JPH0670530U - 回収車 - Google Patents
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- JPH0670530U JPH0670530U JP1819793U JP1819793U JPH0670530U JP H0670530 U JPH0670530 U JP H0670530U JP 1819793 U JP1819793 U JP 1819793U JP 1819793 U JP1819793 U JP 1819793U JP H0670530 U JPH0670530 U JP H0670530U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で、比較的重いものでも回収する
ことができ且つほこりの発生を防止し、重量の軽量化も
図れる、回収車を提供する。 【構成】 この考案の回収車は、地上において、芝草,
枯れ草,濡れ草,土塊,塵芥等の被回収物を回収するた
めの回収車であって、車体本体12の前側で寄せ集め部
60で寄せ集められた被回収物は、たとえばブラシ体4
2を有する掻き上げ装置20で掻き上げられる。掻き上
げられた被回収物は、車体本体12のほぼ中央部に設け
られたコンベヤ装置22で後方上部に移送され、車体本
体12の後部に載置された収納部24に収納される。さ
らに、収納部24に収納された被回収物は、ハイダンプ
装置26などで、適宜、収納部24の外に排出される。
ことができ且つほこりの発生を防止し、重量の軽量化も
図れる、回収車を提供する。 【構成】 この考案の回収車は、地上において、芝草,
枯れ草,濡れ草,土塊,塵芥等の被回収物を回収するた
めの回収車であって、車体本体12の前側で寄せ集め部
60で寄せ集められた被回収物は、たとえばブラシ体4
2を有する掻き上げ装置20で掻き上げられる。掻き上
げられた被回収物は、車体本体12のほぼ中央部に設け
られたコンベヤ装置22で後方上部に移送され、車体本
体12の後部に載置された収納部24に収納される。さ
らに、収納部24に収納された被回収物は、ハイダンプ
装置26などで、適宜、収納部24の外に排出される。
Description
【0001】
この考案は回収車に関し、特にたとえば、ゴルフ場で使用され、たとえば芝刈 り機で刈り取られた後の散乱した芝草、枯れ草、濡れ草、松ぼっくり、土塊およ び散逸したゴルフボールなどの固形物たる被回収物を回収するための回収車に関 する。
【0002】
この考案の背景となる従来の集芝清掃車には、芝草,枯れ草および塵芥などを を吸引するための吸引ケース、吸引ケース内の芝を吸引しかつ移送するための送 風機、および送風機で吸引移送された芝草および塵芥などが収納される収納タン ク等を設けたいわゆるブロアー形式のものがあった。
【0003】
しかしながら、この従来の集芝清掃車では、吸引ケース内の芝草を全体的に吸 い込むために、吸引力が大きい大型の送風機が用いられる。そのため、集芝清掃 車全体の重量が重くなり、その自重で芝地面を傷めるなど諸々の不都合を生じる 原因となる。さらに、この従来の集芝清掃車では、ブロアー形式のため、多量の ほこりの発生が問題となるために、ほこりの発生を防止するための複雑な装置が 必要となる。そのため、集芝清掃車全体の重量がさらに重くなる。
【0004】 また、この従来の集芝清掃車では、ブロアー形式により芝草などの被回収物を 吸引して回収するため、刈り取った後の比較的乾燥した芝草,枯れ草および塵芥 などの比較的軽量なものは吸引されるが、たとえば雨水で濡れて重くなった芝草 、松ぼっくり、ラフなどに散逸されたゴルフボール等の比較的重いものが充分に 吸引することができず、それらを充分に回収することができなかった。そのため 、従来の集芝清掃車でゴルフ場を清掃しても、それらの比較的重い被回収物を芝 地に残してしまうことになり、集芝清掃車としての役割を充分に果たすことがで きなかった。
【0005】 それゆえに、この考案の主たる目的は、簡単な構造で、比較的重いものでも回 収することができ且つほこりの発生を防止し、重量の軽量化も図れる、回収車を 提供することである。
【0006】
この考案は、地上において、芝草,枯れ草,濡れ草,土塊,塵芥等の被回収物 を回収するための回収車であって、車体の周側部で被回収物を掻き上げるための 掻き上げ装置と、掻き上げ装置で掻き上げられた被回収物を移送するためのコン ベヤ装置と、コンベヤ装置で移送された被回収物が収納される収納部とを含む、 回収車である。
