JPH0668524A - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
- Publication number
- JPH0668524A JPH0668524A JP4221748A JP22174892A JPH0668524A JP H0668524 A JPH0668524 A JP H0668524A JP 4221748 A JP4221748 A JP 4221748A JP 22174892 A JP22174892 A JP 22174892A JP H0668524 A JPH0668524 A JP H0668524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- layer
- dielectric layer
- recording medium
- optical recording
- Prior art date
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は、基板と記録層と誘電体層を備えた光
記録媒体において、該誘電体層が少なくともカルコゲン
化合物と珪素(Si)とを含むことを特徴とする光記録
媒体に関する。 【効果】本発明によると、誘電体層の屈折率を、記録、
再生および消去に最適の値とすることが可能であるた
め、良好な記録特性および消去特性が得られる。また、
誘電体層と記録層との接着力に優れ、膜の剥離、クラッ
クの発生などがなく、長期の信頼性が確保される。さら
に、繰り返し記録消去を行うことが可能な光記録媒体の
場合、記録消去の繰り返し性が良好である。
記録媒体において、該誘電体層が少なくともカルコゲン
化合物と珪素(Si)とを含むことを特徴とする光記録
媒体に関する。 【効果】本発明によると、誘電体層の屈折率を、記録、
再生および消去に最適の値とすることが可能であるた
め、良好な記録特性および消去特性が得られる。また、
誘電体層と記録層との接着力に優れ、膜の剥離、クラッ
クの発生などがなく、長期の信頼性が確保される。さら
に、繰り返し記録消去を行うことが可能な光記録媒体の
場合、記録消去の繰り返し性が良好である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光の照射により、情報
の記録、再生および消去が可能である光情報記録媒体に
関するものである。
の記録、再生および消去が可能である光情報記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光記録媒体は、光学的な変化を利
用して情報を記録、再生または消去を行なうための記録
層が、空気中の水分や酸素、あるいは熱によって酸化腐
食を受け、保存、運搬中に記録層の特性が劣化するばか
りでなく、繰り返し記録消去可能な光記録媒体の場合は
記録消去の繰り返しによって記録消去特性が劣化するた
めに使用できなくなるという欠点を有していた。そこで
特開昭59-110052 号公報、特開昭60-131659 号公報のよ
うに、アルミニウムの窒化物、珪素の窒化物、Mg
F2 、ZnS、AlF3 などの非酸化物、特開昭58-215
744 号公報のようにSiO2 、SiO、Al2 O3 、Z
rO2 、TiO2 などの酸化物や、さらに特開昭63-103
453 号公報のようにZnSなどのカルコゲン化物とSi
O2 などの酸化物を混合した誘電体層を公知の薄膜形成
法によって成膜して記録層の保護層としていた。
用して情報を記録、再生または消去を行なうための記録
層が、空気中の水分や酸素、あるいは熱によって酸化腐
食を受け、保存、運搬中に記録層の特性が劣化するばか
りでなく、繰り返し記録消去可能な光記録媒体の場合は
記録消去の繰り返しによって記録消去特性が劣化するた
めに使用できなくなるという欠点を有していた。そこで
特開昭59-110052 号公報、特開昭60-131659 号公報のよ
うに、アルミニウムの窒化物、珪素の窒化物、Mg
F2 、ZnS、AlF3 などの非酸化物、特開昭58-215
744 号公報のようにSiO2 、SiO、Al2 O3 、Z
rO2 、TiO2 などの酸化物や、さらに特開昭63-103
453 号公報のようにZnSなどのカルコゲン化物とSi
O2 などの酸化物を混合した誘電体層を公知の薄膜形成
法によって成膜して記録層の保護層としていた。
【0003】光記録媒体に備えられる誘電体層は、記録
時あるいは消去時の熱的、機械的負荷にさらされるた
め、機械特性や耐熱性に優れていることが必要であり、
さらに光記録媒体の保存時に記録層を保護する機能を合
わせ持つ必要がある。
時あるいは消去時の熱的、機械的負荷にさらされるた
め、機械特性や耐熱性に優れていることが必要であり、
さらに光記録媒体の保存時に記録層を保護する機能を合
わせ持つ必要がある。
【0004】酸化物や窒化物の誘電体層の場合、高温高
湿の環境下における保存において誘電体層自体が剥離し
たりクラックが生じる場合があり、さらに誘電体層の屈
折率などの光学定数が適切でないために、記録あるいは
消去特性が低下してしまう場合がある。
湿の環境下における保存において誘電体層自体が剥離し
たりクラックが生じる場合があり、さらに誘電体層の屈
折率などの光学定数が適切でないために、記録あるいは
消去特性が低下してしまう場合がある。
【0005】ZnSなどのカルコゲン化合物単独、ある
いはZnSなどのカルコゲン化物とSiO2 などの酸化
物を混合した誘電体層については、蒸着やスパッタリン
グなどの薄膜形成法による成膜では、膜内に発生する内
部応力が大きな圧縮応力となるため、剥離が発生し易
く、さらに光記録媒体のそりなどの機械的変形が大き
い。特に、ZnSとSiO2 を混合した誘電体層では、
ZnSの屈折率が約2.4、SiO2 の屈折率が約1.
