JPH0671296B2 - 過電流保護回路 - Google Patents

過電流保護回路

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JPH0671296B2
JPH0671296B2 JP62326122A JP32612287A JPH0671296B2 JP H0671296 B2 JPH0671296 B2 JP H0671296B2 JP 62326122 A JP62326122 A JP 62326122A JP 32612287 A JP32612287 A JP 32612287A JP H0671296 B2 JPH0671296 B2 JP H0671296B2
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敏郎 東條
健司 高遠
和美 木下
雄三 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 概 要 加入者線に通話電流を供給する給電回路における過電流
保護回路に関し、 給電回路に使用しているオペレーショナル・アンプの出
力電圧を制限し、B線地絡が発生した場合の給電用トラ
ンジスタへの電流制限を行うことを目的とし、 出力段回路にトランジスタを有するオペレーショナル・
アンプを備え、加入者線へ通話電流を供給する給電回路
において、前記トランジスタのベースをダイオード又は
トランジスタを介して接地し、出力段回路の出力電圧を
制限することにより、給電回路の過電流を防止するよう
に構成する。
産業上の利用分野 本発明は加入者線に通話電流を供給する給電回路におけ
る過電流保護回路に関する。
従来のアナログ交換機では、電話機に対する通話電流の
供給、読出し信号の送出、終話監視といった加入者イン
タフェース機能をトランクなどの共通部に集約し、全電
話機共通に使用していた。また音声信号の通り道である
通話路にIC素子等を使用したディジタル交換機において
は、個々の電話機に対応してアナログ信号をディジタル
信号に変換する回路等も必要な為、加入者インタフェー
ス機能を個々の加入者毎に設けた加入者回路に持たせて
いる。
加入者回路は、LSI等で構成された全電子化回路であ
り、その機能として加入者線に通話電流を供給する電流
供給機能、電話機のオンフック、オフフックを検出する
電流監視機能、電話機のベルを鳴らすための呼出し信号
送出機能、アナログ/ディジタル変換機能等を有してい
る。
なかでも電流供給機能を構成する給電回路には、オペレ
ーショナル・アンプや給電用トランジスタが用いられて
おり、加入者線に障害が発生してもこれらが損傷を受け
たり、誤作動等を起こさないように設計することが必要
である。
従来の技術 第4図は従来の給電回路図、第5図はB線地絡が発生し
た状態を示す回路図である。
11は給電用のオペレーショナル・アンプであり、正電源
電圧として例えば、+5Vの+VCC、負電源電圧として例
えば、−48Vの−VBBが印加されている。トランジスタTR
64は給電用のトランジスタであり、コレクタにはグラウ
ンド(以下GNDと称す)、ベースにはオペレーショナル
・アンプ11、エミッタには加入者線のB線がそれぞれ接
続されている。加入者線のB線を介して電話機62へ通話
電流を供給している。
このような給電回路において、加入者線のB線地絡が発
生した場合、第5図のような状態となる。オペレーショ
ナル・アンプ11の動作領域は、印加される正電源電圧よ
り若干低い値となるため、正電源電圧にはGNDよりも高
い電位を使用している。これにより、オペレーショナル
・アンプ11の出力はトランジスタTR64のVBEO(ベース・
エミッタ間電圧)の電圧分だけ、GNDよりも高い電圧と
なる。そしてトランジスタTR64のベース・コレクタ方向
に正方向の電圧が加わるため、オペレーショナル・アン
プ211の出力からトランジスタTR64のコレクタに接続さ
れたGNDへ過電流が流れる。
発明が解決しようとする問題点 上述したような従来の給電回路では、B線地絡が発生し
た場合、給電用のトランジスタのベース・コレクタ間に
過電流が流れ、給電用トランジスタの損傷の可能性があ
るという問題があった。また過電流防止の為にオペレー
ショナル・アンプの出力と給電用トランジスタの間に高
抵抗を接続する手段が提案されているが、トランジスタ
の駆動能力等の兼合いで抵抗値の設定が非常に困難であ
り、さらに抵抗値を設定しようとしてもかなり高い値と
なるため、LSI化への適用には不向きであるという問題
があった。
本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、給電回路に使用しているオペレー
ショナル・アンプの出力電圧を制限し、B線地絡が発生
した場合の給電用トランジスタへの電流制限を行う過電
流保護回路を提供することである。
問題点を解決するための手段 第1図は本発明の原理図を示す。
出力段回路12にトランジスタTR30を有するオペレーショ
ナル・アンプ10を備え、加入者線へ通話電流を供給する
給電回路において、前記トランジスタTR30のベースをダ
イオードD14を介して接地する。又は、ダイオードD14の
代りにベースをコレクタに接続したトランジスタTR16を
介して接地する。
この構成により、出力段回路12の出力電圧を制限し、給
電回路の過電流を防止するように構成する。
作 用 R56、R58、R60、TR54、オペレーショナル・アンプ10に
より構成された給電回路において、オペレーショナル・
アンプ10の出力段回路12を構成しているトランジスタTR
30のベース側に印加される電圧レベルは、ダイオードD1
4の両端の電圧以下となる。オペレーショナル・アンプ1
0の出力電圧はトランジスタTR30のベース・エミッタ間
電圧により、ダイオードD14の両端の電圧よりもさらに
