JPH0669403B2 - シートベルトバックル - Google Patents

シートベルトバックル

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JPH0669403B2
JPH0669403B2 JP1118479A JP11847989A JPH0669403B2 JP H0669403 B2 JPH0669403 B2 JP H0669403B2 JP 1118479 A JP1118479 A JP 1118479A JP 11847989 A JP11847989 A JP 11847989A JP H0669403 B2 JPH0669403 B2 JP H0669403B2
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lock
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ジョン・ジョセフ・マチュー・マッキャンドレス
ブライアン・エイ・バーンズ
ロン・クラーク
ブライアン・エム・マーティン
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ゼネラル・モータース・コーポレーション
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    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/2503Safety buckles
    • A44B11/2507Safety buckles actuated by a push-button
    • A44B11/2523Safety buckles actuated by a push-button acting parallel to the main plane of the buckle and in the same direction as the fastening action
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は自動車内のシートベルト用シートベルトバック
ルに関する。特に本発明は、バックルのフレーム内にピ
ボット結合されたロック部材であってバックル内に挿入
された別のラッチ板と係合しかつバックルフレーム上に
滑動可能に装着された押ボタン上への加圧によりロック
部材が開放されるまでそのラッチ板を保持するように設
けられたロック部材をふくむシートベルトバックルに関
する。
従来技術 ラッチ通路を有するシートベルトバックルであって、別
のラッチ板がその通路内に配置されたばね偏荷重を受け
る放出部材により付加される力に抗してその通路内へ挿
入可能であり、その結果ラッチ板がピボット結合ロック
部材と係合してそれにより保持される上記シートベルト
バックルは、特に、ラッチ板がバックル内に滑動可能に
装着された押ボタンを加圧することによりピボット結合
ロック部材との係合から解放されるものが周知である。
このようなシートベルトバックルにおける好ましい特徴
は、ラッチ板のシートベルトバックル内への容易かつ有
効なラッチ動作、押ボタンを加圧することによるラッチ
板の容易な解放、およびラッチ板およびバックルがたと
え重衝撃荷重を受けてもラッチ板をバックル内のラッチ
位置に保持する能力とを含む。この最後に記載の特徴は
多くのシートベルトバックルにおいて、フレーム内に可
動に装着されたブロック部材であってピボット結合ロッ
ク部材がラッチ板と係合されるときにそのロック部材上
で移動されるようにしたブロック部材を含むことにより
達成され、これによりバックルが重衝撃荷重を受けたと
きにピボット結合ロック部材が偶然に持上がってラッチ
板を解放するという危険性を防止する。このようなシー
トベルトバックルの一実施例が米国特許第4388746号に
開示されている。本発明はこれらの形式のシートベルト
の改良を示す。
発明の構成 シートベルトバックル内のラッチ通路内へ挿入可能なラ
ッチ板と着脱式に係合するように設けられた本発明によ
