JPH0665975B2 - 車輪の不つりあいを決定する方法及び機械 - Google Patents

車輪の不つりあいを決定する方法及び機械

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JPH0665975B2
JPH0665975B2 JP58222286A JP22228683A JPH0665975B2 JP H0665975 B2 JPH0665975 B2 JP H0665975B2 JP 58222286 A JP58222286 A JP 58222286A JP 22228683 A JP22228683 A JP 22228683A JP H0665975 B2 JPH0665975 B2 JP H0665975B2
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    • G01M1/045Adaptation of bearing support assemblies for receiving the body to be tested the body being a vehicle wheel
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転部材特に車輪の不つりあいを判定するた
めの方法および装置に関し、更に詳細には簡単な経済的
な方法により回転部材の不つりあいを動的に判定するこ
とができる方法および装置に関する。以下本願において
は特に車輪のつりあいに関して論述するが、本発明は他
の形式の回転部材、例えばロータ等に対しても適用可能
であることが理解されよう。また、この適用が「車輪」
のつりあいを指す場合、実際につりあわされるものは通
常は車輪とタイヤの組合せであること、また「車輪」と
はこの組合せを含むことが理解されよう。
今日では、タイヤを取付けた車輪の不つりあいを判定す
るための装置には2つの基本的な形成ものが使用可能で
ある。このような形式の装置の1つは、車輪およびタイ
ヤがその不つりあいの測定の間運動しない状態を維持す
る静的なものである。例えば、タイヤの不つりあいに従
って中心部の基準点から変位される気泡を有する表示器
等を有する水準測定型の支持装置によって車輪を水平方
向に支持することができる。車輪のリムの周囲の修正点
に適当な荷重を定置することにより、オペレータは基準
点にくるまで気泡指示器の位置を変化させることができ
る。その後、荷重はこれらの枢軸点において車輪に固定
される。
車輪つりあい装置の1つの静的な形式の主たる長所はそ
の構造が簡単でありコストが安いことにある。その構造
が比較的簡単でありかつ寸法が小さいことにより、これ
は自動車販売店、サービス・ステーション等において容
易に購入可能な装置である。しかし、静的な形式の車輪
つりあい装置は完全に満足できるものではない。静的な
装置においては車輪が運動しないため、基本的に判定さ
れる不つりあいは回転軸に対する重心点の位置にのみ関
係する。
その結果、車輪の不つりあいの更に完全な指示および補
正が可能な方法を提供するため、第2の形式の車輪つり
あい装置即ち動的なつりあい装置が開発された。この動
的な車輪つりあい装置においては、つりあわされるべき
車輪をモータにより所望の回転速度まで加速される軸上
に取付ける。車輪が一旦この速度に達すると、軸の横方
向の運動即ち車輪の不つりあいによって軸により生じる
作用力の測定が行なわれる。このような測定により、車
輪の不つりあいの大きさおよび不つりあい位置の指示が
行なわれる。
典型的には、車輪の回転速度は400rpm以上である。この
ような速度はいくつかの理由から用いられてきた。例え
ば、不つりあい作用力の大きさが回転速度の2乗で増加
するので、不つりあいによる作用力を高速度を測定する
ことが行われていた。高速度においては、非常に望まし
い信号対ノイズ比が容易に得られる。
過去においてこのような高い回転速度が用いられた別の
理由は、不つりあいのタイヤは低速度におけるよりも高
速度にかける方がより顕著に識別できるという顧客の観
察と関連がある。このため、車輪とタイヤのつりあいが
車輪の通常の運転速度において実施されることが必要で
あるという一般的な考えを導いてきた。乗用車のタイヤ
は約48km/h(30mph)において約400rpm、または約89k
m/h(55mph)において約750rpmで回転する。
今日入手できる動的な高速車輪つりあい装置は、車輪の