5であるため、ZnSとSiO2 を混合した誘電体層の
屈折率は2.4以下(ZnSとSiO2 の組成比によっ
ては2.0以下)となってしまい、記録、再生あるいは
消去に最適な屈折率が得られない。
いはZnSなどのカルコゲン化物とSiO2 などの酸化
物を混合した誘電体層については、蒸着やスパッタリン
グなどの薄膜形成法による成膜では、膜内に発生する内
部応力が大きな圧縮応力となるため、剥離が発生し易
く、さらに光記録媒体のそりなどの機械的変形が大き
い。特に、ZnSとSiO2 を混合した誘電体層では、
ZnSの屈折率が約2.4、SiO2 の屈折率が約1.
5であるため、ZnSとSiO2 を混合した誘電体層の
屈折率は2.4以下(ZnSとSiO2 の組成比によっ
ては2.0以下)となってしまい、記録、再生あるいは
消去に最適な屈折率が得られない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、誘電体層の屈折率を、記録、再生あるいは消去
に最適な値とすることができるため、記録特性および/
または消去特性が優れている光記録媒体を提供すること
にある。
目的は、誘電体層の屈折率を、記録、再生あるいは消去
に最適な値とすることができるため、記録特性および/
または消去特性が優れている光記録媒体を提供すること
にある。
【0007】本発明の別の目的は、誘電体層と記録層と
の接着力に優れ、膜の剥離、クラックの発生などがない
光記録媒体を提供することにある。
の接着力に優れ、膜の剥離、クラックの発生などがない
光記録媒体を提供することにある。
【0008】本発明のさらに別の目的は、繰り返し記録
消去を行うことが可能な光記録媒体の場合、記録消去の
繰り返し性が良好な光記録媒体を提供することにある。
消去を行うことが可能な光記録媒体の場合、記録消去の
繰り返し性が良好な光記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
基板と記録層と誘電体層を備えた光記録媒体において、
該誘電体層が少なくともカルコゲン化合物と珪素(S
i)とを含むことを特徴とする光記録媒体により達成さ
れる。
基板と記録層と誘電体層を備えた光記録媒体において、
該誘電体層が少なくともカルコゲン化合物と珪素(S
i)とを含むことを特徴とする光記録媒体により達成さ
れる。
【0010】本発明における光記録媒体は、基板上に少
なくとも記録層と誘電体層とを有するものであり、該誘
電体層は記録層の片面または両面に隣接して設けること
ができる。
なくとも記録層と誘電体層とを有するものであり、該誘
電体層は記録層の片面または両面に隣接して設けること
ができる。
【0011】該誘電体層は、少なくともカルコゲン化合
物と珪素(Si)とを含むことが重要である。
物と珪素(Si)とを含むことが重要である。
【0012】本発明において、誘電体層に使用されるカ
ルコゲン化合物としては、硫化物、セレン化物、テルル
化物などが挙げられる。具体的には、ZnS、ZnS
e、ZnTe、PbS、PbSe、PbTeなどの硫化
物、セレン化物、テルル化物を挙げることができるが、
これらに限定されない。
ルコゲン化合物としては、硫化物、セレン化物、テルル
化物などが挙げられる。具体的には、ZnS、ZnS
e、ZnTe、PbS、PbSe、PbTeなどの硫化
物、セレン化物、テルル化物を挙げることができるが、
これらに限定されない。
【0013】これらのカルコゲン化合物の中では、特に
耐熱性が高く、記録消去動作時に繰り返し加熱されても
十分な機械特性を有し破壊することがないことから記録
繰り返し性が優れており、さらに吸湿性が少なく、酸
素、水分などの遮断性が優れているために記録層の保護
特性が優れており、光記録媒体の長期信頼性が得られる
ことから、ZnS、ZnSe、ZnTeが好ましい。
耐熱性が高く、記録消去動作時に繰り返し加熱されても
十分な機械特性を有し破壊することがないことから記録
繰り返し性が優れており、さらに吸湿性が少なく、酸
素、水分などの遮断性が優れているために記録層の保護
特性が優れており、光記録媒体の長期信頼性が得られる
ことから、ZnS、ZnSe、ZnTeが好ましい。
【0014】カルコゲン化合物と珪素(Si)の組成比
としては、特に限定されないが、Siは1〜50原子%
の範囲が好ましい。さらに好ましくは、Siは3〜30
原子%の範囲である。Siが1原子%未満では、誘電体
層の屈折率を記録、再生あるいは消去に最適な値とする
ことが容易ではなくなる。また、50原子%を越える
と、現在光記録媒体の記録、再生あるいは消去に最も多
く使用されている半導体レーザの波長(780nm〜8
30nm)において誘電体層に吸収が生じる場合があ
る。Siの屈折率は約3.4であるため、例えばZnS
(屈折率約2.4)とSiからなる誘電体層の屈折率は
2.4〜3.4の範囲で調節することが可能であり、記
録、再生あるいは消去に最適な値とすることができる。
