JPH0666568A - 角速度検出装置、方位検出装置および位置検出装置 - Google Patents
角速度検出装置、方位検出装置および位置検出装置Info
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- JPH0666568A JPH0666568A JP4220406A JP22040692A JPH0666568A JP H0666568 A JPH0666568 A JP H0666568A JP 4220406 A JP4220406 A JP 4220406A JP 22040692 A JP22040692 A JP 22040692A JP H0666568 A JPH0666568 A JP H0666568A
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Landscapes
- Navigation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ジャイロ21の機械的構成部21Mは断熱容器
40内に収容されている。この断熱容器40内には、機
械的構成部21Mを加熱するためのヒータ41と、機械
的構成部21Mの近傍の温度を検出する温度センサ42
が収容されている。温度センサ42の出力はコントロー
ラ45に与えられている。このコントローラ45は、ヒ
ータ駆動回路43を介してヒータ41への通電を制御す
る。ヒータ41への通電は、主として、停止検出部44
によりジャイロ21を組み込んだナビゲーションシステ
ムを搭載した車両が停止中であることが検知された期間
に行われる。 【効果】ジャイロ21の機械的構成部21Mの周囲温度
の変動を抑制できるから、ジャイロ21のオフセットの
変動を抑制できる。
40内に収容されている。この断熱容器40内には、機
械的構成部21Mを加熱するためのヒータ41と、機械
的構成部21Mの近傍の温度を検出する温度センサ42
が収容されている。温度センサ42の出力はコントロー
ラ45に与えられている。このコントローラ45は、ヒ
ータ駆動回路43を介してヒータ41への通電を制御す
る。ヒータ41への通電は、主として、停止検出部44
によりジャイロ21を組み込んだナビゲーションシステ
ムを搭載した車両が停止中であることが検知された期間
に行われる。 【効果】ジャイロ21の機械的構成部21Mの周囲温度
の変動を抑制できるから、ジャイロ21のオフセットの
変動を抑制できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば車載用ナビゲ
ーションシステムなどで用いられ、振動ジャイロやガス
レートジャイロその他のジャイロを用いた角速度検出装
置、方位検出装置および位置検出装置に関するものであ
る。
ーションシステムなどで用いられ、振動ジャイロやガス
レートジャイロその他のジャイロを用いた角速度検出装
置、方位検出装置および位置検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、不案内な土地における車両で
の走行を支援するために、走行中の地域の道路地図上に
車両の現在位置を重ねて表示するようにしたナビゲーシ
ョンシステムが車両に搭載されて用いられている。ナビ
ゲーションシステムでは、車両の走行距離と進行方位と
が求められ、これらに基づいて車両の現在位置座標(P
x,Py)が求められる。
の走行を支援するために、走行中の地域の道路地図上に
車両の現在位置を重ねて表示するようにしたナビゲーシ
ョンシステムが車両に搭載されて用いられている。ナビ
ゲーションシステムでは、車両の走行距離と進行方位と
が求められ、これらに基づいて車両の現在位置座標(P
x,Py)が求められる。
【0003】車両の進行方位は、車両の旋回角を累積す
ることにより求められる。すなわち、所定のサンプリン
グ周期毎の車両の旋回角Δθを1回前のサンプリング時
点で求められた方位θ0 に加算することにより、車両の
進行方位θ(=θ0 +Δθ)が得られる。たとえば、車
両が或る期間に距離ΔLだけ走行したとする。このと
き、車両の移動量の東西方向成分Δxは下記第(1) 式で
与えられ、南北方向成分Δyは下記第(2) 式で与えられ
る。
ることにより求められる。すなわち、所定のサンプリン
グ周期毎の車両の旋回角Δθを1回前のサンプリング時
点で求められた方位θ0 に加算することにより、車両の
進行方位θ(=θ0 +Δθ)が得られる。たとえば、車
両が或る期間に距離ΔLだけ走行したとする。このと
き、車両の移動量の東西方向成分Δxは下記第(1) 式で
与えられ、南北方向成分Δyは下記第(2) 式で与えられ
る。
【0004】
【数1】 Δx=ΔL× cosθ ・・・・ (1) Δy=ΔL× sinθ ・・・・ (2) したがって、直前に求めた車両の位置座標(Px′,P
y′)に東西方向成分Δxおよび南北方向成分Δyを加
算することにより、車両の現在位置座標(Px,Py)
が得られる。すなわち、位置座標の東西方向成分Pxお
よび南北方向成分Pyはそれぞれ下記第(3) 式および第
(4) 式により得られる。
y′)に東西方向成分Δxおよび南北方向成分Δyを加
算することにより、車両の現在位置座標(Px,Py)
が得られる。すなわち、位置座標の東西方向成分Pxお
よび南北方向成分Pyはそれぞれ下記第(3) 式および第
(4) 式により得られる。
【0005】
【数2】 Px=Px′+Δx=Px′+ΔL・ cosθ ・・・・ (3) Py=Py′+Δy=Py′+ΔL・ sinθ ・・・・ (4) このようにして従前の位置座標に基づいて現在位置を推
定していく技術は、推測航法と呼ばれる。
定していく技術は、推測航法と呼ばれる。
【0006】車両の旋回角は、一般に、車両の旋回角速
度をジャイロにより検出し、このジャイロ出力を積算す
ることによって得られる。ジャイロには、振動ジャイ
ロ、光ファイバジャイロおよびガスレートジャイロなど
の各種のものがある。ジャイロからは旋回角速度に対応
した信号が出力されるが、いずれの種類のジャイロの出
力にも、旋回角速度に無関係なオフセット成分が含まれ
ている。すなわち、旋回角速度が零のときでも、いくら
かの信号が出力される。したがって、予めオフセットを
求めておき、ジャイロ出力からオフセット成分を差し引
くことにより、はじめて正確な旋回角速度の検出が可能
となる。
度をジャイロにより検出し、このジャイロ出力を積算す
ることによって得られる。ジャイロには、振動ジャイ
ロ、光ファイバジャイロおよびガスレートジャイロなど
の各種のものがある。ジャイロからは旋回角速度に対応
した信号が出力されるが、いずれの種類のジャイロの出
力にも、旋回角速度に無関係なオフセット成分が含まれ
ている。すなわち、旋回角速度が零のときでも、いくら
かの信号が出力される。したがって、予めオフセットを
求めておき、ジャイロ出力からオフセット成分を差し引
くことにより、はじめて正確な旋回角速度の検出が可能
となる。
【0007】ところが、ジャイロのオフセットは、周囲
の湿度や温度などの環境条件の変化に伴ってドリフトす
るという性質がある。たとえば振動ジャイロでは、図4
に示すように、温度変化に伴ってオフセットに変動が生
じる。このオフセットの温度依存性は、ジャイロの種類
により異なり、また同一種類のジャイロであっても個体
差がある。
の湿度や温度などの環境条件の変化に伴ってドリフトす
るという性質がある。たとえば振動ジャイロでは、図4
に示すように、温度変化に伴ってオフセットに変動が生
じる。このオフセットの温度依存性は、ジャイロの種類
により異なり、また同一種類のジャイロであっても個体
差がある。
【0008】したがって、一旦オフセットを求めても、
このオフセットは比較的短時間においてのみ有効であ
り、正確に方位を検出するためにはなるべく短時間間隔
でオフセットを新たな値に更新していく必要がある。車
載用ナビゲーションシステムにジャイロが適用される場
合には、一般に、車両が停車している期間や車両が直線
道路を走行している期間において、オフセットの更新が
行われる。すなわち、停車期間や直線道路走行期間に
は、車両の旋回角速度は零であるから、このときのジャ
イロ出力はその時点におけるオフセットそのものであ
る。このため、停車期間や直線道路走行期間において、
新たなオフセットを検知することができるのである。
このオフセットは比較的短時間においてのみ有効であ
り、正確に方位を検出するためにはなるべく短時間間隔
でオフセットを新たな値に更新していく必要がある。車
載用ナビゲーションシステムにジャイロが適用される場
合には、一般に、車両が停車している期間や車両が直線
道路を走行している期間において、オフセットの更新が
行われる。すなわち、停車期間や直線道路走行期間に
は、車両の旋回角速度は零であるから、このときのジャ
イロ出力はその時点におけるオフセットそのものであ
る。このため、停車期間や直線道路走行期間において、
新たなオフセットを検知することができるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、高速道路を
走行している場合のように車両が長時間に渡って走行し
続ける場合や、山間部の曲がりくねった道路を走行して
いる場合には、オフセットが更新されない状態が長時間
継続する。このため、不正確なオフセットに基づいて補
正されたジャイロ出力を積算して得られる車両の旋回角
には、誤差が累積されることになる。このため、ナビゲ
ーションシステムにおける現在位置の検出が極めて不正
確となり、現在位置とは大幅に掛け離れた位置が現在位
置として算出されることになる。この状態では、運転者
の支援を行うというナビゲーションシステム本来の機能
が失われてしまう。
走行している場合のように車両が長時間に渡って走行し
続ける場合や、山間部の曲がりくねった道路を走行して
いる場合には、オフセットが更新されない状態が長時間
継続する。このため、不正確なオフセットに基づいて補
正されたジャイロ出力を積算して得られる車両の旋回角
には、誤差が累積されることになる。このため、ナビゲ
