JPH0666874U - 溶接トーチのサイドシールドガスノズル - Google Patents

溶接トーチのサイドシールドガスノズル

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JPH0666874U
JPH0666874U JP1234493U JP1234493U JPH0666874U JP H0666874 U JPH0666874 U JP H0666874U JP 1234493 U JP1234493 U JP 1234493U JP 1234493 U JP1234493 U JP 1234493U JP H0666874 U JPH0666874 U JP H0666874U
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JP
Japan
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welding torch
shield gas
gas nozzle
welding
side shield
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JP1234493U
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徹 宇佐美
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Toyoda Iron Works Co Ltd
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Toyoda Iron Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アーク溶接を行う溶接トーチに一体的に取り
付けられて溶接トーチの側部からシールドガスを噴射す
るサイドシールドガスノズルにおいて、清掃や交換等の
維持管理を容易且つ迅速に行え、経済的に無駄のないよ
うにする。 【構成】 取付部18を介して溶接トーチ12に取り付
けられ、略円筒形状の筒状部20の上端にシールドガス
の供給ホース30を接続する接続ポート32を備えると
ともに下端が開口した第1部材14に対し、上端が開口
して下端に噴射口48を備えた第2部材16をセットボ
ルト52により着脱可能に連結してサイドシールドガス
ノズル10の全体を構成することにより、第1部材14
を溶接トーチ12に取り付けたまま第2部材16を分離
してスパッタを除去する清掃や新品との交換を行えるよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アーク溶接を行う溶接トーチに一体的に取り付けられて溶融池周辺 に向かってシールドガスを噴射するシールドガスノズルに係り、特に、溶接トー チの側部からシールドガスを噴射するサイドシールドガスノズルに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
アーク溶接において有害な大気成分の混入を抑制して良好な溶接状態を得るた め、アルゴン等の不活性ガスを成分とするシールドガスをアークにより加熱され て溶融した溶融池周辺に噴射し、その溶融池周辺を大気から遮断しつつ溶接を行 う溶接トーチが従来から多用されている。上記シールドガスは、通常、溶接トー チのチップボデーと一体的に構成されたシールドガス用のノズルから噴射される ようになっているが、かかるシールドガスノズルの一種に、シールドガスを溶接 トーチ先端の側部から噴射するサイドシールドガスノズルが知られている。
【0003】 図3に示すサイドシールドガスノズル70はその一例であり、サイドシールド ガスノズル70は、溶接トーチ72に一体的に取り付けられる取付部74と、溶 接トーチ72先端の側部位置に噴射口76を有してその溶接トーチ72と略平行 となるように形成された筒状部78とを一体に備えている。溶接トーチ72の基 端側に位置する筒状部78の一端側には、シールドガスを供給する供給ホース8 0を接続するための接続ポート82が設けられており、その接続ポート82から 供給されたシールドガスを噴射口76から溶接トーチ72の先方へ向かって噴射 するようになっている。