JPH0665706A - 溶射用ジルコニア粉末 - Google Patents
溶射用ジルコニア粉末Info
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- JPH0665706A JPH0665706A JP4241397A JP24139792A JPH0665706A JP H0665706 A JPH0665706 A JP H0665706A JP 4241397 A JP4241397 A JP 4241397A JP 24139792 A JP24139792 A JP 24139792A JP H0665706 A JPH0665706 A JP H0665706A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】プラズマ溶射法はもとよりガスフレ−ム溶射に
適用しても顆粒が溶融しやすく、溶射にあたり搬送ガス
によって壊されにくく、流動性がよく、チューブ内で閉
塞現象や供給不良を生じることなく、かつ耐熱性、硬
度、耐摩耗性、耐食性、導電性などに優れた溶射皮膜を
つくりうる溶射用ジルコニア粉末の提供。 【構成】主として結晶子径1500A以下の酸化ジルコ
ニウム、酸化イットリウムおよび酸化アルミニウムから
なり、Y2O3/ZrO2モル比が1.5/98.5〜
12/88の範囲であり、酸化ジルコニウムと酸化イッ
トリウムとの合計に対するAl2O3の量が10.5〜
19.5wt%であり、酸化ジルコニウムと酸化イット
リウムとの合計に対するSiO2の量が0.01wt%
以下であり、かつ、平均顆粒圧壊強度が0.10kgf
/mm2以上である、溶射用ジルコニア粉末。
適用しても顆粒が溶融しやすく、溶射にあたり搬送ガス
によって壊されにくく、流動性がよく、チューブ内で閉
塞現象や供給不良を生じることなく、かつ耐熱性、硬
度、耐摩耗性、耐食性、導電性などに優れた溶射皮膜を
つくりうる溶射用ジルコニア粉末の提供。 【構成】主として結晶子径1500A以下の酸化ジルコ
ニウム、酸化イットリウムおよび酸化アルミニウムから
なり、Y2O3/ZrO2モル比が1.5/98.5〜
12/88の範囲であり、酸化ジルコニウムと酸化イッ
トリウムとの合計に対するAl2O3の量が10.5〜
19.5wt%であり、酸化ジルコニウムと酸化イット
リウムとの合計に対するSiO2の量が0.01wt%
以下であり、かつ、平均顆粒圧壊強度が0.10kgf
/mm2以上である、溶射用ジルコニア粉末。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶射用ジルコニア粉末
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、高純度の溶射用ジルコニア粉
末は、サブミクロンの粉末を10〜100μmの大きさ
に造粒したものが内径2mm以下のパウダーチューブを
通って溶射ガンに供給され、窒素、アルゴン、水素、ヘ
リウムなどのプラズマ炎を熱源とするプラズマ溶射に使
用されている。酸素、アセチレンなどの燃焼炎を熱源と
するガスフレ−ム溶射、ア−ク溶射、爆発溶射などに使
用されないのは、それらの燃焼炎の温度が約3000℃
であって融点2500〜2700℃のジルコニアを溶融
するのに低すぎるからである。そこで安定化ジルコニア
の融点より低い融点を持つ酸化アルミニウムなどの微粒
子酸化物を1〜10wt%添加結合させ、爆発溶射法で
溶射する方法が特開昭63−241152号において提
案されている。
末は、サブミクロンの粉末を10〜100μmの大きさ
に造粒したものが内径2mm以下のパウダーチューブを
通って溶射ガンに供給され、窒素、アルゴン、水素、ヘ
リウムなどのプラズマ炎を熱源とするプラズマ溶射に使
用されている。酸素、アセチレンなどの燃焼炎を熱源と
するガスフレ−ム溶射、ア−ク溶射、爆発溶射などに使
用されないのは、それらの燃焼炎の温度が約3000℃
であって融点2500〜2700℃のジルコニアを溶融
するのに低すぎるからである。そこで安定化ジルコニア
の融点より低い融点を持つ酸化アルミニウムなどの微粒
子酸化物を1〜10wt%添加結合させ、爆発溶射法で
溶射する方法が特開昭63−241152号において提
案されている。
【0003】また、アルミニウム合金母材とセラミック
溶射層との熱膨張係数の差によるセラミック溶射層の剥
離や脱落防止の手段として、Ni−Cr−Al合金など
を下地溶射する代わりに、ジルコニア系材料に酸化アル
ミニウムを20〜50wt%混合し、溶射後表面を加熱
してγ−Al2O3からα−Al2O3に変態させ、溶
射層中にクラックを発生させて剥離や脱落を防止させる
方法が特開平1−188659号において提案されてい
る。
溶射層との熱膨張係数の差によるセラミック溶射層の剥
離や脱落防止の手段として、Ni−Cr−Al合金など
を下地溶射する代わりに、ジルコニア系材料に酸化アル
ミニウムを20〜50wt%混合し、溶射後表面を加熱
してγ−Al2O3からα−Al2O3に変態させ、溶
射層中にクラックを発生させて剥離や脱落を防止させる
方法が特開平1−188659号において提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の特開昭63−2
41152号の方法では、安定化ジルコニアに該安定化
ジルコニアよりも融点が低く、かつ粒径が小さい微粒子
酸化物を1〜10wt%添加し焼結結合させ爆発溶射で
溶射している。しかし、酸化アルミニウムとして10w
t%以下の添加量でガスフレーム溶射した場合、酸素や
アセチレンのガス圧力や流量が多いと未溶融で溶射層に
残存したり、皮膜が形成されないことがある。特開平1
−188659号の方法では、酸化アルミニウムとして
20wt%未満であれば分散量が少なく充分に熱応力を
緩和する効果がなく、50wt%以上であるとクラック
の発生数が多くなり溶射層が脆くなるとある。しかし、
20wt%以上の添加量でガスフレーム溶射した場
合、ジルコニアに対する酸化アルミニウムの添加量が多
くなればなるほど母材への付着効率が悪くなり、耐熱
性、硬度、耐摩耗性、強度、耐食性などに優れた皮膜が
