JPH0667800A - 情報入出力装置及び座標入力用ペンキャップ及び電子機器 - Google Patents

情報入出力装置及び座標入力用ペンキャップ及び電子機器

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JPH0667800A
JPH0667800A JP22312992A JP22312992A JPH0667800A JP H0667800 A JPH0667800 A JP H0667800A JP 22312992 A JP22312992 A JP 22312992A JP 22312992 A JP22312992 A JP 22312992A JP H0667800 A JPH0667800 A JP H0667800A
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coordinate input
input
pen
pen cap
liquid crystal
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JP22312992A
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Manabu Kanazawa
学 金沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力装置としての表示装置上に入力装置とし
ての透明な座標入力装置を積層配置した情報入出力装置
において、簡単で安価に実現できる構造により座標入力
装置の位置決めを簡単かつ正確に行なえるようにする。 【構成】 液晶パネル7とその駆動回路を実装した液晶
基板16とを積層し金枠14により一体的に保持して液
晶モジュール18が構成される。金枠14に座標入力装
置30を位置決めするための複数の突起14cが一体に
形成されている。突起14cの内側に座標入力装置30
を嵌め込むことにより、同装置30を極めて簡単かつ正
確に位置決めできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力装置としての表示
装置上に入力装置としての透明な座標入力装置を積層配
置した情報入出力装置、及び前記座標入力装置の入力操
作に用いられる座標入力用ペンキャップ、及び前記座標
入力装置を備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より液晶表示装置などの表示装置の
上に透明な座標入力装置を積層配置し、入出力面を一体
として情報の入出力を行う情報入出力装置が知られてい
る。この種の装置では座標入力装置に入力された文字、
図形などを手で書き込まれたように表示装置に表示させ
たり、表示装置に表示したスイッチの領域を押下してコ
マンド選択などを行うために使用される。
【0003】図5に、この種の情報入出力装置の外観を
示す。図5において1、2は装置の上ケース、下ケース
で上ケースの上面には入出力部3が設けられている。入
出力部3は表示装置上に透明な座標入力装置を積層配置
したものであり、この入出力部3に対し入力ペン4によ
り座標入力を行える。そして入力された座標の軌跡をそ
のまま表示することにより、あたかも入出力部3に直接
書き込むような感じで入力を行なうことができる。
【0004】図5に示した入力出部3は従来では図6、
図7または図8のように構成されていた。図6において
30は例えばアナログ抵抗膜方式の透明な座標入力装置
であり、その入力面の押下された座標に相当する電圧の
分圧値を検出し、端子3aに出力することができる。ま
た7は表示パネルである液晶パネル、6は座標入力装置
30と液晶パネル7の積層時のニュートンリング発生防
止のため一定間隔をあけるためのスペーサである。9は
メイン回路基板10と液晶パネル7を接続するヒートシ
ール、11はCPU、13はLCDドライバICであ
る。8は樹脂製のホルダーであり、2段の棚8a、8b
を有し、棚8a上に液晶パネル7、棚8b上にスペーサ
6と透明座標入力装置30を両面テープで貼り付けて保
持する。
【0005】図7はホルダー8に液晶パネル7、座標入
力装置30などを組み込んだ状態を示している。
【0006】図6、7の場合はヒートシール9により液
晶パネル7とメイン回路基板10を直接接続しており、