このようなサイドシールドガスノズル70を用いたサイ ドシールドトーチは、図中に一点鎖線で示すように溶接トーチ72のチップボデ ー84の外周側に設けられたシールドガスノズル86からシールドガスを電極8 8と同心状に噴射する形式のシールドトーチに比較して、噴射口76付近におけ るスパッタの付着やアーク加熱による溶損および熱変形が少なく、安定してシー ルドガスを溶融池90付近に噴射し得るため、ブローホール等の発生を抑制する 点において有効である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなサイドシールドガスノズルにおいても、噴射口への スパッタの付着や溶損を完全には防ぎきれないため、スパッタが積み重なってシ ールドガスを良好に噴射できなくなったときにはスパッタ除去を行う必要がある とともに、ある程度以上溶損や熱変形が進んで形状修復が不能となった場合には サイドシールドガスノズル全体を新品と交換しなければならず、溶接トーチから 取り外しての清掃が面倒であるとともに、交換時には機能的に損なわれていない 健全な部分までも交換することになって不経済であった。また、前記取付部は、 溶接トーチに対して軸心まわりの回転可能に軸嵌合させられてセットボルト等に より固定されるようになっており、新しいサイドシールドガスノズルを溶接トー チへ取り付けする毎にその溶接トーチとの周方向の位置関係に変化を生じる。こ のため、その交換の都度、筒状部などが周囲の部品と干渉しないように溶接ロボ ットのティーチング修正を行う必要があり、煩雑であるとともに、自動溶接ライ ン等における稼働能率を低下させる原因となっていた。
【0005】 本考案は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、 清掃や交換などの維持管理を容易且つ迅速に行え、しかも経済的に無駄のないサ イドシールドガスノズルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本考案の要旨とするところは、アーク溶接を行う 溶接トーチに一体的に取り付けられ、その溶接トーチ先端の側部から溶融池周辺 に向かってシールドガスを噴射するサイドシールドガスノズルであって、(a) 前記溶接トーチに一体的に取り付けられる取付部と、取付状態において上記溶接 トーチと略平行となるように形成され、その溶接トーチの基端側に位置する一端 において前記シールドガスを供給する供給ホースが接続されるとともに他端が開 口している筒状部とを備えた第1部材と、(b)一端が開口し且つ他端に噴射口 を備えた略筒形状を成すとともに、その一端が前記筒状部の他端に着脱可能に連 結され、上記筒状部を経て供給される前記シールドガスを前記噴射口から前記溶 接トーチの先方へ向かって噴射する第2部材とを有することにある。
【0007】
【作用および考案の効果】
このような溶接トーチのサイドシールドガスノズルにおいては、取付部を介し て溶接トーチに一体的に取り付けられ、溶接トーチの基端側に位置する筒状部の 一端にシールドガスの供給ホースが接続されるとともにその反対側の他端が開口 している第1部材に対し、開口した一端が筒状部の他端と接続するように、他端 に噴射口を備えた第2部材が着脱可能に連結されることによって、サイドシール ドガスノズル全体が構成されている。そして、溶接トーチへ取り付けられ且つ供 給ホースが接続されてアーク溶接が行われる際には、供給ホースから第1部材の 筒状部を経て供給されたシールドガスが、溶接トーチ先端の側部に位置する上記 噴射口からその溶接トーチの先方へ向かって噴射される。このため、アーク溶接 の溶融池周辺が噴射されたシールドガスによって大気から遮断され、良好な溶接 状態が得られる。
【0008】 ここで、上記第2部材は、溶接によって飛散したスパッタが付着して、そのた めにシールドガスを良好に噴射できなくなった際には、第1部材から分離させて 簡便に清掃作業を行うことが可能であるとともに、アーク加熱による溶損や熱変 形がある程度以上進行して形状修復が不能となった際には、新しい第2部材と交 換して溶接トーチに取り付けられたままの第1部材に連結すれば良い。このため 、サイドシールドガスノズル全体を溶接トーチから取り外して清掃や新品との交 換をしなければならない図3の従来品に比較して、清掃や交換などの維持管理を 容易且つ迅速に行い得るとともに、第2部材を交換する必要を生じても機能的に 健全な第1部材を交換する必要がないので無駄がなく経済的である。
【0009】 また、第1部材を溶接トーチに取り付けたまま第2部材のみを着脱すればよい ため、溶接トーチに対する筒状部や第2部材の位置関係は変化しない。このため 、従来のように、ノズルを着脱する度に溶接ロボットのティーチング修正をしな くても良く、溶接設備の稼働停止時間が短縮されて稼働能率が向上する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例である溶接トーチのサイドシールドガスノズル(以 下、単にサイドシールドガスノズルという)10の縦断面図である。サイドシー ルドガスノズル10は、一点鎖線で示す溶接トーチ12に固定される第1部材1 4と、その第1部材14に着脱可能に連結されて一体化される第2部材16とか ら構成されている。図1におけるII−II断面を図2に示す。