不つりあい、ならびにこの状態を補正するため必要な荷
重位置および大きさの非常に正確な読取りを備えている
が、このような車輪つりあい装置もまたそれ等の付随す
る制約がないわけではない。これらの制約の最たるもの
はこのような装置のコストである。このコストに対する
主たる要因の1つは、このような装置に内蔵されこれま
で適切と考えられてきた測定速度まで車輪を加速するの
に必要な駆動モータおよび関連する大きな荷重の駆動系
である。
更に、車輪がつりあい作業の間回転される高速度は、多
くの危険を提供する。例えば、産業規模の実施において
は、タイヤのトレッド中に捕捉された物体が緩んで飛出
すことによる人員の傷害の危険を排除するため車輪が回
転中その大部分を覆う保護フード機構を有することを必
要とする。このフードはまた、つりあい機構のオペレー
タが手や毛髪または衣服を車輪もしくはトレッドに巻込
まれる可能性を低減し、あるいは脱落するおそれを軽減
する。このフードはまた、つりあい装置が充分に堅固に
据付けられていない場合には運転を阻止する連動装置を
有する。このフードに加えて、フードを持上げることが
できる前に例え高い回転速度であっても車輪を迅速に停
止させるに充分な強度を有するブレーキをつりあい機械
に設けることもまた必要である。
今日市販される形式の動的車輪つりあい装置の構成のた
め必要とされる全ての構成要素は非常に寸法が大きな機
械をもたらす結果になる。高速度において生じる作用力
は非常に大きくなるので、このような機械は非常に大き
な重量となりそして(または)床に対してボルト止めさ
れる。これもまた安全のため必要である。これらの機械
は一般には実際に持運び可能とは考えられない。これま
で公知の動的つりあい装置が複雑であるため、このよう
な機械の操作性を遥かに難しいものにしている。高い運
転速度に伴なう摩耗および回転する車輪を急速に減速す
ることができることの必要性は所要の保守頻度を増加
し、これによりこれもまたこのような機械の実際のコス
トを増加する。
従って、本発明の目的は、付随する制約なしに他の動的
車輪つりあい装置の制度を以て運転することができる車
輪等の不つりあいを測定するための新規な方法および装
置の提供にある。
本発明の他の目的は、構造が簡単であり従ってコストの
安い車輪の不つりあいを動的に測定するための新規な装
置の提供にある。
本発明の更に他の目的は、比較的低い速度において車輪
の不つりあいを動的に測定することができ、これにより
高速度のつりあい操作と関連するコストおよび安全上の
危険を実質的に低減する新規な方法および装置の提供に
ある。
本発明の更に他の目的は、持運びが可能でありかつサー
ビスが容易な新規な車輪つりあい装置の提供にある。
上記および他の目的によれば、本発明はこれまで必要と
考えられてきたものよりも遥かに低い回転速度において
車輪の不つりあいを測定することができる新規な車輪つ
りあい装置を提供する。タイヤ付き車輪組立体を有効に
つりあわせるため必要な回転速度は180rpmより低くする
ことができ、好ましくは50乃至100rpmの範囲内にできる
ことが判った。また、この比較的低い回転速度はつりあ
い操作期間中一定の状態に維持する必要がなくしかも変
更可能であり、またこのため車輪はつりあい操作中この
ような速度範囲内で空転し続けることができることも判
った。更に、このような低速度が用いられるので、これ
まで用いられたモータおよびその関連する駆動系を省い
て装置のオペレータの手による回転に依存することがで
きることも判った。このように、本発明の好ましい実施
態様によれば、つりあわされるべき車輪を回転可能な軸
上に取付けて、この車輪の回転運動は装置のオペレータ
により手で与えられる。このような回転運動は、例え
ば、車輪の周辺部例えばトレッドを物理的に手で把持す
ることにより、また車輪を回転させるため周囲方向の力
を加えることにより、あるいはまた車輪もしくはその軸
に対して取付けられるハンド・クランクまたは他の適当
な機構を回転させることによって与えることができる。
手による操作においては、オペレータによって車輪に対
して回転速度が与えられると、車輪の回転速度が測定さ
れ、つりあい操作が実施できる充分な回転速度即ち50乃
至180rpmが車輪に対して与えられた時、指示器がオペレ
ータに対してこれを通知することが好ましい。一旦車輪
が適正な初速度に達すると、その御は回転可能な軸によ
り伝達される不つりあいの作用力が測定される期間にお
いて作用力信号が適切に安定(settle)するまで車輪は
