JPH0669034A - 棒状多極磁石の着磁コイルとその着磁装置 - Google Patents
棒状多極磁石の着磁コイルとその着磁装置Info
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- JPH0669034A JPH0669034A JP24115892A JP24115892A JPH0669034A JP H0669034 A JPH0669034 A JP H0669034A JP 24115892 A JP24115892 A JP 24115892A JP 24115892 A JP24115892 A JP 24115892A JP H0669034 A JPH0669034 A JP H0669034A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 棒状多極磁石の各磁極での端面磁束線数を制
御して、各磁極部位と着磁コイルの各巻線部とを適切に
対応させ、該コイルにセットした棒状磁石を取り出す手
段を提供する。 【構成】 独立した中空コイル18の間にリング状スペ
ーサ20を順次介在させてコイル本体部22を構成し、
該本体部の通孔部24中に着磁すべき棒状多極磁石14
の挿通を可能とし、該中空コイルの巻線数とスペーサの
軸方向厚みとを、各磁極に要求される磁束線数の多少程
度に応じて増減調節し得るよう構成した着磁コイル1
6。この着磁コイルの通孔部に往復動自在でかつ所要位
置で停止させ得るノックアウトピンを臨ませ、該通孔部
に挿通した棒状多極磁石の着磁位置を、このピンにより
調節可能とすると共に、着磁終了後は該磁石をコイル本
体部の外方へ突出させ得るよう構成した着磁装置。
御して、各磁極部位と着磁コイルの各巻線部とを適切に
対応させ、該コイルにセットした棒状磁石を取り出す手
段を提供する。 【構成】 独立した中空コイル18の間にリング状スペ
ーサ20を順次介在させてコイル本体部22を構成し、
該本体部の通孔部24中に着磁すべき棒状多極磁石14
の挿通を可能とし、該中空コイルの巻線数とスペーサの
軸方向厚みとを、各磁極に要求される磁束線数の多少程
度に応じて増減調節し得るよう構成した着磁コイル1
6。この着磁コイルの通孔部に往復動自在でかつ所要位
置で停止させ得るノックアウトピンを臨ませ、該通孔部
に挿通した棒状多極磁石の着磁位置を、このピンにより
調節可能とすると共に、着磁終了後は該磁石をコイル本
体部の外方へ突出させ得るよう構成した着磁装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、棒状多極磁石の着磁
コイルとその着磁装置に関するものである。
コイルとその着磁装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】例えば放牧した牛の飼育分野では、飼料中
に往々にして含まれる針金や釘等の磁性金属を、牛の胃
に飲み込ませた永久磁石に吸着保持させることが一般に
実施されている。これは、牛が飼料と共に針金や釘等を
食べてしまった場合に、これら針金等が胃壁を刺激して
ストレスや潰瘍の原因となることが経験的に知られてい
るので、胃中に飲み込ませた永久磁石により該針金等を
吸着保持しようというものである。この試み自体は新し
いものでなく、従前は図4に示す如く、通常の2極着磁
した棒状磁石10が使用されていた。しかし2極の棒状
磁石10は両端面だけが着磁面となっているので、釘や
針金12が該着磁面に吸着された状態によっては、図5
に示すように磁石10に対し直交方向または軸方向に延
出してしまうことがある。このような場合は、棒状磁石
10に吸着された釘等の金属12が却って牛の胃内壁を
強く刺激し、逆効果となってしまう。
に往々にして含まれる針金や釘等の磁性金属を、牛の胃
に飲み込ませた永久磁石に吸着保持させることが一般に
実施されている。これは、牛が飼料と共に針金や釘等を
食べてしまった場合に、これら針金等が胃壁を刺激して
ストレスや潰瘍の原因となることが経験的に知られてい
るので、胃中に飲み込ませた永久磁石により該針金等を
吸着保持しようというものである。この試み自体は新し
いものでなく、従前は図4に示す如く、通常の2極着磁
した棒状磁石10が使用されていた。しかし2極の棒状
磁石10は両端面だけが着磁面となっているので、釘や
針金12が該着磁面に吸着された状態によっては、図5
に示すように磁石10に対し直交方向または軸方向に延
出してしまうことがある。このような場合は、棒状磁石
10に吸着された釘等の金属12が却って牛の胃内壁を
強く刺激し、逆効果となってしまう。