このような場合は製造工場でこれらを実装するのが一般
的である。
【0007】しかしながら、このような場合、自社で一
貫生産ができる反面、液晶パネルを実装する設備を自社
で準備せねばならず、更に、液晶のドット数が増えてド
ットピッチが細かくなると、高精度の実装が困難になり
技術的にも難しく、自社生産が得策とならなくなってく
る。
【0008】このような場合、ユニット化した表示装置
である液晶モジュールを購入し、同モジュールをメイン
基板と10本程度の端子で接続して済ませる場合が多
い。図8は従来の液晶モジュールの代表的な構造および
液晶モジュール上への座標入力装置の実装構造を示して
いる。
【0009】図8において、16は液晶基板であり、液
晶パネル7のドライバICなどからなる駆動回路を実装
した回路基板である。また14は液晶基板16と液晶パ
ネル7を積層して一体的に保持するための金枠であり、
ここでは液晶基板16と液晶パネル7の形状に合わせて
矩形に形成されている。更に15はコネクタゴムであ
る。コネクタゴム15は液晶パネル7と液晶基板16の
間に挟まれ、金枠14に形成された複数の爪14aを基
板16の切り欠き部16aに通して爪先端14bを曲げ
てかしめることによりコネクタゴム15を圧縮し、導通
をはかる。液晶パネル7の他辺の端子はヒートシール9
によって液晶基板16と接続される。
【0010】このような液晶基板16、コネクタゴム1
5、液晶パネル7、ヒートシール9及び金枠14などを
ユニット化して液晶モジュール18が構成される。そし
て液晶モジュール18は10本程度の端子17を情報入
出力装置の不図示のメイン回路基板と接続することによ
り機能することができる。
【0011】なお、座標入力装置30は液晶モジュール
18上にスペーサ6を介して実装されるが、同装置30
の液晶モジュール18に対する位置決めは液晶モジュー
ル18の外形に合わせて行われる。固定方法は両面テー
プによる貼り付けが最も一般的である。
【0012】一方、図14は座標入力装置を備えた小型
電子機器の従来例の外観を示している。図14におい
て、101、102はそれぞれ電子機器の上ケースと下
ケース、103は入出力部、104は座標入力専用の入
力ペン、105はキーボードである。入出力部103
は、液晶表示装置などの表示装置上に例えば抵抗膜方式
の透明な座標入力装置を積層配置して構成されている。
この構成で座標入力装置の入力面(上面)を入力ペン1
04で押圧して入力された座標を表示装置により押圧点
の真下に表示させ、入力面をなぞる入力ペン104の軌
跡を表示できるため、入力面に直接書き込んだような感
じを使用者に与えることができ、いわゆる手書きのペン
入力を行なうことができる。
【0013】抵抗膜方式の座標入力装置の場合、ペンで
押圧された入力面の点に対応した電圧の分圧値により前
記押圧点の座標を検知する。よって基本的には入力用の
押圧手段としてシャープペンシルや鉛筆などの一般の筆
記具でも入力は可能である。しかし、一般の筆記具では
先端が鋭利になっていたり、滑りが悪かったりして入力
面の傷付きの原因となるため、この種の装置では専用の
入力ペンを付属品とするのが一般的である。そして入力
面の傷付きを防止するため、入力ペン104はプラスチ
ック材料の中でも摩擦係数の小さいPOMなどから形成
され、ペン先104aは光沢仕上げでパーティングライ
ンなどの段差をなくしている。
【0014】一方、上ケース101と下ケース102か
らなる電子機器の本体にはペン収納穴106が形成され
ており、この穴106に対し入力ペン104を矢印D、
D’方向に挿抜可能に収納できるようになっている。ま
た入力ペン104の全体を穴106に挿入すると電子機
器本体内の不図示の係合部材が入力ペン104の後端部
外周に形成された溝104bに係合して入力ペン104
がロックされ、上ケース101上のイジェクトボタン1
07を押すと前記の係合がはずれ、電子機器本体内の不
図示の圧縮バネにより入力ペン104が押し出されるよ
うになっている。
【0015】また図15は他の従来例の外観を示してい
る。この場合、キーボードはなく、ペン入力を行なう入
出力部103しか有しておらず、文字認識による入力方
法をとっている。入出力部103を構成する座標入力装
置は例えば抵抗膜方式であり、専用の入力ペン104が
必要なのは、図14の従来例と同じである。また、この
場合、電子機器の上ケース101に形成された凹部10