空転し、且つ減速することができる。測定が行なわれた
後、2回目の指示が与えられ、車輪は手もしくはつりあ
い装置に取付けられたブレーキのいずれかによって停止
することができる。車輪の測定された不つりあいはいず
れも適切な指示機構において表示される。表示された情
報に基づいて、オペレータは車輪をその回転軸の周囲で
つりあわせるため適当な点において車輪に荷重を取付け
ることができる。
低速度運転による本発明は、除去できるモータ駆動部の
如き装置およびそれ等が保持する荷重が少ないため大幅
に小さくできあるいは簡単なものとする(downgraded)
ことができる装置の両方の観点から、コストが安くなり
かつ保守が少なくなるという利点を提供する。加えて、
本発明は危険性の著しい低減および安全装置の要件の減
少を提供する。車輪は90rpm、即ち毎秒1.5回転するに過
ぎない。このため危険はほとんどない。このように、フ
ードまたは安全連動装置は不必要となる。
その簡単さの故に手で付勢し空転する形態が好ましい
が、本発明のコスト、安全性およびサービス上の利点が
ほとんど維持しながら、小型モータを内蔵させることも
できることが判るであろう。同様に、やや複雑になる
が、空転運動モードの逓減する速度の代りに制御された
一定の低い速度を用いることもできる。
本発明が前述の諸目的およびそれ等に付随する諸利点を
達成する方法については、添付図面に示される本発明の
好ましい実施態様の以下の詳細な記述を照合すれば更に
よく理解されよう。
本願の第1図乃至第4図においては、これに示された車
輪つりあい装置は、本装置の全ての機械的および電気的
な構成要素に対する適切な構造的支持部を提供するフレ
ーム10を含んでいる。このフレーム10は、基本的には矩
形状の断面を有する長い管からなっている。管状のハウ
ジング12は、作用力を唯1つの方向に伝達することがで
きるようにフレーム10の頂壁面から吊下げられている。
ハウジング12に対するこの支持機構は、1つの水平方
向、即ち第2図における右側から左側へ左側から右への
自由な運動を許容するため充分に可撓性を有する1対の
金属片14を含んでいる。この金属片は、弾性圧縮または
伸長を生じことがなく、これにより垂直方向へのハウジ
ング12の運動を阻止するように充分な剛性を有する。加
えて、金属片14はボルト手段16によりフレーム10に対
し、またボルト18によりハウジング12に対し双方に堅固
に取付けられ、その結果これらの金属片は垂直方向に移
動できず、これによりフレームの長手方向即ち第3図お
よび第4図における右側から左側、左側から右側への運
動を阻止する。ハウジング12に対する別の支持部は、前
記金属片14と反対側の前記ハウジングの側に取付けられ
かつこのハウジングの必要な自由運動を許容する垂直方
向のロッド19により提供される。
軸20は、ベアリング22によりハウジング12内で回転する
ように適切に支持される。取付けフランジ24が前記軸20
の一端部に取付けられ、軸20上に取付けられる時つりあ
わされるべき車輪(仮想線により示される)が当接する
適切な支持面を提供する。円錐台形状のハブ機構26は、
第3図に示される如く所定位置につりあわされるべき車
輪を固定するため前記軸20上に螺合することができる。
このハブ26は前記軸に対する取付けを容易にするため1
つの以上のハンドル28を設けることができる。このハン
ドル28は、前記軸の軸心に対してつりあわさせられるこ
とにより不つりあいの測定に悪い影響を及ぼさないよう
に前記ハブの周囲に対照的に配置されることが望まし
い。
タイミング・ディスク30は前記軸20の他端部に取付けら
れている。このディスク30は、その周部に配置されてこ
のディスク30、従って軸20の回転速度と関連する電気的
なパルス信号を生じるように光電作用のエンコーダ32と
周知の方法により共働する多数のスロットを有する。
軸20においてその回転運動の間に測定される車輪におけ
る不つりあいにより生じる横方向の作用力は、前記フレ
ーム10の側壁面の1つを貫通して突出してハウジング12
と係合する圧電作用トランスジューサ34、36によって検
出される。ハウジング12の基部には、その側方から突出
してハウジングがトランスジューサ素子34、36のみと係
合しフレーム10の他の部分は接触しないことを保証する
ボス40が設けられている。これらのボスは、例えばボル
ト18によって形成することもできる。前記ハウジング
は、第2図において最もよく示されるように前記フレー
