JPH0667461B2 - 変性セルロ−ス分離マトリツクス - Google Patents

変性セルロ−ス分離マトリツクス

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JPH0667461B2
JPH0667461B2 JP60155315A JP15531585A JPH0667461B2 JP H0667461 B2 JPH0667461 B2 JP H0667461B2 JP 60155315 A JP60155315 A JP 60155315A JP 15531585 A JP15531585 A JP 15531585A JP H0667461 B2 JPH0667461 B2 JP H0667461B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、粒状成分および/または分子状成分を、それ
ら含有する液体から分離するための変性セルロース含有
分離媒体に関する。更に詳細には、本発明は、薬理上有
用な液体、即ち非経口溶液の調製および精製に使用する
製薬工業での実用性を有する分離媒体に係わる。このよ
うな溶液は、本発明の分離媒体での処理後、非特異的発
熱反応性(non-specific pyrogenic reactivity)を
実質的に有していない。
背景技術の説明 液体に含有される成分の分離は、一般に粒状成分の過
および分子状成分の分離に分けられ得る。
流体からの微細粒径成分の過は、流体が通過される各
種の多孔質材の使用によって達成されている。フィル
ターとして作用するためには、媒体は、粒状物を引戻し
(hold back)ながら、流体、通常、水を粒状物に通さ
せなければならない。粒状物の引戻しは、多孔質媒体内
で、2つの明瞭に異なる過機構、即ち(1)機械的
過および(2)動電的粒子捕獲の一方または両方の作用
によって達成される。機械的過においては、粒子は、
それ自体よりも小さい細孔を通して通過させようとする
ときに物理的トラップによって除去される。動電的捕獲
機構の場合には、粒子は、多孔質材内の表面と衝突
し、そして短い範囲の引力によって表面上に保持され
る。
微孔質高分子膜を除いて、微細粒径粒状物の過に好適
であると技術上既知の多孔質材は、典型的には、水性
スラリーから真空フェルト化され、次いで仕上シートを
乾燥することによってシートに動的に成形される繊維−
繊維または繊維−粒状物混合物からなる。粒状物を保持
するのに機械的過に依存する繊維状材においては、
材の孔径は、流体から除去すべき粒状物の粒型よりも
小さいことが必要である。機械的過による微細なサブ
ミクロ粒子の除去の場合には、材は、対応して微細な
細孔を有しているべきである。このようなシートの孔径
は、シートを形成するのに使用される材料の大きさおよ
び形態学的性質によって主として決められるので、成分
材料の1以上は、非常に小さい大きさを有していること
が必要であり、例えば小径の繊維であることが必要であ
る。
過によって除去しようとする粒状物の大きさが、減少
し、特にサブミクロ粒子範囲に減少するにつれて、機械
的過による最適の過に好適な寸法の繊維構造物を与
えるという困難および費用に、増大する。従って、繊維
と一緒に微細粒状物、例えばケイソウ土を使用すること
には、かなりの興味あることである。
しかしながら、このような材料の場合には、商工業用の
凝集性の取扱自在の構造物を提供するためにはマトリッ
クスを設けることが必要である。このように、シート内
の成分材料の少なくとも1つは、「製造したまま」の湿
潤状態および最終乾燥状態の両方においてシートに十分
な構造一体性を与え、加工時の取扱性および所期最終用
途用の適性を与えるために長い自己結合性繊維である。
非精砕(unrefned)セルロース繊維、例えば木材パル
プ、綿、酢酸セルロース、またはレーヨンが、通常使用
される。これらの繊維は、典型的には比較的長く、商業
上入手可能な直径は6〜60μmの範囲内である。その低
い相対コストおよび繊維強度のため最もしばしば使用さ
れる木材パルプは、繊維直径15〜25μmおよび繊維長約
0.85〜約6.5mmを有する。
セルロース材シートは、好都合には、成分材料の水性
スラリーから真空フェルト化することによって形成され
る。真空フェルト化は、有孔表面、通常織成ワイヤメッ
シュ(事実上、50メッシュ〜200メッシュで変化でき、
メッシュ開口部はそれぞれ280μm〜70μmである)上
で行われる。
米国特許第4,404,285号明細書は、粒状物形態の活性炭
が自己結合性セルロース繊維のマトリックスとブレンド
されて複合シートを形成した具体例を記載している。活
性炭粒子は、90%よりも多い粒子が直径50μ未満である
ようなものである。
複合シートは、全人血清からホルモン類を分離するのに
有用である。
1982年2月9日出願の米国特許第347,360号明細書およ
び1982年7月23日出願の米国特許出願401,361号明細書
は、フュームドシリカ(iumed silica)またはフュー
ムドアルミナ(fumed alumina)少なくとも5重量%を
含有する自立セルロース繊維状マトリックスを開示して
いる。フュームドシリカおよびフュームドアルミナは、
平均粒径1μ未満を有する。繊維状マトリックスは、流
体、例えば血清の脱脂質(delipidization)および脱発
熱物質(depyrogenation)に有用である。
電荷変性剤(charge modifiers)は、シート成分のゼ
ータ電位を制御しかつ少荷電汚染物の動電的捕獲性能を
最大限にするために使用されている。実際上、大部分の
天然産汚染物表面は実際の興味のある流体pHにおいて陰
イオン性であるので、陽イオン電荷変性剤が使用され
る。このように、メラミン−ホルムアルデヒド陽イオン
コロイドは、米国特許第4,007,113号明細書および第4,0
07,114号明細書にフィルターシート用として開示されて
おり;無機陽イオンコロイド状シリカは、米国特許第4,
305,782号明細書に開示されており、そして、ポリアミ
ドポリアミンエピクロロヒドリン陽イオン樹脂は、カナ
ダ特許第1,119,105号明細書に開示されている。このよ
うなフィルターは、AMFインコーポレーテッドによって
ゼータプラス(ZETA PLUS)として販売されている。
分析目的または製品生産目的用の所定の試料の成分の分
子分離用の多数の技術が、存在する。1つの型の分子分
離法は、2相間での試料成分の示差分布を生じさせる各
種のプロセスを包含し、そしてこのようなプロセスは、
一般にクロマトグラフィーと呼ばれる。示差分布は、液
体またはガスであることができる移動相と固定相との間
の交換によって達成される。
クロマトグラフィーは、移動相と固定相との間の試料交
換に基づく各種の分離技術に適用される一般用語であ
る。ガスが移動相(またはクロマトグラフィー用語にお
いて称される「可動相」)であるときには、技術は、ガ
スクロマトグラフィーと呼ばれ、そして液体が可動相で
あるときには、技術は、液体クロマトグラフィーと呼ば
れる。
クロマトグラフィー技術のコレクションは、数種の方法
で分類でき、そして最も基本的なものは、使用される相
の種類を呼称することに基づく。液体吸着クロマトグラ
フィーは、有機分析および生化学分析用に汎用されてい
るが、若干の好適な吸着剤しかないので限定される。吸
着の分配係数は、しばしば、合計濃度に依存し、そして
この挙動は、しばしば不完全な分離をもたらす。気−固
ガスクロマトグラフィーは、一般に液体吸着クロマトグ
ラフィーと同一の欠点をこうむる。イオン交換クロマト
グラフィーは、液−固クロマトグラフィーの特殊な分野
であり、そして詳細にはイオン種に適用可能である。親
和力クロマトグラフィーは、固体固定相に結合された配
位子の、試料の所定成分に対する引力(親和力)に基づ
く。逆相クロマトグラフィーは、固定相の疎水特性に依
存している。
米国特許第4,384,957号明細書は、可動相が固定相に流
れ、固定相「系」が広くはセルロース繊維の多孔質マト
リックス中で不動化された粒状物の本体であるカラムを
記載している。この固定相は、低い圧力低下および低い
拡散抵抗性の両方の利点を有し、商業的スケールの分
離、特に液体分離に特に好適にさせる。じゃま板の配置
は、不要である。その結果、良好な圧力応答、チャンネ
リングまたは流体バイパスからの自由、再現可能な再使
用のための再生の容易さ、および周囲条件下で輸送しか
つ無限に貯蔵する能力を有する高能力かつ短いラン時間
の安定な高速(highflow)分離カラムを製作すること
が、可能である。追加的に、新しい固定相の縁は、分離
カラムの内壁と協同して実質上流体密のシートを形成
し、このようにして壁近くのチャンネリングを防止す
る。
前記米国特許第4,384,957号明細書の固定相は、その中
に不動化された粒状物を有するセルロース繊維の多孔質
マトリックスからなり、そして前記繊維または粒状物の
少なくとも1つは、分子分離に有効である。多孔質マト
リックスは、その各成分に関して実質上均質である。好
ましくは、粒状物が、分子分離に有効である。分子分離
粒状物は、所望の分子分離を達成するのに有効な量で固
定相内に含有される。前記米国特許第4,384,957号明細
書に記載の繊維のうちには、木材から得られたセルロー
ス繊維がある。
1983年2月14日出願の米国特許出願第466,114号明細書
の一部継続出願である1984年2月2日出願の米国特許出
願第576,448号明細書は、合成重合体に共有結合された
多糖からなる変性多糖クロマトグラフィー分離媒体(合
成重合体は、(1)多糖に共有結合できる重合性化合物
および(2)(i)イオン性化学基、(ii)イオン化学
基に変換できる化学基、(iii)(2)を親和力配位子
または生物成活性分子に共有結合させることができる化
学基または(iv)疎水性重合体を含有する重合性化合物
からなる)を開示している。セルロースは、好ましい変
性多糖類である。
細胞性発熱物質としても既知の内毒素類は、細胞細胞内
に存在する熱安定な毒素である。これらの物質は、主と
してグラム陰性有機体内で見出され、そしてリボ多糖
(LPS)複合体として細胞壁内に生ずる。これらの内毒
素類は、哺乳類に注射されたときに発熱性であり、即ち
熱を誘発する物質である。
生物溶液、特に製薬応用に意図される生物溶液、例えば
非経口注射によって投与されるものは、細菌性発熱物質
または内毒素類を本質上欠いていなければならない。従
って、生物流体、特に非経口用途用に意図される生物流
体は、発熱物質量について試験されることが製薬工業で
の通常のプラクティスである。問題の生物流体は、ウサ
ギに注射され、そしてウサギは、熱が誘発されているか
どうかを決定するために試験されるので、従来しばしば
使用される発熱物質量試験の1つは、所謂ウサギ発熱物
質試験であった。しかしながら、この試験は、全く煩雑
であり、かつ時間がかかることが立証され、そして発熱
物質類についての別の試験法が、開発されている。
製薬工業によるリムルス・アメボサイト・リゼート(Li
mulus Amebocyte Lysate;LAL)の使用は、USP発熱物
質試験の代わりに内毒素汚染のインプロセス(in-proce
ss)制御および医療器具の最終レリース(release)の
ために近年着実に増大している。医療器具および生物学
的製剤の場合のLAL最終製品用途用の指針は、W.F.ラン
ドルフによって「リムルス・アメボサイト・リゼート、
ウサギ発熱試験の代用としての使用」(Licensing of
Limulus Amebocyte Lysate.Use as an Alternat
ive for Rabbit Pyrogen Test),フェデ・レジス
ト(Fed.Regist)42,57749)1977)に記載されている。
他の非経口薬物に対するLAL使用のドラフト指針も、公
表されている〔W.F.ランドルフ、「ヒトおよび動物薬、
リムルス・アイボサイト・リゼートの使用に対する指示
集の入手可能性」(Human and Veterinary Drvgs:Av
ailability of Draft Guideline for Use of Li
mulus Amebocyte Lysate),フェデ・レジススト(Fe
d.Regist),45,3666−3669(1980)〕 伝統的には、製薬製品の大部分のLAL試験は、ゲル−ク
ロット(gel-clot)法を使用して行われている〔J.H.ジ
ョルゲンセンおよびR.F.スミス、「汚染血中液体の迅速
発見、リムルス試験管内菌体内毒素試験」(Rapid Det
ection of Contaminated Intravenous Fluids Usi
ng the Limulus In Vitro Endotoxin Assay),
アプライド・ミクロビオロジー(Appl. Micro Bio
l.)26,521−524(1973)〕LAL試験の濁り測定法も、存
在する。濁り検定は、連続的範囲の内毒素濃度にわたっ
て定量的であり、そしてしばしばゲル−クロット法より
も敏感である。1つのこのようなLAL濁り測定法は、ア
ボット(Abbott)MS−2微生物系について存在する〔T.