としては、特に限定されないが、Siは1〜50原子%
の範囲が好ましい。さらに好ましくは、Siは3〜30
原子%の範囲である。Siが1原子%未満では、誘電体
層の屈折率を記録、再生あるいは消去に最適な値とする
ことが容易ではなくなる。また、50原子%を越える
と、現在光記録媒体の記録、再生あるいは消去に最も多
く使用されている半導体レーザの波長(780nm〜8
30nm)において誘電体層に吸収が生じる場合があ
る。Siの屈折率は約3.4であるため、例えばZnS
(屈折率約2.4)とSiからなる誘電体層の屈折率は
2.4〜3.4の範囲で調節することが可能であり、記
録、再生あるいは消去に最適な値とすることができる。
【0015】該誘電体層の膜厚としては、3〜500n
mの範囲が好ましい。3nm未満では、酸素、水分など
を十分に遮断することができず、記録層保護特性を得る
ことが難しい。500nmより大きいと内部応力が大き
くなり、剥離あるいはクラックが発生し易くなり、さら
に光記録媒体のそりなどの機械的変形が大きくなる。ま
た、該誘電体層には、内部応力を緩和したり屈折率を調
整するために、記録特性等を著しく劣化させない範囲で
金属、半金属、およびこれらの酸化物、窒化物、炭化
物、弗化物などが含まれていてもかまわない。具体的に
は、SiO2 、Si3 N4 、AlN、SiC、Mg
F2 、CeF3 、Cなどを挙げることができる。
mの範囲が好ましい。3nm未満では、酸素、水分など
を十分に遮断することができず、記録層保護特性を得る
ことが難しい。500nmより大きいと内部応力が大き
くなり、剥離あるいはクラックが発生し易くなり、さら
に光記録媒体のそりなどの機械的変形が大きくなる。ま
た、該誘電体層には、内部応力を緩和したり屈折率を調
整するために、記録特性等を著しく劣化させない範囲で
金属、半金属、およびこれらの酸化物、窒化物、炭化
物、弗化物などが含まれていてもかまわない。具体的に
は、SiO2 、Si3 N4 、AlN、SiC、Mg
F2 、CeF3 、Cなどを挙げることができる。
【0016】本発明における記録層としては、公知の光
学的記録層が使用可能であり、例えば記録層に集光した
レーザ光を照射することにより記録層の結晶構造を変化
させる(例えば結晶から非晶質またはその逆、あるいは
六方晶から立方晶またはその逆等)、つまり相変化によ
り情報を記録できる材料を用いることができる。具体的
には、TeGe系、SnTeSe系、SbTeGe系ま
たはInSe系、あるいはこれらの系を少量の金属等の
添加物でモディファイした系などを挙げることができ
る。また磁気記録層に集光したレーザ光を照射すること
により磁化反転を起こさせ情報を記録する材料としてT
bFeCoなどが挙げられる。
学的記録層が使用可能であり、例えば記録層に集光した
レーザ光を照射することにより記録層の結晶構造を変化
させる(例えば結晶から非晶質またはその逆、あるいは
六方晶から立方晶またはその逆等)、つまり相変化によ
り情報を記録できる材料を用いることができる。具体的
には、TeGe系、SnTeSe系、SbTeGe系ま
たはInSe系、あるいはこれらの系を少量の金属等の
添加物でモディファイした系などを挙げることができ
る。また磁気記録層に集光したレーザ光を照射すること
により磁化反転を起こさせ情報を記録する材料としてT
bFeCoなどが挙げられる。
【0017】相変化タイプの記録媒体は、記録部分の反
射率変化によって記録信号の再生を行う。そのため、誘
電体層の屈折率を適切な値に調節することが可能である
本発明の誘電体層を用いることは、相変化タイプの記録
媒体として極めて有効である。使用可能な相変化タイプ
書換形記録層としては、例えば、Sb、Ge、Teなど
からなり、Pd、Ni、Ag、Auなどからなる群から
選ばれた少なくとも一種以上の金属を含む記録層を挙げ
ることができるが、これらに限定されない。これらの中
でも特に、記録および消去特性が優れていることから、 (PdX SbY Te1-X-Y )1-Z (Te0.5 Ge0.5 )Z 0.001≦X ≦0.1 0.45≦Y ≦0.65 0.2≦Z ≦0.4 (但し、X 、Y 、Z 、および数字は各元素の原子数比を表す) が好ましく用いられる。
射率変化によって記録信号の再生を行う。そのため、誘
電体層の屈折率を適切な値に調節することが可能である
本発明の誘電体層を用いることは、相変化タイプの記録
媒体として極めて有効である。使用可能な相変化タイプ
書換形記録層としては、例えば、Sb、Ge、Teなど
からなり、Pd、Ni、Ag、Auなどからなる群から
選ばれた少なくとも一種以上の金属を含む記録層を挙げ
ることができるが、これらに限定されない。これらの中
でも特に、記録および消去特性が優れていることから、 (PdX SbY Te1-X-Y )1-Z (Te0.5 Ge0.5 )Z 0.001≦X ≦0.1 0.45≦Y ≦0.65 0.2≦Z ≦0.4 (但し、X 、Y 、Z 、および数字は各元素の原子数比を表す) が好ましく用いられる。
