JPH0666878B2 - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH0666878B2
JPH0666878B2 JP62179598A JP17959887A JPH0666878B2 JP H0666878 B2 JPH0666878 B2 JP H0666878B2 JP 62179598 A JP62179598 A JP 62179598A JP 17959887 A JP17959887 A JP 17959887A JP H0666878 B2 JPH0666878 B2 JP H0666878B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワードプロセッサやパーソナルコンピュー
タなどの画像処理装置に接続され、単純2値画像例えば
文字や中間調画像例えば写真などの画像情報を入力する
ハンドスキャナ(イメージリーダ)などの画像入力装置
に関する。
〔従来の技術〕
最近、画像処理装置例えばワードプロセッサは、画像を
手軽に入力可能なハンドスキャナを備えたものが登場し
ている。
このハンドスキャナはCCD(Charge Coupled Device)
を読取部に有し、原稿上を手で移動させることにより読
み取っている。
このようなハンドスキャナでは、ローラの回転をエンコ
ーダで検出し、この信号の変化で画像信号の有効性を判
断しており、読み取りに中間調いわゆるディザ方式を採
用すると、エンコーダで検出した信号の変化でディザの
副走査側のパターンを変えている。
第19図において、副走査信号パルスLPが立ち下がった次
の読みを有効とすれば、画像データの1,3,6,8が読み取
りとなる。
これにディザのパターンを照らし合わせると、第20図の
ようなパターンでは画像データの1が、3が、6が
、8がと変化していく。
このような状態で、画像を1/2に縮小する場合は、有
効の画像を1つおきにとればよいことにより、ここでは
画像データの1と6とを有効にすれば良い。しかし、こ
の方法でいくと、ディザのパターンでは、1と6はと
に当たり、,のパターンが無くなってしまう。
第20図では各ラインでのディザパターンの平均値は、
が(0+8+2+10)/4=5、が同様に9、が
6、が10となる。全体の平均は、(5+9+6+10)
/4=7.5である。
このディザのパターンの数値は、100%白を16とした時
(16階調)の白黒の判定レベルである。
これに対して、とだけでは、(5+6)/2=5.5
となり、全体の時より小さい値となる。これは、縮小す
ると、1倍の時より画像が白っぽくなることを示してい
る。
また、第20図は分散型のベイヤーのパターンであるが、
とがなくなると、副走査方向の変化が無くなり、分
散の効果が無くなる。
2倍に拡大するには、同じ副走査のデータを2回出力す
る。第19図では副走査の1,1,3,3,6,6,8,8と言ったよう
に繰り返す。この方法は簡単ではあるが、出力された画
像が荒い感じを受ける。
〔発明の目的〕
この発明は、読み取った画像を縮小、拡大しても、元の
画像に対して濃度が変化したり、像が荒くなったりする
のを防止した画像入力装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この発明の画像入力装置
は、画像から反射した光を主走査方向に一定周期でスキ
ャンして電気信号に変換する受光素子と、この受光素子
により前記画像を電気信号に変換する際、手操作によ
り、前記画像に対して相対的に回転されるローラと、こ
のローラの回転量を検出して副走査信号パルスを出力す
る検出装置と、等倍、縮小、拡大のモードを指示する入
力回路と、前記検出装置からの副走査信号パルスを受
け、前記入力回路による指示が縮小モードの場合は副走
査信号パルスを所定比率で分周し、拡大モードの場合は
副走査信号パルスを所定比率で増倍して、前記主走査方
向画像データの有効性を示す信号を作成する回路と、前
記画像の中間調を表現するディザパターンのマトリクス