【0003】そこで図6に示す如く、棒状磁石の形態で
はあるが在来の2極着磁ではなく、軸方向にS極・N極
の極性が交互に表われるようにした棒状多極磁石14も
採用されている。図示例の棒状多極磁石14は、左より
1極(N),2極(S),3極(N),4極(S),5極(N),6極
(S)の6極磁石となっている。この場合は、釘や針金1
2が棒状多極磁石14に吸着されても、異なる極性が所
要間隔で連続しているために、該磁石14の長手方向に
沿った形で吸着され易い。従って、棒状多極磁石14に
吸着された金属12が牛の胃内壁を強く刺激することが
なく、ストレスや潰瘍の発生を有効かつ未然に阻止し得
るものである。
はあるが在来の2極着磁ではなく、軸方向にS極・N極
の極性が交互に表われるようにした棒状多極磁石14も
採用されている。図示例の棒状多極磁石14は、左より
1極(N),2極(S),3極(N),4極(S),5極(N),6極
(S)の6極磁石となっている。この場合は、釘や針金1
2が棒状多極磁石14に吸着されても、異なる極性が所
要間隔で連続しているために、該磁石14の長手方向に
沿った形で吸着され易い。従って、棒状多極磁石14に
吸着された金属12が牛の胃内壁を強く刺激することが
なく、ストレスや潰瘍の発生を有効かつ未然に阻止し得
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述に係る棒状多極磁
石14は、牛の胃内に経口装入されるものであるため、
これを製造・市販するのに我国では農林省の認可が必要
とされる。この認可を受けるためには、寸法や各磁極に
おける磁束線数(G)等につき定めた以下の規格を満足し
なければならない。すなわち外形寸法は長さ80mmの直
径12mmφで、磁極から隣接する磁極までの間隔は16
±2mmである。また各磁極から発生する磁束線の数すな
わち端面磁束線数は、以下の範囲に収まるよう規定され
ている。 1極(N) 1,000〜1,300(G) 2極(S) 300〜500(G) 3極(N) 400〜700(G) 4極(S) 400〜700(G) 5極(N) 300〜500(G) 6極(S) 1,000〜1,300(G) すなわち、両端部側における磁極の磁束線数は多くなる
よう設定されると共に、その中間部位では、前記磁束線
数が比較的小さくなるよう設定される。しかし従来の技
術では、棒状多極磁石14における各磁極を、前記端面
磁束線数の範囲に収まるよう着磁することは極めて困難
であった。殊に、従来の棒状磁石材料に多極着磁させる
着磁コイルは、長尺の筒状ボビンに線材を密着状または
疎状に変化させて巻回するだけであったために、多極着
磁自体はなし得ても、各磁極における端面磁束線数まで
制御することは殆ど不可能に近かった。
石14は、牛の胃内に経口装入されるものであるため、
これを製造・市販するのに我国では農林省の認可が必要
とされる。この認可を受けるためには、寸法や各磁極に
おける磁束線数(G)等につき定めた以下の規格を満足し
なければならない。すなわち外形寸法は長さ80mmの直
径12mmφで、磁極から隣接する磁極までの間隔は16
±2mmである。また各磁極から発生する磁束線の数すな
わち端面磁束線数は、以下の範囲に収まるよう規定され
ている。 1極(N) 1,000〜1,300(G) 2極(S) 300〜500(G) 3極(N) 400〜700(G) 4極(S) 400〜700(G) 5極(N) 300〜500(G) 6極(S) 1,000〜1,300(G) すなわち、両端部側における磁極の磁束線数は多くなる
よう設定されると共に、その中間部位では、前記磁束線
数が比較的小さくなるよう設定される。しかし従来の技
術では、棒状多極磁石14における各磁極を、前記端面
磁束線数の範囲に収まるよう着磁することは極めて困難
であった。殊に、従来の棒状磁石材料に多極着磁させる
着磁コイルは、長尺の筒状ボビンに線材を密着状または
疎状に変化させて巻回するだけであったために、多極着
磁自体はなし得ても、各磁極における端面磁束線数まで
制御することは殆ど不可能に近かった。
【0005】また多極着磁された棒状多極磁石を製造す
るための着磁装置では、棒状磁石材料における着磁され
るべき各磁極部位と、着磁コイルにおける巻線数を変え
た各巻線部とが適切に対応するようセットすることが重
要である。しかし従来の着磁装置では、これに使用され
る着磁コイルが前述した如き構成であるので、棒状磁石
材料の各磁極部位と着磁コイルの各巻線部とを適切に対
応させ得ない難点があった。また着磁コイル中に挿入セ
ットした棒状磁石材料を、多極着磁が終了した後に効率
良く取り出すことが困難で、作業者の手間と多くの時間