得られない。
41152号の方法では、安定化ジルコニアに該安定化
ジルコニアよりも融点が低く、かつ粒径が小さい微粒子
酸化物を1〜10wt%添加し焼結結合させ爆発溶射で
溶射している。しかし、酸化アルミニウムとして10w
t%以下の添加量でガスフレーム溶射した場合、酸素や
アセチレンのガス圧力や流量が多いと未溶融で溶射層に
残存したり、皮膜が形成されないことがある。特開平1
−188659号の方法では、酸化アルミニウムとして
20wt%未満であれば分散量が少なく充分に熱応力を
緩和する効果がなく、50wt%以上であるとクラック
の発生数が多くなり溶射層が脆くなるとある。しかし、
20wt%以上の添加量でガスフレーム溶射した場
合、ジルコニアに対する酸化アルミニウムの添加量が多
くなればなるほど母材への付着効率が悪くなり、耐熱
性、硬度、耐摩耗性、強度、耐食性などに優れた皮膜が
得られない。
【0005】一般に、プラズマ溶射の場合、有毒ガスを
発生させやすい、プラズマからの紫外線が強い、粉塵が
発生しやすい、溶射設備を手軽に持ち運びできないなど
の問題がある。また、理由は明らかでないが、一般に、
得られた皮膜の耐食性は、プラズマ溶射によるものより
もガスフレーム溶射によるもののほうが優れている。と
は言え、ジルコニアは上記のとおり融点が高いので、そ
の粉末をフレーム溶射などに適用すると、充分溶融せ
ず、一部未溶融状態で被覆されるべき母材に吹き付けら
れ、それによって気孔、特に貫通気孔を持つ皮膜とな
り、あるいは皮膜自体の粒子間の結合力や母材との結合
力が弱いものとなって、耐食性、耐摩耗性、耐熱性など
皮膜特性に問題を生じる。
発生させやすい、プラズマからの紫外線が強い、粉塵が
発生しやすい、溶射設備を手軽に持ち運びできないなど
の問題がある。また、理由は明らかでないが、一般に、
得られた皮膜の耐食性は、プラズマ溶射によるものより
もガスフレーム溶射によるもののほうが優れている。と
は言え、ジルコニアは上記のとおり融点が高いので、そ
の粉末をフレーム溶射などに適用すると、充分溶融せ
ず、一部未溶融状態で被覆されるべき母材に吹き付けら
れ、それによって気孔、特に貫通気孔を持つ皮膜とな
り、あるいは皮膜自体の粒子間の結合力や母材との結合
力が弱いものとなって、耐食性、耐摩耗性、耐熱性など
皮膜特性に問題を生じる。
【0006】また、ジルコニア粉末は、微細であるほど
粉末同士のあるいはそれと器壁との摩擦による静電気の
発生が激しくなる。造粒し分級しただけの粉末は軟らか
いので、内径2mm以下の供給チュ−ブ内で搬送ガスに
よって壊れ、微粉が生成し、帯電することとなり、それ
によって、微粉が造粒粉末の表面に付着し、さらに、チ
ュ−ブ内に滞積し閉塞現象や供給不良を生じる。この供
給がスム−ズに行われないと、いかなる溶射方法を用い
ても、溶射層における粒界、結晶粒および気孔から構成
されている積層が不均質になり、かつ1回当たりの皮膜
厚みが不均一になる。このような現象が生じると、製品
の耐熱性、硬度、耐摩耗性、強度、耐食性などに悪影響
がでてくる。
粉末同士のあるいはそれと器壁との摩擦による静電気の
発生が激しくなる。造粒し分級しただけの粉末は軟らか
いので、内径2mm以下の供給チュ−ブ内で搬送ガスに
よって壊れ、微粉が生成し、帯電することとなり、それ
によって、微粉が造粒粉末の表面に付着し、さらに、チ
ュ−ブ内に滞積し閉塞現象や供給不良を生じる。この供
給がスム−ズに行われないと、いかなる溶射方法を用い
ても、溶射層における粒界、結晶粒および気孔から構成
されている積層が不均質になり、かつ1回当たりの皮膜
厚みが不均一になる。このような現象が生じると、製品
の耐熱性、硬度、耐摩耗性、強度、耐食性などに悪影響
がでてくる。
【0007】また、部分安定化ジルコニアの溶射皮膜
は、酸化アルミニウムのそれに比べて、酸性の液やガス
の雰囲気における耐食性が劣る。例えば、30wt%H
2SO4溶液中にY2O3で部分安定化させたジルコニ
ア溶射皮膜を浸漬させると、相転移により単斜晶が増加
し強度などが落ちる。一方、安定化ジルコニアの溶射皮
膜は、相転移を起こさず、しかも導電性など電気特性に
優れているが、機械的強度が低い。
は、酸化アルミニウムのそれに比べて、酸性の液やガス
の雰囲気における耐食性が劣る。例えば、30wt%H
2SO4溶液中にY2O3で部分安定化させたジルコニ
ア溶射皮膜を浸漬させると、相転移により単斜晶が増加
し強度などが落ちる。一方、安定化ジルコニアの溶射皮
膜は、相転移を起こさず、しかも導電性など電気特性に
優れているが、機械的強度が低い。
【0008】これらの問題は、微粒子で純度がよい粉末
を用いて、従来のように粉末を分級調整や熱処理し、溶
射皮膜を形成させただけでは、解決されない。つまり、
耐熱性、硬度、耐摩耗性、耐食性、導電性など全ての面
で優れたジルコニア溶射皮膜を得ることは難しい。
を用いて、従来のように粉末を分級調整や熱処理し、溶
射皮膜を形成させただけでは、解決されない。つまり、
耐熱性、硬度、耐摩耗性、耐食性、導電性など全ての面
で優れたジルコニア溶射皮膜を得ることは難しい。
【0009】本発明は、これらの問題の解決された、す
なわちプラズマ溶射法はもとよりガスフレ−ム溶射に適
用しても顆粒が溶融しやすく、しかも、搬送ガスによっ
て壊されにくく、流動性がよく、チューブ内で閉塞現象
や供給不良を生じることなく、かつ耐熱性、硬度、耐摩
耗性、耐食性、強度、導電性などに優れた溶射皮膜をつ
くりうる溶射用ジルコニア粉末の提供を目的とするもの
である。
なわちプラズマ溶射法はもとよりガスフレ−ム溶射に適
用しても顆粒が溶融しやすく、しかも、搬送ガスによっ
て壊されにくく、流動性がよく、チューブ内で閉塞現象
や供給不良を生じることなく、かつ耐熱性、硬度、耐摩
耗性、耐食性、強度、導電性などに優れた溶射皮膜をつ
くりうる溶射用ジルコニア粉末の提供を目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、主として結晶
子径1500A以下の酸化ジルコニウム、酸化イットリ
ウムおよび酸化アルミニウムからなり、Y2O3/Zr
O2モル比が1.5/98.5〜12/88の範囲であ