ーションシステムにおける現在位置の検出が極めて不正
確となり、現在位置とは大幅に掛け離れた位置が現在位
置として算出されることになる。この状態では、運転者
の支援を行うというナビゲーションシステム本来の機能
が失われてしまう。
【0010】この問題を解決するためには、直線道路走
行中以外の走行期間においても、オフセットの更新を行
うことが必要となる。そこで、本願出願人は、先に提出
した特開平3−118722号および特開平4−240
62号において、地図マッチング技術を利用したオフセ
ット補正技術を提案している。地図マッチング技術と
は、車両の走行位置が道路上のいずれかの点に制限され
ることを利用して、算出された現在位置データを道路上
のいずれか確からしい位置に補正する技術である。
行中以外の走行期間においても、オフセットの更新を行
うことが必要となる。そこで、本願出願人は、先に提出
した特開平3−118722号および特開平4−240
62号において、地図マッチング技術を利用したオフセ
ット補正技術を提案している。地図マッチング技術と
は、車両の走行位置が道路上のいずれかの点に制限され
ることを利用して、算出された現在位置データを道路上
のいずれか確からしい位置に補正する技術である。
【0011】上記の提案例に係るオフセット補正技術で
は、算出された現在位置の軌跡が道路地図上の道路と良
好に整合しているマッチング状態のときの道路の方位を
基に、オフセットの補正が行われる。道路の方位は、C
D−ROMなどで構成された道路地図メモリ内に記憶さ
れている正確な方位である。車両が走行すると、車両が
走行中の道路の方位も変化する。もしも、ジャイロ出力
が正確なオフセットで補正されているなら、この補正後
のジャイロ出力を累積して得られる車両の旋回角は、道
路の方位の変化量に等しいはずである。すなわち、道路
の方位の変化量と、補正後のジャイロ出力の累積値との
間に相違が生じたとすれば、この相違はオフセットのド
リフトに起因するものであるといえる。
は、算出された現在位置の軌跡が道路地図上の道路と良
好に整合しているマッチング状態のときの道路の方位を
基に、オフセットの補正が行われる。道路の方位は、C
D−ROMなどで構成された道路地図メモリ内に記憶さ
れている正確な方位である。車両が走行すると、車両が
走行中の道路の方位も変化する。もしも、ジャイロ出力
が正確なオフセットで補正されているなら、この補正後
のジャイロ出力を累積して得られる車両の旋回角は、道
路の方位の変化量に等しいはずである。すなわち、道路
の方位の変化量と、補正後のジャイロ出力の累積値との
間に相違が生じたとすれば、この相違はオフセットのド
リフトに起因するものであるといえる。
【0012】したがって、道路の方位の変化量と補正後
のジャイロ出力との比較によりオフセットのドリフト量
が得られ、このドリフト量に基づいてオフセットを補正
することにより、正確なオフセットが得られる。このよ
うに地図マッチング技術との併用によって、直線道路走
行中以外の期間であっても、原理的には、充分に短時間
間隔でオフセットを更新できる。
のジャイロ出力との比較によりオフセットのドリフト量
が得られ、このドリフト量に基づいてオフセットを補正
することにより、正確なオフセットが得られる。このよ
うに地図マッチング技術との併用によって、直線道路走
行中以外の期間であっても、原理的には、充分に短時間
間隔でオフセットを更新できる。
【0013】ところが、たとえば、エンジンを始動させ
た直後のように、車両に取り付けられたジャイロの周囲
温度が劇的に変化するような場合(たとえば、エンジン
始動直後の期間には、20℃から40℃に、10℃/時
間程度の速さで昇温する。)には、オフセットが短時間
でドリフトする。このため、ジャイロ出力を累積して検
出された検出方位には短時間で大きな誤差が生じること
となる。このような場合には、検出方位に基づいて推定
された現在位置が、道路地図に良好に整合しなくなるか
ら、地図マッチング技術による現在位置の補正が不可能
な状態となる。このため、結局、上記の提案例のオフセ
ット補正技術を採用することができなくなる。
た直後のように、車両に取り付けられたジャイロの周囲
温度が劇的に変化するような場合(たとえば、エンジン
始動直後の期間には、20℃から40℃に、10℃/時
間程度の速さで昇温する。)には、オフセットが短時間
でドリフトする。このため、ジャイロ出力を累積して検
出された検出方位には短時間で大きな誤差が生じること
となる。このような場合には、検出方位に基づいて推定
された現在位置が、道路地図に良好に整合しなくなるか
ら、地図マッチング技術による現在位置の補正が不可能
な状態となる。このため、結局、上記の提案例のオフセ
ット補正技術を採用することができなくなる。
【0014】車両の移動範囲は広範囲に及ぶから、エン
ジンの始動直後だけでなく、ジャイロの近傍の環境には
常時大きな変化が生じている。このため、エンジンの始
動直後以外の走行期間中においても上記の不具合が生じ
る。この不具合を解消するためには、ジャイロのオフセ
ットの変動自体を低減することが必要である。
ジンの始動直後だけでなく、ジャイロの近傍の環境には
常時大きな変化が生じている。このため、エンジンの始
動直後以外の走行期間中においても上記の不具合が生じ
る。この不具合を解消するためには、ジャイロのオフセ
ットの変動自体を低減することが必要である。
【0015】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、ジャイロのオフセットの変動を抑制して、
角速度を正確に検出することができるようにした角速度
検出装置を提供することである。また、本発明の他の目
的は、ジャイロのオフセットの変動を抑制して、方位の
正確な検出を可能とした方位検出装置を提供することで
ある。
題を解決し、ジャイロのオフセットの変動を抑制して、
角速度を正確に検出することができるようにした角速度
検出装置を提供することである。また、本発明の他の目
的は、ジャイロのオフセットの変動を抑制して、方位の
正確な検出を可能とした方位検出装置を提供することで
ある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、方位を正確に
検出することにより、移動体の現在位置を高精度で求め
ることができるようにした位置検出装置を提供すること
である。
検出することにより、移動体の現在位置を高精度で求め
ることができるようにした位置検出装置を提供すること
である。
【0017】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するための請求項1記載の角速度検出装置は、旋回
角速度に対応した出力信号中に周囲温度に依存するオフ
セットが含まれているジャイロと、このジャイロの少な
くとも機械的構成部を収容した断熱容器と、この断熱容
器中に収容され上記ジャイロの機械的構成部を加熱する
ためのヒータとを含むことを特徴とする。
達成するための請求項1記載の角速度検出装置は、旋回
角速度に対応した出力信号中に周囲温度に依存するオフ
セットが含まれているジャイロと、このジャイロの少な
くとも機械的構成部を収容した断熱容器と、この断熱容
器中に収容され上記ジャイロの機械的構成部を加熱する
ためのヒータとを含むことを特徴とする。
【0018】この構成によれば、ジャイロの機械的構成
部を断熱容器中に入れることで周囲の環境の変化によら
ずにオフセットの変動を抑制でき、また断熱容器中にジ
ャイロの機械的構成部を加熱するためのヒータを設ける
ことにより、断熱容器中の温度を調整できる。これによ
り、ジャイロの機械的構成部の温度をオフセットが安定
する温度領域に保持して、オフセットの変動を効果的に
抑制することができる。
部を断熱容器中に入れることで周囲の環境の変化によら
ずにオフセットの変動を抑制でき、また断熱容器中にジ
ャイロの機械的構成部を加熱するためのヒータを設ける
ことにより、断熱容器中の温度を調整できる。これによ
り、ジャイロの機械的構成部の温度をオフセットが安定
する温度領域に保持して、オフセットの変動を効果的に
抑制することができる。
【0019】請求項2記載の方位検出装置は、移動体に
搭載されて用いられ、この移動体の方位を検出するため
の方位検出装置であって、上記請求項1記載の角度検出
装置と、この角度検出装置の出力信号から上記オフセッ
トを除去する出力補正手段と、この出力補正手段の出力
を積算して、上記移動体の旋回角を得る積算手段と、こ
の積算手段の出力に基づいて移動体の方位を算出する手
段とを含むことを特徴とする。
搭載されて用いられ、この移動体の方位を検出するため
の方位検出装置であって、上記請求項1記載の角度検出
装置と、この角度検出装置の出力信号から上記オフセッ
トを除去する出力補正手段と、この出力補正手段の出力
を積算して、上記移動体の旋回角を得る積算手段と、こ
の積算手段の出力に基づいて移動体の方位を算出する手
段とを含むことを特徴とする。
【0020】この構成によれば、出力補正手段では、オ
フセットの変動が抑制された請求項1記載の構成の角速
度検出装置の出力から、オフセットが除去される。この
オフセット除去後の信号は、角速度に正確に対応してい
る。このため、出力補正手段の出力を積算手段で積算さ
せることにより、正確な角速度を積算して、正確な旋回
角を得ることができる。これにより、移動体の方位が正
確に求まる。
フセットの変動が抑制された請求項1記載の構成の角速
度検出装置の出力から、オフセットが除去される。この
オフセット除去後の信号は、角速度に正確に対応してい
る。このため、出力補正手段の出力を積算手段で積算さ
せることにより、正確な角速度を積算して、正確な旋回
角を得ることができる。これにより、移動体の方位が正
確に求まる。
【0021】請求項3記載の位置検出装置は、移動体に
搭載されて用いられ、移動体の移動距離と方位とを検出
して、移動体の現在位置を推定するようにした位置検出
装置において、上記移動体の方位を検出するための請求
項2記載の方位検出装置と、上記移動体の移動距離を検