J.ノピッキーなど、「アボットMS−2における非経口率
の自動LAL試験」(Automated LAL Testing of Pare
nteraL Drugsin the Abbott MS−2)、ジャーナル
・オブ・パレンテラル・サイエンス・アンド・テクノロ
ジー(Journ.of Parenteral Science and Technolo
gy),Vol.36,No.1,11−16(1982)〕。
しかしながら、この文献に開示のようにLAL試験は、LAL
試験の製品関連抑制または増大を受けやすい。そして、
この文献は、非経口薬の迅速特性化用のシステムの開発
に本質上係わりかつ薬物の存在下でLAL反応を変性する
因子を明らかにすることに係わるが、本質上、LAL試験
に関して存在する非常に真の問題、即ち各種の非発熱物
質が被試験生物流体の反応性を変えることを示唆してい
る。
更に、出願人は、或る従来技術のセルロース含有過媒
体がリムルス・アメボサイト・リゼートを使用して試験
したとき許容不可能な発熱物質量を示す生物流体を生ず
ることを今や発見している。更に、セルロース含有過
媒体の液である生物流体のLAL試験によって示される
多い発熱物質は、しばしば偽に陽性(falsely positiv
e)である(これらの同一流体は、ウサギ発熱物質試験
を使用して試験したときに非常に少なく発熱物質量だけ
を示す)。
従って、前記米国特許第4,384,957号明細書、米国特許
第576,448号明細書、米国特許第4,007,113号明細書、第
4,007,114号明細書4,305,782号明細書および加国特許第
1,119,105号明細書に記載の種類のようなセルロース含
有分離媒体(前記媒体はLAL試験を使用して非特異的発
熱反応性を本質上有していない生体流体の調製および精
製に有効)の必要が、製薬工業において存在し続けてい
る。製薬工業で使用する過媒体の増々増大する需要と
直面し、最終製品品質管理についての増々厳しくなる管
理と相まって、LAL試験によって与えられる発熱物質試
験の容易さと相まって、LAL試験法によって試験したと
きに非特異的発熱反応性を本質上有していない生物流体
液を生ずるセルロース含有過媒体の開発が、大きい
重要性を有する。
発明の概要 本発明の出願人は、各種の分離媒体、例えば生物流体の
調製用の分離媒体、製薬工業で周知でありかつ常用の分
離媒体を製造するという商売をしている。出願人は、最
近、商業的分離媒体の或るものを使用して製薬工業によ
って調製された或る生物流体が前記LAL試験を利用して
試験したときに不満足な発熱物質量を示していることに
気付いた。研究時に、これらの生物流体の発熱物質量
は、事実、許容可能な量の範囲内に十分にあり、LAL試
験によって示された発熱物質量がウサギ発熱物質試験に
よって示されたような発熱物質量と一致しなかったこと
が認められた。従って、分離媒体自体の範囲内の或るも
のは、生体流体がリムルス・アメボサイト・リゼートで
試験されたときに偽陽性(false positive)を与えて
いるという結論に達した。前記問題についての広範な研
究は、セルロース含有分離媒体におけるセルロースの調
査範囲を狭くした。
セルロース含有分離媒体のセルロースが、以下に定義の
ように高度に純粋なセルロースからなるセルロースであ
るならば、粒状成分および/または分子状成分を液体か
ら分離するためのセルロース含有分離媒体は、LAL試験
によって測定したときに内毒素(発熱物質)を本質上含
まずかつ非反応性である流出液を与えることができるこ
とが今や発見された。この発見により本発明の完成に到
った。
出願人は、LAL試験によって試験によって測定したとき
に非特異性発熱反応性を本質上有していない生物流体の
製造法も発見した。本法は、前記生物流体をセルロース
含有分離媒体(セルロース含有分離媒体のセルロースは
高度に純粋なセルロースからなり、セルロースはLAL反
応性抽出物を本質上含んでいない)に通過させることか
らなる。
好ましい態様の説明 本発明の分離媒体は、生体流体の調製に特別の有用性が
ある。
本明細書で使用する「生体流体」または「生体液体」な
る用語は、生物から由来するか生物とともに使用しやす
く、そして通常衛生または滅菌条件下で取り扱われかつ
処理され、それ故過用の無菌または滅菌媒体を必要と
する液体系である。筋肉内投与または静脈内投与用の等
張溶液、経口投与用に意図される溶液、並びに局部用途
のための溶液、生物廃出物または他の体液(試験または
処分のために分離媒体上での不動化または固定またはト
ラップにより望ましくは単離または分離される過性
体、例えば不純物、例えば細菌、ウイルスまたは発熱物
質類を含有することがあるもの)が包含される。本発明
の分離媒体は、生物溶液の調製および生物溶液からの精
製、特に非経口溶液の調製に特に好適である。
本発明に係る分離媒体は、製薬類、例えば抗生物質、生
理食塩水、デキストロース溶液、ワクチン、血漿、血
清、滅菌水または点眼剤;飲料類、例えばコーディア
ル、ジン、ウォッカ、ビール、スコッチ、ウィスキー、
甘味のあるワインおよび甘味のないワイン、シャンペン
またはブランデー;化粧品類、例えば洗口料、香料、シ
ャンプー、ヘアートニック、フェースクリームまたはシ
ェービングローション;食品類、例えば酢、植物油、エ
キス、シロップ、果汁、メーキャップ水または調理油;
化学薬品類、例えば防腐剤、殺虫剤、写真液、メッキ
液、クリーニング化合物、溶媒精製および潤滑油;およ
びサブミクロン粒子の保持、細菌汚染物の除去およびコ
ロイド状曇りの消散用の類似物を処理するために単独ま
たは他のこのような媒体との組み合わせで使用され得
る。
「分離媒体」なる用語は、溶液からの不純物の分離に有
用な媒体を意味する。「不純物」なる用語は、液体媒体
に溶解または懸濁された分子状物質および/または粒状
物質(分離が望まれるもの)を意味する。このように、
本発明の分離媒体は、「精製」液体を調製するのに有用
であり、または液体に溶解または懸濁されている分子状
物質および/または粒状物質を分離しかつ得るのに有用
であることができる。
特に興味のある分離媒体は、過を行う分離媒体、即ち
米国特許第4,305,782号明細書に記載の材、および分
子分離を行う分離媒体、例えば米国特許第4,384,957号
明細書および1984年2月2日出願の米国特許出願第576,
448号明細書に記載のクロマトグラフィー媒体である。
A.過分離媒体 本発明の好ましい材は、セルロース繊維の自己結合性
マトリックスからなる実質上多孔質マトリックス中に不
動化された所定量の粒状物からなる。好ましいセルロー
ス繊維は、木材パルプから由来する。
セルロース繊維(セルロースは高度に精製されたセルロ
ースである)の使用がLAL発熱物質試験によって試験し
たときに非常に少量の発熱物質しか示さない液を生ず
ることができる過媒体を与えるという発見は、本発明
に臨界的である。
本発明の目的では、「高度に純粋なセルロース」または
「高度に精製されたセルロース」なる用語は、LAL試験
によって測定したときに非特異的発熱反応性を本質上有
しておらず、かつLAL試験、典型的には以下に詳述され
るリムルス・アメボサイト・リゼート・ゲル−クロット
試験および/またはリムルス・アメボサイト・リゼート
MS−2試験を使用して発熱物質について試験したときに
製薬工業に許容可能な発熱物質量、好ましくは50pg/ml
以下を与えるセルロース物質を包含しようとする。LAL
試験によって発熱物質について試験しかつ許容可能であ
ることが見出されたときにセルロース物質は過媒体お
よび分子分離媒体に処方されること、分離媒体も許容可
能であることが今や発見された。この発見は、本発明の
一面を表わす。従って、本発明で使用されるセルロース
は、分離媒体に処方されたときに、発熱物質を含まない
流入液から非特異的発熱反応性を本質上有していない
液を生ずる如何なるセルロース物質およびすべてのセル
ロース物質である。
「発熱物質を本質上含まない」または「内毒素を本質上
含まない」なる用語は、典型的には試験感度の範囲内の
約50pg/ml未満の発熱物質量を示すLAL試験結果を意味
する。
「非特異的発熱反応性」なる用語は、問題の材料、即ち
分離媒体それ自体または分離媒体によって生ずる流出液
のいずれかがLAL試験、典型的にはLALゲル−クロット試
験および/またはLAL MS−2試験を使用して発熱物質
について試験したときに偽陽性物(false positives)
を生ずることを意味する。
「偽陽性」とは、事実は発熱物質が存在しない場合の発
熱物質の指示を意味する。
「非特異的発熱反応性を本質上有していない」とは、LA
L試験結果が50pg/ml未満の発熱物質反応性を示すこと
を意味する。
分離媒体を非特異的発熱反応性(発熱物質以外のものに
よって引き出されるLAL反応性の指示)について評価す
る際に、未変性状態の媒体(分離媒体それ自体またはそ
のセルロース成分のいずれか)は、発熱物質を含まない
水での5.0/ft2リンスに付され、次いでLALで評価さ
れる。試料採集技術およびLALゲル−クロット試験およ
びLAL MS−2試験の詳細の両方は、以下に詳述され
る。5.0/ft2リンス後の発熱物質を含まないリンス水
の最初のmlが採取され、そして評価される。本発明のセ
ルロース物質は、発熱物質を含まない水での5.0/ft2
リンス後に、発熱物質の不存在下においてLAL試験が50p
g/ml未満の発熱物質反応性を示す程十分な抽出物を欠
いているセルロース物質である。
本発明で使用されるセルロース物質のうちには、α−セ
ルロース少なくとも90%を含有する高度に純粋なセルロ
ース物質があることが見出された。セルロースは、3形
態、即ちα−、β−、およびγ−セルロースで存在す
る。α−セルロースは、最高の重合度を有する。β−お
よびγ−セルロースは、より低い重合度を有し、そして
ヘミセルロースと呼ばれる。α−セルロース含量を測定
する抽出技術は、10%水酸化ナトリウムおよび18%水酸
化ナトリウムを利用する非希釈技術に基づく。これらの
測定は、既知技術を利用して液の容量分析または残渣
の重量分析によって実施され得る。
本発明で有用な好適なセルロース物質は、ウェイヤーハ
ウザーから商品名AAサルファイト(Sulphite)、アルフ
ァ・ハードウッド・サルファイト(Alpha Hardwood S
ulphite)、およびMACサルファイトで商業上入手可能で
ある。3種の商業上入手可能なセルロース物質の典型的
特性は、例えばα−セルロース含量少なくとも99%であ
る。AAサルファイトは、α−セルロース含量91.5%を含
有し、アルファ・ハードウッド・サルファイトは、α−
セルロース含量92.0%を含有し、そしてMACサルファイ
トはα−セルロース含量93.0%を含有する。高α−セル
ロース含量に起因するのか否か、これらの3種の高度に
純粋なセルロースは、本発明の範囲内の優秀な分離媒体