とを要している欠点も指摘される。
るための着磁装置では、棒状磁石材料における着磁され
るべき各磁極部位と、着磁コイルにおける巻線数を変え
た各巻線部とが適切に対応するようセットすることが重
要である。しかし従来の着磁装置では、これに使用され
る着磁コイルが前述した如き構成であるので、棒状磁石
材料の各磁極部位と着磁コイルの各巻線部とを適切に対
応させ得ない難点があった。また着磁コイル中に挿入セ
ットした棒状磁石材料を、多極着磁が終了した後に効率
良く取り出すことが困難で、作業者の手間と多くの時間
とを要している欠点も指摘される。
【0006】
【発明の目的】本発明は、棒状多極磁石の着磁コイルお
よび着磁装置に内在している前記課題に鑑み、これを好
適に解決するべく提案されたものであって、棒状多極磁
石に着磁される各磁極における端面磁束線数を精度良く
制御することができ、また棒状磁石材料の各磁極部位と
着磁コイルの各巻線部とを適切に対応させることができ
ると共に、着磁コイル中にセットした棒状磁石材料を着
磁終了後に効率良く取り出し得る手段を提供することを
目的とする。
よび着磁装置に内在している前記課題に鑑み、これを好
適に解決するべく提案されたものであって、棒状多極磁
石に着磁される各磁極における端面磁束線数を精度良く
制御することができ、また棒状磁石材料の各磁極部位と
着磁コイルの各巻線部とを適切に対応させることができ
ると共に、着磁コイル中にセットした棒状磁石材料を着
磁終了後に効率良く取り出し得る手段を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、軸方向に交互に反転し
て極性が表われ、各磁極の磁束線数が両端部側は多くな
るよう設定されると共に、中間部位では比較的少なくな
るよう設定される棒状多極磁石を着磁するための着磁コ
イルであって、独立した中空コイルと中空コイルとの間
にリング状スペーサを順次介在させて直列に連結したコ
イル本体部を構成し、前記コイル本体部に同軸的に開設
される通孔部中に、着磁されるべき棒状多極磁石の挿通
を可能とし、前記中空コイルにおける巻線数と前記リン
グ状スペーサの軸方向厚みとを、前記棒状多極磁石の各
磁極における要求される磁束線数の多少程度に応じて増
減調節し得るよう構成したことを特徴とする。
の目的を達成するため本発明は、軸方向に交互に反転し
て極性が表われ、各磁極の磁束線数が両端部側は多くな
るよう設定されると共に、中間部位では比較的少なくな
るよう設定される棒状多極磁石を着磁するための着磁コ
イルであって、独立した中空コイルと中空コイルとの間
にリング状スペーサを順次介在させて直列に連結したコ
イル本体部を構成し、前記コイル本体部に同軸的に開設
される通孔部中に、着磁されるべき棒状多極磁石の挿通
を可能とし、前記中空コイルにおける巻線数と前記リン
グ状スペーサの軸方向厚みとを、前記棒状多極磁石の各
磁極における要求される磁束線数の多少程度に応じて増
減調節し得るよう構成したことを特徴とする。
【0008】また同じく前記課題を克服し、所期の目的
を達成するため本願の別の発明は、軸方向に交互に反転
して極性が表われ、各磁極の磁束線数が両端部側は多く
なるよう設定されると共に、中間部位では比較的少なく
なるよう設定される棒状多極磁石の着磁装置において、
独立した中空コイルと中空コイルとの間にリング状スペ
ーサを直列に順次介在させてコイル本体部を構成し、こ
のコイル本体部に同軸的に開設される通孔部中に着磁さ
れるべき棒状多極磁石の挿通を可能とした着磁コイルを
備え、前記コイル本体部における通孔部に、往復動自在
でかつ所要位置で停止させ得るノックアウトピンを臨ま
せ、前記通孔部に挿通した棒状多極磁石のコイル本体部
に対する着磁位置を、前記ノックアウトピンにより調節
可能とすると共に、着磁終了後の棒状多極磁石を該ノッ
クアウトピンによりコイル本体部の軸方向外方へ突出さ
せ得るよう構成したことを特徴とする。
を達成するため本願の別の発明は、軸方向に交互に反転
して極性が表われ、各磁極の磁束線数が両端部側は多く
なるよう設定されると共に、中間部位では比較的少なく
なるよう設定される棒状多極磁石の着磁装置において、
独立した中空コイルと中空コイルとの間にリング状スペ
ーサを直列に順次介在させてコイル本体部を構成し、こ
のコイル本体部に同軸的に開設される通孔部中に着磁さ
れるべき棒状多極磁石の挿通を可能とした着磁コイルを
備え、前記コイル本体部における通孔部に、往復動自在
でかつ所要位置で停止させ得るノックアウトピンを臨ま
せ、前記通孔部に挿通した棒状多極磁石のコイル本体部
に対する着磁位置を、前記ノックアウトピンにより調節