出する距離検出手段と、上記方位検出装置および距離検
出手段の出力に基づいて、移動体の現在位置を算出する
位置算出手段とを含むことを特徴とする。
搭載されて用いられ、移動体の移動距離と方位とを検出
して、移動体の現在位置を推定するようにした位置検出
装置において、上記移動体の方位を検出するための請求
項2記載の方位検出装置と、上記移動体の移動距離を検
出する距離検出手段と、上記方位検出装置および距離検
出手段の出力に基づいて、移動体の現在位置を算出する
位置算出手段とを含むことを特徴とする。
【0022】この構成では、請求項2記載の方位検出装
置を移動体の方位の検出のために用いている。請求項2
記載の方位検出装置は上記のように方位を正確に検出で
きるから、位置算出手段では、方位検出装置の出力信号
と距離検出手段の出力信号とに基づいて、移動体の現在
位置を良好に検出することができる。請求項4記載の位
置検出装置は、移動体が明らかに旋回していないことを
検出する非旋回状態検出手段と、この非旋回状態検出手
段が、移動体が明らかに旋回していないことを検出した
ことに応答して、上記ヒータに通電する通電制御手段と
をさらに含むことを特徴とする。
置を移動体の方位の検出のために用いている。請求項2
記載の方位検出装置は上記のように方位を正確に検出で
きるから、位置算出手段では、方位検出装置の出力信号
と距離検出手段の出力信号とに基づいて、移動体の現在
位置を良好に検出することができる。請求項4記載の位
置検出装置は、移動体が明らかに旋回していないことを
検出する非旋回状態検出手段と、この非旋回状態検出手
段が、移動体が明らかに旋回していないことを検出した
ことに応答して、上記ヒータに通電する通電制御手段と
をさらに含むことを特徴とする。
【0023】この構成では、ヒータへの通電は移動体が
明らかに旋回していない場合に行われる。これはヒータ
への通電によってジャイロの機械的構成部の温度が急激
に変化するから、この期間には大きなオフセット変動が
生じるおそれがあるからである。すなわち、移動体の旋
回中にヒータへの通電を行うと、オフセットが大幅に変
動するおそれがあるので、結果として方位の検出が不正
確になるおそれがある。
明らかに旋回していない場合に行われる。これはヒータ
への通電によってジャイロの機械的構成部の温度が急激
に変化するから、この期間には大きなオフセット変動が
生じるおそれがあるからである。すなわち、移動体の旋
回中にヒータへの通電を行うと、オフセットが大幅に変
動するおそれがあるので、結果として方位の検出が不正
確になるおそれがある。
【0024】このため、移動体が旋回していない期間に
ヒータへの通電を行い、旋回中にはオフセットが変動し
ないようにしている。なお、移動体が明らかに旋回して
いない期間に、オフセットを求めることとすれば、その
後の期間には新たに求められたオフセットに基づいて、
方位の検出を正確に行える。
ヒータへの通電を行い、旋回中にはオフセットが変動し
ないようにしている。なお、移動体が明らかに旋回して
いない期間に、オフセットを求めることとすれば、その
後の期間には新たに求められたオフセットに基づいて、
方位の検出を正確に行える。
【0025】請求項5記載の位置検出装置は、上記非旋
回状態検出手段は、上記移動体が停止していることを検
出するものであることを特徴とする。この構成では、移
動体の停止期間には、移動体が明らかに旋回していない
ことを利用して、移動体の非旋回状態を検出することと
している。請求項6記載の位置検出装置は、上記断熱容
器中に設けられ、上記ジャイロの機械的構成部の周囲温
度を検出するための温度検出手段と、この温度検出手段
の出力に基づいて、上記ジャイロの機械的構成部の周囲
温度が所定範囲内に保持されるように上記ヒータへの通
電を制御する通電制御手段とをさらに含むことを特徴と
する。
回状態検出手段は、上記移動体が停止していることを検
出するものであることを特徴とする。この構成では、移
動体の停止期間には、移動体が明らかに旋回していない
ことを利用して、移動体の非旋回状態を検出することと
している。請求項6記載の位置検出装置は、上記断熱容
器中に設けられ、上記ジャイロの機械的構成部の周囲温
度を検出するための温度検出手段と、この温度検出手段
の出力に基づいて、上記ジャイロの機械的構成部の周囲
温度が所定範囲内に保持されるように上記ヒータへの通
電を制御する通電制御手段とをさらに含むことを特徴と
する。
【0026】この構成によれば、断熱容器中には、ジャ
イロの機械的構成部の周囲温度を検出するための温度検
出手段が設けられている。そして、この温度検出手段の
出力信号に基づいて、通電制御手段によるヒータへの通
電制御が行われ、これにより、ジャイロの機械的構成部
の周囲温度が所定範囲内に保持される。このようにし
て、ヒータへの通電をいわばフィードバック制御して、
オフセットの変動が確実に抑制される。
イロの機械的構成部の周囲温度を検出するための温度検
出手段が設けられている。そして、この温度検出手段の
出力信号に基づいて、通電制御手段によるヒータへの通
電制御が行われ、これにより、ジャイロの機械的構成部
の周囲温度が所定範囲内に保持される。このようにし
て、ヒータへの通電をいわばフィードバック制御して、
オフセットの変動が確実に抑制される。
【0027】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図2は本発明の一実施例の角速
度検出装置であるジャイロを用いたナビゲーションシス
テムの基本的な構成を示すブロック図である。このナビ
ゲーションシステムは移動体である車両に搭載されて用
いられ、車両の旋回角速度を検出するジャイロ21と車
輪の回転速度などの検出により車両の速さを検出する車
速センサ22とを有し、これらの出力が与えられる位置
算出手段としての位置検出部23では、いわゆる推測航
法などによって車両の現在位置が推定される。車速セン
サ22は、距離検出手段の一部をなし、この車速センサ
22の出力を位置検出部23で累積することより、車両
の移動距離が求まる。
照して詳細に説明する。図2は本発明の一実施例の角速
度検出装置であるジャイロを用いたナビゲーションシス
テムの基本的な構成を示すブロック図である。このナビ
ゲーションシステムは移動体である車両に搭載されて用
いられ、車両の旋回角速度を検出するジャイロ21と車
輪の回転速度などの検出により車両の速さを検出する車
速センサ22とを有し、これらの出力が与えられる位置
算出手段としての位置検出部23では、いわゆる推測航
法などによって車両の現在位置が推定される。車速セン
サ22は、距離検出手段の一部をなし、この車速センサ
22の出力を位置検出部23で累積することより、車両
の移動距離が求まる。
【0028】この位置検出部23には、ジャイロ21の
出力中に含まれるオフセットを記憶したオフセットメモ
リ31が接続されており、現在位置の推定には、ジャイ
ロ21の出力からオフセット値を差し引いて補正した値
が用いられる。位置検出部23は、CPU(中央処理装
置)など(図示せず。)から構成されており、ワークエ
リアとして機能するメモリ231、および車両の連続走
行時間を計測するための連続走行カウンタ232を内部
に有している。ジャイロ21には、光ファイバジャイ
ロ、機械式ジャイロ、振動ジャイロおよびガスレートジ
ャイロなどの各種のものを用いることができる。
出力中に含まれるオフセットを記憶したオフセットメモ
リ31が接続されており、現在位置の推定には、ジャイ
ロ21の出力からオフセット値を差し引いて補正した値
が用いられる。位置検出部23は、CPU(中央処理装
置)など(図示せず。)から構成されており、ワークエ
リアとして機能するメモリ231、および車両の連続走
行時間を計測するための連続走行カウンタ232を内部
に有している。ジャイロ21には、光ファイバジャイ
ロ、機械式ジャイロ、振動ジャイロおよびガスレートジ
ャイロなどの各種のものを用いることができる。
【0029】位置検出部23で検出された現在位置を表
す推定位置データは、CPUなどで構成された制御部2
4に与えられる。制御部24は、CD−ROMなどで構
成された道路地図メモリ25から上記推定位置データに
対応する地域の道路地図をメモリドライブ26を介して
読み出し、この道路地図とともに上記推定位置をCRT
などの表示部27に表示する。この表示部27に関連し
て、キー入力部などを備えたコンソール28が設けられ
ており、このコンソール28から各種の指示入力操作を
行うことができる。位置検出部23からは、推定位置デ
ータとともに、車両の進行方位(以下「車両の方位」と
いう。)を表す方位データも制御部24に与えられ、表
示部27では車両の方位も同時に表示される。
す推定位置データは、CPUなどで構成された制御部2
4に与えられる。制御部24は、CD−ROMなどで構
成された道路地図メモリ25から上記推定位置データに
対応する地域の道路地図をメモリドライブ26を介して
読み出し、この道路地図とともに上記推定位置をCRT
などの表示部27に表示する。この表示部27に関連し
て、キー入力部などを備えたコンソール28が設けられ
ており、このコンソール28から各種の指示入力操作を
行うことができる。位置検出部23からは、推定位置デ
ータとともに、車両の進行方位(以下「車両の方位」と
いう。)を表す方位データも制御部24に与えられ、表
示部27では車両の方位も同時に表示される。
【0030】位置検出部23における位置検出は、上記
の推測航法と、この推測航法により得た推定位置とメモ
リドライブ26を介して道路地図メモリ25から読み出
された道路地図とのマッチングをとる地図マッチング法
とを併用して行われる(特開昭63−148115号公報、特開
昭64−53112 号公報等参照。)。この地図マッチング法
は、車両の現在位置は必ず道路上の一点であることを利
用して、推定位置を道路地図上の位置に補正する技術で
ある。
の推測航法と、この推測航法により得た推定位置とメモ
リドライブ26を介して道路地図メモリ25から読み出
された道路地図とのマッチングをとる地図マッチング法
とを併用して行われる(特開昭63−148115号公報、特開