ム10に対して取付けられかつハウジング12と係合する1
対のピン42に装着されたばねによりトランスジューサと
係合するように力を受けている。
動的タイヤつりあい技術において周知の如く、車輪の不
つりあいによる回転軸の側方の運動を検出するためのト
ランスジューサは、その中心部を通る垂直方向の軸心の
周囲における前記時の移動状態を専ら測定するように、
軸の全長に沿う2つの隔てられた位置に配置されなけれ
ばならない。
本発明の別の特徴によれば、前記タイミング・エンコー
ダ32とトランスジューサ34、36の両者は、これもまた車
輪つりあい装置のための他の全ての電子構成要素を支持
しかつこれを適切に連結する1つの印刷回路板44上に載
置される。これらの電子構成要素は、前記トランスジュ
ーサの出力信号をつりあわされるべき車輪の内側と外側
のリムに関するそれ等の位置と関連する情報と関連付
け、かつ車輪の測定された不つりあいの指示を行なう適
切な従来周知の回路を含んでいる。この情報は、これも
また印刷回路板44上に取付けられた適切な表示素子46上
に指示することができる。トランスジューサ、タイミン
グ・エンコーダおよび他の全ての電子構成要素に対する
この種の支持構造は、構成および保守が容易な簡単な機
構を提供する。加えて、構成要素のいくつかがワイヤに
よって印刷回路板44に対して接続される別個の支持構造
上に取付けられるのではなく、全ての電気的な構成要素
が同じ板上に取付けられて相互に接続されることが好ま
しい。このようにすることによって、製造工程は更に簡
素化され、同時に所要の維持費を最小限度に抑えながら
測定装置の信頼性は向上する。印刷回路板44はフレーム
10上に載置することができ、あるいはつりあい装置に対
する外側のカバー48に対して取付けることもできる。こ
の組立体全体は、適切な基部50、例えば車輪つりあい装
置の軸および他の構造部を床、作業台等より適切な高さ
で上方に定置する台座型の基部の上に支持することがで
きる。
作用においては、つりあわされるべき車輪はフランジ24
上に載置され、これに対してハブ機構26により固定され
る。オペレータは測定される車輪の内側のリムからのト
ランスジューサの間隔ならびに車輪の内外側のリム間の
間隔およびその直径と関連する情報を入力する。典型的
には、この情報は標準的な車輪の大きさに基いて実験的
に求めることができ、このような情報を入力するための
機構例えばポテンショメータ52を標準的な車輪寸法に従
って調整することができる。一旦適切な情報が入力され
ると、車輪はオペレータの手で把持されて回転作用力を
与えることにより運動状態に置かれる。車輪自体を把持
する方法の代りとして、ハブ上のハンドル28の1つを把
持し、これを専ら車輪を回転させるためのクランクとし
て用いることができる。また、このような回転運動を手
で与えることを可能にするためハブまたは軸自体に取付
けた別個のハンドル59を提供することもできる。しか
し、不つりあいの読取りに悪影響を及ぼさないように前
記軸の回転軸心の周囲で前記ハンドルが対称的につりあ
わされることを保証するため注意をしなければならな
い。
本発明によれば、車輪が手で与えられた運動により回転
する速度は従来の形式の動的均衡装置において用いられ
た速度よりも実質的に小さくなる。この速度は毎分180
回転よりも低く、50乃至100rpmの範囲内にあることが最
も望ましい。この範囲内の回転速度は平均的な力のオペ
レータにより最小限度の努力により実用寸法の車輪に対
して容易に与えることができる。前述の如く、回転速度
がこのような特定の範囲内にある限り、車輪を所要の速
度に機械的に駆動することは本発明の範囲に含まれるも
のである。
車輪の不つりあいの測定において可能な限り高い精度を
得るため、電子測定回路が設計された最初の速度に車輪
を回転させることが望ましい。この設計パラメータは、
典型的に前記トランスジューサ素子から出力信号を受取
る測定回路における帯域フィルタの中心周波数によって
影響を受ける。車輪の回転速度が充分な値、即ちこの最
適レベルよりも僅かに高い値に達した時、これをオペレ
ータに対して指示を行なうことが望ましい。例えば、も
し測定回路が設定された最適速度が毎分90回転であるな
らば、回路板44における表示回路は車輪の速度がこの速
度よりも僅かに高い点に達する時指示を行なうことがで
きる。このような表示は、数値表示装置46を点滅させる
ことにより、あるいはこの機能に特定化された光および
(または)音響信号の如き別個の指示器を提供すること