【0018】本発明における基板としては、プラスチッ
ク、ガラス、アルミニウムなどの従来の記録媒体と同様
の公知のものが使用しうる。収束光により基板側から記
録、再生あるいは消去することによって記録媒体に付着
したごみなどの影響を避ける場合には、基板として透明
材料を用いることが好ましい。上記のような材料として
は、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、エポキシ樹脂、ポリオレフィン樹脂、スチレン
系樹脂、ガラスなどが挙げられる。これらの中でも、複
屈折が小さいこと、形成が容易であることから、ポリメ
チルメタクリレート、ポリカーボネート、エポキシ樹脂
が好ましい。基板の厚さとしては、特に限定されるもの
ではないが、10μm〜5mmの範囲が実用的である。
10μm未満では収束光により基板側から記録、再生あ
るいは消去する場合でもごみの影響を受け易くなり、5
mmを越える場合には、収束光により記録、再生あるい
は消去する場合対物レンズの開口数を大きくすることが
できなくなり、ピットサイズが大きくなるため記録密度
を上げることが困難になりやすい。
ク、ガラス、アルミニウムなどの従来の記録媒体と同様
の公知のものが使用しうる。収束光により基板側から記
録、再生あるいは消去することによって記録媒体に付着
したごみなどの影響を避ける場合には、基板として透明
材料を用いることが好ましい。上記のような材料として
は、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、エポキシ樹脂、ポリオレフィン樹脂、スチレン
系樹脂、ガラスなどが挙げられる。これらの中でも、複
屈折が小さいこと、形成が容易であることから、ポリメ
チルメタクリレート、ポリカーボネート、エポキシ樹脂
が好ましい。基板の厚さとしては、特に限定されるもの
ではないが、10μm〜5mmの範囲が実用的である。
10μm未満では収束光により基板側から記録、再生あ
るいは消去する場合でもごみの影響を受け易くなり、5
mmを越える場合には、収束光により記録、再生あるい
は消去する場合対物レンズの開口数を大きくすることが
できなくなり、ピットサイズが大きくなるため記録密度
を上げることが困難になりやすい。
【0019】基板はフレキシブルなものであっても良い
し、リジッドなものであっても良い。フレキシブルな基
板は、テープ状、またはカード型あるいは円形などのシ
ート状で用いることができる。リジッドな基板は、カー
ド状、あるいは円形ディスク状で用いることができる。
し、リジッドなものであっても良い。フレキシブルな基
板は、テープ状、またはカード型あるいは円形などのシ
ート状で用いることができる。リジッドな基板は、カー
ド状、あるいは円形ディスク状で用いることができる。
【0020】本発明の光記録媒体の記録、再生あるいは
消去に用いられる光としては、レーザ光やストロボ光の
ごとき光であり、とりわけ、半導体レーザを用いること
は、光源が小型でかつ消費電力が小さく、変調が容易で
あることから好ましい。
消去に用いられる光としては、レーザ光やストロボ光の
ごとき光であり、とりわけ、半導体レーザを用いること
は、光源が小型でかつ消費電力が小さく、変調が容易で
あることから好ましい。
【0021】本発明にかかる光記録媒体において、記録
層の反射率の変化で信号を読み取る場合には、記録層の
光の入射面と反対側の片面に金属などの反射層(例え
ば、Al、Au、NiCrなど)を設けてもよく、さら
に記録層と反射層の間に中間層を設けることもでき、こ
の中間層に本発明の誘電体層を用いることもできる。
層の反射率の変化で信号を読み取る場合には、記録層の
光の入射面と反対側の片面に金属などの反射層(例え
ば、Al、Au、NiCrなど)を設けてもよく、さら
に記録層と反射層の間に中間層を設けることもでき、こ
の中間層に本発明の誘電体層を用いることもできる。
【0022】基板に記録層、誘電体層および必要に応じ
て反射層などを形成した光記録媒体は、さらに該層の形
成面の上に、樹脂層、例えば、紫外線硬化樹脂などの層
を設けて単板として使用することができるし、また、エ
アーサンドイッチ構造、エアーインシデント構造、密着
はりあわせ構造などとして、他の部材もしくは同種の基
板と2枚はりあわせて使用することもできる。
て反射層などを形成した光記録媒体は、さらに該層の形
成面の上に、樹脂層、例えば、紫外線硬化樹脂などの層
を設けて単板として使用することができるし、また、エ
アーサンドイッチ構造、エアーインシデント構造、密着
はりあわせ構造などとして、他の部材もしくは同種の基
板と2枚はりあわせて使用することもできる。
【0023】本発明において、記録層、誘電体層および
必要に応じて設ける反射層などの形成には、蒸着、スパ
ッタリング、イオンプレーティング、CVDなどの公知
の薄膜形成技術を用いることができる。