昭64−53112 号公報等参照。)。この地図マッチング法
は、車両の現在位置は必ず道路上の一点であることを利
用して、推定位置を道路地図上の位置に補正する技術で
ある。
【0031】道路地図メモリ25には、ノードとリンク
との組合せからなる道路データなどが記憶されている。
ノードとは、道路地図上の所定の座標位置であり、分岐
点や道路の屈曲点などに設定されている。また、リンク
は、ノード間を連結した道路に対応しており、原則とし
て車両はこのリンク上の座標位置のみをとることができ
る。道路データは、ノードデータとリンクデータとから
なる。ノードデータは、ノード番号およびノードに接続
されるリンクのアドレスなどからなり、リンクデータは
リンク番号、リンクの始点ノードおよび終点ノードのア
ドレス、リンクの距離、車両がリンクを通過するときの
方位であるリンク方位、ならびに道路種別などからな
る。
との組合せからなる道路データなどが記憶されている。
ノードとは、道路地図上の所定の座標位置であり、分岐
点や道路の屈曲点などに設定されている。また、リンク
は、ノード間を連結した道路に対応しており、原則とし
て車両はこのリンク上の座標位置のみをとることができ
る。道路データは、ノードデータとリンクデータとから
なる。ノードデータは、ノード番号およびノードに接続
されるリンクのアドレスなどからなり、リンクデータは
リンク番号、リンクの始点ノードおよび終点ノードのア
ドレス、リンクの距離、車両がリンクを通過するときの
方位であるリンク方位、ならびに道路種別などからな
る。
【0032】以下では、位置検出部23における車両の
方位の検出について詳述する。車両の方位の検出は、上
述のように専らジャイロ21の出力に基づいて行われ
る。ジャイロ21の出力には、車両の旋回角速度が零の
ときの出力であるオフセット値が含まれている。このオ
フセット値はオフセットメモリ31に記憶されており、
位置検出部23は、ジャイロ21の出力をオフセットメ
モリ31に記憶されたオフセット値を差し引くことによ
り補正し、この補正後の値を累積することによって、車
両の方位変化量を検出する。したがって、初期方位をコ
ンソール28などから与えておけば、車両の方位を検出
できる。このように、上記位置検出部23は、出力補正
手段および積算手段などとして機能する。
方位の検出について詳述する。車両の方位の検出は、上
述のように専らジャイロ21の出力に基づいて行われ
る。ジャイロ21の出力には、車両の旋回角速度が零の
ときの出力であるオフセット値が含まれている。このオ
フセット値はオフセットメモリ31に記憶されており、
位置検出部23は、ジャイロ21の出力をオフセットメ
モリ31に記憶されたオフセット値を差し引くことによ
り補正し、この補正後の値を累積することによって、車
両の方位変化量を検出する。したがって、初期方位をコ
ンソール28などから与えておけば、車両の方位を検出
できる。このように、上記位置検出部23は、出力補正
手段および積算手段などとして機能する。
【0033】一方、オフセット値は温度や湿度の変化に
よりドリフトするという性質を有しているため、オフセ
ットメモリ31に記憶された一定のオフセット値を常時
使用することとすると、上記ドリフトによる誤差が累積
されて検出方位に大きな誤差を生じさせてしまう。この
ため、ドリフト量を補正した正しいオフセット値を適宜
検出してオフセットメモリ31の内容を更新し、更新さ
れたオフセット値によりジャイロ出力の補正を行うこと
が必要である。このようなオフセット値の更新は、でき
る限り短い時間間隔で行われることが好ましく、長時間
にわたって一定のオフセット値を用いると、検出方位に
大きな誤差を生じさせることになりかねない。
よりドリフトするという性質を有しているため、オフセ
ットメモリ31に記憶された一定のオフセット値を常時
使用することとすると、上記ドリフトによる誤差が累積
されて検出方位に大きな誤差を生じさせてしまう。この
ため、ドリフト量を補正した正しいオフセット値を適宜
検出してオフセットメモリ31の内容を更新し、更新さ
れたオフセット値によりジャイロ出力の補正を行うこと
が必要である。このようなオフセット値の更新は、でき
る限り短い時間間隔で行われることが好ましく、長時間
にわたって一定のオフセット値を用いると、検出方位に
大きな誤差を生じさせることになりかねない。
【0034】車両が信号などで停止した場合には、この
停止中の真の旋回角速度は零であるから、この停止中の
ジャイロ21の出力を従前のオフセット値で補正した値
は、ドリフト量そのものとなる。このため、位置検出部
23は、車両が停止するたびに、補正されたジャイロ2
1の出力に基づいてオフセットドリフト量を検出し、こ
のオフセットドリフト量を補正した新たなオフセット値
を求め、オフセットメモリ31の記憶値を新たなオフセ
ット値に更新する。
停止中の真の旋回角速度は零であるから、この停止中の
ジャイロ21の出力を従前のオフセット値で補正した値
は、ドリフト量そのものとなる。このため、位置検出部
23は、車両が停止するたびに、補正されたジャイロ2
1の出力に基づいてオフセットドリフト量を検出し、こ
のオフセットドリフト量を補正した新たなオフセット値
を求め、オフセットメモリ31の記憶値を新たなオフセ
ット値に更新する。
【0035】一方、高速道路や山間部などを走行してい
るときには、車両の連続走行時間が長くなるから、車両
が走行中であってもオフセット値を更新することが必要
となる。この場合にオフセット値の更新は、位置検出部
23が実行する次のソフトウェア処理により実現され
る。図7は、走行中においてオフセット値を補正するた
めの処理を説明するためのフローチャートである。この
処理は、所定時間(例えば0.1秒)ごとの割込み処理
により行われる。ステップS1〜4では、ジャイロ21
のデータと車速センサ22のデータを取り込み、それぞ
れ積算して方位及び走行距離を求める。
るときには、車両の連続走行時間が長くなるから、車両
が走行中であってもオフセット値を更新することが必要
となる。この場合にオフセット値の更新は、位置検出部
23が実行する次のソフトウェア処理により実現され
る。図7は、走行中においてオフセット値を補正するた
めの処理を説明するためのフローチャートである。この
処理は、所定時間(例えば0.1秒)ごとの割込み処理
により行われる。ステップS1〜4では、ジャイロ21
のデータと車速センサ22のデータを取り込み、それぞ
れ積算して方位及び走行距離を求める。
【0036】ステップS5では走行距離が2メートルを
超えたかどうかを判断し、2メートル進むたびごとに位
置検出処理(ステップS6)、ならびに後述する方位差
収集処理(ステップS7)および方位補正処理(ステッ
プS8)を行う。位置検出処理(ステップS6)では、
推測航法などにより検出された車両の推定位置の軌跡
と、この推定位置の近傍のリンクとの相関度が演算され
る。そして、所定の相関関係を有するリンクが存在して
おり、したがって、当該リンクと推定位置の軌跡とが良
好に整合しているマッチング状態であるかどうかが判断
される。
超えたかどうかを判断し、2メートル進むたびごとに位
置検出処理(ステップS6)、ならびに後述する方位差
収集処理(ステップS7)および方位補正処理(ステッ
プS8)を行う。位置検出処理(ステップS6)では、
推測航法などにより検出された車両の推定位置の軌跡
と、この推定位置の近傍のリンクとの相関度が演算され
る。そして、所定の相関関係を有するリンクが存在して
おり、したがって、当該リンクと推定位置の軌跡とが良
好に整合しているマッチング状態であるかどうかが判断
される。
【0037】ステップS7の方位差収集処理は、図8に
示されている。すなわち、まず、マッチング状態である
かどうかが判断される(ステップS71)。マッチング
状態であればステップS72において、その時点での地
図上のリンクの方位θl i と、ジャイロ21積算方位θ
i との差異が上限値θ1 未満かどうかが調べられ、上限
値θ1 未満の場合には方位差データとして収集される。
そして、ステップS73において過去の方位差データ
(θi −θl i )の平均がとられ、この平均値が、Δθ
i として登録される。このようにリンクの方位θ
l i と、ジャイロ積算方位θi とを比較し平均をとるの
は、地図上のリンクの方位θl i が大雑把で誤差がある
場合があるからである。すなわち、リンクの方位θl i
とジャイロ21積算方位θi との差異が大きすぎる場合
は、データとして採用しないようにし、データとして採
用された場合であってもばらつきをできるだけ押さえる
ために平均値を求めたのである。
示されている。すなわち、まず、マッチング状態である
かどうかが判断される(ステップS71)。マッチング
状態であればステップS72において、その時点での地
図上のリンクの方位θl i と、ジャイロ21積算方位θ
i との差異が上限値θ1 未満かどうかが調べられ、上限
値θ1 未満の場合には方位差データとして収集される。
そして、ステップS73において過去の方位差データ
(θi −θl i )の平均がとられ、この平均値が、Δθ
i として登録される。このようにリンクの方位θ
l i と、ジャイロ積算方位θi とを比較し平均をとるの
は、地図上のリンクの方位θl i が大雑把で誤差がある
場合があるからである。すなわち、リンクの方位θl i
とジャイロ21積算方位θi との差異が大きすぎる場合
は、データとして採用しないようにし、データとして採
用された場合であってもばらつきをできるだけ押さえる
ために平均値を求めたのである。
【0038】なお、ステップS71でマッチング状態で
ないと判定されたときにも、方位差データの平均値の計
算と登録は行わない。マッチング状態でなければリンク
方位を求める意味はないからである。ステップS8の方
位補正処理は、図9および図10に示されている。すな
わち、まず、方位差データの登録が行われたかどうかが
調べられる(ステップS81)。方位差データが登録さ
れた場合には、最近に登録された2つの方位差データの
平均値Δθi ,Δθj の差が上限値θ2 未満かどうかが
