JPH0670427B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JPH0670427B2
JPH0670427B2 JP61046751A JP4675186A JPH0670427B2 JP H0670427 B2 JPH0670427 B2 JP H0670427B2 JP 61046751 A JP61046751 A JP 61046751A JP 4675186 A JP4675186 A JP 4675186A JP H0670427 B2 JPH0670427 B2 JP H0670427B2
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signal
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trigger
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昌夫 阿部
耕一 外山
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日本電装株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主に自動車に用いられる内燃機関用点火装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、エンジン制御ユニットよりの点火信号によりパワ
ートランジスタをオン、オフして点火コイルの一次電流
を断続するものにおいて、パワートランジスタの遮断時
にこのパワートランジスタのコレクタに誘起される電圧
が所定値以上になることによってトリガ回路にトリガ信
号を発生させ、このトリガ信号を点火モニタ信号として
エンジン制御ユニットに供給するようにしたものが考え
られている(例えば、日本電装公開技報、整理番号37−
063)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、パワートランジスタが遮断した後の火花放電
時において、火花放電電流の乱れによって点火コイルの
一次側にノイズ電圧が誘起され、このノイズ電圧がエン
ジ運転条件によってはトリガ回路の所定値を越える場合
があり、このような場合には一点火間隔内にトリガパル
スが複数回発生したり、パルス幅が伸びたりして、正し
い点火モニタ信号を発生することができなくなるという
問題があった。
そこで、本発明は一点火間隔内に一つの正しい点火モニ
タ信号を発生させるものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点に鑑み、 点火信号に応じて矩形波出力を発生するトランジスタ駆
動回路と、 このトランジスタ駆動回路の矩形波出力によりオン、オ
フして点火コイルの一次電流を断続するパワートランジ
スタと、 このパワートランジスタの遮断時にこのパワートランジ
スタのコレクタに誘起される電圧が所定値以上になるこ
とによってトリガ信号を発生するトリガ回路と、 このトリガ回路のトリガ信号と前記トランジスタ駆動回
路側よりの信号とが入力され、このトランジスタ駆動回
路側の信号により前記パワートランジスタの遮断期間中
には前記パワートランジスタの断続直後だけゲートが開
かれて、この期間に前記トリガ回路より出力されたトリ
ガ信号を出力するゲート回路と、 このゲート回路からの出力に応じて点火モニタ信号を発
生する点火モニタ信号発生回路と、 を備えることを特徴とする内燃機関用点火装置という技
術的手段を採用する。
〔作用〕
上記本発明の構成による作用を説明する。
トランジスタ駆動回路が点火信号に応じて矩形波信号を
発生すると、この矩形波信号に応じてパワートランジス
タが点火コイルの一次電流を断続し、その一次電流の遮
断時に点火火花が発生する。
パワートランジスタの遮断時に、パワートランジスタの
コレクタには所定値以上の電圧が誘起され、これに応答
してトリガ回路がトリガ信号を発生する。
一方、ゲート回路はトランジスタ駆動回路側の信号を入
力し、この信号に応じて、パワートランジスタの遮断期
間中には、その期間中のうちのパワートランジスタの遮
断直後だけゲートを開く。このため、トリガ回路から出
力されるトリガ信号のうち、パワートランジスタの遮断
直後に発生するトリガ信号のみがゲートを通り、点火モ
ニタ信号発生回路により点火モニタ信号が発生される。
従ってパワートランジスタの遮断期関中、特に遮断から
かなり遅れて発生するノイズ電圧によってトリガ回路か
らトリガ信号が出力されることがあっても、そのノイズ
のトリガ信号はゲート回路によって阻止され、正規の点
火モニタ信号のみが発生されることとなる。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第3図は本発明装置の第1実施例における全体の基本構
成を示すブロック図であり、1は内燃機関の回転素度、
吸入空気量、水温等のファクタに基づいて機関への燃料
供給量や点火時期を制御するエンジン制御ユニット(EC
U)であり、2は点火装置であって、ECU1からの信号に
より各点火コイル3,4に点火信号を送る。点火コイルに
は気筒毎に設けるものや、反対工程の気筒と組合せた気
筒対毎に設けるものなどがあるが、この図では後者の方
式のコイル2個使用したものを示している。これらは点
火プラグ(図示しない)を点火させるための高電圧発生
用のものであって、その個数はエンジンの気筒数等に多
じて当然変わってくるが、大体の様相は図示の場合とほ
ぼ同様である。5は該制御システムを構成する各部装置
に電力を供給する蓄電池、また6は蓄電池5からの電流
をオン、オフする為のスイッチである。7,8,9及び10
は、ECU1と点火装置2との間を結ぶ接続線、そしてIGf
1,IGf2,IGd及びIGtは、これら各接続線に現れる信号で