可能とすると共に、着磁終了後の棒状多極磁石を該ノッ
クアウトピンによりコイル本体部の軸方向外方へ突出さ
せ得るよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る棒状多極磁石の着磁コイ
ルおよび着磁装置につき、好適な実施例を挙げて、添付
図面を参照しながら以下説明する。図1は、好適実施例
に係る着磁コイルの縦断面図であって、この着磁コイル
16は、線材を所要回数だけ巻回した多数の中空コイル
18からなる。すなわち個々の独立体からなる中空コイ
ル18は、各隣接し合う別の中空コイル18との間に、
合成樹脂を材質とするリング状スペーサ20を順次介在
させ、全体として直列に連結したコイル本体部22を構
成している。このコイル本体部22には、前記コイル1
8の中空部およびスペーサ20の中空部が相俟って通孔
部24が同軸的に形成されており、該通孔部24中に着
磁されるべき棒状多極磁石14の挿脱自在な挿通を許容
している。
ルおよび着磁装置につき、好適な実施例を挙げて、添付
図面を参照しながら以下説明する。図1は、好適実施例
に係る着磁コイルの縦断面図であって、この着磁コイル
16は、線材を所要回数だけ巻回した多数の中空コイル
18からなる。すなわち個々の独立体からなる中空コイ
ル18は、各隣接し合う別の中空コイル18との間に、
合成樹脂を材質とするリング状スペーサ20を順次介在
させ、全体として直列に連結したコイル本体部22を構
成している。このコイル本体部22には、前記コイル1
8の中空部およびスペーサ20の中空部が相俟って通孔
部24が同軸的に形成されており、該通孔部24中に着
磁されるべき棒状多極磁石14の挿脱自在な挿通を許容
している。
【0010】このように着磁コイル16は、独立した中
空コイル18とその間に介在させたリング状スペーサ2
0とを備えている。従って、先に述べた農林省の認可を
受けるに必要な磁束線数(G)の範囲に収まるように、棒
状多極磁石14を着磁するためには、中空コイル18に
おける巻線数とリング状スペーサ20の軸方向厚みとを
増減調節すればよいが、本実施例ではこれらの増減調節
を極めて容易になし得るものである。例えば前記規格に
よれば、棒状多極磁石14の両端部側における磁極の磁
束線数は1,000〜1,300(G)であって、充分に多
くなるよう設定され、その中間部位では300〜500
(G)および400〜700(G)の如く、該磁束線数が比
較的小さくなるよう設定される。従って、例えば図1に
示す中空コイル18は、その巻線数が左より順に32タ
ーン、5ターン、10ターン、5ターン、32ターンと
なるものを選定使用すればよい。また前記リング状スペ
ーサ20の軸方向厚みは、左より順に13.5mm、5m
m、5mm、13.5mmとなるものが選択的に使用される。
なお、このような中空コイル18の巻線数とスペーサ2
0の厚みとの増減調節を行なうのは、起磁力を求める以
下の数式に拠っている。 F=0.4πNi/l ここにF:起磁力、N:巻線数、i:電流値、l:コイ
ルの長さ
空コイル18とその間に介在させたリング状スペーサ2
0とを備えている。従って、先に述べた農林省の認可を
受けるに必要な磁束線数(G)の範囲に収まるように、棒
状多極磁石14を着磁するためには、中空コイル18に
おける巻線数とリング状スペーサ20の軸方向厚みとを
増減調節すればよいが、本実施例ではこれらの増減調節
を極めて容易になし得るものである。例えば前記規格に
よれば、棒状多極磁石14の両端部側における磁極の磁
束線数は1,000〜1,300(G)であって、充分に多
くなるよう設定され、その中間部位では300〜500
(G)および400〜700(G)の如く、該磁束線数が比
較的小さくなるよう設定される。従って、例えば図1に
示す中空コイル18は、その巻線数が左より順に32タ
ーン、5ターン、10ターン、5ターン、32ターンと
なるものを選定使用すればよい。また前記リング状スペ
ーサ20の軸方向厚みは、左より順に13.5mm、5m
m、5mm、13.5mmとなるものが選択的に使用される。
なお、このような中空コイル18の巻線数とスペーサ2
0の厚みとの増減調節を行なうのは、起磁力を求める以
下の数式に拠っている。 F=0.4πNi/l ここにF:起磁力、N:巻線数、i:電流値、l:コイ
ルの長さ
【0011】すなわち中空コイル18の巻線数とスペー
サ20の厚みとを、先に述べた値に設定したもとで、図
2に示すように、着磁コイル16における通孔部24に
棒状の磁石材料を整列的に挿入した後、前記中空コイル
18に約6000Aの大電流を極めて短時間の間に一挙