判定される(ステップS82)。このような判定をする
のは、方位差そのものにばらつきがないかどうかをチェ
ックするためである。ばらつきが少なければステップS
83において方位差データの平均値Δθi の平均値Δθ
M がさらに求められる。そしてこの新しい平均値ΔθM
を方位補正値として用いてジャイロ積算方位θが補正さ
れる(ステップS84)。
ないと判定されたときにも、方位差データの平均値の計
算と登録は行わない。マッチング状態でなければリンク
方位を求める意味はないからである。ステップS8の方
位補正処理は、図9および図10に示されている。すな
わち、まず、方位差データの登録が行われたかどうかが
調べられる(ステップS81)。方位差データが登録さ
れた場合には、最近に登録された2つの方位差データの
平均値Δθi ,Δθj の差が上限値θ2 未満かどうかが
判定される(ステップS82)。このような判定をする
のは、方位差そのものにばらつきがないかどうかをチェ
ックするためである。ばらつきが少なければステップS
83において方位差データの平均値Δθi の平均値Δθ
M がさらに求められる。そしてこの新しい平均値ΔθM
を方位補正値として用いてジャイロ積算方位θが補正さ
れる(ステップS84)。
【0039】次に、図10のステップS85では、今回
求めた方位補正値ΔθM (k) と前回の方位補正値ΔθM
(k-1) との極性が同じかどうかが調べられる。図11
(a) は今回の方位補正値ΔθM (k) と前回の方位補正値
ΔθM (k-1) とが同符号の場合、図11(b) は今回の方
位補正値ΔθM (k) と前回の方位補正値ΔθM (k-1) と
が異符号の場合をそれぞれ示している。なお、θG はジ
ャイロ21の出力からオフセット値を差し引いた後の値
を積算して得られる方位を表している。
求めた方位補正値ΔθM (k) と前回の方位補正値ΔθM
(k-1) との極性が同じかどうかが調べられる。図11
(a) は今回の方位補正値ΔθM (k) と前回の方位補正値
ΔθM (k-1) とが同符号の場合、図11(b) は今回の方
位補正値ΔθM (k) と前回の方位補正値ΔθM (k-1) と
が異符号の場合をそれぞれ示している。なお、θG はジ
ャイロ21の出力からオフセット値を差し引いた後の値
を積算して得られる方位を表している。
【0040】今回求めた方位補正値ΔθM (k) と前回の
方位補正値ΔθM (k-1) とが同符号であれば、ジャイロ
積算方位の誤差は同じ傾向を示していることになり、オ
フセットに基づくものと推測できるし、異符号であれば
ジャイロ積算方位の誤差はそれ以外のノイズに基づくも
のであると推測できる。これは、オフセットのドリフト
には一定の傾向があるのに対して、ノイズは無秩序に生
じるからである。
方位補正値ΔθM (k-1) とが同符号であれば、ジャイロ
積算方位の誤差は同じ傾向を示していることになり、オ
フセットに基づくものと推測できるし、異符号であれば
ジャイロ積算方位の誤差はそれ以外のノイズに基づくも
のであると推測できる。これは、オフセットのドリフト
には一定の傾向があるのに対して、ノイズは無秩序に生
じるからである。
【0041】したがって、ステップS86では今回の方
位補正値ΔθM (k) と前回の方位補正値ΔθM (k-1) と
の差が同符号の場合にのみオフセット補正値Δωが求め
られる(ステップS86)。補正値Δωは、方位補正値
Δθを補正の時間間隔で割ることにより得られる。そし
て、この補正値Δωがジャイロ21の角速度出力ωに加
えられる(ステップS87)。そして、リターンする
(図7参照。)。
位補正値ΔθM (k) と前回の方位補正値ΔθM (k-1) と
の差が同符号の場合にのみオフセット補正値Δωが求め
られる(ステップS86)。補正値Δωは、方位補正値
Δθを補正の時間間隔で割ることにより得られる。そし
て、この補正値Δωがジャイロ21の角速度出力ωに加
えられる(ステップS87)。そして、リターンする
(図7参照。)。
【0042】このように、マッチング状態と判定された
時点における車両の現在位置に対応するリンクの方位
と、ジャイロの積算方位との方位差データに基づいて、
方位の補正を行うとともに、今回の方位補正値Δθ
M (k) と、前回の方位補正値ΔθM(k-1) との極性が一
致しているかどうかを調べ、一致している場合にのみジ
ャイロのオフセットを更新するようにしているので、単
にノイズによるジャイロの積算方位の変動を、オフセッ
トの変動と誤認することはなくなる。
時点における車両の現在位置に対応するリンクの方位
と、ジャイロの積算方位との方位差データに基づいて、
方位の補正を行うとともに、今回の方位補正値Δθ
M (k) と、前回の方位補正値ΔθM(k-1) との極性が一
致しているかどうかを調べ、一致している場合にのみジ
ャイロのオフセットを更新するようにしているので、単
にノイズによるジャイロの積算方位の変動を、オフセッ
トの変動と誤認することはなくなる。
【0043】また、ジャイロ方位とリンク方位との差で
ある方位差データを利用するに当たり、過去に収集され
た複数の方位差データの過大なものを排除したり平均操
作を施している。このため、地図上のリンク方位が十分
に正確でない場合でも、ジャイロのオフセットを良好に
補正できる。図3はジャイロ21に関連する電気的構成
を示すブロック図である。ジャイロ21にはたとえば振
動ジャイロが用いられる。すなわち、三角柱状の振動体
10の各側面に圧電素子11,12,13が設けられて
いる。一対の圧電素子11,12は振動体10を振動さ
せるための励振と振動体10の軸線14まわりの角速度
Ωを検出するための角速度検出とのために兼用される。
そして、もう一つの圧電素子13は、振動体10の振動
をフィードバックして振動を安定させるために用いられ
る。
ある方位差データを利用するに当たり、過去に収集され
た複数の方位差データの過大なものを排除したり平均操
作を施している。このため、地図上のリンク方位が十分
に正確でない場合でも、ジャイロのオフセットを良好に
補正できる。図3はジャイロ21に関連する電気的構成
を示すブロック図である。ジャイロ21にはたとえば振
動ジャイロが用いられる。すなわち、三角柱状の振動体
10の各側面に圧電素子11,12,13が設けられて
いる。一対の圧電素子11,12は振動体10を振動さ
せるための励振と振動体10の軸線14まわりの角速度
Ωを検出するための角速度検出とのために兼用される。
そして、もう一つの圧電素子13は、振動体10の振動
をフィードバックして振動を安定させるために用いられ
る。
【0044】圧電素子13の出力は発振回路15に与え
られ、この発振回路15の出力が位相補正回路16から
一対の圧電素子11,12に与えられている。一方、圧
電素子11,12の出力信号は差動増幅回路17に与え
られてその差分が検出され、この差動増幅回路17の出
力信号が同期検波回路18で半波整流され、この整流さ
れた信号が直流増幅回路19で直流信号に変換される。
られ、この発振回路15の出力が位相補正回路16から
一対の圧電素子11,12に与えられている。一方、圧
電素子11,12の出力信号は差動増幅回路17に与え
られてその差分が検出され、この差動増幅回路17の出
力信号が同期検波回路18で半波整流され、この整流さ
れた信号が直流増幅回路19で直流信号に変換される。
【0045】圧電素子11,12による励振により振動
体10には、圧電素子11が形成された2つの側面に対
称な方向RBに沿って振動が生じる。このため、軸線1
4まわりの角速度Ωが零であれば、圧電素子11,12
で検出される振動は等しく、このため、差動増幅回路1
7の出力信号は零になる。一方、角速度Ωが零でないと
き、すなわち、車両が旋回しているときには、振動体1
0には振動方向RBに垂直な方向にコリオリの力が働
く。このコリオリの力のために、圧電素子11,12の
出力には変動が生じることになる。たとえばば、コリオ
リの力が圧電素子11に対して振動体10の内部から外
部に向かう方向に作用するときには、圧電素子12に対
しては振動体10の外部から内部に向かう方向に作用す
る。
体10には、圧電素子11が形成された2つの側面に対
称な方向RBに沿って振動が生じる。このため、軸線1
4まわりの角速度Ωが零であれば、圧電素子11,12
で検出される振動は等しく、このため、差動増幅回路1
7の出力信号は零になる。一方、角速度Ωが零でないと
き、すなわち、車両が旋回しているときには、振動体1
0には振動方向RBに垂直な方向にコリオリの力が働
く。このコリオリの力のために、圧電素子11,12の
出力には変動が生じることになる。たとえばば、コリオ
リの力が圧電素子11に対して振動体10の内部から外
部に向かう方向に作用するときには、圧電素子12に対
しては振動体10の外部から内部に向かう方向に作用す
る。
【0046】このため、たとえば圧電素子11の出力信
号の振幅が減少すると、圧電素子12の出力信号の振幅
が増加し、圧電素子11の出力信号の振幅が増加すれ
ば、圧電素子12の出力信号の振幅が減少する。すなわ
ち、図3において参照符号S1,S2で示す波形の信号
が圧電素子11,12からそれぞれ出力される。なお、
破線は角速度Ωが零のときの出力波形を示す。
号の振幅が減少すると、圧電素子12の出力信号の振幅
が増加し、圧電素子11の出力信号の振幅が増加すれ
ば、圧電素子12の出力信号の振幅が減少する。すなわ
ち、図3において参照符号S1,S2で示す波形の信号
が圧電素子11,12からそれぞれ出力される。なお、
破線は角速度Ωが零のときの出力波形を示す。
【0047】このようにして、軸線14まわりに零でな
い角速度Ωが与えられると、圧電素子11,12にはそ
の角速度Ωに応じた出力差が生じることになる。コリオ
リの力は角速度に比例するから、結局、差動増幅回路1
7の出力は角速度に相当することになる。この差動増幅
回路12の出力信号波形を参照符号S3で示す。また、
同期検波回路18で半波整流された信号波形を参照符号
S4で示す。この信号を直流信号に変換することによ
り、参照符号S5で示す直流電圧が得られる。
