JPH0667428U - 基板位置決装置 - Google Patents

基板位置決装置

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JPH0667428U
JPH0667428U JP009878U JP987893U JPH0667428U JP H0667428 U JPH0667428 U JP H0667428U JP 009878 U JP009878 U JP 009878U JP 987893 U JP987893 U JP 987893U JP H0667428 U JPH0667428 U JP H0667428U
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stopper
guide rail
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feed screw
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孝之 高橋
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Yamagata Casio Co Ltd
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Yamagata Casio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な機構で容易に基板を所定の位置に正確に
位置決めできる基板位置決装置を提供する。 【構成】Yプッシャ2′aは、T字型の上部が可動型基
板案内レール1a′内に延在しT字型の下部が可動レー
ル1a′の外方へ直角に突き出して配設される。T字型
上部にはローラ2′cをそれぞれ回転自在に支持する複
数のローラ支持ピン2′dが下向きに固設される。空圧
シリンダ3′aは、可動レール1a′外側に固定され、
ピストン3′bを駆動し、駆動係合部材2′bを介して
Yプッシャ2′aをガイドレール3′cに沿って進退さ
せる。ストッパ2aは矢印Aの方向に搬入される基板P
を一時停止させ、Yプッシャ2′aは、複数のローラ
2′cにより基板Pの側面を矢印H方向に滑動自在に押
接し、基板Pは固定レール1aが形成する幅方向基準面
に一様に押接される。基準ストッパ2gは一時停止した
基板Pの後方に上昇して搬送方向の停止基準面を形成
し、ストッパ2aは矢印Gの方向に移動して基板Pを押
し戻し基板Pの後面を基準ストッパ2gの停止基準面に
押接させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
この考案は、基板位置決装置に関し、さらに詳しくはチップ状電子部品をプリ ント基板に搭載する電子部品搭載装置において搬入されるプリント基板の幅方向 の停止位置を決める基板位置決装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プリント基板(以下、単に基板という)供給装置、ディスペンサ、 部品搭載装置、リフロー炉等からなる基板ユニット製造ラインがある。上記のデ ィスペンサは前段の基板供給装置から供給される基板を搬入し、その基板上の所 定位置に半田を塗布して後段の部品搭載装置に送出する。部品搭載装置はディス ペンサから送出されてくる基板上にIC、抵抗、コンデンサ等多数のチップ状電 子部品(以下、単に部品という)を自動的に搭載して後段装置のリフロー炉に送 出する。
【0003】 上記の各装置はいずれも基板を搬送するためのコンベアベルトを有している。 コンベアベルトは基板搬送路の両側に対向して設けられている固定レールと可動 レールの下部にそれぞれ摺動自在に配設されている。可動レールは固定レールと の間に基板の幅に対応する間隔を保つように自動的に幅寄せされる。基板は両側 端を固定レールと可動レールに案内され且つコンベアベルトによって下方から支 持されて搬送される。装置内に搬入された基板は停止装置により所定位置に停止 する。自動搬入された基板上に部品搭載装置は平面縦横と上下3次元にわたり自 在に移動可能に配設された部品搭載ヘッドにより自動的に部品を搭載する。
【0004】 ところで、一般に部品のサイズは0.5mm×1mmと極めて小さいか、また は、サイズが2cm角というように大きい場合でも部品に配設されている多数の リード線の間隔は数百ミクロンというように極めて狭く、部品の設計寸法は年々 微細化されている。これに伴って、部品を基板に搭載する際には、部品搭載ヘッ ドによる部品把持位置の補正の精度と共に、基板停止装置による基板の位置決め にも厳しい精度が要求される。
【0005】 従来、基板の位置決めを行う装置としては、基板の4隅に孔を設け、その基板 の固定レール側の2隅の孔に支持ピン先端を下方から挿入すると共に、移動レー ル側に多数の偏心ローラを設け、その偏心ローラが移動レール側の基板側面に当 接するようにし、それら偏心ローラを固定した支持体が移動レールと共にバネに よる付勢力により偏心ローラを介して基板側面を押圧し、これによって基板の搬 入方向及び幅方向の位置決めを行うものが提案されている(特開昭64−679 99)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記位置決装置は、偏心ローラの偏心機構及び偏心ローラ支持 体のスライド機構等の機構が複雑で設計が面倒であるばかりでなく装置価格の上 昇を招く恐れがある。
【0007】 また、そればかりでなく、基板の種類毎に予め多数配設されている偏心ローラ の偏心軸の角度の調節・設定を行うという段取りが必要であり、さらに、基板の 種類に応じて押圧力を調整するために、これも多数配設されているバネ部材の交 換を行うという段取りも必要である。このため、基板の種類が変わる毎に、上記 偏心ローラの偏心軸の角度調節やバネ部材の交換を行うための作業に手数を要し て作業能率の低下を招くことが充分考えられて問題が残る。
【0008】 また、偏心ローラの偏心軸の角度の調節では設定角度の選択は経験に基づいて 決定されるものと思われ、同様にバネ部材の交換では交換するバネ部材の選択も 経験に基づいて決定されるものと思われるから、熟練が要求される作業であり極 めて面倒である。
【0009】 本考案の課題は、上記従来の実情に鑑み、簡単な機構で容易に基板を所定の位 置に正確に位置決めできる基板位置決装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、基板を搬入して停止させ、停止した基板を2種類の押 し部材により基板の搬送方向の基準面及び基板の幅方向の基準面にそれぞれ押接 して基板の位置決めを行う基板位置決装置を前提とし、上記押し部材は、基板の 一方の側面を押接することにより基板の他方の側面を基準面に当接させる複数の 固定軸ローラを備えて構成される。
