JPH0666408U - 寝 台 - Google Patents
寝 台Info
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- JPH0666408U JPH0666408U JP1424793U JP1424793U JPH0666408U JP H0666408 U JPH0666408 U JP H0666408U JP 1424793 U JP1424793 U JP 1424793U JP 1424793 U JP1424793 U JP 1424793U JP H0666408 U JPH0666408 U JP H0666408U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】寝たきり老人又は病人等の床ずれ防止に効果が
あり、且つ介護人の労力を軽減できる寝台を提供する。 【構成】枠体の内側に複数の棒状体を備え、前記棒状体
が回動自在に前記枠体に枢支されている寝台において、
駆動源を備え、前記駆動源からの駆動トルクを無端ベル
トを介して前記棒状体に伝達し、前記棒状体を自動的に
回転させる自動回転手段を備え、さらに、前記棒状体の
心棒を回動自在に保持する支え板を備えた寝台。
あり、且つ介護人の労力を軽減できる寝台を提供する。 【構成】枠体の内側に複数の棒状体を備え、前記棒状体
が回動自在に前記枠体に枢支されている寝台において、
駆動源を備え、前記駆動源からの駆動トルクを無端ベル
トを介して前記棒状体に伝達し、前記棒状体を自動的に
回転させる自動回転手段を備え、さらに、前記棒状体の
心棒を回動自在に保持する支え板を備えた寝台。
Description
【0001】
本考案は、寝たきり老人又は病人の床ずれ防止の健康器具として好適な寝台に 関するものである。
【0002】
従来、寝たきり老人又は病人の寝台においても、通常の布団やベッドが用いら れている。このような通常の寝台は腰痛を起こし、さらに床ずれを発生させ、長 期間床に臥す寝たきり老人又は病人にとって非常な苦痛となっている。
【0003】 本出願人は、これらの問題の解決手段として、実願平3−55240に記載の 寝台を提示した。即ち、寝台基体に多数の棒状体を回動可能に並接した寝台であ り、このような寝台を用いれば、回動可能な棒状体の存在によって、背中にいわ ゆる指圧作用を発揮し、身体荷重を均等に受けとめることができる。このため、 身体の一部分に常に体重が掛かることを防止でき、皮膚に常に空気が当たるため 床ずれ等の発生を抑制することが可能となる。
【0004】
しかし、床ずれ防止のためにはベッドに当たる病人の体の位置を僅かずつ動か すことが必要であり、ベッドと接触する体の部位を変えるために介護人が常に付 き添っていなければならなかった。
【0005】 また、従来の寝台は、枠体が折り曲がらないため、自分の力で起き上がること のできない人を起こすことは容易でなく、又、上半身の部分が起き上がり可能な ベッドと共に組み合わせて用いることにも適していなかった。
【0006】 したがって、本考案の目的は、本出願人の提示した寝台の機能をさらに向上さ せ、寝台上の病人等のベッドと接触する体の部位を自動的に変えることができ、 さらに、枠体が折り曲げ可能な寝台を提供することにある。
【0007】
枠体の内側に複数の棒状体が配設され、前記棒状体が回動自在に前記枠体に枢 支されている寝台において、枠体の一端又は略中央部に固着され、且つ、並設さ れた棒状体を回動させるための駆動源と、前記駆動源の駆動力を無端ベルトを介 し、少なくとも人が仰臥する略中央部の前記棒状体を自動的に回動させる自動回 動手段と、両端が前記枠体に固着され、且つ前記棒状体の一端又は略中央部の心 棒を回動自在に保持する支え板とを備えることを特徴とする寝台を提供する。
【0008】 また、前記自動回動手段が、前記無端ベルトに駆動される複数の滑車と、両端 が前記枠体に固着され、前記滑車を回動自在に保持する保持部材とを有し、前記 無端ベルトが、前記棒状体の一端又は略中央部の心棒の外周と前記滑車の外周と の間に圧接されていることを特徴とする寝台を提供する。
【0009】 そして、前記自動回動手段が、前記無端ベルトの外周に当接させた複数の小滑 車と、枠体に載置され、前記小滑車を回動自在に保持する複数の保持部材とを有 し、前記無端ベルトが、前記棒状体の一端の心棒を駆動することを特徴とする寝 台を提供する。