に流すことにより、前記の規格に従った棒状多極磁石1
4が製造されることになる。
サ20の厚みとを、先に述べた値に設定したもとで、図
2に示すように、着磁コイル16における通孔部24に
棒状の磁石材料を整列的に挿入した後、前記中空コイル
18に約6000Aの大電流を極めて短時間の間に一挙
に流すことにより、前記の規格に従った棒状多極磁石1
4が製造されることになる。
【0012】図3は、図1に示す着磁コイル16を使用
した着磁装置の概略構成を示すものであって、複数個の
着磁コイル16が水平基板26に所定間隔で直立配置さ
れており、各着磁コイル16は図示しない高電流値の直
流電源にスイッチを介して接続されている。水平基板2
6の下方には、これと平行に昇降板28が配設され、昇
降板28の下面は、直立配置した空気圧シリンダ30に
おけるピストンロッド32の上端に固定されている。ま
た該昇降板28の上面には、夫々の着磁コイル16の直
下に対応的に位置してノックアウトピン34が直立的に
固設され、各ノックアウトピン34は、コイル本体部2
2の通孔部24に往復動自在でかつ所要位置で停止可能
に臨んでいる。
した着磁装置の概略構成を示すものであって、複数個の
着磁コイル16が水平基板26に所定間隔で直立配置さ
れており、各着磁コイル16は図示しない高電流値の直
流電源にスイッチを介して接続されている。水平基板2
6の下方には、これと平行に昇降板28が配設され、昇
降板28の下面は、直立配置した空気圧シリンダ30に
おけるピストンロッド32の上端に固定されている。ま
た該昇降板28の上面には、夫々の着磁コイル16の直
下に対応的に位置してノックアウトピン34が直立的に
固設され、各ノックアウトピン34は、コイル本体部2
2の通孔部24に往復動自在でかつ所要位置で停止可能
に臨んでいる。
【0013】すなわち棒状多極磁石14に多極着磁する
には、着磁コイル16への通電に先立って、コイル本体
部22の通孔部24に着磁すべき棒状材料14を上方か
ら挿入する。このとき該通孔部24の下方には、前記ノ
ックアウトピン34の上端部が臨んでいるから、挿入さ
れた前記棒状材料14は該ノックアウトピン34により
支持される。この状態で、棒状材料14における多極着
磁されるべき各磁極予定部位と、着磁コイル16におけ
る各中空コイル18とが適切に対応すれば問題はない。
しかし、この適切な対応はむしろ得られない場合が多
い。従ってこのような場合は、シリンダ30を適宜に正
逆付勢することによって、昇降板28と共にノックアウ
トピン34を各通孔部24の内部で昇降させ、棒状材料
14の各磁極予定部位と各中空コイル18とを適切に対
応させる。このようにして、先に述べたと同様に中空コ
イル18に大電流を流すことにより、前記の規格に極め
て忠実な棒状多極磁石14を製造することができる。
には、着磁コイル16への通電に先立って、コイル本体
部22の通孔部24に着磁すべき棒状材料14を上方か
ら挿入する。このとき該通孔部24の下方には、前記ノ
ックアウトピン34の上端部が臨んでいるから、挿入さ
れた前記棒状材料14は該ノックアウトピン34により
支持される。この状態で、棒状材料14における多極着
磁されるべき各磁極予定部位と、着磁コイル16におけ
る各中空コイル18とが適切に対応すれば問題はない。
しかし、この適切な対応はむしろ得られない場合が多
い。従ってこのような場合は、シリンダ30を適宜に正
逆付勢することによって、昇降板28と共にノックアウ
トピン34を各通孔部24の内部で昇降させ、棒状材料
14の各磁極予定部位と各中空コイル18とを適切に対
応させる。このようにして、先に述べたと同様に中空コ
イル18に大電流を流すことにより、前記の規格に極め
て忠実な棒状多極磁石14を製造することができる。
【0014】また夫々の着磁コイル16の内部で棒状多
極磁石14の多極着磁が終了したならば、前記シリンダ
30を付勢してピストンロッド32を上方へ延伸させ
る。これにより昇降板28と共にノックアウトピン34
は垂直に上昇し、棒状多極磁石14の上端部を、図3に
2点鎖線で示す如く上方へ突出させる。従って、着磁済
みの棒状多極磁石14を着磁コイル16から容易に取出
すことができる。なお本発明が適用されるのは、6極の
磁石に限らず、4極以上であれば任意に着磁させること
ができる。また、着磁装置における着磁コイルの数も、
任意に設定をし得るものである。
極磁石14の多極着磁が終了したならば、前記シリンダ
30を付勢してピストンロッド32を上方へ延伸させ
る。これにより昇降板28と共にノックアウトピン34
は垂直に上昇し、棒状多極磁石14の上端部を、図3に