【0007】
車体の周側部では、掻き上げ装置によって被回収物が掻き上げられる。掻き上 げられた被回収物は、コンベヤ装置で移送される。コンベヤ装置で移送された被 回収物は、収納部に収納される。
【0008】
この考案によれば、簡単な構造で、比較的重いものでも回収することができ且 つほこりの発生を防止し、重量の軽量化も図れる、回収車が得られる。すなわち 、掻き上げ装置で掻き上げてかつコンベヤ装置で移送するので、たとえば雨水で 濡れて重くなった芝草、松ぼっくり、ラフなどに散逸されたゴルフボール等の比 較的重いものでも充分に回収することができる。また、送風機の吸引による回収 ではなく、掻き上げ装置およびコンベヤ装置により、芝草等被回収物を回収する ため、ほこりの発生を防止できる。しかも、大型の送風機などを用いる必要がな いので、全体の重量の軽量化も図れる。
【0009】 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
図1はこの考案の一実施例を示す側面図解図であり、図2はその平面図解図で ある。回収車10は、たとえば前輪駆動の自動車の車体本体12を含む。車体本 体12は、駆動輪である前車輪14aと前車輪14aの従動輪である後車輪14 bとを有する。車体本体12には、たとえばグリーン上やラフ上に散乱した芝草 ,枯れ草,塵芥および松ぼっくりなどの被回収物を収集して、後述する収納部2 4に収納するための回収ケース16が枢軸18で回動自在に取着される。回収ケ ース16は、車体本体12の前方下部から車体本体12のほぼ中央部にかけて形 成される。この回収ケース16は、後述する収集ケース部28および移送ケース 部70で構成されている。
【0011】 この回収ケース16の前部には、前記被回収物を掻き上げるための掻き上げ装 置20が形成される。掻き上げ装置20は、車体本体12の前車輪14aよりも 前方に形成される。また、掻き上げ装置20で掻き上げられた被回収物を移送す るためのコンベヤ装置22が、掻き上げ装置20の後部から車体本体12の中央 部にかけて形成される。すなわち、回収ケース16内の前部には、掻き上げ装置 20が形成され、回収ケース16内の中間部から後部にかけて、コンベヤ装置2 2が形成される。さらに、コンベヤ装置22で移送された被回収物を収納するた めの収納部24が、回収ケース16の後方に形成され、この収納部24は車体本 体12の後部上に載置される。収納部24に収納された被回収物は、収納部24 に接続されたハイダンプ装置26および収納部24の扉部材148によって、収 納部24から外部に排出することができる。
【0012】 そこでまず、掻き上げ装置20について説明する。 掻き上げ装置20は、その下部および背面部に開放部を有し、たとえばその平 面形状が矩形に形成される収集ケース部28を含む。この収集ケース部28は、 たとえば可撓性を有する合成樹脂ないし金属材料などで形成される。
【0013】 この収集ケース部28の内部には、図3,図4および図5などに示すように、 たとえば金属材料からなる円筒形状の回転軸30が回動自在に形成される。この 場合、収集ケース部28の長手方向の一方および他方の側板には、それぞれ、軸 受け32aおよび32bが設けられる。回転軸30は、軸受け32aおよび32 bにより、収集ケース部28に回動自在に取着される。また、一方の軸受け32 bには、たとえばフランジ継手などからなるジョイント部34を介して、たとえ ば油圧モータ36が接続される。回転軸30の回転方向は、通常、芝目に対して 逆方向に回転するが、芝目に対応して、正転あるいは逆転させることによって適 宜調整される。
【0014】 回転軸30の周囲には、たとえば木質材料からなる円筒形状のブラシ保持ドラ ム40が固着される。ブラシ保持ドラム40は、たとえば接着剤などの固着手段 により回転軸30の周囲に固着される。このブラシ保持ドラム40には、たとえ ばナイロン(登録商標名)などの合成樹脂材料,シダ,毛および繊維材料などか らなる複数の密生したブラシ体42が間隔を隔てて植え込まれる。
【0015】 ブラシ体42は、特に、図1に示すように、収集ケース部28の下部の開放端 よりも下側に突出するように形成される。また、ブラシ体42は、特に、図3( A)に示すように、たとえばブラシ保持ドラム40に対して垂直に植え込まれる 。さらに、ブラシ体42は、特に、図3(B)に示すように、平面から見て、ブ ラシ保持ドラム40の長手方向の一端側および他端側から、ブラシ保持ドラム4 0の幅方向の一端中央部へ向かう方向に配列される。この場合、複数のブラシ体 42は、ブラシ保持ドラム40の軸方向の両側から、ブラシ保持ドラム40の後 端中央部にかけて、スパイラル状に配設される。