り、酸化ジルコニウムと酸化イットリウムとの合計に対
するAl2O3の量が10.5〜19.5wt%であ
り、酸化ジルコニウムと酸化イットリウムとの合計に対
するSiO2の量が0.01wt%以下であり、かつ、
平均顆粒圧壊強度が0.10kgf/mm2以上である
溶射用ジルコニア粉末、を要旨とするものである。
子径1500A以下の酸化ジルコニウム、酸化イットリ
ウムおよび酸化アルミニウムからなり、Y2O3/Zr
O2モル比が1.5/98.5〜12/88の範囲であ
り、酸化ジルコニウムと酸化イットリウムとの合計に対
するAl2O3の量が10.5〜19.5wt%であ
り、酸化ジルコニウムと酸化イットリウムとの合計に対
するSiO2の量が0.01wt%以下であり、かつ、
平均顆粒圧壊強度が0.10kgf/mm2以上である
溶射用ジルコニア粉末、を要旨とするものである。
【0011】Y2O3/ZrO2のモル比は、1.5/
98.5〜12/88の範囲でなければならず、特に
2.5/97.5〜10/90の範囲がよい。この比が
1.5/98.5未満では、高温下あるいは応力下での
正方晶と単斜晶の相転移が起こりやすくなり、溶射皮膜
の靭性や機械的強度が低くなる。一方、Y2O3の添加
量が8/92〜12/88の範囲に導電率のピークがあ
り、12/88を超えると逆に導電率が低くなってい
く。
98.5〜12/88の範囲でなければならず、特に
2.5/97.5〜10/90の範囲がよい。この比が
1.5/98.5未満では、高温下あるいは応力下での
正方晶と単斜晶の相転移が起こりやすくなり、溶射皮膜
の靭性や機械的強度が低くなる。一方、Y2O3の添加
量が8/92〜12/88の範囲に導電率のピークがあ
り、12/88を超えると逆に導電率が低くなってい
く。
【0012】Al2O3の含有量は、ZrO2とY2O
3との合計に対して(以下、とくにことわらないかぎ
り、Al2O3の含有量はZrO2とY2O3との合計
に対するものとする)10.5〜19.5wt%、好ま
しくは12.O〜18.Owt%でなければならない。
これが10.0wt%以下では酸素やアセチレンのガス
圧力や流量が多いと未溶融で溶射層に残存したり、皮膜
が形成されないことがある。特に5.0wt%以下では
この傾向が顕著に現れる。部分安定化領域あるいは安定
化領域を問わず20.0wt%以上の添加量でガスフレ
ーム溶射した場合、ジルコニアに対する酸化アルミニウ
ムの添加量が多くなればなるほど母材への付着効率が悪
くなる。特に30.0wt%を越えるとこの傾向が顕著
になる。一方、部分安定化領域ではAl2O3無添加と
比較して1〜10.0wt%の領域では添加量が増加す
るほど皮膜の導電性が低下し、10.0wt%を越えて
くると逆に導電性が向上してくる。また、安定化領域で
は、Al2O3として13.0〜15.0wt%の範囲
に機械的強度および導電率のピークがある。
3との合計に対して(以下、とくにことわらないかぎ
り、Al2O3の含有量はZrO2とY2O3との合計
に対するものとする)10.5〜19.5wt%、好ま
しくは12.O〜18.Owt%でなければならない。
これが10.0wt%以下では酸素やアセチレンのガス
圧力や流量が多いと未溶融で溶射層に残存したり、皮膜
が形成されないことがある。特に5.0wt%以下では
この傾向が顕著に現れる。部分安定化領域あるいは安定
化領域を問わず20.0wt%以上の添加量でガスフレ
ーム溶射した場合、ジルコニアに対する酸化アルミニウ
ムの添加量が多くなればなるほど母材への付着効率が悪
くなる。特に30.0wt%を越えるとこの傾向が顕著
になる。一方、部分安定化領域ではAl2O3無添加と
比較して1〜10.0wt%の領域では添加量が増加す
るほど皮膜の導電性が低下し、10.0wt%を越えて
くると逆に導電性が向上してくる。また、安定化領域で
は、Al2O3として13.0〜15.0wt%の範囲
に機械的強度および導電率のピークがある。
【0013】耐食性については、部分安定化領域では、
Al2O30.05wt%未満では30wt%濃度のH
2SO4中などで皮膜の正方晶が単斜晶に転移するのを
抑制する効果が不十分であり、Al2O30.05wt
%以上にして十分な耐食性を備えることになる。一方、
Al2O31.0wt%を超えても1.0wt%未満の
場合にくらべて耐食性がそれほど向上しない。もっと
も、安定化領域では、Al2O3の含有量に係わりなく
相転移の問題はない。
Al2O30.05wt%未満では30wt%濃度のH
2SO4中などで皮膜の正方晶が単斜晶に転移するのを
抑制する効果が不十分であり、Al2O30.05wt
%以上にして十分な耐食性を備えることになる。一方、
Al2O31.0wt%を超えても1.0wt%未満の
場合にくらべて耐食性がそれほど向上しない。もっと
も、安定化領域では、Al2O3の含有量に係わりなく
相転移の問題はない。
【0014】SiO2は、粒界でガラス層を形成し、酸
素イオンの移動を阻害するが、0.01wt%以下であ
れば共存するAl2O3によってガラス層の形成が抑制
される。
素イオンの移動を阻害するが、0.01wt%以下であ
れば共存するAl2O3によってガラス層の形成が抑制
される。
【0015】ジルコニア粉末の結晶子径は、1500A
以下でなければならない。結晶子径が1500Aを超え
ると、粉末粒子同士でネック焼結していることがあり、
溶射時の流動性が悪くなり、前記の皮膜の積層や厚みが
不均一となるなどの障害を起こすからである。
以下でなければならない。結晶子径が1500Aを超え
ると、粉末粒子同士でネック焼結していることがあり、
溶射時の流動性が悪くなり、前記の皮膜の積層や厚みが
不均一となるなどの障害を起こすからである。
【0016】平均顆粒圧壊強度は、0.10kgf/m
m2以上でなければならない。それが0.10kgf/
mm2に満たないと、溶射に使用する際、搬送ガス中で
顆粒が壊れ、前記の閉塞などの障害を起こすからであ
る。
m2以上でなければならない。それが0.10kgf/
mm2に満たないと、溶射に使用する際、搬送ガス中で
顆粒が壊れ、前記の閉塞などの障害を起こすからであ
る。
【0017】このような条件を満足するジルコニア粉末
は、噴霧乾燥法、転動造粒法、流動造粒法、攪拌造粒法