1aに入力ペン104を収納するようにしている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図8の情報入出力装置
の構造では、座標入力装置30を液晶モジュール18の
外形に合わせて位置決めするといっても、何かに突き当
てるわけでもないので、作業者によって座標入力装置3
0の位置決めがばらついてしまう。また、座標入力装置
30と液晶モジュール18の座標の位置合わせは座標入
力装置30を実装後に工程上で誤差を補正するわけであ
るが、組立誤差が大きいと補正しきれない場合がでてき
てしまう。
【0017】更に、図8に示した場合のように座標入力
装置30と液晶モジュール18の外形がほぼ同じ場合
は、外周を合わせるとか、外形の2辺を合わせるといっ
た位置合わせが可能であるが、外形、大きさが著しく異
なった場合は、位置決めの目安を設定するのが困難とな
り、位置決めのための治工具や別部品が必要となるとい
った欠点があった。
【0018】一方、図14、図15のいずれの従来例で
も、入力ペンは人間が手に持って操作することを考える
とあまり小さくするわけにはいかない。そして入力ペン
104の大きさに応じたペン収納部を電子機器本体に設
ける必要があるので、電子機器本体が大きくなってしま
うという問題がある。また、図14の場合には入力ペン
を電子機器本体から出すイジェクト機構を設けるため、
コストアップになってしまう。
【0019】また、入力ペンは専用であるため、入力ペ
ンを無くした場合は他のものでは代用はきかず、入力ペ
ンそのものを購入する必要が出てきて、余計な出費がか
さむことになる。
【0020】更に、専用の入力ペンの場合、それの質感
や径の太さなどが使用者の好みに合わず、ペン入力の操
作性に支障をきたす場合が出てくる。
【0021】本発明は以上のような事情に鑑みてなされ
たもので、本発明の課題は、上述した表示装置上に透明
な座標入力装置を積層配置した情報入出力装置におい
て、簡単で安価な構造により、表示装置に対する座標入
力装置の位置決めを簡単かつ正確に行なえるようにする
ことにある。また本発明の他の課題は、座標入力装置を
備えた電子機器の小型化、座標入力の操作性の向上、経
済性の向上などが図れるようにすることにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、表示パネルと該表示パネルの駆動
回路を実装した回路基板とを積層して枠部材により一体
的に保持してなる表示装置上に透明な座標入力装置を積
層して固定する情報入出力装置において、前記枠部材に
前記座標入力装置を位置決めするための位置決め部材を
一体に形成した構造を採用した。
【0023】また、本発明によれば、入力面上の任意の
点を押圧することにより該押圧点の座標を入力する座標
入力装置の前記押圧による入力操作に用いられる座標入
力用ペンキャップであって、弾性変形部を有し、該弾性
変形部の弾性変形により径の異なる筆記具の端部に着脱
可能に装着して用いられるようにした座標入力用ペンキ
ャップを提供する。
【0024】更に、本発明によれば、前記の座標入力装
置を備えた電子機器において、前記の座標入力用ペンキ
ャップを収納する収納部を電子機器本体に設けた構造を
採用した。
【0025】
【作用】上記本発明の情報入出力装置の構造によれば、
枠部材に形成した位置決め部材により座標入力装置を簡
単かつ正確に位置決めでき、位置決め用の治工具や別部
品を用いる必要がない。
【0026】また上記本発明のペンキャップを用いれ
ば、使用者は好みの筆記具にペンキャップを装着して座
標入力操作を行なえる。また本発明のペンキャップは従
来の入力ペンに比べて格段に小さく、ペンキャップの収
納部も小さくて済むので、その収納部を設けた電子機器
の小型化が図れる。
【0027】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。なお、第1〜第3実施例の図において従来例の図6
〜図8中と共通ないし相当する部分には共通の符号が付
してあり、共通部分の説明は省略する。
【0028】第1実施例 図1及び図2は、本発明の第1実施例による情報入出力
装置の入出力部を構成する液晶モジュール上への座標入
力装置の位置決め、実装構造を説明するものである。
【0029】図1及び図2に示した構造は図8の従来例
と大体同様であるが、液晶パネル7と液晶基板16を積