を与える。これらのセルロースは、亜硫酸法、加国特許
第480,404号明細書に記載の1つのこのような方法によ
って製造される。
出願人は、調製液がLALゲル−クロット試験またはMS−
2試験を使用して発熱物質について試験したときに偽陽
性に応答できるセルロース中の物質は、1,3−β−D−
グルカンであると考えるが、この考えによっては決して
制限または限定させようとはしない。T.モリタ共著エフ
イービーエス・レターズ(FFBS Letters),第129巻第
2号第318頁〜第321頁(1981)は、コアギュリンへのコ
アギュローゲンの変換が2つの独立の経路によって媒介
されることを示唆している。経路の1つは、周知の内毒
素媒介経路である。示唆された第二仮説は、1,3−β−
D−グルカンもコアギュリンへのコアギュローゲンの変
換を媒介することである。しかしながら、前記の論文
は、1,3−β−D−グルカンがセルロース中に存在する
かLALゲル−クロット試験またはMS−2試験で試験され
た生体流体中にアーチファクトをとにかく生成すること
を決して示唆していない。
本発明者は、1,3−β−D−グルカンがセルロース壁と
一緒に結合する成分として存在し、そして1,3−β−D
−グルカン入手がパルプ処理技術の選択によって達成さ
れると更に考えるが、再度この考えによっては決して制
限しようとはしない。苛性浸出剤を使用するクラフト法
は、長鎖セルロース重合体を破壊しかつ減成することが
既知である。出願人は、この減成性浸出剤が著しい量の
1,3−β−D−グルカンを生成させ、今や得られるグル
カンがLAL試験を媒介すると推測した。
興味深いことに、本発明の分離媒体で有効であることが
見出された3種の商業パルプは、亜硫酸法、即ちクラフ
ト法よりも厳しくない方法によって製造される。発明者
は、この余り厳しくないパルプ処理がLALとの反応用の
グルカンをより少量しか得させないと推測する。
凝集性取扱自在の構造であるマトリックスを商工業に与
えるために、多孔質マトリックスを形成する成分の少な
くとも1つは、自己結合性構造の長繊維であることが望
ましい。このような繊維は、材、例えばフィルターシ
ートに、湿れた「形成したままの」状態および最終乾燥
状態の両方において十分な構造一体性を与える。このよ
うな構造は、加工時および所期使用時に材の取扱いを
可能にする。このような繊維は、直径6〜60μmにおい
て特に好適である。例えば、木材パルプは、繊維直径15
〜25μm、および繊維長約0.85〜約6.5mmを有する。
多孔質マトリックス中に不動化される粒状物の量が、少
量、即ち媒体の約50重量%未満であるときには、多孔質
マトリックスは、カナダ標準水度(CSF)+400〜+80
0mlを有する通常のセルロースパルプの自己結合性マト
リックスから形成されることが好ましい。
木材パルプ繊維の精砕状態は、標準篩上の繊維を通して
の流量の測定が行われる「水度」試験によって測定さ
れる。最も普通の装置の2つは、「カナダ標準水度試
験器」および「ショッパー−リーグラー(Shopper-Rieg
ler)水度試験器」である。これらの試験の更に詳細
な説明については、米国特許第4,309,247号明細書参
照。典型的または通常の木材パルプは、カナダ標準水
度の値+400〜+800mlを示す。
本発明の好ましい具体例においては、多孔質マトリック
ス中に不動化された粒状物の多量、即ち材の約40重量
%よりも多い粒状物を有し、残部がセルロースであるこ
とが望ましい。このように、材中の高含量の粒状物を
維持するために、前記米国特許第4,309,247号明細書に
記載の発明を使用することが、高度に望ましい。広く
は、カナダ標準水度約+100〜−600mlに精砕されたセ
ルロースパルプの一部分は、通常の寸法のセルロースパ
ルプ(+400〜+800ml)の一部分と混合される。一般
に、非精砕パルプ対高精砕パルプの重量比は、約0.1:1
から約10:1、好ましくは0.2:1から約1:1であろう。この
ようなパルプ混合物は、材の約80重量%までの微細粒
状物の保持を可能とする。とにかく、精砕および非精砕
の両方のセルロースが高度に純粋なセルロースである
が、必須である。このように、過媒体の全セルロース
含量は、高度に純粋なセルロース、即ちカナダ標準水
度+400〜+800mlを有するセルロースおよびカナダ標準
水度+100〜−600mlを有するセルロース(各々は高度
に純粋である)からなる。より高い比率は、更に多孔質
である媒体を製造する。
好ましくは、材、特に材シートは、このような通常
のセルロース繊維、高精砕木材パルプおよび粒状物の水
性スラリーを真空フエルト化する(vacuum-felting)に
よって形成される。このことは、多孔質マトリックス中
に不動化された粒状物を有する材シートを形成する。
材シートは、均一に高い多孔度および優秀な過流れ
特性を有する微細孔構造を示す。
材中の粒状物の量は、材の20重量%程度の少量から
約80重量%までであることができる。一般に、約50〜70
重量%の量が使用される。各種の粒状物が、本発明の
材に配合するのに好適である。過助剤、例えば活性
炭、パーライト、ケイソウ土、高分子粒状物、例えば乳
化重合または懸濁重合によって生成されるものなどが、
使用され得る。粒状物は、1m2/gを超える比表面積お
よび/または粒径約50μ未満(好ましくは、約3〜50
μ)を有しているべきである。広い意味では、如何なる
微細粒状物も、好適である。
一具体例においては、粒状物質の少なくとも若干は、平
均して直径1μ未満を有する。即ち、粒状のガウス分布
は、1μよりも小さいところに極大を有し、それ故「ミ
クロ粒状物」と呼ばれる。この好ましい具体例が最も有
用である大きさは、100mμ未満、最も好ましくは50mμ
未満、特に1〜25mμである。ミクロ粒状物は、好まし
くはフュームドシリカまたはフュームドアルミナであ
る。「フュームドシリカ」なる用語は、水素および酸素
の火炎中でのSiCl4蒸気の加水分解から生成される物質
を包含し、そして直径5〜20mμを有する。フュームド
アルミナは、例えば無水塩化アルミニウムの火炎加水分
解によって生成される酸化アルミニウム〔例えば、デグ
ッサ(Degussa)からの酸化アルミニウムC〕である。
本発明のこの具体例は、1982年7月23日出願の米国特許
出願第401,361号明細書、および1982年2月9日出願の
米国特許出願第347,360号明細書に詳述されている。フ
ュームドシリカ含有具体例は、血清の脱脂質用、および
流体からのHBsAgの除去用に特に有用である。フューム
ドアルミナは、流体からの発熱物質の除去用に特に有用
である。
別の具体例、即ち米国特許第4,404,285号明細書に記載
の具体例においては、セルロース含有媒体は、粒状物の
少なくとも一部分として、活性炭粒子を含有する。活性
炭粒子は、平均直径約50μ未満を有する。米国特許第4,
404,285号明細書に記載のような活性炭粒子を含有する
分離媒体は、零標準血清の調製に必要な血清などの生体
物質からの甲状線ホルモン類の除去用に特に有用であ
る。
1つの特定の具体例においては、材を形成するのに使
用される粒状物の少なくとも一部分は、その表面上に二
価金属酸化物を有する。このような具体例は、米国特許
第4,361,486号明細書に記載されている。
本発明の材に電気陽性電位を与えて材が機械的過
によってだけではなく汚染物の動電的捕獲にもよって粒
状汚染物を捕獲できるようにすることが、高度に望まし
い。機械的過による過においては、粒状汚染物は、
粒子がより小さい大きさの細孔に通過しようとするとき
に物理的トラップによって除去される。動電的捕獲は、
粒子が多孔質過材内の表面と衝突しかつ短い範囲の引
力によって表面上に保持されるときに起こる。
本発明の材で使用するのに特に好ましい電荷変性剤
は、米国特許第4,007,113号明細書および第4,007,114号
明細書に記載のようなメラミン−ホルムアルデヒド陽イ
オンコロイド;無機陽イオンコロイド状シリカ(米国特
許第4,305,782号明細書参照);およびポリアミドポリ
アミンエピクロロヒドリン陽イオン樹脂(加国特許第1,
119,105号明細書参照)である。本発明の材で使用す
るのに好ましい電荷変性剤は、前記ポリアミドポリアミ
ンエピクロロヒドリンである。典型的なポリアミド−エ
ピクロロヒドリン型物質は、デラウエア州ウィルミング
トンのハーキュレス・インコーポレーテッデによって製
造され、商品名ポリカップ(POLYCUP)樹脂を有し、か
つハキュリーズ・テクニカル・ブリテン(Hercules Te
chnical Bulletin)OR−212Aに記載の物質である。
他の電荷変性剤、例えば陽イオン有機ポリ電解質(cati
on organic polyelectrolytes)は、電気陽性電位を
材に与えるために利用され得る、このようなポリ電解
質は、技述上周知であり、例えばM.F.フーバーにより
「陽イオンクオータナリーポリ電解質A文献レビュー」
(Cationic Quaternary Polyelectrolytes-A Litera
ture Review),J.Macromol.Sci.Chem.A4,(6)pp1327
−1417,10月(1970)および米国特許第3,354,424号明細
書に記載のものである。
米国特許第4,282,261号明細書に開示のように電気陽性
的に帯電された粒子を同伴するか電気陰性的に帯電され
た粒子を追い出すために、追加的に本発明の材に電気
陰性的電位を与えることが、望ましいことがある。
しかしながら、一般に、電荷変性剤の特定の選択は、主
要な過性因子および所期最終用途に加えて、他の因
子、例えばコスト、流体および温度の適合性、毒物性お
よび補足的機能特質、例えば多孔質マトリックス、例え
ば木材パルプセルロースとの架橋特性に依存する。前記
カテゴリーからの好適な電荷変性剤の選択は、技術上周
知の方法によって達成され得る。
電荷変性剤の使用量は、一般に、例えば真空フェルト化
によってシートを作るときに陽電荷を粒状物および/ま
たはマトリックスの表面に与えるのに十分である量であ
る。これは、勿論、系および選択される変性剤に応じて
変化するであろうが、当業者によって容易に決定され得
る。このように、メラミン−ホルムアルデヒドコロイド
の場合には、材の重量に対して5%〜10%の量が好適
であることが見出され、一方1%〜5%の量がポリアミ
ドエピクロロヒドリン樹脂の場合には適当である。無機
陽イオンコロイド状シリカの場合には、4%〜8%の量
が、最良の結果を与える。
スラリーが混合プロセス時に高い流体力学剪断力に付さ
れるならば、好ましい陽イオン化合物分散スラリーを調
製するために所要成分を水に添加する順序は、比較的重
要ではないらしい。好ましくは、使用されるならば、電
荷変性剤は、最後に添加される。好ましくは、精砕パル
プが、非精砕パルプのスラリーに添加され、次いで粒状