必要に応じて設ける反射層などの形成には、蒸着、スパ
ッタリング、イオンプレーティング、CVDなどの公知
の薄膜形成技術を用いることができる。
【0024】少なくともカルコゲン化合物と珪素(S
i)とを含む該誘電体層の形成には、たとえば蒸着の場
合、カルコゲン化合物とSiを別々の蒸発源から同時に
蒸発させたり、あるいはカルコゲン化合物とSiを含む
材料をあらかじめ所定の割合で混合して1つの蒸発源か
ら蒸発させたりすることにより得られる。また、スパッ
タリングの場合、カルコゲン化合物よりなるターゲット
とSiターゲットを同時にスパッタリングを行なった
り、あるいはカルコゲン化合物とSiを含む材料をあら
かじめ所定の割合で混合して作製したターゲットをスパ
ッタリングすることにより得られる。
i)とを含む該誘電体層の形成には、たとえば蒸着の場
合、カルコゲン化合物とSiを別々の蒸発源から同時に
蒸発させたり、あるいはカルコゲン化合物とSiを含む
材料をあらかじめ所定の割合で混合して1つの蒸発源か
ら蒸発させたりすることにより得られる。また、スパッ
タリングの場合、カルコゲン化合物よりなるターゲット
とSiターゲットを同時にスパッタリングを行なった
り、あるいはカルコゲン化合物とSiを含む材料をあら
かじめ所定の割合で混合して作製したターゲットをスパ
ッタリングすることにより得られる。
【0025】以下一例として基板、誘電体層、記録層お
よび誘電体層をこの順に積層した本発明の光記録媒体を
形成する方法について説明する。
よび誘電体層をこの順に積層した本発明の光記録媒体を
形成する方法について説明する。
【0026】基板としてポリカーボネート製ディスクを
用いて、まず、例えばZnSターゲットとSiターゲッ
トを用いて同時スパッタリングを行なうことにより誘電
体層を形成する。次いで該誘電体層上に記録層形成材料
のターゲットを用いてスパッタリングを行なうことによ
り記録層を形成し、さらにこの記録層上に前記と同様に
して誘電体層を形成することにより得ることができる。
用いて、まず、例えばZnSターゲットとSiターゲッ
トを用いて同時スパッタリングを行なうことにより誘電
体層を形成する。次いで該誘電体層上に記録層形成材料
のターゲットを用いてスパッタリングを行なうことによ
り記録層を形成し、さらにこの記録層上に前記と同様に
して誘電体層を形成することにより得ることができる。
【0027】スパッタリング方法としては特に限定され
ず、例えばAr雰囲気中でのRFマグネトロンスパッタ
リング等の慣用手段を用いることができ、また基板上の
組成および膜厚を均一化するために基板を回転させるこ
とは有効である。
ず、例えばAr雰囲気中でのRFマグネトロンスパッタ
リング等の慣用手段を用いることができ、また基板上の
組成および膜厚を均一化するために基板を回転させるこ
とは有効である。
【0028】上述の製法において誘電体層の組成比は、
各ターゲットからの蒸発量により制御される。具体的に
は、あらかじめ各ターゲットへの供給電力と蒸発量との
関係を検討しておき、所望の蒸発量に見合った電力を供
給してもよいし、または蒸発量を例えば水晶式膜厚モニ
タでモニタしながら供給電力を制御するようにしてもよ
い。
各ターゲットからの蒸発量により制御される。具体的に
は、あらかじめ各ターゲットへの供給電力と蒸発量との
関係を検討しておき、所望の蒸発量に見合った電力を供
給してもよいし、または蒸発量を例えば水晶式膜厚モニ
タでモニタしながら供給電力を制御するようにしてもよ
い。
【0029】スパッタリング中の真空度としては、特に
限定されるものではないが、通常、5×10-2〜3Pa
程度の範囲で行われる。
限定されるものではないが、通常、5×10-2〜3Pa
程度の範囲で行われる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて説明する
が、本発明はこれらに限定されない。
が、本発明はこれらに限定されない。
【0031】なお、本発明の誘電体層の組成はICP発
光分光分析法で確認した。
光分光分析法で確認した。
【0032】実施例1 3個のターゲットをセットでき、同時スパッタリングが
可能なスパッタリング装置に、ZnSターゲットとSi
ターゲットと相変化書換形光記録材料であるPd1 Ge
17Sb26Te56(原子%)ターゲットをセットし、さら
にディスク基板(130mm書換形ISO規格準拠フォ
ーマット、ポリカーボネート製、厚さ1.2mm)をセ
ットした。スパッタリングチャンバー内部を2.5×1
0-4Paまで真空排気したのち、Arガスを2.0×1
0-1Paとなるように導入した。次に、膜厚、組成を均
一にするために基板を自公転させながら、ZnSターゲ
ットとSiターゲットをRFマグネトロンスパッタ法に
より同時スパッタして、Siが10原子%の蒸発量とな
るようにそれぞれターゲットへの供給電力を制御した。
それぞれの膜厚モニタ値の和が170nmとなるまでス
パッタリングを行ない誘電体層を形成した。