るシートベルトバックルは; 前記ラッチ通路を形成する開放前方端部と、シートベル
トに装着するように設けられた反対側後方端部と、開口
付矩形基板と、前記基板の各長手方向端縁から伸長する
直立側壁と、および前記基板の前方端部と後方端部との
間で前記基板の幅を横切って前記基板に平行にかつそれ
から間隔をなして伸長する固定棒であってそれの両端部
においてそれぞれの側壁に固定された前記固定棒とを有
する剛フレームと; ロック部材であって、ロック部材が前記ラッチ板をバッ
クル内の前記ラッチ通路内に保持するラッチ位置とロッ
ク部材が前記ラッチ通路からかわされて保持される非ラ
ッチ位置との間で前記フレームの前記固定棒に実質的に
平行でかつそれから間隔をなす軸のまわりにピボット運
動をするように前記側壁によりピボット支持されたロッ
ク部材において、ロック部材から伸長する懸垂ロック棒
であってロック部材が前記ラッチ位置にあるときにこの
ロック棒が前記ラッチ通路を横切りかつフレームの前記
開口付基板の開口内に伸長し、ここでロック部材が前記
ラッチ位置にあるときにロック棒の前方端縁と開口の前
方端縁との間に所定の間隔が存在するようにしたロック
棒を含むロック部材と; 型ブロック部材であって、ロック部材が前記ラッチ位置
にありかつブロック部材が前記固定棒と前記ロック部材
との間に挟まれてロック部材の前記非ラッチ位置の方向
への任意のピボット運動を阻止する第1の位置とロック
部材が前記非ラッチ位置にありかつブロック部材が固定
棒と係合してロック部材を前記非ラッチ位置に保持する
第2の位置との間で前記ロック部材に対し長手方向に相
対運動をするように前記ピボット結合ロック部材上に滑
動可能に装着された型ブロック部材と; 前記ブロック部材を前記第1の位置から前記第2の位置
へ移動するようにフレーム基板に対し長手方向に相対運
動をするために前記ラッチ通路の上方で前記フレーム側
壁上に滑動可能に装着された押ボタンと;および ブロック部材とロック部材との間に配置されてブロック
部材に前記第1の位置の方向への偏荷重を与えるばね手
段と; からなり、 ロック部材がフレーム側壁内に弾性変形が可能な一体翼
部分によりピボット結合され、ラッチ状態にあるバック
ルが所定限度を超えた付加荷重を受けたときにこの翼部
分が弾性変形をなしこれによりロック棒の前方端縁が開
口付基板内の開口の前方端縁と接触することを可能にす
る。
ロック部材の各一体翼部分がそれぞれのフレーム側壁内
に形成された開放ピボット凹部内にピボット結合で配置
され、各開放ピボット凹部がそれに隣接するフレーム側
壁の一部を切取ることにより側壁内の開口から形成され
るのが有利である。
本発明のシートベルトバックルが、ロック部材に対する
非ラッチ位置に対応する前方位置とロック部材に対する
ラッチ位置に対応する後方位置との間でフレーム基板に
対し長手方向に相対運動をするように前記ロック部材の
下側でかつ前記フレーム側壁の間のフレーム基板上に滑
動可能に装着されたばね偏荷重負荷放出部材を含み、放
出部材にかかるばね偏荷重が放出部材を前記前方位置に
戻すように作用すること;および ラッチ板がロック部材により保持されるのに十分なほど
に奥までラッチ板をラッチ通路内に挿入することにより
前記放出部材が前記前方位置から前記後方位置へ移動さ
れ、およびロック部材が非ラッチ位置へ移動するときに
前記放出部材がラッチ板をラッチ通路から放出するよう
に作用すること; とが好ましい。
本発明の好ましい実施例においては、 ラッチ板のラッチ通路への挿入による放出部材の前方位
置から後方位置への移動がロック部材を非ラッチ位置か
らラッチ位置へピボット運動させ; 放出部材がフレーム基板の上面上を滑動する主本体部分
とおよび2つの後方対面部分とを含み、前記放出部材が
前方位置から後方位置へ移動するときに後方対面部分の
各々がロック部材のピボット軸の隣接部から後方かつフ
レーム基部の前記上面の方向へ下方に伸長する前記ロッ
ク部材の一対の懸垂レグのそれぞれと係合するように設
けられ、および 放出部材が前記主本体部分に付属の2つの傾斜上部翼部
分を含み、翼部分の各々がロック部材がラッチ位置にあ