物が、配合される。スラリーは、通常、濃度4%で調製
され、次いで真空フエルト化シート形成に必要な適当な
濃度に追加の水で希釈される。この後者の濃度の値は、
シートを形成するのに使用される装置の種類に応じじて
変化するであろう。典型的には、スラリーは、シートに
真空成形され、そして標準法で炉乾燥される。シートの
好ましい材は、厚さ約0.100インチ(0.25cm)〜約0.2
00インチ(0.50cm)および/または重量約0.7〜1.3g/
平方インチ、最も好ましくは約1.0g/平方インチを有す
る。
本発明の材を利用するのに好ましい形態は、シート状
の材を、フィルターカートリッジを形成するのに形成
されるフィルターセルを組み込んだものである。このよ
うなフィルターカートリッジは、AMFクノ社によって商
標ゼータプラスで販売されているタイプのものである。
第1図および第2図は、それぞれこのようなフィルター
カートリッジ/ハウジング、およびフィルターセルを示
す。第1図および第2図を参照すると、フィルターセル
40は、好ましくは互いに緊密に向き合って接触したフラ
ンジ12および17を有するディスク状の2つの材10およ
び15からなる。材10および15およびスペーサ部材20
は、すべて垂直導管42を形成する適当な大きさの軸方向
または中心方向開口部21を有する。
操作時に、流体は、取入管44を通してハウジング46に通
過させることによって過される。流体は、フィルター
セル40の外側から材10および15を通してスペーサー部
材によって形成された空間28に通過する。汚染物、例え
ば不溶物および微生物は、材10および15の外側および
/または中に付着され、そして液は、排出管48を通し
て排出される。排出管48は、材10および15間の空間28
を流体連結している垂直導管42と流体連結している。
このようなフィルターセルの好ましい製造法は、米国特
許第4,347,208号明細書に記載されている。
B. 分子分離クロマトグラフィー媒体 本発明の分子分離クロマトグラフィー媒体は、その中に
不動化された粒状物を有する繊維の多孔質マトリックス
からなる固体固定相を具備する。前記繊維または粒状物
の少なくとも1つは、分子分離に有効であり、マトリッ
クスは、各成分に関して実質上均質である。液−固流通
(flow-through)分子分離において使用されるときに
は、カラムが分析分離に加えて商業的スケールの液体分
離用に使用できるように圧力低圧および拡散抵抗性は小
さい。本発明のこれらの固体固定相材料は、前記米国特
許第4,384,957号明細書、および米国特許出願第576,448
号明細書に更に詳細に記載されている。
過媒体についての前記のセクションに記載のように、
本発明の好ましい固定相は、木材パルプ繊維の自己結合
性マトリックスからなる多孔質マトリックスを有する。
セルロース繊維の多孔質マトリックスは、その中に不動
化された粒状物を有する。好ましい粒状物は、微粉砕形
態で与えることができかつクロマトグラフィー機能性を
示すすべての物質である。このような例示の粒状物は、
シリカ、アルミナ、ケイソウ土、パーライト、粘土、例
えばバーミキュル石、カーボン、例えば活性炭、変性重
合体粒状物、例えばイオン交換樹脂類、クリスタリンセ
ルロース、モレキュラーシーブなどであり、それらの表
面は常法で変性され得る。粒状物の粒径は、臨界的では
なく、10〜100μが実際的操作可能範囲を構成する。粒
状物の量は、固体固定相の10重量%〜80重量%またはそ
れよりも多量で変化できる。再度、本発明の一具体例
は、粒状物の少なくとも一部分用にフュームドシリカ、
フュームドアルミナおよび/または活性炭の使用を意図
する。シリカおよびアルミナは、前記米国特許出願第34
7,360号明細書および第401,361号明細書に記載されてい
る。カーボンは、米国特許第4,404,285号明細書に記載
されている。
前記のように、多孔質マトリックス中に不動化される粒
状物の量が、少量、即ち媒体の約50重量%未満であると
きには、多孔質マトリックスは、CSF+400〜+800mlを
有する通常のセルロースパルプの自己結合性マトリック
スから形成されることが好ましい。
好ましい具体例においては、多孔質マトリックス中に不
動化された多量の粒状物、即ち固定相の約50重量%より
も多い粒状物を有することが、望ましい。再度、このよ
うに高含量の粒状物を固定相中に維持するために米国特
許第4,309,247号明細書に記載の発明を使用すること
が、望ましい。広くは、カナダ標準水度約+100〜−6
00mlに精砕されたセルロースパルプの一部分は、通常の
寸法のセルロースパルプ(+400〜+800ml)の一部分と
混合される。一般に、非精砕パルプ対高精砕パルプの重
量比は、約0.1:1から約10:1、好ましくは0.2:1から約1:
1であろう。このようなパルプ混合物は、固定相の約80
%まで、またはそれよりも多い量の微細粒状物の保持を
可能とする。しかしながら、前記過媒体の場合のよう
に、セルロース含有固定相のセルロースは、高度に純粋
なセルロースであることが臨界的である。高度に純粋な
セルロースは、前に定義されている。このように、クロ
マトグラフィー媒体が精砕セルロースおよび非精砕セル
ロースの両方を含有する場合には、精砕セルロースおよ
び非精砕セルロースの各々は、高度に純粋なセルロース
からならなければならない。
固定相中の粒状物の量は、固定相の10重量%程度の少量
から約80重量%までであることができる。好ましくは、
約40〜70重量%の量が使用される。
好ましくは、固定相を形成するシートは、本質上高度に
純粋なセルロースからなる非精砕セルロース繊維、本質
上高度に純粋なセルロースからなる高精砕セルロース繊
維および粒状物の水性スラリーを真空フエルト化するこ
とによって形成される。これは、多孔質マトリックス中
に不動化された粒状物を有するシートを形成する。シー
トは、優秀な流れ特性を有する均一に高い多孔度の微細
孔径の構造を示し、そして繊維および粒状物に関して実
質上均質である。過媒体の場合に前記のように、スラ
リーが混合プロセス時に制御された流体力学剪断力に付
されるならば、水性スラリーを調製するために所要成分
を水に添加する順序は、比較的重要ではないらしい。平
らな寸法安定なシートは、如何なる所望の厚さも有する
ことができ、そして使用されるカラムの各々の種類に適
当な寸法に切断される。固定相のカラムは、例えばスラ
リーパッキング技術によって、その場でも形成され得
る。
本発明に係る好ましい分子分離カラムは、通常非常に正
確な内径を有するシリンダーの形状であるカラムハウジ
ングに充填された複数のエレメント、即ち切断ディスク
またはパッドを具備する。第3図は、本発明に従って2
相間の試料成分の示差分布を行うのに好ましい分子分離
カラム110を示す。カラム110は、多数の固体固定相エレ
メントのディスク112を収容する円形断面の中空シリン
ダー111である。このシリンダーは、好適な材料、例え
ばガラス、鋼、プレキシグラスなどから製作され得る。
エレメント112の縁113は、シリンダー111の内壁と流体
密シールを形成する。流体密シールは、数種の方法で達
成され得る。一具体例においては、エレメント1112およ
びシリンダー111の内部の寸法は、エレメント112が予荷
重がエレメントを圧縮するような摩擦フィットによって
所定位置に堅く保持されるような寸法である。このこと
は、シリンダー111の内壁およびエレメント112の両方に
対する非常に正確な寸法公差を必要とする。個々のエレ
メント112は、通常、若干の機械的補助具、例えば押し
棒またはピストンでシリンダー111内に挿入される。水
性可動相がカラムに通過されるときに好適である好まし
い具体例においては、エレメント112は、親水性であ
り、そして可動相との接触時に若干膨潤して、シリンダ
ー111の内壁との所要の流体密シールを形成する。
カラム110は、ボルト116によって所定位置に保持される
入口キャップ115およびボルト118で所定位置に保持され
る出口キャップ117を包含する。入口キャップ115は、ス
ペーサーエレメントによってシリンダー111と離間関係
に維持される。ガスケットリング119および120は、シリ
ンダー111とのキャップ115および117の気密シールを維
持する。入口キャップ115は、カラムに導入された液体
を受容する入口オリフィス121および入って来た液体を
シリンダーの内径を横切って分布する入口ディフューザ
122を備えている。出口キャップ117は、エレメント112
をカラム内に保持する支持体スクリーン123および分離
された液体を分析用試料検出器に排出させる出口オリフ
ィス124を備えている。
本発明の別の具体例は、1983年2月14日出願の米国特許
出願第466,114号明細書の一部係属出願である1984年2
月2日出願の米国特許出願第576,448号明細書に記載の
発明の修正を包含する。これらの米国特許出願第466,11
4号明細書および第576,448号明細書に記載の発明は、合
成重合体に共有結合された多糖からなる変性多糖物質、
例えば変性セルロース物質(前記合成重合体は、(a)
前記多糖に直接または間接共有結合できる化学基を有す
る重合性化合物、および(b)(i)イオン性化学基、
(ii)イオン性化学基に変換できる化学基、(iii)化
合物(b)を親和力配位子または生物活性分子に共有結
合させることができる化学基、または(iv)疎水性化学
基を含有する1以上の重合性化合物から生成される。前
記米国特許出願第466,114号明細書および第576,448号明
細書の組成物は、キャリヤー支持体、例えばクロマトグ
ラフィー支持体に係る。
前記米国特許出願第466,114号明細書および第576,448号
明細書のクロマトグラフィー支持体についての改良は、
変性多糖物質が変性セルロース物質であり、前記変性セ
ルロース物質が本質上高純度セルロースからなるセルロ
ースからなることに存することが今や発見されている。
更に、前記米国特許出願第466,114号明細書および第57
6,448号明細書に記載の発明は、2つの異なる種類のセ
ルロース(一方はそこに記載の発明に係る変性セルロー
スであり、そして別のものは未変性セルロースである)
からなる繊維状クロマトグラフィーも意図する。追加的
に、変性セルロースおよび未変性セルロースは、更に、
カナダ標準水度+100〜−600mlに精砕されている小部
分のセルロースパルプを包含することができる。セルロ
ース物質の各々、即ち変性セルロース、未変性セルロー
ス、および精砕セルロースが本質上高度に純粋なセルロ
ース、即ち前記定義の高度に純粋なセルロースからなる
変性セルロース支持体は、本発明の範囲に包含される。
高度に純粋なセルロースを含有する変性セルロース含有
クロマトグラフィー媒体は、イオン交換クロマトグラフ
ィー、親和力クロマトグラフィー、および逆相クロマト
グラフィーに好適である。好ましい具体例においては、