などによって製造することができる。例えば、イットリ
ウム化合物を含むジルコニウム塩を中和しあるいは加水
分解してジルコニア水和ゾルを得、これを噴霧乾燥して
顆粒状のゲルとし、600〜1200℃で仮焼してY2
O3が固溶したジルコニアを得、これにAl2O3を添
加し、湿式粉砕混合後、増粘剤などを用いて500〜3
000cpに粘度調整し、大気中で造粒したのち乾燥す
るか乾燥したのち造粒し、1500℃以下で焼成あるい
は乾燥することによって製造することができる。
は、噴霧乾燥法、転動造粒法、流動造粒法、攪拌造粒法
などによって製造することができる。例えば、イットリ
ウム化合物を含むジルコニウム塩を中和しあるいは加水
分解してジルコニア水和ゾルを得、これを噴霧乾燥して
顆粒状のゲルとし、600〜1200℃で仮焼してY2
O3が固溶したジルコニアを得、これにAl2O3を添
加し、湿式粉砕混合後、増粘剤などを用いて500〜3
000cpに粘度調整し、大気中で造粒したのち乾燥す
るか乾燥したのち造粒し、1500℃以下で焼成あるい
は乾燥することによって製造することができる。
【0018】上記のジルコニウム塩は、水溶性であれば
いかなるものでもよく、例えば、オキシ塩化ジルコニウ
ム、塩化ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、硫酸ジルコ
ニウムなどがある。ジルコニウム塩の水溶液にイットリ
ウム化合物を添加する時期は、中和法の場合は中和前が
よく、加水分解法の場合は前後どちらも可能であるが、
加水分解の前のほうがよい。添加する形態としては、酸
化物あるいは焼成によって酸化物となる塩、水和酸化
物、水酸化物またはそれらの混合物がある。また、加水
分解を行う前に、該水溶性ジルコニウム塩水溶液に水和
ジルコニア、酸化ジルコニウム粒子などを添加すれば、
加水分解時間を短縮することができる。また、加水分解
終了後に、後工程の生産性を向上させるために加水分解
終了液を濃縮してもよい。上記のようにY2O3が固溶
したジルコニアにAl2O3を添加することにより本発
明の溶射用ジルコニア粉末を製造することができるが、
Al2O3源の添加時期は、それに限る必要はない。例
えば、中和法の場合はむしろ中和前がよく、加水分解法
の場合は前後どちらにしても格別の違いはないが、どち
らかといえば加水分解の前がよい。Al2O3源も、上
記のY2O3源と同じく、酸化物のほか塩、水和酸化
物、水酸化物またはそれらの混合物でもかまわない。酸
化物として添加する場合は、粉末粒子径は5μm以下の
ものが好ましい。
いかなるものでもよく、例えば、オキシ塩化ジルコニウ
ム、塩化ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、硫酸ジルコ
ニウムなどがある。ジルコニウム塩の水溶液にイットリ
ウム化合物を添加する時期は、中和法の場合は中和前が
よく、加水分解法の場合は前後どちらも可能であるが、
加水分解の前のほうがよい。添加する形態としては、酸
化物あるいは焼成によって酸化物となる塩、水和酸化
物、水酸化物またはそれらの混合物がある。また、加水
分解を行う前に、該水溶性ジルコニウム塩水溶液に水和
ジルコニア、酸化ジルコニウム粒子などを添加すれば、
加水分解時間を短縮することができる。また、加水分解
終了後に、後工程の生産性を向上させるために加水分解
終了液を濃縮してもよい。上記のようにY2O3が固溶
したジルコニアにAl2O3を添加することにより本発
明の溶射用ジルコニア粉末を製造することができるが、
Al2O3源の添加時期は、それに限る必要はない。例
えば、中和法の場合はむしろ中和前がよく、加水分解法
の場合は前後どちらにしても格別の違いはないが、どち
らかといえば加水分解の前がよい。Al2O3源も、上
記のY2O3源と同じく、酸化物のほか塩、水和酸化
物、水酸化物またはそれらの混合物でもかまわない。酸
化物として添加する場合は、粉末粒子径は5μm以下の
ものが好ましい。
【0019】上記の水和ジルコニアゾルを乾燥し、ゲル
粉末を得る場合は、加水分解終了後直ちに乾燥しても濃
縮後に乾燥してもよく、更に加水分解終了後や濃縮後に
pH調整した後に乾燥してもよい。水和ジルコニアゾル
を乾燥し、造粒ゲル粉末を得る方法としては、噴霧乾燥
方法を用いることが好ましく、中でも流動性の向上のた
めに、回転ディスク方式がとくに好ましい。噴霧乾燥時
の熱風温度は、50〜300℃がよく、95〜200℃
がより好ましい。
粉末を得る場合は、加水分解終了後直ちに乾燥しても濃
縮後に乾燥してもよく、更に加水分解終了後や濃縮後に
pH調整した後に乾燥してもよい。水和ジルコニアゾル
を乾燥し、造粒ゲル粉末を得る方法としては、噴霧乾燥
方法を用いることが好ましく、中でも流動性の向上のた
めに、回転ディスク方式がとくに好ましい。噴霧乾燥時
の熱風温度は、50〜300℃がよく、95〜200℃
がより好ましい。
【0020】造粒ゲル粉末を仮焼する方法としては、連
続、バッチ方式を問わず、一般的には、電気炉やガス炉
を用いることが多いが、回転ディスクにより、水和ジル
コニアゾルを噴霧しながら、乾燥−仮焼を同時に行う方
式を用いることもできる。
続、バッチ方式を問わず、一般的には、電気炉やガス炉
を用いることが多いが、回転ディスクにより、水和ジル
コニアゾルを噴霧しながら、乾燥−仮焼を同時に行う方
式を用いることもできる。
【0021】造粒ゲル粉末の仮焼は、中和法、加水分解
法いずれによるものも、500〜1200℃、保持時間
は、15分〜10時間程度の条件で行うのが好ましい。
皮膜の必要としている特性により仮焼温度を変え、目的
に合った溶射粉末を得ることができる。
法いずれによるものも、500〜1200℃、保持時間
は、15分〜10時間程度の条件で行うのが好ましい。
皮膜の必要としている特性により仮焼温度を変え、目的
に合った溶射粉末を得ることができる。
【0022】ジルコニア粉末に、Al2O3を添加し、
湿式粉砕混合するのに使用する粉砕機としては、ボ−ル
ミル、振動ボ−ルミル、アトリッションミルなどの湿式
粉砕機が好ましく、その際の粉砕媒体としては、ジルコ
ニアあるいはアルミナ製が好ましい。粉砕後のスラリ−