るときにラッチ板の一部の上に載る前方端部を有し、ロ
ック部材が非ラッチ位置に移動するときにこの前方端部
が押ボタン上の当接部と係合しかつ放出部材がラッチ板
を放出し、これにより押ボタンをフレーム基板に対する
所定の伸長位置に戻す。
実施例 本発明およびそれの実施方法を以下に添付図を用いて説
明する。
第1図は本発明によるシートベルトバックル10を示し、
このシートベルトバックル10は、開放前方端部11と、シ
ートベルト(図示なし)に装着するように設けられた反
対側後方端部13と、開口付矩形基板14と、基板14のそれ
ぞれの長手方向端縁から各々上方に伸長する側板16(片
側のみが第1図に示されている)とを有する剛フレーム
12を含む。側板16の間の空間を横切って開口付基板14に
平行にかつそれから間隔をなして固定棒18が伸長する。
固定棒18は、第1の辺19と、第1の辺19に対向しかつそ
れに平行な第2の辺21と、および相互に対向するが相互
に平行ではなくかつ第1の辺19から第2の辺21に向かっ
て収斂する残りの2つの辺23および25とからなる台形状
断面を有する鋼製棒である。固定棒18は、棒の第1の辺
19がフレーム12の基板14の方向へ下方に対面し、かつ非
平行辺25がフレーム12の後方端部13に対面するように側
板16内の台形状開口内に配置される。固定棒18の第1の
辺19は端縁27において非平行辺25と交差し、端縁27は基
板14の幅方向を横切って伸長し、かつフレームの後方端
部13に対面する実質的にナイフエッジ形状の部分を形成
する。
押ボタン20は開口付基板14に対して前後に移動するよう
に側板16の間で滑動可能にかつ開口付基板14に対し平行
に装着され、押ボタン20はフレーム12の開放前方端部11
においてフレームとの間に矩形スロット状通路22を形成
するように開口付基板14から間隔を設けて配置され、こ
れにより開口付ラッチ板24のバックル10内への挿入を可
能にする。
ロック部材26が側板16の間において一体翼部分28(第3
図参照)を中心として回動自在に配置され、一体翼部分
28の各々はロック部材26の両側から伸長しかつそれぞれ
側板16の開放ピボット凹部30内に配置され、これにより
ロック部材26は、側板16間の空間を横切って伸長し、か
つ固定棒18と開口付基板14の平面との両方に実質的に平
行な軸のまわりにピボット運動をする。ロック部材26
は、これと一体の懸垂ロック棒32が開口付ラッチ板24の
一体横棒34の後側で係合する第1図に示いラッチ位置
と、ロック棒32の底面36が開口付ラッチ板24に対して設
けられている矩形スロット状通路22の上方に上昇される
第2図に示す非ラッチ位置との間でピボット運動が可能
である。第1図および第3図からわかるように各開放ピ
ボット凹部30は、それぞれの側板16を貫通しかつバック
ル10の組立ての間にそれぞれの翼部分28を凹部30内に挿
入しやすいように取除かれた側板の隣接部分を有する開
口として形成される。
ロック部材26は2つの懸垂レグ38を有し、図面にはその
うちの片方のみが示されているが、懸垂レグ38はロック
部材26のピボット軸付近から開口付基板14の近くまで伸
長し、そのレグ38はロック部材26がラッチ位置と非ラッ
チ位置との間でピボット運動をするときにレグ38が開口
付基板14に対して直立する第1図に示す位置と第2図に
示す前方傾斜位置との間でピボット運動をする。第1図
および第2図からわかるように、ロック部材26は各翼部
分28の前方の下向クランク部分40とおよび中央リム42と
を含む。ロック部材26の残りの部分は2つの下向クラン
ク部分40から前方に伸長して矩形スロット状通路22の上
に載る実質的に矩形の平坦部分44を形成し、かつ懸垂ロ
ック棒32を支持する。第1図からわかるように、バック
ル10がラッチ位置にあるときロック部材26の平坦部分44
は開口付基板14に実質的に平行である。
型滑動台ブロック46が、バックル10内の矩形スロット状
開口22内への開口付ラッチ板24の挿入方向に平行な方向
に前後に滑動するようにロック部材26の平坦部分44に滑
動可能に装着される。型滑動台ブロック46は、実質的に
平坦な上面48と、反り前方面50とおよび中央配置後方伸