【0011】 請求項2記載の考案は、搬入される基板に対応して基板の搬送レール位置及び 基板の搬送方向と同一方向のストッパ位置をそれぞれ自動的に調整し、搬入され 停止した基板を2種類の押し部材により基板の搬送方向の基準面及び基板の幅方 向の基準面にそれぞれ押接して基板の位置決めを行う基板位置決装置を前提とし 、上記押し部材は、基板の一方の側面に押接することにより基板の他方の側面を 基準面に当接させる複数の固定軸ローラを備えて構成される。
【0012】
【作用】
本考案の手段の作用は次の通りである。 搬入されて停止し搬入方向用の押し部材により搬送方向の基準面に押接されて 搬送方向の位置決めの行われる基板に対して、基板幅方向の押し部材は、複数の 固定軸ローラにより基板の一方の側面を押接することにより基板の他方の側面を 基板の幅方向の基準面に押圧して基板の位置決めを行う。
【0013】 これにより、簡単な機構で容易に基板を所定の位置に正確に位置決めできる基 板位置決装置を提供することができる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 図1(a) に、一実施例に係わる本体装置基台上における基板位置決装置の一部 欠切平面図を示し、同図(b) に、その一部欠切側面図を示す。
【0015】 同図(a),(b) において、基板位置決装置は、基板搬送部1、1′、基板停止部 2、2′及びストッパ駆動部3、3′から構成される。 先ず、基板位置決装置の基板搬送部1は、本体装置基台上の中央において、左 右方向に平行して延在する2本の基板案内レール1a(固定型)及び1a′(可 動型)、それらの基板案内レール1a及び1a′に設けられた不図示の複数の回 転ローラにより、それぞれループ状に保持される1対のコンベアベルト1b及び 1b′、それら1対となるコンベアベルト1b及び1b′をそれぞれ駆動するベ ルト駆動モータ1c及び1c′等からなる。
【0016】 上記1対のコンベアベルト1b及び1b′は、ベルト駆動モータ1c及び1c ′に駆動され、同図(a) の矢印Aで示す右から左の方向に摺動して基板を搬送す る。2本の基板案内レール1a及び1a′は搬送される基板を案内する。
【0017】 上記基板案内レール1aには、搬入されて停止した基板を検出する基板センサ 1d及び搬出される処理済み基板を検出する基板センサ1eが設けられる。 次に、基板搬送部1′は、レール幅自動設定ユニットである。このユニットは 、レール幅可変駆動モータ1′a、その回転軸に歯付ベルトプーリ及び歯付ベル ト1′dを介して連結される送りネジ1′e、その送りネジ1′eに歯付ベルト プーリ1′f及び歯付ベルト1′gを介して連結される従動送りネジ1′h、そ れら送りネジ1′e及び従動送りネジ1′hにそれぞれ螺合し可動型基板案内レ ール1a′に嵌合する送りネジナット1′i、1′i等を備えている。上記送り ネジ1′eは軸承1′j、1′jにより本体装置基台上に回転自在に位置固定さ れ、従動送りネジ1′hは軸承1′k、1′kにより同様に本体装置基台上に回 転自在に位置固定されている。上記レール幅可変駆動モータ1′aは正逆両方向 に回転自在であり、これに従って送りネジ1′e及び従動送りネジ1′hも互い に連動して正逆両方向に回転し、これによって、可動型基板案内レール1a′は その基板案内レール1a′と直角方向に延在して配設されガイドレール1a′− 1、1a′−2上を進退・移動する。
【0018】 上記レール幅可変駆動モータ1′aの回転軸の先端には円板状エンコーダ1′ bが固定されている。エンコーダ1′bは周囲に多数のスリットを備えている。 このエンコーダ1′bの周囲のスリット部を両側から挟む位置にエンコーダセン サ1′cが基台上に固設される。レール幅可変駆動モータ1′aが回転すると、 エンコーダセンサ1′cがエンコーダ1′bのスリットを検出してパルス信号を 出力する。エンコーダセンサ1′cの出力1パルスに対応するレール幅可変駆動 モータ1′aの回転により、上記可動型基板案内レール1a′は5ミクロン微動 する。すなわち、後述する中央制御部は、このエンコーダセンサ1′cのパルス 信号を計数することにより可動型基板案内レール1a′の進退移動を5ミクロン 単位で認識し且つ制御することが可能である。
【0019】 上記可動型基板案内レール1a′のガイドレール1a′−1と係合する部分に は、装置の外側に向けてレール原点突起1′mが配設され、ガイドレール1a′ −1の固定型基板案内レール1a′から遠い方の端部近傍基台上に原点センサ1 ′nが固設される。原点センサ1′nは発光ダイオードからなる射光部とフォト トランジスタからなる受光部とで構成される「コ」の字型の検出部を有しており 、この「コ」の字型の検出部間隙に進入するレール原点突起1′mを検知して原 点検出信号を出力する。
【0020】 なお、図1(a) に示した基板センサ1d及び1eの構成も、上記原点センサ原 点センサ1′nの構成とほぼ同様である。 次に、基板位置決装置の基板停止部2は、搬入されてくる基板を停止させる前 方ストッパ2a、その前方ストッパ2aを回動自在に支持するストッパ支持体2 b、そのストッパ支持体2bを摺動自在に支持し且つ上記基板案内レール1aに 摺動自在に係合する送りネジナット基台2c、前方ストッパ2aにより一時停止 した基板の後部に近接して下方から上昇し前方ストッパ2aにより押し戻される 基板に当接してその基板を基準位置に停止させる基準ストッパ2g等を備えてい る。さらに、上記ストッパ支持体2bの基板搬入方向前方にはストッパ原点突起 体2eが取り付けられ、基板案内レール1aの外側に上記ストッパ原点突起体2 eを検出する原点センサ2fが取り付けられる。いずれも、上述したレール原点 突起1′m及び原点センサ1′nと同様の構成である。
【0021】 そして、基板位置決装置のストッパ駆動部3は、上記送りネジナット基台2c 及びストッパ支持体2bを介して前方ストッパ2aを基板搬送方向に進退・移動 させるためのストッパ駆動モータ3a、そのストッパ駆動モータ3aの駆動を上 記送りネジナット基台2cに伝達する送りネジ3b等を備えている。
【0022】 図2(a) に、上記基板停止部2及びストッパ駆動部3の側面拡大図を示す。 同図において、ストッパ駆動部3のストッパ駆動モータ3aは、その回転軸の 先端部に固定された歯付ベルトプーリ3a−1を備えている。また、送りネジ3 bも、ストッパ駆動モータ3a寄りの端部に歯付ベルトプーリ3b−1を備えて いる。上記歯付ベルトプーリ3a−1、3b−1は、それらと噛合係合する歯付 ベルト3cにより連結されている。ストッパ駆動モータ3aは、歯付ベルトプー リ3a−1、歯付ベルト3c、及び歯付ベルトプーリ3b−1を介して送りネジ 3bを駆動する。
