素ガスを通過させない物質で被覆層を形成す
ることを問題解決の手段とした。
「作用」 光ファイバ裸線中の残留水素がヘリウムガス中の加熱、
加圧によってヘリウムに置換され、さらこの光ファイバ
裸線の表面に水素ガスを通過させない物質で被覆層を形
成することによって、106R以上の高放射線下で光フ
ァイバ中に欠損Si−Oが生じてもこのSi−Oと結合
する水素が前記光ファイバ中に存在しないためにOH基
が生成されず、OH基による1.3μm帯の光の吸収が
おさえられる。
加圧によってヘリウムに置換され、さらこの光ファイバ
裸線の表面に水素ガスを通過させない物質で被覆層を形
成することによって、106R以上の高放射線下で光フ
ァイバ中に欠損Si−Oが生じてもこのSi−Oと結合
する水素が前記光ファイバ中に存在しないためにOH基
が生成されず、OH基による1.3μm帯の光の吸収が
おさえられる。
以下、図面を参照して本発明の耐放射線性光ファイバの
製造法を詳しく説明する。
製造法を詳しく説明する。
第1図は本発明の耐放射線性光ファイバの製造法に用い
られる製造装置の一例を示すもので、第1図中符号11
は光ファイバ裸線である。光ファイバ裸線は、光ファイ
バ母材(図示せず)を紡糸炉12で溶融紡糸したもの
で、光ファイバ裸線11は紡糸されるとともに、紡糸炉
12の下段に気密を破らずに設けられた加熱加圧処理炉
13へ送られるようになっている。この加熱加圧処理炉
13は紡糸炉12内で紡糸された光ファイバ裸線11中
の残留水素をヘリウムガス中で加熱、加圧することによ
りヘリウムと置換するためのものであって、光ファイバ
裸線11を加熱加圧する加熱加圧管14とこの加熱加圧
管14を加熱する発熱耐15とを設け、さらにこの加熱
加圧管14内にヘリウムガスを供給するためのヘリウム
ガス供給管14aとこのヘリウムガスを排気するための
ヘリウムガス排気管14bを取り付けたものである。加
熱加圧処理炉13の下段にはCVD炉16が気密を保つ
ように設けられている。このCVD炉16は、上段の加
熱加圧処理炉13内で、残留する水素を除去されてヘリ
ウムガスと置換された光ファイバ裸線11の表面に炭素
被膜をCVD法によって形成するためのものである。そ
してこのCVD炉16は、その内部にてCVD反応を進
行させて光ファイバ裸線11に炭素被膜を形成するCV
D反応管17と、このCVD反応管17を加熱する発熱
体18とから構成されている。このCVD反応管17の
上部には、CVD反応管17へ原料化合物を供給するた
めの原料化合物供給管17aが、下部にはCVD反応管
17内の間反応ガス等を排気する排気管17bが、それ
ぞれ取り付けられている。またこのCVD炉16の下段
には、樹脂液塗布装置19および熱硬化装置20とが連
続して設けられており、上記CVD炉16内で形成され
た炭素被膜上に保護被覆層が形成できるようになってい
る。
られる製造装置の一例を示すもので、第1図中符号11
は光ファイバ裸線である。光ファイバ裸線は、光ファイ
バ母材(図示せず)を紡糸炉12で溶融紡糸したもの
で、光ファイバ裸線11は紡糸されるとともに、紡糸炉
12の下段に気密を破らずに設けられた加熱加圧処理炉
13へ送られるようになっている。この加熱加圧処理炉
13は紡糸炉12内で紡糸された光ファイバ裸線11中
の残留水素をヘリウムガス中で加熱、加圧することによ
りヘリウムと置換するためのものであって、光ファイバ
裸線11を加熱加圧する加熱加圧管14とこの加熱加圧
管14を加熱する発熱耐15とを設け、さらにこの加熱
加圧管14内にヘリウムガスを供給するためのヘリウム
ガス供給管14aとこのヘリウムガスを排気するための
ヘリウムガス排気管14bを取り付けたものである。加
熱加圧処理炉13の下段にはCVD炉16が気密を保つ
ように設けられている。このCVD炉16は、上段の加
熱加圧処理炉13内で、残留する水素を除去されてヘリ
ウムガスと置換された光ファイバ裸線11の表面に炭素
被膜をCVD法によって形成するためのものである。そ
してこのCVD炉16は、その内部にてCVD反応を進
行させて光ファイバ裸線11に炭素被膜を形成するCV
D反応管17と、このCVD反応管17を加熱する発熱
体18とから構成されている。このCVD反応管17の
上部には、CVD反応管17へ原料化合物を供給するた
めの原料化合物供給管17aが、下部にはCVD反応管
17内の間反応ガス等を排気する排気管17bが、それ
ぞれ取り付けられている。またこのCVD炉16の下段
には、樹脂液塗布装置19および熱硬化装置20とが連
続して設けられており、上記CVD炉16内で形成され
た炭素被膜上に保護被覆層が形成できるようになってい
る。
上記の装置を用いて本発明の製造法に沿って耐放射線性
光ファイバを製造する方法を以下に示す。まず、石英系
光ファイバ母材を紡糸炉12内で溶融紡糸して光ファイ