【0016】 したがって、回転軸30の回転とともにブラシ体42も回転することにより、 たとえば芝草,枯れ草,塵芥および松ぼっくりなどの被回収物が掻き上げられ、 掻き上げられた被回収物は、主として、コンベヤ装置の中心部に撥ね上げられる 。
【0017】 また、収集ケース部28は、地面のアンジュレーション、所謂、起伏に対応し て、上下動するように形成されている。すなわち、収集ケース部28の上端部に は、図1に示すように、たとえばチェーンベルトからなる支持ベルト44の一端 44aが固着される。支持ベルト44の他端44bは、収集ケース部28の上方 に位置する車体本体12前部に設けられたスプロケット歯車46を介して、車体 本体12の前端部に固着される。また、スプロケット歯車46は、たとえば油圧 シリンダ48のロッド(図示せず)の先端部に接続されており、この油圧シリン ダ48のロッドを上下に変位させることにより、上下方向に変位される。 したがって、油圧シリンダ48を作動させることにより、地面の起伏に対応し て、収集ケース部28は、枢軸18を支点にして上下動することができる。
【0018】 一方、収集ケース部28の両側には、先導車50が形成される。すなわち、収 集ケース部28の長手方向の一端側および他端側には、それぞれ、たとえば平面 形状が矩形で断面形状がL字形のスカート部材52が固着される。これらのスカ ート部材52の中央にはねじ部を有する孔(図示せず)が形成されていて、その 孔にねじ部を有する軸54が螺合される。軸54の下端には、その方向が自在に 変更可能なキャスター56が取付けられる。また、軸54には、この軸54を上 下に変位させるためのハンドル部部材58が設けられている。したがって、先導 車50は、ハンドル部材58を回すことによって、たとえば芝地面から収集ケー ス部28のブラシ体42までの高さを適宜変更して調節することができる。
【0019】 さらに、収集ケース部28の前端部でその一端側および他端側には、それぞれ 、散乱した芝草などの被回収物を寄せ集めるための2つの寄せ集め部60,60 が形成される。すなわち、収集ケース部28の前端部でその一端および他端には 、それぞれ、たとえば金属材料からなる略「く」の字形の保持片62,62が前 方に突き出し設けられる。これらの保持片62には、たとえば金属材料からなる 略矩形のガイド板64がたとえばボルト,ナットで取着される。さらに、これら のガイド板64の下端には、たとえばゴム製で矩形板状の緩衝部材68がたとえ ばボルト,ナットなどの固着手段で取付けられている。また、これらのガイド板 62は、たとえば図2および図5に示すように、車体本体12の進行方向に対し て開いた状態に配置される。この場合、ガイド板62の前面と収集ケース部28 の前端面とのなす角度は、好ましくはたとえば120°〜150°の間に設定さ れる。 寄せ集め部60,60によって、たとえば散乱した芝草および松ぼっくりなど の被回収物は、収集ケース部28の前端部に寄せ集められる。
【0020】 次に、収集ケース部28に接続され、収集ケース部28で掻き上げられた被回 収物を後述の収納部へ移送するためのコンベヤ装置22について説明する。 コンベヤ装置22は、たとえば金属材料からなる断面略「く」の字形の移送ケ ース部70を含み、移送ケース部70は傾斜して形成されるたとえば平面矩形板 状の基板72を含む。平面から見て、基板72の幅方向の両端には、下端から上 端にわたって、「く」の字形の側板74および76が形成される。さらに、側板 74および76の上端部には、矩形板状のカバー板77が形成される。これらの 基板72,側板74,76およびカバー板77は、たとえば金属材料で一体的に 形成される。この場合、移送ケース部70は、収集ケース部28の背面部とたと えば溶接などにより固着される。この実施例では、収集ケース部28と移送ケー ス部70とが一体的に設けられることにより、回収ケース16が形成されている 。
【0021】 一方の側板74の内側の面には、図4および図5に示すように、たとえば4つ のスプロケット78a,78b,78cおよび78dが回動自在に形成される。 これらのスプロケット78a〜78dには、チェーンベルト80が架け設けられ る。他方の側板76の内側の面にも、同様にして、4つのスプロケット82a, 82b,82cおよび82dが回動自在に形成され、それらのスプロケット82 a〜82dには、チェーンベルト84が架け設けられる。一方側のスプロケット 78a〜78dと他方側のスプロケット82a〜82dとは、それぞれ、軸83 a〜83dで接続されている。