2点鎖線で示す如く上方へ突出させる。従って、着磁済
みの棒状多極磁石14を着磁コイル16から容易に取出
すことができる。なお本発明が適用されるのは、6極の
磁石に限らず、4極以上であれば任意に着磁させること
ができる。また、着磁装置における着磁コイルの数も、
任意に設定をし得るものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る棒状多
極磁石の着磁コイルとその着磁装置によれば、棒状多極
磁石に着磁される各磁極における端面磁束線数を精度良
く制御することができる。また棒状磁石材料の各磁極部
位と着磁コイルの各巻線部とを適切に対応させることが
でき、しかも着磁コイル中にセットした棒状磁石材料
を、着磁終了後に効率良く取り出し得る、等の有益な利
点を有する。
極磁石の着磁コイルとその着磁装置によれば、棒状多極
磁石に着磁される各磁極における端面磁束線数を精度良
く制御することができる。また棒状磁石材料の各磁極部
位と着磁コイルの各巻線部とを適切に対応させることが
でき、しかも着磁コイル中にセットした棒状磁石材料
を、着磁終了後に効率良く取り出し得る、等の有益な利
点を有する。
【図1】本発明の好適実施例に係る着磁コイルの縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明の好適実施例に係る着磁コイルの縦断面
図であって、通孔部に棒状多極磁石を挿入した状態で示
す。
図であって、通孔部に棒状多極磁石を挿入した状態で示
す。
【図3】図1に示す着磁コイルを使用した着磁装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図4】通常の2極着磁した棒状磁石の外観図である。
【図5】図4に示す2極着磁した棒状磁石では、これに
吸着された釘等の金属が、該磁石に対し直交方向または
軸方向に延出することがあり得る状態を示す説明図であ
る。
吸着された釘等の金属が、該磁石に対し直交方向または
軸方向に延出することがあり得る状態を示す説明図であ
る。
【図6】棒状磁石の形態ではあるが、軸方向にS極・N
極の極性が交互に表われるようにした棒状多極磁石と、
これに吸着された釘等の金属が、該磁石から延出するこ
とが殆どないことを示す説明図である。
極の極性が交互に表われるようにした棒状多極磁石と、
これに吸着された釘等の金属が、該磁石から延出するこ
とが殆どないことを示す説明図である。
14 棒状多極磁石 16 着磁コイル 18 中空コイル 20 リング状スペーサ 22 コイル本体部 24 通孔部 34 ノックアウトピン
Claims (2)
- 【請求項1】 軸方向に交互に反転して極性が表われ、
各磁極の磁束線数が両端部側は多くなるよう設定される
と共に、中間部位では比較的少なくなるよう設定される
棒状多極磁石(14)を着磁するための着磁コイル(16)であ
って、 独立した中空コイル(18)と中空コイル(18)との間にリン
グ状スペーサ(20)を順次介在させて直列に連結したコイ
ル本体部(22)を構成し、 前記コイル本体部(22)に同軸的に開設される通孔部(24)
中に、着磁されるべき棒状多極磁石(14)の挿通を可能と
し、 前記中空コイル(18)における巻線数と前記リング状スペ
ーサ(20)の軸方向厚みとを、前記棒状多極磁石(14)の各
磁極における要求される磁束線数の多少程度に応じて増
減調節し得るよう構成したことを特徴とする棒状多極磁
石の着磁コイル。 - 【請求項2】 軸方向に交互に反転して極性が表われ、
各磁極の磁束線数が両端部側は多くなるよう設定される
と共に、中間部位では比較的少なくなるよう設定される
棒状多極磁石(14)の着磁装置において、 独立した中空コイル(18)と中空コイル(18)との間にリン
グ状スペーサ(20)を直列に順次介在させてコイル本体部
(22)を構成し、このコイル本体部(22)に同軸的に開設さ
れる通孔部(24)中に着磁されるべき棒状多極磁石(14)の
挿通を可能とした着磁コイル(16)を備え、 前記コイル本体部(22)における通孔部(24)に、往復動自
在でかつ所要位置で停止させ得るノックアウトピン(34)
を臨ませ、 前記通孔部(24)に挿通した棒状多極磁石(14)のコイル本
体部(22)に対する着磁位置を、前記ノックアウトピン(3
4)により調節可能とすると共に、着磁終了後の棒状多極
磁石(14)を該ノックアウトピン(34)によりコイル本体部
(22)の軸方向外方へ突出させ得るよう構成したことを特