層して一体的に保持するための金枠14の構造が異なっ
ている。
【0030】即ち、金枠14には、その上にスペーサ6
を介し積層して実装される座標入力装置30を位置決め
するための突起14cが一体に形成されている。突起1
4cは、矩形をなす金枠14の上面の4辺それぞれの外
側縁部に適当な間隔で2箇所ずつ切り起こして形成され
ている。また、向い合った突起14cどうしの内寸法は
座標入力装置30及びスペーサ6の対応した外形寸法よ
りごく僅かだけ大きな寸法となっている。
【0031】このような構造のもとに液晶パネル7、金
枠14、液晶基板16などを図8の従来例と同様に組み
立てて液晶モジュール18が構成される。そして液晶モ
ジュール18上にスペーサ6を介し座標入力装置30を
実装する場合、組立作業者はスペーサ6、座標入力装置
30を図1中矢印で示すように複数の突起14cの内側
に嵌めるだけで簡単かつ正確に金枠14上に位置決めで
きる。そしてスペーサ6と座標入力装置30の固定は例
えば両面テープによる貼り付け等で簡単に行なえる。図
2はこのようにしてスペーサ6と座標入力装置30を液
晶モジュール18上に実装した状態を示している。
【0032】以上のような本実施例によれば、金枠14
に突起14cを形成するという極めて簡単で安価に実現
できる構造により、治工具や位置決め用の別部品を用い
ることなしに、どんな作業者にも容易、かつ正確に座標
入力装置30の位置決めを行なうことができる。
【0033】第2実施例 図3は本発明の第2実施例を示している。本実施例で
は、矩形をなす金枠14の上面の4辺の内で隣り合う2
辺のそれぞれの外側縁部に、先述した位置決め用の突起
14cが2箇所ずつ切り起こして形成されており、前記
2辺に対向する残りの2辺の外側縁に板バネ状の押圧片
14dが金枠14と一体に形成されている。押圧片14
dは金枠14の外側縁にほぼ平行に延び、先端部14e
が半円弧状に湾曲している。
【0034】このような構造のもとに、座標入力装置3
0を液晶モジュール18上に実装する時は、押圧片14
dを矢印A方向に押して撓ませ、突起14cの内側に座
標入力装置30を嵌め込み、押圧片14dを離せば弾性
により押圧片14dが矢印B方向に復帰し、先端部14
eが座標入力装置30の側面を押圧し、同装置30を突
起14cに押し付ける。こうして座標入力装置30を位
置決めし、固定できる。
【0035】このような本実施例によれば、座標入力装
置30を押圧片14dの弾性力により突起14cに押し
付けて位置決めするので、第1実施例の場合より更に正
確に位置決めできる。
【0036】第3実施例 上記のような構造において液晶パネル7と液晶基板16
の接続に図8のコネクタゴム15を使用した場合、金枠
14によって液晶パネル7と液晶基板16間でコネクタ
ゴム15を圧縮させて導通をはかる。しかし、金枠14
の強度が不足していると、金枠14が変形してコネクタ
ゴム15を充分圧縮できず、導通が不安定となる。この
現象は接触面積が増えるほど顕著になってくる。この点
を考慮した本発明の第3実施例を図4に示す。
【0037】本実施例では図4に示すように、矩形をな
す金枠14の上面の4辺それぞれの外側縁部に沿って直
線状のリブ14gが形成されている。リブ14gは金枠
14を絞ることによって形成され、対向するリブ14g
どうしの内寸は座標入力装置30の外寸に対応してい
る。
【0038】このような構造のもとに、座標入力装置3
0をスペーサ6とともにリブ14gの内側に嵌め込んで
簡単かつ正確に位置決めできるとともに、リブ14gに
より金枠14の強度を補強できる。
【0039】なお、以上の各実施例の構造において液晶
モジュールの代わりに他の表示装置のモジュールを用い
てもよい。また座標入力装置はアナログ抵抗膜方式に限
らず、超音波方式など他の方式でも良いことは勿論であ
る。
【0040】第4実施例 次に、図9〜図11は本発明の第4実施例を示してい
る。
【0041】図9において108は筆記具のシャープペ
ンシルである。そして109は本発明に係る座標入力用
のペンキャップであり、座標入力装置を備えた電子機器
における座標入力に用いられる。
【0042】ペンキャップ109は、座標入力装置の入
力面を傷付けないようにするため、POMのような摩擦
係数の小さな樹脂材料から中空のほぼ円錐形に形成され
ており、ペン先109cは光沢仕上げでパーティングラ
インのような段差はない。またペンキャップ109の後