【0011】 第1部材14は、溶接トーチ12に一体的に取り付けられる略円筒形状の取付 部18と、溶接トーチ12に取り付けられた状態において溶接トーチ12と平行 となるように形成された略円筒形状の筒状部20とを一体に備えている。取付部 18は、段付きの丸軸形状を成す溶接トーチ12のチップボデー22と軸嵌合さ せられる段付き状の嵌合孔24を備えており、図における下側の小径部にはNC ナイロン製の絶縁スリーブ26が挿入されている。また、取付部18には、外周 側から嵌合孔24の大径部内に突き出し可能なセットボルト28が螺合させられ ており、このセットボルト28がチップボデー22に対して締め付けられること により、第1部材14が溶接トーチ12に相対移動不能に固定される。なお、上 記セットボルト28を複数設けることも可能である。
【0012】 また、筒状部20は、溶接トーチ12の基端側に位置する一端、すなわち図1 における上端に、アルゴン等の不活性ガスを成分とするシールドガスを供給する 供給ホース30が接続される接続ポート32を備えている。この接続ポート32 は、筒状部20に対してやや傾斜して気密に螺合させられた基端部34と、所定 長さ(例えば100mm程度)の銅パイプ製の中間部36と、供給ホース30の一 端が結合される先端部38とから構成されている。この場合、供給ホース30は 樹脂製のものであるが、アーク溶接が行われる近傍から充分に離間させられるこ とになるため、溶接熱や熱伝導の影響を受け難く、熱変形を生じる心配がない。 筒状部20の内側は、上記接続ポート32に連通するとともに、横断面が円形で 溶接トーチ12と平行なシールドガスのガス通路40を形成しており、筒状部2 0の他端、すなわち図1における下端は、取付部18よりも下方に延び出して開 口している。そして、その下端には、前記第2部材16を連結するために薄肉円 筒状の係合部42が設けられている。
【0013】 第2部材16は、くの字形に曲折した略円筒形状を成しており、その一端、す なわち図1における上端に、筒状部20の係合部42の内側に嵌合するとともに 、長さ寸法が係合部42の長さ寸法と略等しい薄肉円筒状の係合突起44を備え ている。第2部材16の内側は、前記筒状部20と同様に円形断面のガス通路4 6を形成しており、他端すなわち図1における右下端に噴射口48を備えている 。ガス通路46は、くの字形に曲折する途中までは前記ガス通路40と同径で、 途中からはそれよりも僅かに大径となって噴射口48に連続している。噴射口4 8は、図1の取付状態において溶接トーチ12先端の側部における所定位置から 略45度の角度でシールドガスを噴射することができるように、前記した各部と の位置関係が予め設定されており、本実施例では噴射方向と直角な開口径が12 mm程度とされている。上記係合突起44が筒状部20の係合部42の内側に嵌合 させられ、双方の開口端縁がそれぞれ段部に略当接させられるとともに、係合部 42の外周側から挿通孔50を通して係合突起44に螺合させられたセットボル ト52が締め付けられることにより、ガス通路46の略上半分が前記ガス通路4 0と同心状に接続された状態で、第2部材16が筒状部20に嵌合方向の軸心ま わりの相対回転不能に連結される。
【0014】 上記の如く構成されたサイドシールドガスノズル10が溶接トーチ12に装着 されるとともに供給ホース30が接続された状態でアーク溶接が行われる際には 、供給ホース30から供給されるシールドガスが、第1部材14側のガス通路4 0および第2部材16側のガス通路46を通して噴射口48から溶接トーチ12 の先方へ向かって噴射されるため、前記図3に示すサイドシールドガスノズル7 0の場合と同様に、アークにより加熱されて溶融した溶融池周辺が大気から遮断 され、有害な大気成分の溶融池中への溶解が抑制されて良好な溶接状態を得るこ とができる。
【0015】 ここで、本実施例のサイドシールドガスノズル10は、セットボルト52の締 め外しによって第2部材16が第1部材14に対して着脱可能とされているため 、溶接によって飛散したスパッタが第2部材16に付着して、そのためにシール ドガスを良好に噴射できなくなった際には、その第2部材16を第1部材14か ら分離させて簡便に清掃作業を行うことが可能であるとともに、アーク加熱によ る溶損や熱変形がある程度以上進行して形状修復が不能となった際には、新しい 第2部材16と交換して溶接トーチ12に取り付けられたままの第1部材14に 連結すれば良い。このため、サイドシールドガスノズル70全体を溶接トーチか ら取り外して清掃や新品との交換をしなければならない図3の従来品に比較して 、清掃や交換などの維持管理を容易且つ迅速に行い得るとともに、第2部材16 を交換する必要を生じても機能的に損なわれていない第1部材14を交換する必 要がないので無駄がなく経済的である。
