JPH067016Y2 - 2系統液圧制御弁 - Google Patents

2系統液圧制御弁

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JPH067016Y2
JPH067016Y2 JP1989040007U JP4000789U JPH067016Y2 JP H067016 Y2 JPH067016 Y2 JP H067016Y2 JP 1989040007 U JP1989040007 U JP 1989040007U JP 4000789 U JP4000789 U JP 4000789U JP H067016 Y2 JPH067016 Y2 JP H067016Y2
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JP
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spring
main body
plungers
rod
pair
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JP1989040007U
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智 有満
昭 田中
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株式会社ナブコ
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  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、X配管車などのブレーキ回路において用いら
れる2系統液圧制御弁に関する。
〔従来の技術〕
この種の液圧制御弁としては、従来、実公昭57−53
731号公報に示されたものがある。
この種の液圧制御弁は、液圧を受圧して対をなす2つの
弁装置のそれぞれを開閉駆動する一対のプランジャの一
端側が当接し、ばねにより弁装置の開弁方向へ付勢され
たばね受けを有している。このばね受けは、本体に固定
したロッドに嵌挿されて、これに沿い摺動して2系統の
弁装置の開閉を制御する。そして、車両ブレーキ系統の
一方系統の故障時には、他方系統側のプランジャに押さ
れて上記ばね受けが傾斜し、上記ばねのばね力がこのプ
ランジャにのみ作用するようにして、一方ブレーキ系統
故障時のブレーキ力の不足が補償されるようにしてい
る。
この従来例では、ばね受けの上記傾斜を許すために、ば
ね受けの上記ロッドが嵌挿される孔の内面をプランジャ
の上記一端側から遠くなるに従い拡径するテーパ面と
し、一方ブレーキ系統の故障時にはばね受けがロッド上
を摺動しながら移動し他方ブレーキ系統側の制御弁が閉
弁するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このため、一方ブレーキ系統故障時に、少なくとも両ブ
レーキ系統正常時に得られるブレーキ力の1/2のブレ
ーキ力は確保することができるが、この程度のブレーキ
力では不充分な車両がある。一方ブレーキ系統故障時
に、上記従来例で得られるブレーキ力よりも大きなブレ
ーキ力を得るためには、ニーポイントが生じないよう
に、上記ばね受けをこじらせるようにすればよいが、ば
ね受けを一度こじらせると、そのセンタリングがうまく
回復されず、正常時の動作がおかしくなり、正常時に所
望のブレーキ力が得られなくる。
本考案は上記問題を解消するめになされたもので、一方
ブレーキ系統の故障時も充分なブレーキ力を得ることが
でき、しかも、ブレーキ系統正常時も正常な動作を確保
することができる2系統液圧制御弁を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、一系統の圧力上昇が
他系統の圧力上昇に比して小さいときロッドと係合して
前記ばね受けに移動を阻止するように、ばね受けの筒部
の本体とは反対側に形成された係合案内部を有するばね
受けの該筒部の本体側開口部に係合するテーパー面を形
成した環状の錐部材を該本体とばね受けとの間に配設し
たものである。
〔作用〕
本考案では、一方ブレーキ系統故障により、他方ブレー
キ系統のプランジャだけがばね受け側へ向く押力を受
け、ばね受け筒部の係合案内部がロッドに係合してロッ
ク状態となっても、上記押力が除去された場合には、錐
部材のテーパ面の作用によつて、ばね受けが確実にセン
タリングされる。
〔実施例〕