長ばねハウジング52とを含む。反り前方面50はロック部
材26の平坦部分44に向かって傾斜している。コイルばね
54は滑動台ブロック46の後方伸長ばねハウジング52内に
配置されたそれの一端と、およびロック部材26の中央リ
ム42の端部上に配置されたそれの他端とを有して滑動台
ブロック46に平坦部分44の前方端部方向へ偏荷重を与え
る。滑動台ブロック46の寸法は、バックルが第1図に示
すラッチ状態にあるときには滑動台ブロック46がコイル
ばね54により与えられるばね偏荷重を受けながら滑動台
48の平坦上面48を固定棒18の第1の辺19に接触させて固
定棒18の下側で滑動可能なようになっている。固定棒18
の下側における滑動台ブロック46の前方運動は押ボタン
20上に形成された滑動台ブロック46との当接部56により
制限される。型滑動台ブロック46はホルムアルデヒドの
重合から製造された線状ポリオキシメチレン型アセター
ル樹脂のような高応力合成プラスチック材料から形成さ
れる。このようなアセタール樹脂の例はデルリン(Delr
in)の商品名で販売されるアセタール樹脂である。
型滑動台ブロック46の平坦部44上での後方運動は、バッ
クルがラッチ状態にあるときに押ボタン20に加えられた
圧力を滑動台ブロック46の反り前方面50と接触する押ボ
タン20上の当接部56を介して伝達することにより形成さ
れる。当接部56は、バックルを第2図に示す非ラッチ状
態に置くのに必要な型滑動台ブロック46の後方運動の間
に固定棒18の第1の辺19の下側を通過するように押ボタ
ン20上に配置されている。各当接部56は滑動台ブロック
46の反り前方面50に相補の傾斜接触面57を有する。押ボ
タン20は2つの後方伸長アーム59を含み、第1図にはそ
のうちの片方のみが示されているが、後方伸長アーム59
は固定棒18の第2の辺21を横切って外方伸長耳部61(第
3図参照)において終端し、耳部61はフレーム12の側板
16内に形成されたそれぞれの矩形開口内に滑動可能に収
容されかつそれにより押ボタン20がフレーム12上に前後
運動をするように滑動可能に装着される手段を形成す
る。
バックル10はまた、バックル10内の矩形スロット状開口
22内への開口付ラッチ板24の挿入の方向に対し平行に基
板14内の開口60内で前後運動をするように開口付基板14
上に滑動可能に装着された型放出部材58とも含む。型放
出部材58は開口付基板の長手方向軸のまわりに対称形の
形状を有し、開口付基板14の上面上を滑動する主本体部
分62と、開口60内に配置された懸垂中央部分64と、およ
び図面にはそれらのうちの片方しか示されていない傾斜
上部翼部分66とを含む。型放出部材58には、懸垂中央部
分64の後方端部と開口付基板14上に形成されたばね当接
部70との間に配置された放出部材コイルばね68により矩
形スロット状開口22の開放端部に向けて偏荷重が付加さ
れる。バックルが第2図に示す非ラッチ位置にあると
き、傾斜上部翼部分66の各々の前方端部72は押ボタン20
内のそれぞれの当接部74と接触して押ボタンを伸長位置
に保持し、および主本体部分62の前方端縁78は基板14内
の開口60の前方端縁80に隣接して配置される。
(バックルの作動) まずバックル10が第2図に示い非ラッチ状態にあるもの
とする。この位置においてロック部材26は、滑動台ブロ
ック46の反り前方面50が固定棒18のナイフ状後方エッジ
27と線接触をなす位置へ圧縮コイルばね54により偏荷重
が付加される型滑動台ブロック46によって上昇非ラッチ
位置に保持される。
バックル10をラッチ位置に置くためには、ラッチ板24の
横棒34が放出部材58の主本体部分62の前方端縁78と接触
するまで開口付ラッチ板24が矩形スロット状通路22内へ
挿入される。ラッチ板24をさらに挿入すると型放出部材
58は開口付基板14に沿って後方に押されて放出部材ばね
68を圧縮し、逐には放出部材58の主本体部分62の後面84
がそれぞれロック部材26の懸垂レグ38の下方自由端部と
接触する。ラッチ板24をさらに挿入することにより放出
部材58が後方運動を継続すると、ロック部材26は下方に