い角速度Ωが与えられると、圧電素子11,12にはそ
の角速度Ωに応じた出力差が生じることになる。コリオ
リの力は角速度に比例するから、結局、差動増幅回路1
7の出力は角速度に相当することになる。この差動増幅
回路12の出力信号波形を参照符号S3で示す。また、
同期検波回路18で半波整流された信号波形を参照符号
S4で示す。この信号を直流信号に変換することによ
り、参照符号S5で示す直流電圧が得られる。
【0048】直流増幅回路19の出力信号は位置検出部
23に入力される。位置検出部23では、直流増幅回路
19の出力信号をディジタルデータに変換するなどし
て、角速度情報に変換する。図1は、ジャイロ21に関
連する構成の概念図である。ジャイロ21の機械的構成
部21Mは、断熱容器40内に収容されている。ジャイ
ロ21の機械的構成部21Mとは、上述の振動体10や
圧電素子11,12,13などである。
23に入力される。位置検出部23では、直流増幅回路
19の出力信号をディジタルデータに変換するなどし
て、角速度情報に変換する。図1は、ジャイロ21に関
連する構成の概念図である。ジャイロ21の機械的構成
部21Mは、断熱容器40内に収容されている。ジャイ
ロ21の機械的構成部21Mとは、上述の振動体10や
圧電素子11,12,13などである。
【0049】断熱容器40にはさらに、ジャイロ21の
機械的構成部21Mを加熱するためのヒータ41が収容
されている。このヒータ41は、抵抗体を断熱容器40
内に配置することにより構成してもよく、断熱容器40
の内壁にパターン抵抗を印刷形成して構成してもよい。
断熱容器40内にはさらに、ジャイロ21の機械的構成
部21Mの近傍の温度Taを検出するための温度センサ
42が収容されている。この温度センサ42はたとえば
サーミスタなどにより構成され得る。
機械的構成部21Mを加熱するためのヒータ41が収容
されている。このヒータ41は、抵抗体を断熱容器40
内に配置することにより構成してもよく、断熱容器40
の内壁にパターン抵抗を印刷形成して構成してもよい。
断熱容器40内にはさらに、ジャイロ21の機械的構成
部21Mの近傍の温度Taを検出するための温度センサ
42が収容されている。この温度センサ42はたとえば
サーミスタなどにより構成され得る。
【0050】温度センサ42の出力信号は位置検出部2
3内に設けられた通電制御手段であるコントローラ45
に与えられている。このコントローラ45は、ヒータ4
1に電力を供給するためのヒータ駆動回路43を制御す
る。コントローラ45には、さらに、車両が停止してい
ることを検出する停止検出部44が接続されている。こ
の停止検出部44は、非旋回状態検出手段として機能す
る。
3内に設けられた通電制御手段であるコントローラ45
に与えられている。このコントローラ45は、ヒータ4
1に電力を供給するためのヒータ駆動回路43を制御す
る。コントローラ45には、さらに、車両が停止してい
ることを検出する停止検出部44が接続されている。こ
の停止検出部44は、非旋回状態検出手段として機能す
る。
【0051】停止検出部44は、たとえばパーキングブ
レーキスイッチからの信号を監視したり、車速センサ2
2の出力を監視したり、加速度センサの出力を監視した
りする構成によって実現される。本実施例では、車両の
停止期間中にヒータ41への通電が行われ、断熱容器4
0内の保温が行われる。また車両の走行中には、ジャイ
ロ21自身の発熱により、断熱容器40内の保温が達成
される。
レーキスイッチからの信号を監視したり、車速センサ2
2の出力を監視したり、加速度センサの出力を監視した
りする構成によって実現される。本実施例では、車両の
停止期間中にヒータ41への通電が行われ、断熱容器4
0内の保温が行われる。また車両の走行中には、ジャイ
ロ21自身の発熱により、断熱容器40内の保温が達成
される。
【0052】これにより、温度Taが図4に示す安定温
度範囲ST内の値に保持される。この安定温度範囲ST
は、ジャイロ21のオフセットが安定する範囲である。
すなわち、ジャイロ21の出力中に含まれるオフセット
は、図4に示すように温度に伴って変化するが、安定温
度範囲STでは、変動幅が少ない。このため、断熱容器
40内の温度が安定温度範囲ST内の値に保持されれ
ば、オフセットのドリフトが抑制される。
度範囲ST内の値に保持される。この安定温度範囲ST
は、ジャイロ21のオフセットが安定する範囲である。
すなわち、ジャイロ21の出力中に含まれるオフセット
は、図4に示すように温度に伴って変化するが、安定温
度範囲STでは、変動幅が少ない。このため、断熱容器
40内の温度が安定温度範囲ST内の値に保持されれ
ば、オフセットのドリフトが抑制される。
【0053】なお、ジャイロにおけるオフセットの温度
特性は、或る程度調整可能であり、安定温度範囲STを
低温側にずらしたり高温側にずらしたりすることができ
る。そこで、本実施例では、安定温度範囲STは、ジャ
イロ21の使用環境における最高温度よりも少し高い領
域に設定されている。図5は、エンジンを始動させた直
後の期間における動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。図5(a) は停止検出部44で検出される車
両の走行/停止を示し、図5(b) はヒータ41への通電
状態を示し、図5(c) は温度センサ42により検出され
るジャイロ21の機械的構成部21Mの雰囲気温度Ta
を示し、図5(d) はジャイロ21の出力中に含まれるオ
フセットの時間変動を示している。
特性は、或る程度調整可能であり、安定温度範囲STを
低温側にずらしたり高温側にずらしたりすることができ
る。そこで、本実施例では、安定温度範囲STは、ジャ
イロ21の使用環境における最高温度よりも少し高い領
域に設定されている。図5は、エンジンを始動させた直
後の期間における動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。図5(a) は停止検出部44で検出される車
両の走行/停止を示し、図5(b) はヒータ41への通電
状態を示し、図5(c) は温度センサ42により検出され
るジャイロ21の機械的構成部21Mの雰囲気温度Ta
を示し、図5(d) はジャイロ21の出力中に含まれるオ
フセットの時間変動を示している。
【0054】時刻t0にエンジンが始動されると、一定
の時間ΔTだけ経過した後の時刻t1までの期間にヒー
タ41への通電が行われる。時間ΔTは、一般的に予想
される停車時間の最小値よりも短い範囲で、できるだけ
長く設定されることが好ましい。時刻t0〜t1の期間
には、図5(c) において参照符号A1で示すように温度
センサ42の検出温度Taは上昇していく。
の時間ΔTだけ経過した後の時刻t1までの期間にヒー
タ41への通電が行われる。時間ΔTは、一般的に予想
される停車時間の最小値よりも短い範囲で、できるだけ
長く設定されることが好ましい。時刻t0〜t1の期間
には、図5(c) において参照符号A1で示すように温度
センサ42の検出温度Taは上昇していく。
【0055】時刻t1からの期間には、断熱容器40内
の温度Taは低下するが、断熱容器40の断熱作用とジ
ャイロ21の機械的構成部21Mからの発熱のために温
度Taの低下は緩やかになる。また、時刻t1から車両
が移動を開始する時刻t2までの期間には、ジャイロ2
1の出力に基づいてオフセット値が求められる。この停
止期間中におけるオフセットの検出については、上述の
とおりである。
の温度Taは低下するが、断熱容器40の断熱作用とジ
ャイロ21の機械的構成部21Mからの発熱のために温
度Taの低下は緩やかになる。また、時刻t1から車両
が移動を開始する時刻t2までの期間には、ジャイロ2
1の出力に基づいてオフセット値が求められる。この停
止期間中におけるオフセットの検出については、上述の
とおりである。
【0056】時刻t2からの期間には、時刻t1〜t2
の期間に求めたオフセット値に基づいてジャイロ21の
出力を補正することにより、車両の旋回角速度が検出さ
れ、これに基づいて車両の旋回角度が位置検出部23で
検出される。位置検出部23はまた、車速センサ22出
力信号を累積することにより車両の走行距離を算出す
る。そして、この走行距離と、ジャイロ21の出力を処
理して得られた旋回角度とに基づき、車両の現在位置が
推定される。
の期間に求めたオフセット値に基づいてジャイロ21の
出力を補正することにより、車両の旋回角速度が検出さ
れ、これに基づいて車両の旋回角度が位置検出部23で
検出される。位置検出部23はまた、車速センサ22出
力信号を累積することにより車両の走行距離を算出す
る。そして、この走行距離と、ジャイロ21の出力を処
理して得られた旋回角度とに基づき、車両の現在位置が
推定される。
【0057】断熱容器40による断熱作用のために、時
刻t1からの期間における断熱容器40中の温度Ta
(すなわちジャイロ21の機械的構成部21Mの周囲温
度)は、あまり変化しない。このため、図5(d) におい
て参照符号A2で示すように、時刻t1以後におけるオ
フセットは安定している。したがって、時刻t2〜t3
の車両が走行している期間には、時刻t1〜t2の期間
に求めたオフセット値に基づいてジャイロ21の出力を
補正すれば、正確な旋回角速度が検出されることにな
る。この結果、時刻t2〜t3の走行期間TD1におけ
る車両の旋回角度の検出は極めて正確に行える。よっ
て、走行期間TD1には、車両の現在位置を高精度で推
定できる。
刻t1からの期間における断熱容器40中の温度Ta
(すなわちジャイロ21の機械的構成部21Mの周囲温
度)は、あまり変化しない。このため、図5(d) におい
て参照符号A2で示すように、時刻t1以後におけるオ
フセットは安定している。したがって、時刻t2〜t3
の車両が走行している期間には、時刻t1〜t2の期間
に求めたオフセット値に基づいてジャイロ21の出力を
補正すれば、正確な旋回角速度が検出されることにな
る。この結果、時刻t2〜t3の走行期間TD1におけ
る車両の旋回角度の検出は極めて正確に行える。よっ