によって行なうことができる。一旦適正な速度に達した
旨の指示を受取ると、オペレータは車輪に対する回転作
用力の付与を停止する。
一般に、オペレータが速度指示を受取って車輪に対する
これ以上の作用力の付加を停止する時までに、車輪の実
際の速度は測定速度を実質的に上回ることになる。しか
し、一旦オペレータが車輪の回転操作を停止すると、車
輪は空転を開始し徐々に速度を下げる。車輪を適当な期
間内に最適の測定速度まで低下させるように車輪の減速
率を増加させるため、軸20における抵抗を任意の適切な
方法で制御することが望ましい。車輪の速度が低下する
に従って最適の測定速度に達し、この時点において測定
回路が作動されてトランスジューサ34、36からの出力信
号を検出し、周知の方法で車輪の不つりあいの位置およ
び大きさを計算する。この計算された情報は数値表示装
置46上に表示することができる。
必要な指示を行なう回路は第5図にブロック図により示
されている。タイミング・エンコーダ32からのパルス状
の出力信号は速度検出回路54に対して送られる。この回
路は、車輪の回転速度が不つりあいの作用力の測定が可
能になるに充分な速度に達する時を検出する。この速度
は予め定めた測定速度、例えば90rpmと同じでよく、あ
るいは測定速度に達した時本装置が安定するため充分な
惰力回転時間(coasting time)を与えるため僅かに高
くてもよい。適正な初速度が検出される時、回路54は車
輪の回転運動を続けることがもはや不必要であることを
オペレータに対して指示するため表示回路46に対して与
えられる出力信号を生じる。
その後、作用力信号が充分に安定(settle)すると、前
記回路は第2の出力信号を生じる。この信号は、測定回
路56がトランスジューサ34、36から入力信号を、まとポ
テンショメータ52により入力された車輪の寸法情報を受
取ることを可能にし、また車輪の測定された不つりあい
を表示するため表示回路46に対して出力信号を与えるこ
とを可能にする。この測定回路56は、前記トランスジュ
ーサおよびエンコーダからの入力情報に基づいて釣合い
荷重を適正なつりあいになるように車輪に取付けられる
べき釣合い荷重の寸法および位置を計算するための適切
な従来周知の回路でよい。このタイプの回路の事例とし
ては、米国特許第3,732,737号および同第3,902,373号に
おいて開示されている。前記の不つりあい作用力の大き
さは車輪の回転速度の関数である。本発明の一実施態様
においては、このファクターは、正確に予め定めた速度
における作用力の測定を実施することによりある一定数
まで下げられ、即ち実際の測定速度は表示された測定速
度と等しい。別の実施態様においては、実際の測定速度
は表示された速度から±10%、または15%、更には20%
も変動し得るのである。この場合は測定された作用力を
補正することが望ましい。これは、下式で示される補正
係数を測定された作用力に単に乗算することにより行な
うことができる。即ち、 (表示された測定速度/実際の測定速度) 一般に、オペレータが車輪の回転を停止する時点と車輪
の速度が最適の測定値まで減少する時点との間にはある
時間的経過が存在する。この経過は、通常、オペレータ
が車輪等を回転する時オペレータの運動により生じるお
それのある測定課程におけるいかなる過渡的状態をもセ
トルアウト(settle out)するのに充分である。しか
し、初期の表示速度が測定速度と同じ場合には、オペレ
ータが正確に測定速度において、あるいは所要の測定速
度よりも僅かに大きな速度において車輪に対する運動の
付与を停止することも可能である。このような場合に
は、作用力の付与がもはや不要である旨の表示がオペレ
ータに対して与えられる時点と測定が行なわれる時点と
の間にある時間的遅延を与えて本装置の如何なる過渡的
状態も安定(settle)するに充分な時間を有するように
することが望ましい。第5図の回路図においては、遅延
回路58は充分な速度が得られたことを表示する表示回路
に対する信号に応答する。この遅延回路は、前記速度信
号を受取った後適当な安定化時間(settling time)に
おいてANDゲート60の1つの入力ターミナルに対して与
えられる信号を生じる。このANDゲート60の他方の入力
ターミナルは検出回路54からの使用可能信号を受取り、
入力信号を測定回路56に対して与える。このような構成
によれば、車輪の回転運動を停止する指示が生じた後少
なくとも予め定めた安定化時間が経過するまでは、使用