高度に純粋なセルロースからなるクロマトグラフィー分
離媒体の物理的形状は、本質上、1983年6月17日出願の
米国特許第505,532号明細書に開示のものである。前記
米国特許出願第505,532号明細書に開示のように、固体
固定相は、シート状の膨潤性繊維状マトリックスからな
る。好ましくは、シートは、均質または実質上均質であ
る。このことは、事実上、固定相が径方向に流れる試料
に対して横方向または軸方向に均一または実質上均一な
構造および/または組成を有することを意味する。
図面(同様の特性参照は同様の部材を示す)を参照する
と、第4図〜第6図は、本発明のこの面のクロマトグラ
フィーカラムの好ましい具体例を示す。第4図を参照す
ると、一般に210で示されるカラムは、好ましくはカー
トリッジ形態のシリンダー状固定相212、および固定相2
12用のハウジングとして作用するシリンダー状室214か
らなる。固体固定相212は、固定相212の外径よりも若干
大きい直径を有するガラス、金属または重合体製管また
はシリンダー室214内に挿入され得る。好適な流体進
入、捕集および監視システムが、通常の分析カラムおよ
び調製カラムにおけるようにカラムと併用され得る。固
定相212は、室214内に位置決めされ、そして好ましくは
シリンダー状室214の軸と同軸の縦軸216を有する。場合
によって、複数のカートリッジ212は、各種の形状の単
一のハウジング内に置かれてカートリッジ間の平行流お
よび/または直列流(図示せず)を生じさせることがで
きる。例えば、1984年5月18日出願の米国特許出願第61
1,682号明細書参照。固体固定相は、クロマトグラフィ
ー機能性を有し、そしてクロマトグラフィー分離に有効
である。第5図および第6図を参照すると、固定相212
は、クロマトグラフィー分離用活性媒体である通常親水
性膨潤性のシート状の膨潤性繊維状マトリックス218か
ら作られる。シート状のクロマトグラフィー媒体218
は、例えばポリエステル織成網の多孔質湿潤性布帛型材
料のスクリム層220と不織メッシュ222との間にサンドイ
ッチされる。クロマトグラフィー媒体218、スクリム層2
20およびメッシュ222(好ましくは不織)の複合シート
は、縦軸216を有する有孔シリンダー状芯224の回りに螺
旋巻きされて軸216の回りに複数の層を形成する。メッ
シュ222は、その開口および厚さのため、媒体218の各層
間のスペーサ部材として作用する。メッシュ222は、媒
体の多孔質構造を閉じずに膨潤性媒体218の制御された
膨張を可能とし、そして固定相212に流れる試料の分布
を高める。シリンダー状芯224は、試料を芯224の開口内
部に流入させる開口部226を備えている。
第4図を参照すると、巻かれた複合シート、即ち218、2
20および222および芯224は、開口部230も設けられた外
部シリンダー状部材228に入れられる。次いで、シリン
ダーの末端は、末端キャップ232および234によってキャ
ップされる。末端キャップ232および234は、熱可塑融合
によって外部シリンダー状部材228にシールされ、そし
て複合体218、220および222の未端にシールされる。こ
のようにして、流体または試料242は、固体固定相の外
側から内部、即ち芯224の開口内部に径方向に流れるこ
とができる。その理由は、内部および外部が、固体固定
相によって完全に分離され、そして未端キャップ232お
よび234によって密封されるからである。
予め形成された末端キャップ232および234は、好ましく
は、シリンダー228の末端との熱可塑性シールを形成す
るのに十分な量の末端キャップを軟化(好ましくは液化
せず)するのに十分な温度に、熱可塑性末端キャップの
内面を加熱することによって、シリンダー状固体固定相
212に適用される。次いで、シリンダー228の一端の縁の
すべては、軟化材料内に埋設される。次いで、軟化材料
は、典型的には周囲条件によって硬化されて末端キャッ
プ232、234のシーリング表面、シリンダー228、固体固
定相212の末端の間に熱可塑性シーリング関係を形成し
て、漏れ止めシールを形成する。末端キャップを適用す
るこのような方法は、過技術において周知である。例
えば、PCT国際公開第WO83/04186号明細書参照。場合に
よって、末端キャップは、固体固定相上にその場で一体
成形され得る。
熱可塑性物質の末端キャップが、結合の容易さのため好
ましいが、結合が達成されるまで重合の熱可塑性、融解
性または熱軟化性段階にある熱硬化性樹脂を使用するこ
とも可能である。その後、樹脂の硬化が完了されて、も
はや分離できない構造物を形成することができる。この
ような構造物は、シリンダー228、固体固定相212、末端
キャップ232、234の間の流体密シールを破壊する危険な
しにオートクレーブで処理できる。滅菌オートクレーブ
条件下で軟化されない程十分に高い軟化点を有する熱可
塑性樹脂類が、生物医学的用途用に好ましい。使用でき
る例示のプラスチック材料は、ポリオレフィン類であ
る。
第4図を参照すると、好ましいカートリッジ240は、一
端上に末端キャップ234を有する。この末端キャップ234
は、外部シリンダー状部材228の外部に対して開かず、
密閉される。この末端キャップ234は、外部シリンダー
状室228の外側の回りの室214内への試料242の流れを依
然として可能にしながらシリンダー状ハウジング214の
底端壁244上に嵌め合わすことができ、またはカートリ
ッジ240のこの下端キャップ234は、シリンダー室214の
底端壁224から離間した関係にあり、このようにして室2
14内への試料242の注入を可能にする。
カートリッジ240の上端は、シリンダー状芯224と流体連
通である末端キャップ232を有し、このようにしてシリ
ンダー芯224の中心から末端キャップ232の外側への流体
の流れを可能にする。取付物248は、シリンダー状室214
の末端壁246と係合できるように末端キャップ232内に挿
入される。この取付物は、ねじを切ることができ(図示
のように)、または末端キャップと別体または一体成形
でき、そしてその上にO−リングシールを有することが
できる。末端壁246は、その上にねじ切ニップル250を有
する。このニップル250は、処理された試料242流を芯22
4から末端キャップ232および末端壁246を通して追加の
処理用のプロセス流に流通させる。末端壁246、および
場合によって末端壁244は、カートリッジ240のクリーニ
ングおよび挿入のために内部への容易な接近のためにシ
リンダー状室214の壁252に螺合させることができる。
発熱物質試験手順 以下の例においては、2種のLAL試験が使用される。以
下に、一般試験手順が概説される。以下の(I)は、
(II)または(III)の一般的発熱物質試験用の試料調
製技術を記載する。分離媒体は、5.0/ft2リンス以
外、前処理されない。(II)は、アソシエーツ・オブ・
ケープ・コード(Associates of Cape Cod.)からの
LAL分析用ゲル−クロット試験法を使用する一般的発熱
物質試験手順を記載する。(III)は、本発明の分離媒
体用のアボットMS−2LAL試験を利用した一般試験手順を
概説する。
I.分離媒体の発熱物質試験用の試料調製 1.0 目的 アソシエーツ・オブ・ケープ・コッドのクロット試験法
を使用して、生産バッチからの分離媒体を発熱物質につ
いて試験すること 2.0 材料および装置(第7図参照) ゲルマン(Gelman)47mmステンレス鋼製フィルターハウ
ジング1(ゲルマン4280) 過空気源2を有する空気ライン(最小限30psi) 空気圧調整器3 ハウジングを固定するためのクランプを有するリングス
タンド メスシリンダー:50mlおよび100ml〔パイレックス(Pyre
x)3022〕 過酸化水素(3%) 3.0 試料選択/調製 3.1 分離媒体サンプリング 3.1.1 品質管理試験のために頂部、中段および底部
(生産タンク)量を表わす3種の試料を得る。
3.1.2 試料媒体を47mmのディスクにダイ切断する。
3.2 ゲルマンハウジングの製作 3.2.1 黒色O−リング4をゲルマンハウジング1から
取り外す。キャップ5およびベース6をハウジングの漏
斗胴7にゆるく組み立てる。
3.2.2 ハウジング1をアルミ箔に包み、そして250℃で
1時間脱発熱物質する。
3.2.3 3%過酸化水素中で10分間ソーキングした後、
発熱物質を含まない水の中で3回リンスすることによっ
てO−リング4を脱発熱物質化する。
4.0 手順 4.1 試料採取 4.1.1 ゲルマンハウジング1をO−リング4と組み立
てる。
4.1.2 発熱物質を含まない水10mlをハウジングに添加
することによってハウジングリンスコントロールを採取
し、そして脱発熱物質された試験管内の流出液を採取す
る。
4.1.3 分離媒体8をハウジング内に入れ、そしてゲル
マンベースにおいてシーリング媒体ディスクを漏斗のス
テンレス鋼製アダプタ端9と組み立てる。
4.1.4 発熱物質を含まない水(正確に60ml)をゲルマ
ンハウジングに注加する。
4.1.5 過空気源2を取り付け、そして流量2ml/分/
cm2が達成されるまで調整器3を使用して圧力をゆっく
りと加圧させる。
注:ゲルマンハウジングの場合の流量18〜21ml/分 4.1.6 水49mlがフィルターに通過された後、予備マー
クされた10×75mm脱発熱物質培養管に試料2mlを採取す
る。
注:49〜51mlは、5/ft2リンスに等しい。
4.1.7 追加の媒体試料が試験されるべきであるなら
ば、ゲルマンハウジングは、試料間で脱発熱物質されな
ければならない。全試験手順を繰り返す。
4.2 LAL分析 注:アソシエーツ・オブ・ケープ・コッド・クロット試
験(以下のII)および/またはアボットMS−2(以下の
III)LAL試験用のLAL試験方法論について手順参照。
II LALゲル−クロット試験を使用する一般的発熱物質
試験 1.0 目的 この節の目的は、LAL分析用のアソシエーツ・オブ・ケ
ープ・コッド・クロット試験法を使用して分離媒体の発
熱物質の一般的試験手順を概説することである。
2.0 適用 この手順は、LAL分析がアソシエーツ・オブ・ケープ・
コッド・クロット試験法を使用してインプロセス水試料
および/または抽出液について行われるときにはいつで
も適用する。
3.0 一般 3.1 材料および装置 フリーザーを有する冷蔵庫(−20℃〜+8℃)乾熱炉
(250℃に維持可能) 水浴または乾熱ブロック(37℃±1℃) 渦ミキサー 滅菌使い捨てチップを有する100のピペッター(pipet
tor) 滅菌使い捨てチップを有する100の調整自在ピペッタ
ー アルミ箔(ヘビーデューティー) パラフィルム(Parafilm) キムワイプス(Kimwipes) はさみ クロックタイマー(60分) ガラスマーキングペン 10×75mmの管および17×150mmの管用の試験管ラック ピペット球(pipet bulb) 5ccの滅菌使い捨て注射器 ガラス器具類: (1) 使い捨てピペット:1ml、5ml、10ml(ホウケイ