を出力する回路であって、前記主走査方向画像データの
有効性を示す信号に応じて、副走査方向に有効な主走査
方向画像データの1ライン毎に、前記ディザパターンの
副走査方向のマトリクスを変化させる機能を備えた回路
とを設けた構成のものである。
〔作用〕
この画像入力装置は手操作されるため、画像に対して相
対的に回転されるローラの回転量、つまり検出装置から
出力される副走査信号パルスは不規則なものとなる。そ
こで、この副走査信号パルスのみに基づいて、主走査方
向画像データの有効性を示す信号が作成される。例え
ば、第19図及び第20図の例において、1,2,3,4,5,6,…の
画像データの全てについて、その有効性が順次示されて
行く。なお、主走査方向画像データの有効性を示す信号
は、入力回路の指示が縮小モードの場合は副走査信号パ
ルスを所定比率で分周し、拡大モードの場合は副走査信
号パルスを所定比率で増倍して得られるものであり、こ
れらの倍率及び副走査信号パルスの不規則性に追従した
ものとなる。
画像の中間調を表現するディザパターンのマトリクスを
出力する回路は、上記主走査方向画像データの有効性を
示す信号に応じて、副走査方向に有効な主走査方向画像
データの1ライン毎に、前記ディザパターンの副走査方
向のマトリクスを変化させる。即ち、不規則なローラの
回転速度に対して、設定された倍率の量だけ移動した後
の主走査のラインを有効な画像データとして読み込ませ
ると同時に、この有効としたライン毎にディザパターン
の副走査方向のマトリクスを変えて行く。
従って、第19図及び第20図の例で説明すると、倍率が1
/2倍、1倍、2倍のいずれであるかに拘わらず、1,2,
3,4,5,6,…の画像データが全て有効なものとなり、ディ
ザパターンがの順に変化して行くことになる。
このように拡大、等倍、縮小のそれぞれにおいて、副走
査方向の移動に対し、有効となる主走査の画像データ1
ライン毎にディザのマトリクスパターンを変化させるこ
とにより、1/2倍、1倍、2倍に拘わらず、副走査方
向に有効な1ラインに対して1つずつディザのパターン
を変化させるものであるため、従来の有効画像を1つ置
きに取ったり、同じ副走査のデータを2回出力する方式
に比べ、出力された画像は、元の画像と大きさが異なる
だけで、濃度及び感じ方の変化が無く、入力画像に近い
ものが得られる。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。
<構成> 第1図のようにワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータのイメージ入力用のハンドスキャナ1は、できる限
り幅広く画像を入力できると共に、握り易くかつ操作し
易いように、グリップ3の幅が頭部5の幅よりせまくな
っている。
また、グリップ3と頭部5との間には、移動方向左右に
段部7,9が形成されている。これらの段部7,9は互いに移
動方向に段違いに位置し、グリップ3を握った時、親指
が段部7に接触し、人差し指が段部9に接触するように
配置にしてある。
そして、ハンドスキャナ1の底面には第3図及び第4図
のように読み取り口11が設けられ、上面にはこの読み取
り口11を通して画像情報記録物例えば原稿Pの状態を見
る覗き窓13が設けられている。
読み取り口11は第3図のようにプラテンガラス12で覆わ
れている。このプラテンガラス12は周囲が黒く縁取りさ
れ、この縁取りの境界を基準にして原稿Pを読み取り位
置にセットできるようにしてある。
また、覗き窓13はガラスや透明プラスチックで形成さ
れ、第4図のように内面が傾斜している。そして、覗き
窓13から覗いた時、例えば後述のローラ17の接線前方に
見える位置を読み取り基準位置にしてある。
このような形状のハンドスキャナ1は、原稿Pに接触し
回転軸15を中心に回転するゴムなどにより形成されたロ
ーラ17と、原稿Pに光を照射する光源例えば緑色光(赤
色光でも良い)を発するLEDアレイ19と、原稿からの光
を反射する鏡などの反射板21と、この反射板21からの光
を集光するレンズユニット23と、このレンズユニット23
により集光された光を受光する受光素子(イメージセン
サ)例えばCCD25(ラインセンサ)と、読み取り開始ボ
タン39と、読み取り濃度ボリューム41と、読み取りモー
ドスイッチ43と、制御基板27とを備えている。
ローラ17の回転軸15にはギヤ29が取り付けられ、ギヤ3
1,33を介して検出装置例えばエンコーダのクロック板35
をローラ17の回転につれて駆動するようになっている。
なお、クロック板35には同心円周上に等間隔に複数の穴
が設けられ、フォトインタラプタ37により回転量を検出
するようになっている。
ギヤ31,33及びクロック板35は、支持部材45により支持
されている。この支持部材45は第8図〜第10図に示すよ
うに左右の側板47L,47Rを備えている。
側板47Lはギヤ31を回転自在に支持する支持ピン49と、
ギヤ33及びクロック板35の回転軸51の一方の軸受を形成
する支持段部53L及びアーム55Lとを備えている。
また側板47Rは回転軸51の他方の軸受を形成する支持段
部35R及びアーム55Rを備えている。
尚、アーム55L,55Rは弾性変形可能で、回転軸51を着脱
できるようになっている。
読み取り開始ボタン39は、押すことにより副走査検出回
路112がアクティブになり読み取りが行なわれる。
読み取り濃度ボリューム41は、回すことにより読み取り
濃度を調節できる。
読み取りモードスイッチ43は、読み取る情報が文字のよ
うな単純2値画像か、写真のような中間調(ハーフトー
ン)画像であるかによりモードを切り換えることができ
る。尚、写真モードは複数のモード(例えば写真1、写
真2)を設けるようにしても良い。
制御基板27には、第11図のように前記CCD25と、タイミ
ング発生回路102と、デコーダ回路103と、ビデオ増幅回
路104と、エンベロープ検出回路105と、エンベロープ分
割回路106と、切り換え回路107と、シェーディング量補
正回路108と、マトリクス抵抗回路109と、オフセット回
路110と、電流電圧変換回路111と、副走査検出回路112
と、単純2値オフセット設定回路113と、縮小拡大入力
回路114と、コンパレータ125とが設けられている。タイ
ミング発生回路102は、CCD25を駆動するためのタイミン
グロックをCCD25に供給すると共に、CCD25の1画素の出
力に同期したクロックパルスをデコーダ回路103に出力
する。
デコーダ回路103は、写真のとき選択されたディザマト
リクスのDC出力電圧を作るように、J0〜J3をマトリクス
に応じてグランド側にスイッチングする。
ビデオ増幅回路104は、抵抗R1〜R5と、可変抵抗VR1,VR5
と、オペアンプ121,122とを備え、CCD25のビデオ信号A
を入力し、第13図のように増幅信号Bを出力する。
エンベロープ検出回路105は、ダイオードD1と、コンデ
ンサC1,C2と、トランジスタQ1,Q2と、抵抗6,R8,R9とを
備え、コンデンサC1,C2と抵抗R6とで決まる時定数、あ
るいはコンデンサC1と抵抗R6とで決まる時定数によりエ
ンベロープを検出する。
エンベロープ分割回路106は、抵抗R7と、可変抵抗VR2
と、オペアンプ123とを備え、エンベロープ検出回路105
で検出したエンベロープを電圧分割してシェーディング
補正幅を決める。
切り換え回路107は、前記読み取りモードスイッチ43と
抵抗R10とを備え、文字モードと写真モードとの切り換
えを行う。
シェーディング量補正回路108は可変抵抗VR3を備え、シ
ェーディング補正用出力Eに対しての補正量を決める。
マトリクス抵抗回路109は写真の疑似2値の基準電圧を
変えるもので、抵抗r0〜r3を備え、デコーダ回路103の
中でグランド若しくは5Vに半導体スイッチによって接続
されている。尚、抵抗r0〜r3は例えばr0=8×r3、r1=
4×r3、r2=2×r3のような値で構成されている。
オフセット回路110は、前記読取り濃度ボリューム41と