可能なスパッタリング装置に、ZnSターゲットとSi
ターゲットと相変化書換形光記録材料であるPd1 Ge
17Sb26Te56(原子%)ターゲットをセットし、さら
にディスク基板(130mm書換形ISO規格準拠フォ
ーマット、ポリカーボネート製、厚さ1.2mm)をセ
ットした。スパッタリングチャンバー内部を2.5×1
0-4Paまで真空排気したのち、Arガスを2.0×1
0-1Paとなるように導入した。次に、膜厚、組成を均
一にするために基板を自公転させながら、ZnSターゲ
ットとSiターゲットをRFマグネトロンスパッタ法に
より同時スパッタして、Siが10原子%の蒸発量とな
るようにそれぞれターゲットへの供給電力を制御した。
それぞれの膜厚モニタ値の和が170nmとなるまでス
パッタリングを行ない誘電体層を形成した。
【0033】次に、Pd1 Ge17Sb26Te56(原子
%)ターゲットを、Arガス圧力2.0×10-1Pa
で、上述と同様にして膜厚モニタ値が22nmとなるま
でスパッタを行ない誘電体層上に記録層を形成した。さ
らに該記録層の上に、上述と同様にしてZnS−Si
(10原子%)よりなる誘電体層を20nm形成した。
その後、さらにAl合金ターゲットをセットして、Ar
ガス圧力2.0×10-1Paで上述と同様にして反射層
を100nm形成した。
%)ターゲットを、Arガス圧力2.0×10-1Pa
で、上述と同様にして膜厚モニタ値が22nmとなるま
でスパッタを行ない誘電体層上に記録層を形成した。さ
らに該記録層の上に、上述と同様にしてZnS−Si
(10原子%)よりなる誘電体層を20nm形成した。
その後、さらにAl合金ターゲットをセットして、Ar
ガス圧力2.0×10-1Paで上述と同様にして反射層
を100nm形成した。
【0034】このようにして、基板/誘電体層(ZnS
−Si(10原子%))/記録層/誘電体層(ZnS−
Si(10原子%))/反射層の4層構成体を形成し
た。この4層構成体の反射層上に紫外線硬化樹脂層を6
μm設けて、本発明の光記録媒体を形成した。
−Si(10原子%))/記録層/誘電体層(ZnS−
Si(10原子%))/反射層の4層構成体を形成し
た。この4層構成体の反射層上に紫外線硬化樹脂層を6
μm設けて、本発明の光記録媒体を形成した。
【0035】この光記録媒体の記録領域を全面(半径2
8〜62mm)を初期化(結晶化)したのち、対物レン
ズの開口数0.53、半導体レーザの波長825nmの
光学ヘッドを使用して記録をおこなった。回転数180
0rpm、記録パルス幅60ns、ボトムパワー8.0
mW、1.5T信号(3.7MHz)の条件で、トラッ
クNo.900〜950を用いて、130mm書換形I
SO規格に準拠して記録感度を測定した。C/Nが50
dBを越えるピークパワーは16.2mW、C/Nの最
大値は56.6dBであり、高い記録感度と高C/Nが
得られた。
8〜62mm)を初期化(結晶化)したのち、対物レン
ズの開口数0.53、半導体レーザの波長825nmの
光学ヘッドを使用して記録をおこなった。回転数180
0rpm、記録パルス幅60ns、ボトムパワー8.0
mW、1.5T信号(3.7MHz)の条件で、トラッ
クNo.900〜950を用いて、130mm書換形I
SO規格に準拠して記録感度を測定した。C/Nが50
dBを越えるピークパワーは16.2mW、C/Nの最
大値は56.6dBであり、高い記録感度と高C/Nが
得られた。
【0036】回転数1800rpm、ピークパワー19
mW、記録パルス幅60ns、ボトムパワー8.0mW
の条件で、トラックNo.1001〜1100のなかで
初期測定でBER(ビットエラーレート)がゼロのトラ
ックを1本用いて、1.5T信号(3.7MHz)と4
T信号(1.4MHz)を交互にオーバライトを繰り返
したのち、1.5T信号のBERを測定した。BERが
1×10-4を越えた記録繰り返し回数は18万回であっ
た。
mW、記録パルス幅60ns、ボトムパワー8.0mW
の条件で、トラックNo.1001〜1100のなかで
初期測定でBER(ビットエラーレート)がゼロのトラ
ックを1本用いて、1.5T信号(3.7MHz)と4
T信号(1.4MHz)を交互にオーバライトを繰り返
したのち、1.5T信号のBERを測定した。BERが
1×10-4を越えた記録繰り返し回数は18万回であっ
た。
【0037】また、上記繰り返し性測定と同一記録条件
で、1.5T信号(3.7MHz)をトラックNo.2
001〜4000の2000本のトラックに記録し、B
ERを測定した結果、BERは1.3×10-6であっ
た。この光記録媒体を70℃,80%RHの環境下にお
いて2000時間保管後、トラックNo.2001〜4
000を再生し、BERを測定したところ、1.3×1
0-6であり劣化は観測されなかった。本発明の光記録媒
体は優れた長期信頼性を有していることがわかる。
で、1.5T信号(3.7MHz)をトラックNo.2