部にはスリット109aを介して弾性片109bが複数
形成されており、図10に示すように弾性片109bの
後端部内側には凸部109dが形成されている。
【0043】このような構造のもとに、図9に矢印Aで
示すようにペンキャップ109をシャープペンシル10
8の先端部に被せるようにはめ込み、図10に示すよう
に装着できる。このはめ込みの際にシャープペンシル1
08の円錐形の先端部の斜面により凸部109dが押圧
されて弾性片109bが外側へ撓まされ、弾性片109
bが元の形状に復帰しようとする弾性力で凸部109d
がシャープペンシル108の外周面に圧接することによ
り、ペンキャップ109がシャープペンシル108に固
定される。
【0044】また、こうしてシャープペンシル108に
装着したペンキャップ109の弾性片109bを指など
で外側に撓ませることにより、ペンキャップ109をシ
ャープペンシル108から容易に取り外すことができ
る。
【0045】なおペンキャップ109は弾性片109b
の弾性変形により径が多少異なるシャープペンシルに装
着できることは勿論、鉛筆など他の筆記具にも装着でき
るものとする。
【0046】上記のようにシャープペンシル108にペ
ンキャップ109を装着して座標入力操作に用いること
ができる。その様子を図11に示してある。
【0047】図11において、120は本実施例の電子
機器であり、その上ケース101と下ケース102から
なる本体上面には、先述のように表示装置上に透明な座
標入力装置を積層配置して構成された入出力部103が
設けられており、他の入力手段としてキーボード105
も設けられている。
【0048】ペンキャップ109を装着したシャープペ
ンシル108で入出力部103の入力面(上面)上の任
意の点を指示し、押圧することにより、前述のように座
標入力を行なえ、手書きのペン入力を行なえる。
【0049】なお、電子機器120の本体にはペンキャ
ップ収納部(凹部)110が設けてあり、ペンキャップ
109を使わない時はこの収納部110にペンキャップ
109を収納しておくことができる。ペンキャップ収納
部110には、収納したペンキャップ109が脱落しな
いように係止する不図示の係止部材ないし蓋を設ける。
【0050】以上のような本実施例によれば、上述のよ
うにペンキャップ109は弾性片109bの弾性変形に
より径が異なるシャープペンシルに装着できることは勿
論、鉛筆など他の筆記具にも装着できるので、使用者は
好みの質感、径の太さなど使いやすい筆記具を使って座
標入力が可能となり、座標入力の操作性を向上できる。
【0051】また、本実施例の電子機器は従来例の入力
ペン収納部より格段に小さなペンキャップ収納部を設け
れば済むので、電子機器を従来例よりかなり小型化する
ことができる。
【0052】更に、ペンキャップ109は従来の入力ペ
ンより著しく安価に形成でき、経済的である。
【0053】なお、筆記具の多様化によりペン入力に用
いられる筆記具の太さにかなりの相違があることに対応
するため、ペンキャップ109は複数種類用意する必要
があるかもしれないが、弾性片109bの撓みによって
ある程度の太さの幅に対応できるため、ペンキャップ1
09の種類数は少なくて済む。
【0054】第5実施例 図12はペンキャップの異なる実施例を説明するもので
ある。図12において111はペンキャップ本体、11
2はペン先であり、ペン先112はペンキャップ本体1
11と別体である。
【0055】ペンキャップ本体111には、後端部から
尖った先端部に向かって順次3段階に径が絞られた孔1
11aが貫通して形成されている。孔111aの小径部
(先端部)から中径部(中間部)にかけてペン先112
が挿入されており、孔111aの中径部の後部に固着さ
れたペン先ホルダ114を介して保持され、孔111a
の軸方向に沿ってペンキャップ本体111から突出する
方向とペンキャップ本体111内に引っ込む方向に摺動
可能に保持されている。そしてペン先112の中間部に
形成されたストッパ112aとペン先ホルダ114の間
に弾装されたスプリング113によりペン先112はペ
ンキャップ本体111から突出する方向に付勢されてお
り、ストッパ112aが孔111aの中径部と小径部の
境界の壁111bに当接してペン先112の突出方向へ
の移動限が規制される。ペン先112の引っ込む方向へ
の移動限はペン先ホルダ114により規制される。
