JPH0670562A - 超音波モータの駆動制御装置 - Google Patents
超音波モータの駆動制御装置Info
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- JPH0670562A JPH0670562A JP4219448A JP21944892A JPH0670562A JP H0670562 A JPH0670562 A JP H0670562A JP 4219448 A JP4219448 A JP 4219448A JP 21944892 A JP21944892 A JP 21944892A JP H0670562 A JPH0670562 A JP H0670562A
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- ultrasonic motor
- drive
- frequency band
- phase difference
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超音波モータの駆動周波数を予め設定した最
適な共振周波数帯域内の周波数に制御して超音波モータ
を安定に駆動する。 【構成】 本発明の超音波モータの駆動制御装置は、圧
電体上の入力電極と異なる位置に2個の検出電極を設
け、それらの検出電極から出力される出力電圧の位相差
を検出する位相差検出手段404と、その位相差に基づ
いて駆動周波数がどの次数の共振周波数帯域に含まれる
かを検出する共振次数検出手段405と、検出された共
振周波数帯域の次数に基づいて超音波モータ400の駆
動周波数が予め設定された共振周波数帯域内の周波数と
なるように制御する周波数帯域制御手段406とを備え
る。
適な共振周波数帯域内の周波数に制御して超音波モータ
を安定に駆動する。 【構成】 本発明の超音波モータの駆動制御装置は、圧
電体上の入力電極と異なる位置に2個の検出電極を設
け、それらの検出電極から出力される出力電圧の位相差
を検出する位相差検出手段404と、その位相差に基づ
いて駆動周波数がどの次数の共振周波数帯域に含まれる
かを検出する共振次数検出手段405と、検出された共
振周波数帯域の次数に基づいて超音波モータ400の駆
動周波数が予め設定された共振周波数帯域内の周波数と
なるように制御する周波数帯域制御手段406とを備え
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波モータの駆動制御
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波モータは低速で大出力が得られる
など、アクチュエータとして最適な特性を有しており、
いろいろな産業分野で期待されている。ここで、図12
に示す回転型超音波モータを例に上げてその構造と動作
の概要を説明する。図において、11は移動子であり、
12は移動子11に固定された摺動材である。これら移
動子11および摺動材12が超音波モータのロータを構
成する。また、13は圧電体14が接着された弾性体で
あり、これら弾性体13および圧電体14が超音波モー
タのステータを構成する。ステータは支持部材15,1
6により固定され、ロータは不図示の加圧機構によって
ステータに加圧され、接触している。
など、アクチュエータとして最適な特性を有しており、
いろいろな産業分野で期待されている。ここで、図12
に示す回転型超音波モータを例に上げてその構造と動作
の概要を説明する。図において、11は移動子であり、
12は移動子11に固定された摺動材である。これら移
動子11および摺動材12が超音波モータのロータを構
成する。また、13は圧電体14が接着された弾性体で
あり、これら弾性体13および圧電体14が超音波モー
タのステータを構成する。ステータは支持部材15,1
6により固定され、ロータは不図示の加圧機構によって
ステータに加圧され、接触している。
【0003】図13は圧電体14に形成された電極の配
置例を示す。これらの電極を用いて圧電体14の分極を
行なうとともに、駆動電力を供給したり、超音波モータ
の状態を検出する。図中の黒丸印は電極の分極方向を示
しており、黒丸印は+、無印は−の方向の分極を示す。
電極群14A,14Bは周方向に波長λの1/2の長さ
を持つ電極が集合した入力電極群であり、相互にλ/4
の空間的位相差を有している。電極14Mはλ/4の長
さを有する電極であり、通常は弾性体13に発生する進
行性振動波の振動状況を検出するための検出電極として
用いられる。電極14Cは一般に共通電極と呼ばれる電
極であり、アース電極として用いられることがある。こ
の圧電体14は上述したように弾性体13に接着されて
おり、電極群14A,14Bにそれぞれπ/2の位相差
を有した交流駆動信号を印加することによって弾性体1
3に進行性振動波を発生させ、加圧接触したロータを回
転させる。
置例を示す。これらの電極を用いて圧電体14の分極を
行なうとともに、駆動電力を供給したり、超音波モータ
の状態を検出する。図中の黒丸印は電極の分極方向を示
しており、黒丸印は+、無印は−の方向の分極を示す。
電極群14A,14Bは周方向に波長λの1/2の長さ
を持つ電極が集合した入力電極群であり、相互にλ/4
の空間的位相差を有している。電極14Mはλ/4の長
さを有する電極であり、通常は弾性体13に発生する進
行性振動波の振動状況を検出するための検出電極として
用いられる。電極14Cは一般に共通電極と呼ばれる電
極であり、アース電極として用いられることがある。こ
の圧電体14は上述したように弾性体13に接着されて
おり、電極群14A,14Bにそれぞれπ/2の位相差
を有した交流駆動信号を印加することによって弾性体1
3に進行性振動波を発生させ、加圧接触したロータを回
転させる。
【0004】このような超音波モータを安定に駆動する
ためには、電極群14A,14Bに印加する交流駆動信
号の周波数(以下、駆動周波数と呼ぶ)をそれぞれの超
音波モータに最適な周波数に設定する必要がある。この
最適な駆動周波数は超音波モータ固有の共振周波数より
もわずかに高い周波数であり、この周波数で超音波モー
タを駆動すると弾性体13の共振による進行性振動波の
振幅が大となり、良好な駆動効率が得られる。この共振
周波数近傍の最適な周波数から駆動周波数がずれると、
進行性振動波の振幅が小さくなって超音波モータを駆動
できなくなったり、駆動時に異常音が発生したり、ある
いは駆動方向が逆転したりして超音波モータを正常に駆
動することができなくなる。
ためには、電極群14A,14Bに印加する交流駆動信
号の周波数(以下、駆動周波数と呼ぶ)をそれぞれの超
音波モータに最適な周波数に設定する必要がある。この
最適な駆動周波数は超音波モータ固有の共振周波数より
もわずかに高い周波数であり、この周波数で超音波モー
タを駆動すると弾性体13の共振による進行性振動波の
振幅が大となり、良好な駆動効率が得られる。この共振
周波数近傍の最適な周波数から駆動周波数がずれると、
進行性振動波の振幅が小さくなって超音波モータを駆動
できなくなったり、駆動時に異常音が発生したり、ある
いは駆動方向が逆転したりして超音波モータを正常に駆
動することができなくなる。
【0005】しかし、超音波モータの共振周波数は温
度、負荷などによって常に変化するため、この共振周波
数の変化に応じて最適な駆動周波数を設定する必要があ
る。このような駆動周波数を最適化するための超音波モ
ータの駆動制御装置が数多く提案されているが、それら
の代表的なものを上げると、 (1)圧電体上に設けた振動検出電極の出力電圧を検出
し、その出力電圧が最適な駆動周波数に対応した値とな
るように駆動周波数を制御する駆動制御装置。 (2)上記振動検出電極の出力電圧波形と圧電体に印加
する駆動電圧波形との位相差を検出し、所定の位相差と
なるように駆動周波数を制御する駆動制御装置。 (3)入力電極群の圧電体に印加する駆動電圧波形と圧
電体に流入する駆動電流波形との位相差を検出し、所定
の位相差となるように駆動周波数を制御する駆動制御装
置。 などがある。なお、上記以外にも種々提案されているが
説明を省略する。
度、負荷などによって常に変化するため、この共振周波
数の変化に応じて最適な駆動周波数を設定する必要があ
る。このような駆動周波数を最適化するための超音波モ
ータの駆動制御装置が数多く提案されているが、それら
の代表的なものを上げると、 (1)圧電体上に設けた振動検出電極の出力電圧を検出
し、その出力電圧が最適な駆動周波数に対応した値とな
るように駆動周波数を制御する駆動制御装置。 (2)上記振動検出電極の出力電圧波形と圧電体に印加
する駆動電圧波形との位相差を検出し、所定の位相差と
なるように駆動周波数を制御する駆動制御装置。 (3)入力電極群の圧電体に印加する駆動電圧波形と圧
電体に流入する駆動電流波形との位相差を検出し、所定
の位相差となるように駆動周波数を制御する駆動制御装
置。 などがある。なお、上記以外にも種々提案されているが
説明を省略する。
【0006】現在、上記(2)の駆動制御装置が最も有
力視されているので、図14により、本出願人が提案し
たものを一例として説明する(例えば、特開昭62−2
51490号公報参照)。この駆動制御装置は、駆動周
波数fを出力する発振器21、波形整形器22、入力電
極26a,26bに印加する駆動電圧をπ/2だけ移相
する移相器23、電力増幅器24,25、2個の電圧波
形の位相差φを算出する位相差算出回路29、この位相
差φと基準位相差φoptとを比較して両者のずれ量△
φを出力する比較器30、基準位相差φoptを出力す
るリファレンサー31、および位相差のずれ量△φを駆
動周波数fの増減量△fに変換するφf換算器32から
構成される。なお、27,28は整合用インダクタであ
る。
力視されているので、図14により、本出願人が提案し
たものを一例として説明する(例えば、特開昭62−2
51490号公報参照)。この駆動制御装置は、駆動周
波数fを出力する発振器21、波形整形器22、入力電
極26a,26bに印加する駆動電圧をπ/2だけ移相
する移相器23、電力増幅器24,25、2個の電圧波
形の位相差φを算出する位相差算出回路29、この位相
差φと基準位相差φoptとを比較して両者のずれ量△
φを出力する比較器30、基準位相差φoptを出力す
るリファレンサー31、および位相差のずれ量△φを駆
動周波数fの増減量△fに変換するφf換算器32から
構成される。なお、27,28は整合用インダクタであ
る。
【0007】位相差算出回路29によって、入力電極1
4Aに印加される駆動電圧波形と検出電極14Mの出力
電圧波形との位相差φが算出される。比較器30では、
この位相差φとリファレンサー31で設定された基準位
相差φoptとが比較され、両者のずれ量△φが出力さ
れる。なお、この基準位相差φoptは、超音波モータ
が共振周波数よりもわずかに高い駆動周波数で安定に駆
動されているときの位相差である。次に、φf変換器3
2によって位相差のずれ量△φは駆動周波数fの増減量
△fに変換され、発振器21へ出力される。発振器21
は、増減量△fだけ駆動周波数fを増減する。これによ
って、超音波モータの駆動周波数fは常に共振周波数よ
りもわずかに高い最適な周波数に制御され、超音波モー
タは安定に駆動される。
4Aに印加される駆動電圧波形と検出電極14Mの出力
電圧波形との位相差φが算出される。比較器30では、
この位相差φとリファレンサー31で設定された基準位
相差φoptとが比較され、両者のずれ量△φが出力さ
れる。なお、この基準位相差φoptは、超音波モータ
が共振周波数よりもわずかに高い駆動周波数で安定に駆
動されているときの位相差である。次に、φf変換器3
2によって位相差のずれ量△φは駆動周波数fの増減量
△fに変換され、発振器21へ出力される。発振器21
は、増減量△fだけ駆動周波数fを増減する。これによ
って、超音波モータの駆動周波数fは常に共振周波数よ
りもわずかに高い最適な周波数に制御され、超音波モー
タは安定に駆動される。
【0008】図15は、駆動周波数fに対する超音波モ
ータの駆動速度Nと、上述した駆動電圧と検出電圧との
位相差φとの関係を示す。図における2つの駆動曲線N