【0023】 また、上記ストッパ駆動モータ3aの回転軸先端部には円板型のエンコーダ3 a−2が固定され、このエンコーダ3a−2を挟む位置にエンコーダセンサ3a −3が配設されている(図1(a) 参照)。このエンコーダセンサ3a−3も、エ ンコーダ3a−2のスリットを検出してパルス信号を出力する。
【0024】 同図に示す基板停止部2の送りネジナット基台2cは、上部が、基板案内レー ル1aの外側に設けられている送りレール1a−1により基板案内レール1aと 摺動自在に係合し、下部が、その下部に設けられている送りネジナット2c−2 によりストッパ駆動部3の送りネジ3bと螺合する。したがって、ストッパ駆動 部3のストッパ駆動モータ3aが正逆回転することにより、送りネジナット基台 2cは基板搬送方向に進退・移動する。
【0025】 上記送りネジナット基台2cは、その中間部裏面に設けられている支持レール 2c−1によりストッパ支持体2bを摺動自在に支持している。さらに、これら ストッパ支持体2bと送りネジナット基台2cは、螺旋ばね2bcより相互に連 結されて基板案内レール1aに平行する方向に互いに引き合うよう付勢される。 その付勢力により、ストッパ支持体2bと送りネジナット基台2c間には、摺動 間隙2bc−1が存在し、ストッパ支持体2b及び送りネジナット基台2cは、 遊動時には、上記間隙2bc−1を有したまま一体となって移動する。したがっ て、ストッパ駆動部3のストッパ駆動モータ3aが正逆回転することにより、送 りネジナット基台2cと共にストッパ支持体2bが基板搬送方向に進退・移動す る。
【0026】 上記ストッパ支持体2bは、前方ストッパ2aを上下に回動させるための上下 動シリンダ2b−1を備えている。この上下動シリンダ2b−1は、送りネジナ ット基台2cの裏側に位置するストッパ支持体2bに対して、送りネジナット基 台2cを挟むようにその外側に位置して配設される。この上下動シリンダ2b− 1については、さらに後述する。
【0027】 また、上記ストッパ支持体2bに取り付けられているストッパ原点突起体2e は、ストッパ支持体2bが基板停止動作を開始するに際して同図の矢印Bで示す 右から左の方向へ移動したとき、原点センサ2fの検出部間隙に進入する。
【0028】 同図(b) は、上記ストッパ駆動モータ3aの回転軸先端部に固設されているエ ンコーダ3a−2及びエンコーダセンサ3a−3の斜視図である。同図に示すよ うに、エンコーダ3a−2は、円板形をしており、ストッパ駆動モータ3aの回 転軸に固定されており、周囲には多数の丸孔形のスリット3a−2′を備えてい る。エンコーダセンサ3a−3は「コ」の字型のスリット検出部を備えており、 その「コ」の字型のスリット検出部でエンコーダ3a−2の周囲を両側から挟む ようにして配設される。ストッパ駆動モータ3aの回転によりエンコーダ3a− 2が回転し、その周囲の丸孔スリット3a−2′がスリット検出部の「コ」の字 型の間隙を順次通過する。エンコーダセンサ3a−3の「コ」の字型の検出部は 、「コ」の字型の間隙を隔てて対向する射光部と受光部を備え、この間隙を順次 通過するエンコーダ3a−2のスリット3a−2′を検出し、この検出により受 光部の出力がオン/オフし、そのオン/オフするパルス信号を、不図示の配線を 介して後述する中央制御部に出力する。
【0029】 次に、図3(a) に上記図2に示した基板停止部2のストッパ支持体2bと送り ネジナット基台2cとの係合状態を示す平面拡大図を示し、同図(b) にその側面 拡大図を示す。尚、同図(a) ではストッパ支持体2bの上下動シリンダ2b−1 の図示を省略し、同図(b) では送りネジナット基台2cの送りネジナット2c− 2の図示を省略している。
【0030】 また、図3(a) のA−A′矢視図を図4(a) に、図3(b) のB−B′矢視図を 図4(b) に、及び図3(b) のC−C′矢視図を図4(c) にそれぞれ示す。 図3(a) に示す前方ストッパ2aの状態は、基板を停止させるため、図4(a) の矢印Fに示すように、基板案内レール1aの上面に平行する位置から直角にな る位置まで下方に90度回動して基板搬送路内に張り出している状態である。
【0031】 この状態から、図3(b) に示す上下動シリンダ2b−1の胴2b−1−1にピ ストン2b−1−2が引き込まれると、ピストン2b−1−2の先端と一点で係 合する扇状体2b−2がその支点2b−2−1を中心にして上方から右方にかけ て90度回動する。この回動により、その扇状体2b−2の他の点に一端が係合 する棒状体2b−3が同図矢印Cで示す左下方に移動する。この移動により、そ の棒状体2b−3の他端に係合する他の棒状体2b−4が、その支点2b−4− 1を中心に基板案内レール1aの上面に平行する位置から直角になる位置まで、 同図の矢印Dに示すように90度の回動を行う。この回動により支点2b−4− 1が90度回動し、その支点2b−4−1の同図(b) には見えない反対側の先端 (基板案内レール1aの内側に突き出る先端、つまり図4(a) に示す支点2b− 4−1)に固定されている前方ストッパ2aを、図4(a)、(b) に示す基板搬送路 内に張り出している位置から、基板案内レール1aの上面に平行する位置まで回 動させ、基板の搬送路を開通させる。このように、前方ストッパ2aは、ストッ パ支持体2bの上下動シリンダ2b−1によって上下に回動する。
【0032】 上記のストッパ支持体2bは、基板案内レール1aからは独立しており、送り ネジナット基台2cとのみ係合する。図4(b)、(c) は、この状態を示している。 同図(c) には、図3(b) で図示を省略した送りネジナット基台2cの送りネジナ ット2c−2を2点鎖線で示している。また、同図(b)、(c) には、基板を搬送す るコンベアベルト1b、基板の上下位置の基準となる天板1f、レール支持部材 1gも示している。
【0033】 同図(c) に示すように、ストッパ支持体2bは、基板案内レール1a(及びレ ール支持部材1g)と送りネジナット基台2cの中間に配置され、送りネジナッ ト基台2cの支持レール2c−1に摺動自在に嵌合する。ストッパ支持体2bの 上述した上下動シリンダ2bは、送りネジナット基台2cの外側に配置され、送 りネジナット基台2cを外から挟む形でストッパ支持体2bに取り付けられる。
【0034】 この状態で、ストッパ支持体2b及び送りネジナット基台2cは、螺旋ばね2 bcにより互いに引き合うよう付勢され、摺動間隙2bc−1を有して、一体に 係合する。