可能信号は前記測定回路に対して与えられない。
全ての過渡的状態を減衰させるに充分な1つの安定化時
間の長さは適切に実験的手法により決定することがで
き、例えば4秒程度である。最適の測定速度が90rpmで
ある事例においては、もしオペレータが車輪を例えば91
rpmの初期速度になるように回転させる場合、検出回路5
4は使用可能信号を与えて、この回路が車輪の速度が毎
分90回転まで減少したことを検出する時測定回路を作動
させる。しかし、もし車輪がこの速度まで減少するに要
する時間が予め定めた安定化時間の長さよりも短い場合
には、安定化時間が経過するまでは遅延回路58は測定回
路が作動することを許容しない。従って、実際の測定
は、車輪の運転が例えば87rpmの速度まで減速するまで
は行なわれない。しかし、このような速度は依然とし
て、正確な読取りを可能にするため最適の測定速度に充
分に近い。もし遠く離れていれば、測定された回転速度
は前述の如く、補正することもできる。
あるいはまた、本装置を安定させるに要する期間は測定
の課程における過渡的状態の実際の測定によって減少す
ることができる。この方法においては、不つりあい作用
力は軸の連続する回転運動に関して測定され、連続する
回転運動に関して測定された作用力の差が測定される。
この差が全体の10%より少なくなるまで、望ましくは5
%より少なくなるまで減少する時、使用可能信号が測定
回路を作動させて車輪の不つりあいを決定する目的のた
めの作用力を測定する。
必要に応じて、表示回路46はまた、車輪の不つりあいの
測定が完了した時に指示を与えることができる。この指
示が一旦与えられると、車輪の回転運動は、例えば車輪
を手で把持することにより、あるいは作用的に軸と係合
する適当な制御機構(図示せず)を作動させることによ
って停止させることができる。一旦車輪の回転運動が停
止させられると、オペレータは車輪をつりあい状態にさ
せるため適切な点において車輪に荷重を取付けるため表
示回路46における情報を使用することができる。
起り得る不正確な測定の使用を防止するため、本装置に
おいてかなりの量のノイズが検出される時に測定の表示
を禁止することが望ましい。このため、トランスジュー
サからの出力信号を受取るため適切なノイズ検出装置62
を接続することができる。このノイズ検出装置は、本装
置の作動周波数付近に中心を有するある制限された帯域
巾の外側の周波数を有する信号を検出する周波数応答回
路でよい。このようなノイズ信号が検出されると、ノイ
ズ検出装置62は、表示回路46における測定情報の表示を
禁止する出力信号を生じることができ、あるいは適切な
形態のエラー信号を生じることができる。このように、
例えば機械の振動によるノイズまたは例えば車輪の早過
ぎる制動操作による低い周波数のノイズが存在する時、
オペレータは釣合い荷重の不正確な配置を招くおそれが
ある測定情報を与えられることはない。
前述のことから、本発明は車輪の不つりあいを動的に測
定するための簡単かつ有効な方法および装置を提供する
ものであることが判るであろう。他のファクターの内、
この構造が簡単であることは、このような装置において
これまで必要であった速度よりも実質的に小さな最大運
転速度における車輪の回転運動を有効に用いることによ
って達成される。その結果、車輪を高速度まで加速する
ための大きな効果の駆動機構の必要がなくなった。更
に、本装置の比較的低い運転速度は、これまでオペレー
タが車輪の高速度の回転運動から確実に保護されるため
必要であった車輪被覆フードおよびスイッチの如き安全
装置の必要性を除くことによってその簡素化に寄与する
ものである。本発明の主動駆動原理に従って構成される
車輪つりあい装置の構造が簡単であるため、通常は専ら
容易に入手することができる安価な機械をもたらす結果
となり、また従って実施において車輪つりあい装置の連
続使用を必要とする専門的な施設における使用(このよ
うな施設においても使用が容易であるが)に限定される
ことはない。
コストの低減に加えて、機械が比較的簡単でありかつ寸
法が小さいことはその携帯性にも資するものである。更
に、手で付勢される装置の場合には、従来のつりあい装
置における電気エネルギの最も大きな消費装置即ち電動
機が除かれた。本発明のこのような車輪つりあい装置の
所要電力は、特に全ての電気的な構成要素が低電力定格
を有する電子素子でできるという事実の故に大幅に減少
される。その結果、本発明のつりあい装置は、現在使用