A,NBと2つの位相曲線φA,φBは、ある時刻にお
いて駆動曲線NAおよび位相曲線φAの状態で駆動され
ていた超音波モータが、温度や負荷などの変動により駆
動条件が変化し、駆動曲線NBおよび位相曲線φBの状
態に変化したことを示す。いずれの駆動状態において
も、超音波モータの最適な駆動周波数における位相差φ
は同じ値を示し、この値を上述した基準位相差φopt
とすれば常に超音波モータを安定に駆動制御することが
できる。
ータの駆動速度Nと、上述した駆動電圧と検出電圧との
位相差φとの関係を示す。図における2つの駆動曲線N
A,NBと2つの位相曲線φA,φBは、ある時刻にお
いて駆動曲線NAおよび位相曲線φAの状態で駆動され
ていた超音波モータが、温度や負荷などの変動により駆
動条件が変化し、駆動曲線NBおよび位相曲線φBの状
態に変化したことを示す。いずれの駆動状態において
も、超音波モータの最適な駆動周波数における位相差φ
は同じ値を示し、この値を上述した基準位相差φopt
とすれば常に超音波モータを安定に駆動制御することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超音波モー
タの共振周波数は共振次数ごとに存在し、通常、それら
の中で最良の駆動特性を示す次数の共振周波数帯域を超
音波モータの駆動周波数帯域として設定し、その帯域内
の周波数で超音波モータを駆動制御する。なお、駆動周
波数帯域として予め設定された共振周波数帯域以外の共
振周波数帯域でも超音波モータを駆動することができる
が、駆動状態が不安定になったり、異常音が発生した
り、次数によっては駆動方向が逆転するなどの不具合が
ある。
タの共振周波数は共振次数ごとに存在し、通常、それら
の中で最良の駆動特性を示す次数の共振周波数帯域を超
音波モータの駆動周波数帯域として設定し、その帯域内
の周波数で超音波モータを駆動制御する。なお、駆動周
波数帯域として予め設定された共振周波数帯域以外の共
振周波数帯域でも超音波モータを駆動することができる
が、駆動状態が不安定になったり、異常音が発生した
り、次数によっては駆動方向が逆転するなどの不具合が
ある。
【0010】しかしながら、従来の超音波モータの駆動
制御装置では、駆動周波数が温度や負荷などの変動によ
って予め設定した共振周波数帯域外へ逸脱すると、予め
設定した共振周波数帯域に戻らなくなり、上述した不具
合が発生するという問題がある。
制御装置では、駆動周波数が温度や負荷などの変動によ
って予め設定した共振周波数帯域外へ逸脱すると、予め
設定した共振周波数帯域に戻らなくなり、上述した不具
合が発生するという問題がある。
【0011】ここで、駆動周波数帯域として通常用いら
れる共振周波数帯域について説明する。例えば図13に
示す圧電体14を例に上げると、入力電極群14A,1
4Bの中の一つの電極の周長がλ/2であるから、入力
電極群14Aおよび14Bの周長はそれぞれ5λとな
り、さらに、共通電極14Cが3×(λ/4)、検出電
極14Mがλ/4であるから電極全体の周長は11λと
なる。この圧電体14の分極による波数と、超音波モー
タを駆動したときにステータ上に発生する進行性振動波
の波数とが一致する状態、すなわち図13の例では11
波の進行性振動波が発生する11次の共振周波数帯域が
通常、超音波モータの駆動周波数帯域として用いられる
共振周波数帯域である。なお以下では、通常、駆動周波
数帯域として用いられる共振周波数帯域を最適共振周波
数帯域と呼ぶ。
れる共振周波数帯域について説明する。例えば図13に
示す圧電体14を例に上げると、入力電極群14A,1
4Bの中の一つの電極の周長がλ/2であるから、入力
電極群14Aおよび14Bの周長はそれぞれ5λとな
り、さらに、共通電極14Cが3×(λ/4)、検出電
極14Mがλ/4であるから電極全体の周長は11λと
なる。この圧電体14の分極による波数と、超音波モー
タを駆動したときにステータ上に発生する進行性振動波
の波数とが一致する状態、すなわち図13の例では11
波の進行性振動波が発生する11次の共振周波数帯域が
通常、超音波モータの駆動周波数帯域として用いられる
共振周波数帯域である。なお以下では、通常、駆動周波
数帯域として用いられる共振周波数帯域を最適共振周波
数帯域と呼ぶ。
【0012】この11次の共振周波数帯域の低周波側お
よび高周波側には、図16,17に示すように、10
次、9次、・・の順に低次の共振周波数帯域と、12
次、13次、・・の順に高次の共振周波数帯域がある。
図16は、駆動周波数Fに対する駆動速度Nおよび検出
電極の出力電圧VMの関係を示す。上述した(1)の駆
動制御装置では、検出電極の出力電圧VMが11次の最
適共振周波数帯域の駆動周波数F11に対応した値VM
1となるように駆動周波数Fを設定する。しかし、11
次以外の共振周波数帯域にも検出電極の出力電圧VMが
VM1となる周波数F9,F10,F12,F13,・
・があり、いったん駆動周波数Fが11次の最適共振周
波数帯域から逸脱してこれらの周波数のいずれかに設定
されると、通常駆動周波数帯域として用いられている1
1次の最適共振周波数帯域へ戻らなくなる。
よび高周波側には、図16,17に示すように、10
次、9次、・・の順に低次の共振周波数帯域と、12
次、13次、・・の順に高次の共振周波数帯域がある。
図16は、駆動周波数Fに対する駆動速度Nおよび検出
電極の出力電圧VMの関係を示す。上述した(1)の駆
動制御装置では、検出電極の出力電圧VMが11次の最
適共振周波数帯域の駆動周波数F11に対応した値VM
1となるように駆動周波数Fを設定する。しかし、11
次以外の共振周波数帯域にも検出電極の出力電圧VMが
VM1となる周波数F9,F10,F12,F13,・
・があり、いったん駆動周波数Fが11次の最適共振周
波数帯域から逸脱してこれらの周波数のいずれかに設定
されると、通常駆動周波数帯域として用いられている1
1次の最適共振周波数帯域へ戻らなくなる。
【0013】また図17は、駆動周波数Fに対する駆動
速度Nおよび入力電極の駆動電圧波形と検出電極の出力
電圧波形との位相差φの関係を示す。上述した(2)の
駆動制御装置では、位相差φが11次の最適共振周波数
帯域の駆動周波数F11’に対応した値φ1となるよう
に駆動周波数Fを設定する。しかし、11次以外の共振
周波数帯域にも位相差φがφ1となる周波数F10’,
F12’,F13’,・・があり、いったん駆動周波数
Fが11次の最適共振周波数帯域から逸脱してこれらの
周波数のいずれかに設定されると、通常駆動周波数帯域
として用いられている11次の最適共振周波数帯域へ戻
らなくなる。
速度Nおよび入力電極の駆動電圧波形と検出電極の出力
電圧波形との位相差φの関係を示す。上述した(2)の
駆動制御装置では、位相差φが11次の最適共振周波数
帯域の駆動周波数F11’に対応した値φ1となるよう
に駆動周波数Fを設定する。しかし、11次以外の共振
周波数帯域にも位相差φがφ1となる周波数F10’,
F12’,F13’,・・があり、いったん駆動周波数
Fが11次の最適共振周波数帯域から逸脱してこれらの
周波数のいずれかに設定されると、通常駆動周波数帯域
として用いられている11次の最適共振周波数帯域へ戻
らなくなる。
【0014】さらに、図示を省略するが、上述した
(3)の駆動制御装置により、駆動電圧波形と駆動電流
波形との位相差に基づいて駆動周波数を制御する場合に
も同様の問題が発生する。
(3)の駆動制御装置により、駆動電圧波形と駆動電流
波形との位相差に基づいて駆動周波数を制御する場合に
も同様の問題が発生する。
【0015】駆動周波数を最適共振周波数帯域内の周波
数に制御し、超音波モータを安定に駆動するためには、
駆動周波数を設定する設定回路、あるいは駆動周波数発
振器の設定可能周波数帯域を最適共振周波数帯域とし、
他の次数の共振周波数帯域の周波数を含まないようにす
ることが考えられる。しかし、そのためには周波数設定
回路や発振器の回路構成が複雑となる上に、温度変化な
どによる出力周波数変動を補償する回路が必要になって
望ましくない。
数に制御し、超音波モータを安定に駆動するためには、
駆動周波数を設定する設定回路、あるいは駆動周波数発
振器の設定可能周波数帯域を最適共振周波数帯域とし、
他の次数の共振周波数帯域の周波数を含まないようにす
ることが考えられる。しかし、そのためには周波数設定
回路や発振器の回路構成が複雑となる上に、温度変化な
どによる出力周波数変動を補償する回路が必要になって
望ましくない。
【0016】また、超音波モータの共振周波数帯域は温
度や負荷変動などによって変化するため、常に駆動周波
数設定回路あるいは駆動周波数発振器の周波数帯域を最
適共振周波数帯域と一致させることは困難である。さら
に、個々の超音波モータにより共振周波数帯域が異なる
ので、超音波モータごとに駆動周波数設定回路あるいは
駆動周波数発振器の周波数帯域を調整しなければなら
ず、調整工数が増加するという問題もある。
度や負荷変動などによって変化するため、常に駆動周波
数設定回路あるいは駆動周波数発振器の周波数帯域を最
適共振周波数帯域と一致させることは困難である。さら
に、個々の超音波モータにより共振周波数帯域が異なる
ので、超音波モータごとに駆動周波数設定回路あるいは
駆動周波数発振器の周波数帯域を調整しなければなら
ず、調整工数が増加するという問題もある。
【0017】駆動周波数設定回路あるいは駆動周波数発
振器の出力周波数帯域を制限して駆動周波数の逸脱を防
止するためには、上述した共振周波数帯域の温度や負荷
変動による変化を考慮して出力周波数帯域を最適共振周
波数帯域よりも狭く設定しなければならない。ところ
が、駆動周波数を変化させて超音波モータの駆動速度を
変える場合、駆動速度を超低速度とするためには駆動周
波数を最適共振周波数帯域の上限値近傍に設定しなけれ
ばならない。しかし、駆動周波数設定回路あるいは駆動
周波数発振器の出力周波数帯域を最適共振周波数帯域よ
りも狭くしていると、駆動周波数を最適共振周波数帯域
の上限値近傍に設定することができず、超音波モータを
超低速度で駆動することはできない。
振器の出力周波数帯域を制限して駆動周波数の逸脱を防
止するためには、上述した共振周波数帯域の温度や負荷
変動による変化を考慮して出力周波数帯域を最適共振周
波数帯域よりも狭く設定しなければならない。ところ
が、駆動周波数を変化させて超音波モータの駆動速度を
変える場合、駆動速度を超低速度とするためには駆動周
波数を最適共振周波数帯域の上限値近傍に設定しなけれ
ばならない。しかし、駆動周波数設定回路あるいは駆動
周波数発振器の出力周波数帯域を最適共振周波数帯域よ
りも狭くしていると、駆動周波数を最適共振周波数帯域
の上限値近傍に設定することができず、超音波モータを
超低速度で駆動することはできない。
【0018】なお、以上の説明では図13に示す圧電体
14を有する超音波モータを例に上げて説明したが、こ
れ以外の超音波モータに対しても同様な問題がある。
14を有する超音波モータを例に上げて説明したが、こ
れ以外の超音波モータに対しても同様な問題がある。
【0019】本発明の目的は、超音波モータの駆動周波
数を予め設定した最適な共振周波数帯域内の周波数に制
御して超音波モータを安定に駆動することにある。
数を予め設定した最適な共振周波数帯域内の周波数に制
御して超音波モータを安定に駆動することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明
は、圧電体の励振により弾性体に進行性振動波を発生す
る固定子と、この固定子に加圧接触され進行性振動波に
より駆動される移動子とから成る超音波モータ400
と、この超音波モータ400の駆動周波数を設定する周
波数設定手段401と、設定された駆動周波数の、所定
の位相差を有する2つの交流信号を生成する発振移相手
段402と、2つの交流信号を増幅して圧電体上の2個
の入力電極にそれぞれ印加する電力増幅手段403とを
備えた超音波モータの駆動制御装置に適用される。そし
て、圧電体上の入力電極と異なる位置に2個の検出電極
を設け、それらの検出電極から出力される出力電圧の位
相差を検出する位相差検出手段404と、位相差に基づ
いて駆動周波数がどの次数の共振周波数帯域に含まれる
かを検出する共振次数検出手段405と、検出された共
