JPH0667307A - 再帰反射スクリーン - Google Patents
再帰反射スクリーンInfo
- Publication number
- JPH0667307A JPH0667307A JP4198866A JP19886692A JPH0667307A JP H0667307 A JPH0667307 A JP H0667307A JP 4198866 A JP4198866 A JP 4198866A JP 19886692 A JP19886692 A JP 19886692A JP H0667307 A JPH0667307 A JP H0667307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- refractive index
- layer
- beads
- laminated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、再帰反射性を有し、且つサービス
エリアの広いスクリーンを提供することを目的とする。 【構成】 基材1の表面にトップゲイン12〜25の蒸着フ
ィルム2を積層し、この蒸着フィルム2の表面に屈折率
が1.9〜2.3の複数のビーズ3を屈折率が1.4〜1.5の透明
層4で固定して形成した再帰反射層5を積層し、この再
帰反射層5の表面にヘーズ50〜80のマット層6を積層せ
しめたものである。
エリアの広いスクリーンを提供することを目的とする。 【構成】 基材1の表面にトップゲイン12〜25の蒸着フ
ィルム2を積層し、この蒸着フィルム2の表面に屈折率
が1.9〜2.3の複数のビーズ3を屈折率が1.4〜1.5の透明
層4で固定して形成した再帰反射層5を積層し、この再
帰反射層5の表面にヘーズ50〜80のマット層6を積層せ
しめたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再帰反射性を有するスク
リーンに関するものである。
リーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
らホットスポット対策用の映画スクリーンとして、図8
に図示したようなホワイト反射材21の表面に複数のガラ
スビーズ22を透明バインダー23により固定することで、
反射光を光源方向に集光せしめるビーズスクリーン(後
記のスクリーンβ)が提案されている。
らホットスポット対策用の映画スクリーンとして、図8
に図示したようなホワイト反射材21の表面に複数のガラ
スビーズ22を透明バインダー23により固定することで、
反射光を光源方向に集光せしめるビーズスクリーン(後
記のスクリーンβ)が提案されている。
【0003】しかし、このビーズスクリーンは、ビーズ
の屈折率が現状のガラス(屈折率n=1.5〜1.55)を用
いている関係でビーズを入射側表面に配設しなければ効
果がない為、ビーズが露出してしまい、ホットスポット
対策としては効果があるものの、長時間使用した場合ビ
ーズが欠落したり、また、ビーズが汚れたりした場合ビ
ーズが欠落する為スクリーンを洗浄できないという欠点
がある。
の屈折率が現状のガラス(屈折率n=1.5〜1.55)を用
いている関係でビーズを入射側表面に配設しなければ効
果がない為、ビーズが露出してしまい、ホットスポット
対策としては効果があるものの、長時間使用した場合ビ
ーズが欠落したり、また、ビーズが汚れたりした場合ビ
ーズが欠落する為スクリーンを洗浄できないという欠点
がある。
【0004】その他、光学的にギラツキの発生,虹色現
象の発生など種々の問題がある。
象の発生など種々の問題がある。
【0005】本発明はこれらの欠点を解決したスクリー
ンを提供することを技術的課題とするものである。
ンを提供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0007】基材1の表面にトップゲイン12〜25の蒸着
フィルム2を積層し、この蒸着フィルム2の表面に屈折
率が1.9〜2.3の複数のビーズ3を屈折率が1.4〜1.5の透