バ裸線11とする。この石英系光ファイバ母材には、母
材製造時に必然的に残る微量の水素が含まれており、光
ファイバ裸線11にもしたがって微量の水素まが含まれ
ることになる。ついで、この光ファイバ裸線11をこの
紡糸炉12の下段に順次設けられた加熱加圧処理炉1
3、CVD炉16、樹脂塗布装置19、熱硬化装置20
へ送り、これらの中心軸上を所定の速度で走行するよう
に供給する。ここで加熱加圧処理炉13においては、ヘ
リウムガス供給管14aからヘリウムガスを供給しつつ
発熱体15を発熱させて加熱する。加熱温度としては、
500〜1200℃程度が好適である。この時、ヘリウ
ムガスの供給速度とヘリウムガス排気管14bからの排
気量とを調節してやることによって、加熱加圧槽14内
のヘリウムガスの圧力を高く保つようにする。光ファイ
バ裸線11中に残留している水素ガスは、このような加
熱加圧処理により容易しに除去されヘリウムガスによっ
て置換される。また、ここで供給するヘリウムガスとし
ては、絶乾状態の高純度ヘリウムガスが好適である。こ
のようにして残留水素を除去された光ファイバ裸線11
は、気密を保ったまま下段のCVD炉16内に挿入され
て炭素被膜が形成される。原料化合物供給管17aから
炭素被膜を形成するための原料化合物をCVD反応管1
7に供給してやると共に、発熱体18によってCVD反
応管17を加熱する。原料供給管17aから供給する原
料化合物としては、熱分解して炭素被膜を形成する化合
物であれば特に限定されないが形成される炭素被膜の性
状および形成速度の観点から、炭素数15以下の炭化水
素または、ハロゲン化炭化水素が好適である。これらの
原料化合物はガス状態にして供給するほか、不活性ガス
によて稀釈して供給することもできる。供給速度として
は原料化合物の種類および加熱温度によって適宜選択さ
れるが、通常は0.2〜1.0/分程度が好適であ
る。また発熱体18の加熱温度としては上記供給化合物
の種類によって適宜選択されるが、通常は400〜12
00℃程度である。こうして、CVD炉16内で原料化
合物が熱分解されて光ファイバ裸線11の表面に水素透
過阻止能力を有する炭素被膜が形成される。このように
して炭素被膜が表面に形成された光ファイバ裸線11を
下段に設置された樹脂塗布装置19へ導入して、ついで
熱硬化装置20へ挿入する。樹脂塗布装置19では保護
被覆層を形成するための熱硬化性樹脂等が光ファイバ裸
線11の表面に塗布され、ついでこの樹脂を熱硬化装置
20において熱処理して硬化させる。
光ファイバを製造する方法を以下に示す。まず、石英系
光ファイバ母材を紡糸炉12内で溶融紡糸して光ファイ
バ裸線11とする。この石英系光ファイバ母材には、母
材製造時に必然的に残る微量の水素が含まれており、光
ファイバ裸線11にもしたがって微量の水素まが含まれ
ることになる。ついで、この光ファイバ裸線11をこの
紡糸炉12の下段に順次設けられた加熱加圧処理炉1
3、CVD炉16、樹脂塗布装置19、熱硬化装置20
へ送り、これらの中心軸上を所定の速度で走行するよう
に供給する。ここで加熱加圧処理炉13においては、ヘ
リウムガス供給管14aからヘリウムガスを供給しつつ
発熱体15を発熱させて加熱する。加熱温度としては、
500〜1200℃程度が好適である。この時、ヘリウ
ムガスの供給速度とヘリウムガス排気管14bからの排
気量とを調節してやることによって、加熱加圧槽14内
のヘリウムガスの圧力を高く保つようにする。光ファイ
バ裸線11中に残留している水素ガスは、このような加
熱加圧処理により容易しに除去されヘリウムガスによっ
て置換される。また、ここで供給するヘリウムガスとし
ては、絶乾状態の高純度ヘリウムガスが好適である。こ
のようにして残留水素を除去された光ファイバ裸線11
は、気密を保ったまま下段のCVD炉16内に挿入され
て炭素被膜が形成される。原料化合物供給管17aから
炭素被膜を形成するための原料化合物をCVD反応管1
7に供給してやると共に、発熱体18によってCVD反
応管17を加熱する。原料供給管17aから供給する原
料化合物としては、熱分解して炭素被膜を形成する化合
物であれば特に限定されないが形成される炭素被膜の性
状および形成速度の観点から、炭素数15以下の炭化水
素または、ハロゲン化炭化水素が好適である。これらの
原料化合物はガス状態にして供給するほか、不活性ガス
によて稀釈して供給することもできる。供給速度として
は原料化合物の種類および加熱温度によって適宜選択さ
れるが、通常は0.2〜1.0/分程度が好適であ
る。また発熱体18の加熱温度としては上記供給化合物
の種類によって適宜選択されるが、通常は400〜12
00℃程度である。こうして、CVD炉16内で原料化
合物が熱分解されて光ファイバ裸線11の表面に水素透
過阻止能力を有する炭素被膜が形成される。このように