【0022】 さらに、一方のチェーンベルト80および他方のチェーンベルト84間には、 適宜間隔を隔てて複数の移送片86が架け設けられる。これらの移送片86は、 たとえば断面L字形のアングルで形成され、それらの一方の辺がたとえばビスな どの固着手段でチェーンベルト80および84に固着される。さらに、これらの 移送片86の他方の辺には、たとえば合成樹脂材料やゴムなどからなる緩衝部材 88が形成される。これらの緩衝部材88は、たとえばボルト,ナットなどの固 着手段で固着される。これらの緩衝部材88は、それぞれ、その先端部が基板7 2に当接するように、それぞれ配設される。したがって、収集ケース部28で掻 き上げられた被回収物は、移動辺86で斜め上方へ移送される。
【0023】 4つのスプロケットの内の最上位のスプロケットで、その一方のスプロケット 80dには、このスプロケット80dを回転させるためのモータ90が接続され る。したがって、モータ90を駆動させることによって、スプロケット80dが 回転し、その回転力が軸83dを介してスプロケット78dに伝達され、順次、 その他のスプロケットを回転させる。そのため、スプロケット78a〜78dお よび80a〜80dに架けられたチェーンベルト80および84が環状に回転す る。この場合、移動片86と基板72が擦れても、緩衝部材88により、騒音が 発生することがない。
【0024】 さらに、回収ケース16内において、収集ケース部28と移送ケース部70と の間に、送り部92が形成される。この送り部92は、収集ケース部28内のブ ラシ体42で掻き上げられた被回収物をコンベヤ装置22の最前列にあるスプロ ケット78aおよび80a間の移送片86側に送り出すためのものである。 この送り部90は、側板74および76の内面に回動自在に設けられた2つの スプロケット92aおよび92bを含み、この2つのスプロケット92aおよび 92b間には、軸94が形成される。さらに、この軸94には、たとえば断面L 字形のアングル部材(図示せず)が固着される。なお、軸94には、アングル部 材に代えて、たとえば補助ブラシなどが固着されてもよい。
【0025】 また、側板76の外側の面には、軸94を回転させるためのスプロケット96 が回動自在に設けられ、このスプロケット96は、たとえばチェーンベルト(図 示せず)などでスプロケット78aに噛み合う別のスプロケット(図示せず)に 接続されている。したがって、スプロケット78aが回転すれば、その回転力が 別のスプロケット(図示せず)およびチェーンベルト(図示せず)を介してスプ ロケット96が回転し、軸94も回転する。そのため、軸94に設けられたアン グル部材(図示せず)も回転する。
【0026】 さらに、送り部90の下方には、軸94の下側から後方下端側へ傾く受け板部 材98が形成される。この受け板98は、たとえば金属材料で断面略L字形で平 面形状が矩形に形成される。送り部90で後方へ送り出された被回収物は、受け 板98に沿って、コンベヤ装置22の最前列にあるスプロケット78aおよび8 0a間の移送片86側に流れ込んでいく。さらに、受け板98の後端部に流れ込 んだ被回収物は、コンベヤ装置22により、後方上部へと移送されていく。そし て、コンベヤ装置22で移送された被回収物は、移送ケース部70の後端部の開 口部99から排出される。
【0027】 次に、コンベヤ装置22で移送され移送ケース部70の排出口99から排出さ れる被回収物の飛距離を調整するための排出調整部100について説明する。 この排出調整部100は、収集ケース部70の上端部に設けられる調節板10 2を含む。この調節板102は、たとえば合成樹脂材料および金属材料などで矩 形板状に形成される。調節板102は、その幅方向の一端部中央がたとえば蝶番 104で収集ケース部70の上端部に回動自在に形成される。この場合、調節板 102は、常時には、地面とほぼ平行になるように配設される。
【0028】 さらに、調節板102の上面には、たとえば矩形の保持片106が固着され、 保持片106の先端部には、略棒状の作動部材110が取着される。この作動部 材110は、その軸方向の両端部に、たとえば断面コ字形の二股部110aおよ び110bを有し、一方の二股部110aの間において、ピン108で、保持片 106と回動自在に取着される。また、作動部材110の他方の二股部110b は、ピン112で第1の連結片114の一端部に回動自在に取着される。