以下、本考案の1実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は本体であって、一方端面1Aには
筒状をなすケーシング2がかぶせられている。この本体
1は上記一方端面1Aと他方端面1Bとに開口する2本
の互いに並行する孔3、4と、孔3の側周面に開口する
入口部5A、5B、孔3の他方端側底に開口する出口部
6、孔4の側周面に開口する入口部7A、7B、孔4の
他方端側底に開口する出口部8を有している。
孔3と4内は上記一方端面側の大径孔部Mと他方端面側
の小径孔部Nを有する段付き孔であって、それぞれ内部
にプランジャ9と10を摺動自在に収納している。両プ
ランジャ9と10は上記小径孔部Nに嵌合する大径の摺
動部Cを有する段付きのプランジャであって、それぞれ
摺動部Cと他部Dとの境界部11の周面に開口する半径
方向の通孔12と、この通孔12に小径部13で連通し
て摺動部C側端に開口する孔14を有している。この孔
14の大径部は大径の弁室15となっており、この弁室
15内に弁装置16を収納している。
弁装置16の弁体はポペット弁17であって、弁室15
の開口端に固着された弁座18に向けて弁ばね19によ
り付勢される。この弁座18はポベット弁17のステム
が遊挿される孔20とこの孔に連通する半径方向の孔2
1を有している。孔3と4の上記大径孔部Mの開口部に
は環状のガイドブロック22が止め環23で抜け止めさ
れて嵌合されており、内周面には通孔24Aを有するス
リーブ24が内嵌されており、このスリーブ24はプラ
ンジャ9、10との間に液路となる隙間25を形成す
る。26はシール材である。
プランジャ9、10の先端部9A、10Aはケーシング
2で端面1Aに押圧・固定されているスペーサ29を貫
通して孔3、4から突出しており、この先端部9A、1
0Aにばね受け31の本体1側端部に形成されたばね座
32が当接している。このばね受け31は筒部33とこ
の筒部33の底部に形成された係合案内部34と該筒部
33の開口端に鍔状に形成された上記ばね座32からな
る形状を有しており、該ばね受け31の移動を案内する
ためのロッド35が筒部33の底部に形成された上記係
合案内部34から内部を貫通して本体1の端面1Aに螺
入しており、筒部33の開口部側内周面部は開口端に向
かって拡径するテーパ面33Aに形成され、このテーパ
面に係合するテーパ面36aを有する環状の錐部材36
がロッド35に密に嵌合されている。錐部材36はロッ
ド35に嵌合されて、上記テーパ面36aを有する錐部
36Aが筒部33内に突出しており、半径方向内側に突
出する突部37をロッド35と本体1の端面1Aとの間
に挟圧されて固定されている。テーパ面36aはテーパ
面33Aとは異なるテーパ角を有し、筒部33の開口端
内周縁部を受けるかたちとなっている。ばね受け31は
ロッド35の頭部側に嵌合されたばね座38とばね座3
2との間に介装されたばね39により常時プランジャ
9、10側へ付勢されている。係合案内部34とロッド
35とは微小隙間を隔てている。なお、a、bはプラン
ジャ9と10の摺動部Cと小径部の受圧面積を示し、ば
ね39のばね力をFとする。入口部5A、5Bはタンデ
ムマスタシリンダの一方吐出口と1個の前輪ホイールシ
リンダに、入口部7A、7Bはタンデムマスタシリンダ
の他方吐出口と他の1個の前輪ホイールシリンダに、出
口部6は他方の前輪ホイールシリンダに、出口部8は他
方の後輪ホイールシリンダに連絡されたX配管方式に連
絡されている。次に、この液圧制御弁の動作について説
明する。図示しないブレーキペダルを踏み込んでマスタ
ーシリンダ(図示しない)を動作させ、吐出される圧液
を、前輪ホイールシリンダへ供給するとともに入口部5
A、5Bから孔3の大径孔部Mへ、また、入口部7A、
7Bから孔4の大径孔部Mへ導入すると、導入当初は、
両ポペット弁17が図示の状態にあって開いてるから、
圧液は、スリーブ24の通孔24A、隙間25、半径方
向の孔12、小径部13、弁室15、弁座18の孔2
0、21を通ってそのまま出口部6、8から吐出され、
後輪のホイールシリンダに供給される。
その後、ブレーキペダルの踏力を増して液圧(Pm)が
増加すると、プランジャ9、10がばね39のばね力に
抗し右方へ移動してポペット弁が閉弁し、入口部5A、
5Bと出口部6、入口部7A、7Bと出口部8間が遮断
され、後輪ブレーキシリダへの圧液の供給が断たれる。
同時に、各プランジャ9、10は逆向きの力を及ぼすよ
うになり、下式で示す釣り合い状態となる。
Pm(b−a)+F/2=Pr・b・・・・・(1) ブレーキペダルを更に踏み込んで、マスタシリンダの液