ピボット運動をして懸垂ロック棒32を開口付ラッチ板24
を貫通して横棒34の後方へ挿入しかつ基板14の開口60内
へ挿入してラッチ板24をバックル10内における第1図に
示い位置へラッチして固定する。同時に滑動台ブロック
46は反り前方面50を固定棒18のナイフ状固定エッジ27と
滑動接触をさせながらロック部材26と共に下方に移動し
て、逐にはロック部材26の平坦部分44が基板14に対して
実質的に平行になる。この点において滑動台ブロック46
の反り前方面50は急に固定棒18のナイフ状後方エッジ27
をかわして滑動しかつ滑動台ブロック46はコイルばね54
の偏荷重を受けながら平坦部分44に沿って急に前方へ推
力を受けてスナップ状に第1図に示す位置となり、ここ
で滑動台ブロック46の平坦上面48は固定棒18の第1の辺
19と接触する。
第1図に示すバックル10のラッチ位置においては、開口
付ラッチ板24はラッチ板24の横棒34の後方と係合するロ
ック部材26の懸垂ロック棒32によりバックル10内の所定
位置内に固定保持される。ラッチ板がラッチ板をバック
ルから引抜こうとする重荷重力をたとえ受けたとして
も、ラッチ板24を放出させるようなロック部材26の上方
にピボット運動はロック部材と固定棒18との間に挟まれ
た滑動台ブロック46により防止される。この点に関し
て、ロック部材の翼部分28の寸法はこれらの翼部分が70
0ニュートン以下の荷重をたわむことなく支持可能なよ
うになっている。ラッチ状態のバックルが翼部分28にか
けられた荷重が700ニュートンを超えるような力を受け
た場合に、翼部分28は変形を開始して順次に弾性変形を
なし逐にはロック棒32の前方面86が基板14内の開口60の
前方端縁80に接触する。この点においてロック棒32はラ
ッチ板24の横棒34と基板14の開口60の前方端縁80との間
で圧縮されて保持され、これによりこのような過大荷重
を受けた場合でもバックル10のいずれかの部品またはラ
ッチ板24のこれ以上の運動を防止する。
ラッチ状態のバックル10が上記のようにロックする過大
荷重を受けた場合において、この過大荷重が一旦除去さ
れると、ロック部材26の翼部分28は弾性により回復し、
これにより前方面86が開口60の前方端縁80から第2図に
おける対向矢印間で指示された所定の間隙だけ離れたそ
れの最初のラッチ位置へロック棒32を戻す。この所定の
間隙は、ラッチ板24がバックル10から引抜かれる間にロ
ック部材26のロック棒32が開口付基板14をかわして上方
に揺動するのを可能にする。ラッチ状態のバックルに低
荷重力が付加されているときは、これらの低荷重力はロ
ック部材26の翼部分28とバックルフレーム12のそれぞれ
の側板16との間の係合により支持されるので、ロック棒
32と開口付基板14との間のこの所定の間隙が常に維持さ
れるようになることは当然である。
ラッチ板24は押ボタン20の当接部56の傾斜接触面57と滑
動台ブロック46の反り前方面50との接触を介して滑動台
ブロック46に力を付加する押ボタン20の押付力によりバ
ックルから引抜かれる。反り前方面50と接触面57とは相
対傾斜をなしているので、滑動台ブロック46に加えられ
た力は固定棒18の方向を向く上向き成分を有しこれによ
り滑動台ブロック46とロック部材26の平坦部分44との両
方を持げようとする。滑動台ブロック46はロック部材26
の平坦部分44に沿って移動してコイルばね54を圧縮し、
逐には滑動台ブロック46の平坦上面48は固定棒18との接
触から外れるように移動する。この点において滑動台ブ
ロック46の反り前方面50はナイフ状後方エッジと接触を
なし、コイルばね54により滑動台ブロック46に付加され
た圧縮力がまた滑動台ブロック46とロック部材26の平坦
部分44との両方を持上げるようにも作用する上向き成分
を形成し、これが一方ではロック部材26を上向き方向に
回転させてロック棒32をラッチ板24の横棒34との係合か
ら切離す。これが一旦起きると、ラッチ板24は圧縮され
た放出部材ばね68の作用を受けて放出部材58によりバッ
クル10から放出される。圧縮された放出部材ばね68の作
用により発生された放出部材58の前方運動は放出部材58