【0056】なお、このペンキャップは孔111aの大
径部に鉛筆などの筆記具の端部を弾性的に圧入、嵌合し
て筆記具に対し着脱可能に装着される。
【0057】次に本実施例のペンキャップの作用を説明
する。図12の(a)はペン先112に対し外力が加え
られていない状態を示している。この場合、ペン先11
2はスプリング113の付勢によりストッパ112aが
壁111bに当接する位置に押し付けられ、ペン先11
2の先端部が所定量ペンキャップ本体111から突出す
る。
【0058】また図12の(b)はスプリング13の
(a)の初期状態での付勢力より大きな外力Bによって
ペン先112が引っ込んだ状態を示している。外力Bを
解除するとスプリング113の付勢力により(a)の状
態に戻る。
【0059】このような作用により座標入力装置の入力
面の破壊を防止できる。即ち、座標入力装置の入力面は
ガラスで構成されていることが多く、衝撃荷重に弱い。
よってペン先が固定したペンキャップを使用して、座標
入力装置を強い荷重で押圧した場合、入力面の破損を招
くおそれがある。これに対してスプリング113の図1
2(a)の初期状態での付勢力を座標入力装置の入力面
の破壊される荷重より小さくしておけば、本ペンキャッ
プを用いたペン入力の押圧時に入力面の破壊に至る前に
ペン先112が図12(b)中B方向、即ち押圧方向の
逆方向に引っ込み、破壊を防止できる。
【0060】第6実施例 図13はペンキャップの更に異なる実施例を示してい
る。本実施例のペンキャップ115はゴム系材料から先
端部が円錐形で後端が開放された筒状に形成されてお
り、弾性変形可能であるので、内側の中空部115bに
シャープペンシルなどの筆記具の先端部を圧入して筆記
具に対し着脱可能に装着される。
【0061】ペンキャップ115の先端部の円錐形の基
部近傍部分は電卓のキーゴムと同様のクリック感を出す
ためのクリック形状部115aとして肉薄に形成されて
いる。
【0062】このような構造によれば、ペンキャップ1
15は外力が加えられなければ図13(a)の初期の形
状を保っているが、(b)のようにある程度以上の外力
Cが先端部に加わるとクリック形状部115aが屈曲さ
れ、先端部が引っ込む。このようになる外力Cの大きさ
を座標入力装置の入力面の破壊される荷重より小さなも
のとすれば、第5実施例と同様にペン入力の押圧による
入力面の破壊を防止できる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、表示パ
ネルと該表示パネルの駆動回路を実装した回路基板とを
積層して枠部材により一体的に保持してなる表示装置上
に透明な座標入力装置を積層して固定する情報入出力装
置において、前記枠部材に前記座標入力装置を位置決め
するための位置決め部材を一体に形成した構造を採用し
たので、極めて簡単で安価に実現できる構造により、座
標入力装置を簡単かつ正確に位置決めでき、位置決め用
の治工具や別部品を用いる必要がなくなる。
【0064】また、本発明によれば、入力面上の任意の
点を押圧することにより該押圧点の座標を入力する座標
入力装置の前記押圧による入力操作に用いられる座標入
力用ペンキャップであって、弾性変形部を有し、該弾性
変形部の弾性変形により径の異なる筆記具の端部に着脱
可能に装着して用いられるようにした座標入力用ペンキ
ャップを提供するので、このペンキャップを用いれば、
使用者は好みの筆記具にペンキャップを装着して座標入
力操作を行なえ、座標入力の操作性を向上できる。ま
た、本発明のペンキャップは従来の入力ペンに比べて安
価に形成でき、経済的である。
【0065】更に、本発明によれば、前記の座標入力装
置を備えた電子機器において、前記の座標入力用ペンキ
ャップを収納する収納部を電子機器本体に設けた構造を
採用したので、ペンキャップが従来の入力ペンより格段
に小さく、その収納部も小さくて済むため電子機器を小
型化できるなどの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による情報入出力装置の入
出力部を構成する液晶モジュール上への座標入力装置の
位置決め、実装構造を説明する分解斜視図である。
【図2】同実施例の座標入力装置を実装した状態を示す
斜視図である。
【図3】第2実施例による座標入力装置の位置決め、実
装構造を示す斜視図である。
【図4】第3実施例による座標入力装置の位置決め、実
装構造を示す斜視図である。
【図5】情報入出力装置の全体の外観を示す斜視図であ
る。
【図6】従来の座標入力装置の位置決め、実装構造を説
明する分解斜視図である。
【図7】同従来例の座標入力装置を実装した状態を示す
斜視図である。
【図8】他の従来例を示す分解斜視図である。
【図9】第4実施例によるペンキャップとシャープペン
シルの斜視図である。
【図10】同ペンキャップをシャープペンシルに装着し
た状態の断面図である。
【図11】同ペンキャップを装着したシャープペンシル
により電子機器にペン入力を行なっている状態の斜視図
である。
【図12】第5実施例のペンキャップの構造と作用を説
明する断面図である。
【図13】第6実施例のペンキャップの構造と作用を説
明する断面図である。
【図14】従来の電子機器と入力ペンの斜視図である。
【図15】他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
6 スペーサ 7 液晶パネル 14 金枠 14c 位置決め用の突起 14d 押圧片 14g 位置決め、補強用のリブ 16 液晶基板 18 液晶モジュール 30 座標入力装置 101 上ケース 102 下ケース 103 入出力部 105 キーボード 108 シャープペンシル 109、115 ペンキャップ 110 ペンキャップ収納部 111 ペンキャップ本体 112 ペン先 113 スプリング 114 ペン先ホルダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルと該表示パネルの駆動回路を
    実装した回路基板とを積層して枠部材により一体的に保
    持してなる表示装置上に透明な座標入力装置を積層して
    固定する情報入出力装置において、前記枠部材に前記座
    標入力装置を位置決めするための位置決め部材を一体に
    形成したことを特徴とする情報入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め部材に対し前記座標入力装
    置を弾性的に押し付ける押圧部材を前記枠部材に一体に
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の情報入出力
    装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め部材は前記枠部材の強度を
    補強する補強部材を兼ねるように形成されたことを特徴
    とする請求項1または2に記載の情報入出力装置。
  4. 【請求項4】 入力面上の任意の点を押圧することによ
    り該押圧点の座標を入力する座標入力装置の前記押圧に
    よる入力操作に用いられる座標入力用ペンキャップであ
    って、弾性変形部を有し、該弾性変形部の弾性変形によ
    り径の異なる筆記具の端部に着脱可能に装着して用いら
    れるようにしたことを特徴とする座標入力用ペンキャッ
    プ。
  5. 【請求項5】 先端部が引っ込む方向に弾性的に変位可
    能に構成したことを特徴とする請求項4に記載の座標入
    力用ペンキャップ。
  6. 【請求項6】 入力面上の任意の点を押圧することによ
    り該押圧点の座標を入力する座標入力装置を備えた電子
    機器において、筆記具の端部に着脱可能に装着されて前
    記座標入力装置の押圧による入力操作に用いられる座標
    入力用ペンキャップを収納する収納部を電子機器本体に
    設けたことを特徴とする電子機器。
JP22312992A 1992-08-24 1992-08-24 情報入出力装置及び座標入力用ペンキャップ及び電子機器 Pending JPH0667800A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100405151C (zh) * 2004-02-25 2008-07-23 东芝松下显示技术有限公司 平板显示装置及制造该平板显示装置的方法
JP2011180190A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Casio Computer Co Ltd タッチパネル付き表示装置及び静電防止構造

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