濃度は、経済性も考えて25wt%以上とするのが好ま
しい。
湿式粉砕混合するのに使用する粉砕機としては、ボ−ル
ミル、振動ボ−ルミル、アトリッションミルなどの湿式
粉砕機が好ましく、その際の粉砕媒体としては、ジルコ
ニアあるいはアルミナ製が好ましい。粉砕後のスラリ−
濃度は、経済性も考えて25wt%以上とするのが好ま
しい。
【0023】ジルコニアスラリ−を増粘剤などを用いて
粘度500〜3000cpの範囲に粘度調整を行い、造
粒乾燥し、造粒乾燥粉末を得る方法としては、噴霧乾燥
方法が好ましく、中でも流動性の向上のために、回転デ
ィスク方式がとくに好ましい。噴霧乾燥後の顆粒強度を
保つために、粘度調整前後に有機系バインダ−を添加し
てから噴霧乾燥してもよい。噴霧乾燥時の熱風温度は、
50〜300℃がよく、水系の場合は、150〜230
℃がより好ましい。また、噴霧乾燥によってえられる粉
末の平均顆粒径としては、100μm以下が好ましい。
粘度500〜3000cpの範囲に粘度調整を行い、造
粒乾燥し、造粒乾燥粉末を得る方法としては、噴霧乾燥
方法が好ましく、中でも流動性の向上のために、回転デ
ィスク方式がとくに好ましい。噴霧乾燥後の顆粒強度を
保つために、粘度調整前後に有機系バインダ−を添加し
てから噴霧乾燥してもよい。噴霧乾燥時の熱風温度は、
50〜300℃がよく、水系の場合は、150〜230
℃がより好ましい。また、噴霧乾燥によってえられる粉
末の平均顆粒径としては、100μm以下が好ましい。
【0024】以上のようにして得られたジルコニア造粒
乾燥粉末に、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラ
ール、アクリル系モノマーまたはポリマーなどのバイン
ダーを水または溶剤に溶解した溶液を上記粉末に吹き付
けて塗布し、乾燥することによって平均顆粒圧壊強度
0.10kgf/mm2以上の本発明の溶射用ジルコニ
ア粉末が得られる。このバインダーの添加は、上記の湿
式粉砕後のジルコニアスラリーの段階で行ってもよい。
また、上記バインダーとともにジルコニア粉末が静電気
を帯びるのを防ぐ性質をもつ、グリセリン、ソルビトー
ルなどのアルコール;グリセリン脂肪酸エステル、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステルなどのエステル;ア
ルキルスルホン酸塩、N−アシルザルコネートなどのア
ニオン界面活性剤;ポリオキシエチレン脂肪酸アルコー
ルエーテル、ポリオキシエチレンステアリン酸アミドな
どの非イオン界面活性剤;アルキルイミダゾリウムベタ
イン、β−アルキルアミノプロピオン酸塩などの両性界
面活性剤;ジメチルジアルキルアンモニウムクロリド、
アルキルトリメチルアンモニウムクロリドなどのカチオ
ン界面活性剤;四級アンモニウム化合物;アミン類など
を併用すれば、ジルコニア粉末の帯電を防止することが
できるので、いっそう流動性のよい溶射用ジルコニア粉
末とすることができる。
乾燥粉末に、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラ
ール、アクリル系モノマーまたはポリマーなどのバイン
ダーを水または溶剤に溶解した溶液を上記粉末に吹き付
けて塗布し、乾燥することによって平均顆粒圧壊強度
0.10kgf/mm2以上の本発明の溶射用ジルコニ
ア粉末が得られる。このバインダーの添加は、上記の湿
式粉砕後のジルコニアスラリーの段階で行ってもよい。
また、上記バインダーとともにジルコニア粉末が静電気
を帯びるのを防ぐ性質をもつ、グリセリン、ソルビトー
ルなどのアルコール;グリセリン脂肪酸エステル、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステルなどのエステル;ア
ルキルスルホン酸塩、N−アシルザルコネートなどのア
ニオン界面活性剤;ポリオキシエチレン脂肪酸アルコー
ルエーテル、ポリオキシエチレンステアリン酸アミドな
どの非イオン界面活性剤;アルキルイミダゾリウムベタ
イン、β−アルキルアミノプロピオン酸塩などの両性界
面活性剤;ジメチルジアルキルアンモニウムクロリド、
アルキルトリメチルアンモニウムクロリドなどのカチオ
ン界面活性剤;四級アンモニウム化合物;アミン類など
を併用すれば、ジルコニア粉末の帯電を防止することが
できるので、いっそう流動性のよい溶射用ジルコニア粉
末とすることができる。
【0025】上記のジルコニア造粒乾燥粉末を、電気、
ガスなどによって800〜1500℃の範囲、好ましく
は、1000〜1300℃の範囲で焼成する方法によっ
ても平均顆粒圧壊強度の高い溶射用ジルコニア粉末を製
造することができる。この熱処理温度が800℃未満で
は、得られる粉末の平均顆粒圧壊強度が不十分であり、
いっぽう、1500℃を超えると、得られる粉末の結晶
子径が1500Aを超え、いずれの場合も本発明の溶射
用ジルコニア粉末が得られない。また、後者のように熱
処理温度が高すぎる場合、造粒粒子内で部分的に焼結が
起こっているところがあり、溶射温度が低かった場合、
未溶融部分が残存し、溶射皮膜の付着効果が悪くなり、
気孔率が上昇するので、皮膜の耐熱性や硬度が低下す
る。
ガスなどによって800〜1500℃の範囲、好ましく
は、1000〜1300℃の範囲で焼成する方法によっ
ても平均顆粒圧壊強度の高い溶射用ジルコニア粉末を製
造することができる。この熱処理温度が800℃未満で
は、得られる粉末の平均顆粒圧壊強度が不十分であり、
いっぽう、1500℃を超えると、得られる粉末の結晶
子径が1500Aを超え、いずれの場合も本発明の溶射
用ジルコニア粉末が得られない。また、後者のように熱
処理温度が高すぎる場合、造粒粒子内で部分的に焼結が
起こっているところがあり、溶射温度が低かった場合、
未溶融部分が残存し、溶射皮膜の付着効果が悪くなり、
気孔率が上昇するので、皮膜の耐熱性や硬度が低下す
る。
【0026】
【発明の効果】以上の如く、本発明の溶射用ジルコニア
粉末は、融点が低いのでプラズマ溶射法だけでなく、ガ
スフレーム溶射法にも適用することができ、また、従来
のものと比較して、流動性が優れており、内径2mm以