て、走行期間TD1には、車両の現在位置を高精度で推
定できる。
【0058】時刻t3において車両が停止すると上記の
時間ΔTにわたってヒータ41への通電が行われる。こ
のため、オフセットは、参照符号A3で示すように大き
な変動を示すことになる。しかし、この時刻t3〜t4
の期間には車両が停止しているので、位置検出部23で
推定位置の算出が行われることはない。したがって、こ
の期間におけるオフセットの変動は問題ではない。
時間ΔTにわたってヒータ41への通電が行われる。こ
のため、オフセットは、参照符号A3で示すように大き
な変動を示すことになる。しかし、この時刻t3〜t4
の期間には車両が停止しているので、位置検出部23で
推定位置の算出が行われることはない。したがって、こ
の期間におけるオフセットの変動は問題ではない。
【0059】時刻t4からの期間にはヒータ41への通
電が停止され、この時刻t4以後には断熱容器40内の
温度Taは安定する。そして、時刻t4から次に車両が
走行を開始する時刻t5までの期間においてオフセット
値が更新される。したがって、時刻t5からの期間に車
両が走行を開始すると、この期間における方位の推定
は、ジャイロ21の出力信号を時刻t4〜t5の期間に
求めた新たなオフセット値に基づいて行われることにな
る。
電が停止され、この時刻t4以後には断熱容器40内の
温度Taは安定する。そして、時刻t4から次に車両が
走行を開始する時刻t5までの期間においてオフセット
値が更新される。したがって、時刻t5からの期間に車
両が走行を開始すると、この期間における方位の推定
は、ジャイロ21の出力信号を時刻t4〜t5の期間に
求めた新たなオフセット値に基づいて行われることにな
る。
【0060】時刻t5以後は、上述の動作が繰り返さ
れ、図4の安定温度範囲ST内の温度まで温度が上昇さ
せられる。そして、温度センサ42の検出温度が、安定
温度範囲ST内に設定した所定の目標温度に達した後
は、この目標温度と温度センサ42の検出温度との比較
結果に基づいて停車時におけるヒータ41への通電時間
が定められる。
れ、図4の安定温度範囲ST内の温度まで温度が上昇さ
せられる。そして、温度センサ42の検出温度が、安定
温度範囲ST内に設定した所定の目標温度に達した後
は、この目標温度と温度センサ42の検出温度との比較
結果に基づいて停車時におけるヒータ41への通電時間
が定められる。
【0061】もしも、停車期間中におけるヒータ41へ
の通電により断熱容器40内の温度Taが断熱容器40
外の温度よりも低い温度まで上昇した場合には、通電停
止後の期間に温度Taは断熱容器40外の温度に緩やか
に近づいていくことになる。この場合には、ヒータ41
への通電によって断熱容器40内の温度を予め断熱容器
40外の温度に近づけていることになるから、通電停止
後の温度変化が一層緩慢になる。
の通電により断熱容器40内の温度Taが断熱容器40
外の温度よりも低い温度まで上昇した場合には、通電停
止後の期間に温度Taは断熱容器40外の温度に緩やか
に近づいていくことになる。この場合には、ヒータ41
への通電によって断熱容器40内の温度を予め断熱容器
40外の温度に近づけていることになるから、通電停止
後の温度変化が一層緩慢になる。
【0062】一方、停車期間中におけるヒータ41への
通電によって断熱容器40内の温度が断熱容器40外の
温度よりも高くなったときには、通電停止後の期間には
温度センサ42による検出温度Taは緩やかに下降す
る。上述のように、ジャイロ21の安定温度範囲ST
は、断熱容器40の周囲の温度の最大値よりも少し高め
に設定されているから、エンジンを始動してから長時間
を経過して断熱容器40内の温度が上記の目標温度まで
昇温され後の期間には、通電停止後には温度センサ42
による検出温度Taは下降することなる。
通電によって断熱容器40内の温度が断熱容器40外の
温度よりも高くなったときには、通電停止後の期間には
温度センサ42による検出温度Taは緩やかに下降す
る。上述のように、ジャイロ21の安定温度範囲ST
は、断熱容器40の周囲の温度の最大値よりも少し高め
に設定されているから、エンジンを始動してから長時間
を経過して断熱容器40内の温度が上記の目標温度まで
昇温され後の期間には、通電停止後には温度センサ42
による検出温度Taは下降することなる。
【0063】この場合、温度Taの変化を一層緩慢にす
るには、たとえば、走行期間中において、温度センサ4
2の検出温度をヒータ駆動回路43によるヒータ41の
通電制御のためにフィードバックすればよい。すなわ
ち、たとえば、温度センサ42の検出温度と上記の目標
温度との差を求め、これに基づいてヒータ41への給電
をたとえばPWM(パルス幅変調)制御するようにすれ
ばよい。これにより、断熱容器40内の温度の低下を抑
制できるから、走行期間におけるオフセットの変動を効
果的に低減できる。
るには、たとえば、走行期間中において、温度センサ4
2の検出温度をヒータ駆動回路43によるヒータ41の
通電制御のためにフィードバックすればよい。すなわ
ち、たとえば、温度センサ42の検出温度と上記の目標
温度との差を求め、これに基づいてヒータ41への給電
をたとえばPWM(パルス幅変調)制御するようにすれ
ばよい。これにより、断熱容器40内の温度の低下を抑
制できるから、走行期間におけるオフセットの変動を効
果的に低減できる。
【0064】なお、停車時間が長い場合には、図6に示
すように、所定の時間間隔Δで、ヒータ41のオン/オ
フが繰り返される。車両の走行開始は、ヒータ41への
通電制御とは非同期に発生する事象であるから、ヒータ
41への通電時間ΔT1,ΔT2,ΔT3は、ヒータ4
1への通電による断熱容器40内の温度の上昇に起因し
てオフセットが過度に変動しない程度の短時間に選択さ
れることが好ましい。
すように、所定の時間間隔Δで、ヒータ41のオン/オ
フが繰り返される。車両の走行開始は、ヒータ41への
通電制御とは非同期に発生する事象であるから、ヒータ
41への通電時間ΔT1,ΔT2,ΔT3は、ヒータ4
1への通電による断熱容器40内の温度の上昇に起因し
てオフセットが過度に変動しない程度の短時間に選択さ
れることが好ましい。
【0065】たとえば、走行/停止の判断がパーキング
ブレーキ信号などのように、実際に車両が走行し始める
以前に変化する信号に基づいて行われる場合には、車両
が走行中であることを表す信号が導出される時刻t11
と実際に車両が走行し始める時刻とにはずれがある。し
たがって、たとえ時刻t11の直前の期間までヒータ4
1への通電が行われた場合であっても、時刻t11にお
いて通電を直ちに停止し、この時刻t11からの短時間
に新たなオフセットを算出すれば、オフセットの更新を
支障なく行える。
ブレーキ信号などのように、実際に車両が走行し始める
以前に変化する信号に基づいて行われる場合には、車両
が走行中であることを表す信号が導出される時刻t11
と実際に車両が走行し始める時刻とにはずれがある。し
たがって、たとえ時刻t11の直前の期間までヒータ4
1への通電が行われた場合であっても、時刻t11にお
いて通電を直ちに停止し、この時刻t11からの短時間
に新たなオフセットを算出すれば、オフセットの更新を
支障なく行える。
【0066】以上のように本実施例によれば、断熱容器
40内にジャイロ21の機械的構成部21Mを収容して
いる。また、この機械的構成部21Mは、ヒータ41に
より加熱できるようになっている。そして、車両が停止
している期間には、ヒータ41への通電が行われて断熱
容器40内の温度の維持が図られ、車両が走行している
期間には、ジャイロ21の機械的構成部21Mからの発
熱により断熱容器40内の温度が維持される。しかも、
断熱容器40の断熱作用により、その内部の温度変化は
緩慢になる。
40内にジャイロ21の機械的構成部21Mを収容して
いる。また、この機械的構成部21Mは、ヒータ41に
より加熱できるようになっている。そして、車両が停止
している期間には、ヒータ41への通電が行われて断熱
容器40内の温度の維持が図られ、車両が走行している
期間には、ジャイロ21の機械的構成部21Mからの発
熱により断熱容器40内の温度が維持される。しかも、
断熱容器40の断熱作用により、その内部の温度変化は
緩慢になる。
【0067】この結果、ジャイロ21の機械的構成部2
1Mの雰囲気温度は走行中はほぼ一定に保たれるので、
走行中においてジャイロ21の出力中に含まれるオフセ
ットが大きく変動することはない。一方、エンジンを始
動した直後の期間には、車両が停止している期間におけ
るヒータ41への通電により断熱容器40内の温度が上
昇させられ、安定温度範囲ST内の目標温度に近づけら
れる。また、走行期間中には、断熱容器40の断熱作用
により、断熱容器40の内部温度はほぼ一定に保持され
る。このため、たとえばエンジン始動直後の期間におい
て、エンジンからの発熱のために断熱容器40の外部温
度が劇的に上昇しても、オフセットの大きなドリフトが
生じることを防止できる。
1Mの雰囲気温度は走行中はほぼ一定に保たれるので、
走行中においてジャイロ21の出力中に含まれるオフセ
ットが大きく変動することはない。一方、エンジンを始
動した直後の期間には、車両が停止している期間におけ
るヒータ41への通電により断熱容器40内の温度が上
昇させられ、安定温度範囲ST内の目標温度に近づけら
れる。また、走行期間中には、断熱容器40の断熱作用
により、断熱容器40の内部温度はほぼ一定に保持され
る。このため、たとえばエンジン始動直後の期間におい
て、エンジンからの発熱のために断熱容器40の外部温
度が劇的に上昇しても、オフセットの大きなドリフトが
生じることを防止できる。
【0068】しかも、車両が停車するたび毎に、目標温
度に近づけるための昇温とオフセットの更新とが繰り返
され、走行期間中にはオフセットの安定化が図られてい
るから、ジャイロ21の機械的構成部21Mの温度が目
標温度に達する以前の期間から方位検出を良好に行え
る。換言すれば、始動開始直後の期間から、方位の検出
を高精度で行える。
度に近づけるための昇温とオフセットの更新とが繰り返