【0035】 送りネジナット基台2cが、図2に示す送りネジ3bの回転により、図3の矢 印Eに示す左から右方向へ、すなわち図1に示す基準ストッパ2g方向へ移動し てストッパ支持体2bの支持する前方ストッパ2aが基板に当接し、さらに基板 を押圧するように送りネジナット基台2cが移動したとき、前方ストッパ2a、 つまり、ストッパ支持体2bは停止し、送りネジナット基台2cのみがやや移動 を続け、ストッパ支持体2bとの間隙2bc−1を狭めて停止する。送りネジナ ット基台2cが移動を続けて間隙2bc−1を狭めた分、螺旋ばね2bcによる 付勢力は、基板に対して、ストッパ支持体2b及び前方ストッパ2aを介して同 図の矢印E方向に加えられ、これによって図1に示す基準ストッパ2g及び前方 ストッパ2a間に基板が固定される。
【0036】 これによって、基板の長さにばらつきがあった場合でも、この間隙2bc−1 の距離以内であれば、そのばらつきに対して発生する送りネジナット基台2cの 移動誤差、すなわち基板押し戻しの距離の誤差は吸収できる。したがって、基板 の長さのばらつきに対応する移動の微調整を行う必要はない。
【0037】 次に図1(a) の基板停止部2′及びストッパ駆動部3′について説明する。 図5は、図1(a) の主要部の拡大図であり、図6は、そのD−D′矢視図であ る。両図において、基板停止部2′はT字型のYプッシャ2′a、駆動係合部2 ′b、複数のローラ2′c、ローラ支持ピン2′d、スライド係合部2′eから なる。Yプッシャ2′aはそのT字型の上部が可動型基板案内レール1a′内に 延在し、T字型の下部が可動型基板案内レール1a′の外方へ直角に突き出して 配設される。可動型基板案内レール1a′内に延在するT字型上部には、複数の ローラ支持ピン2′dが下向きに固設され、それらのローラ支持ピン2′dにロ ーラ2′cがそれぞれ回転自在に支持されている。ローラ2′cは搬入される基 板Pの側面に当接して基板の幅方向の位置決めをするストッパの機能を有してい る。
【0038】 ストッパ駆動部3′は可動型基板案内レール1a′外側に固定されている駆動 部支持体3′dに固設された空圧シリンダ3′a、その空圧シリンダ3′aによ り駆動されるシリンダピストン3′b、このシリンダピストン3′bにより駆動 される基板停止部2′の駆動方向を案内するガイドレール3′c、上記空圧シリ ンダ3′aの空圧を中継する不図示の空圧チューブ等を備えている。シリンダピ ストン3′bは、空圧チューブを介してなされる中央制御部からの空圧制御によ り、可動型基板案内レール1a′の直角方向に進退する。
【0039】 上記基板停止部2′の駆動係合部2′bはストッパ駆動部3′のシリンダピス トン3′bの先端と固着して係合し、基板停止部2′のスライド係合部2′eは ストッパ駆動部3′のガイドレール3′cと摺動自在に係合する。
【0040】 図5に示すように、前方ストッパ2aは矢印Aで示す右から左の方向に搬入さ れてくる基板Pを一時停止させる。次に、基準ストッパ2gが一時停止した基板 Pの後方に下から上昇して基板搬送方向の停止位置基準面を形成する。続いて、 ストッパ駆動部3′が基板停止部2′を駆動し、基板停止部2′の複数のローラ 2′cが基板Pの可動型基板案内レール1a′に対向する側面を滑動自在に押接 し、基板Pの反対側の側面を固定型基板案内レール1aが形成する基板幅方向の 基準面に押接させる。そして、前方ストッパ2aが矢印Gで示す基板搬送方向後 方に移動して基板Pの前面を押圧し基板Pの後面を基準ストッパ2gの停止位置 基準面に押接させる。基板Pの一方の側面が滑動自在であるため基板搬送方向の 位置決めが容易であり、且つその側面が複数のローラ2′cにより一様に押圧さ れるため基板幅方向の基準面に歪むことなく一様に押接されて適正な基板幅方向 の位置決めが容易に達成される。
【0041】 続いて、図7は、上記基板位置決装置を制御する制御部の構成ブロック図であ る。同図において、CPU10は、マイクロプロセッサ等からなる。このCPU 10には、RAM(Random Access Memory)等からなるメモリ部11、各種のデー タを入力するための入力キーを備えたキー入力部12、及び各種の入出力装置の 入出力を仲介するインタフェース13が接続されている。
【0042】 上記インタフェース13には、図1(a) に示した基板検出センサ1dから、前 方ストッパ2aに当接して停止した搬入基板の検出信号が入力し、他の基板セン サ1eから、搬出される処理済み基板の検出信号が入力し、そしてエンコーダセ ンサ3a−3及び1′cからエンコーダ3a−2及び1′bのスリット検出信号 であるパルス信号がそれぞれ入力する。さらに、図1(b) 及び図2(a) に示した 原点センサ2f及び図1(a) に示した原点センサ1′nから、ストッパ原点突起 体2fの検出信号(前方ストッパ2aの原点位置決め信号)及びレール原点突起 体1′mの検出信号(可動型基板案内レール1a′の原点位置決め信号)がそれ ぞれ入力する。
【0043】 一方、インタフェース13は、CPU10から入力される点灯又は点滅指示信 号を不図示の異常表示ランプ4へ出力し、同じくCPU10から入力される駆動 制御信号をストッパ駆動モータ3a、レール幅可変駆動モータ1′a、ベルト駆 動モータ1c(1c′)等へ出力し、また、空圧制御信号を複数のローラ2′c を備えた基板停止部2′を進退駆動するストッパ駆動部3′、基準ストッパ2g を上下駆動する不図示のシリンダ駆動部等の各空圧調整部へ出力する。
【0044】 上記CPU10は、内蔵のROM(Read Only Memory)に格納されているプログ ラムに基づいて上記各部を制御する。 続いて、上述した構成の本実施例における基板位置決装置を制御する制御部の CPU10により行われる基板処理の動作を図8乃至図12に示すフローチャー トを用いて順次説明する。なお、これらの処理は、CPU10が、図7に示すメ モリ部11にに格納されているこれから作業を行う基板の種類に対応するプログ ラムに基づいて、図1乃至図6で説明した本体装置の各部を駆動制御することに より実現される。また、この処理は、図7に示すキー入力部12による基板処理 の開始を指示するキー入力又はプログラムにより起動される。
【0045】 先ず、図8は、基板の処理に先立って、処理される基板の幅に応じて2本の基 板案内レール1a、1a′の間隔を予め調節・設定する処理のフローチャートで ある。
【0046】 同図に示すフローチャートにおいて、先ず、可動型基板案内レール1a′の原 点チェック処理であるか否か判別する(ステップS11)。この処理は、例えば 、CPU10内蔵のレジスタFを用い、起動時において初期設定されたレジスタ Fの値「0」(フラグF=0)をもって原点チェックの処理モードとし、原点チ ェック処理完了後、レジスタFの値を「1」(フラグF=1)に設定することに より案内レール位置設定の処理モードとして、このレジスタFの値が(フラグF が)「0」か「1」かを判別する処理である。
【0047】 続いて、インタフェース13を介してレール幅可変駆動モータ1′aに駆動信 号を出力し、可動型基板案内レール1a′を固定型基板案内レール1aから離間 する方向へ移動させる(ステップS12)。これにより、可動型基板案内レール 1a′と共にレール原点突起体1′mが原点センサ1′nへと移動する。
【0048】 次に、所定期間、原点センサ1′nの出力を監視し、原点センサ1′nがオン になったか否か判別する(ステップS13)。これにより、原点センサ1′nが オンになる位置(レール原点突起体1′mが原点センサ1′nの「コ」の字型の 検出部間隙に進入して原点センサ1′nの受光部に対する射光部からの照射光を 遮断する位置)まで、可動型基板案内レール1a′が移動する。
【0049】 この判別で、原点センサ1′nがオンになったことを検出した場合は、レール 幅可変駆動モータ1′aへ出力している駆動信号を「停止」に切り替え、続いて 、レジスタFの値(フラグF)を「1」に設定してステップS11に戻る。これ により、可動型基板案内レール1a′が原点に停止し、案内レール位置設定のた めに算出される原点から設定位置までの移動距離を正しく移動する準備が整う。
【0050】 そして、ステップS11では、フラグF=1であることを確認し、この場合は ステップS14に移行する。 そして、キー入力部12からのキー入力(又はプログラム)に基づいて予め読 み込である基板処理のプログラムデータから基板サイズデータを読み出し、その 読み出した基板サイズデータから得られる基板の幅サイズに更にサイズ「α」を 加算した幅データ「W」を算出し、さらに、固定型基板案内レール1aの基準面 から上記幅データ「W」の距離にある位置に可動型基板案内レール1a′が停止 するよう、上記原点からその停止位置まで可動型基板案内レール1a′を移動さ せるためのレール幅可変駆動モータ1′aの必要回転数(エンコーダセンサ1′ cによるエンコーダ1′bのスリット検出パルス信号数)を算出して、その算出 したパルス数を内蔵のレジスタに設定する(ステップS14)。なお、上記加算 されるサイズ「α」は基板が1a及び1a′間を円滑に搬送するためのすき間( 0.3 〜 0.5mm)寸法である。
【0051】 これにより、可動型基板案内レール1a′が原点から設定位置まで移動する距 離に正しく対応するエンコーダパルス数が設定される。なお、上記内蔵のレジス タに代えて、減算カウンタにエンコーダパルス数を設定してもよい。
【0052】 続いて、可動型基板案内レール1a′が設定位置へ移動するよう、レール幅可 変駆動モータ1′aを始動させる(ステップS15)。これにより、可動型基板 案内レール1a′が原点から基板Pの処理を行うめの設定位置へと移動を開始す る。
【0053】 次に、エンコーダセンサ1′mから入力するパルスを計数し、上記内蔵のレジ スタに設定したパルス数に一致したか否か判別し、一致しなければ、上記計数と 判別とを繰り返えす(ステップS16)。なお、内蔵のレジスタに代えて、減算 カウンタに算出されたパルス数を設定した場合はその減算カウンタのキャリー信 号を検出するようにする。これにより、が所定の設定位置まで移動を続ける。 そして、上記ステップS16で、可動型基板案内レール1a′が、所定の設定位 置に到達し、上記計数したパルス数が、内蔵のレジスタに設定したパルス数に一 致した場合は、停止信号を出力してレール幅可変駆動モータ1′aを停止させる (ステップS17)。これにより、前方ストッパ2aが所定の一時停止位置に停 止する。
【0054】 続いて、上記可動型基板案内レール1a′がオーバーランしているか否か判別 する(ステップS18)。この処理は、上記レール幅可変駆動モータ1′aに対 して停止を指示した後において、さらにパルス数を参照し、停止指示後における 新たなパルスが許容数以上入力しているか否かを判別する処理である。 この判 別で、新たなパルスが許容数以下であれば、オーバーランをしていないと判別し 、この場合はステップS19に進む。
【0055】 ステップS19では、不図示の表示装置等により可動型基板案内レール1a′ の位置設定完了を報知する処理を行って、上述した可動型基板案内レール1a′ を基板処理位置に設定する処理を終了する。
【0056】 上記ステップS18で、可動型基板案内レール1a′がオーバーランしている 場合は、ステップS20に移行し、図7に示す異常表示ランプ4を点灯又は点滅 させる等して異常を報知する処理を行って直ちに処理を終了する。このように、 可動型基板案内レール1a′のオーバーランを監視して、オーバーランのときに は異状報知するので、可動型基板案内レール1a′の誤った位置設定のまま次の 作業に進んで基板の位置決めが不正確になるというような支障を引き起こす恐れ がない。
【0057】 また、上述したステップS13の判別で、所定期間の経過後も、原点センサ1 ′nの出力がオンにならない場合もステップS20に移行する。 続いて、前方ストッパの位置設定の処理を、図9に示すフローチャートを用い て説明する。同図に示す前方ストッパ位置設定処理において、先ず、前方ストッ パ2aの原点チェック処理であるか否か判別する(ステップS21)。この処理 も、例えば、CPU10内蔵のレジスタGを用い、起動時において初期設定され たレジスタGの値「0」(フラグG=0)をもって原点チェックの処理モードと し、原点チェック処理完了後、レジスタGの値を「1」(フラグG=1)に設定 することにより基板搬入を待機する位置設定の処理モードとして、このレジスタ Gの値が(フラグGが)「0」か「1」かを判別する処理である。
【0058】 続いて、インタフェース13を介してストッパ駆動モータ3aに駆動信号を出 力し、ストッパ支持体2b(つまり前方ストッパ2a)を、基板搬出方向前方へ 移動させる(ステップS22)。これにより、前方ストッパ2aは、基準ストッ パ2gから離間する方向へ移動する。
【0059】 次に、所定期間、原点センサ2fの出力を監視し、原点センサ2fがオンにな ったか否か判別する(ステップS23)。これにより、原点センサ2fがオンに なる位置(原点突起体2eが原点センサ2fの「コ」の字型の検出部間隙に進入 して原点センサ2fの受光部に対する射光部からの照射光を遮断する位置)まで 、ストッパ支持体2b(つまり前方ストッパ2a)が前方移動する。
【0060】 この判別で、原点センサ2fがオンになったことを検出した場合は、ストッパ 駆動モータ3aへ出力している駆動信号を「停止」に切り替え、続いて、レジス タGの値(フラグG)を「1」に設定してステップS21に戻る。これにより、 前方ストッパ2aが原点に停止し、原点からストッパ設定位置まで移動のために 算出される移動距離を正しく移動する準備が整う。
【0061】 そして、ステップS21では、フラグG=1であることを確認し、この場合は ステップS24に移行する。 ステップS24では、キー入力部12からのキー入力(又はプログラム)に基 づいて予め読み込である基板処理のプログラムデータから基板サイズデータを読 み出し、その読み出した基板サイズデータから得られる基板の長さに更に長さ「 β」を加算した長さデータ「L」を算出し、基準ストッパ2gの位置から上記長 さデータ「L」の距離にある位置に前方ストッパ2aが停止するよう、上記原点 からその停止位置(ストッパ設定位置)まで前方ストッパ2aを移動させるため のストッパ駆動モータ3aの必要回転数(エンコーダスリットセンサ3a−3に よるエンコーダ3a−2のスリット検出のパルス信号数)を算出し、その算出し たエンコーダパルス数を内蔵のレジスタに設定する。なお、上記加算される長さ 「β」は、停止した基板Pが停止の反動で後退しても、後方に上昇してくる基準 ストッパ2gの上昇を妨げることのない程度の距離である。
【0062】 これにより、前方ストッパ2aが原点から停止位置(ストッパ設定位置)まで 移動する距離に正しく対応するエンコーダパルス数が設定される。なお、この場 合も上記内蔵のレジスタに代えて、減算カウンタにエンコーダパルス数を設定し てもよい。
【0063】 続いて、前方ストッパ2aが基準ストッパ2g方向へ移動するよう、ストッパ 駆動モータ3aを始動させる(ステップS25)。これにより、前方ストッパ2 aが原点から停止位置へと移動を開始する。
【0064】 次に、エンコーダセンサ3a−3から入力するパルスを計数し、上記内蔵のレ ジスタに設定した所定パルス数に一致したか否か判別し、一致しなければ、上記 計数と判別とを繰り返えす(ステップS26)。なお、内蔵のレジスタに代えて 、減算カウンタにエンコーダパルス数を設定した場合はその減算カウンタのキャ リー信号を検出するようにする。これにより、前方ストッパ2aが所定の停止位 置(ストッパ設定位置)まで移動を続ける。
【0065】 そして、上記ステップS26で、前方ストッパ2aが、所定の停止位置に到達 し、上記計数したエンコーダパルス数が、内蔵のレジスタに設定したエンコーダ パルス数に一致した場合は、停止信号を出力してストッパ駆動モータ3aを停止 させる(ステップS27)。これにより、前方ストッパ2aが所定の停止位置に 停止する。
【0066】 続いて、上記ストッパ駆動モータ3aがオーバーランしているか否か判別する (ステップS28)。この処理は、上記ストッパ駆動モータ3aに対して停止を 指示した後において、さらにパルス数を参照し、停止指示後における新たなパル スが許容数以上入力しているか否かを判別する処理である。
【0067】 この判別で、新たなパルスが許容数以下であれば、オーバーランをしていない と判別し、この場合はステップS29に進む。 ステップS29では、不図示の表示装置等により自動ストッパ位置設定完了を 報知する処理を行って、上述した前方ストッパ2aを基板を一時停止させる位置 (ストッパ設定位置)に設定する処理を終了する。
【0068】 上記ステップS28で、ストッパ駆動モータ3aがオーバーランしている場合 は、ステップS30に移行し、図7に示す異常表示ランプ4を点灯又は点滅させ る等して異常を報知する処理を行って直ちに処理を終了する。このように、スト ッパ駆動モータ3aのオーバーランを監視して、オーバーランのときには異状報 知するので、前方ストッパ2aの誤った位置設定のまま次の作業に進んで支障を 引き起こすという恐れがない。
【0069】 また、上述したステップS23の判別で、所定期間の経過後も、原点センサ2 fの出力がオンにならない場合をステップS30に移行する。 続いて、上述したように可動型基板案内レール1a′の自動位置設定と前方ス トッパ2aの自動位置設定を終了した後に行われる基板処理について、図10に 示すフローチャート用いて説明する。
【0070】 同図のフローチャートにおいて、不図示の基板センサにより搬入基板があるか 否か判別する(ステップS1)。 上記判別で、基板があった場合は前方ストッパ始動処理を行う(ステップS2 )。この処理は、図4(a) のA−A′矢視図に示した前方ストッパ2aを回動し て搬送路内に進出させる処理である。
【0071】 続いて、ローダ側(前段の基板供給装置側)から図1(a) の矢印Aが示す基板 搬送方向へコンベアベルト1b、1b′を駆動するようベルト駆動モータ1c、 1c′に駆動信号を出力して基板を搬入する(ステップS3)。
【0072】 そして、所定期間、図1(a) に示す基板センサ1dの出力を監視し、基板セン サ1dがオン(基板検出)になったか否か判別する(ステップS4)。これによ り、搬入された基板が前方ストッパ2aに当接して停止しているか否かが判別さ れる。
【0073】 上記判別で、基板センサ1dがオンになった場合は、基準ストッパ2gを上昇 させる(ステップS5)。これにより、基準ストッパ2gが基板搬送路内の基板 後方に位置し、基板搬送方向の停止基準面が形成される。
【0074】 次に、位置決め処理を行う(ステップS6)。この処理は、詳しくは後述する が、一時停止させた基板を、停止基準位置に停止させて固定する処理である。 続いて、その他の処理を行う(ステップS7)。この処理は、本体装置により異 なるが、例えば、半田の塗布処理、電子部品の搭載処理等の処理である。
【0075】 次に、図1(a) に示す基板センサ1eの出力を参照し、搬出路が開放されてい るか否か判別する(ステップS8)。この処理は、前回処理した基板が、排出さ れず搬送路内に滞っていないことを確認する処理である 上記判別で、基板センサ1eの出力がOK(オフ)であれば、次に、後述する 基板排出処理を行う(ステップS9)。
【0076】 そして、所定数量の基板の処理が全て終了しているか判別し(ステップS10 )、終了していた場合は処理を終了する。 上記判別で所定数量の基板の処理が全て終了していない場合は、上記ステップ S3に戻って、ステップS3〜S10の処理を繰り返す。
【0077】 また、上記ステップS8で、基板センサ1eの出力がNO(オン)であれば、 ステップS11に進んで、図7に示す異常表示ランプ4を点灯又は点滅させる等 して異常を報知する処理を行って直ちに処理を終了する。 また、上記ステップ S4で、基板センサ1dがオフの場合、 S1で不図示の基板センサがオフの場合も、直ちにステップS11に移行する。
【0078】 このようにして、所定枚数の基板の処理が行なわれる。 続いて、上記処理のステップS6の位置決め処理を、図11に示すフローチャ ートを用いて説明する。
【0079】 同図に示すフローチャートにおいて、先ず、Yプッシャをオンにする(ステッ プS60)。この処理は、ストッパ駆動部3′を駆動して基板停止部2′のYプ ッシャ2′aの複数のローラ2′cを、可動型基板案内レール1a′の側面から 搬送路内に押し出す処理である。これによって、基板の幅方向の位置決めがなさ れる。
【0080】 次に、キー入力部12からのキー入力(又はプログラム)に基づいて予め読み 込である基板処理のプログラムデータから基板サイズデータを読み出し、その読 み出した基板サイズデータに基づいて、基板の長さから更に長さ「β′」を減算 した長さ「L′」を算出し、基準ストッパ2gの位置から上記「L′」の距離に ある位置(基板の長さより「β′」短い位置)まで、前方ストッパ2aをストッ パ設定位置から移動させるためのストッパ駆動モータ3aの必要回転数(エンコ ーダセンサ3a−3によるパルス信号数)を算出して、その算出したパルス数を 内蔵のレジスタに設定する(ステップS61)。上記処理で減算に用いられる係 数β′として、図2(a) 及び図3(b) に示した摺動間隙2bc−1より小さい数 値が予め設定される。
【0081】 続いて、前方ストッパ2aが基準ストッパ2g方向へ移動するよう、ストッパ 駆動モータ3aを始動させる(ステップS62)。これにより、基板が、前方ス トッパ2aにより一時停止位置から基準ストッパ2g方向に押し戻される。
【0082】 次に、エンコーダスリットセンサ3a−3から入力するエンコーダパルスを計 数し、上記内蔵のレジスタに設定した所定パルス数に一致したか否か判別し、一 致しなければ、上記計数と判別とを繰り返えす(ステップS63)。これにより 、前方ストッパ2a、すなわちストッパ支持体2bを摺動自在に保持する送りネ ジナット基台2cが所定の一時停止位置まで移動を続ける。
【0083】 そして、上記ステップS63で、上記計数したエンコーダパルス数が、内蔵の レジスタに設定したエンコーダパルス数に一致した場合は、停止信号を出力して ストッパ駆動モータ3aを停止させる(ステップS64)。これにより、本来、 前方ストッパ2aが基板の長さより短い位置まで移動すべき位置に、送りネジナ ット基台2cが到達して停止する。
【0084】 これにより、上記送りネジナット基台2cと共に基準ストッパ2g方向へ移動 した前方ストッパ2a(つまりストッパ支持体2b)は基板に当接して停止し、 送りネジナット基台2cは更に所定の停止位置まで移動して、ストッパ支持体2 bとの間隙2bc−1を距離(長さ)β′だけ狭める。このように間隙2bc− 1が狭まった分、すなわち長さβ′分の螺旋ばね2bcによる付勢力が、ストッ パ支持体2b及び前方ストッパ2aを介して基板Pに加えられ、これによって基 板Pは基準ストッパ2gに押圧され、前方ストッパ2aと基準ストッパ2g間に 位置固定される。
【0085】 続いて、上記ストッパ駆動モータ3aがオーバーランしているか否か判別する (ステップS65)。この処理は、上記ストッパ駆動モータ3aに対して停止を 指示した後において、さらにパルス数を参照し、停止指示後における新たなパル スが許容数以上入力しているか否かを判別する処理である。
【0086】 この判別で、新たなパルスが許容数以下であれば、オーバーランをしていない と判別し、この場合はステップS66に進み、表示装置等により基板位置決め完 了を報知する処理を行って処理を終了する。
【0087】 上記ステップS65で、ストッパ駆動モータ3aがオーバーランしている場合 は、ステップS67に移行し、異常表示ランプ4を点灯又は点滅させる等して異 常を報知する処理を行って直ちに処理を終了する。
【0088】 このように、基板の位置決め処理においても、ストッパ駆動モータ3aのオー バーランを監視して、オーバーランのときには異状報知するので、前方ストッパ 2aが必要以上に基板を押圧する状態となった場合でも直ちに適切な処置をとる ことができる。
【0089】 続いて、図10の処理のステップS9の基板排出処理を、図12に示すフロー チャートを用いて説明する。 同図に示すフローチャートにおいて、先ず、Yプッシャをオフにする(ステッ プS90)。この処理は、ストッパ駆動部3′を逆駆動して基板停止部2′のY プッシャ2′aの複数のローラ2′cを、可動型基板案内レール1a′の側面内 に引き込む処理である。これによって、基板の幅方向の押圧が除去される。
【0090】 次に、ストッパ駆動モータ3aに駆動信号を出力し、ストッパ駆動モータ3a を、基板位置決め処理のステップS61で内蔵のレジスタに設定したパルス数分 逆向きに回転させ、前方ストッパ2aをストッパ設定位置へ引き戻すよう移動を 開始させる(ステップS91)。
【0091】 次に、エンコーダセンサ3a−3から入力するパルスを計数し、上記内蔵のレ ジスタに設定されている所定パルス数に一致したか否かを判別し、一致しなけれ ば、上記計数と判別とを繰り返えす(ステップS92)。これにより、前方スト ッパ2a(すなわちストッパ支持体2b)は、ストッパ設定位置まで基板搬送方 向前方へ移動する。
【0092】 そして、上記ステップS92で、上記計数したパルス数が、内蔵のレジスタに 設定したエンコーダパルス数に一致した場合は、停止信号を出力してストッパ駆 動モータ3aを停止させて、前方ストッパ2aを停止させる(ステップS93) 。これにより、前方ストッパ2aは搬入基板を一時停止させた位置(ストッパ設 定位置)まで後退して停止する。したがって、次回の基板位置決めでは、原点位 置決めを行うことなく直ちにストッパ設定位置から処理を行うことができる。
【0093】 続いて、上記ストッパ駆動モータ3aがオーバーランしているか否か判別する (ステップS94)。この処理も、上記ストッパ駆動モータ3aに対して停止を 指示した後において、さらにパルス数を参照し、停止指示後における新たなパル スが許容数以上入力しているか否かを判別する処理である。
【0094】 この判別で、新たなパルスが許容数以下であれば、オーバーランをしていない と判別し、この場合は、前方ストッパ2aは、上記移動により基板前面から離間 するに伴って、図3(a) 及び図4(a) に示したように下方に張り出した状態から 固定型基板案内レール1a上面に平行する位置まで90度回転して基板搬送路内 から退去する(ステップS100)。次に基準ストッパ2gを降下させる(ステ ップS95)。これにより、基準ストッパ2gが、基板搬送路内から退去する。
【0095】 続いて、ベルト駆動モータ1c、1c′に駆動信号を出力して、図1(a) の矢 印Aが示す基板搬送方向へ同図に示すコンベアベルト1b、1b′を駆動する( ステップS96)。これにより、基板の搬出が開始される。
【0096】 そして、所定期間、図1(a) に示す基板センサ1eの出力を監視し、基板セン サ1eがオン(基板検出)になったか否か判別する(ステップS97)。これに より、搬出基板が所定の速さで搬送路を通過しているか否かが判別される。 上 記判別で、基板センサ1eがオンになった場合は、支障なく基板の搬出がなされ たものと判別し、この場合は、表示装置等により基板排出の完了を報知する等の 処理を行って(ステップS98)、処理を終了する。
【0097】 上記ステップS97で、基板センサ1eがオンでない場合、又は上記ステップ S94で、ストッパ駆動モータ3aがオーバーランしている場合は、いずれの場 合も直ちに異常表示ランプ4を点灯又は点滅させる等して異常を報知する処理を 行って(ステップS99)、処理を終了する。
【0098】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案によれば、簡単な機構で基板搬送方向への摩擦 抵抗の発生を解消して搬送方向の位置決めを確実になさしめると共に基板幅方向 へ加わる均一な押圧により、ねじれ、間隙等の誤差なく確実且つ容易に基板幅方 向の位置決めを行うことができるので、偏心ローラや偏心ローラ用のスライド型 支持体の配設による複雑を機構が不用であり、このため設計が容易となり、設計 能率が向上し、したがって、装置価格が低減する。また、基板の種類が変わる毎 に偏心ローラの偏心軸の角度調節やバネ部材の交換を行う等の段取りが不用であ るため、手数がかかず、面倒がなく、熟練も要さず、したがって、作業能率が向 上する。また、多種類の交換用バネ部材を用意する必要かなく、したがって部材 コストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施例に係わる基板位置決装置の平面
図、(b) はその側面図である。
【図2】(a) は基板位置決装置の基板停止部及びストッ
パ駆動部の側面拡大図、(b) はストッパ駆動モータ、エ
ンコーダ、エンコーダセンサの相互構成を説明する図で
ある。
【図3】(a) は基板停止部のストッパ支持体と送りネジ
ナット基台との係合状態を示す平面拡大図、(b) はその
側面拡大図である。
【図4】(a) は図3(a) のA−A′矢視図、(b) は図3
(b) のB−B′矢視図、(c) は図3(b) のC−C′矢視
図である。
【図5】
【図6】
【図7】基板位置決装置を制御する制御部の構成ブロッ
ク図である。
【図8】基板処理前の可動型基板案内レールの位置設定
処理を説明するフローチャートである。
【図9】基板処理前の前方ストッパ位置設定処理を説明
するフローチャートである。
【図10】基板処理の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図11】基板処理の基板位置決め処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図12】基板処理の基板排出処理を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1、1′ 基板搬送部 1a、1a′ 基板案内レール 1a′−1、1a′−2 ガイドレール 1b、1b′ コンベアベルト 1c、1c′ ベルト駆動モータ 1d、1e 基板センサ 1f 天板 1g レール支持部材 1′a レール幅可変駆動モータ 1′b エンコーダ 1′c エンコーダセンサ 1′d 歯付ベルト 1′e 送りネジ 1′f 歯付ベルトプーリ 1′g 歯付ベルト 1′h 従動送りネジ 1′i、 1′k 送りネジナット 1′j 軸承 1′m レール原点突起 1′n 原点センサ 2、2′ 基板停止部 2a 前方ストッパ 2b ストッパ支持体 2b−1−1 胴 2b−1−2 ピストン 2b−2 扇状体 2b−2−1、2b−4−1 支点 2b−3、2b−4 棒状体 2bc 螺旋ばね 2bc−1 摺動間隙 2c 送りネジナット基台 2c−1 支持レー 2c−2 送りネジナット 2b−1 上下動シリンダ 2e ストッパ原点突起体 2f 原点センサ 2′a Yプッシャ 2′b 駆動係合部 2′c ローラ 2′d ローラ支持ピン 2′e スライド係合部 3 ストッパ駆動部 3a ストッパ駆動モータ 3a−1 歯付ベルトプーリ 3a−2 エンコーダ 3a−3 エンコーダスリットセンサ 3b 送りネジ 3b−1 歯付ベルトプーリ 3c 歯付ベルト 3′ Yプッシャ(ストッパ)駆動部 3′a 空圧シリンダ 3′b シリンダピストン 3′c ガイドレール 3′d 駆動部支持体 4 異状表示ランプ 10 CPU 11 メモリ部 12 キー入力部 13 インタフェース P 基板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を搬入して停止させ、停止した基板
    を2種類の押し部材により基板の搬送方向の基準面及び
    基板の幅方向の基準面にそれぞれ押接して基板の位置決
    めを行う基板位置決装置であって、 前記押し部材は基板の一方の側面を押接することにより
    基板の他方の側面を基準面に当接させる複数のローラを
    備えることを特徴とする基板位置決装置。
  2. 【請求項2】 搬入される基板に対応して基板の搬送レ
    ール位置及び基板の搬送方向のストッパ位置をそれぞれ
    自動的に調整し、搬入され停止した基板を2種類の押し
    部材により基板の搬送方向の基準面及び基板の幅方向の
    基準面にそれぞれ押接して基板の位置決めを行う基板位
    置決装置であって、 前記押し部材は基板の一方の側面に押接することにより
    基板の他方の側面を基準面に当接させる複数のローラを
    備えることを特徴とする基板位置決装置。
JP009878U 1993-03-09 1993-03-09 基板位置決装置 Pending JPH0667428U (ja)

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JP2024505905A (ja) * 2021-01-29 2024-02-08 常州銘賽机器人科技股▲フン▼有限公司 ワークのディスペンス実装装置
CN117589950A (zh) * 2023-11-21 2024-02-23 内蒙古河套酒业集团股份有限公司 一种用于食品安全的抽样检测设备及其方法

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JPS61145014A (ja) * 1984-12-20 1986-07-02 Tokico Ltd 基板搬送装置

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