抵抗R11とを備え、濃度レベルの調整に用いる。尚、読
み取り濃度ボリューム41は、原稿の濃度により白、黒の
レベルを決めるコンパレート電圧Fにオフセットを任意
にかけるものである。
電流電圧変換回路111は、オペアンプ124と、抵抗R12
と、可変抵抗VR4とを備え、オペアンプ124の−側からグ
ランドに流れる電流値に抵抗R12と可変抵抗VR5との和を
掛けた値のコンパレート電圧Fを出力する。
コンパレート電圧Fは第12図の電圧Gと等価で、次式の
ようになる。
G=Rf×(5/Ri)+5〔V〕 この式は、H点からグランドへ向けて流れる電流値に、
フィードバック抵抗値を掛けたものが、+側の電圧5Vの
上にのせることを示している。
従って、抵抗Riの部分を第11図のようにシェーディング
量補正回路108と、マトリクス抵抗回路109と、オフセッ
ト回路110とに独立して構成できる。言い替えると、独
立した要素がそれぞれに2値化のコンパレート電圧Fを
動かすことができる。
副走査検出回路112は、CCD25のスキャン方向と垂直方向
に用紙を送るか、ローラ17の回転を検出して任意の量移
動したときにパルスが発生する回路で、任意の量移動し
たところで1パルス発生する。
単純2値オフセット設定回路113は、抵抗R13〜R16及び
スイッチSW1〜SW4を備え、スイッチSW1〜SW4の状態によ
りJ0〜J3をグランド若しくは5Vに接続する。
縮小拡大入力回路114は、縮小スイッチSW5及び拡大スイ
ッチSW6と、抵抗R17,R18とを備え、2倍拡大、1/2縮
小の時にそれぞれLow,Highで入力される。第11図でいえ
ばスイッチSW5,SW6がそれぞれONのときがアクティブで
あり、1倍のときは両方のスイッチSW5,SW6がオープン
である。
2値化コンパレータ125は、ビデオ信号Aの増幅信号B
と2値化のコンパレート電圧Fにより白黒の2値化を行
う。
尚、デコーダ回路103と、縮小拡大入力回路114と、副走
査検出回路112と、タイミング発生回路102との関係は、
第15図のようになっている。これは、副走査検出回路11
2からの副走査信号パルスLPを受け、縮小拡大回路114に
よる指示が縮小モードの場合は副走査信号パルスLPを所
定比率で分周し、拡大モードの場合は副走査信号パルス
LPを所定比率で増倍して、主走査方向画像データの有効
性を示す信号(副走査判定出力)を作成する回路を構成
している。
この回路には、フリップフロップ回路FF1〜FF4と、ナン
ド回路131と、アンド回路133,135と、ノア回路137と、
オア回路139と、ノット回路144,143,145と、コンデンサ
147と、抵抗149とが設けられている。
フリップフロップ回路FF1は、縮小スイッチSW5のOFFに
よりリセットされ、縮小スイッチSW5がONのときに副走
査検出回路112からの副走査信号パルスLPの分周動作を
行う。
ナンド回路131は、このフリップフロップ回路FF1がリセ
ットされている間、副走査信号パルスLPをアンド回路13
3に送る。このアンド回路133は、フリップフロップ回路
FF1の反転Q1出力により開かれ、副走査信号パルスLPを
通してフリップフロップ回路FF2に与える。
フリップフロップ回路FF2は、リセット状態でない限
り、常に副走査信号パルスLPを受けて、反転動作を行
う。
フリップフロップ回路FF3は、拡大スイッチSW6がONのと
きにのみ、ノア回路137を通してアンド回路133から与え
られる副走査信号パルスLPを受けて、反転動作を行う。
ノア回路137が前置されているのはフリップフロップ回
路FF3だけであるので、フリップフロップ回路FF2とFF3
とでは、副走査信号パルスLPに対する反転動作が逆位相
となる。このフリップフロップ回路FF2の非反転Q2出力
とフリップフロップ回路FF3のの非反転Q3出力とが、オ
ア回路139を通してフリップフロップ回路FF4のD入力と
なる。
フリップフロップ回路FF4は、タイミング発生回路102か
らのタイミングクロックに同期して非反転Q4出力を発生