【0010】 さらに、前記自動回動手段が、前記無端ベルトに駆動される複数の滑車と、両 端が前記枠体に固着され、前記滑車を回動自在に保持する保持部材とを有し、前 記棒状体の一端又は略中央部の心棒の下端が、すくなくとも二つの前記滑車によ って保持され、前記無端ベルトは前記心棒の外周と前記滑車の外周との間に圧接 されていることを特徴とする寝台を提供する。
【0011】 さらにまた、前記自動回動手段が、前記無端ベルトに駆動される複数の滑車と 、両端が前記枠体に固着され、前記滑車を回動自在に保持する保持部材とを有し 、前記無端ベルトが、前記棒状体の外周と前記滑車の外周との間に圧接されてい ることを特徴とする寝台を提供する。
【0012】 そしてまた、長手方向においてすくなくとも二つに分離される前記棒状体の互 いの一端の心棒がユニバーサルジョイントによって結合され、且つ、両端が前記 枠体に固着された支え板によって前記心棒は回動自在に保持され、さらに、分離 されている前記棒状体が折り曲げられる所定の位置において前記枠体が曲折可能 に結合されていることを特徴とする寝台を提供する。
【0013】 そして、前記保持部材が、前記枠体に両端が固着された固定保持部材と前記滑 車を回動自在に保持する滑車保持部材とから成り、前記滑車保持部材の下端が、 前記固定保持部材に設けられた溝に取り外し可能に嵌合されていることを特徴と する寝台を提供する。
【0014】 前記保持部材が、前記枠体に両端が固着された固定保持部材と前記滑車を回動 自在に保持する滑車保持部材とから成り、前記滑車保持部材のすくなくとも両端 には突起部材が備えられ、前記突起部材が前記固定保持部材に設けられた切欠き 溝の中に保持されることを特徴とする寝台を提供する。
【0015】 前記保持部材が、前記枠体に両端が固着された固定保持部材と前記滑車を回動 自在に保持する滑車保持部材とから成り、前記滑車保持部材の一側は蝶番を用い て二つの板部材が結合され、且つ前記板部材は直立保持部材によって保持されて いることを特徴とする寝台を提供する。
【0016】
本考案の寝台においては、並設された棒状体が無端ベルトを介して駆動源によ って回動される。また、棒状体の心棒は支え板によって保持されているので、棒 状体は回動自在である。したがって、棒状体の上に寝ている病人等は、棒状体の 回転によって移動され、棒状体に当たる体の位置を自動的に僅かずつ動かすこと ができる。(請求項1)
【0017】 図3及び図4に示すように、自動回転手段は、駆動力伝達部材を介して、駆動 源例えば電動機の駆動トルクを棒状体の心棒に伝達する作用を成す。棒状体の長 手方向の略中央部には、棒状体の曲がりを抑さえ且つ心棒を回動自在に保持する 支え板が備えられており、支え板と接触する心棒の外周に例えばボールベアリン グ等の軸受が設けられているため、心棒は円滑に回動可能である。したがって、 心棒と滑車の間に圧接されているベルトの摩擦力によって棒状体は容易に回動さ れる。(請求項2)
【0018】 また、図5及び図6の第2の実施例に示すように、直接に棒状体の心棒をベル トに内設することによって、滑車が不要になり寝台の高さ方向の寸法を小さくす ることができる。この場合には、ベルトの外側にある回転自在な小型の滑車をベ ルトに向けて押圧することによって、棒状体を回転させるために必要とする摩擦 力を確保している。(請求項3)
【0019】 そして、図7及び図8の第3の実施例においては、心棒をすくなくとも二つの 滑車で保持しているため、心棒とベルトの接触面積を大きく取ることができ、さ らに大きな摩擦力を得ることが可能になる。又、自動回転手段を棒状体の長手方 向の略中央部に設けた場合には、滑車による保持部材のみで心棒を支えることが でき支え板が不用になるという効果を有する。(請求項4)
【0020】 棒状体の表面の摩擦力が大きい時には、図9及び図10に示す第4の実施例の ように、棒状体のそれぞれの間の下方に滑車を設けることによって棒状体を直接 回転させることが可能になる。棒状体は滑車によって保持されているので支え板 は不用になり、また、滑車とベルトとの接触面積が大きいため強い回転力によっ て棒状体は回動される。(請求項5)