【0029】 第1の連結片114の他端部は、2つの支持片118間に回動自在に取着され た軸116に固着される。2つの支持片118は、たとえば金属材料で略U字形 に形成される。2つの支持片118,118は、互いに平行に間隔を隔てて、車 体本体12の中央の桟120に、たとえば溶接などにより固着されている。
【0030】 また、軸116には、第2の連結片122の一端部が固着される。第2の連結 片122の他端部には、引張部材126が回動自在に取着される。この場合、引 張部材126は、作動ロッド128を含み、この作動ロッド128の軸方向の一 端には、作動片130aが形成され、作動ロッド128の軸方向の他端には、作 動片130bが形成される。これらの作動片130aおよび130bは、たとえ ば金属材料で断面コ字形に形成される。一方の作動片130aの間には、第2の 連結片122の他端部がピン124で回動自在に取着される。
【0031】 他方の作動片130bの間には、ピン132で回転部材134が回動自在に取 着される。この場合、回転部材134は、たとえば金属材料で略Z字形に形成さ れ、その一端部がピン132で回動自在に作動片130bに取着される。また、 回転部材134は、その中央部が枢軸136によって、車体本体12の座席部S に近接した桟138に、回動自在に取着される。さらに、回転部材134の他端 部には、ロッド140が固着され、このロッド140の先端部には、作動レバー 142が形成される。
【0032】 したがって、この実施例では、座席部Sに座った作業者が作動レバ140を手 前に引くことによって、回転部材134が引張部材126を前方(座席部S側) に引っ張る。引張部材126が引っ張られることにより、第2の連結片122を 介して、軸116が図6に見て反時計方向に回転する。それとともに、第1の連 結片114を介して、作動部材110が前方に引っ張られる。そのため、調節板 102が蝶番104を支点にして、開閉する。作動レバー142の引き加減を調 整することによって、調節板102の開閉角度を適宜調節することができる。
【0033】 この場合、調節板102の開閉角度をたとえば小さくすれば、排出口99から 排出されてくる被回収物が調整板102に当たって、収納部24の外側に飛び散 ることなく確実に収納部24に収納することができる。すなわち、調節板102 の開閉角度を調節することで、排出口99からの被回収物の飛距離を適宜調節す ることができる。 また、この調節板102は、後述するハイダンプ装置26を作動させる時に、 収納部24の昇降を妨げないように、最大角度で開かれる。
【0034】 次に、収納部24について説明する。 収納部24は、コンベヤ装置22の排出口99から排出される被回収物を収納 するためのものであり、コンベヤ装置22の後方で、車体本体12後部に載置さ れる。この場合、車体本体12の後部には、たとえば間隔を隔てて2つの架台1 44aおよび144bが設けられる。この2つの架台144aおよび144bは 、たとえば金属材料でコ字形に形成され、この2つの架台144aおよび144 b上に、収納部24が載置される。
【0035】 収納部24は、バケット部146と扉部材148とを含む。バケット部146 は、たとえば金属材料でその上面および後面部が開口される樋状箱形に形成され る。バケット部146の後部の後面部材148には、軸部150を支点にして、 扉部材148が回動自在に取着される。扉部材148は、たとえば矩形の扉本体 152を含み、扉本体152の長手方向の両端部には、その端部から直交して延 びるたとえば円弧状の側面部材154が固着される。側面部材154の円周方向 の端部には、たとえば金属からなるL字形の係止片156が形成される。 一方、バケット部146の一方および他方の側面部には、それぞれ、係止片1 56の軌道上に対応する位置に、たとえば逆L字形の止め片158,158が形 成される。扉部材148は、常時には、後述する開閉用油圧シリンダ160によ って、閉じられている。
【0036】 さらに、バケット部146の両側の側面部には、扉部材148を開閉するため の開閉用油圧シリンダ160が取着される。この場合、開閉用油圧シリンダ16 0の一端がバケット部146の側面部に固着される。また、開閉用油圧シリンダ 160の他端側であるロッド162の先端部が扉部材148に固着されている。 この開閉用油圧シリンダ160を作動させることにより、扉部材148が適宜開 閉される。 この実施例では、収納部24に収納された被回収物は、収納部24を後述する ハイダンプ装置26で収納部を斜めに上昇させかつ扉部材148を開くことによ って、収納部24の外に適宜排出される。