し、アンド回路135よりタイミング発生回路102からのタ
イミングクロックに同期して副走査判定出力が得られ
る。
尚、第15図の回路のタイミングチャートが第16図〜第18
図であり、第16図は1倍のモード時、第17図は1/2倍
の縮小時、そして第18図は2倍の拡大時の動作を示す。
<動作> まずハンドスキャナ1に電源が加えられると、第4図の
LEDアレイ19が発光する。そして、読み取り開始ボタン3
9をONしながらハンドスキャナ1を引くと、ローラ17の
回転に伴い、副走査検出回路112からデコーダ回路103に
パルスが供給される。
一方、第11図のタイミング発生回路102によりCCD25を駆
動して、光を電気信号に変換する。その信号をビデオ信
号Aとして出力する。
ビデオ信号Aは、ビデオ増幅回路104により第13図のよ
うに増幅される。この増幅信号Bはそのまま2値化コン
パレータ125と、ビデオ波形のシェーディング補正をす
るためのエンベロープ検出回路105に供給される。
エンベロープ検出回路105は、読み取りモードスイッチ4
3により単純2値と疑似2値、言い替えると文字と写真
(またはディザ方式)に切り替えられ、エンベロープ検
出の時定数を文字の時はC1+C2とR6、写真の時はC1とR6
とに切り換える。従って、時定数は写真の時の方が文字
の時よりも小さい。エンベロープ検出回路105の出力C
は、ボルテージフォロアにより出力Dとなる。この出力
Dの波形は第14図のようになる。
この出力Dは可変抵抗VR2によりある比をもった出力E
に分割され、可変抵抗VR3を通して、オペアンプ124に供
給される。
シェーディング量補正回路108はシェーディング補正用
出力Eに対しての補正量を決める。
そして、電流電圧変換回路111と、この電流電圧変換回
路111に電流を与えるシェーディング量補正回路108と、
写真の時の基準電圧を変えるマトリクス抵抗回路109
と、オフセット及びマニュアルでの読み取り濃度ボリュ
ーム41のオフセット回路110とにより、2値化のコンパ
レート電圧Fが得られる デコーダ回路103からのマトリクス抵抗回路109の抵抗r0
〜r3への出力は、読み取りモードスイッチ43により写真
いわゆるディザモードが選択されたとき、ディザのパタ
ーンにあうような電圧変動を起こすようにスイッチング
される。この時の主走査方向のパターンの変化は、タイ
ミング発生回路102のCDD25の駆動に同期し、また副走査
のパターン変化は副走査検出回路112からのクロックに
従って行う。
読み取りモードスイッチ43が単純2値側にあるときは、
予め決められたパターン、言い替えるとコンパレート電
圧Fに決められたオフセット電圧を固定で与える。この
決められた値とは、単純2値オフセット設定回路113の
スイッチSW1〜SW4によって決められる。
縮小拡大入力回路114の出力により、ディザモードの時
のディザパターンの動きをデコーダ回路103より変調す
る。
2値化のコンパレート電圧Fは、第1図のシェーディン
グ量補正回路108と、マトリクス抵抗回路109と、オフセ
ット回路110とに流れ出す電流値で決まる。コンパレー
ト電圧Fは、オフセツト回路110の抵抗R11の読み取り濃
度ボリューム41の電流と、可変抵抗VR3へ流れる電流
と、マトリクス抵抗回路109による16レベルの電流値と
なる。
ところで、縮小スイッチSW5と拡大スイッチSW6が共にOF
Fの時が、1倍のモードである。この時は、第15図にお
いてフリップフロップ回路FF2のみが作動し、その出力
により副走査の移動を判断する(第16図参照)。即ち、
フリップフロップ回路FF1はリセット状態となり、副走
査検出回路112からの副走査信号パルスLPは、ナンド回
路131及びアンド回路133を通ってフリップフロップ回路
FF2のクロック入力端子に入力される。フリップフロッ
プ回路FF3は、拡大スイッチSW6がOFFでノア回路137の出
力がLレベルのままとなるので、動作しない。従って、
フリップフロップ回路FF2の非反転出力Q2のみがオア回
路139を通ってフリップフロップ回路FF4に送られる。こ