酸ガラス) (2) 17×150mmのパイレックス試験管〔ホウケイ酸
ガラス、モルトン(Morton)培養管クロージャー付き〕 (3) 10×75mmの培養管:B&D RTU(ソーダ石灰ガ
ラス) (4) 250mlの三角フラスコ 水:イリゲーション用の、発熱物質を含まない滅菌水 少液体容量をpH調整できるUSP pH指示薬ストリップま
たはミクロ電極 3.2 試薬類 3.2.1 リムルス・アメボサイト・リゼート〔パイロテ
ル(Pyrotell)5mlバイアル−50回試験) 3.2.2 E.コリ(E.coli)内毒素標準(バイアル当たり
0.5μg) 3.2.3 パイロゾル(Pyrosol)再構成緩衝剤 注:すべての試薬は、マサチュセッツ州ウッズ・ホール
02543のアソシエーツ・オブ・ケープ・コッド・インコ
ーポレーテッドから購入 4.0 手順 4.1 ガラス器具類の用意 4.1.1 金属キャップでキャップされた17×150mmの試験
管 4.1.2 25本の試験管の箔パックに包まれた10×75mmのR
TU培養管 4.1.3 フラスコの開口部を箔で覆うことによって個々
に包まれた三角フラスコ 4.1.4 25の箔パッケージに包まれたピペット 注:すべてのガラス器具類は、250℃において最小限1
時間加熱することによって脱発熱物質されなければなら
ない。
4.2 リムルス・アメボサイト・リゼートの調製 4.2.1 凍結乾燥バイアルをフリーザーから取り出す。
金属シールを引き裂き、そしてゴム栓を穏やかに取り外
し(真空を注意深く解除する)、そして捨てる。
4.2.2 ピペットを使用して、発熱物質を含まない水ま
たはパイロゾル緩衝液5mlを各バイアルに添加する。パ
ラフィルムで覆い、そしてピペットを溶液に入れながら
室温に放置する(2または3分)穏やかに渦を巻かせて
内容物を混合する。
注:パイロテルは、再構成直後に使用されるか使用日ま
で2〜8℃で貯蔵されるべきである。
注:多くの試験が行われるべきであるならば、数個のバ
イアルの内容物は、一緒にプールされ得る。
注:LALの凍結乾燥バイアルは、−20℃〜+8℃で貯蔵さ
れるべきである。再構成バイアルは、2〜8℃において
24時間貯蔵され得る。
4.3 内毒素標準の調製 4.3.1 バイアルをフリーザーから取り出し、そして金
属シールを引き裂く。
4.3.2 発熱物質を含まない水5mlを注射器および針によ
って添加する。バイアルは一旦針が栓を通して挿入され
たら注射器が自動的に分与すべきであるように真空下で
シールされる。
4.3.3 バイアルを15分間連続的に渦巻かせる。
4.3.4 内毒素ストックは、今や使用の準備ができてい
る。最初使用後、ゴム栓を捨てる。バイアルをパラフィ
ルムで覆い、そして2〜8℃において貯蔵する。
注:内毒素の凍結乾燥バイアルは、−20℃〜+8℃で貯
蔵されるべきである。
再構成バイアルは、2〜8℃において最大限4週間貯蔵
され得る。
4.4 パイロゾルを使用するための指図 4.4.1 バイアルを冷蔵庫から取り出す。金属シールを
引き裂き、そしてゴム栓を取り外す。
4.4.2 緩衝液5.0mlをピペットによって取り出し、そし
てパイロテルのバイアルに添加する。
4.4.3 LAL調製の場合の4.2における特定の指図を参
照。
注:パイロゾルは、フェノールレッドpH指示薬を含有す
る。試験試料へのパイロゾル再構成リゼートの添加時
に、この指示薬は、(a)ピンク色のままであり(適当
な範囲内のpHを示す;pH6〜8);(b)黄色になり(酸
性);(c)紫色になる(塩基性)。指示薬の色変化
は、試料がパイロゾルの緩衝能力に打ち勝ち、そして追
加のpH調整を必要とすることを意味する。
注:ハイロゾルのバイアルを2〜8℃において貯蔵す
る。
4.5 ラベルクレーム(Label Claim)の標準曲線およ
び確認 4.5.1 1000倍希釈物を調製することによってストック
内毒素(100,000pg/ml)を希釈して、100pg/mlを含有
する作動標準液を得る。
4.5.2 2倍希釈物を調製することによって100pg/mlの
標準液を希釈して、LAL標識感度をブラケットする(bra
cket)標準濃度を得る。
4.5.3 標準希釈物の各々0.1mlを4.5.2から発熱物質を
含まない10×75mmの試験管に移す。各標準液を2回(in
duplicate)試験する。
注:移す前に、各標準液を30秒間厳しく渦巻かせる。
4.5.4 希釈用に使用された発熱物質を含まない水0.1ml
を10×75mmの管に移す(陰性コントロール)。2回試験
する。
4.5.5 リゼート0.1mlを各管に添加する。内容物を良く
混合する。37℃±1℃において培養し、そして60分±2
分後に試験液を読む。
4.5.6 ラベルクレームは、陽性ゲルが標識感度の±2
倍希釈の範囲内で形成するならば妥当である。
例:感度=0.125EU/ml(12.5pg/ml)。
ラベルクレームは、以下のデータのいずれかが生ずるな
らば妥当である。
4.6 試料採取および調製 4.6.1 すべての試料を発熱物質を含まない容器に無菌
的に採取し、そして試験されるまで2〜8℃において貯
蔵して細菌活性を停止する。試料を24時間よりも長く保
持してはならない。
4.6.2 試料のpHをチェックするために、少容量を発熱
物質を含まないピベットで取り出し、そしてpH指示薬ス
トリップまたはpH電極で試験する。pHは、6.0〜7.5であ
るべきである。
注:すべての試料は、pHが最適範囲内(6〜7.5)にあ
るように調整されなければならない。発熱物質を含まな
い滅菌0.1N HClまたは0.1N NaOHを使用して、この範囲
外のすべての試料をpH調整するか、ハイロゾル緩衝液を
使用してパイロテルを再構成する。
4.6.3 試験試料の2倍希釈物を調製する。
4.6.4 陰性コントロール、即ち内毒素標準希釈物用に
使用されかつ試料用希釈物として使用される発熱物質を
含まない水を用意する。
4.6.5 陽性コントロール、即ちゲル形成に必要な最小
濃度の内毒素を用意する。
4.6.6 相容性コントロール、即ち既知濃度の内毒素で
スパイクされた試料を用意する(試験された試料が、水
であるならば不要)。
4.6.7 各2倍希釈物の未希釈試料0.1mlおよび各コント
ロール0.1mlを発熱物質を含まない10×75mmの反応管に
移す。すべての試料を2回試験する。
4.6.7 リゼート0.1mlを10×75mmの反応管内の試験料0.
1mlに添加する。
4.6.9 反応試験管を有する試験管ラックを穏やかに撹
拌して、試薬類の一様な分散を確実にする。試験管は、
穏やかに渦巻かれ得るが、リゼートのファルミン(farm
ins)を回避する。
4.6.10 37℃の水浴中で培養するか60分±2分乾熱ブロ
ックする。培養時時に試験管を乱してはならない。
4.6.11 1時間培養後、試験管を1つずつ注意深く取り
出し、そしてゆっくりと180゜回転する。
注:試験管ラックを水浴から取り外してはならない。試
験管をラックに対してぶつけないように注意。
4.7 結果の評価 4.7.1 180゜反転時に崩壊しないゲルの形成によって示
された陽性試験 4.7.2 陰性コントロールがゲル化するならば、水、ガ
ラス器具類またはLALのいずれかが汚染されている。
4.7.3 陽性コントロールがゲル化しないならば、LALは
劣化しているか、試験が不適当に行われた。
4.7.4 製品を有する陽性コントロールが、ゲル化しな
いならば、製品抑制が生じている。
4.7.5 試料の内毒素濃度を測定するために、標識リゼ
ート感度に、ゲル形成が生ずる最高希釈度を掛ける。
4.7.6 USPXX(85)細菌性内毒素試験:リミットテスト
(limit test)用の計算値も、次式を使用して反復試
験からの結果を計算するのに使用され得る。
(Pλ)(f/ΣE) P=補正率(溶液の場合、p=1) λ=標識リゼート感度(単位/ml) f=反復終点の数 ΣE=小数として表わされる終点希釈度の和 例:標識リゼート感度(λ)=12.5pg/ml。
以下の試験データを仮定して、ゲル形成が生ずる最高希
釈度を見ることによって2つの終点を求める((+)印
はゲル化)。式中の変数を適当な値で代替することによ
って内毒素濃度を計算する。
A.希釈物 B.希釈物 III アボットMS−2 LAL試験 1.0 目的 アボットMS−2リサーチシステムを使用して分離媒体の
発熱物質を試験するための試験手順を概説すること 2.0 適用 この手順は、ゲル−クロット試験よりも高感度または更
に定量的なLAL試験法が水試料および/または媒体の抽
出液の試験を行うのに必要であるときにはいつでも適用
する。
3.0 一般 3.1 材料および装置 フリーザーを有する冷蔵庫(−20℃〜+8℃) 乾熱炉(250℃に維持可能) 渦ミキサー アルミ箔(ヘビーデューティー) パラフィルム はさみ デジタルタイマー(秒精度) ガラスマーキングペン 17×150mmの試験管用の試験管ラック 5ccの滅菌使い捨て注射器(B〜D) 滅菌皮下針B−D180−1−1/2 トリダック・ステッパー(Tridak Stepper)反復ピベ
ッター(0.2mlを与えるように校正) ガラス器具類: (1) 使い捨てピペット:1ml、5ml、10ml(ホウケイ
酸ガラス) (2) モルトン培養管クロジャーを有する17×150mm
のパイレックス試験管 (3) 250mlの三角フラスコ (4) アンプベッテ(Ampvette)(アボット)ロス
(Ross)pH電極 アンプベッテ カートリッジアダプター(アボット) LAL撹拌機 アボットMS−2 リサーチシステム 水:イリゲーションUSP用の発熱物質を含まない滅菌水 3.2 試薬類 3.2.1 MS−2処方リムルス・アメボサイト・リゼート
(5mlのバイアル) 3.2.2 E.Coli内毒素標準(バイアル当たり0.5μg) 注:すべての試薬類は、マサチュセッツ州ウッズ・ホー
ル02543のアソシエーツ・オブ・ケープ・コッドから購
入 4.0 手順 4.1 ガラス器具類の用意 4.1.1 金属キャップでキャップされた17×150mmの試験
管 4.1.2 11の箔パックに包まれたアンプベッテ 4.1.3 25の箔パッケージに包まれたピペット 4.1.4 フラスコの開口部を箔で覆うことによって個々
に包まれた三角フラスコ 注:すべてのガラス器具類は、250℃において最小限1
時間加熱することによって脱発熱物質されなければなら
ない。
4.2 リムルス・アメボサイト・リゼートの調製 4.2.1 凍結乾燥バイアルをフリーザーから取り出す。
金属シールを引き裂き、そしてゴム栓を穏やかに取り外
し(真空を注意深く解除する)、そして捨てる。
4.2.2 ピペットを使用し、発熱物質を含まない水5mlを
各バイアルに添加する。パラフィルムで覆い、そしてピ