【0021】 さらにまた、棒状体を長手方向においてすくなくとも二つに分離し、棒状体の 互いの心棒はユニバーサルジョイント例えば鎖で結合され、且つ、鎖で結合され ている所定の位置において枠体はボルト又は蝶番によって結合されているので、 棒状体及び枠体は共に、折り曲げることができる。このため、自力で起き上がる ことのできない人を寝台に寄りかかせながら起こすことができるようになる。( 請求項6)
【0022】 そしてさらに、滑車を回動自在に保持している滑車保持部材が、固定保持部材 の溝に差し込み方式で結合され、又は固定保持部材の切欠き溝に突起部材を掛け るように結合され、又は蝶番によって開くように結合されているので、ベルトを 簡単に外すことができ、ベルトの交換作業を容易に行うことができる。(請求項 7、8、9)
【0023】
本考案の実施例を図1〜図12に基づいて詳細する。図1は本考案の実施例を 示す斜視図である。同図において、寝台の枠体1は一対の縦部材11と一対の横 部材12から成り、通常のベッドや布団とほぼ同じ大きさで、その材質は、例え ば、木材、プラスチック、ゴム又は金属等が挙げられる。
【0024】 枠体1の内側には、複数の棒状体2が縦部材11に沿って並設されている。棒 状体2の材質は、例えば、弾力性のあるウレタン又は軟質のゴム又はプラスチッ ク等が挙げられ、その他内部がゼリー状の液体又は水又は空気等である風船方式 でもよい。棒状体2の断面は、円形又は六角形・八角形等の多角形で、表面が固 い時にはウレタン等の柔らかい材質の物を巻くことが好ましく、又、凹凸や縄目 紋様等が付いていてもよい。並設された棒状体2の材質は同一であっても異なっ てもよく、硬質のものと軟質のものを組み合わせて交互に配設してもよい。棒状 体2の形状は、例えばソロバン玉の様な物を連続させてもよい。
【0025】 図1において、棒状体2の両端に設けられた心棒21は横部材12に枢支され 、棒状体2は回動自在に保持されている。横部材12には蓋13が設けられてお り、蓋13を開けることによって棒状体2を取り外すことが可能で、棒状体2の 清掃を容易に行うことができる。棒状体2のほぼ中央にも蓋14が設けられてお り、蓋14の下部には、自動回転手段が備えられている。又、蓋13の下部に自 動回動手段を備えても良い。
【0026】 図3は、棒状体2を駆動源6(例えば電動機)によって自動的に回転させるた めの第1実施例の自動回転手段を示す要部縦断面図であり、図4は、図3のA− A線における要部断面図である。
【0027】 図3及び図4において、荷重による棒状体2の曲がりを防止する支え板3には 所定の間隔でV型の切欠きが設けられ、棒状体2の心棒22の外周には例えばボ ールベアリングなどの軸受23が備えられ、心棒22は軸受23を介してV型の 切欠きに置かれ回動自在に保持されている。支え板3の両端は、枠体1の縦部材 11に固着されており、支え板3のV型の切欠きに対応する位置には滑車4が保 持部材47によって回動自在に保持され、保持部材47の両端は枠体1の縦部材 11に固着されている。心棒22の外周と滑車4の外周との間には帯状のベルト 5が圧接され、縦部材11内に備えられた電動機6の回転に応じて歯車のかみ合 いでベルト5が回り、ベルト5の摩擦力によって心棒22及び棒状体2は回転す る。
【0028】 摩擦力が小さい時は、ベルト5の断面形状を角形、菱形、又は丸形にしてもよ い。さらに、ベルト5をチェーン又は鎖に替え、ベルト5と圧接していた相手部 材である心棒22と滑車4に歯を設けることで、棒状体2を回転させることもで きる。
【0029】 以上の構成から成る本考案の寝台においては、電動機6によって棒状体2が回 転するため、棒状体2の上の寝たきり老人等は、介護人の力を借りずに棒状体2 の上を移動できる。したがって、例えば30分ぐらいの間に例えば5〜10cm ほどの距離を右又は左に移動し、その後30分ぐらいで元の位置に戻るように電 動機6の回転を設定することによって、身体の一部分に常に体重がかかることを 防止でき、皮膚に常時空気が当たるため床ずれの発生を抑制することが可能とな る。
【0030】 尚、図3では、自動回転手段によって棒状体2の略中央部の心棒22を回転さ せているが、棒状体2の一端の心棒21を回転させる同様な構成にしても、同じ 作用効果が得られる。