ある。すなわち、IGf1,IGf2は点火装置の故障をECU1に
知らせる点火モニタ信号であり、IGdは点火順序に従っ
て点火コイル3,4への通電を切換える為の点火振り分け
信号であり、IGtは点火時期を決める点火時期信号であ
る。以下、点火振り分け信号と点火時期信号とを総称し
て点火信号と称す。
さらに、本発明装置における主要部である点火装置2に
ついて、その細部の構成を第1図において説明する。2
0,22は、ECU1からの点火信号を形成する波形整形回路で
ある。21は、点火時期信号より各点火コイル3,4への通
電時間を演算する閉角度制御回路である。23はインバー
タである。24,25は点火振り分け信号により点火順序に
従って点火通電信号を出力するゲート回路である。26,2
7は各点火コイル3,4に流す電流をオン、オフするパワー
トランジスタである。19はゲート3,4に流れる電流を検
出する電流検出抵抗である。28,29は各点火コイル3,4の
1次コイル電圧である各パワートランジスタ26,27のコ
レクタ電圧が所定値以上になと高レベルの出力を出すト
リガ回路である。30,31はトリガ回路28,29の出力と点火
振り分け信号との論理演算を行うAND回路である。32,33
は入力が高レベルになるとある一定のパルス幅のパルス
出力を発生する単安定マルチバイブレータである。34,3
5は各単安定マルチバイブレータ32,33の出力を増幅する
ドライブ回路である。
第1図図示装置の動作について、第2図の各部波形図を
参照しながら説明する。エンジン制御ユニット1より点
火装置2に対して、点火時期を与える信号IGt、点火順
序に従って複数個の点火コイル3,4に通電順序を与える
点火振り分け信号IGdが出力される。各点火信号IGt,IGd
はそれぞれ、点火装置2内の波形整形回路20,22に入っ
て第2図の波形,のように波形整形される。この時
の各点火信号の位相関係は、点火信号に従って点火コイ
ルに接続されているパワートランジスタをオフしようと
しても、パワートランジスタのスイッチング遅れ等によ
り、既時にオフしないので、ECU1もしくは波形整形回路
22により、点火信号に対して点火振り分け信号の位相を
若干遅らせている。整形された点火信号のうちIGt信号
は、閉角度制御回路21によって、機関の回転速度、電流
検出抵抗19により検出された点火コイル3,4の電流値、
電源電圧等に従ってそのパルス幅が制御される。この閉
角度制御回路21によってつくられた点火コイルの通電パ
ルス(波形)は、ゲート回路24,25の一端子に入る。
点火振り分け信号は、インバータ23を通し点火順序に応
じて順次高レベルになる2つの信号(,)となる。
次にAND回路24,25は各点火振り分け信号が高レベルにな
った時だけ、次段に対応するパワートランジスタ26,27
をオンする出力を発生する(波形,)。このように
パワートランジスタ26,27は順次にAND回路24,25の出力
に従ってオン、オフされるが、オフに切換わるとき点火
コイルには2次側に高電圧が発生して、点火プラグが点
火する。このとき、点火したコイルの一次電圧に数100V
のパルスが発生する。通常はこのパルスのみが、所定値
以上になるのであるが、条件によってはプラグ放電中の
コイルの一次電圧も所定値以上となる。そこで、このト
リガ回路出力(波形,)と点火振り分け信号(点火
信号に対して前述の理由で位相が若干遅れている)との
論理積をとり、プラグ放電中のコイルの一次電圧が所定
値以上となった為に生じたパルスを取り除いて、点火し
た時にコイルの一次電圧が所定値以上になった為に生じ
たパルスのみ(波形,)を単安定マルチバイブレー
タ32,22に入力する。単安定マルチバイブレータ32,33は
それぞれこの点火により生じたパルスにより動作を始
め、一定時間幅のパルスを発生する(波形,)。こ
の様に、一点火間隔内に複数回、コイル一次電圧が、所
定値以上になっても、不要なトリガ回路の出力信号は点
火振り分け信号によりマスキングされ、正しい点火モニ
タ信号を発生することができる。
第4図は本発明装置の第2実施例を示すもので、上記第
1実施例に対して、ECU1が点火信号として点火時期信号
IGtのみを出力し、この点火時期信号によって波形整形
回路20および閉角度制御回路21を介して1つのパワート
ランジスタ26により一つの点火コイル3の一次電流を断
続するようにしたものにおいて、閉角度制御回路21の出
力信号を遅延回路36により若干遅延させてAND回路30の
一方の入力に印加し、この遅延回路36の遅延信号により
AND回路30のゲートを開閉するようにしたものである。
第5図はこの第4図図示装置の各部波形図を示すもので
あり、この第2実施例においても上記第1実施例と同様
に、一点火間隔内に複数回、コイル一次電圧が所定値以
上になっても、不要なトリガ回路の出力信号は遅延信号
によりマスキングされ、正しい点火モニタ信号を発生す
ることができる。
なお、第4図図示の実施例において、遅延回路36の出力
信号としては閉角度制御信号21の出力信号(波形)の
代わりに波形整形回路20の出力信号(波形)を用いる
こともできる。
第6図は本発明装置の第3実施例の要部構成を示すもの
で、第4図図示の第2実施例において、遅延回路36を用
いる代わりに、閉角度制御回路21の出力信号もしくは波
形整形回路20の出力信号によってセットされ、トリガ回
路24の出力信号もしくは単安定マルチバイブレータ32の
出力信号によりリセットされるR−Sフリップフロップ
37を用い、このR−Sフリップフロップ37の出力信号に
よりAND回路30のゲートを開閉するようにしたものであ
る。第7図はこの第6図図示回路の各部波形を示すもの
であり、この第3実施例においても、一点火間隔内に複
数回、コイル一次電圧が所定値以上になっても、不要な
トリガ回路の出力信号はR−Sフリップフロップ37の出