徴とする棒状多極磁石の着磁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24115892A JPH0669034A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 棒状多極磁石の着磁コイルとその着磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24115892A JPH0669034A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 棒状多極磁石の着磁コイルとその着磁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0669034A true JPH0669034A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=17070129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24115892A Pending JPH0669034A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 棒状多極磁石の着磁コイルとその着磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0669034A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05251353A (ja) * | 1991-04-22 | 1993-09-28 | Handotai Process Kenkyusho:Kk | 半導体製造装置及び半導体装置の製造方法 |
| JPH06124899A (ja) * | 1991-02-15 | 1994-05-06 | Handotai Process Kenkyusho:Kk | 半導体製造装置 |
| JPH06140340A (ja) * | 1992-10-27 | 1994-05-20 | Handotai Process Kenkyusho:Kk | 半導体装置の製造装置 |
| JPH06168877A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-14 | Handotai Process Kenkyusho:Kk | 半導体装置の製造装置 |
| JPH06168888A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-14 | Handotai Process Kenkyusho:Kk | 半導体装置の製造装置 |
| EP0639839A1 (fr) * | 1993-08-20 | 1995-02-22 | Innovations Rayons X Et Techniques Ressuage Magnetoscopie Ixtrem | Dispositif de magnétisation ou démagnétisation d'un produit metallique |
| JP2011211001A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Nichia Corp | 着磁コイルおよびその製造方法 |
| GB2519811A (en) * | 2013-10-31 | 2015-05-06 | Siemens Plc | Superconducting magnet assembly |
| CN109585120A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-04-05 | 中国工程物理研究院电子工程研究所 | 基于磁印章转写技术的永磁体磁化方法 |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP24115892A patent/JPH0669034A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| JPH05251353A (ja) * | 1991-04-22 | 1993-09-28 | Handotai Process Kenkyusho:Kk | 半導体製造装置及び半導体装置の製造方法 |
| JPH06140340A (ja) * | 1992-10-27 | 1994-05-20 | Handotai Process Kenkyusho:Kk | 半導体装置の製造装置 |
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