【0031】 図5は、棒状体2を回転させる第2の実施例を示す図である。図6に図5のB −B線断面図を示す。第1実施例と同一構成要素には以下同一番号を付し他の実 施例においても同様である。自動回転手段は、枠体1の横部材12内に備えられ 以下のように構成されている。横部材12に枢支されている少し太めの心棒21 には、例えばV型の溝が形成されその溝にベルト5がかけられている。ベルト5 は、例えば角形の断面で一つの輪を成し、小滑車43によってベルト5の内周に 向けて押圧されている。小滑車43は蓋13又は横部材12に載置されている小 滑車保持部材44によって回動自在に保持されている。枠体1の隅に備えられた 電動機6の回転に応じてベルト5が回り、摩擦力によって心棒21及び棒状体2 が回転する。荷重による棒状体2の曲がりの防止のために、棒状体2の略中央部 の心棒22に設けられた軸受23を支え板3で保持することが好ましい。
【0032】 上記の構成から成る第2の実施例においては、棒状体2の下に滑車を備えるこ とが不要となるため、寝台の外形寸法の高さを低く抑えることが可能となる。ま た、棒状体2を取り外す場合には、蓋13を開くとベルト5の張力が弱くなるた めベルト5を外すことができ、棒状体2は容易に取り外し可能である。
【0033】 小滑車43及び小滑車保持部材44は上記において蓋13及び横部材12に取 り付けられてあるが、下側の横部材12のみに取り付けることもできる。この場 合は、棒状体2の心棒21がベルト5に内装されるとベルト5は強く張られた状 態となる。また一方、自動回転手段を一対の横部材12にそれぞれ配設すること によって、棒状体2の回転をさらに確実なものにすることもできる。
【0034】 図7は、棒状体2を回転させる第3の実施例を示す図であり、図8は、図7の C−C線断面図である。本実施例及び次の第4の実施例においては支え板3を用 いることなく、滑車4とその保持部材47のみで棒状体2を支え且つ回動させて いる。図8に示すように、一つの心棒22を二つの滑車4で支えて安定性を増す と共に、心棒22とベルト5の接触面積を大きくして摩擦力を増加させ駆動力の 効率向上を図っている。
【0035】 図9は、棒状体2を回転させる第4の実施例を示す図であり、図10は図9の D−D線断面図である。棒状体2の表面の摩擦力が大きい時は、図9及び図10 に示すように、ベルト5で直接棒状体2を回転させることができる。この場合に も、荷重による棒状体2の曲がりを滑車4及び保持部材47のみで支えることが でき、略中央部の蓋14及び心棒22を設けることが不要となりコスト低減に役 立つ。
【0036】 上記第1から第4実施例においては、ベルトの替わりにチェーンを用い、ベル トと接していた部材に歯を設けることで、回転伝動部材としてチェーンを利用す ることも可能である。また、ベルトの断面形状を角形、菱形、又は丸形にし、且 つ滑車の外周の溝の形状をベルトの形状に対応させ、摩擦力を増加させるように してもよい。
【0037】 図2は、折り曲げ可能な寝台の斜視図である。枠体1は、長手方向のほぼ中央 部において、縦部材15の一端の溝に縦部材16の一端が嵌合し、ボルトが縦部 材15、16の結合部を貫通し、折り曲げ可能に縦部材11は嵌合している。一 対の縦部材11は同一な構成となっている。
【0038】 図11には、折り曲げ可能な寝台における曲折部の要部縦断面が示されている 。同図に示すように、自動回転手段は第1の実施例の図3と同一であるが、棒状 体2は曲折部で分割されている。棒状体2のそれぞれの心棒22、22は一部切 欠きの有る鎖7によって結合されているため、容易に折り曲げできると共に、棒 状体2は分離もできる。心棒22は、それぞれの支え板3によって保持され、一 方の支え板3の両端は、一対の縦部材15に各々固着され、同様に、他方の支え 板3、3の両端は一対の縦部材16に各々固着されている。したがって、曲折部 において縦部材15、16、支え板3、3及び棒状体2、2はそれぞれ折り曲げ 可能に結合状態が保たれている。
【0039】 上記の構成から成る折り曲げ可能で且つ自動回転手段を備えている寝台におい ては、電動機6による回転は心棒22から鎖7を介して他方の心棒22に伝わり 、分割されている棒状体2は共に回転する。鎖7によって二つの棒状体2、2は 結合されているので、互いの棒状体2、2の回転は同一とはならず一方の棒状体 2の回転が遅れる。しかしながら、棒状体2の上の人の移動距離は例えば5〜1 0cmと元々少ないため、棒状体2が同一に回転しなくても実用上問題は生じな い。また、例えば、荷重の大きい上半身側を自動回転手段で動かし、下半身側を 鎖7を介した回転によって動かせば、上半身側の移動を大きく取れる。このため 、身体の一部分に体重が集中してかかることは避けられ、皮膚に常時空気が当た るため床ずれの防止効果は大いに発揮される。又、鎖7を結ばずに使用しても良 い。
【0040】 第2〜第4の実施例に示されている自動回転手段を備える寝台においても、曲 折部における枠体1を縦部材15、16のように嵌合し、棒状体2の互いの心棒 22を鎖7で結合し、さらに支え板3を備えることによって、自動回転手段を備 え且つ折り曲げ可能な寝台の構成にすることができる。第1〜第4の実施例にお いては、折り曲げ個所は一個所であるが、二個所、三個所としてもよい。又、枠 体を水平に保持するため、縦部材15、16に水平保持の補強部材を備えてもよ い。
【0041】 図12は枠体1の横部材12に平行に棒状体2を配設した寝台の斜視図である 。自動回転手段は、縦部材11に平行に設けられ内部構成は第1〜第4の実施例 に示したものを用いることができる。図12のような棒状体の配列においては、 折り曲げられる縦部材11に沿って自動回転手段のベルト5が横架されるため、 寝台を折り曲げるにはベルト5の張力をゆるめてから折り曲げ動作に移る必要が 有る。
【0042】 ベルト5を滑車4から簡単に取り外すことができる手段を以下に示す。図3及 び図4において、滑車4を保持している保持部材47は、固定保持部材41と滑 車保持部材42から構成される。固定保持部材41の両端は枠体1の縦部材11 に固着され、コの字形状の開口端には溝が設けられ、その溝に滑車4を回動自在 に保持する滑車保持部材42の下端が嵌合されている。このため、滑車保持部材 42の下端を溝から引き抜けば、保持部材47は滑車部分と固定部分に分離され るので、ベルト5を滑車4から取り外すことができるようになる。図9及び図1 0に示す保持部材47も上記とほぼ同じ構成である。
【0043】 また、ベルト5を取り外すことができる手段を図13に示す。同図(A)に示 すように、滑車4は滑車保持部材42に回動自在に保持され、滑車保持部材42 のすくなくとも両端には、滑車保持部材42を貫通する突起部材49が備えられ ている。同図(B)、(C)に示すように、固定保持部材41には切り欠き溝が 設けられ、その切欠き溝に突起部材49を係止させることによって滑車保持部材 42は保持される。突起部材49をネジ又はフック等で固定することによって、 滑車保持部材42は固定保持部材41に固定される。
【0044】 ベルト5を取り外すその他の手段を、図7及び図8に示す。滑車4の一側にあ る滑車保持部材42は、蝶番48を用いて二つの部材が結合されている。通常の 作動状態では、溝付きの直立保持部材46を滑車保持部材42に差し込み、滑車 保持部材42が直立保持部材46で両側から支えられているので、滑車4は回動 自在に保持されている。ベルト5を取り外す時は、直立保持部材46を取り除き 、蝶番48を用いて結合されている部材の下側の部材を開くことによって、ベル ト5を滑車4から取り外すことができるようになる。また、図14に示すように 、直立保持部材46を滑車保持部材42の面の係止具51に差し込み、滑車保持 部材42を保持してもよい。
【0045】 その他、前記実施例において、駆動源として電動機6を用いていたが、バネの 巻き戻る反発力を用いて棒状体を駆動することもできる。また、蓋14には蓋の 支え17が設けられているので、蓋14がたわむことはない。図13(C)の一 点鎖線で示すように、蓋の支え17を滑車保持部材42の上に固着し、滑車保持 部材42の揺れ防止を行ってもよい。さらに、電動機6の歯車のかみ合わせを外 すことによって、又はベルト5をプーリから外すことによって電動機6による駆 動力の伝達経路は遮断され、手動で棒状体2を軽く回転させることができるよう になる。したがって、身動き出来ぬ人を、棒状体の上で滑らせながら、一人の介 護者の力で寝台から車椅子に移動させることが可能となる。また、固定保持部材 41は、滑車4の両側を保持しているが、滑車4の片側のみを保持することによ って、ベルト5を取り外せるようにすることもできる。
【0046】
以上説明したように、本考案の寝台は、回動可能な棒状体によって身体に適度 な指圧効果が発揮され、血行が良くなり、皮膚に常に空気が当たるため床ずれの 発生を抑制することができる。さらに、棒状体を自動的に回動できる自動回転手 段が備えられているため、棒状体の上に寝ている病人等の寝台と接触する体の位 置を介護人の力を借りずに変えることができ、介護人の労力を軽減することが可 能となる。