下のパウダ−チュ−ブでも閉塞することなく、単位時間
当たりの供給量も安定している。そのため、均質で付着
効率が高く、また、耐摩耗性、耐食性、導電性などに優
れた溶射皮膜を得ることができる。
粉末は、融点が低いのでプラズマ溶射法だけでなく、ガ
スフレーム溶射法にも適用することができ、また、従来
のものと比較して、流動性が優れており、内径2mm以
下のパウダ−チュ−ブでも閉塞することなく、単位時間
当たりの供給量も安定している。そのため、均質で付着
効率が高く、また、耐摩耗性、耐食性、導電性などに優
れた溶射皮膜を得ることができる。
【0027】この粉末を耐摩耗性、耐食性などを必要と
する箇所あるいは酸素イオン伝導性を必要とする箇所に
溶射して皮膜を形成させることによって、従来法による
ものよりも寿命の長い溶射皮膜を得られることが期待さ
れる。
する箇所あるいは酸素イオン伝導性を必要とする箇所に
溶射して皮膜を形成させることによって、従来法による
ものよりも寿命の長い溶射皮膜を得られることが期待さ
れる。
【0028】
実施例1 ZrO2換算濃度50g/lのオキシ塩化ジルコニウム
水溶液にY2O3をZrO2とY2O3との合計に対す
るY2O3換算3モル%となるように添加し、還流下に
加水分解率が92%になるまで加水分解し、更に該水溶
液にAl2O3(住友化学工業社製 AKP−30、以
下同じ)をZrO2に対して11.0wt%添加した
後、ZrO2換算濃度が310g/lになるまで濃縮し
て水和ジルコニアゾルを得た。このゾルを回転ディスク
方式の噴霧乾燥装置を用いて熱風温度150℃で噴霧乾
燥を行い、球状造粒ゲル粉末を得た。このゲル粉末を更
に大気雰囲気下で1200℃、保持2時間の条件により
電気炉による熱処理によって溶射用部分安定化ジルコニ
ア粉末を得た。
水溶液にY2O3をZrO2とY2O3との合計に対す
るY2O3換算3モル%となるように添加し、還流下に
加水分解率が92%になるまで加水分解し、更に該水溶
液にAl2O3(住友化学工業社製 AKP−30、以
下同じ)をZrO2に対して11.0wt%添加した
後、ZrO2換算濃度が310g/lになるまで濃縮し
て水和ジルコニアゾルを得た。このゾルを回転ディスク
方式の噴霧乾燥装置を用いて熱風温度150℃で噴霧乾
燥を行い、球状造粒ゲル粉末を得た。このゲル粉末を更
に大気雰囲気下で1200℃、保持2時間の条件により
電気炉による熱処理によって溶射用部分安定化ジルコニ
ア粉末を得た。
【0029】実施例2 ZrO2換算濃度50g/lのオキシ塩化ジルコニウム
水溶液にYCl3をZrO2とY2O3との合計に対す
るY2O3換算3モル%となるように添加し、還流下で
加水分解率が90%になるまで加水分解し、更に該水溶
液をZrO2換算濃度が300g/lになるまで濃縮し
水和ジルコニアゾルを得た。このゾルを実施例1と同じ
条件で噴霧乾燥を行い、ゲル粉末を得、大気雰囲気下で
電気炉により850℃、保持2時間の条件で仮焼してジ
ルコニア粉末を得、Al2O3を該ジルコニア粉末に対
して14.0wt%添加した後、ボ−ルミルにより24
時間湿式粉砕混合し、増粘剤としてアニオン界面活性剤
(サンノプコ社製 ノプコサントRFA)によって15
00cpに粘度調整し、190℃の熱風中に噴霧乾燥し
て部分安定化ジルコニアからなる球状造粒粉末を得た。
この粉末を更に大気雰囲気下で1100℃、保持2時間
の条件により電気炉による熱処理によって、溶射用部分
安定化ジルコニア粉末を得た。
水溶液にYCl3をZrO2とY2O3との合計に対す
るY2O3換算3モル%となるように添加し、還流下で
加水分解率が90%になるまで加水分解し、更に該水溶
液をZrO2換算濃度が300g/lになるまで濃縮し
水和ジルコニアゾルを得た。このゾルを実施例1と同じ
条件で噴霧乾燥を行い、ゲル粉末を得、大気雰囲気下で
電気炉により850℃、保持2時間の条件で仮焼してジ
ルコニア粉末を得、Al2O3を該ジルコニア粉末に対
して14.0wt%添加した後、ボ−ルミルにより24
時間湿式粉砕混合し、増粘剤としてアニオン界面活性剤
(サンノプコ社製 ノプコサントRFA)によって15
00cpに粘度調整し、190℃の熱風中に噴霧乾燥し
て部分安定化ジルコニアからなる球状造粒粉末を得た。
この粉末を更に大気雰囲気下で1100℃、保持2時間
の条件により電気炉による熱処理によって、溶射用部分
安定化ジルコニア粉末を得た。
【0030】実施例3 Al2O3の添加量をジルコニア粉末に対して19.5
wt%とするほかは実施例2と同じ条件にして溶射用部
分安定化ジルコニア粉末を得た。
wt%とするほかは実施例2と同じ条件にして溶射用部
分安定化ジルコニア粉末を得た。
【0031】実施例4 ZrO2換算濃度50g/lのオキシ塩化ジルコニウム
水溶液にYCl3をZrO2とY2O3との合計に対す
るY2O3換算3モル%となるように添加し、還流下に
加水分解率が90%になるまで加水分解し、更に該水溶
液に水酸化ナトリウム溶液を添加し水和ジルコニアゾル
を得た。このゾルを実施例1と同じ条件で噴霧乾燥を行
い、ゲル粉末を得、大気雰囲気下で電気炉により850
℃、保持2時間の条件で仮焼してジルコニア粉末を得、
Al2O3を該ジルコニア粉末に対して17.0wt%
添加した後、ボ−ルミルにより24時間湿式粉砕混合
し、スラリ−とし、ポリビニルアルコ−ル(けん化度8
8、重合度500)を該ジルコニア粉末に対して5wt
%加え、増粘剤(サンノプコ社製 A−818)により
1500cpに粘度調整し、帯電防止剤としてアニオン
界面活性剤(サンノプコ社製 ノプコサントRFA)を
上記ジルコニア粉末に対して0.5wt%添加し、18
0℃の熱風中に噴霧乾燥して、溶射用部分安定化ジルコ
ニア粉末を得た。
水溶液にYCl3をZrO2とY2O3との合計に対す
るY2O3換算3モル%となるように添加し、還流下に
加水分解率が90%になるまで加水分解し、更に該水溶
液に水酸化ナトリウム溶液を添加し水和ジルコニアゾル
を得た。このゾルを実施例1と同じ条件で噴霧乾燥を行
い、ゲル粉末を得、大気雰囲気下で電気炉により850
℃、保持2時間の条件で仮焼してジルコニア粉末を得、
Al2O3を該ジルコニア粉末に対して17.0wt%