【0016】 また、第1部材14を溶接トーチ12に取り付けたまま第2部材16のみを着 脱すればよいことから、溶接トーチ12に対して筒状部20や第2部材16の位 置関係が第2部材16の着脱に伴って変化しない。このため、従来のように、ノ ズルの着脱の度に溶接ロボットのティーチング修正をしなくても良く、溶接設備 の稼働停止時間が短縮されて稼働能率が向上する。
【0017】 以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本考案は他の態 様で実施することもできる。
【0018】 例えば、前述の実施例においては、係合突起44の外周が筒状部20の係合部 42の内側に嵌合するとともに、セットボルト52が締め付けられることにより 第2部材16が第1部材14に連結されるようになっていたが、第1部材14と 第2部材16との連結形態はこれ以外にも種々の形態が適用でき、例えば、軸心 まわりの位置決めをするためにキーおよびキー溝等を設けるようにしたり、係合 部42および係合突起44の形状を円筒形以外としたりすることも可能である。
【0019】 また、前述の実施例における第2部材16は、くの字形に曲折した略筒形状を 成しているとともにガス通路46の途中までは筒状部20のガス通路40と同心 で溶接トーチ12と平行な部分を有していたが、第2部材16におけるくの字形 に曲折する部分までの長さを有する筒状部に対して、曲折した先端側のみの部分 に相当する第2部材を連結するようにしても良いし、逆に、取付部18と同じ程 度に短い寸法の筒状部に対して、溶接トーチ12と平行な部分が第2部材16よ りも長い第2部材を連結するようにしても良く、第1部材と第2部材との分割位 置を適宜ずらして構成することが可能である。
【0020】 また、前述の実施例における第2部材16の噴射口48は、ガス通路40の径 寸法よりも僅かに大径に形成されたガス通路46の流路後半部に続いて前記所定 の径寸法にて形成されるとともに略45度の噴射角度に設定されていたが、開口 径寸法や噴射角度は適宜変更され得るとともに、噴射口48の開口形状は円形以 外に楕円形や矩形であっても良く、シールドガスに要求される噴射条件に応じて 適宜設定される。
【0021】 また、前述の実施例においては、供給ホース30を溶接部近傍から充分に離間 させるように比較的寸法の長い接続ポート32を介して供給ホース30が接続さ れていたが、供給ホース30を接続するために必ずしも接続ポート32を配設す る必要はなく、このような構成は本考案において必須要件ではない。接続ポート を一体に備えた筒状部であっても良い。
【0022】 その他一々例示はしないが、本考案は当業者の知識に基づいて種々の変更,改 良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である溶接トーチのサイドシ
ールドガスノズルを示す断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】従来のサイドシールドガスノズルの一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10:溶接トーチのサイドシールドガスノズル 12:溶接トーチ 14:第1部材 16:第2部材 18:取付部 20:筒状部 30:供給ホース 48:噴射口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーク溶接を行う溶接トーチに一体的に
    取り付けられ、該溶接トーチ先端の側部から溶融池周辺
    に向かってシールドガスを噴射するサイドシールドガス
    ノズルであって、 前記溶接トーチに一体的に取り付けられる取付部と、取
    付状態において該溶接トーチと略平行となるように形成
    され、該溶接トーチの基端側に位置する一端において前
    記シールドガスを供給する供給ホースが接続されるとと
    もに他端が開口している筒状部とを備えた第1部材と、 一端が開口し且つ他端に噴射口を備えた略筒形状を成す
    とともに、該一端が前記筒状部の他端に着脱可能に連結
    され、該筒状部を経て供給される前記シールドガスを前
    記噴射口から前記溶接トーチの先方へ向かって噴射する
    第2部材とを有することを特徴とする溶接トーチのサイ
    ドシールドガスノズル。
JP1234493U 1993-02-24 1993-02-24 溶接トーチのサイドシールドガスノズル Pending JPH0666874U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190077757A (ko) * 2017-12-26 2019-07-04 주식회사 포스코 강재 용접장치 및 강재 용접방법
CN113840683A (zh) * 2019-05-28 2021-12-24 林德有限责任公司 用于保护气体拖曳式喷嘴的快速更换系统

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