振周波数帯域の次数に基づいて超音波モータ400の駆
動周波数が予め設定された共振周波数帯域内の周波数と
なるように制御する周波数帯域制御手段406とを備
え、これにより、上記目的を達成する。請求項2の超音
波モータの駆動制御装置は、超音波モータ400の共通
電極を検出電極としたものである。請求項3の超音波モ
ータの駆動制御装置は、超音波モータ400の共通電極
を複数に分割し、それらの内の少なくとも1個を検出電
極として用いるようにしたものである。請求項4の超音
波モータの駆動制御装置は、2個の検出電極を進行性振
動波の1波長以内の位置に設けるようにしたものであ
る。請求項5の超音波モータの駆動制御装置の電力増幅
手段403Aは、超音波モータ400の起動時に2個の
入力電極の内の一方に駆動電圧を印加し、その状態で周
波数帯域制御手段406により超音波モータ400の駆
動周波数が予め設定された共振周波数帯域内の周波数と
なるように制御した後、他方の入力電極に駆動電圧を印
加して超音波モータ400を起動する。
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明
は、圧電体の励振により弾性体に進行性振動波を発生す
る固定子と、この固定子に加圧接触され進行性振動波に
より駆動される移動子とから成る超音波モータ400
と、この超音波モータ400の駆動周波数を設定する周
波数設定手段401と、設定された駆動周波数の、所定
の位相差を有する2つの交流信号を生成する発振移相手
段402と、2つの交流信号を増幅して圧電体上の2個
の入力電極にそれぞれ印加する電力増幅手段403とを
備えた超音波モータの駆動制御装置に適用される。そし
て、圧電体上の入力電極と異なる位置に2個の検出電極
を設け、それらの検出電極から出力される出力電圧の位
相差を検出する位相差検出手段404と、位相差に基づ
いて駆動周波数がどの次数の共振周波数帯域に含まれる
かを検出する共振次数検出手段405と、検出された共
振周波数帯域の次数に基づいて超音波モータ400の駆
動周波数が予め設定された共振周波数帯域内の周波数と
なるように制御する周波数帯域制御手段406とを備
え、これにより、上記目的を達成する。請求項2の超音
波モータの駆動制御装置は、超音波モータ400の共通
電極を検出電極としたものである。請求項3の超音波モ
ータの駆動制御装置は、超音波モータ400の共通電極
を複数に分割し、それらの内の少なくとも1個を検出電
極として用いるようにしたものである。請求項4の超音
波モータの駆動制御装置は、2個の検出電極を進行性振
動波の1波長以内の位置に設けるようにしたものであ
る。請求項5の超音波モータの駆動制御装置の電力増幅
手段403Aは、超音波モータ400の起動時に2個の
入力電極の内の一方に駆動電圧を印加し、その状態で周
波数帯域制御手段406により超音波モータ400の駆
動周波数が予め設定された共振周波数帯域内の周波数と
なるように制御した後、他方の入力電極に駆動電圧を印
加して超音波モータ400を起動する。
【0021】
【作用】圧電体上の入力電極と異なる位置に2個の検出
電極を設け、それらの検出電極から出力される出力電圧
の位相差に基づいて駆動周波数がどの次数の共振周波数
帯域に含まれるかを検出し、超音波モータの駆動周波数
が予め設定した共振周波数帯域内の周波数となるように
制御する。
電極を設け、それらの検出電極から出力される出力電圧
の位相差に基づいて駆動周波数がどの次数の共振周波数
帯域に含まれるかを検出し、超音波モータの駆動周波数
が予め設定した共振周波数帯域内の周波数となるように
制御する。
【0022】
【実施例】−第1の実施例− 図2〜9により、本発明の第1の実施例を説明する。な
お、以下の各実施例では図13に示す電極配置の圧電体
を用いた超音波モータを例に上げて説明する。まず、超
音波モータに印加されている駆動電圧の周波数がどの共
振周波数帯域に含まれるかを検出する方法について説明
する。図13に示す圧電体14を用いた超音波モータで
は、最適共振周波数帯域におけるステータの進行性振動
波の波数は11波となる。また、11次共振周波数帯域
よりも高周波側の12次共振周波数帯域では12波とな
り、13次共振周波数帯域では13波となる。以下同様
に、共振次数が増えるごとに波数は1波ずつ増加する。
逆に、11次共振周波数帯域よりも低周波側の10次共
振周波数帯域では進行性振動波の波数が10波となり、
9次共振周波数帯域では9波となる。以下同様に、共振
次数が減少するごとに波数が1波ずつ減少する。
お、以下の各実施例では図13に示す電極配置の圧電体
を用いた超音波モータを例に上げて説明する。まず、超
音波モータに印加されている駆動電圧の周波数がどの共
振周波数帯域に含まれるかを検出する方法について説明
する。図13に示す圧電体14を用いた超音波モータで
は、最適共振周波数帯域におけるステータの進行性振動
波の波数は11波となる。また、11次共振周波数帯域
よりも高周波側の12次共振周波数帯域では12波とな
り、13次共振周波数帯域では13波となる。以下同様
に、共振次数が増えるごとに波数は1波ずつ増加する。
逆に、11次共振周波数帯域よりも低周波側の10次共
振周波数帯域では進行性振動波の波数が10波となり、
9次共振周波数帯域では9波となる。以下同様に、共振
次数が減少するごとに波数が1波ずつ減少する。
【0023】この実施例では、図13に示す圧電体14
の検出電極14Mに対向する位置、つまり共通電極14
Cの位置に第2の検出電極を設ける。この共通電極14
Cの分割例を図2に示す。電極14D,14E,14F
は共通電極14Cを均等に3分割した周長λ/4の検出
電極であり、すべて+の極性に分極する。図3は、図
2,13に示す圧電体14を直線上に展開し、11次か
ら13次までの共振周波数帯域で得られるステータ上の
進行性振動波を示す。なお、進行性振動波は検出電極1
4Mの位置を基準として示してある。ここで、検出電極
14M,14D,14E,14Fはすべてλ/4の周長
であり、ロータの中心から見た4つの検出電極間の角度
は図2,13に示す電極配置により決定される。
の検出電極14Mに対向する位置、つまり共通電極14
Cの位置に第2の検出電極を設ける。この共通電極14
Cの分割例を図2に示す。電極14D,14E,14F
は共通電極14Cを均等に3分割した周長λ/4の検出
電極であり、すべて+の極性に分極する。図3は、図
2,13に示す圧電体14を直線上に展開し、11次か
ら13次までの共振周波数帯域で得られるステータ上の
進行性振動波を示す。なお、進行性振動波は検出電極1
4Mの位置を基準として示してある。ここで、検出電極
14M,14D,14E,14Fはすべてλ/4の周長
であり、ロータの中心から見た4つの検出電極間の角度
は図2,13に示す電極配置により決定される。
【0024】図3から明らかなように、ステータ上の進
行性振動波の波数、すなわち共振次数が変化すると各電
極間の波数が変化する。検出電極が+の極性に分極され
ていて、図における進行性振動波が+方向にある場合に
検出電極から+極性の電圧が出力されるとすると、共振
周波数帯域が変化すると各検出電極間の出力電圧波形の
位相が変化することがわかる。例えば、電極14Mと1
4Eの場合では、出力電圧波形間の位相差は11次で1
80degであり、12次では0deg、13次では1
80degとなる。この場合、ロータの中心から見た検
出電極14Mと14Eの角度は180degであり、こ
の間に何波の進行性振動波が存在するかによって検出電
極14M,14Eの出力電圧波形間の位相差が決まる。
この関係を式で表すと次のようになる。任意の二つの電
極間のロータの中心から見た角度をθ、ステータ上に発
生する進行性振動波の波数をnとすると両電極間に存在
する進行性振動波の波数n1は、 n1=(θ×n)/360 ・・・(1) で表される。ここで、両検出電極の出力電圧波形の位相
差φは(1)式で求めた波数n1の小数点以下に360
degを乗した値となり、波数n1の小数点以下をn2
とすると、 φ=360×n2 ・・・(2) となる。
行性振動波の波数、すなわち共振次数が変化すると各電
極間の波数が変化する。検出電極が+の極性に分極され
ていて、図における進行性振動波が+方向にある場合に
検出電極から+極性の電圧が出力されるとすると、共振
周波数帯域が変化すると各検出電極間の出力電圧波形の
位相が変化することがわかる。例えば、電極14Mと1
4Eの場合では、出力電圧波形間の位相差は11次で1
80degであり、12次では0deg、13次では1
80degとなる。この場合、ロータの中心から見た検
出電極14Mと14Eの角度は180degであり、こ
の間に何波の進行性振動波が存在するかによって検出電
極14M,14Eの出力電圧波形間の位相差が決まる。
この関係を式で表すと次のようになる。任意の二つの電
極間のロータの中心から見た角度をθ、ステータ上に発
生する進行性振動波の波数をnとすると両電極間に存在
する進行性振動波の波数n1は、 n1=(θ×n)/360 ・・・(1) で表される。ここで、両検出電極の出力電圧波形の位相
差φは(1)式で求めた波数n1の小数点以下に360
degを乗した値となり、波数n1の小数点以下をn2
とすると、 φ=360×n2 ・・・(2) となる。
【0025】このように、圧電体上の任意の位置に設け
た2個の検出電極の出力電圧波形の位相差を検出すれ
ば、超音波モータの駆動周波数が何次の共振周波数帯域
の周波数かを判別することができる。図2,13に示す
電極14M,14Eを検出電極とした場合は、2個の検
出電極間のロータの中心から見た角度が180degで
あるため、共振次数が変化すると2個の検出電極の出力
電圧波形の位相差は0degまたは180degと交互
に変化する。従って、10次と12次の場合はともに位
相差が0degとなって判別がつかず、また11次と1
3次の場合はともに位相差が180degとなって判別
がつかない。しかし、駆動周波数設定回路または駆動周
波数発振器の周波数帯域が11次と12次の共振周波数
帯域にまたがっているような場合には、駆動周波数は1
1次または12次の共振周波数帯域の周波数に限定され
るので、駆動周波数が11次の最適共振周波数帯域の周
波数に設定されているかどうかの判別は充分に可能であ
る。
た2個の検出電極の出力電圧波形の位相差を検出すれ
ば、超音波モータの駆動周波数が何次の共振周波数帯域
の周波数かを判別することができる。図2,13に示す
電極14M,14Eを検出電極とした場合は、2個の検
出電極間のロータの中心から見た角度が180degで
あるため、共振次数が変化すると2個の検出電極の出力
電圧波形の位相差は0degまたは180degと交互
に変化する。従って、10次と12次の場合はともに位
相差が0degとなって判別がつかず、また11次と1
3次の場合はともに位相差が180degとなって判別
がつかない。しかし、駆動周波数設定回路または駆動周
波数発振器の周波数帯域が11次と12次の共振周波数
帯域にまたがっているような場合には、駆動周波数は1
1次または12次の共振周波数帯域の周波数に限定され
るので、駆動周波数が11次の最適共振周波数帯域の周
波数に設定されているかどうかの判別は充分に可能であ
る。
【0026】検出電極14Dまたは14Fの出力電圧波
形と検出電極14Mの出力電圧波形との位相差に基づい
て、超音波モータの駆動周波数がどの共振周波数帯域に
あるかを判別するようにすれば、両電極間の角度が18
0degではないので上述した電極14M,14Eの場
合のような問題はなく、さらに広い範囲の共振周波数帯
域にわたって判別が可能となる。
形と検出電極14Mの出力電圧波形との位相差に基づい
て、超音波モータの駆動周波数がどの共振周波数帯域に
あるかを判別するようにすれば、両電極間の角度が18
0degではないので上述した電極14M,14Eの場
合のような問題はなく、さらに広い範囲の共振周波数帯
域にわたって判別が可能となる。
【0027】また、検出電極14D〜14Fのように、
最適共振周波数帯域における進行性振動波の1波長以内
に配置された検出電極間では、低次の共振周波数帯域に
なってステータ上の進行性振動波の波数が減少するごと
に、それらの検出電極の出力電圧波形の位相差は減少