添加した後、ボ−ルミルにより24時間湿式粉砕混合
し、スラリ−とし、ポリビニルアルコ−ル(けん化度8
8、重合度500)を該ジルコニア粉末に対して5wt
%加え、増粘剤(サンノプコ社製 A−818)により
1500cpに粘度調整し、帯電防止剤としてアニオン
界面活性剤(サンノプコ社製 ノプコサントRFA)を
上記ジルコニア粉末に対して0.5wt%添加し、18
0℃の熱風中に噴霧乾燥して、溶射用部分安定化ジルコ
ニア粉末を得た。
【0032】実施例5 イットリア源としてY2O3を使用し、その添加量をZ
rO2との合計に対して8モル%とするほかは実施例3
と同じ条件にして溶射用安定化ジルコニア粉末を得た。
rO2との合計に対して8モル%とするほかは実施例3
と同じ条件にして溶射用安定化ジルコニア粉末を得た。
【0033】実施例6 安定化ジルコニア粉末(東ソー社製 TZ−8Y、Y2
O3含有量8モル%)にAl2O3を該安定化ジルコニ
ア粉末に対して14.0wt%添加し、振動ボールミル
で8時間粉砕混合し、それ以降は実施例2と同じ条件に
して溶射用安定化ジルコニア粉末を得た。 実施例7 Al2O3の添加量を安定化ジルコニア粉末に対して1
0.5wt%とするほかは実施例6と同じ条件にして溶
射用安定化ジルコニア粉末を得た。
O3含有量8モル%)にAl2O3を該安定化ジルコニ
ア粉末に対して14.0wt%添加し、振動ボールミル
で8時間粉砕混合し、それ以降は実施例2と同じ条件に
して溶射用安定化ジルコニア粉末を得た。 実施例7 Al2O3の添加量を安定化ジルコニア粉末に対して1
0.5wt%とするほかは実施例6と同じ条件にして溶
射用安定化ジルコニア粉末を得た。
【0034】比較例1 Al2O3を添加せず、その他の条件は実施例2と同じ
にして溶射用部分安定化ジルコニア粉末を得た。
にして溶射用部分安定化ジルコニア粉末を得た。
【0035】比較例2 Al2O3を0.04wt%添加し、その他の条件は実
施例2と同じにして溶射用部分安定化ジルコニア粉末を
得た。
施例2と同じにして溶射用部分安定化ジルコニア粉末を
得た。
【0036】比較例3 Al2O3を5.0wt%添加し、その他の条件は実施
例2と同じにして溶射用部分安定化ジルコニア粉末を得
た。
例2と同じにして溶射用部分安定化ジルコニア粉末を得
た。
【0037】比較例4 Al2O3の添加量を安定化ジルコニア粉末に対して
5.0wt%とするほかは実施例6と同じ条件にして溶
射用安定化ジルコニア粉末を得た。
5.0wt%とするほかは実施例6と同じ条件にして溶
射用安定化ジルコニア粉末を得た。
【0038】比較例5 Al2O3の添加量を安定化ジルコニア粉末に対して2
5.0wt%とするほかは実施例6と同じ条件にして溶
射用安定化ジルコニア粉末を得た。
5.0wt%とするほかは実施例6と同じ条件にして溶
射用安定化ジルコニア粉末を得た。
【0039】比較例6 Al2O3の添加量を40.0wt%とし、Al2O3
とともにSiO2を添加するほかは実施例6と同じ条件
にして溶射用安定化ジルコニア粉末を得た。
とともにSiO2を添加するほかは実施例6と同じ条件
にして溶射用安定化ジルコニア粉末を得た。
【0040】比較例7 熱処理温度を1500℃とするほかは実施例6と同じ条
件にして溶射用安定化ジルコニア粉末を得た。
件にして溶射用安定化ジルコニア粉末を得た。
【0041】溶射試験では、波打ち現象を生じ、粉末供
給量が不安定になり、均一な厚みの皮膜が得られなかっ
た。
給量が不安定になり、均一な厚みの皮膜が得られなかっ
た。
【0042】以上の各例で得られた溶射用粉末の特性を
表1に、溶射試験の結果を表2に示す。
表1に、溶射試験の結果を表2に示す。
【0043】平均顆粒圧壊強度は、島津制作所製 微小
圧縮試験機によって平均粒径に近い顆粒10個について
測定したものの平均値である。
圧縮試験機によって平均粒径に近い顆粒10個について
測定したものの平均値である。
【0044】皮膜形成評価は、ガスフレーム溶射により
50mm×50mm×5mmのブラスト処理された試験
片(炭素鋼SS41)にガス圧力と流量を変化させ、皮
膜厚さ200μmを目標にして行った(溶射機METC
O社、ガスO2/C2H2)。皮膜の評価は、溶射皮膜
断面の顕微鏡観察による。さらに、JIS H 866
6のセラミック溶射試験方法およびJIS H 830
4の品質規格による熱衝撃試験によって、試験片を90
0℃に加熱し、水中に投じて冷却するという操作を10
回繰り返すことによる耐熱衝撃性を測定した。
50mm×50mm×5mmのブラスト処理された試験
片(炭素鋼SS41)にガス圧力と流量を変化させ、皮
膜厚さ200μmを目標にして行った(溶射機METC
O社、ガスO2/C2H2)。皮膜の評価は、溶射皮膜
断面の顕微鏡観察による。さらに、JIS H 866
6のセラミック溶射試験方法およびJIS H 830
4の品質規格による熱衝撃試験によって、試験片を90
0℃に加熱し、水中に投じて冷却するという操作を10
回繰り返すことによる耐熱衝撃性を測定した。
【0045】耐食性試験は、SUS304全面をプラズ
マ溶射(溶射機METCO社、プラズマガスAr/
H2))した皮膜を用いて行った。試験方法としては、
100℃、30wt%H2SO4溶液による30日間の
静的浸漬条件で行い、皮膜表面のX線回折法による相転
移率(単斜晶量)の測定および操走査型電子顕微鏡によ
る皮膜表面の観察を行った。斜晶量は、次式を用いて算
出した。
マ溶射(溶射機METCO社、プラズマガスAr/
H2))した皮膜を用いて行った。試験方法としては、
100℃、30wt%H2SO4溶液による30日間の
静的浸漬条件で行い、皮膜表面のX線回折法による相転
移率(単斜晶量)の測定および操走査型電子顕微鏡によ
る皮膜表面の観察を行った。斜晶量は、次式を用いて算
出した。
【0046】 単斜晶量(%)=[{Im(11−1)+Im(111)}/ {Im(11−1)+Im(111)+It,c(111)}]×100 ここで、Im(11−1)は単斜晶の11−1面のX線
強度、Im(111)は単斜晶の111面のX線強度、
It,c(111)は正方晶、立方晶の111面のX線
強度である。