降下する。これによりオペレーショナル・アンプ10の出
力電圧が制限され、電話機62に接続された地気側のB線
が地絡した場合に給電用のトランジスタTR54のベースか
らコレクタへ過電流が流れるのを防止する。
出力段回路12にトランジスタTR16を接続した場合にも、
作用はダイオードD14を接続した場合と同様である。
実施例 以下本発明による過電流保護回路を図面に示す実施例に
基づいて詳細に説明することにする。
第2図は本発明の過電流保護回路を適用した給電回路図
を示している。
10は給電用のオペレーショナル・アンプであり、その内
部について以下に説明する。差動入力段の差動増幅回路
は、トランジスタTR18、TR20により構成され、その出力
はトランジスタTR22、TR24からなるカレント・ミラー回
路により単一出力へ変換される。トランジスタTR26、TR
28により高利得増幅段を構成し、前記カレント・ミラー
回路からの出力を増幅している。12は出力段回路であ
り、トランジスタTR30、TR32により構成し、トランジス
タTR34、TR36は、出力段回路12のバイアスを安定化させ
るバイアス電圧発生回路を構成している。トランジスタ
TR30のベース側には、片端がGNDに接続されたダイオー
ドD14が接続されており、a点の電圧を制限している。
また46は電流源であり、トランジスタTR38、TR40、TR4
2、TR44によりカレント・ミラー回路を構成して、差動
増幅回路のトランジスタTR18、TR20のエミッタへ定電流
が流れるようになっている。+VCCの正電源電圧が抵抗R
48を介してトランジスタTR38へ、抵抗R50を介してトラ
ンジスタTR40へ、抵抗R52を介してトランジスタTR42へ
それぞれ印加されている。例えば、+VCCの正電源電圧
は+5V、−VBBの負電源電圧は−48Vである。
トランジスタTR54は給電用のトランジスタであり、コレ
クタにはGND、ベースにはオペレーショナル・アンプ1
0、エミッタには抵抗R56を介して加入者線のB線がそれ
ぞれ接続されている。加入者線のB線には、電話機62が
接続されて、その電話機62の他端に加入者線のA線が接
続されている。
本実施例の給電回路は、オペレーショナル・アンプ10、
トランジスタTR54、抵抗R56、R58、R60により定抵抗給
電回路を構成しており、B線へ流れる通話電流Iは、抵
抗R56の両端の電圧をVa、Vbとすると、 通話電流I=(Va、Vb)/R56 となる。
ダイオードD14が接続されているa点の電圧VOOは、ダイ
オードD14の両端電圧VFOO以下となり、VFOOはシリコン
系のダイオードの場合、約0.6V〜0.7Vである。トランジ
スタTR30のベース・エミッタ間電圧をVBEOOとすると、
オペレーショナル・アンプ10の出力電圧Vは、 V≦VOO−VBEOO となる。ダイオードD14の両端電圧VFOOとトランジスタT
R30のベース・エミッタ間電圧VBEOOの値が同じになるよ
うにトランジスタTR30とダイオードD14を設定すれば、
オペレーショナル・アンプ10の出力電圧を0V以下に制限
するできる。
これにより、B線地絡が発生してもオペレーショナル・
アンプ10の出力電圧はGND以上に上がることはないた
め、給電用のトランジスタTR54のベース・コレクタ方向
に正電圧が掛からず、過電流が流れるのを防止すること
ができる。
第3図はトランジスタを用いた過電流保護回路を適用し
た給電回路の一部を省略した回路図を示しており、第2
図による実施例のダイオードD14の代りにトランジスタT
R16を用いており、他の構成部品、及び回路については
第2図と同じであるためその説明を省略する。
トランジスタTR16は、npnトランジスタを用いてエミッ
タをGNDへ接続し、ベースをコレクタへ接続してベース
・エミッタ間の電圧を利用する。この電圧はシリコン系
の場合、約0.6〜0.7Vである。トランジスタTR16とトラ
ンジスタTR30のベース・エミッタ間電圧が同じになるよ
うに設定すれば、オペレーショナル・アンプ10からの出
力電圧を0V以下に制限することができる。
発明の効果 本発明の過電流保護回路は、以上詳述したように構成し
たので、オペレーショナル・アンプの出力電圧の制限が
容易となり、B線地絡が発生した場合、過電流による給
電用トランジスタ等の損傷を防ぐことができ、またLSI
内部に形成されたオペレーショナル・アンプへの適用が
可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の過電流保護回路を適用した給電回路
図、 第3図は第2図の実施例で用いたダイオードの代りにト
ランジスタを用いた過電流保護回路を適用した給電回路
図、 第4図は従来の給電回路図、 第5図はB線地絡が発生した状態を示す回路図である。 10、11……オペレーショナル・アンプ、 12……出力段回路、 D14……ダイオード、 TR16、TR30、TR54……トランジスタ、 46……電流源、 R56、R58、R60……抵抗、 62……電話機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力段回路(12)にトランジスタ(TR30)
    を有するオペレーショナル・アンプ(10)を備え、加入
    者線へ通話電流を供給する給電回路において、 前記トランジスタ(TR30)のベースをダイオード(D1
    4)又はトランジスタ(TR16)を介して接地し、 出力段回路(12)の出力電圧を制限することにより、給
    電回路の過電流を防止することを特徴とする過電流保護
    回路。
JP62326122A 1987-06-17 1987-12-22 過電流保護回路 Expired - Fee Related JPH0671296B2 (ja)

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