【0037】 次に、収納部24を昇降させるためのハイダンプ装置26について、図1およ び図7を参照しながら説明する。 ハイダンプ装置26は、2つの支持部材164および166を含む。この2つ の支持部材は、たとえば金属材料で円柱形に形成される。一方の支持部材164 は、その軸方向の一端部が軸部170aで、車体本体12中央に設けられた支柱 部168の上端部に回動自在に取着され、その軸方向の他端部が軸部170bで バケット部146の一方の側面部に回動自在に取着される。
【0038】 他方の支持部材166は、その軸方向の一端部が軸部172aで、車体本体1 2中央に設けられた支柱部168の高さ方向の中間部に回動自在に取着され、そ の軸方向の他端部が軸部172bでバケット部146の他方の側面部に回動自在 に取着される。 支持部材164の長さは、支持部材146の長さよりも長く形成される。
【0039】 さらに、他方の支持部材166には、それを昇降させるための昇降用油圧シリ ンダ176が接続される。この場合、車体本体12の支柱部168の下部には、 略U字形の保持片174が固着される。この保持片174には、昇降用油圧シリ ンダ176の一端側が軸部180で取着される。さらに、昇降用油圧シリンダ1 76の他端側であるロッド182の先端部は、支持部材166の軸方向の中間部 に取着される。
【0040】 したがって、昇降用油圧シリンダ176を作動させてそのロッド182を伸長 させれば、支持部材164および166は、軸部170aおよび172aを支点 にして、支持部材164および166の他端側が座席部S側に回転する。この場 合、支持部材164の長さが支持部材146の長さよりも長く形成されるため、 これらの支持部材164および168を上昇させた時、収納部24が傾斜するよ うに上昇する。
【0041】 この実施例の回収車10では、車体本体12の中央下部付近に、上述した各種 油圧シリンダ,油圧モータを駆動させるための油圧ユニット(図示せず)および エンジン(図示せず)等が配設されている。
【0042】 この実施例の回収車10では、たとえば芝草,枯れ草,濡れ草,土塊,塵芥等 の固形物たる被回収物が、掻き上げ装置20のブラシ体42で後方に掻き上げら れる。これらの掻き上げられた被回収物は、送り部92でさらに後方のコンベヤ 装置22へと送り出される。送り出された被回収物は、コンベヤ装置22の移送 片86によって後方上部へと移送され、排出口99から収納部24のバケット部 146に吐出される。収納部24に排出された被回収物は、ハイダンプ装置26 で収納部24を斜めに上昇させかつ扉部材148を開くことによって、収納部2 4の外に適宜排出される。
【0043】 この回収車10では、被回収物を掻き上げ装置20で掻き上げて且つ掻き上げ たものをコンベヤ装置22で移送するため、たとえば雨水で濡れて重くなった芝 草、松ぼっくり、ラフなどに散逸されたゴルフボール等の比較的重いものでも充 分に回収することができる。また、従来の送風機の吸引による回収ではないので 、ほこりの発生も防止できる。さらに、大型の送風機などを用いる必要がないの で、全体の重量の軽量化も図れる。 また、この回収車10では、掻き上げ装置20のブラシ体42がスパイラル形 に配設されるため、接地面の抵抗も比較的小さくなり、回転軸30の回転負荷を 軽減できる。
【0044】 図8(A)は、図1ないし図2に示す回収車の寄せ集め部の他の例を示す要部 側面図解図である。図8(A)に示す寄せ集め部60では、図1ないし図2に示 すものと比べて、特に、保持片62とガイド板64とがたとえばピンからなる軸 部186で回動自在に形成され、さらに、緩衝部材68の先端部に、そり部18 8が形成されている。この場合、緩衝部材68は、特に、ゴムなどの比較的柔軟 な材料で形成される。この寄せ集め部60を用いた回収車では、地面に対するア ンジュレーションに柔軟に対応でき、地面を傷めることも一層少ない。
【0045】 図1(B)は、図1ないし図2に示す回収車の寄せ集め部のさらに他の例を示 す要部側面図解図である。図8(B)に示す寄せ集め部60では、図1ないし図 2に示すものと比べて、特に、ガイド板64の先端に、たとえば小型のキャスタ からなる車輪部190が取着されている。この寄せ集め部60を用いた回収車で は、地面に対するアンジュレーションにさらに柔軟に対応することができる。