して炭素被膜が表面に形成された光ファイバ裸線11を
下段に設置された樹脂塗布装置19へ導入して、ついで
熱硬化装置20へ挿入する。樹脂塗布装置19では保護
被覆層を形成するための熱硬化性樹脂等が光ファイバ裸
線11の表面に塗布され、ついでこの樹脂を熱硬化装置
20において熱処理して硬化させる。
また、水素透過阻止能力を有する物質として炭素被膜を
用いたが、この発明の製造法に用いられる水素透過阻止
能力を有する物質としては、これに限定されるものでは
なく、例えば炭化ケイ素などがある。
用いたが、この発明の製造法に用いられる水素透過阻止
能力を有する物質としては、これに限定されるものでは
なく、例えば炭化ケイ素などがある。
「実施例1」 光ファイバ母材から光ファイバ裸線を紡糸する紡糸炉の
下段に、気密を保つように加熱加圧炉とCVD炉とを設
け、さらにその下段に樹脂液塗布装置と熱硬化装置とを
設けて第一図に示したと同様の耐放射線性光ファイバの
製造装置を構成した。加熱加圧炉はグラファイト炉を用
いた。またCVD炉の反応管は石英管とし、電気炉(カ
ンタル線)により加熱を行うようにした。樹脂塗布装置
としては、ダイスポットを用い、この中へ熱硬化性の樹
脂液を熱硬化装置においてはカンタル線を用いて加熱を
行った。
下段に、気密を保つように加熱加圧炉とCVD炉とを設
け、さらにその下段に樹脂液塗布装置と熱硬化装置とを
設けて第一図に示したと同様の耐放射線性光ファイバの
製造装置を構成した。加熱加圧炉はグラファイト炉を用
いた。またCVD炉の反応管は石英管とし、電気炉(カ
ンタル線)により加熱を行うようにした。樹脂塗布装置
としては、ダイスポットを用い、この中へ熱硬化性の樹
脂液を熱硬化装置においてはカンタル線を用いて加熱を
行った。
上記紡糸炉内に純石英からなるコア部を有する外径20
mmの光ファイバ用母材を設置し、この光ファイバ母材を
2200℃で加熱して60m/分の紡糸速度で外径12
5μmの光ファイバに紡糸した。これと共に加熱加圧炉
を500℃に加熱し、ヘリウムガス供給管から露点が−
90℃以下の高純度ヘリウムガスを供給し、加熱加圧管
内を1.5×105Paの気圧に保つようにした。さら
にCVD炉内を400℃に加熱しつつ原料ガスであるテ
ラアルキルシラン蒸気を0.2/分で供給した。つい
で上記光ファイバ裸線を加熱加圧炉とCVD炉内を走行
させて、光ファイバ裸線の内部に残留している水素ガス
を除去しさらにヘリウムガスと置換したのちに、その表
面に炭素被膜を被覆した。ついでシリコーン樹脂液が封
入されたダイスポット内にこの光ファイバを挿通して炭
素被膜上にシリコーン樹脂液を塗布し、熱硬化装置内で
電気炉(カンタル線)によって300℃に加熱して前記
シリコーン樹脂を硬化させてこれを保護被覆層として外
径が400μmの光ファイバとした。
mmの光ファイバ用母材を設置し、この光ファイバ母材を
2200℃で加熱して60m/分の紡糸速度で外径12
5μmの光ファイバに紡糸した。これと共に加熱加圧炉
を500℃に加熱し、ヘリウムガス供給管から露点が−
90℃以下の高純度ヘリウムガスを供給し、加熱加圧管
内を1.5×105Paの気圧に保つようにした。さら
にCVD炉内を400℃に加熱しつつ原料ガスであるテ
ラアルキルシラン蒸気を0.2/分で供給した。つい
で上記光ファイバ裸線を加熱加圧炉とCVD炉内を走行
させて、光ファイバ裸線の内部に残留している水素ガス
を除去しさらにヘリウムガスと置換したのちに、その表
面に炭素被膜を被覆した。ついでシリコーン樹脂液が封
入されたダイスポット内にこの光ファイバを挿通して炭
素被膜上にシリコーン樹脂液を塗布し、熱硬化装置内で
電気炉(カンタル線)によって300℃に加熱して前記
シリコーン樹脂を硬化させてこれを保護被覆層として外
径が400μmの光ファイバとした。
このようにして得られた光ファイバを用いて1.3μm
帯の光通信を行ったところ、106Rの放射線下におい
てもOH基による光の吸収が起こらずに通信が可能とな
った。
帯の光通信を行ったところ、106Rの放射線下におい
てもOH基による光の吸収が起こらずに通信が可能とな
った。
さらに108Rの放射線下におけるまで上記光ファイバ
で1.3μm帯における光通信が可能であり、耐放射線
性を有することが確認された。
で1.3μm帯における光通信が可能であり、耐放射線
性を有することが確認された。
「実施例3」 光ファイバ母材の紡糸速度を70m/分、加熱加圧炉の
温度を1100℃、圧力を1.8×105Paとし、テ
トラアルキルシラン蒸気を0.3/分で供給した以外
は蒸気実施例1と全く同様にして光ファイバ裸線表面に
炭素被膜を形成した。
温度を1100℃、圧力を1.8×105Paとし、テ
トラアルキルシラン蒸気を0.3/分で供給した以外
は蒸気実施例1と全く同様にして光ファイバ裸線表面に
炭素被膜を形成した。