の結果、アンド回路135からは、副走査信号パルスLPと
同じ周期の副走査判定出力(第16図)が得られる。
縮小スイッチSW5がONの時は、1/2倍の縮小であり、
フリップフロップ回路FF1とフリップフロップ回路FF2が
作動する。即ちフリップフリップ回路FF2が作動する点
は上記と同じであるが、フリップフロップ回路FF1のリ
セット状態が解除されるので、フリップフロップ回路FF
1が副走査信号パルスLPを受けてこれを分周する動作を
行うようになる。フリップフロップ回路FF1が副走査信
号パルスLPを分周し、その出力がアンド回路133を通っ
てフリップフロップ回路FF2に入力されるため、副走査
判定出力の信号は、1倍の半分になる(第17図参照)。
言い替えると、1倍の時に対してローラ17が2倍回転し
ないと1パルス信号が出ないことになる。
拡大スイッチSW6がONの時は2倍の拡大であり、フリッ
プフロップ回路FF2とフリップフロップ回路FF3が作動す
る。即ち、フリップフロップ回路FF2が動作する点は上
記と同じであり、フリップフロップ回路FF3は、拡大ス
イッチSW6がONしてノア回路137の入力がLレベルに落ち
るので、副走査信号パルスLPがナンド回路131、アンド
回路133、ノア回路137を通してフリップフロップ回路FF
3に入力される。フリップフロップ回路FF3はフリップフ
ロップ回路FF2の逆位相、いわゆるフリップフロップ回
路FF3は副走査信号パルスLPの立ち上がり、フリップフ
ロップ回路FF2は立ち下がりで出力が反転する。従っ
て、副走査判定出力は、1倍の時に対して、2倍のパル
ス信号が出ることになり、1/2倍の移動で1パルス発
生する。
デコーダ回路103は、上記した主走査方向画像データの
有効性を示す信号に応じて、副走査方向に有効な主走査
方向画像データの1ライン毎に、前記ディザパターンの
副走査方向のマトリクスを変化させる。即ち、不規則な
ローラの回転速度に対して、倍率を考慮した一定量の回
転をした所で、ローラの回転量に同期してディサパター
ンを変えて行くことになる。
<実施例の効果> 一定周期毎に主走査方向にスキャンして画像から反射し
た光を電気信号に変換するCCD25と、このCCD25により画
像を電気信号に変換する際、画像に対して相対的に回転
するローラ17と、このローラ17の回転量を検出するエン
コーダと、このエンコーダからの出力信号により主走査
方向の画像データの有効性を判断する副走査検出回路11
2と、画像の中間調を表現するディザパターンのマトリ
クスを出力するデコーダ回路103とを設け、副走査方向
の画像データの有効性及びディザパターンの変化を捕ら
えると、縮小、拡大に拘わらず、副走査方向に有効な1
ラインに対して、1つずつディザのパターンが変化す
る。
このことは、出力した画像で言えば、1/2倍も1倍も
ただ大きさが変化しただけで、どれも同じように入力す
る画像に忠実になる。従って、出力した画像の濃度に変
化が無く、また変な荒さが発生しない。
即ち、1倍に対して1/2に縮小された時に、元の画像
に対して濃度が変化せず、またディザのパターンの間引
きが無く、1/2に縮小しても1倍の像の感じと同じよ
うになる。更に、2倍に拡大された時に画像が荒くなる
のを防止できる。
〔変形例〕
以上、この発明の一実施例について説明したが、この発
明は前記実施例に限定されるものではなく、例えば次の
ような変形が可能である。
前記実施例では副走査方向について説明したが、主走査
方向が伴うこともある。また、縮小であればCCDの1ビ
ットおきに、ディザのパターンを同時に変化させること
も可能である。
〔発明の効果〕
以上要するにこの発明によれば、入力回路の指示が縮小
モードの場合は副走査信号パルスを所定比率で分周し、
拡大モードの場合は副走査信号パルスを所定比率で増倍
することにより、主走査方向画像データの有効性を示す
信号を作成しているので、これらの倍率及び副走査信号
パルスの不規則性に追従したものとなる。そして、主走
査方向画像データの有効性を示す信号を作成し、この信
号に応じて、主走査の画像データ1ライン毎にディザパ
ターンの副走査方向のマトリクスを変化させているの
で、倍率が1/2倍、1倍、2倍のいずれであるかに拘
わらず、画像データの各ラインが全て有効なものとな
り、副走査方向に有効な1ラインに対して1つずつディ
ザパターンが変化して行くことになる。
このため、従来の有効画像を1つ置きに取ったり、同じ
副走査のデータを2回出力する式に比べ、出力された画
像は、元の画像と大きさが異なるだけで、濃度及び感じ
方の変化が無く、入力画像に近いものが得られる。即
ち、読み取った画像を縮小、拡大しても、元の画像に対
して濃度が変化したり、画像が荒くなったりするのを防
止できる画像入力装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第18図はこの発明の一実施例を示したもので、
各図は次のものを表している。第1図はハンドスキャナ
の平面図、第2図はハンドスキャナの内部構造を示す
図、第3図はハンドスキャナの底面図、第4図はハンド
スキャナの断面図、第5図はハンドスキャナの左側面
図、第6図はハンドスキャナの断面図、第7図はハンド
スキャナの右側面図、第8図〜第10図はギヤ31,33及び
クロック板35の支持部材の構造を示す図、第11図は制御
回路図、第12図は補助説明図、第13図はビデオ増幅回路
の入力と出力の電圧波形図、第14図はエンベロープ検出
回路105の入力とエンベロープ検出の出力電圧波形図、
第15図はエンコーダ回路103の一部を示した回路図、第1
6図は第15図の回路における1倍の時のタイムチャー
ト、第17図は第15図の回路における1/2倍の時のタイ
ムチャート、第18図は第15図の回路における2倍の時の
タイムチャートである。第19図及び第20図は従来技術を
説明するための図である。 25……CCD 102……タイミング発生回路 103……デコーダ回路 104……ビデオ増幅回路 105……エンベロープ検出回路 106……エンベロープ分割回路 107……切り換え回路 108……シェーディング量補正回路 109……マトリクス抵抗回路 110……オフセット回路 111……電流電圧変換回路 112……副走査検出回路 113……単純2値オフセット設定回路 114……縮小拡大入力回路 125……コンパレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像から反射した光を主走査方向に一定周
    期でスキャンして電気信号に変換する受光素子と、 この受光素子により前記画像を電気信号に変換する際、
    手操作により、前記画像に対して相対的に回転されるロ
    ーラと、 このローラの回転量を検出して副走査信号パルスを出力
    する検出装置と、 等倍、縮小、拡大のモードを指示する入力回路と、 前記検出装置からの副走査信号パルスを受け、前記入力
    回路による指示が縮小モードの場合は副走査信号パルス
    を所定比率で分周し、拡大モードの場合は副走査信号パ
    ルスを所定比率で増倍して、前記主走査方向画像データ
    の有効性を示す信号を作成する回路と、 前記画像の中間調を表現するディザパターンのマトリク
    スを出力する回路であって、前記主走査方向画像データ
    の有効性を示す信号に応じて、副走査方向に有効な主走
    査方向画像データの1ライン毎に、前記ディザパターン
    の副走査方向のマトリクスを変化させる機能を備えた回
    路とを設けたことを特徴とする画像入力装置。
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JPS62128658A (ja) * 1985-11-29 1987-06-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 手動走査画像入力装置

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