の傾斜上部翼部分66の前方端部72を押ボタン26内のそれ
ぞれの当接部74と接触させて押ボタン20をそれの伸長位
置に戻す。したがって放出部材58のこの前方運動はロッ
ク棒32をラッチ板24の付近から完全に引離し、これによ
りロック棒32のラッチ板24との係合の任意の部分的切離
し状態が生ずる可能性を確実に排除する。
バックルが一旦第2図に示すラッチ位置になると、滑動
台ブロック46の反り前方面50とラッチ部材26上に上向き
偏荷重を形成する固定棒18のナイフ状後方エッジ27との
ばね偏荷重接触によりラッチ部材26は第2図に示す上方
非ラッチ位置に確実に保持され、ラッチ板24がバックル
10内に再挿入されるまでラッチ部材26はこの位置のまま
である。したがってこの特徴は、バックル10内において
ラッチ板24の部分係合を生じる可能性がないので、バッ
クルのラッチ誤動作の危険性に対するきわめて確実な安
全保護を提供する。バックルをラッチしようとしてもこ
れはラッチ部材26上のコイルばね54により与えられる上
向き偏荷重により阻止され、この結果滑動台ブロック46
の反り前方面50が固定棒18のナイフ状後方エッジ27をか
わして移動することはない。バックルのラッチ動作は、
滑動台46の反り前方面50が移動されて固定棒18のナイフ
状後方エッジ27をかわし、およびこれが起きてからコイ
ルばね54の急激な膨張により形成されたスナップ作用効
果を受けてバックルの急激かつ確実なラッチ動作が形成
されるときにのみ可能である。
図面の第3図から、ラッチ板がバックル10内で係合され
たときに放出部材58の傾斜上部翼部分66の前方端部72が
ラッチ板24の部分の上に載ることに注目すべきである。
第1図からわかるように、放出部材58の傾斜上部翼部分
66の前方端部72はラッチ板24の上面とラッチ部材26の平
坦部分44の下面との間に挟まれてラッチ板がバックル内
に完全にラッチされたときにラッチ板がバックル内でガ
タつきをなす傾向を実質的に防止する。
本発明のシートベルトバックルは自動車シートベルト用
の有効かつ確実なクロージャ部材を提供し、この場合に
付属のラッチ板をバックル内の所定位置内に迅速かつ容
易にラッチすること、たとえ高いレベルの荷重を受けた
場合でもそのラッチ板をバックル内の所定位置に保持す
ること、およびバックルの押ボタン解放機構に対して比
較的低いレベルの力を付加するだけでそのラッチ板をバ
ックル内の係合から容易かつ有効に切離すこととが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はラッチ板とラッチ状態にあるバックルを示した
本発明によるシートベルトバックルの断面図; 第2図は非ラッチ状態にあるバックルを示した第1図に
示すシートベルトバックルの断面図;および 第3図は第1図に示すシートベルトバックルのA−A′
で示す長手方向軸に沿って切断された2つの断面の平面
図である。 10…シートベルトバックル、11…開放前方端部、 12…フレーム、13…反対側後方端部、 14…基板、16…側壁、 18…固定棒、20…押ボタン、 22…ラッチ通路、24…ラッチ板、 26…ロック部材、28…翼部分、 30…開放ピボット凹部、32…ロック棒、 38…レグ、46…ブロック部材、 54…ばね手段、58…放出部材、 60…開口、62…主本体部分、 66…傾斜上部翼部分、 72…(放出部材の)前方端部、74…当接部、 80…(開口の)前方端縁、84…後方体面部分、 86…(ロック棒の)前方端縁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブライアン・エイ・バーンズ イギリス国ノーザン・アイルランド,ビー ティー38・3キューエス,カウンティ・ア ントリム,カーリックファーガス,プロス ペクト・ドライブ 7 (72)発明者 ロン・クラーク イギリス国ノーザン・アイルランド,ビー ティー18・9エヌピー,カウンティ・ダウ ン,ホリウッド,ストラザーン・コート 1 (72)発明者 ブライアン・エム・マーティン イギリス国ノーザン・アイルランド,カウ ンティ・アントリム,ニュータウナビー, ジョーダンズタウン・ロード 11 (56)参考文献 実開 昭63−88108(JP,U)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートベルトバックル(10)内のラッチ通