ついでこの炭素被膜が形成された光ファイバ裸線を、ウ
レタンアクリレート樹脂液が封入されたダイスポット中
に挿通して、炭素被膜上にウレタンアクリレート樹脂液
を塗布した。この後、紫外線硬化装置内で水銀灯によっ
て紫外線を照射して外径が300μmの光ファイバとし
た。
レタンアクリレート樹脂液が封入されたダイスポット中
に挿通して、炭素被膜上にウレタンアクリレート樹脂液
を塗布した。この後、紫外線硬化装置内で水銀灯によっ
て紫外線を照射して外径が300μmの光ファイバとし
た。
このようにして得られた光ファイバを用いて、106R
の放射線下で1.3μm帯での光通信を行ったところ通
信が可能であり、耐放射線性を有することが確認でき
た。
の放射線下で1.3μm帯での光通信を行ったところ通
信が可能であり、耐放射線性を有することが確認でき
た。
さらに放射線量を増加させても、OH基による伝送損失
の増加は観測されず、108Rまで安定して通信を行う
ことができた。
の増加は観測されず、108Rまで安定して通信を行う
ことができた。
「発明の効果」 以上説明したように、この耐放射線性光ファイバの製造
法は、光ファイバ裸線をヘリウムガスによる加熱、加圧
ガス雰囲気を通過させて光ファイバ裸線中の水素をヘリ
ウムと置換し、さらにこの光ファイバ裸線の表面に水素
ガスを通過させない物質で被覆層を形成するものである
ので、高放射線下で使用されて、光ファイバ内のSiO
2が放射線によって破壊されて欠陥Si−Oが生じて
も、これと結合する水素ガスが光ファイバ内に存在しな
いためOH基が生成されす、OH基による光の吸収がお
こらないため、106R以上の高放射線下においても、
1.3μm帯での光通信が可能となる。
法は、光ファイバ裸線をヘリウムガスによる加熱、加圧
ガス雰囲気を通過させて光ファイバ裸線中の水素をヘリ
ウムと置換し、さらにこの光ファイバ裸線の表面に水素
ガスを通過させない物質で被覆層を形成するものである
ので、高放射線下で使用されて、光ファイバ内のSiO
2が放射線によって破壊されて欠陥Si−Oが生じて
も、これと結合する水素ガスが光ファイバ内に存在しな
いためOH基が生成されす、OH基による光の吸収がお
こらないため、106R以上の高放射線下においても、
1.3μm帯での光通信が可能となる。
第1図はこの発明の耐放射線光ファイバの製造法の実施
に用いられる光ファイバの製造装置の一例を示す概略構
成図であり、第2図は従来の耐放射線性光ファイバの一
例を示す概略断面図である。 11……光ファイバ裸線 13……加熱加圧処理炉 14……加熱加圧管 15……発熱体 16……CVD炉 17……CVD反応管 18……発熱体
に用いられる光ファイバの製造装置の一例を示す概略構
成図であり、第2図は従来の耐放射線性光ファイバの一
例を示す概略断面図である。 11……光ファイバ裸線 13……加熱加圧処理炉 14……加熱加圧管 15……発熱体 16……CVD炉 17……CVD反応管 18……発熱体
Claims (1)
- 【請求項1】水素を含有する石英系光ファイバ母材を紡
糸して光ファイバ裸線とし、この光ファイバ裸線をヘリ
ウムガスによる加熱、加圧ガス雰囲気を通過させて、前
記光ファイバ裸線中の水素をヘリウムと置換し、しかる
のち、この光ファイバ裸線表面に水素を通過させない物
質で被覆層を形成することを特徴とする耐放射線性光フ
ァイバの製造法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1110799A JPH06656B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 耐放射線性光ファイバの製造法 |
| US07/938,549 US5269825A (en) | 1989-04-28 | 1992-08-28 | Method of manufacturing radiation-resistant optical fiber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1110799A JPH06656B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 耐放射線性光ファイバの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02293352A JPH02293352A (ja) | 1990-12-04 |