【図1】この考案の一実施例を示す側面図解図である。
【図2】図1に示す回収車の平面図解図である。
【図3】図1ないし図2に示す回収車のブラシ体の取付
け状態を示す図解図であり、(A)はその要部正面図解
図であり、(B)はその要部平面図解図である。
け状態を示す図解図であり、(A)はその要部正面図解
図であり、(B)はその要部平面図解図である。
【図4】図1ないし図2に示す回収車の掻き上げ装置お
よびコンベヤ装置等の要部を示す側面図解図である。
よびコンベヤ装置等の要部を示す側面図解図である。
【図5】図4に示す掻き上げ装置およびコンベヤ装置等
の平面図解図である。
の平面図解図である。
【図6】図1ないし図2に示す回収車の調節板の可動機
構を示す要部側面図解図である。
構を示す要部側面図解図である。
【図7】図1ないし図2に示す回収車のバケット部の昇
降機構および扉部材の開閉機構を示す側面図解図であ
る。
降機構および扉部材の開閉機構を示す側面図解図であ
る。
【図8】(A)は図1ないし図2に示す回収車の寄せ集
め部の他の例を示す要部側面図解図であり、(B)はそ
の寄せ集め部のさらに他の例を示す要部側面図解図であ
る。
め部の他の例を示す要部側面図解図であり、(B)はそ
の寄せ集め部のさらに他の例を示す要部側面図解図であ
る。
10 回収車 12 車体本体 14a,14b 車輪 16 回収ケース 18 枢軸 20 掻き上げ装置 22 コンベヤ装置 24 収納部 26 ハイダンプ装置
Claims (1)
- 【請求項1】 地上において、芝草,枯れ草,濡れ草,
土塊,塵芥等の被回収物を回収するための回収車であっ
て、 前記車体の周側部で前記被回収物を掻き上げるための掻
き上げ装置、 前記掻き上げ装置で掻き上げられた被回収物を移送する
ためのコンベヤ装置、および前記コンベヤ装置で移送さ
れた被回収物が収納される収納部を含む、回収車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1819793U JPH0670530U (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 回収車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1819793U JPH0670530U (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 回収車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670530U true JPH0670530U (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=11964912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1819793U Pending JPH0670530U (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 回収車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670530U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200027610A (ko) * | 2018-09-04 | 2020-03-13 | 경북대학교 산학협력단 | 다목적 작업기 |
| JP2022051493A (ja) * | 2020-09-18 | 2022-03-31 | エア・ウォーター株式会社 | 農作物の収穫装置 |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP1819793U patent/JPH0670530U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200027610A (ko) * | 2018-09-04 | 2020-03-13 | 경북대학교 산학협력단 | 다목적 작업기 |
| JP2022051493A (ja) * | 2020-09-18 | 2022-03-31 | エア・ウォーター株式会社 | 農作物の収穫装置 |
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