圧を上昇させると、プランジャ9、10は原位置に復帰
して両ポペット弁17が開き、マスタシリンダが吐出す
る液圧の上昇に対して、以前よりゆるやかな勾配(a−
b)/bでもって、後輪ブレーキの液圧が上昇すること
になる。
次に、一方ブレーキ系統が故障した場合の動作について
説明する。
例えば、出口部8側に連絡されるホイールシリンダのブ
レーキ系統が失落したとすると、プランジャ10個のポ
ペット弁17は図示の状態ままで全然作動しない。他方
の系統では液圧が上昇すると、プランジャ9はばね39
のばね力に抗して右方へ移動し、ばね受け31が少し傾
くと、係合案内部34がロッド35に係合してばね受け
31のロッド35に対する相対移動は不能になり(ロッ
ク状態となり)、以後、ポペット弁17は開弁したまま
となるので、以後は、マスタシリンダが吐出する液圧に
比例したブレーキ力が得られることになり、1系統で従
来に比し大きなブレーキ力を得ることがのできる。
本実施例では、このように、一方ブレーキ系統の故障
時、ばね受け31がこれを案内するロッド35に強く係
合してロック状態とされるが、錐部材36が有るので、
係合案内部34をロツド35に押しつける力が除去され
た時には、筒部33の開口端内周部がこの錐部材36の
テーパ面36aをすべって、上記ロック状態は解除さ
れ、ばね受け31が確実にセンタリングされて図示の姿
勢に復帰する。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した通り、ばね受けの筒部の開口端部
内に突出する錐部材を固定配置したことにより、一方ブ
レーキ系統故障により筒部が傾斜して該筒部とロッドと
がロック状態となっても、故障除去後は、このロック状
態が確実に解放され、ばね受けが確実にセンタリングさ
れるから、常時適切な液圧制御動作を行わせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図である。 1……本体、3、4……孔、9、10……プランジャ、
16……制御弁、31……ばね受け、32……ばね座、
33……筒部、33A……テーパ面、34……係合案内
部、35……ロッド、36……錐部材、36a……テー
パ面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】独立した2系統の各系統で弁装置を開閉す
    ることによりホイールシリンダ側圧力をマスタシリンダ
    側圧力に比して減圧制御する一対のプランジャと、該一
    対のプランジャが各々摺動自在に嵌合する一対の孔を並
    設した本体と、所定の張力をもつばねにより付勢され、
    前記一対のプランジャに当接するように配設したばね受
    けと、該ばね受けの中央部に設けた筒部と、該筒部が移
    動可能に嵌合し本体に固定されるロッドと、該ロッドと
    の間の隙間を小さくして一系統の圧力上昇が他系統の圧
    力上昇に比して小さいときロッドと係合して前記ばね受
    けの移動を阻止するように前記ばね受けの筒部の本体と
    は反対側に形成された係合案内部とを有する2系統液圧
    制御弁において、前記一対のプランジャの非作動時、前
    記ばね受けの筒部の本体側開口部に係合するテーパー面
    を形成した環状の錐部材を前記本体と前記ばね受けとの
    間に配設した2系統液圧制御弁。
JP1989040007U 1989-04-06 1989-04-06 2系統液圧制御弁 Expired - Lifetime JPH067016Y2 (ja)

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JPH02130869U JPH02130869U (ja) 1990-10-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5640064U (ja) * 1979-09-05 1981-04-14
JPS62173359A (ja) * 1986-01-27 1987-07-30 Akebono Brake Ind Co Ltd 二系統用プロポ−シヨニングバルブ

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Publication number Publication date
JPH02130869U (ja) 1990-10-30

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