JPH066866U - 耐圧ホ−ス - Google Patents
耐圧ホ−スInfo
- Publication number
- JPH066866U JPH066866U JP3242392U JP3242392U JPH066866U JP H066866 U JPH066866 U JP H066866U JP 3242392 U JP3242392 U JP 3242392U JP 3242392 U JP3242392 U JP 3242392U JP H066866 U JPH066866 U JP H066866U
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- hose
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体や気体を送る耐圧ホ−スの直進性,反発
弾性,可撓性を改善すること。 【構成】 超弾性合金線材1を有機物の被覆層2で被覆
したことを特徴とする耐圧ホ−ス。
弾性,可撓性を改善すること。 【構成】 超弾性合金線材1を有機物の被覆層2で被覆
したことを特徴とする耐圧ホ−ス。
Description
【0001】
本考案は、液体や気体を送るホ−スに関するもので、特に直進性,可撓性,反 発弾性に優れた耐圧ホ−スに係るものである。
【0002】
液体や気体を通す樹脂性のホ−スは、狭く入り組んだ場所に付設するため、柔 らかい方が好ましいとされている。しかし、耐圧性の要求されている流体が内部 を通る場合、ホ−スの肉厚を厚くするか、あるいは硬質の樹脂を使用するかしな ければならない。このような用途に応じて耐圧ホ−スがある。 この耐圧ホ−スは、強化テフロン(ただし、四弗化エチレンの重合体について 慣用化されている商標名である。以下同じ。)等の網状繊維をビニル等の樹脂被 覆層で被覆してホ−スとしたものがある。 また、前記の網状繊維に代えて、鋼線やステンレス鋼等の金属線を入れたもの がある。 しかし、前記の強化テフロン等を入れたものは、必要な耐圧性を得るために比 較的太い繊維を入れなければならず、樹脂の被覆層が厚くなってしまう。 また、鋼線等の金属線を入れる場合は、強度が高いので樹脂部分の肉厚は薄く てよいが、この耐圧ホ−スを曲げた場合、内部の金属線が永久変形し、直進性, 反発弾性及び繰り返し可撓性を損なう問題があった。
【0003】
本考案は上記の問題について検討の結果、直進性,可撓性,反発弾性に優れた 耐圧ホ−スを開発したものである。
【0004】
本考案は、超弾性合金線材を有機物の被覆層で被覆してなる耐圧ホ−スを請求 項1とし、 前記の超弾性合金線材が、原子%でNiを50.6〜51.5%,残部Ti、 又はNi49.5〜51.5%とFe,Co,Cr,V,Pd,Alのうち、一 種又は二種以上を合計1.8%以下含み、残部TiからなるNiTi系合金であ ることを特徴とする請求項1に記載の耐圧ホ−スを請求項2とし、 さらに、前記の有機物の被覆層は、ポリエチレン,塩化ビニル,シリコ−ン又 は四弗化エチレン重合体であることを特徴とする請求項1に記載の耐圧ホ−スを 請求項3とするものである。
【0005】
超弾性合金線は、引っ張り試験において、歪みで1%付近で降伏し、その後一 定応力で変形をおこし、7%の歪みを与えても元に戻るという特性がある。その ため通常の金属に比べて弾性範囲が広く、しなやかで柔らかい感触を与える。ま たその破断強度は高く、80〜120kgf/mm2 である。 本考案は、前記の超弾性合金線材を耐圧ホ−スに用いることにより、直進性, 可撓性,反発弾性に優れ、樹脂部分の肉厚が薄くても耐圧強度および外部からの 変形に強いホ−スが得られるものである。 本考案に用いる超弾性合金線としては、原子%でNiを50.6〜51.5% ,残部Ti、又はNi49.5〜51.5%とFe,Co,Cr,V,Pd,A lのうち、一種又は二種以上を合計1.8%以下含み、残部TiからなるNiT i系合金であることが望ましい。 前記のNiTi二元合金においては、Niが50.6%未満では、超弾性とし ての特性が得られず、変形しても回復しない。また、Niが51.5%を超える と加工性が劣化する。 第三元素のFe,Co,Cr,V,Pd,Alは、Ni又は/及びTiを置換 して添加することにより、線材の強度,耐食性,加工性のいずれかを向上させる が、合計で1.8%を超えると加工性の面で好ましくない。 第三元素を含む場合は、Niの下限が49.5%でも超弾性特性は悪化しない 。 前記の超弾性合金線は、予め直線状に熱処理した後、網状に編組し、またコイ ル状の場合は、コイルに成形した後、熱処理した方が超弾性特性を損なわない。 熱処理は、400〜600℃の温度で行うことが望ましく、400℃未満では 十分な超弾性特性が得られず、600℃を超えるとコストアップとなる。
【0006】 次に、超弾性合金線材を被覆する有機物の被覆層の材料としては、ポリエチレ ン,塩化ビニル,シリコ−ン,テフロンなどがあげられるが、その他従来品に使 用されているものは適用可能である。