ペットを溶液に入れながら室温に放置する。穏やかに渦
を巻かせて内容物を混合する。
注:LALの凍結乾燥バイアルは、−20℃〜+8℃で貯蔵さ
れるべきである。再構成バイアルは、2〜8℃で24時間
貯蔵され得る。
4.3 内毒素標準の調製 4.3.1 バイアルをフリーザーから取り出し、そして金
属シールを引き裂いた。
4.3.2 発熱物質を含まない水5mlを注射器および針によ
って添加する。バイアルは、一旦針が栓を通して挿入さ
れたら注射器が自動的に分与すべきように真空下でシー
ルされる。
4.3.3 バイアルを15分間連続的に渦巻かせる。
4.3.4 内毒素ストックは、今や使用の準備ができてい
る。最初の使用後、ゴム栓を捨てる。バイアルをパラフ
ィルルで覆い、そして2〜8℃で貯蔵する。
注:内毒素の凍結乾燥バイアルは、−20℃〜+8℃で貯
蔵されるべきである。
再構成バイアルは、2〜8℃で最大限4週間貯蔵され得
る。
4.4 LAL試験法 4.4.1 MS−2アンプベッテ カートリッジを開け、そ
して11の位置に発熱物質を含まないアンプベッテを充填
する。各アンプベッテをガラス内の亀裂、穴または不規
則物についてチェックし、そして損傷したアンプベッテ
を捨てる。
4.4.2 ストック内毒素(100,000pg/ml)を1600pg/ml
に希釈し、次いで逐次2倍希釈によって0.2pg/mlに希
釈することによって標準参照曲線を作成する。
4.4.3 試験試料の逐次2倍希釈液を調製する。
4.4.4 未希釈試験試料または試料希釈物0.8mlをカート
リッジ位置1〜9におけるアンプベッテにピペットで添
加する。添加は、最低濃度から最高濃度までであるべき
である。
4.4.5 50pg/mlの内毒素標準0.8mlをカートリッジ位置
10におけるアンプベッテにピペットで添加する。
4.5.6 200pg/mlの内毒素標準0.8mlをカートリッジ位
置11におけるアンプベッテにピペットで添加する。
4.5.7 5ccの滅菌注射器/針組立体に再構成MS−2リゼ
ートを充填する。
4.5.8 リゼート充填注射器を予校正トリダック反復ピ
ペッターに挿入し、そしてリゼート0.2mlを各アンプベ
ッテに分与する。添加は、位置1から位置11までである
べきである。
4.5.9 アンプベッテの開口部をパラフィルムのストリ
ップで覆い、そしてアンプベッテカートリッジの蓋を閉
じる。
4.5.10 アンプベッテカートリッジを自動LAL撹拌機に
挿入し、そして内容物を1分間混合させる。
4.5.11 アンプベッテカートリッジをMS−2分析モジュ
ールに挿入し、そして3分間平衡させる。
4.5.12 3分の平衡時間後、MS−2命令モジュールを作
動させて光学濃度を30秒間隔で記録し始める。
4.6 データ評価 4.6.1 試験の終りに、各試験試料または希釈物の開始
時間を測定し、そして50および200pg/mlの参照標準の
ものと比較し、デルタ時間を得る。
4.6.2 各試料のデルタ時間を使用して、標準参照曲線
(1600pg/ml〜0.2pg/ml)から外挿し、そして未知試
料の場合の内毒素濃度を求める。
本発明を一般的に記載したが、より良い理解は、以下の
例を参照することによって与えられ得る。これらの例
は、特にことわらない限り、限定するものではない。
例1(比較例) カムループス・クラフト(Kamloops Kraft;カムループ
スと略称)、即ちウェイヤーハウザーからの商業上入手
可能な木材由来のセルロースは、水中にスラリー化さ
れ、そして真空フェルト化されて多孔質過媒体のシー
トを形成した。
47mmのディスク5が、シートから切断され、そして第7
図に示されるようにカートリッジ内に置かれた。
前記(I)に記載の採取手順を使用して、5個のディス
クの各々は、別個にリンスされ、そして5/ft2リン
ス後の最初のmlが採取された。5個の試料が、プールさ
れ、そして前記(III)に記載のLAL反応性用のMS−2シ
ステムを使用して発熱物質について評価された。
結果は、表1に示される。
表1からわかるように、カムループスセルロースは、高
LAL反応性であり、試験試料中の多い発熱物質を示し、
未希釈試験は発熱物質量1600pg/mlを示す。更に、試験
が内毒素存在を反映するならば、第3欄(濃度×希釈
度)は、実験誤差内で一定である。定数からの実質的変
動は、偽の内毒素応答(非特異的LAL反応性)を生ずる
抽出物の存在を示す。
例 2 ウェイヤーハウザーから得られる数種のセルロース物質
が、過媒体の製造用の可能な材料源として評価され
た。
前記例1に記載の手順を使用して、4種の異なる材料
が、試験された。試料1はMACパルプであり;試料2
はAHDWDパルプであり;試料3はAAパルプであり;
そして試料4はカムループスパルプであった。試料1〜
3は、高純度セルロースである。
例1におけるように、各試料の5個のディスクが、水5
/ft2でリンスされ、そして最初の爾後ml(first su
bsequent ml)が採取され、プールされ、そして前記
(III)に記載のLAL反応性用のアボットMS−2システム
を使用してLAL反応性について評価された。結果は、以
下の表2に報告される。
表2からわかるように、高純度セルロース(試料1〜
3)は、非常に低いLAL反応性を示した。更に、如何な
る非特異的LAL反応性も、4:1の希釈で克服された。試料
1〜3は、カムループスセルロース(試料4)によって
示される極端な非特異的LAL反応性(抽出性アーチファ
クト類、多分1,3−β−D−グルカン類の存在を示す)
と応答しなかった。
例 3 数種のセルロース媒体が、前記IIに記載のゲル−クロッ
ト試験および前記IIIに記載のMS−2試験を使用して定
量的発熱物質について評価された。
使用されたLAL試薬は、アソシエーツ・オブ・ケープ・
コッド・インコーポレーテッドからのパイロテル(感度
0.15EU/mlを有する)であった。従った試験手順は、パ
イロテル指図ブックレットに記載のものであった。試料
は、最初に1:1(未希釈)、1:2、1:4および1:8で希釈さ
れた。希釈物が満足な終点を生ずるのに失敗したなら
ば、更なる希釈物が試験された。表3に表示の結果は、
試料の上澄み液の内毒素濃度を与える。表3からわかる
ように、評価された12種のセルロース物質のうち、3種
のみ(AHDWD.AAおよびMAC)が、50pg/ml未満の内毒素
量を示した。MS−2試験とゲル−クロットLAL試験との
間には良好な相関があった。
例 4 コネチカット州メリデンのAMFインコーポレーテッドか
ら得られかつ本発明前に存在する商業的技術を表わすカ
ートリッジ形態の数種の異なるゼータプラス媒体が、LA
L反応性について評価された。11平方フィートの表面積
を有するカートリッジは、発熱物質を含まない水55
(前記の5.0/ft2リンスに等しい)でフラッシングさ
れた。次いで、最初の爾後の液が採取され、そして試
料は、LAL試験用に調製された。結果は、以下の表4に
報告される。表4からわかるように、すべてのカートリ
ッジ流出液は、LAL試験で非特異的発熱な反応性を示し
た。
例 5 数種のセルロース媒体が、前記IIに記載のゲル−クロッ
ト試験および前記IIIに記載のMS−2試験を使用して定
量的発熱物質について評価された。
媒体に対する4種の異なるリンス溶液の効果が、評価さ
れた。評価された4種の異なるリンス溶液は、(1)冷
脱イオン水、(2)熱(50℃)水道水、(3)8%クエ
ン酸、(4)20%水性エタノールであった。
AMFインコーポレーテッドからのゼータプラス媒体ロッ
トNo.9082で作られた5個の8インチ(約20.3cm)のカ
ートリッジが、媒体LAL反応性に対するリンス効果を試
験するために使用された。媒体は、前記例4のものと同
様であった。第一カートリッジはリンスされず、他の4
つは、それぞれ冷(23℃)脱イオン水、パイロットプラ
ント水加熱器から直接得られた熱水(50℃)、8%クエ
ン酸、および20%エチルアルコールでリンスされた。カ
ートリッジは、クノ(Cuno)8インチ(約20.3cm)ゼー
タプラスハウジングにおいて流量500cc/分、1〜2psi
でリンスされた。使用されたハウジングも配管も脱発熱
物質されなかった。1時間リンス後、媒体のストリップ
は、カートリッジから切断された。これらのストリップ
は、65℃で24時間乾燥され、次いで薄く切られ、そして
LAL試験のためにソーキングされた。
試験すべき各媒体試料は、先ず薄い短ストリップに切ら
れた。次いで、これらの媒体ストリップの2つの100g部
分が、別個の脱発熱物質された100mlのビーカーに入れ
られた。滅菌水約25gが、各ビーカーに添加された。ビ
ーカーは、バラフィルム覆われ、次いで冷蔵庫に約16時
間入れられた。16時間ソーキング後、ビーカーは、振と
うされて、試料スラリーを充分に懸濁した。各ビーカー
からのスラリー約2.5mlは、脱発熱物質された10×75mm
の試料管に移された。管は、1,000rpmで10分間遠心分離
されて懸濁媒体繊維を沈殿させた。上澄み液は、LAL試
験のために希釈された。
使用されたLAL試薬は、アソシエーツ・オブ・ケープ・
コッド・コーポレーテッドからのパイロテル(感度0.15
EU/ml)であった。従った試験手順は、パイロテル指図
ブックレットに記載のものであった。試料は、最初に1:
1(未希釈)、1:2、1:4、および1:8で希釈された。希釈
物が満足な終点を生じるのに失敗したならば、更なる希
釈物が試験された。表5に表示される結果は、試料の上
澄み液の内毒素濃度を与え、そして各々の値は、2つの
ビーカーの平均を表わす。表5からわかるように、各種
の溶液でのリンスは、満足な内毒素の値を生じず、非特
異的発熱反応性を示した。
例 6 実験シートフィルター材料は、そのLAL反応性を評価す
るために処方された。フィルター材料は、以下の成分か
ら処方された。
MACパルプ 16.6% 精砕MACパルプ(−250CFS) 21.9% ケイソウ土(D.E.215) 30.7% パーライト〔パーライト(Perlite) 4162〕 30.7% 樹脂18843 1.98% (パルプ、精砕パルプ、パーライトおよびケイソウ土の
重量に対して) 1) D.E.215:カリフォルニア州ロサンゼルスのグレフ
コ・デカライト・ディビジョン製 2) パーライト416:カリフォルニア州ロサンゼルスの
グレフコ・デカライト・ディビジョン製 3) 樹脂ダイカップ(Dicup)1884:デラウェア州ウィ
ルミングトンのハーキュレス・インコーポレーテッド 成分スラリーは、水性スラリーとして混合され、そして
米国特許第4,309,287号明細書に記載の方法を使用して
常法〔高度の純粋なセルロース(ウェイヤーハウザーか
らのMACパルプ)に代替〕で真空フエルト化された。
3個の47mmのディスクは、このようにして形成されたシ
ートから切断され、そしてリンス試料は、前記IIに記載
の手順に従って調製された。3個のディスクの各々から