【0047】 また、棒状体は長手方向において分離され、棒状体の互いの心棒が鎖等で結合 されているため、結合位置において棒状体及び枠体共に折り曲げることができる 。したがって、自力で起き上がることのできない病人等を寝台に寄りかかせなが ら起こすことができ、病人の苦痛を軽減できる。さらに、他の折り曲げ可能なベ ッドと本考案の寝台を組み合わせて用いることも可能となる。
【0048】 そして、棒状体及びベルトが簡単に取り外せるので、棒状体の清掃をたやすく 行うことができ、さらに、ベルトの交換作業を容易に成すことができるという特 大の効果を本考案の寝台は有する。
【図1】本考案の寝台の斜視図。
【図2】本考案の折り曲げ可能な寝台の斜視図。
【図3】自動回転手段の要部縦断面図。
【図4】図3のA−A線における要部断面図。
【図5】自動回転手段の第2の実施例を示す要部縦断面
図。
図。
【図6】図5のB−B線における要部断面図。
【図7】自動回転手段の第3の実施例を示す要部縦断面
図。
図。
【図8】図7のC−C線における要部断面図。
【図9】自動回転手段の第4の実施例を示す要部縦断面
図。
図。
【図10】図9のD−D線における要部断面図。
【図11】折り曲げ可能な寝台における棒状体の結合状
態を示す要部縦断面図。
態を示す要部縦断面図。
【図12】並設された棒状体の配列方向を変えた寝台の
斜視図。
斜視図。
【図13】(A)は、取り外し可能な滑車保持部材を示
す正面図。(B)は、(A)の滑車保持部材と固定保持
部材の結合状態を示す上面図。(C)は、(B)の正面
図。
す正面図。(B)は、(A)の滑車保持部材と固定保持
部材の結合状態を示す上面図。(C)は、(B)の正面
図。
【図14】蝶番によって結合されている部材の保持手段
を示す正面図。
を示す正面図。
1 枠体 2 棒状体 3 支え板 4 滑車 5 無端ベルト(ベルト) 6 駆動源(電動機) 7 ユニバーサルジョイント(鎖) 11、15、16 縦部材 12 横部材 13、14 蓋 17 蓋の支え 21、22 心棒 23 軸受 41 固定保持部材 42 滑車保持部材 43 小滑車 44 小滑車保持部材 46 直立保持部材 47 保持部材 48 蝶番
Claims (9)
- 【請求項1】枠体(1)の内側に複数の棒状体(2)が
配設され、前記棒状体(2)が回動自在に前記枠体
(1)に枢支されている寝台において、 枠体(1)の一端又は略中央部に固着され、且つ、並設
された棒状体(2)を回動させるための駆動源(6)
と、 前記駆動源(6)の駆動力を無端ベルト(5)を介し、
少なくとも人が仰臥する略中央部の前記棒状体(2)を
自動的に回動させる自動回動手段と、 両端が前記枠体(1)に固着され、且つ前記棒状体
(2)の一端又は略中央部の心棒(21、22)を回動
自在に保持する支え板(3)とを備えることを特徴とす
る寝台。 - 【請求項2】前記自動回動手段が、 前記無端ベルト(5)に駆動される複数の滑車(4)
と、 両端が前記枠体(1)に固着され、前記滑車(4)を回
動自在に保持する保持部材(47)とを有し、 前記無端ベルト(5)が、前記棒状体(2)の一端又は
略中央部の心棒(21、22)の外周と前記滑車(4)
の外周との間に圧接されていることを特徴とする請求項
1に記載の寝台。 - 【請求項3】前記自動回動手段が、 前記無端ベルト(5)の外周に当接させた複数の小滑車
(43)と、 枠体(1)に載置され、前記小滑車(43)を回動自在
に保持する複数の保持部材(44)とを有し、 前記無端ベルト(5)が、前記棒状体(2)の一端の心
棒(21)を駆動することを特徴とする請求項1に記載
の寝台。 - 【請求項4】前記自動回動手段が、 前記無端ベルト(5)に駆動される複数の滑車(4)
と、 両端が前記枠体(1)に固着され、前記滑車(4)を回
動自在に保持する保持部材(47)とを有し、 前記棒状体(2)の一端又は略中央部の心棒(21、2
2)の下端が、すくなくとも二つの前記滑車(4)によ
って保持され、前記無端ベルト(5)は前記心棒(2
1、22)の外周と前記滑車(4)の外周との間に圧接
されていることを特徴とする請求項1に記載の寝台。 - 【請求項5】前記自動回動手段が、 前記無端ベルト(5)に駆動される複数の滑車(4)
と、 両端が前記枠体(1)に固着され、前記滑車(4)を回
動自在に保持する保持部材(47)とを有し、 前記無端ベルト(5)が、前記棒状体(2)の外周と前
記滑車(4)の外周との間に圧接されていることを特徴
とする請求項1に記載の寝台。 - 【請求項6】長手方向においてすくなくとも二つに分離
される前記棒状体(2)の互いの一端の心棒(22)が
ユニバーサルジョイント(7)によって結合され、且
つ、両端が前記枠体(1)に固着された支え板(3)に
よって前記心棒(22)は回動自在に保持され、さら
に、分離されている前記棒状体(2)が折り曲げられる
所定の位置において前記枠体(1)が曲折可能に結合さ
れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に
記載の寝台。 - 【請求項7】前記保持部材(47)が、前記枠体(1)
に両端が固着された固定保持部材(41)と前記滑車
(4)を回動自在に保持する滑車保持部材(42)とか
ら成り、前記滑車保持部材(42)の下端が、前記固定
保持部材(41)に設けられた溝に取り外し可能に嵌合
されていることを特徴とする請求項2又は4〜6のいず
れか一に記載の寝台。 - 【請求項8】前記保持部材(47)が、前記枠体(1)
に両端が固着された固定保持部材(41)と前記滑車
(4)を回動自在に保持する滑車保持部材(42)とか
ら成り、前記滑車保持部材(42)のすくなくとも両端
には突起部材(49)が備えられ、前記突起部材(4
9)が前記固定保持部材(41)に設けられた切欠き溝
の中に保持されることを特徴とする請求項2又は4〜6
のいずれか一に記載の寝台。 - 【請求項9】前記保持部材(47)が、前記枠体(1)
に両端が固着された固定保持部材(41)と前記滑車
(4)を回動自在に保持する滑車保持部材(42)とか
ら成り、前記滑車保持部材(42)の一側は蝶番を用い
て二つの板部材が結合され、且つ前記板部材は直立保持
部材(46)によって保持されていることを特徴とする
請求項2又は4〜6のいずれか一に記載の寝台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1424793U JPH0666408U (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 寝 台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1424793U JPH0666408U (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 寝 台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666408U true JPH0666408U (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=11855764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1424793U Withdrawn JPH0666408U (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 寝 台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666408U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020138087A (ja) * | 2016-07-04 | 2020-09-03 | 株式会社トラストコーポレーション | ベッド及びパッド |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP1424793U patent/JPH0666408U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020138087A (ja) * | 2016-07-04 | 2020-09-03 | 株式会社トラストコーポレーション | ベッド及びパッド |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980305 |