力信号によりマスキングされ、正しい点火モニタ信号を
発生することができる。また、この第6図のものにおい
て、閉角度制御回路21もしくは波形整形回路20の出力信
号の立ち下がり(点火時期)に同期してR−Sフリップ
フロップ37をセットするようにして点火後の短時間のみ
AND回路30のゲートを開くようにしてもよい。
なお以上に述べた実施例では、単安定マルチバイブレー
タ32とドライブ回路34、あるいは単安定マルチバイブレ
ータ33とドライブ回路35とによって点火モニタ信号発生
回路が構成されている。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明においては、火花放電電流の乱
れ等によって点火コイルの一次側に誘起されるノイズ電
圧が点火モニタ信号としてエンジン制御ユニットに供給
されるのを阻止し、一点火間隔内に一つの正しい点火モ
ニタ信号を発生させることができるという優れた効果が
ある。
さらに、ゲート回路のゲートを開閉してトリガ信号を通
過させるか否かの制御をするのみであって、ゲート回路
の出力自体に特殊な加工が加えられていないため、ゲー
ト回路の後段の回路構成も従来のものに対し特別な考慮
をすることなく実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1実施例を示す電気回路図、第
2図は第1図図示装置の作動説明に供する各部波形図、
第3図は上記第1実施例の全体構成を示すブロック図、
第4図は本発明装置の第2実施例を示す電気回路図、第
5図は第4図図示装置の作動説明に供する各部波形図、
第6図は本発明装置の第3実施例の要部構成を示す電気
回路図、第7図は第6図図示回路の作動説明に供する各
部波形図である。 1……エンジン制御ユニット,2……点火装置,3,4……点
火コイル,20〜25……トランジスタ駆動回路を構成する
波形整形回路,閉角度制御回路,波形整形回路,インバ
ータ,AND回路,26,27……パワートランジスタ,28,29……
トリガ回路,30,31,36,37……ゲート回路を構成するAND
回路,遅延回路,R−Sフリップフロップ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点火信号に応じて矩形波出力を発生するト
    ランジスタ駆動回路と、 このトランジスタ駆動回路の矩形波出力によりオン、オ
    フして点火コイルの一次電流を断続するパワートランジ
    スタと、 このパワートランジスタの遮断時にこのパワートランジ
    スタのコレクタに誘起される電圧が所定値以上になるこ
    とによってトリガ信号を発生するトリガ回路と、 このトリガ回路のトリガ信号と前記トランジスタ駆動回
    路側よりの信号とが入力され、このトランジスタ駆動回
    路側の信号により前記パワートランジスタの遮断期間中
    には前記パワートランジスタの断続直後だけゲートが開
    かれて、この期間に前記トリガ回路より出力されたトリ
    ガ信号を出力するゲート回路と、 このゲート回路からの出力に応じて点火モニタ信号を発
    生する点火モニタ信号発生回路と を備えることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 【請求項2】前記ゲート回路は、前記パワートランジス
    タの通電期間中にはゲートが開かれることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の内燃機関用点火装置。
  3. 【請求項3】前記ゲート回路は、 前記トランジスタ駆動回路側から点火時期より若干遅れ
    て変化する信号を入力し、該信号が変化するまで前記ゲ
    ートを開く論理回路を備えることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の内燃機関用点火装置。
  4. 【請求項4】前記ゲート回路は、 前記トランジスタ駆動回路側から点火時期を指示する前
    記点火信号としての点火時期信号を入力し、該点火時期
    より若干遅れた遅延信号を発生する遅延回路と、 この遅延信号により前記ゲートを開く論理回路と を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の内燃機関用点火装置。
  5. 【請求項5】前記ゲート回路は、 前記トランジスタ駆動回路側から点火時期を指示する前
    記点火信号としての点火時期信号を入力し、前記トリガ
    回路よりのトリガ信号に同期してリセットされ、前記点
    火時期信号により前記パワートランジスタを導通させる
    時期に同期してリセットされるフリップフロップ回路
    と、 このフリップフロップ回路の出力信号により前記パワー
    トランジスタ導通してから前記トリガ回路に最初のトリ
    ガ信号が発生するまでの間前記ゲートを開く論理回路と を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の内燃機関用点火装置。
  6. 【請求項6】前記点火モニタ信号発生回路は、 前記ゲート回路から出力されたトリガ信号に応答して所
    定時間幅のパルス信号を前記点火モニタ信号として発生
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5
    項のいずれかひとつに記載の内燃機関用点火装置。
JP61046751A 1986-03-03 1986-03-03 内燃機関用点火装置 Expired - Lifetime JPH0670427B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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