できる高電圧の交流の給電を必要とする代りに、6また
は12ボルトの蓄電池の如き携帯可能な電源により運転可
能となる。
本発明は、その精神即ち本質的な特性から逸脱すること
なく他の特定の態様において実施することができる。従
って、本願に開示した実施態様はあらゆる点において例
示のため考察されておりこれに限定されるべきものでは
ない。本発明の範囲は本願の記述よりはむしろ頭書の特
許請求の範囲に記載されており、かかる特許請求の範囲
内に該当する全ての変更およびこれと同等のものは特許
請求の範囲に包含される意図を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理により構成された手で運転される
車輪つりあい装置を示す斜視図、第2図は回転可能な
軸、その指示機構およびセンサ素子を示す断面図、第3
図は軸およびその支持機構を示す断面側面図、第4図は
軸およびその支持機構を示す断面平面図、および第5図
は車輪つりあい装置の電気回路部分を示すブロック図で
ある。 10……フレーム、12……ハウジング、14……金属片、16
……ボルト、18……ボルト、19……ロッド、20……軸、
22……ベアリング、24……フランジ、26……ハブ機構、
28……ハンドル、30……タイミング・ディスク、32……
タイミング・エンコーダ、34……圧電作用トランスジュ
ーサ、36……圧電作用トランスジューサ、40……ボス、
42……ピン、44……印刷回路板、46……表示素子、48…
…カバー、50……基部、52……ポテンショメータ、54…
…速度検出回路、56……測定回路、58……遅延回路、59
……ハンドル、60……ANDゲート、62……ノイズ検出装
置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪を回転可能な軸に取り付け、手動で18
    0rpm以下の回転数で回転させ、前記車輪が空転している
    間に該軸に伝達された偏心力を軸方向の間隔をおいた2
    点で測定し、該偏心力に基づいて不釣り合いの大きさと
    位置を決定し、この不釣り合いの大きさと位置を表示す
    ることを特徴とする車輪の不釣り合い決定方法。
  2. 【請求項2】車輪を回転可能な軸に取り付け、手動で50
    rpm以上180rpm以下の回転数で回転させ、前記車輪が空
    転している間に該軸に伝達された偏心力を軸方向の間隔
    をおいた2点で測定し、該偏心力に基づいて不釣り合い
    の大きさと位置を決定し、この不釣り合いの大きさと位
    置を表示することを特徴とする車輪の不釣り合い決定方
    法。
  3. 【請求項3】車輪を回転可能な軸に取り付け、手動で回
    転させ、回転が50rpm以上180rpm以下に減速して定常状
    態となったら、定常状態の終わりにおいて該軸に伝達さ
    れた偏心力を軸方向の間隔をおいた2点で測定し、該偏
    心力に基づいて不釣り合いの大きさと位置を決定し、こ
    の不釣り合いの大きさと位置を表示することを特徴とす
    る車輪の不釣り合い決定方法。
  4. 【請求項4】車輪を回転可能な軸に取り付け、手動で回
    転させ、所定の回転数に達したことが操作者に伝達され
    たら回転を中止し、車輪が空転状態で50rpm以上180rpm
    以下の回転数に減速させて定常状態とし、定常状態の終
    わりにおいて該軸に伝達された偏心力を軸方向の間隔を
    おいた2点で測定し、該偏心力に基づいて不釣り合いの
    大きさと位置を決定し、この不釣り合いの大きさと位置
    を表示することを特徴とする車輪の不釣り合い決定方
    法。
  5. 【請求項5】車輪を保持する回転駆動源を有しない回転
    軸と、軸の回転速度を測定する装置と、軸の回転数が18
    0rpm以下の所定の回転数に達したことを知らせる手段
    と、軸方向の間隔をおいた2点に設けられた偏心力を測
    定するトランスデユーサと、偏心力により不釣り合いの
    大きさと位置を決定する手段と、及び、不釣り合いの大
    きさと位置を表示する手段と、を有する車輪の不釣り合
    い決定機械。
JP58222286A 1982-11-29 1983-11-28 車輪の不つりあいを決定する方法及び機械 Expired - Lifetime JPH0665975B2 (ja)

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