【0007】
以下に本考案の一実施例について説明する。 表1に示す組成の線径0.2mmの超弾性合金線を作成し、これに直線状で、5 00℃,1時間の熱処理を施した。 この線材を図1に示すようにピッチ42.5mmとし、管状に編み込んで網状線 材1とし、この内側と外側を2mmずつ軟質塩化ビニルにより被覆して被覆層2を 形成し、外径15mmの耐圧ホ−スとした。 また、前記と同様の線材を用いて、図2に示すように、ピッチ43mmとし、コ イル状線材3に成形した後、500℃で1時間の熱処理を施し、このコイル状線 材の内側と外側を2mmずつ軟質ビニルにより被覆して被覆層2を形成し、外径1 5mmの耐圧ホ−スとした。 さらに従来の材料として、直径0.2mmのSUS304のステンレス鋼線と直 径0.3mmのテトロン線を前記と同様の網状にして、軟質塩化ビニルで被覆した 同寸法の耐圧ホ−スを作製した。 これらの耐圧ホ−スについて長さ200mmのホ−スを外径10mmの棒に強固に 巻き付けて、10分間保持してから取り外し、このホ−スの端部を垂直な壁に沿 わせるように固定し、壁から離れている最大距離を測定して直進性を評価した。 また、前記と同じ耐圧ホ−スを内面が密着するように押し潰し、解放したとき のホ−スの外径を測定して反発弾性を求めた。 さらに水圧テストにより耐圧性を調べた。 これらの結果を表2に示す。
【0008】
【表1】
【0009】
【表2】
【0010】 表1及び表2から明らかなように、本考案の実施例に係るA〜Eの超弾性合金 線材を用いたものは、網状,コイル状のいずれの場合も直進性,反発弾性,耐圧 性に優れている。 一方合金Fの線材は、Feが多いため線材が得られず、比較例GはNiが少な いため直進性が劣る。 また、従来のSUS304及びテトロンを線材に用いたものは、いずれも直進 性と反発弾性が劣る。 なお、本考案において、線材の線径,本数,編目のピッチ,コイルのピッチ等 は、ホ−スの圧力等により適宜選択できる。また、超弾性合金線材と他の従来の 繊維や線材と組み合わせてもよい。
【0011】
以上説明したように、本考案にによれば、直進性,反発弾性に優れた耐圧ホ− スが得られるもので、工業上顕著な効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例に係る耐圧ホ−スの斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案の一実施例に係る耐圧ホ−スの他の例の
斜視図である。
斜視図である。
1 網状線材 2 被覆層 3 コイル状線材
Claims (3)
- 【請求項1】 超弾性合金線材を有機物の被覆層で被覆
したことを特徴とする耐圧ホ−ス。 - 【請求項2】 前記の超弾性合金線材は、原子%でNi
を50.6〜51.5%,残部Ti、又はNi49.5
〜51.5%とFe,Co,Cr,V,Pd,Alのう
ち、一種又は二種以上を合計1.8%以下含み、残部T
iからなるNiTi系合金であることを特徴とする請求
項1に記載の耐圧ホ−ス。 - 【請求項3】 前記の有機物の被覆層は、ポリエチレ
ン,塩化ビニル,シリコ−ン又は四弗化エチレン重合体
であることを特徴とする請求項1に記載の耐圧ホ−ス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242392U JPH066866U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 耐圧ホ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242392U JPH066866U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 耐圧ホ−ス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066866U true JPH066866U (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=12358546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3242392U Pending JPH066866U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 耐圧ホ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066866U (ja) |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP3242392U patent/JPH066866U/ja active Pending
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