し、逆に、高次の共振周波数帯域になって波数が増大す
るごとに通常の波数の2倍の波数になるまで、検出電極
間の出力電圧の位相差が増大する。従って、最適共振周
波数帯域における位相差を基準にして検出電極間の出力
電圧の位相差を判別すれば、共振次数に応じて位相差が
ほぼ直線的に変化するので、駆動周波数が最適共振周波
数帯域の周波数か、あるいはそれ以外の共振周波数帯域
の周波数であるかを容易に判別できる。
最適共振周波数帯域における進行性振動波の1波長以内
に配置された検出電極間では、低次の共振周波数帯域に
なってステータ上の進行性振動波の波数が減少するごと
に、それらの検出電極の出力電圧波形の位相差は減少
し、逆に、高次の共振周波数帯域になって波数が増大す
るごとに通常の波数の2倍の波数になるまで、検出電極
間の出力電圧の位相差が増大する。従って、最適共振周
波数帯域における位相差を基準にして検出電極間の出力
電圧の位相差を判別すれば、共振次数に応じて位相差が
ほぼ直線的に変化するので、駆動周波数が最適共振周波
数帯域の周波数か、あるいはそれ以外の共振周波数帯域
の周波数であるかを容易に判別できる。
【0028】このように、基準の位相差よりも2個の検
出電極間の出力電圧波形の位相差が小さいか大きいかに
よって駆動周波数の帯域を判別できる電極の配置につい
ては、進行性振動波の波数と、検出電極間のロータの中
心から見た角度と、最適共振周波数帯域に対してどこま
で判別能力を持つ必要があるかによって決定すればよ
い。
出電極間の出力電圧波形の位相差が小さいか大きいかに
よって駆動周波数の帯域を判別できる電極の配置につい
ては、進行性振動波の波数と、検出電極間のロータの中
心から見た角度と、最適共振周波数帯域に対してどこま
で判別能力を持つ必要があるかによって決定すればよ
い。
【0029】なお、図4に示すように、検出電極14C
をλ/2とλ/4の長さに分割し、電極群14Bの一つ
の電極と電極14Cのλ/2の長さの電極とを入れ替え
て、電極群14B中の入れ換えた電極14Gを検出電極
として使用してもよい。
をλ/2とλ/4の長さに分割し、電極群14Bの一つ
の電極と電極14Cのλ/2の長さの電極とを入れ替え
て、電極群14B中の入れ換えた電極14Gを検出電極
として使用してもよい。
【0030】以上の共振周波数帯域の次数の検出方法で
は、ステータ上に進行性振動波を発生させた状態で2個
の検出電極の出力電圧波形の位相差を検出して共振周波
数帯域の次数を検出したが、ステータ上に定在波が発生
している状態でも同様に共振周波数帯域の次数の検出が
可能である。今、2つの入力電極群の片側に駆動電圧を
印加すると、ステータ上に定在波が発生する。この定在
波の波数と進行性振動波の波数とは、駆動周波数が同一
であれば波数も同一となるので進行性振動波による検出
と同様に駆動周波数がどの共振周波数帯域に含まれるか
判別できる。
は、ステータ上に進行性振動波を発生させた状態で2個
の検出電極の出力電圧波形の位相差を検出して共振周波
数帯域の次数を検出したが、ステータ上に定在波が発生
している状態でも同様に共振周波数帯域の次数の検出が
可能である。今、2つの入力電極群の片側に駆動電圧を
印加すると、ステータ上に定在波が発生する。この定在
波の波数と進行性振動波の波数とは、駆動周波数が同一
であれば波数も同一となるので進行性振動波による検出
と同様に駆動周波数がどの共振周波数帯域に含まれるか
判別できる。
【0031】このように、圧電体上にもうけた2個の検
出電極間の出力電圧波形の位相差を検出することにより
共振周波数帯域の次数が検出でき、共振次数検出回路を
設けて駆動周波数がどの共振周波数帯域に含まれるかを
判別し、駆動周波数が最適共振周波数帯域内の周波数と
なるように駆動周波数設定回路あるいは駆動周波数発振
器を制御することが可能となる。また、駆動共振周波数
帯域を切り換えて所望の帯域の駆動周波数で超音波モー
タを駆動することにより、駆動条件に応じて最適な超音
波モータの出力特性を得ることができる。
出電極間の出力電圧波形の位相差を検出することにより
共振周波数帯域の次数が検出でき、共振次数検出回路を
設けて駆動周波数がどの共振周波数帯域に含まれるかを
判別し、駆動周波数が最適共振周波数帯域内の周波数と
なるように駆動周波数設定回路あるいは駆動周波数発振
器を制御することが可能となる。また、駆動共振周波数
帯域を切り換えて所望の帯域の駆動周波数で超音波モー
タを駆動することにより、駆動条件に応じて最適な超音
波モータの出力特性を得ることができる。
【0032】図5は第1の実施例の構成を示す。この実
施例では、検出電極の出力電圧波形と入力電極群に印加
される駆動電圧波形との位相差に基づいて駆動周波数を
制御する駆動制御装置を例に上げて説明する。また、こ
の実施例の超音波モータの圧電体は図13に示す電極配
置のものとし、その共通電極14Cを図2に示すように
分割し、その中の電極14Fを一方の検出電極として用
いるものとする。従って、この実施例で通常用いる最適
共振周波数帯域は11次である。
施例では、検出電極の出力電圧波形と入力電極群に印加
される駆動電圧波形との位相差に基づいて駆動周波数を
制御する駆動制御装置を例に上げて説明する。また、こ
の実施例の超音波モータの圧電体は図13に示す電極配
置のものとし、その共通電極14Cを図2に示すように
分割し、その中の電極14Fを一方の検出電極として用
いるものとする。従って、この実施例で通常用いる最適
共振周波数帯域は11次である。
【0033】この実施例の超音波モータの駆動制御回路
は、共振次数検出回路1、駆動周波数設定回路2、発振
移相回路3および電力増幅器4,5から構成される。共
振次数検出回路1は、検出電極14M,14Fの出力電
圧波形の位相差に基づいて、超音波モータの駆動周波数
がどの共振周波数帯域に含まれるかを検出する。超音波
モータの検出電極14M,14Fは、共振次数検出回路
1の波形整形器101,102へそれぞれ接続される。
検出電極14M,14Fの出力電圧は波形整形器10
1,102によってそれぞれ矩形波に波形整形され、位
相差検出器103へ出力される。
は、共振次数検出回路1、駆動周波数設定回路2、発振
移相回路3および電力増幅器4,5から構成される。共
振次数検出回路1は、検出電極14M,14Fの出力電
圧波形の位相差に基づいて、超音波モータの駆動周波数
がどの共振周波数帯域に含まれるかを検出する。超音波
モータの検出電極14M,14Fは、共振次数検出回路
1の波形整形器101,102へそれぞれ接続される。
検出電極14M,14Fの出力電圧は波形整形器10
1,102によってそれぞれ矩形波に波形整形され、位
相差検出器103へ出力される。
【0034】この位相差検出器103は、図6に示すよ
うに2個のアンドゲート103A,103BとRSフリ
ップフロップ103Cで構成され、検出電極14M,1
4Fの出力電圧波形の位相差を検出する。各アンドゲー
ト103A,103Bの一方の入力端子には波形整形器
101,102の出力がそれぞれ接続され、他方の入力
端子にはRSフリップフロップ103Cの出力が接続さ
れる。図7は位相差検出器103の動作を示すタイムチ
ャートである。波形整形器101,102を介して入力
された検出電極14M,14Fの出力電圧波形の立ち上
がりエッジに同期して、出力の電圧レベルがハイレベル
からローレベルへ、またはローレベルからハイレベルへ
と交互に反転する。つまり、位相差検出器103は検出
電極14M,14Fの出力電圧波形の位相差に応じたデ
ューティー比の信号を出力する。
うに2個のアンドゲート103A,103BとRSフリ
ップフロップ103Cで構成され、検出電極14M,1
4Fの出力電圧波形の位相差を検出する。各アンドゲー
ト103A,103Bの一方の入力端子には波形整形器
101,102の出力がそれぞれ接続され、他方の入力
端子にはRSフリップフロップ103Cの出力が接続さ
れる。図7は位相差検出器103の動作を示すタイムチ
ャートである。波形整形器101,102を介して入力
された検出電極14M,14Fの出力電圧波形の立ち上
がりエッジに同期して、出力の電圧レベルがハイレベル
からローレベルへ、またはローレベルからハイレベルへ
と交互に反転する。つまり、位相差検出器103は検出
電極14M,14Fの出力電圧波形の位相差に応じたデ
ューティー比の信号を出力する。
【0035】位相差検出器103の出力は、抵抗器10
4とコンデンサ105から成る積分器へ接続される。こ
の積分器は、位相差検出器103の出力信号を平滑して
直流電圧信号に変換する。検出電極14M,14Fの出
力電圧波形の位相差が小さいと、図7に示すように位相
差検出器103の出力信号のデューティー比が小さくな
り、それを平滑した直流電圧信号の電圧は低くなる。逆
に、検出電極14M,14Fの出力電圧波形の位相差が
大きいと、位相差検出器103の出力信号のデューティ
ー比が大きくなり、それを平滑した直流電圧信号の電圧
は高くなる。検出電極14M,14Fの出力電圧波形の
位相差(deg)と直流電圧信号の電圧Vcc(V)と
の関係を図8に示す。
4とコンデンサ105から成る積分器へ接続される。こ
の積分器は、位相差検出器103の出力信号を平滑して
直流電圧信号に変換する。検出電極14M,14Fの出
力電圧波形の位相差が小さいと、図7に示すように位相
差検出器103の出力信号のデューティー比が小さくな
り、それを平滑した直流電圧信号の電圧は低くなる。逆
に、検出電極14M,14Fの出力電圧波形の位相差が
大きいと、位相差検出器103の出力信号のデューティ
ー比が大きくなり、それを平滑した直流電圧信号の電圧
は高くなる。検出電極14M,14Fの出力電圧波形の
位相差(deg)と直流電圧信号の電圧Vcc(V)と
の関係を図8に示す。
【0036】この積分器の出力を5個のウインドコンパ
レータ106〜110の入力端子に接続し、積分器の直
流電圧信号をウインドコンパレータ106〜110へ出
力する。ウインドコンパレータ106〜110は、図9
に示すように可変抵抗器106A,106Cとコンパレ
ータ106B,106Dで構成され、入力の直流電圧信
号の電圧が可変抵抗器106A,106Cに設定された
設定電圧間にあればハイレベルの信号を出力し、入力信
号の電圧が設定電圧間になければローレベルの信号を出
力する。この実施例では、11次の最適共振周波数帯域
以外に、その上下の9,10次と12,13次の共振周
波数帯域を検出するため、5個のウインドコンパレータ
106〜110を用いる。
レータ106〜110の入力端子に接続し、積分器の直
流電圧信号をウインドコンパレータ106〜110へ出
力する。ウインドコンパレータ106〜110は、図9
に示すように可変抵抗器106A,106Cとコンパレ
ータ106B,106Dで構成され、入力の直流電圧信
号の電圧が可変抵抗器106A,106Cに設定された
設定電圧間にあればハイレベルの信号を出力し、入力信
号の電圧が設定電圧間になければローレベルの信号を出
力する。この実施例では、11次の最適共振周波数帯域
以外に、その上下の9,10次と12,13次の共振周
波数帯域を検出するため、5個のウインドコンパレータ
106〜110を用いる。
【0037】各ウインドコンパレータで検出すべき検出
電極14M,14Fの出力電圧波形の位相差は、上述し
た(1),(2)式により求められ、9次のウインドコ
ンパレータ106では約106deg、10次のウイン
ドコンパレータ107では約278deg、11次のウ
インドコンパレータ108では90deg、12次のウ
インドコンパレータ109では約262deg、13次
のウインドコンパレータ110では約74degとな
る。そこで、これらの位相差を中心にして各ウインドコ
ンパレータに上下2〜3degの検出範囲を設定し、可
変抵抗器106Aに検出範囲の上限の位相差に相当する
積分器の直流電圧を設定し、可変抵抗器106Cに検出
範囲の下限の位相差に相当する積分器の直流電圧を設定
する。例えば11次のウインドコンパレータ108で
は、検出位相差90degに対して検出範囲を87〜9
3degに設定し、可変抵抗器106Aに検出範囲の上
限の位相差93degに相当する積分器の直流電圧を設
定し、可変抵抗器106Cに下限の位相差87degに