され、走行期間中にはオフセットの安定化が図られてい
るから、ジャイロ21の機械的構成部21Mの温度が目
標温度に達する以前の期間から方位検出を良好に行え
る。換言すれば、始動開始直後の期間から、方位の検出
を高精度で行える。
【0069】この結果、ジャイロ21の出力を累積して
得られた車両の旋回角に基づいて現在位置を算出した場
合に、この現在位置の軌跡が道路地図メモリ25(図2
参照。)に記憶された地図から掛け離れることはなく、
地図マッチング法による現在位置の検出が良好に行え
る。したがって、上記の図7〜図11に示された地図マ
ッチング法を併用した走行中におけるオフセットの更新
処理もまた、良好に行うことができる。
得られた車両の旋回角に基づいて現在位置を算出した場
合に、この現在位置の軌跡が道路地図メモリ25(図2
参照。)に記憶された地図から掛け離れることはなく、
地図マッチング法による現在位置の検出が良好に行え
る。したがって、上記の図7〜図11に示された地図マ
ッチング法を併用した走行中におけるオフセットの更新
処理もまた、良好に行うことができる。
【0070】本発明の実施例の説明は以上のとおりであ
るが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
い。たとえば、上記の実施例では、主として停車期間中
にヒータ41に通電して断熱容器40内の温度を昇温さ
せるようにしているが、連続走行時間が長時間に渡ると
きには、位置検出部23で検出された現在位置と道路地
図メモリ25内の道路地図とが良好にマッチングしてい
ることを条件として、走行中にもヒータ41への通電に
よる断熱容器40内の昇温を行わせることとしてもよ
い。この場合には、ヒータ41への通電により断熱容器
40内の温度が上昇する期間には、ジャイロ21の出力
を無効化すればよい。
るが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
い。たとえば、上記の実施例では、主として停車期間中
にヒータ41に通電して断熱容器40内の温度を昇温さ
せるようにしているが、連続走行時間が長時間に渡ると
きには、位置検出部23で検出された現在位置と道路地
図メモリ25内の道路地図とが良好にマッチングしてい
ることを条件として、走行中にもヒータ41への通電に
よる断熱容器40内の昇温を行わせることとしてもよ
い。この場合には、ヒータ41への通電により断熱容器
40内の温度が上昇する期間には、ジャイロ21の出力
を無効化すればよい。
【0071】また、ジャイロの個体差のためにオフセッ
トが安定する安定温度範囲が個々のジャイロで異なる場
合には、事前に安定温度範囲を測定し、この安定温度範
囲内の目標温度をメモリに記憶させておけばよい。その
他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことが可能である。
トが安定する安定温度範囲が個々のジャイロで異なる場
合には、事前に安定温度範囲を測定し、この安定温度範
囲内の目標温度をメモリに記憶させておけばよい。その
他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことが可能である。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ジャイロ
の機械的構成部の温度変化が抑制される。この結果、ジ
ャイロの出力信号中に含まれているオフセット成分の変
動を抑制できる。これにより、角速度の検出を精度良く
行えるようになり、ひいては移動体の方位などを正確に
検出できるようになる。この結果、移動体の現在位置の
推定も精度良く行える。
の機械的構成部の温度変化が抑制される。この結果、ジ
ャイロの出力信号中に含まれているオフセット成分の変
動を抑制できる。これにより、角速度の検出を精度良く
行えるようになり、ひいては移動体の方位などを正確に
検出できるようになる。この結果、移動体の現在位置の
推定も精度良く行える。
【図1】本発明の実施例におけるジャイロに関連する構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例に適用されるナビゲーションシステ
ムの構成を示すブロック図である。
ムの構成を示すブロック図である。
【図3】振動ジャイロ装置の電気的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】振動ジャイロにおけるオフセットの温度変化を
示す図である。
示す図である。
【図5】動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
る。
【図6】動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
る。
【図7】車両が走行している期間においてオフセット値
を更新するための処理を表すフローチャートである。
を更新するための処理を表すフローチャートである。
【図8】車両が走行している期間においてオフセット値
を更新するための処理を表すフローチャートである。
を更新するための処理を表すフローチャートである。
【図9】車両が走行している期間においてオフセット値
を更新するための処理を表すフローチャートである。
を更新するための処理を表すフローチャートである。
【図10】車両が走行している期間においてオフセット
値を更新するための処理を表すフローチャートである。
値を更新するための処理を表すフローチャートである。
【図11】オフセット値を更新するための処理における
極性判定の意味を説明するための図であり、(a) はオフ
セットに起因して誤差が生じている場合を示し、(b) は
オフセット以外の原因のために誤差が生じている場合を
示す。
極性判定の意味を説明するための図であり、(a) はオフ
セットに起因して誤差が生じている場合を示し、(b) は
オフセット以外の原因のために誤差が生じている場合を
示す。
21 ジャイロ 21M 機械的構成部 22 車速センサ 23 位置検出部 25 道路地図メモリ 31 オフセットメモリ 41 ヒータ 42 温度センサ 43 ヒータ駆動回路 44 停止検出部 45 コントローラ
Claims (6)
- 【請求項1】旋回角速度に対応した出力信号中に周囲温
度に依存するオフセットが含まれているジャイロと、 このジャイロの少なくとも機械的構成部を収容した断熱
容器と、 この断熱容器中に収容され上記ジャイロの機械的構成部
を加熱するためのヒータとを含むことを特徴とする角速
度検出装置。 - 【請求項2】移動体に搭載されて用いられ、この移動体
の方位を検出するための方位検出装置であって、 上記請求項1記載の角度検出装置と、 この角度検出装置の出力信号から上記オフセットを除去
する出力補正手段と、 この出力補正手段の出力を積算して、上記移動体の旋回
角を得る積算手段と、 この積算手段の出力に基づいて移動体の方位を算出する
手段とを含むことを特徴とする方位検出装置。 - 【請求項3】移動体に搭載されて用いられ、移動体の移
動距離と方位とを検出して、移動体の現在位置を推定す
るようにした位置検出装置において、 上記移動体の方位を検出するための請求項2記載の方位
検出装置と、 上記移動体の移動距離を検出する距離検出手段と、 上記方位検出装置および距離検出手段の出力に基づい
て、移動体の現在位置を算出する位置算出手段とを含む
ことを特徴とする位置検出装置。 - 【請求項4】移動体が明らかに旋回していないことを検
出する非旋回状態検出手段と、 この非旋回状態検出手段が、移動体が明らかに旋回して
いないことを検出したことに応答して、上記ヒータに通
電する通電制御手段とをさらに含むことを特徴とする請
求項3記載の位置検出装置。 - 【請求項5】上記非旋回状態検出手段は、上記移動体が
停止していることを検出するものであることを特徴とす
る請求項4記載の位置検出装置。 - 【請求項6】上記断熱容器中に設けられ、上記ジャイロ
の機械的構成部の周囲温度を検出するための温度検出手
段と、 この温度検出手段の出力に基づいて、上記ジャイロの機
械的構成部の周囲温度が所定範囲内に保持されるように
上記ヒータへの通電を制御する通電制御手段とをさらに
含むことを特徴とする請求項3記載の位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220406A JPH0666568A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 角速度検出装置、方位検出装置および位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220406A JPH0666568A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 角速度検出装置、方位検出装置および位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666568A true JPH0666568A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16750623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4220406A Pending JPH0666568A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 角速度検出装置、方位検出装置および位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666568A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1992
- 1992-08-19 JP JP4220406A patent/JPH0666568A/ja active Pending
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