の試料は、プールされ、そして前記LAL反応性試験の両
方、即ちMS−2試験(III)およびゲル−クロット試験
(II)を使用して発熱物質について評価された。
試験の各々からのデータは、以下、表6に報告される。
追加的に、濁り測定グラフは、第8図(0.1/ft2リン
ス)および第9図(5/ft2リンス)に示される。第
8図および第9図においては、デカルト座標の縦座標は
光学濃度を表わし、一方デカルト座標の横座標は時間を
表わす。
2. ゲル−クロット試験 0.1/ft2 12.5pg/ml(未希釈での終点) 5/ft2 <12.5pg/ml(終点なし) LAL試験からわかるように、精製セルロースから生成さ
れたフィルター材料は、非常に非反応性であり、5/
ft2リンス後、12.5pg/ml未満の発熱物質量を示す。こ
のことは、R.O.水(逆浸透水)それ自体に見出される発
熱物質量に鑑みて特に注目に値する。
処方物は、処理装置および試験装置の両方の細菌汚染に
非常に敏感であることも発見された。シート処方前にス
ラリータンク内で一夜放置されたスラリー処方物は、に
せの(spurious)結果を与えた。また、脱発熱物質され
ていない試験装置も、多い発熱物質量の偽指示(false
indication)を与えることができた。
例 7 第二処方物が、例6に従って調製された。成分は、次の
通りであった。
MCAパルプ(未精砕) 8.0% 精砕MACパルプ(−441CSF) 22.0% パーライト(パーライト416) 35% ケイソウ土(D.E.215) 35% 樹脂ダイカップ1884 2.25% (他の成分の全重量に対して) 試料は、例6におけるように調製され、そして評価され
た。結果は、以下の表7に報告される。追加的に、第10
図および第11図は、MS−2評価の濁り測定グラフであ
る。
表7および第10図および第11図からわかるように、精製
セルロースは、発熱物質量について試験されたときに全
く良好な結果を与え、5/ft2リンスに従った未希釈
試料は発熱物質50pg/ml未満を示す。
本発明を詳述したが、本発明の精神および範囲またはそ
の具体例に影響を及ぼさずに同様のことは広い範囲の組
成物およびその調理法を使用して実施され得ることは、
当業者によって認識されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の材を利用した複数のフィルターセル
からなるフィルターハウジング/フィルターカートリッ
ジの好ましい具体例の部分縦断面図、第2図は第1図の
フィルターカートリッジの個々のフィルターセルの断面
図、第3図は本発明のクロマトグラフィー媒体を利用し
た分子分離カラムの具体例の断面立面図、第4図は本発
明のクロマトグラフィー媒体を使用した別の好ましいク
ロマトグラフィーカラムの側面図の部分断面図、第5図
は2−2線に沿っての第4図の拡大断面図、第6図は螺
旋巻クロマトグラフィー媒体およびそれらの間のスペー
サ部材を示す固体固定相の一部分の斜視図、第7図はLA
L試験における試料調製装置の線図、第8図は例6の処
方物の0.1/ft2リンスの場合の光学濃度vs時間の濁り
測定グラフ、第9図は例6の処方物の5/ft2リンス
の場合の光学濃度vs時間の濁り測定グラフ、第10図は例
7の処方物(0.1/ft2リンス)の光学濃度vs時間の濁
り測定グラフ、第11図は例7の処方物(5/ft2リン
ス)の光学濃度vs時間の濁り測定グラフである。 10……材、15……材、40……フィルターセル、46…
…ハウジング、110……分子分離カラム、111……中空シ
リンダー、112……固体固定相エレメントのディスク、1
13……縁、212……シリンダー状固定相、214……シリン
ダー状室、218……繊維状マトリックス。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精砕セルロースおよび非精砕セルロースか
    らなり、前記精砕セルロースおよび非精砕セルロースの
    各々はLAL試験結果が50pg/ml未満の発熱物質反応性を
    示すこと、そして前記セルロースがα−セルロース少く
    とも90%を含有するセルロースからなることを特徴とす
    るセルロース含有分離媒体。
  2. 【請求項2】前記LAL試験が、ゲル−クロット試験であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の分離媒体。
  3. 【請求項3】前記LAL試験が、MS−2試験である特許請
    求の範囲第1項に記載の分離媒体。
  4. 【請求項4】分離媒体が、電気的陽性である特許請求の
    範囲第1項に記載の分離媒体。
  5. 【請求項5】前記分離媒体が、濾過媒体である特許請求
    の範囲第1項に記載の分離媒体。
  6. 【請求項6】前記濾過媒体が、微細粒状物少なくとも約
    20重量%およびその中に分布させるセルロース繊維のフ
    ェルト間マトリックス約80重量%以下からなる均一多孔
    度の微孔質フィルターシートからなり、前記セルロース
    繊維が、カナダ標準濾水度約+400〜約+800mlを有する
    非精砕セルロースパルプとカナダ標準濾水度約+100〜
    約−600mlを有する高精砕セルロースパルプとからなる
    セルロースパルプ混合物から調製される特許請求の範囲
    第5項に記載の分離媒体。
  7. 【請求項7】微孔質フィルターシートが、微細粒状物約
    40〜70重量%を含有する特許請求の範囲第6項に記載の
    分離媒体。
  8. 【請求項8】前記のセルロース繊維のフェルト間マトリ
    ックスが、80〜20重量%を構成する特許請求の範囲第6
    項に記載の分離媒体。
  9. 【請求項9】前記非精砕セルロースパルプ対前記高精砕
    セルロースパルプの比率が、約0.1:1から約10:1である
    特許請求の範囲第8項に記載の分離媒体。
  10. 【請求項10】前記比率が、約0.2:1から約1:1である特
    許請求の範囲第9項に記載の分離媒体。
  11. 【請求項11】更に電荷変性剤を含有する特許請求の範
    囲第6項に記載の分離媒体。
  12. 【請求項12】前記電荷変性剤が、陽イオンシリカ、メ
    ラミン−ホルムアルデヒド陽イオンコロイド、およびポ
    リアミドポリアミンエピクロロヒドリンから選択される
    特許請求の範囲第8項に記載の分離媒体。
  13. 【請求項13】微細粒状物およびセルロースパルプの表
    面が、正のゼータ電位を有する特許請求の範囲第9項に
    記載の分離媒体。
  14. 【請求項14】電荷変性剤が、ポリアミドポリアミンエ
    ピクロロヒドリンである特許請求の範囲第12項に記載の
    分離媒体。
  15. 【請求項15】前記微細粒状物の少なくとも一部分が、
    ヒュームドシリカ、ヒュームドアルミナ、または活性炭
    から選択される特許請求の範囲第6項に記載の分離媒
    体。
  16. 【請求項16】前記分離媒体が、クロマトグラフィー分
    離媒体である特許請求の範囲第1項に記載のセルロース
    含有分離媒体。
  17. 【請求項17】その各成分に関して実質上均質な固体固
    定相からなり、前記固体固定相がその中に不動化された
    粒状物を有するセルロース繊維の多孔質マトリックスか
    らなり、前記セルロース繊維またはその中の粒状物の少
    なくとも1つがクロマトグラフィー機能性を有しかつク
    ロマトグラフィー分離に有効である特許請求の範囲第16
    項に記載の分離媒体。
  18. 【請求項18】前記のセルロース繊維の多孔質マトリッ
    クスは、カナダ標準濾水度約+400〜約+800mlを有する
    非精砕セルロースパルプと、カナダ標準濾水度約+100
    〜約−600mlを有する高精砕セルロースパルプとの混合
    物からなる特許請求の範囲第17項に記載の分離媒体。
  19. 【請求項19】前記非精砕セルロースパルプ対前記精砕
    セルロースパルプの比率が、約0.1:1から約10:1である
    特許請求の範囲第18項に記載の分離媒体。
  20. 【請求項20】前記比率が、約0.2:1から約1:1である特
    許請求の範囲第17項に記載の分離媒体。
  21. 【請求項21】前記粒状物が、その約20〜80重量%を構
    成する特許請求の範囲第19項に記載の分離媒体。
  22. 【請求項22】前記粒状物が、その約40〜70重量%を構
    成する特許請求の範囲第21項に記載の分離媒体。
  23. 【請求項23】前記固体固定相が、前記固体固定相の複
    数のシートからなる特許請求の範囲第17項に記載の分離
    媒体。
  24. 【請求項24】前記媒体が、イオン交換媒体である特許
    請求の範囲第16項に記載の分離媒体。
  25. 【請求項25】前記媒体が、親和力クロマトグラフィー
    媒体である特許請求の範囲第16項に記載の分離媒体。
  26. 【請求項26】前記媒体が、逆相クロマトグラフィー媒
    体である特許請求の範囲第16項に記載の分離媒体。
  27. 【請求項27】前記セルロースが、精砕セルロースおよ
    び非精砕セルロースからなり、そして前記精砕セルロー
    スおよび非精砕セルロースの各々が、高純度セルロース
    からなる特許請求の範囲第17項に記載の分離媒体。
  28. 【請求項28】前記クロマトグラフィー媒体が、電荷変
    性剤を含有する特許請求の範囲第17項に記載の分離媒
    体。
  29. 【請求項29】前記電荷変性剤が、陽イオンシリカ、メ
    ラミン−ホルムアルデヒド、またはポリアミドポリアミ
    ンエピクロロヒドリンから選択される特許請求の範囲第
    27項に記載の分離媒体。
  30. 【請求項30】前記粒状物の少なくとも一部分が、ヒュ
    ードシリカ、ヒュードアルミナ、または活性炭から選択
    される特許請求の範囲第17項に記載の分離媒体。
  31. 【請求項31】前記セルロースが、合成重合体に共有結
    合され、前記合成重合体が、 (a) 前記セルロースに直接または間接共有結合でき
    る化学基を有する重合性化合物、および (b) (i)イオン性化学基、 (ii)イオン性化学基に変換できる化学基、 (iii)前記合成重合体を親和力配位子または生物活性
    分子に共有結合させることができる化学基、または (iv)疎水性化学基 を含有する1以上の重合性化合物から生成される特許請
    求の範囲第16項に記載の分離媒体。
  32. 【請求項32】前記セルロースが、亜硫酸法によって生
    成される特許請求の範囲第1項に記載の分離媒体。
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