明層4で固定して形成した再帰反射層5を積層し、この
再帰反射層5の表面にヘーズ50〜80のマット層6を積層
せしめて成る再帰反射スクリーンに係るものである。
フィルム2を積層し、この蒸着フィルム2の表面に屈折
率が1.9〜2.3の複数のビーズ3を屈折率が1.4〜1.5の透
明層4で固定して形成した再帰反射層5を積層し、この
再帰反射層5の表面にヘーズ50〜80のマット層6を積層
せしめて成る再帰反射スクリーンに係るものである。
【0008】
【作用】再帰反射層5の存在故に再帰反射性を有し、ま
た、ビーズ3と透明層4との屈折率を所定値に設定する
為サービスエリアを広くすることができ、また、ビーズ
3が露出せず透明層4及びマット層6でビーズ3が保護
されている為ビーズ3が欠落したりすることはなく、ま
た、表面にマット層6が存在する為ギラツキが生じない
スクリーンとなる。
た、ビーズ3と透明層4との屈折率を所定値に設定する
為サービスエリアを広くすることができ、また、ビーズ
3が露出せず透明層4及びマット層6でビーズ3が保護
されている為ビーズ3が欠落したりすることはなく、ま
た、表面にマット層6が存在する為ギラツキが生じない
スクリーンとなる。
【0009】
【実施例】完全拡散板(一般的にはMgo粉末を付着せし
めたもの)とは、該完全拡散板に照射された光のどの反
射光の明るさも等しくなる性質の拡散板をいう。
めたもの)とは、該完全拡散板に照射された光のどの反
射光の明るさも等しくなる性質の拡散板をいう。
【0010】これに対し、不完全拡散板とは、該不完全
拡散板に照射された光の反射光の明るさが不均一になる
ものとをいう。
拡散板に照射された光の反射光の明るさが不均一になる
ものとをいう。
【0011】そして、前記完全拡散板の反射光の明るさ
(ゲイン)を1としたとき、前記不完全拡散板の一の反
射光のゲインが12であったら、この反射光は完全拡散
板のそれより12倍明るい反射光が生じるといい、この
ゲイン12の反射光がその不完全拡散板の反射光の中で
最も明るい反射光であれば、この不完全拡散板はトップ
ゲインが12であるという。
(ゲイン)を1としたとき、前記不完全拡散板の一の反
射光のゲインが12であったら、この反射光は完全拡散
板のそれより12倍明るい反射光が生じるといい、この
ゲイン12の反射光がその不完全拡散板の反射光の中で
最も明るい反射光であれば、この不完全拡散板はトップ
ゲインが12であるという。
【0012】ヘーズとは、くもり度(曇価)であり、
【0013】
【数1】
【0014】で表わされる。ヘーズが大きい程、所謂曇
って透明感が少ないということになる。
って透明感が少ないということになる。
【0015】また、再帰反射とは、図1,2に図示した
ように反射光のほとんどが入射光側の狭い範囲に戻る即
ち、反射光のほとんどが入射角に対して変化の少ない反
射角を有する反射光となる性質をいう。
ように反射光のほとんどが入射光側の狭い範囲に戻る即
ち、反射光のほとんどが入射角に対して変化の少ない反
射角を有する反射光となる性質をいう。
【0016】具体的には、図1においてスクリーンに入
射した光が正反射する場合、即ち、該スクリーンが疎面
であれば、該スクリーンの特性は図2のxの曲線で表わ
され、一方、再帰反射性を有するスクリーンは図2のy
の曲線で表わされる。
射した光が正反射する場合、即ち、該スクリーンが疎面
であれば、該スクリーンの特性は図2のxの曲線で表わ
され、一方、再帰反射性を有するスクリーンは図2のy
の曲線で表わされる。
【0017】従って、
【0018】
【数2】
【0019】が再帰反射性の判断の一応の目安となる。
【0020】最近、家庭用のプロジェクターが多量に普
及し来ている。
及し来ている。
【0021】ところで、部屋は当然狭い為、プロジェク
ターとスクリーンとの距離が短くなる。
ターとスクリーンとの距離が短くなる。
【0022】従って、スクリーンコーナー部では、反射
光が拡散して逃げてしまうことになるが、逃げてしまわ
ず反射光が可及的に光源(プロジェクター)側に戻って
くる方が望ましい。即ち、再帰反射性を有するスクリー
ンが望ましいということになる。
光が拡散して逃げてしまうことになるが、逃げてしまわ
ず反射光が可及的に光源(プロジェクター)側に戻って
くる方が望ましい。即ち、再帰反射性を有するスクリー
ンが望ましいということになる。
【0023】本実施例に係るスクリーンは、再帰反射性
を有するとともに、更に、サービスエリア(スクリーン
の明るい部分)を非常に広くすることが可能となった。
を有するとともに、更に、サービスエリア(スクリーン
の明るい部分)を非常に広くすることが可能となった。
【0024】このことは、以下の実験により確認済であ
る。この実験に使用した本実施例に係るスクリーンの各
構成のデータは次の通りである。
る。この実験に使用した本実施例に係るスクリーンの各
構成のデータは次の通りである。
【0025】・蒸着フィルム2:トップゲイン25 ・ビーズ3 :屈折率2.25 ・透明層4 :屈折率1.48 ・マット層6 :ヘーズ80 i)再帰反射性について、 図3が本実施例に係るスクリーン(以下スクリーンαと
いう。)と、従来のビーズスクリーン(以下スクリーン
βという。;ホワイト反射材:トップゲイン0.95,ビー
ズ:屈折率1.5)との再帰反射性に関するデータの比較
表である。この表中の数値は前記したB/Aの値であ
る。
いう。)と、従来のビーズスクリーン(以下スクリーン
βという。;ホワイト反射材:トップゲイン0.95,ビー
ズ:屈折率1.5)との再帰反射性に関するデータの比較
表である。この表中の数値は前記したB/Aの値であ
る。
【0026】この図3に係る表から明らかなようにスク
リーンαの再帰反射性はスクリーンβの再帰反射性と同
様であることが確認できる。従って、スクリーンαは、
スクリーンコーナー部においても明るいスクリーンとな
る。
リーンαの再帰反射性はスクリーンβの再帰反射性と同
様であることが確認できる。従って、スクリーンαは、
スクリーンコーナー部においても明るいスクリーンとな
る。
【0027】ii)サービスエリアの広さについて 図4がスクリーンα,スクリーンβのサービスエリアの
広さに関するデータの比較表である。この図4は次のよ
うにして見る。
広さに関するデータの比較表である。この図4は次のよ
うにして見る。
【0028】例えば、スクリーンαの場合、トップゲイ
ンが2.7であって、明るさがトップゲインの1/2にな
る場所がトップゲインを得る位置に対し(この場合光源
に対し)±19.4°のところ、明るさがトップゲインの1
/3になる場所が光源に対し±26.5°のところという意
味である。
ンが2.7であって、明るさがトップゲインの1/2にな
る場所がトップゲインを得る位置に対し(この場合光源
に対し)±19.4°のところ、明るさがトップゲインの1
/3になる場所が光源に対し±26.5°のところという意
味である。
【0029】従って、例えば図4のスクリーンα及びス
クリーンβに関し、1/2トップゲイン,1/3トップ
ゲインとなるところを説明的に図示すると図5,6のよ
うになる。
クリーンβに関し、1/2トップゲイン,1/3トップ
ゲインとなるところを説明的に図示すると図5,6のよ
うになる。
【0030】従って、スクリーンαの方がトップゲイン
の1/3の明るさ以上となる範囲がスクリーンβに比し
広いということになり、このことは、スクリーンαの方
がスクリーンβよりサービスエリアの広いスクリーンで
あるということである。
の1/3の明るさ以上となる範囲がスクリーンβに比し
広いということになり、このことは、スクリーンαの方
がスクリーンβよりサービスエリアの広いスクリーンで
あるということである。
【0031】一般に人間はトップゲインの1/3以下の
明るさになると暗くなったと認識するといわれている。
従って、図4の1/3トップゲインの数値がそのスクリ
ーンの明るさ即ち、サービスエリアの広さの判断の目安
となる。
明るさになると暗くなったと認識するといわれている。
従って、図4の1/3トップゲインの数値がそのスクリ
ーンの明るさ即ち、サービスエリアの広さの判断の目安
となる。
【0032】iii)スクリーンのギラツキについて 本実施例に係るスクリーンは、表面にマット層6が形成
されている為、ギラツキのない映像が観察し得ることに
なる。
されている為、ギラツキのない映像が観察し得ることに
なる。
【0033】以上から本実施例のスクリーンは、再帰反
射性を有し、スクリーンコーナー部において明るく、1
/3トップゲインを得られる範囲が広い為サービスエリ
アの広いスクリーンとなり、また、ギラツキのない映像
を観察し得る非常にすぐれたスクリーンとなることが確
認されている。
射性を有し、スクリーンコーナー部において明るく、1
/3トップゲインを得られる範囲が広い為サービスエリ
アの広いスクリーンとなり、また、ギラツキのない映像
を観察し得る非常にすぐれたスクリーンとなることが確
認されている。
【0034】本発明者らは、以上の基礎的なデータと各
構成素材に関する以下のデータとから図7に図示したよ
うな構成の本実施例を完成させた。
構成素材に関する以下のデータとから図7に図示したよ
うな構成の本実施例を完成させた。
【0035】イ)蒸着フィルム2 トップゲイン25.6の無指向性の蒸着フィルム2(東洋メ
タライジング株式会社製),トップゲイン12.0の指向性
の蒸着フィルム2(アクリミラー株式会社製),トップ
ゲイン5.2のホワイトマット(PETフィルム:帝人株
式会社製)の3種類について検討を行った(前記した本
実施例と同一の構成のスクリーンを用い、蒸着フィルム
2のトップゲインを変更して実験を行った。)。
タライジング株式会社製),トップゲイン12.0の指向性
の蒸着フィルム2(アクリミラー株式会社製),トップ
ゲイン5.2のホワイトマット(PETフィルム:帝人株
式会社製)の3種類について検討を行った(前記した本
実施例と同一の構成のスクリーンを用い、蒸着フィルム
2のトップゲインを変更して実験を行った。)。
【0036】その結果、次の結論を得た。
【0037】 蒸着フィルム2の場合、ビーズ3及び
表面にマット層6を形成することにより、蒸着フィルム
2が指向性を有しようが有しまいが、スクリーンとして
は無指向性になる。
表面にマット層6を形成することにより、蒸着フィルム
2が指向性を有しようが有しまいが、スクリーンとして
は無指向性になる。
【0038】 スクリーンのトップゲインは反射材の
トップゲインに影響される点は周知である。従って、蒸
着フィルム2が鏡面より拡散性のある方が特性的に良好
である。
トップゲインに影響される点は周知である。従って、蒸
着フィルム2が鏡面より拡散性のある方が特性的に良好
である。
【0039】 反射材がホワイトマットの場合、逆に
拡散性が強い為、ゲインが低くなり再帰反射性が十分発
揮されない。
拡散性が強い為、ゲインが低くなり再帰反射性が十分発
揮されない。
【0040】以上から反射材としては蒸着フィルム2が
良く、指向性の有無は不問で、且つ蒸着フィルム2はト
ップゲイン12〜25位が最適と判断した。
良く、指向性の有無は不問で、且つ蒸着フィルム2はト
ップゲイン12〜25位が最適と判断した。
【0041】ロ)透明層4 マット層6の貼り合せにおいて使用する透明層4の屈折
率がスクリーンの特性にどのように影響するかを考察し
た(前記した本実施例と同一の構成のスクリーンを用
い、ビーズ3の屈折率適宜変更して実験を行った。)。
率がスクリーンの特性にどのように影響するかを考察し
た(前記した本実施例と同一の構成のスクリーンを用
い、ビーズ3の屈折率適宜変更して実験を行った。)。
【0042】その結果、次の結論を得た。
【0043】 透明層4の屈折率が低い方がスクリー
ンのトップゲインが高くなることが判明した。
ンのトップゲインが高くなることが判明した。
【0044】 透明層4の屈折率が低い方が1/3ト
ップゲインが狭くなる。
ップゲインが狭くなる。
【0045】 透明層4の屈折率が低い方がスクリー
ンの再帰反射性が良好となることが判明した。
ンの再帰反射性が良好となることが判明した。
【0046】この実験から、成型性も加味して屈折率1.
4〜1.55の日本化薬株式会社製のウレタン系紫外線硬化
樹脂(UV樹脂)を選定した。
4〜1.55の日本化薬株式会社製のウレタン系紫外線硬化
樹脂(UV樹脂)を選定した。
【0047】ハ)ビーズ3 ビーズの屈折率及び粒径がスクリーン特性にどのように
影響するかを考察した。
影響するかを考察した。
【0048】具体的には、 東芝バロティーニ株式会社製のGB−731(屈折率1.53,
φ=平均30μm) 東芝バロティーニ株式会社製のGB−D(屈折率1.53,φ
=平均212〜300μm) 東芝バロティーニ株式会社製のHGB210 (屈折率1.93,
φ=平均37μm) 東芝バロティーニ株式会社製のWGB210 (屈折率2.25,
φ=平均5〜44μm) の4種のビーズを使用して実験した(前記した本実施例
と同一の構成のスクリーンを用い、ビーズ3の屈折率を
変更して実験を行った。)。
φ=平均30μm) 東芝バロティーニ株式会社製のGB−D(屈折率1.53,φ
=平均212〜300μm) 東芝バロティーニ株式会社製のHGB210 (屈折率1.93,
φ=平均37μm) 東芝バロティーニ株式会社製のWGB210 (屈折率2.25,
φ=平均5〜44μm) の4種のビーズを使用して実験した(前記した本実施例
と同一の構成のスクリーンを用い、ビーズ3の屈折率を
変更して実験を行った。)。
【0049】その結果、次の結論を得た。
【0050】 拡散性は、ビーズの屈折率の低い方が
良好となる。トップゲインには、ビーズの屈折率の高い
方が高くなる。
良好となる。トップゲインには、ビーズの屈折率の高い
方が高くなる。
【0051】 再帰反射性については、マット層6及
び透明層4がない場合には低屈折率のビーズでも効果が
あるが、マット層6及び透明層4を使用した場合には、
マット層6との屈折率の差が大きい方が再帰反射性が良
好となる。
び透明層4がない場合には低屈折率のビーズでも効果が
あるが、マット層6及び透明層4を使用した場合には、
マット層6との屈折率の差が大きい方が再帰反射性が良
好となる。
【0052】 粒径においては、細かい方がギラツキ
を減少でき、解像度的に良好なスクリーンとなる。
を減少でき、解像度的に良好なスクリーンとなる。
【0053】以上から、ビーズとしては高屈折率にして
粒径の最も細かいものが具体的には屈折率1.9〜2.3くら
いのものが最適であることが判明した。
粒径の最も細かいものが具体的には屈折率1.9〜2.3くら
いのものが最適であることが判明した。
【0054】そこで、現時点で入手可能且つ最も屈折率
の高い前記WGB−210と選定した。
の高い前記WGB−210と選定した。
【0055】ニ)粘着剤7 粘着剤7の材質,厚さはスクリーン特性にそれほど影響
しない為、透明なものであればどのような粘着剤7を用
いても良い。尚、基材1に使用する粘着剤7は透明でな
くても良い。
しない為、透明なものであればどのような粘着剤7を用
いても良い。尚、基材1に使用する粘着剤7は透明でな
くても良い。
【0056】ホ)マット層6 マット層6の必要性について検討した。表面にマット層
6を形成しないとギラツキが生じ、再帰反射性カーブ
(図2参照)においても正反射の割合が高くなる。そこ
で、前記した本実施例と同一の構成のスクリーンを用
い、マット層6のヘーズを適宜変更して実験を行った結
果、表面に梨地処理を施したヘーズ60〜80のPVCマッ
トフィルム(株式会社高藤化成社製)を選定した。
6を形成しないとギラツキが生じ、再帰反射性カーブ
(図2参照)においても正反射の割合が高くなる。そこ
で、前記した本実施例と同一の構成のスクリーンを用
い、マット層6のヘーズを適宜変更して実験を行った結
果、表面に梨地処理を施したヘーズ60〜80のPVCマッ
トフィルム(株式会社高藤化成社製)を選定した。
【0057】ヘーズ60以下の場合にはトップゲインが高
くなり過ぎ、1/2トップゲインが狭くなるばかりか、
再帰反射性カーブにおいても+60°にピークが生じ、ス
クリーンとしては好ましくない。
くなり過ぎ、1/2トップゲインが狭くなるばかりか、
再帰反射性カーブにおいても+60°にピークが生じ、ス
クリーンとしては好ましくない。
【0058】以上のようにして選定された各構成材を用
いて次のようにスクリーンを製造する。
いて次のようにスクリーンを製造する。
【0059】蒸着フィルム2の表面に、粘着剤7を塗布
し、ガラス製のビーズ3を固定し、凹凸を形成したマッ
ト層6としてのPVCマットフィルムを透明層4として
の透明な紫外線硬化型樹脂(UV樹脂)を介してビーズ
3の表面に積層し、最後に蒸着フィルム2の裏面に粘着
剤7を介して基材1としてのPVCフィルムを貼着す
る。従って、本実施例は、蒸着フィルム2の粘着加工,
ビーズ付着,UVキュアといった簡略な工程で製造され
る為充分低コスト化が考えられることになる。
し、ガラス製のビーズ3を固定し、凹凸を形成したマッ
ト層6としてのPVCマットフィルムを透明層4として
の透明な紫外線硬化型樹脂(UV樹脂)を介してビーズ
3の表面に積層し、最後に蒸着フィルム2の裏面に粘着
剤7を介して基材1としてのPVCフィルムを貼着す
る。従って、本実施例は、蒸着フィルム2の粘着加工,
ビーズ付着,UVキュアといった簡略な工程で製造され
る為充分低コスト化が考えられることになる。
【0060】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したから、
ビーズが表面層で保護され、ビーズが欠落したりするこ
とがなく、また、再帰反射性が良好にしてサービスエリ
アが広いという特性を有する再帰反射スクリーンとな
る。
ビーズが表面層で保護され、ビーズが欠落したりするこ
とがなく、また、再帰反射性が良好にしてサービスエリ
アが広いという特性を有する再帰反射スクリーンとな
る。
【図1】再帰反射の説明図である。
【図2】同上に関する説明グラフである。
【図3】本実施例と従来例との特性比較表である。
【図4】本実施例と従来例との特性比較表である。
【図5】図4に関する説明図である。
【図6】図4に関する説明図である。
【図7】本実施例の構造拡大説明図である。
【図8】従来例の構造拡大説明図である。
1 基材 2 蒸着フィルム 3 ビーズ 4 透明層 5 再帰反射層 6 マット層
Claims (1)
- 【請求項1】 基材の表面にトップゲイン12〜25の蒸着
フィルムを積層し、この蒸着フィルムの表面に屈折率が
1.9〜2.3の複数のビーズを屈折率が1.4〜1.5の透明層で
固定して形成した再帰反射層を積層し、この再帰反射層
の表面にヘーズ50〜80のマット層を積層せしめて成る再
帰反射スクリーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4198866A JP2740994B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 再帰反射スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4198866A JP2740994B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 再帰反射スクリーン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0667307A true JPH0667307A (ja) | 1994-03-11 |
| JP2740994B2 JP2740994B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=16398232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4198866A Expired - Fee Related JP2740994B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 再帰反射スクリーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2740994B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017063457A (ja) * | 2011-06-13 | 2017-03-30 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 高指向性のスクリーン |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5093625A (ja) * | 1973-12-20 | 1975-07-25 | ||
| JPS5520571U (ja) * | 1978-07-26 | 1980-02-08 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP4198866A patent/JP2740994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5093625A (ja) * | 1973-12-20 | 1975-07-25 | ||
| JPS5520571U (ja) * | 1978-07-26 | 1980-02-08 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017063457A (ja) * | 2011-06-13 | 2017-03-30 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 高指向性のスクリーン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2740994B2 (ja) | 1998-04-15 |
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