相当する積分器の直流電圧を設定する。他のウインドコ
ンパレータ106,107,109,110に対しても
同様に可変抵抗器106A,106Cに各検出範囲の上
下限の位相差に応じた直流電圧を設定する。
電極14M,14Fの出力電圧波形の位相差は、上述し
た(1),(2)式により求められ、9次のウインドコ
ンパレータ106では約106deg、10次のウイン
ドコンパレータ107では約278deg、11次のウ
インドコンパレータ108では90deg、12次のウ
インドコンパレータ109では約262deg、13次
のウインドコンパレータ110では約74degとな
る。そこで、これらの位相差を中心にして各ウインドコ
ンパレータに上下2〜3degの検出範囲を設定し、可
変抵抗器106Aに検出範囲の上限の位相差に相当する
積分器の直流電圧を設定し、可変抵抗器106Cに検出
範囲の下限の位相差に相当する積分器の直流電圧を設定
する。例えば11次のウインドコンパレータ108で
は、検出位相差90degに対して検出範囲を87〜9
3degに設定し、可変抵抗器106Aに検出範囲の上
限の位相差93degに相当する積分器の直流電圧を設
定し、可変抵抗器106Cに下限の位相差87degに
相当する積分器の直流電圧を設定する。他のウインドコ
ンパレータ106,107,109,110に対しても
同様に可変抵抗器106A,106Cに各検出範囲の上
下限の位相差に応じた直流電圧を設定する。
【0038】なお、検出電極14M,14Fの出力電圧
波形の位相差は各共振周波数帯域の境界周波数で段階的
に変化する。従って、ウインドコンパレータ106〜1
10の位相差の検出範囲は、圧電体14上の電極配置の
位置誤差などを考慮して他の共振周波数帯域の位相差と
重ならない程度の余裕をもたせて設定すればよい。
波形の位相差は各共振周波数帯域の境界周波数で段階的
に変化する。従って、ウインドコンパレータ106〜1
10の位相差の検出範囲は、圧電体14上の電極配置の
位置誤差などを考慮して他の共振周波数帯域の位相差と
重ならない程度の余裕をもたせて設定すればよい。
【0039】ウインドコンパレータ106,107の出
力はNORゲート111へ接続され、ウインドコンパレ
ータ109,110の出力はORゲート112へ接続さ
れる。またNORゲート111の出力は抵抗器113を
介してトランジスタ115のベースへ接続され、ORゲ
ート114の出力は抵抗器114を介してトランジスタ
116へ接続される。
力はNORゲート111へ接続され、ウインドコンパレ
ータ109,110の出力はORゲート112へ接続さ
れる。またNORゲート111の出力は抵抗器113を
介してトランジスタ115のベースへ接続され、ORゲ
ート114の出力は抵抗器114を介してトランジスタ
116へ接続される。
【0040】今、駆動周波数の共振周波数帯域が最適次
数の11次よりも低い9次または10次の場合は、ウイ
ンドコンパレータ106または107がハイレベルの信
号を出力し、これによってNORゲート111の出力が
ハイレベルからローレベルへ変化する。この結果、抵抗
器113を介してトランジスタ115のベースにハイレ
ベル信号が印加され、トランジスタ115が導通する。
このとき、ウインドコンパレータ109,110の出力
はともにローレベルとなっているので、ORゲート11
2の出力もローレベルとなり、抵抗器114を介してト
ランジスタ116のベースにローレベル信号が印加され
る。すなわち、トランジスタ116は非導通状態にあ
る。両トランジスタ115,116のコレクタはともに
抵抗器117に接続されており、導通状態にあるトラン
ジスタ115によってハイレベル信号が抵抗器117を
介して駆動周波数設定回路2のコンデンサ206へ供給
される。
数の11次よりも低い9次または10次の場合は、ウイ
ンドコンパレータ106または107がハイレベルの信
号を出力し、これによってNORゲート111の出力が
ハイレベルからローレベルへ変化する。この結果、抵抗
器113を介してトランジスタ115のベースにハイレ
ベル信号が印加され、トランジスタ115が導通する。
このとき、ウインドコンパレータ109,110の出力
はともにローレベルとなっているので、ORゲート11
2の出力もローレベルとなり、抵抗器114を介してト
ランジスタ116のベースにローレベル信号が印加され
る。すなわち、トランジスタ116は非導通状態にあ
る。両トランジスタ115,116のコレクタはともに
抵抗器117に接続されており、導通状態にあるトラン
ジスタ115によってハイレベル信号が抵抗器117を
介して駆動周波数設定回路2のコンデンサ206へ供給
される。
【0041】また、駆動周波数の共振周波数帯域が最適
次数の11次よりも高い12次または13次の場合は、
ウインドコンパレータ109または110がハイレベル
の信号を出力し、これによってORゲート112の出力
がローレベルからハイレベルへ変化する。この結果、ト
ランジスタ116のベースに抵抗器114を介して正電
圧が印加され、トランジスタ116が導通する。このと
き、ウインドコンパレータ106,107の出力はとも
にローレベルとなっているので、NORゲート111の
出力はハイレベルとなり、抵抗器113を介してトラン
ジスタ115のベースにハイレベル信号が印加される。
すなわち、トランジスタ115は非導通状態にある。こ
の結果、導通状態にあるトランジスタ116によってロ
ーレベル信号が抵抗器117を介して駆動周波数設定回
路2のコンデンサ206へ供給される。
次数の11次よりも高い12次または13次の場合は、
ウインドコンパレータ109または110がハイレベル
の信号を出力し、これによってORゲート112の出力
がローレベルからハイレベルへ変化する。この結果、ト
ランジスタ116のベースに抵抗器114を介して正電
圧が印加され、トランジスタ116が導通する。このと
き、ウインドコンパレータ106,107の出力はとも
にローレベルとなっているので、NORゲート111の
出力はハイレベルとなり、抵抗器113を介してトラン
ジスタ115のベースにハイレベル信号が印加される。
すなわち、トランジスタ115は非導通状態にある。こ
の結果、導通状態にあるトランジスタ116によってロ
ーレベル信号が抵抗器117を介して駆動周波数設定回
路2のコンデンサ206へ供給される。
【0042】さらに、駆動周波数が11次の共振周波数
帯域にあるときは、ウインドコンパレータ108の出力
だけがハイレベルとなり、駆動周波数設定回路2のスイ
ッチ204へハイレベル信号を供給する。このとき、他
のウインドコンパレータ106,107,109,11
0はローレベルであり、従って、NORゲート111の
出力はハイレベル、ORゲート112の出力はローレベ
ルとなり、トランジスタ115,116はともに非導通
となる。この結果、抵抗器117は絶縁状態になる。
帯域にあるときは、ウインドコンパレータ108の出力
だけがハイレベルとなり、駆動周波数設定回路2のスイ
ッチ204へハイレベル信号を供給する。このとき、他
のウインドコンパレータ106,107,109,11
0はローレベルであり、従って、NORゲート111の
出力はハイレベル、ORゲート112の出力はローレベ
ルとなり、トランジスタ115,116はともに非導通
となる。この結果、抵抗器117は絶縁状態になる。
【0043】駆動周波数設定回路2は、波形整形器20
1、シフトレジスタ202、位相比較器203、スイッ
チ204、抵抗器205およびコンデンサ206から構
成され、超音波モータの駆動周波数を11次の最適共振
周波数帯域の周波数に設定する。波形整形器201は、
超音波モータの一方の入力電極群14Aに接続され、入
力電極14Aに印加される駆動電圧波形を矩形波に波形
整形してシフトレジスタ202へ出力する。シフトレジ
スタ202のクロック端子CKには後述する電圧制御発
振器(VCO)301の出力が接続されており、所定の
周波数のパルス信号が入力する。シフトレジスタ202
は、クロック端子CKに入力するパルス数をカウント
し、予め設定されたクロック数だけ波形整形器201か
らの駆動電圧波形を遅延して出力する。
1、シフトレジスタ202、位相比較器203、スイッ
チ204、抵抗器205およびコンデンサ206から構
成され、超音波モータの駆動周波数を11次の最適共振
周波数帯域の周波数に設定する。波形整形器201は、
超音波モータの一方の入力電極群14Aに接続され、入
力電極14Aに印加される駆動電圧波形を矩形波に波形
整形してシフトレジスタ202へ出力する。シフトレジ
スタ202のクロック端子CKには後述する電圧制御発
振器(VCO)301の出力が接続されており、所定の
周波数のパルス信号が入力する。シフトレジスタ202
は、クロック端子CKに入力するパルス数をカウント
し、予め設定されたクロック数だけ波形整形器201か
らの駆動電圧波形を遅延して出力する。
【0044】位相比較器203は、シフトレジスタ20
2からの駆動電圧波形と波形整形器101を介して得ら
れた検出電極14Mの出力電圧波形とを比較し、両者の
位相差に応じた直流電圧を出力する。スイッチ204
は、上述した共振次数検出回路1のウインドコンパレー
タ108によって制御され、ウインドコンパレータ10
8の出力がハイレベルのときは閉路し、ローレベルのと
きは開路する。すなわち、駆動周波数が11次の最適共
振周波数帯域にあるときは、スイッチ204が閉路して
位相比較器203の出力電圧を抵抗器205およびコン
デンサ206から成る積分器に印加する。駆動周波数が
11次の最適共振周波数帯域にないときは、スイッチ2
04は開路して位相比較器203と積分器とを電気的に
絶縁する。抵抗器205およびコンデンサ206から成
る積分器は、スイッチ204が閉路しているときに位相
比較器203の出力電圧を平滑して発振移相回路3へ出
力する。
2からの駆動電圧波形と波形整形器101を介して得ら
れた検出電極14Mの出力電圧波形とを比較し、両者の
位相差に応じた直流電圧を出力する。スイッチ204
は、上述した共振次数検出回路1のウインドコンパレー
タ108によって制御され、ウインドコンパレータ10
8の出力がハイレベルのときは閉路し、ローレベルのと
きは開路する。すなわち、駆動周波数が11次の最適共
振周波数帯域にあるときは、スイッチ204が閉路して
位相比較器203の出力電圧を抵抗器205およびコン
デンサ206から成る積分器に印加する。駆動周波数が
11次の最適共振周波数帯域にないときは、スイッチ2
04は開路して位相比較器203と積分器とを電気的に
絶縁する。抵抗器205およびコンデンサ206から成
る積分器は、スイッチ204が閉路しているときに位相
比較器203の出力電圧を平滑して発振移相回路3へ出
力する。
【0045】なお、抵抗器205の抵抗値が抵抗器11
7の抵抗値よりも十分に大きければ、ウインドコンパレ
ータ108およびスイッチ204を省略しても問題はな
い。
7の抵抗値よりも十分に大きければ、ウインドコンパレ
ータ108およびスイッチ204を省略しても問題はな
い。
【0046】発振移相回路3は、VCO301および分
周移相器302から構成され、駆動周波数設定回路2で
設定された駆動周波数の、互いにπ/2の位相差を有す
る交流信号を生成する。VCO301は、駆動周波数設
定回路2から入力される直流電圧に応じた周波数の交流
信号を発生し、分周移相器302およびシフトレジスタ
202へ出力する。分周移相器302は、VCO301
からの交流信号を必要な周波数まで分周し、互いにπ/
2の位相差を有する2つの交流信号を生成して電力増幅
器4,5へ出力する。
周移相器302から構成され、駆動周波数設定回路2で
設定された駆動周波数の、互いにπ/2の位相差を有す
る交流信号を生成する。VCO301は、駆動周波数設
定回路2から入力される直流電圧に応じた周波数の交流
信号を発生し、分周移相器302およびシフトレジスタ
202へ出力する。分周移相器302は、VCO301
からの交流信号を必要な周波数まで分周し、互いにπ/
2の位相差を有する2つの交流信号を生成して電力増幅
器4,5へ出力する。
【0047】電力増幅器4,5は、発振移相回路3の出
力信号を駆動電圧に増幅し、入力電極14A,14Bに
印加する。なお、図5では入力電極14A,14Bと共
通電極14Cとの間に接続するインダクタの図示を省略