強度、Im(111)は単斜晶の111面のX線強度、
It,c(111)は正方晶、立方晶の111面のX線
強度である。
【0047】導電率の測定は、プラズマ溶射した皮膜を
用いて行った。部分安定化領域のものは大気中600℃
で、安定化領域のものは大気中1000℃で複素インピ
−ダンスによるコ−ルコ−ルプロット法により測定し
た。
用いて行った。部分安定化領域のものは大気中600℃
で、安定化領域のものは大気中1000℃で複素インピ
−ダンスによるコ−ルコ−ルプロット法により測定し
た。
【0048】 表1 Y2O3 SiO2 Al2O3 結晶子径 平均顆粒 平均顆粒 /ZrO2 径 圧壊強度 モル比 wt% wt% A μm 実施例 1 3 0.006 11.0 520 45 0.26 2 3 0.007 14.0 365 47 0.19 3 3 0.007 19.5 360 48 0.18 4 3 0.005 17.0 270 51 0.10 5 8 0.006 19.5 358 48 0.16 6 8 0.007 14.0 365 50 0.17 7 8 0.006 10.5 368 49 0.16 比較例 1 3 0.006 0.01 355 55 0.22 2 3 0.006 0.04 360 53 0.21 3 3 0.007 5.0 370 52 0.22 4 8 0.007 5.0 365 52 0.20 5 8 0.007 25.0 370 49 0.18 6 8 0.025 40.0 375 48 0.17 7 8 0.006 10.5 1650 43 4.50 注)平均顆粒圧壊強度の単位:kgf/mm2
【0049】 表2 単斜晶量 耐食性 皮膜の 皮膜の 耐熱衝 導 電 率 % 形成 評価 撃性 S/cm 実施例1 28 ○ ○ ○ ○ 0.23 2 23 ○ ○ ○ ○ 0.24 3 18 ○ ○ ○ ○ 0.30 4 20 ○ ○ ○ ○ 0.28 5 0 ○ ○ ○ ○ 0.14 6 0 ○ ○ ○ ○ 0.18 7 0 ○ ○ ○ ○ 0.14 比較例1 70 × × × × 0.21 2 55 × × × × 0.25 3 22 ○ △ ○ ○ 0.17 4 0 ○ △ ○ ○ 0.06 5 0 ○ ○ △ ○ 0.10 6 0 ○ ○ △ ○ 0.09 7 − − × × × 測定不可能 注)耐食性試験 ○:皮膜変化なし ×:皮膜腐食あり 皮膜の形成 ○:どの条件においても皮膜が形成された △:条件によっては皮膜が形成されなかった ×:皮膜が形成されなかった 皮膜の評価 ○:厚みが均一で気孔が少ない △:厚みが不均一だが気孔が少ない ×:皮膜が形成されず評価できなかった 熱衝撃試験 ○:まったく剥離しない △:5〜10回で剥離した ×:皮膜が形成されず評価できなかった
Claims (1)
- 【請求項1】主として結晶子径1500A以下の酸化ジ
ルコニウム、酸化イットリウムおよび酸化アルミニウム
からなり、Y2O3/ZrO2モル比が1.5/98.
5〜12/88の範囲であり、酸化ジルコニウムと酸化
イットリウムとの合計に対するAl2O3の量が10.
5〜19.5wt%であり、酸化ジルコニウムと酸化イ
ットリウムとの合計に対するSiO2の量が0.01w
t%以下であり、平均顆粒圧壊強度が0.10kgf/
mm2以上であることを特徴とする、溶射用ジルコニア
粉末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4241397A JPH0665706A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 溶射用ジルコニア粉末 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4241397A JPH0665706A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 溶射用ジルコニア粉末 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0665706A true JPH0665706A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17073676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4241397A Pending JPH0665706A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 溶射用ジルコニア粉末 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0665706A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002348653A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-12-04 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 希土類酸化物溶射用粒子、溶射部材および耐食性部材 |
| JP2002363725A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-12-18 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 溶射用粒子、および該粒子を用いた溶射部材 |
| WO2007053493A1 (en) * | 2005-10-31 | 2007-05-10 | Praxair S.T. Technology, Inc. | Ceramic powders and thermal barrier coatings |
| KR100863456B1 (ko) * | 2008-01-14 | 2008-11-18 | 주식회사 코미코 | 용사 코팅용 분말 및 용사 코팅용 분말 제조 방법 |
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