    路(22)内へ挿入可能なラッチ板(24)と着脱式に係合
    するように設けられたシートベルトバックル(10)であ
    って、前記シートベルトバックル(10)は: 前記ラッチ通路(22)を形成する開放前方端部(11)
    と、シートベルトに装着するように設けられた反対側後
    方端部(13)と、開口付矩形基板(14)と、および前記
    基板(14)の各長手方向縁部から伸長する直立側壁(1
    6)とを有する剛フレーム(12)と; ラッチ位置と非ラッチ位置との間でピボット運動をする
    ように前記フレーム側壁(16)によりピボット支持され
    たロック部材(26)であって、それから伸長する懸垂ロ
    ック棒(32)であってロック部材(26)が前記ラッチ位
    置にあるときに前記ラッチ通路(22)を横切りかつ前記
    ラッチ板(24)の開口内に伸長するところの懸垂ロック
    棒(32)を含むロック部材(26)と; 型ブロック部材(46)であって、ロック部材(26)が前
    記ラッチ位置にありかつブロック部材(46)がロック部
    材(26)の前記非ラッチ位置の方向への任意のピボット
    運動を防止する第1の位置とロック部材(26)が前記非
    ラッチ位置にある第2の位置との間で前記ロック部材
    (26)に対し相対運動をするように前記バックル(10)
    内に可動に装着された型ブロック部材(46)と; 前記ブロック部材(46)を前記第1の位置から前記第2
    の位置へ移動するようにフレーム基板(14)に対し長手
    方向に相対運動をするために前記ラッチ通路(22)の上
    方で前記フレーム側壁(16)上に滑動可能に装着された
    押ボタン(20)と;および ブロック部材(46)に前記第1の位置の方向への偏荷重
    を与えるばね手段(54)と; からなるシートベルトバックル(10)において: 前記基板(14)の前方端部と後方端部との間で前記基板
    (14)を幅方向に横切って前記基板(14)に平行にかつ
    それから間隔をなして固定棒(18)が伸長し、前記固定
    棒(18)がそれの両端部においてそれぞれの側壁(16)
    に固定されること; ロック部材(26)が前記ラッチ板(24)をバックル(1
    0)内の前記ラッチ通路(22)内に保持する前記ラッチ
    位置とロック部材(26)が前記ラッチ通路(22)からか
    わされて保持される前記非ラッチとの間で前記フレーム
    (12)の前記固定棒(18)に実質的に平行でかつそれか
    ら間隔をなす軸のまわりにピボット運動をするように前
    記ロック部材(26)が前記側壁(16)によりピボット支
    持され、ロック部材(26)が前記ラッチ位置にあるとき
    に懸垂ロック棒(32)が前記ラッチ通路(22)を横切り
    かつフレーム(12)の前記開口付基板(14)の開口(6
    0)内に伸長し、ここでロック部材(26)が前記ラッチ
    位置にあるときにロック棒(32)の前方端縁(86)と開
    口(60)の前方端縁(80)との間に所定の間隙が存在す
    ること; ロック部材(26)が前記ラッチ位置にありかつブロック
    部材(46)が前記固定棒(18)と前記ロック部材(26)
    との間に挟まれてロック部材(26)の前記非ラッチ位置
    の方向への任意のピボット運動を阻止する前記第1の位
    置と、ロック部材(26)が前記非ラッチ位置にありかつ
    ブロック部材(46)が固定棒(18)と係合してロック部
    材(26)を前記非ラッチ位置に保持するところの前記第
    2の位置との間で前記ロック部材(26)に対し長手方向
    に相対運動をするように前記型ブロック部材(46)が前
    記ピボット結合ロック部材(26)上に滑動可能に装着さ