する。これらの電力増幅器4,5は不図示の制御回路に
よって制御され、制御回路から起動信号が供給されると
入力電極14A,14Bに駆動電圧を印加して超音波モ
ータを駆動し、制御回路から停止信号が供給されると入
力電極14A,14Bへの駆動電圧の印加を停止する。
力信号を駆動電圧に増幅し、入力電極14A,14Bに
印加する。なお、図5では入力電極14A,14Bと共
通電極14Cとの間に接続するインダクタの図示を省略
する。これらの電力増幅器4,5は不図示の制御回路に
よって制御され、制御回路から起動信号が供給されると
入力電極14A,14Bに駆動電圧を印加して超音波モ
ータを駆動し、制御回路から停止信号が供給されると入
力電極14A,14Bへの駆動電圧の印加を停止する。
【0048】以上の構成の駆動制御装置において、共振
次数検出回路1により駆動周波数が11次の共振周波数
帯域にあることが検出されると、スイッチ204が閉路
されるとともに抵抗器117が絶縁状態になり、駆動周
波数設定回路2、分周移相回路3、電力増幅器4,5お
よび超音波モータによる負帰還制御のPLLループが構
成され、これにより駆動周波数を最適に制御する。以
下、その動作を説明する。
次数検出回路1により駆動周波数が11次の共振周波数
帯域にあることが検出されると、スイッチ204が閉路
されるとともに抵抗器117が絶縁状態になり、駆動周
波数設定回路2、分周移相回路3、電力増幅器4,5お
よび超音波モータによる負帰還制御のPLLループが構
成され、これにより駆動周波数を最適に制御する。以
下、その動作を説明する。
【0049】分周移相器302でVCO301の出力周
波数を1/Mに分周するものとすると、VCO301の
出力信号の1波当たり360deg/Mの位相差に相当
する。この状態で図17に示す位相差Φ1に相当するだ
けのクロック数をシフトレジスタ202に設定すれば、
駆動周波数F11’でシフトレジスタ202の出力電圧
波形は検出電極14Mの出力電圧波形と同位相となる。
駆動周波数がF11’よりも低い場合には、位相差はΦ
1よりも小さくなるのでシフトレジスタ202の出力電
圧波形は検出電極14Mの出力電圧波形よりも遅れ位相
となり、位相比較器203はこの位相差に応じてハイレ
ベルの信号を出力し、積分器のコンデンサ206の端子
電圧は上昇する。これにより、VCO301の入力電圧
も上昇し、その出力周波数が上昇する。そして駆動周波
数がF11’に達すると、シフトレジスタ202の出力
電圧波形と検出電極14Mの出力電圧波形とが同位相と
なり、位相比較器203の出力は0となる。その結果、
積分器のコンデンサ206の端子電圧は一定になり、V
CO301の出力周波数も一定になる。すなわち、超音
波モータの駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周波
数F11’になる。
波数を1/Mに分周するものとすると、VCO301の
出力信号の1波当たり360deg/Mの位相差に相当
する。この状態で図17に示す位相差Φ1に相当するだ
けのクロック数をシフトレジスタ202に設定すれば、
駆動周波数F11’でシフトレジスタ202の出力電圧
波形は検出電極14Mの出力電圧波形と同位相となる。
駆動周波数がF11’よりも低い場合には、位相差はΦ
1よりも小さくなるのでシフトレジスタ202の出力電
圧波形は検出電極14Mの出力電圧波形よりも遅れ位相
となり、位相比較器203はこの位相差に応じてハイレ
ベルの信号を出力し、積分器のコンデンサ206の端子
電圧は上昇する。これにより、VCO301の入力電圧
も上昇し、その出力周波数が上昇する。そして駆動周波
数がF11’に達すると、シフトレジスタ202の出力
電圧波形と検出電極14Mの出力電圧波形とが同位相と
なり、位相比較器203の出力は0となる。その結果、
積分器のコンデンサ206の端子電圧は一定になり、V
CO301の出力周波数も一定になる。すなわち、超音
波モータの駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周波
数F11’になる。
【0050】逆に、駆動周波数がF11’よりも高い場
合には、位相差はΦ1よりも大きくなるのでシフトレジ
スタ202の出力電圧波形は検出電極14Mの出力電圧
波形よりも進み位相となり、位相比較器203はこの位
相差に応じてローレベルの信号を出力し、コンデンサ2
06の端子電圧が低下する。これにより、VCO301
の入力電圧も低下し、その出力周波数が低下する。そし
て駆動周波数がF11’に達すると、シフトレジスタ2
02の出力電圧波形と検出電極14Mの出力電圧波形と
が同位相となり、位相比較器203の出力は0となる。
その結果、コンデンサ206の端子電圧は一定になり、
VCO301の出力周波数も一定になる。すなわち、超
音波モータの駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周
波数F11’になる。
合には、位相差はΦ1よりも大きくなるのでシフトレジ
スタ202の出力電圧波形は検出電極14Mの出力電圧
波形よりも進み位相となり、位相比較器203はこの位
相差に応じてローレベルの信号を出力し、コンデンサ2
06の端子電圧が低下する。これにより、VCO301
の入力電圧も低下し、その出力周波数が低下する。そし
て駆動周波数がF11’に達すると、シフトレジスタ2
02の出力電圧波形と検出電極14Mの出力電圧波形と
が同位相となり、位相比較器203の出力は0となる。
その結果、コンデンサ206の端子電圧は一定になり、
VCO301の出力周波数も一定になる。すなわち、超
音波モータの駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周
波数F11’になる。
【0051】共振次数検出回路1で駆動周波数が11次
以外の共振周波数帯域の周波数であることが検出される
と、ウインドコンパレータ108の出力がローレベルに
なり、これによってスイッチ204が開路され、位相比
較器203と抵抗器205およびコンデンサ206から
成る積分器とが切り放される。そして、トランジスタ1
15または116が抵抗器117を介してコンデンサ2
06の端子電圧を制御する。
以外の共振周波数帯域の周波数であることが検出される
と、ウインドコンパレータ108の出力がローレベルに
なり、これによってスイッチ204が開路され、位相比
較器203と抵抗器205およびコンデンサ206から
成る積分器とが切り放される。そして、トランジスタ1
15または116が抵抗器117を介してコンデンサ2
06の端子電圧を制御する。
【0052】駆動周波数が11次の共振周波数帯域より
も低い9次または10次の共振周波数帯域にあるとき
は、上述したようにトランジスタ115が導通し、トラ
ンジスタ116が非導通となる。そして、抵抗器117
を介してハイレベル信号がコンデンサ206に供給さ
れ、コンデンサ206が充電される。これによって、V
CO301の入力電圧は上昇し、その出力周波数が上昇
する。つまり、超音波モータの駆動周波数が上昇する。
駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周波数まで上昇
すると、トランジスタ115,116がともに非導通と
なり、コンデンサ206の充電が停止される。同時に、
ウインドコンパレータ108の出力がハイレベルになっ
てスイッチ204が閉路し、上述したPLLループが動
作して駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周波数F
11’となるように制御する。
も低い9次または10次の共振周波数帯域にあるとき
は、上述したようにトランジスタ115が導通し、トラ
ンジスタ116が非導通となる。そして、抵抗器117
を介してハイレベル信号がコンデンサ206に供給さ
れ、コンデンサ206が充電される。これによって、V
CO301の入力電圧は上昇し、その出力周波数が上昇
する。つまり、超音波モータの駆動周波数が上昇する。
駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周波数まで上昇
すると、トランジスタ115,116がともに非導通と
なり、コンデンサ206の充電が停止される。同時に、
ウインドコンパレータ108の出力がハイレベルになっ
てスイッチ204が閉路し、上述したPLLループが動
作して駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周波数F
11’となるように制御する。
【0053】駆動周波数が11次の共振周波数帯域より
も高い12次または13次の共振周波数帯域にあるとき
は、上述したようにトランジスタ115が非導通にな
り、トランジスタ116が導通する。そして、抵抗器1
17およびトランジスタ116を介してコンデンサ20
6が接地され、コンデンサ206が放電してその端子電
圧が低下する。これによって、VCO301の入力電圧
が低下し、その出力周波数が低下する。つまり、超音波
モータの駆動周波数が低下する。駆動周波数が11次の
共振周波数帯域の周波数まで低下すると、トランジスタ
116が非導通となり、コンデンサ206の放電が停止
される。同時に、ウインドコンパレータ108によりス
イッチ204が閉路され、上述したPLLループが動作
して駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周波数F1
1’となるように制御する。
も高い12次または13次の共振周波数帯域にあるとき
は、上述したようにトランジスタ115が非導通にな
り、トランジスタ116が導通する。そして、抵抗器1
17およびトランジスタ116を介してコンデンサ20
6が接地され、コンデンサ206が放電してその端子電
圧が低下する。これによって、VCO301の入力電圧
が低下し、その出力周波数が低下する。つまり、超音波
モータの駆動周波数が低下する。駆動周波数が11次の
共振周波数帯域の周波数まで低下すると、トランジスタ
116が非導通となり、コンデンサ206の放電が停止
される。同時に、ウインドコンパレータ108によりス
イッチ204が閉路され、上述したPLLループが動作
して駆動周波数が11次の共振周波数帯域の周波数F1
1’となるように制御する。
【0054】このように、圧電体上に2個の検出電極を
設け、それらの検出電極から出力される電圧の位相差に
基づいて駆動周波数がどの次数の共振周波数帯域に含ま
れるかを検出し、駆動周波数が予め設定した最適な共振
周波数帯域内の周波数となるように制御するようにした
ので、駆動中に温度や負荷などの変動があっても駆動周
波数が予め設定した最適な共振周波数帯域から外れるこ
とがなく、外乱に対して超音波モータを安定に駆動する
ことができる。
設け、それらの検出電極から出力される電圧の位相差に
基づいて駆動周波数がどの次数の共振周波数帯域に含ま
れるかを検出し、駆動周波数が予め設定した最適な共振
周波数帯域内の周波数となるように制御するようにした
ので、駆動中に温度や負荷などの変動があっても駆動周
波数が予め設定した最適な共振周波数帯域から外れるこ
とがなく、外乱に対して超音波モータを安定に駆動する
ことができる。
【0055】−第2の実施例− 図2に示す電極14Eと14Fを検出電極として用いた
第2の実施例を説明する。上述したように、電極14
E,14Fが進行性振動波の1波長以内に位置するた
め、駆動周波数が11次の共振周波数帯域よりも低い共
振周波数帯域にあるときは、検出電極14E,14Fの
出力電圧波形の位相差は11次の場合よりも小さく、駆
動周波数が11次の共振周波数帯域よりも高い共振周波
数帯域にあるときは、検出電極14E,14Fの出力電
圧波形の位相差は11次の場合よりも大きい。このこと
から、11次の共振周波数帯域で得られる検出電極14
E,14Fの出力電圧波形の位相差を基準にして、位相
差が基準位相差よりも小さければ駆動周波数が低次の共
振周波数帯域にあることがわかり、位相差が基準位相差
よりも大きければ駆動周波数が高次の共振周波数帯域に
あることがわかる。例えば、検出電極14E,14Fの
角度θは約8.2degであるから、上述した(1),
(2)式により9,10,11,12,13次の位相差
を算出すると、それぞれ約74deg,約82deg,
90deg,約98deg,約106degとなる。1
1次のときの位相差90degを基準にして、それより
も位相差が小さければ低次の共振周波数帯域にあり、逆
に位相差が大きければ高次の共振周波数帯域にある。
第2の実施例を説明する。上述したように、電極14
E,14Fが進行性振動波の1波長以内に位置するた
め、駆動周波数が11次の共振周波数帯域よりも低い共
振周波数帯域にあるときは、検出電極14E,14Fの
出力電圧波形の位相差は11次の場合よりも小さく、駆
動周波数が11次の共振周波数帯域よりも高い共振周波
数帯域にあるときは、検出電極14E,14Fの出力電
圧波形の位相差は11次の場合よりも大きい。このこと
から、11次の共振周波数帯域で得られる検出電極14
E,14Fの出力電圧波形の位相差を基準にして、位相
差が基準位相差よりも小さければ駆動周波数が低次の共
振周波数帯域にあることがわかり、位相差が基準位相差
よりも大きければ駆動周波数が高次の共振周波数帯域に
あることがわかる。例えば、検出電極14E,14Fの
角度θは約8.2degであるから、上述した(1),
(2)式により9,10,11,12,13次の位相差
を算出すると、それぞれ約74deg,約82deg,
90deg,約98deg,約106degとなる。1
1次のときの位相差90degを基準にして、それより
も位相差が小さければ低次の共振周波数帯域にあり、逆
に位相差が大きければ高次の共振周波数帯域にある。
【0056】図10は第2の実施例の構成を示す。な
お、第1の実施例の構成を示す図5と同様な回路および
機器に対しては同一の符号を付して相違点を中心に説明
する。上述したように、抵抗器104とコンデンサ10
5から成る積分器は、検出電極14E,14Fの出力電
圧波形の位相差に応じて図11に示すような直流電圧信
号Vccを出力する。今、11次の共振周波数帯域の位
相差90degを基準にしてそのときの出力電圧をV1
1とすると、9次、10次の低次の共振周波数帯域にお
ける出力電圧はV11よりも低くなり、12次、13次
の高次の共振周波数帯域における出力電圧はV11より
も高くなる。
お、第1の実施例の構成を示す図5と同様な回路および
機器に対しては同一の符号を付して相違点を中心に説明
する。上述したように、抵抗器104とコンデンサ10
5から成る積分器は、検出電極14E,14Fの出力電
圧波形の位相差に応じて図11に示すような直流電圧信
号Vccを出力する。今、11次の共振周波数帯域の位
相差90degを基準にしてそのときの出力電圧をV1
1とすると、9次、10次の低次の共振周波数帯域にお
ける出力電圧はV11よりも低くなり、12次、13次
の高次の共振周波数帯域における出力電圧はV11より
も高くなる。
【0057】抵抗器104とコンデンサ105から成る
積分器の出力はコンパレータ120,121の+端子へ
接続される。コンパレータ120,121の−端子に
は、それぞれ可変抵抗器118,119が接続されてお
り、可変抵抗器118にはV11よりもわずかに低い8
7〜88degの位相差に相当する電圧を設定し、可変
抵抗器119にはV11よりもわずかに高い92〜93
degの位相差に相当する電圧を設定する。従って、共
振周波数帯域が11次のときは、コンパレータ120の
出力はハイレベルであり、コンパレータ121の出力電
圧はローレベルである。共振周波数帯域が11次の帯域
よりも低くなると積分器の出力電圧は低下し、可変抵抗
器118の設定電圧以下になるとコンパレータ120の
出力電圧がローレベルになる。逆に、共振周波数帯域が
11次の帯域よりも高くなると積分器の出力電圧は上昇
し、可変抵抗器119の設定電圧を超えるとコンパレー
タ121の出力電圧がハイレベルになる。
積分器の出力はコンパレータ120,121の+端子へ
接続される。コンパレータ120,121の−端子に
は、それぞれ可変抵抗器118,119が接続されてお
り、可変抵抗器118にはV11よりもわずかに低い8
7〜88degの位相差に相当する電圧を設定し、可変
抵抗器119にはV11よりもわずかに高い92〜93
degの位相差に相当する電圧を設定する。従って、共
振周波数帯域が11次のときは、コンパレータ120の
出力はハイレベルであり、コンパレータ121の出力電
圧はローレベルである。共振周波数帯域が11次の帯域
よりも低くなると積分器の出力電圧は低下し、可変抵抗
器118の設定電圧以下になるとコンパレータ120の
出力電圧がローレベルになる。逆に、共振周波数帯域が
11次の帯域よりも高くなると積分器の出力電圧は上昇
し、可変抵抗器119の設定電圧を超えるとコンパレー
タ121の出力電圧がハイレベルになる。
【0058】コンパレータ120の出力は抵抗器113
を介してトランジスタ115のベースに接続されるとと
もに、アンドゲート123の一方の入力端子へ接続され
る。また、コンパレータ121の出力は抵抗器114を
介してトランジスタ116のベースに接続されるととも
に、インバータ122へ接続される。共振周波数帯域が
11次のときは、コンパレータ120の出力がハイレベ
ルであるからトランジスタ115は非導通であり、ま
た、コンパレータ121の出力がローレベルであるから
トランジスタ116も非導通である。さらにまた、アン
ドゲート123の入力端子にはともにハイレベル信号が
供給され、アンドゲート123の出力はハイレベルとな
る。これによって、スイッチ204が閉路される。つま
り、共振次数検出回路1Aにより駆動周波数が11次の
共振周波数帯域にあることが検出されるとスイッチ20
4が閉路され、駆動周波数設定回路2、分周移相回路
3、電力増幅器4,5および超音波モータにより負帰還
制御のPLLループが構成され、これにより駆動周波数
を最適に制御する。
を介してトランジスタ115のベースに接続されるとと
もに、アンドゲート123の一方の入力端子へ接続され
る。また、コンパレータ121の出力は抵抗器114を
介してトランジスタ116のベースに接続されるととも
に、インバータ122へ接続される。共振周波数帯域が
11次のときは、コンパレータ120の出力がハイレベ
ルであるからトランジスタ115は非導通であり、ま
た、コンパレータ121の出力がローレベルであるから
トランジスタ116も非導通である。さらにまた、アン
ドゲート123の入力端子にはともにハイレベル信号が
供給され、アンドゲート123の出力はハイレベルとな
る。これによって、スイッチ204が閉路される。つま
り、共振次数検出回路1Aにより駆動周波数が11次の
共振周波数帯域にあることが検出されるとスイッチ20
4が閉路され、駆動周波数設定回路2、分周移相回路
3、電力増幅器4,5および超音波モータにより負帰還
制御のPLLループが構成され、これにより駆動周波数
を最適に制御する。
【0059】共振周波数帯域が11次の周波数帯域より
も低いときはコンパレータ120の出力がローレベルに
なり、トランジスタ115を導通させ、上述したように
コンデンサ206へハイレベル信号を出力してコンデン
サ206の端子電圧を上昇させる。またこのとき、アン
ドゲート123の一方の入力端子へローレベル信号を供
給し、アンドゲート123の出力をローレベルにしてス
イッチ204を開路させる。これによって、VCO30
1の入力電圧が上昇し、超音波モータの駆動周波数が上
昇する。駆動周波数がふたたび11次の共振周波数帯域
になると、トランジスタ115が非導通状態になるとと
もにスイッチ204が閉路し、上述した負帰還制御のP
LLループにより駆動周波数の最適化制御が行われる。
も低いときはコンパレータ120の出力がローレベルに
なり、トランジスタ115を導通させ、上述したように
コンデンサ206へハイレベル信号を出力してコンデン
サ206の端子電圧を上昇させる。またこのとき、アン
ドゲート123の一方の入力端子へローレベル信号を供
給し、アンドゲート123の出力をローレベルにしてス
イッチ204を開路させる。これによって、VCO30
1の入力電圧が上昇し、超音波モータの駆動周波数が上
昇する。駆動周波数がふたたび11次の共振周波数帯域
になると、トランジスタ115が非導通状態になるとと
もにスイッチ204が閉路し、上述した負帰還制御のP
LLループにより駆動周波数の最適化制御が行われる。
【0060】共振周波数帯域が11次の周波数帯域より
も高いときはコンパレータ121の出力がハイレベルに
なり、トランジスタ116を導通させ、上述したように
コンデンサ206へローレベル信号を出力してコンデン
サ206の端子電圧を低下させる。またこのとき、アン
ドゲート123の一方の入力端子へインバータ122を
介してローレベル信号を供給し、アンドゲート123の
出力をローレベルにしてスイッチ204を開路させる。
これによって、VCO301の入力電圧が低下し、駆動
周波数が低下する。駆動周波数がふたたび11次の共振
周波数帯域になると、トランジスタ116が非導通状態
になるとともにスイッチ204が閉路し、上述した負帰
還制御のPLLループにより駆動周波数の最適化制御が
行われる。
も高いときはコンパレータ121の出力がハイレベルに
なり、トランジスタ116を導通させ、上述したように
コンデンサ206へローレベル信号を出力してコンデン
サ206の端子電圧を低下させる。またこのとき、アン
ドゲート123の一方の入力端子へインバータ122を
介してローレベル信号を供給し、アンドゲート123の
出力をローレベルにしてスイッチ204を開路させる。
これによって、VCO301の入力電圧が低下し、駆動
周波数が低下する。駆動周波数がふたたび11次の共振
周波数帯域になると、トランジスタ116が非導通状態
になるとともにスイッチ204が閉路し、上述した負帰
還制御のPLLループにより駆動周波数の最適化制御が
行われる。
【0061】なお、抵抗器205の抵抗値が抵抗器11
7の抵抗値よりも十分に大きければ、インバータ12
2、アンドゲート123およびスイッチ204を省略し
ても問題はない。
7の抵抗値よりも十分に大きければ、インバータ12
2、アンドゲート123およびスイッチ204を省略し
ても問題はない。
【0062】このように、圧電体上の進行性振動波の1
波長以内の位置に2個の検出電極を設け、これらの検出
電極の出力電圧の位相差に基づいて駆動周波数がどの次
数の共振周波数帯域に含まれるかを検出し、駆動周波数
を予め設定された最適な共振周波数帯域内の周波数とな
るように制御するようにしたので、駆動中に温度や負荷
などの変動があっても駆動周波数が予め設定した最適な
共振周波数帯域から外れることがなく、外乱に対して超
音波モータを安定に駆動することができる。
波長以内の位置に2個の検出電極を設け、これらの検出
電極の出力電圧の位相差に基づいて駆動周波数がどの次
数の共振周波数帯域に含まれるかを検出し、駆動周波数
を予め設定された最適な共振周波数帯域内の周波数とな
るように制御するようにしたので、駆動中に温度や負荷
などの変動があっても駆動周波数が予め設定した最適な
共振周波数帯域から外れることがなく、外乱に対して超
音波モータを安定に駆動することができる。
【0063】なお、圧電体の電極配置および検出電極の
数は上述した各実施例に限定されない。さらに、上述し
た各実施例では14Mと14F、14Eと14Fを検出
電極として用いたが、他の電極を検出電極として用いて
もよい。
数は上述した各実施例に限定されない。さらに、上述し
た各実施例では14Mと14F、14Eと14Fを検出
電極として用いたが、他の電極を検出電極として用いて
もよい。
【0064】また、電力増幅器4,5のいずれか一方を
超音波モータを起動する前に動作させ、駆動電圧を入力
電極群14A,14Bのいずれか一方に印加し、駆動周
波数が最適な駆動周波数帯域の周波数になるように制御
してから他方の入力電極にも駆動電圧を印加するように
すれば、超音波モータを安定に起動できる上に、起動時
間を短縮できる。
超音波モータを起動する前に動作させ、駆動電圧を入力
電極群14A,14Bのいずれか一方に印加し、駆動周
波数が最適な駆動周波数帯域の周波数になるように制御
してから他方の入力電極にも駆動電圧を印加するように
すれば、超音波モータを安定に起動できる上に、起動時
間を短縮できる。
【0065】さらに、超音波モータの駆動周波数を例え
ば通常用いる最適共振周波数帯域の高周波数側からスキ
ャンして最適な駆動周波数に設定したい場合は、いった
ん通常用いる共振周波数帯域よりも1次高い共振周波数
帯域に駆動周波数を設定した後、所定の共振周波数帯域
に設定すればよい。
ば通常用いる最適共振周波数帯域の高周波数側からスキ
ャンして最適な駆動周波数に設定したい場合は、いった
ん通常用いる共振周波数帯域よりも1次高い共振周波数
帯域に駆動周波数を設定した後、所定の共振周波数帯域
に設定すればよい。
【0066】上述した各実施例では入力電極群に印加す
る駆動電圧波形と検出電極の出力電圧波形との位相差に
基づいて駆動周波数を制御する駆動制御装置を例に上げ
て説明したが、他の駆動制御方式の駆動制御装置に対し
ても本発明を応用することができる。
る駆動電圧波形と検出電極の出力電圧波形との位相差に
基づいて駆動周波数を制御する駆動制御装置を例に上げ
て説明したが、他の駆動制御方式の駆動制御装置に対し
ても本発明を応用することができる。
【0067】以上の実施例の構成において、駆動周波数
設定回路2が周波数設定手段を、発振移相回路3が発振
移相手段を、電力増幅器4,5が電力増幅手段を、共振
次数検出回路1が位相差検出手段、共振次数検出手段お
よび周波数帯域制御手段をそれぞれ構成する。
設定回路2が周波数設定手段を、発振移相回路3が発振
移相手段を、電力増幅器4,5が電力増幅手段を、共振
次数検出回路1が位相差検出手段、共振次数検出手段お
よび周波数帯域制御手段をそれぞれ構成する。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
電体上の入力電極と異なる位置に2個の検出電極を設
け、それらの検出電極から出力される出力電圧の位相差
に基づいて駆動周波数がどの次数の共振周波数帯域に含
まれるかを検出し、検出された共振周波数帯域の次数に
基づいて超音波モータの駆動周波数が予め設定された共
振周波数帯域内の周波数となるように制御するようにし
たので、駆動中に温度や負荷などの変動があっても駆動
周波数が予め設定した最適な共振周波数帯域から外れる
ことがなく、外乱に対して超音波モータを安定に駆動す
ることができる。
電体上の入力電極と異なる位置に2個の検出電極を設
け、それらの検出電極から出力される出力電圧の位相差
に基づいて駆動周波数がどの次数の共振周波数帯域に含
まれるかを検出し、検出された共振周波数帯域の次数に
基づいて超音波モータの駆動周波数が予め設定された共
振周波数帯域内の周波数となるように制御するようにし
たので、駆動中に温度や負荷などの変動があっても駆動
周波数が予め設定した最適な共振周波数帯域から外れる
ことがなく、外乱に対して超音波モータを安定に駆動す
ることができる。
【図1】クレーム対応図。
【図2】共通電極を分割して複数の検出電極を形成する
例を示す図。
例を示す図。
【図3】直線上に展開した圧電体の電極配置と11〜1
3次の共振周波数帯域の進行性振動波との関係を示す
図。
3次の共振周波数帯域の進行性振動波との関係を示す
図。
【図4】圧電体の他の電極配置例を示す図。
【図5】第1の実施例の構成を示すブロック図。
【図6】位相差検出器の詳細な構成を示すブロック図。
【図7】図6に示す位相差検出器の入出力特性を示すタ
イムチャート。
イムチャート。
【図8】検出電極の出力電圧の位相差と位相差検出器の
出力電圧との関係を示す図。
出力電圧との関係を示す図。
【図9】ウインドコンパレータの詳細な構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図10】第2の実施例の構成を示すブロック図。
【図11】検出電極の出力電圧の位相差と積分器の出力
電圧との関係を示す図。
電圧との関係を示す図。
【図12】回転型超音波モータの構造を示す断面図。
【図13】圧電体の電極配置例を示す図。
【図14】従来の超音波モータの駆動制御装置の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図15】駆動周波数に対する超音波モータの駆動速度
および駆動電圧と検出電圧との位相差の関係を示す図。
および駆動電圧と検出電圧との位相差の関係を示す図。
【図16】駆動周波数に対する駆動速度および検出電圧
の関係を示す図。
の関係を示す図。
【図17】駆動周波数に対する駆動速度および駆動電圧
と検出電圧との位相差の関係を示す図。
と検出電圧との位相差の関係を示す図。
1,1A 共振次数検出回路 2 駆動周波数設定回路 3 発振移相回路 4,5 電力増幅器 11 移動子 12 摺動材 13 弾性体 14 圧電体 14A,14B 入力電極群 14C 共通電極 14M,14D,14E,14F,14G 検出電極 101,102,201 波形整形器 103 位相差検出器 103A,103B,123 アンドゲート 103C RSフリップフロップ 104,113,114,117,205 抵抗器 105,206 コンデンサ 106〜110 ウインドコンパレータ 106A,106C,118,119 可変抵抗器 106B,106D,120,121 コンパレータ 111 NORゲート 112 ORゲート 115,116 トランジスタ 122 インバータ 202 シフトレジスタ 203 位相比較器 204 スイッチ 301 VCO 302 分周移相器 400 超音波モータ 401 周波数設定手段 402 発振移相手段 403,403A 電力増幅手段 404 位相差検出手段 405 共振次数検出手段 406 周波数帯域制御手段
Claims (5)
- 【請求項1】 圧電体の励振により弾性体に進行性振動
波を発生する固定子と、この固定子に加圧接触され前記
進行性振動波により駆動される移動子とから成る超音波
モータと、 この超音波モータの駆動周波数を設定する周波数設定手
段と、 設定された駆動周波数の、所定の位相差を有する2つの
交流信号を生成する発振移相手段と、 前記2つの交流信号を増幅して前記圧電体上の2個の入
力電極にそれぞれ印加する電力増幅手段とを備えた超音
波モータの駆動制御装置において、 前記圧電体上の前記入力電極と異なる位置に2個の検出
電極を設け、それらの検出電極から出力される出力電圧
の位相差を検出する位相差検出手段と、 前記位相差に基づいて前記駆動周波数がどの次数の共振
周波数帯域に含まれるかを検出する共振次数検出手段
と、 検出された共振周波数帯域の次数に基づいて、前記超音
波モータの駆動周波数が予め設定された共振周波数帯域
内の周波数となるように制御する周波数帯域制御手段と
を備えることを特徴とする超音波モータの駆動制御装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の超音波モータの駆動制
御装置において、 前記超音波モータの共通電極を検出電極としたことを特
徴とする超音波モータの駆動制御装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の超音波モータの駆動制
御装置において、 前記超音波モータの共通電極を複数に分割し、それらの
内の少なくとも1個を検出電極として用いることを特徴
とする超音波モータの駆動制御装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の超音波モータの駆動制
御装置において、 前記2個の検出電極は前記進行性振動波の1波長以内の
位置に設けられることを特徴とする超音波モータの駆動
制御装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の超音波モータの駆動制
御装置において、 前記電力増幅手段は、前記超音波モータの起動時に前記
2個の入力電極の内の一方に駆動電圧を印加し、その状
態で前記周波数帯域制御手段により前記超音波モータの
駆動周波数が予め設定された共振周波数帯域内の周波数
となるように制御した後、他方の前記入力電極に駆動電
圧を印加して前記超音波モータを起動することを特徴と
する超音波モータの駆動制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4219448A JPH0670562A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 超音波モータの駆動制御装置 |
| US08/364,011 US5563478A (en) | 1992-08-18 | 1994-12-27 | Drive control device for an ultrasonic motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4219448A JPH0670562A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 超音波モータの駆動制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670562A true JPH0670562A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16735577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4219448A Pending JPH0670562A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 超音波モータの駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670562A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002291264A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Seiko Epson Corp | 圧電アクチュエータ、圧電アクチュエータの駆動装置、圧電アクチュエータの駆動方法、時計および携帯機器 |
| KR100376229B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2003-03-15 | 학교법인 인하학원 | 초음파 모터 구동 제어장치 |
| CN103607137A (zh) * | 2013-11-08 | 2014-02-26 | 南京航空航天大学 | 一种用于行波型旋转超声电机两相频率一致性修复的装置 |
| JP2016213960A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | キヤノン株式会社 | 振動型駆動装置、制御装置及び医用システム |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP4219448A patent/JPH0670562A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100376229B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2003-03-15 | 학교법인 인하학원 | 초음파 모터 구동 제어장치 |
| JP2002291264A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Seiko Epson Corp | 圧電アクチュエータ、圧電アクチュエータの駆動装置、圧電アクチュエータの駆動方法、時計および携帯機器 |
| CN103607137A (zh) * | 2013-11-08 | 2014-02-26 | 南京航空航天大学 | 一种用于行波型旋转超声电机两相频率一致性修复的装置 |
| JP2016213960A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | キヤノン株式会社 | 振動型駆動装置、制御装置及び医用システム |
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