| JPH06656B2 true JPH06656B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=14544942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1110799A Expired - Fee Related JPH06656B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 耐放射線性光ファイバの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06656B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60195039A (ja) * | 1984-03-17 | 1985-10-03 | Fujikura Ltd | 光フアイバの製造方法 |
| JPS60221337A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-11-06 | Fujikura Ltd | 光フアイバの製造方法 |
| JPS61136940A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | Hitachi Cable Ltd | 光フアイバ心線の製造方法 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1110799A patent/JPH06656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02293352A (ja) | 1990-12-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2975642B2 (ja) | ハーメチックコートファイバとその製造方法 | |
| JPH0459631A (ja) | 光ファイバの線引方法 | |
| EP0371628B1 (en) | A method of producing carbon-coated optical fiber | |
| US5037464A (en) | Method of cleaning and carbon coating optical fiber | |
| CA1221545A (en) | Process for producing image fiber | |
| US5269825A (en) | Method of manufacturing radiation-resistant optical fiber | |
| JPH0471019B2 (ja) | ||
| JPH02293352A (ja) | 耐放射線性光ファイバの製造法 | |
| JP2798790B2 (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JP2734586B2 (ja) | 光ファイバ素線 | |
| JP2644018B2 (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JP3039949B2 (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JP2683070B2 (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JP2595364B2 (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JP3039948B2 (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JP2727702B2 (ja) | カーボンコート光ファイバの製造方法 | |
| JP2710402B2 (ja) | 光ファイバ | |
| JPH02208246A (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JPH02149450A (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JP3039961B2 (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JPH02289450A (ja) | 光ファイバ | |
| JP2796167B2 (ja) | 光ファイバの製造装置 | |
| JPH0273315A (ja) | 光ファイバ | |
| JP2683147B2 (ja) | 光ファイバの製造方法 | |
| JPH11189438A (ja) | 耐放射線光ファイバの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105 Year of fee payment: 15 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |