JPH066737U - 転がり軸受 - Google Patents
転がり軸受Info
- Publication number
- JPH066737U JPH066737U JP4543792U JP4543792U JPH066737U JP H066737 U JPH066737 U JP H066737U JP 4543792 U JP4543792 U JP 4543792U JP 4543792 U JP4543792 U JP 4543792U JP H066737 U JPH066737 U JP H066737U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- balls
- diameter
- ball
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 保持器の振れ回りによる騒音を低減する。
【構成】 内輪の軌道面21と外輪の軌道面11との間
に6つのボール1が配され、保持器2のポケット2aに
ポケットすきまCをもって収容保持されている。6つの
ボール1のうち3つのボール1Lの径DLは、他の3つ
のボール1Sの径DSよりも大きい。但し、DLとDS
の差は、直径公差程度の僅かなものである。このボール
1L、1Sは、保持器2のポケット2aに交互に収容さ
れる。
に6つのボール1が配され、保持器2のポケット2aに
ポケットすきまCをもって収容保持されている。6つの
ボール1のうち3つのボール1Lの径DLは、他の3つ
のボール1Sの径DSよりも大きい。但し、DLとDS
の差は、直径公差程度の僅かなものである。このボール
1L、1Sは、保持器2のポケット2aに交互に収容さ
れる。
Description
【0001】
本考案は、転がり軸受における保持器の振れ回り音を低減するための手段に関 する。
【0002】
転がり軸受において、軌道輪の軌道面や転動体の表面は、限りなく真円に近付 けるよう製造技術が改良されてきたが、転動体を収容保持する保持器は、その形 状の複雑さ、形成材料の樹脂化等のため、寸法精度にある程度のバラツキが生じ るのは避けられない。そのため、転動体を収容する保持器のポケットには、寸法 精度のバラツキや寸法変化をも考慮したすきま(ポケットすきま)を設けるよう にしている。
【0003】
ところが、このポケットすきまの存在により、保持器が振れ回り運動する自由 度を与えていることにもなり、軸受の使用条件によっては、保持器の振れ回りに よる騒音が懸念される。
【0004】 本考案は、このような、保持器の振れ回りを防止することにある。
【0005】
本考案では、内輪の軌道面と外輪の軌道面との間に配した複数の転動体を保持 器で保持した転がり軸受において、複数の転動体のうち少なくとも1つの転動体 の径を、他の転動体の径と異ならせた。
【0006】
転動体の径を相互に異ならせることにより、転動体の公転速度に相互差が生じ る。保持器は、公転に遅れ進みの生じた転動体によって周方向に拘束される。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
【0008】 図1に示すように、内輪の軌道面21と外輪の軌道面11との間に6つのボー ル1が配され、保持器2のポケット2aにポケットすきまCをもって収容保持さ れている。6つのボール1のうち3つのボール1Lの径DLは、他の3つのボー ル1Sの径DSよりも大きい。但し、DLとDSの差は、直径公差程度の僅かな ものである。このボール1L、1Sは、保持器2のポケット2aに交互に収容さ れる。内輪が回転すると、ボール1がポケット2a内で自転しながら、軌道面1 1、21に沿って公転する。保持器2は、ボール1の公転に伴って回転する。
【0009】 ところで、ボール1の公転速度はその径に比例するから、ボール1Lの公転速 度はボール1Sよりも大きく、ボール1Sの公転速度はボール1Lよりも小さい 。そのため、同図bに示すように、保持器2は、公転に遅れ進みの生じたボール 1Lとボール1Sとによって周方向に僅かに拘束されながら回転する。このよう に、保持器2をボール1で拘束することにより、保持器2の振れ回りを低減する ことができる。
【0010】 図2に示す実施例は、3つのボール1Lと3つのボール1Sとを、それぞれ、 保持器2のポケット2aに偏在させて収容したものである。図1に示すものと同 様に、保持器2は、公転に遅れ進みの生じたボール1によって周方向に僅かに拘 束されながら回転する。さらに、この実施例では、ボール1Lとボール1Sとを 偏在させているため、保持器2が、周方向の拘束力に加え、回転の遠心力による 拘束力をも受ける。すなわち、図2bにおいて、ボール1L、1Sが保持器2に 及ぼす力は全体として右斜め上方に向き、保持器2はこの力を受けて同図に破線 で示す位置まで移動する。このとき、保持器2のポケット中心はOcからO’c に移る。ポケット中心O’cが、軸受中心(Ocと同位置)からずれることによ り、保持器2に遠心力が作用する。保持器2は、この遠心力によってボール1に 押しつけられる。したがって、この実施例によれば、保持器2の振れ回りをより 低減することができる。
【0011】 図3は、上記構成の転がり軸受(図1に示す転がり軸受を軸受A、図2に示す 転がり軸受を軸受Bとして示す。)と、ボール相互間の実寸法公差を0μmとし た転がり軸受(軸受Cとして示す。)とについて、保持器音の発生状況を試験し た結果を示す。同図から明らかなように、本考案の転がり軸受AおよびBは、軸 受Cに比べ、高速回転時においても、保持器音が正常なレベルを維持する。
【0012】 尚、複数のボールのうち少なくとも1つのボールの径を他のボールの径と異な らせることにより、同様の作用効果を発揮させることが可能である。
【0013】
本考案によれば、内・外輪の軌道面間に配された複数のボールうち少なくとも 1つのボールの径を他のボールの径と異ならせることで、ボールに公転の遅れ進 みを生じさせ、これにより保持器を拘束するようにしたので、保持器の振れ回り による騒音を効果的に低減することができる。
【図1】本考案の実施例を示す断面図(図aおよび図
b)である。
b)である。
【図2】本考案の他の実施例を示す断面図(図aおよび
図b)である。
図b)である。
【図3】保持器音の発生状況を試験した結果を示す図で
ある。
ある。
1 ボール 1L 径の大きなボール 1S 径の小さなボール 2 保持器 DL ボール径 DS ボール径
Claims (1)
- 【請求項1】 内輪の軌道面と外輪の軌道面との間に配
した複数の転動体を保持器で保持した転がり軸受におい
て、前記複数の転動体のうち少なくとも1つの転動体の
径を、他の転動体の径と異ならせたことを特徴とする転
がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4543792U JP2556657Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4543792U JP2556657Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 転がり軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066737U true JPH066737U (ja) | 1994-01-28 |
| JP2556657Y2 JP2556657Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=12719299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4543792U Expired - Fee Related JP2556657Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556657Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5121218A (en) * | 1974-08-14 | 1976-02-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Kukiatsushukukino benno toritsukekozo |
| JPS5121219A (en) * | 1974-08-14 | 1976-02-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Kukiatsushukukino benno toritsukekozo |
| JPH0391324U (ja) * | 1989-11-02 | 1991-09-18 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4543792U patent/JP2556657Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5121218A (en) * | 1974-08-14 | 1976-02-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Kukiatsushukukino benno toritsukekozo |
| JPS5121219A (en) * | 1974-08-14 | 1976-02-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Kukiatsushukukino benno toritsukekozo |
| JPH0391324U (ja) * | 1989-11-02 | 1991-09-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2556657Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2787229B1 (en) | Rolling bearing with a cage | |
| JPS6165915A (ja) | 転がり軸受のシール装置 | |
| US3020106A (en) | Bearings having balls with restrained spin axes | |
| US5443317A (en) | Rolling bearing having balls of different diameters | |
| US5498086A (en) | Oil film-deposit bearing | |
| JPH09166133A (ja) | 転がり玉軸受 | |
| US3647269A (en) | Stable bearing cage | |
| JPH066737U (ja) | 転がり軸受 | |
| JPH066740U (ja) | 転がり軸受 | |
| CN211009568U (zh) | 改进型轴承 | |
| JPH0826920B2 (ja) | 撓み噛合式動力伝達装置 | |
| JPH10227314A (ja) | 玉軸受用保持器 | |
| US4141607A (en) | Extreme temperature rolling contact ball bearings | |
| JP2000120707A (ja) | 転がり軸受 | |
| JPH0138329Y2 (ja) | ||
| JP2998626B2 (ja) | アンギュラ型玉軸受用合成樹脂製保持器 | |
| CN216519170U (zh) | 一种滚动体自动离散的特殊无保持架球轴承 | |
| JP2600054Y2 (ja) | ミニチュア玉軸受用冠形合成樹脂製保持器 | |
| JPH0586023U (ja) | 転がり軸受用保持器 | |
| US3503661A (en) | Ball retainer | |
| JP3988325B2 (ja) | 磁気軸受装置 | |
| JP2000205250A (ja) | ころがり軸受 | |
| JPH0240882B2 (ja) | Haiburitsudokeijikukesochi | |
| KR200257894Y1 (ko) | 큰 하중에도 고속회전이 가능한 베어링 | |
| JP2024015932A (ja) | 自立分散式転がり軸受 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970715 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |