JPH066743B2 - 高強度極厚鋼の製造方法 - Google Patents

高強度極厚鋼の製造方法

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JPH066743B2
JPH066743B2 JP62318403A JP31840387A JPH066743B2 JP H066743 B2 JPH066743 B2 JP H066743B2 JP 62318403 A JP62318403 A JP 62318403A JP 31840387 A JP31840387 A JP 31840387A JP H066743 B2 JPH066743 B2 JP H066743B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、高層ビルの鉄骨用鋼材等として好適な、音
響異方性の少ない高強度極厚鋼の製造方法に関するもの
である。
<背景技術> 最近、建築物の高層化に伴い、使用される鉄骨用鋼板の
板厚が厚くなる傾向にあり、超高層ビルのボックス柱用
として板厚が100mmの50キロ鋼(JIS SM50)
が適用される例も見られるようになってきた。
しかし、従来、このような極厚の高強度鋼の製造に際し
ては焼ならし処理によって強度付与がなされており、こ
のため強度確保を目的として多量の合金元素の添加がな
されるのが普通であった。従って、かかる極厚高強度鋼
材はどうしても炭素当量が高くなりがちであり、溶接施
工の点で問題があった。
一方、溶接性改善のために合金元素の添加量を極力抑え
た上で高強度を確保すべく、近年、所謂“加速冷却”に
よる鋼材製造技術が開発され、造船用鋼板や海洋構造物
用鋼板等の分野を中心に普及されつつある。この“加速
冷却法”とは、熱間圧延温度の低温域で鋼に高い加工度
を鋼に与え、その後速い冷却速度で冷却して鋼材組織を
細粒の低温変態組織とする方法であり、「焼ならしと同
等以上の結晶粒細粒化」と「炭素当量の低い鋼の高張力
化」とを可能にするものである。
そこで、前述した50キロ級の極厚鋼の製造に加速冷却
法の適用を試みたところ次のような事実が判明した。
(a) 連続鋳造スラブを使用した場合には中心偏析低減
効果が少なく、鋼材の内質欠陥を発生する可能性が大き
くなる、 (b) これまで実施されている加速冷却法では、オース
テナイトの再加熱がなされないこともあって、圧延−加
速冷却時に発生する集合組織に起因した“音響異方性”
が生じやすい。
なお、この音響異方性が発生すると調音波斜角探傷時に
誤った欠陥判定を招く場合があり、そのため非破壊検査
協会により「音響異方性を有する鋼溶接部の超音波探傷
試験方法及び試験結果の等級分類方法」(NDIS2413
-86)が制定されている。そして、この規格では、
「“公称屈折角60°の斜角探触子による屈折角度差の
測定において、屈折角度差が2°を超える場合”には音
響異方性があると判定すること」となっている。また、
この音響異方性の主因が、オーステナイト・フェライト
二相領域での圧延により発達するフェライト加工集合組
織にあることも知られている。
もっとも、これまでにも加速冷却法を適用した極厚鋼板
の製造法として、「Ti添加鋼に低温のオーステナイト未
再結晶度域で熱間圧延を施した後、直ちに冷却速度:1
℃/sec以上の加速冷却を施して高靭性・高強度を確保す
る方法(特開昭62−130216号)」や「鋼片を熱間圧延し
た後、直ちに炭素当量をも考慮して所定の水量密度で加
速冷却することにより、肉厚方向強度差の少ない極厚鋼
板を得る方法(特公昭62−164820号)」等の提案もされ
てはいたが、何れの方法も“音響異方性が大きくなり易
い”と言う問題を解消するものではなかった。
<問題点を解決するための手段> 本発明者等は、上述のような観点から、靭性や溶接性等
に優れることは勿論、超音波探傷時の支障となる音響異
方性も生じることのない50キロ級高強度極厚鋼の安定
した製造手段を見出すべく、鋭意研究を重ねたところ、 「必須成分として特定量のNbを添加すると共に炭素当量
を特定範囲内に調整した鋼を比較的高い温度に加熱した
後、オーステナイト領域でこれに特定条件の強圧下圧延
を施し、続く加速冷却の前に一旦放冷を行ってオーステ
ナイトの再結晶を促し、その後特定の冷却速度で加速冷
却を行うと、例えば圧延素材が連続鋳造スラブであって
も内部欠陥や音響異方性を有することがなく、しかも高
層建造物の鉄骨用鋼材等として十分に満足できる強度、
靭性並びに溶接性等を備えた極厚鋼材が得られる」 ことを知見した。
この発明は上記知見に基づいてなされたものであり、 「C:0.06〜0.15%(以降、成分割合を表わす%は重量
%とする), Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050% を含有するか、或いは更に Cu:0.05〜0.30%, Ni:0.05〜0.30%, Cr:0.05〜0.30%, B:0.0003〜0.0020%, Ti:0.005〜0.030% を単独又はCu+B,Cr+B+Ti,Cu+Ni+Tiの組み合わ
せで含むと共に、残部が実室的にFeから成り、かつ炭素
当量(Ceq)が0.34〜0.40である鋼の連続鋳造スラブを
1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域にお
いて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス以
上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
却することによって、靭性や溶接性に優れることは勿
論、音響異方性が極力少ない高強度極厚鋼を安定して製
造し得るようにした点に特徴を有するものである。
なお、炭素量(Ceq)は、良く知られている通り本発明
に係る系の鋼の場合は で表される値(%)であることは言うまでもない。
ここで、本発明において、鋼の成分組成,鋼の炭素当量
(Ceq)並びに鋼の処理条件を前記の如くに限定した理
由を説明する。
A)鋼の成分組成 a)C Cは鋼に所要の強度を確保する作用があるが、その含有
量が0.06%を下回ると溶接時に軟化して所望強度の確保
が出来なくなる恐れがあり、一方、0.15%を超えて含有
させると溶接性を劣化することから、C含有量は0.06〜
0.15%と定めた。
b)Si Siは鋼の脱酸のために添加される元素であって、その含
有量が0.05%未満であると十分な脱酸効果が得られてい
ない恐れがあり、一方、0.50%を超えて含有させると溶
接性を阻害するようになることから、Si含有量は0.05〜
0.50%と定めた。
c)Mn Mnには鋼の強度及び靭性を向上させる作用があるが、そ
の含有量が1.0%未満では前記作用による所望の効果が
得られず、一方、1.5%を超えて含有させると溶接性の
劣化を招くことから、Mn含有量は1.0〜1.5%と定めた。
d)Nb Nbは結晶粒の微細化と変態強化を通じて鋼の強度並びに
靭性を改善する作用を有しており、特に制御圧延・加速
冷却の効果を十分に活用する上で必須の成分であるが、
その含有量が0.005%未満であると前記作用による所望
の効果が得られず、一方、0.030%を超えて含有させる
と溶接の際に溶接金属中へ希釈し、該溶接金属の靭性を
低下するようになることから、Nb含有量は0.005〜0.030
%と定めた。
e)sol.Al sol.Al成分は鋼の十分な脱酸のため少なくとも0.003%
は確保する必要があるが、0.050%を超えて含有させた
場合には溶接性の劣化を招くことから、sol.Al成分は0.
003〜0.050%と定めた。
f)Cu,Ni,Cr,B及びTi これらの成分は何れも鋼の強度等を改善する有用な作用
を有しているので必要に応じて1種又は2種以上の添加
がなされるものであるが、以下、各成分についての含有
量限定理由を、強度改善以外の付属的作用にも言及しな
がら説明する。
Cu及びCr これらの成分は、何れも鋼の強度と耐食性を改善する作
用を有しているが、何れの場合もその含有量が0.05%未
満であると前記作用による所望の効果が得られず、一
方、何れの成分であっても0.30%を超えて含有させる溶
接性の劣化を招くことから、Cu或いはCrの含有量は各々
0.05〜0.30%と定めた。
Ni Niは鋼の強度と靭性を改善する作用を有しているが、そ
の含有量が0.05%未満であると前記作用に所望の効果が
得られないことから、Ni含有量の下限を0.05%と定め
た。一方、Niは高価な金属であるため、経済性を考慮し
て添加量の上限を0.30%と定めた。
B Bは鋼の強度と大入熱溶接時の溶接熱影響部靭性を向上
させる作用を有しているが、その含有量が0.0003%未満
では前記作用に所望の効果が得られず、一方、0.0020%
を超えて含有させると溶接性に悪影響を及ぼすことか
ら、B含有量は0.0003〜0.0020%と定めた。
Ti Tiには、Nbと同様、結晶粒の微細化と変態強化を通じて
鋼の強度と靭性を改善する作用があり、やはり制御圧延
・加熱冷却の効果を十分に活用する上で好ましい成分で
あるが、その含有量が0.005%未満であると前記作用に
よる所望の効果が得られず、一方、0.030%を超えて含
有させると溶接の際に溶接金属中へ希釈して溶接金属の
靭性を低下するようになることから、Ti含有量は0.005
〜0.030%と定めた。
B)鋼の炭素当量(Ceq) なる式で表わされる炭素当量(Ceq)は溶接時の熱影響
部の最高硬さと相関が強く、その値が0.40%を超えると
溶接性の劣化を招く。しかしながら、炭素当量が0.34%
を下回るとエレクトロスラグ溶接のような大入熱溶接時
に熱影響部が軟化して構造物用の鋼として問題を生じ
る。従って、鋼の炭素当量を0.40〜0.34%と定めた。
C)処理条件 本発明に係る極厚鋼の製造方法では、まず前記成分組成
の鋼を製造能率の良好な連続鋳造にてスラブとなし、次
いで、第1図に示す如く該連続鋳造スラブ(1)を加熱し
て所定条件の強圧下圧延を施した後、引き続いて短時間
の放冷を行って十分な再結晶を促してから加速冷却を施
すものであるが、これら処理条件の決定は以下の理由に
よった。なお、第1図において符号(2)は圧延ロール
を、(3)は搬送ロールを、そして(4)は冷却水噴霧ノズル
をそれぞれ示している。
a) 加熱温度 圧延に際しての加熱温度が1050℃未満であると圧延
によって鋼材中心部のザクを圧着させることが困難であ
るばかりか、鋼中に存在するNbやTi等の炭化物が溶解せ
ずに残留し靭性劣化を招く恐れがある。従って、圧延に
際しての連続鋳造スラブの加熱温度は1050℃以上と
定めた。
b) 圧延条件 圧延温度を高温のオーステナイト領域温度(約800℃
以上)としないと鋼材中心にまで塑性加工変形が及ぶ十
分な圧下がとれないばかりか、鋼材中心部のザク圧着の
点からも問題を生じる。
また、圧延形状比については0.5以上を確保しないとザ
ク圧着応力として不十分であり、しかもこの観点での大
圧下圧延は2回以上実施しないと効果の確保が不完全と
なる恐れがある。
従って、圧延は高温のオーステナイト領域で実施するこ
ととし、しかも、圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧
延を2パス以上行うことと定めた。
なお、“圧延形状比”とは、式 で表わされることは言うまでもない。
c) 加速冷却条件 オーステナイトを加工された状態のままで冷却すると変
態集合組織が発達し、音響異方性が生じることとなる。
そこで、音響異方性を防止するためにはオーステナイト
が完全に再結晶・回復した状態から加速冷却することが
必要である。なお、加工されたオーステナイトが再結晶
して回復するには、例えば800℃の温度下では約10
0秒以上の放冷時間を必要とする。
また、本発明の対象鋼では、加速冷却によって所望の強
度と靭性を確保するには0.2℃/sec以上の冷却速度を必
要とし、冷却速度が前記値よりも小さいと十分な加速冷
却効果が得られない。そして、この加速冷却は400℃
に至るまで実施すれば十分であり、それ以上に続けても
効果に実質的な変化が見られない。
従って、加速冷却は、熱間圧延の終了後一旦オーステナ
イトが再結晶するまで放冷し、その後直ちに冷却速度:
0.2℃/sec以上で400℃以下の領域に達するまで実施
することと定めた。
次に、本発明を、実施例によって比較例と対比しながら
より具体的に説明する。
<実施例> まず、通常の方法により第1表に示される成分組織の鋼
を溶製し、連続鋳造法によって300mm厚のスラブとし
た。
続いて、これら各連続鋳造スラブに第2表で示す条件の
加熱,圧延並びに加速冷却を施し、厚みが100mmの極
厚鋼板とした。
このようにして製造された各鋼板について各種特性を調
査したが、その結果を第2表に併せて示す。
なお、引張試験並びにシャルピー衝撃試験は、鋼板の厚
み方向1/4の位置から切り出した試験片について実施し
た。
また、「超音波探傷(UST)次陥率」は、鋼板の全面
にわたりJIS“+12dB”の感度で超音波探傷を行って
内質欠陥率を測定した値である。
溶接性については、50mmに減厚した試験片にて斜めy
開先拘束割れ試験を行い、これによって割れ防止予熱温
度を求めて評価した。このとき使用した溶接棒は、拡散
性水素量:4cc/100g前後の50キロ用被覆アーク溶接
棒であった。
更に、大入熱溶接時のHAZ(熱影響部)軟化を調べる
目的で、入熱:1600kJ/cm前後のエレクトロスラグ
溶接を実施し、継手強度についても調査した。
第2表に示される結果からも明らかなように、本発明で
規定する条件通りに製造された鋼板は50キロ鋼として十
分に満足できる強度と靭性を示すと共に、内部欠陥もな
く、かつ溶接性も良好で、しかも音響異方性も認められ
ず、極めてバランスの良好な優れた材料であるのに対し
て、製造条件が本発明の規定から外れたものは、十分な
特性を示さないことが分かる。
<効果の総括> 以上に説明した如く、この発明によれば、超高層ビル等
において使用される鉄骨用鋼材等で要求されるところ
の、極厚にして高い強度,優れた靭性,優れた溶接性,
健全な内質,良好な超音波探傷性(音響異方性がないこ
と)等をバランス良く兼備した高強度極厚鋼を安定して
製造することが可能となるなど、産業上極めて有用な効
果がもたらされるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る鋼板製造工程を説明した概略模
式図である。 図面において、 1…連続鋳造スラブ, 2…圧延ロール, 3…搬送ロール, 4…冷却水噴霧ノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量割合にて C:0.06〜0.15%, Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050% を含有すると共に残部が実質的にFeから成り、かつ炭素
    当量(Ceq)が0.34〜0.40%である鋼の連続鋳造スラブ
    を1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域に
    おいて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス
    以上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
    い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
    0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
    却することを特徴とする、高強度極厚鋼の製造方法。
  2. 【請求項2】重量割合にて C:0.06〜0.15%, Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050%, Cu:0.05〜0.30% を含有すると共に残部が実質的にFeから成り、かつ炭素
    当量(Ceq)が0.34〜0.40%である鋼の連続鋳造スラブ
    を1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域に
    おいて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス
    以上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
    い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
    0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
    却することを特徴とする、高強度極厚鋼の製造方法。
  3. 【請求項3】重量割合にて C:0.06〜0.15%, Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050%, Cr:0.05〜0.30% を含有すると共に残部が実質的にFeから成り、かつ炭素
    当量(Ceq)が0.34〜0.40%である鋼の連続鋳造スラブ
    を1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域に
    おいて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス
    以上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
    い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
    0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
    却することを特徴とする、高強度極厚鋼の製造方法。
  4. 【請求項4】重量割合にて C:0.06〜0.15%, Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050%, Ni:0.05〜0.30% を含有すると共に残部が実質的にFeから成り、かつ炭素
    当量(Ceq)が0.34〜0.40%である鋼の連続鋳造スラブ
    を1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域に