001〜4000の2000本のトラックに記録し、B
ERを測定した結果、BERは1.3×10-6であっ
た。この光記録媒体を70℃,80%RHの環境下にお
いて2000時間保管後、トラックNo.2001〜4
000を再生し、BERを測定したところ、1.3×1
0-6であり劣化は観測されなかった。本発明の光記録媒
体は優れた長期信頼性を有していることがわかる。
【0038】実施例2 実施例1においてSiを20原子%とした以外は、基
板、記録層材料、反射層材料、スパッタ条件等は実施例
1と同様にして、基板/誘電体層(ZnS−Si(20
原子%))150nm/記録層22nm/誘電体層(Z
nS−Si(20原子%))20nm/反射層100n
mの4層構成体を形成した。この4層構成体の反射層上
に紫外線硬化樹脂層を6μm設けて、光記録媒体を形成
した。
板、記録層材料、反射層材料、スパッタ条件等は実施例
1と同様にして、基板/誘電体層(ZnS−Si(20
原子%))150nm/記録層22nm/誘電体層(Z
nS−Si(20原子%))20nm/反射層100n
mの4層構成体を形成した。この4層構成体の反射層上
に紫外線硬化樹脂層を6μm設けて、光記録媒体を形成
した。
【0039】実施例1と同様にして記録感度を測定した
ところ、C/Nが50dBを越えるピークパワーは1
5.8mW、C/Nの最大値は56.8dBであり、高
い記録感度と高C/Nが得られた。記録繰り返し回数を
測定したところ、16万回であった。また、実施例1と
同様にして、70℃,80%RHの環境下において20
00時間保管後のBERを測定したところ、初期BER
1.6×10-6が1.7×10-6と劣化は極めてわずか
であった。本発明の光記録媒体は優れた長期信頼性を有
していることがわかる。
ところ、C/Nが50dBを越えるピークパワーは1
5.8mW、C/Nの最大値は56.8dBであり、高
い記録感度と高C/Nが得られた。記録繰り返し回数を
測定したところ、16万回であった。また、実施例1と
同様にして、70℃,80%RHの環境下において20
00時間保管後のBERを測定したところ、初期BER
1.6×10-6が1.7×10-6と劣化は極めてわずか
であった。本発明の光記録媒体は優れた長期信頼性を有
していることがわかる。
【0040】実施例3 実施例1において、ZnSターゲットの代りにZnSe
ターゲットをセットした以外は、基板、記録層材料、反
射層材料、スパッタ条件等は実施例1と同様にして、基
板/誘電体層(ZnSe−Si(10原子%))140
nm/記録層20nm/誘電体層(ZnSe−Si(1
0原子%))18nm/反射層80nmの4層構成体を
形成した。この4層構成体の反射層上に紫外線硬化樹脂
層を6μm設けて、光記録媒体を形成した。
ターゲットをセットした以外は、基板、記録層材料、反
射層材料、スパッタ条件等は実施例1と同様にして、基
板/誘電体層(ZnSe−Si(10原子%))140
nm/記録層20nm/誘電体層(ZnSe−Si(1
0原子%))18nm/反射層80nmの4層構成体を
形成した。この4層構成体の反射層上に紫外線硬化樹脂
層を6μm設けて、光記録媒体を形成した。
【0041】実施例1と同様にして記録感度を測定した
ところ、C/Nが50dBを越えるピークパワーは1
5.1mW、C/Nの最大値は56.1dBであり、高
い記録感度と高C/Nが得られた。記録繰り返し回数を
測定したところ、15万回であった。また、実施例1と
同様にして、70℃,80%RHの環境下において20
00時間保管後のBERを測定したところ、初期BER
2.1×10-6が2.4×10-6と劣化は極めてわずか
であった。本発明の光記録媒体は優れた長期信頼性を有
していることがわかる。
ところ、C/Nが50dBを越えるピークパワーは1
5.1mW、C/Nの最大値は56.1dBであり、高
い記録感度と高C/Nが得られた。記録繰り返し回数を
測定したところ、15万回であった。また、実施例1と
同様にして、70℃,80%RHの環境下において20
00時間保管後のBERを測定したところ、初期BER
2.1×10-6が2.4×10-6と劣化は極めてわずか
であった。本発明の光記録媒体は優れた長期信頼性を有
していることがわかる。
【0042】比較例1 実施例1においてSiターゲットの代りにSiO2 ター
ゲットをセットした以外は、基板、記録層材料、反射層
材料、スパッタ条件等は実施例1と同様にして、基板/
誘電体層(ZnS−SiO2 (15モル%))200n
m/記録層22nm/誘電体層(ZnS−SiO2 (1
5モル%))22nm/反射層100nmの4層構成体
を形成した。この4層構成体の反射層上に紫外線硬化樹
脂層を6μm設けて、光記録媒体を形成した。
ゲットをセットした以外は、基板、記録層材料、反射層
材料、スパッタ条件等は実施例1と同様にして、基板/
誘電体層(ZnS−SiO2 (15モル%))200n
m/記録層22nm/誘電体層(ZnS−SiO2 (1
5モル%))22nm/反射層100nmの4層構成体
を形成した。この4層構成体の反射層上に紫外線硬化樹
脂層を6μm設けて、光記録媒体を形成した。
【0043】実施例1と同様にして記録感度を測定した
ところ、C/Nが50dBを越えるピークパワーは1
9.8mW、C/Nの最大値は53.7dBであった。
記録感度が低いため、ピークパワー22mW、ボトムパ
ワー9mWとして、記録繰り返し回数を測定したとこ
ろ、10万回であった。また、ピークパワー22mW、
ボトムパワー9mWとして実施例1と同様にして、70
℃,80%RHの環境下において2000時間保管後の
BERを測定したところ、初期BER2.2×10-6が
4.5×10-6と約2倍になっており、劣化が大きいこ
とがわかった。
ところ、C/Nが50dBを越えるピークパワーは1
9.8mW、C/Nの最大値は53.7dBであった。
記録感度が低いため、ピークパワー22mW、ボトムパ
ワー9mWとして、記録繰り返し回数を測定したとこ
ろ、10万回であった。また、ピークパワー22mW、
ボトムパワー9mWとして実施例1と同様にして、70
℃,80%RHの環境下において2000時間保管後の
BERを測定したところ、初期BER2.2×10-6が
4.5×10-6と約2倍になっており、劣化が大きいこ
とがわかった。
【0044】
【発明の効果】本発明の光記録媒体は、上述のごとく誘
電体層が少なくともカルコゲン化合物と珪素(Si)と
を含むために、次のごとき優れた効果が得られる。
電体層が少なくともカルコゲン化合物と珪素(Si)と
を含むために、次のごとき優れた効果が得られる。
【0045】(1)誘電体層の屈折率を、記録、再生お
よび消去に最適の値とすることが可能であるため、良好
な記録特性および消去特性、特に高い記録感度、高C/
Nが得られる。
よび消去に最適の値とすることが可能であるため、良好
な記録特性および消去特性、特に高い記録感度、高C/
Nが得られる。
【0046】(2)誘電体層と記録層との接着力に優
れ、膜の剥離、クラックの発生などのない光記録媒体を
提供することができるので、酸素、水分などの遮断性が
優れており記録層の膜質変化や性能劣化が抑制され、高
温高湿の環境下における保存において、記録信号が劣化
せず、長期の信頼性が確保される。
れ、膜の剥離、クラックの発生などのない光記録媒体を
提供することができるので、酸素、水分などの遮断性が
優れており記録層の膜質変化や性能劣化が抑制され、高
温高湿の環境下における保存において、記録信号が劣化
せず、長期の信頼性が確保される。
【0047】(3)本発明の誘電体層は誘電体層自体の
膜内に発生する内部応力を低減されているため、記録消
去の繰り返し時の加熱、冷却の熱サイクルによる誘電体
層の機械的破壊や、記録層と誘電体層の剥離、クラッ
ク、記録層の劣化などが生じることがなく、記録消去の
繰り返し特性が優れている。
膜内に発生する内部応力を低減されているため、記録消
去の繰り返し時の加熱、冷却の熱サイクルによる誘電体
層の機械的破壊や、記録層と誘電体層の剥離、クラッ
ク、記録層の劣化などが生じることがなく、記録消去の
繰り返し特性が優れている。
Claims (2)
- 【請求項1】基板と記録層と誘電体層を備えた光記録媒
体において、該誘電体層が少なくともカルコゲン化合物
と珪素(Si)とを含むことを特徴とする光記録媒体。 - 【請求項2】カルコゲン化合物がZnS、ZnSeおよ
びZnTeの群から選ばれた少なくとも一種であること
を特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4221748A JPH0668524A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4221748A JPH0668524A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 光記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0668524A true JPH0668524A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16771604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4221748A Pending JPH0668524A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0668524A (ja) |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP4221748A patent/JPH0668524A/ja active Pending
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