    れること; 前記ばね手段(54)がブロック部材(46)とロック部材
    (26)との間に配置されてブロック部材(46)に前記第
    1の位置の方向へ偏荷重を与えること;および、 ロック部材(26)がフレーム側壁(16)内に弾性変形が
    可能な一体翼部分(28)によりピボット結合され、ラッ
    チ状態にあるバックル(10)が所定限度を超えた付加荷
    重を受けたときにこの翼部分(28)が弾性変形をなしこ
    れによりロック棒(32)の前方端縁(86)が開口付基板
    (14)内の開口(60)の前方端縁(80)と接触すること
    を可能にすること; とを特徴とするシートベルトバックル。
  2. 【請求項2】ロック部材(26)の各一体翼部分(28)が
    それぞれのフレーム側壁(16)内に形成された開放ピボ
    ット凹部(30)内にピボット結合で配置され、各開放ピ
    ボット凹部(30)がそれに隣接するフレーム側壁(16)
    の一部を切取ることにより側壁(16)内の開口から形成
    されることを特徴とする請求項1記載のシートベルトバ
    ックル。
  3. 【請求項3】シートベルトバックル(10)が、ロック部
    材(26)に対する非ラッチ位置に対応する前方位置とロ
    ック部材(26)に対するラッチ位置に対応する後方位置
    との間でフレーム基板(14)に対し長手方向に相対運動
    をするように前記ロック部材(26)の下側でかつ前記フ
    レーム側壁(16)の間のフレーム基板(14)上に滑動可
    能に装着されたばね偏荷重負荷放出部材(58)を含み、
    放出部材(58)にかかるばね偏荷重が放出部材(58)を
    前記前方位置に戻すように作用すること;および ラッチ板(24)がロック部材(26)により保持されるの
    に十分なほどに奥までラッチ板(24)をラッチ通路(2
    2)内に挿入することにより前記放出部材(58)が前記
    前方位置から前記後方位置へ移動され、およびロック部
    材(26)が非ラッチ位置へ移動するときに前記放出部材
    (58)がラッチ板(24)をラッチ通路(22)から放出す
    るように作用すること; とを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト
    バックル。
  4. 【請求項4】ラッチ板(24)のラッチ通路(22)への挿
    入による放出部材(58)の前方位置から後方位置への移
    動がロック部材(26)を非ラッチ位置からラッチ位置へ
    ピボット運動させることを特徴とする請求項3記載のシ
    ートベルトバックル。
  5. 【請求項5】放出部材(58)がフレーム基板(14)の上
    面上を滑動する主本体部分(62)とおよび2つの後方対
    面部分(84)とを含み、前記放出部材(58)が前方位置
    から後方位置へ移動するときに後方対面部分(84)の各
    々がロック部材(26)のピボット軸の隣接部から後方か
    つフレーム基部(14)の前記上面の方向へ下方に伸長す
    る前記ロック部材(26)の一対の懸垂レグ(38)のそれ
    ぞれと係合するように設けられることを特徴とする請求
    項4記載のシートベルトバックル。
  6. 【請求項6】放出部材(58)が前記主本体部分(62)に
    付属の2つの傾斜上部翼部分(66)を含み、翼部分(6
    6)の各々がロック部材(26)がラッチ位置にあるとき
    にラッチ板(24)の一部の上に載る前方端部(72)を有
    し、ロック部材(26)が非ラッチ位置に移動するときに
    この前方端部(72)が押ボタン(20)上の当接部(74)
    と係合しかつ放出部材(58)がラッチ板(24)を放出
    し、これにより押ボタン(20)をフレーム基板(14)に
    対する所定の伸長位置に戻すこと特徴とする請求項5記
    載のシートベルトバックル。
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