    おいて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス
    以上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
    い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
    0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
    却することを特徴とする、高強度極厚鋼の製造方法。
  5. 【請求項5】重量割合にて C:0.06〜0.15%, Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050%, B:0.0003〜0.0020% を含有すると共に残部が実質的にFeから成り、かつ炭素
    当量(Ceq)が0.34〜0.40%である鋼の連続鋳造スラブ
    を1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域に
    おいて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス
    以上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
    い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
    0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
    却することを特徴とする、高強度極厚鋼の製造方法。
  6. 【請求項6】重量割合にて C:0.06〜0.15%, Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050%, Ti:0.005〜0.030% を含有すると共に残部が実質的にFeから成り、かつ炭素
    当量(Ceq)が0.34〜0.40%である鋼の連続鋳造スラブ
    を1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域に
    おいて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス
    以上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
    い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
    0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
    却することを特徴とする、高強度極厚鋼の製造方法。
  7. 【請求項7】重量割合にて C:0.06〜0.15%, Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050%, Cu:0.05〜0.30%, B:0.0003〜0.0020% を含有すると共に残部が実質的にFeから成り、かつ炭素
    当量(Ceq)が0.34〜0.40%である鋼の連続鋳造スラブ
    を1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域に
    おいて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス
    以上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
    い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
    0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
    却することを特徴とする、高強度極厚鋼の製造方法。
  8. 【請求項8】重量割合にて C:0.06〜0.15%, Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050%, Cr:0.05〜0.30%, B:0.0003〜0.0020%, Ti:0.005〜0.030% を含有すると共に残部が実質的にFeから成り、かつ炭素
    当量(Ceq)が0.34〜0.40%である鋼の連続鋳造スラブ
    を1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域に
    おいて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス
    以上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
    い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
    0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
    却することを特徴とする、高強度極厚鋼の製造方法。
  9. 【請求項9】重量割合にて C:0.06〜0.15%, Si:0.05〜0.50%, Mn:1.0〜1.5%, Nb:0.005〜0.030%, sol.Al:0.003〜0.050%, Cu:0.05〜0.30%, Ni:0.05〜0.30%, Ti:0.005〜0.030% を含有すると共に残部が実質的にFeから成り、かつ炭素
    当量(Ceq)が0.34〜0.40%である鋼の連続鋳造スラブ
    を1050℃以上に加熱した後、オーステナイト領域に
    おいて圧延形状比が0.5以上となる強圧下圧延を2パス
    以上実施し、更にオーステナイト領域で仕上げ圧延を行
    い、次いでオーステナイトが再結晶する間放冷してから
    0.2℃/sec以上の冷却速度で400℃以下にまで加速冷
    却することを特徴とする、高強度極厚鋼の製造方法。
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