JPH067139B2 - ガス絶縁電気装置のサ−ジ測定方法 - Google Patents
ガス絶縁電気装置のサ−ジ測定方法Info
- Publication number
- JPH067139B2 JPH067139B2 JP59184895A JP18489584A JPH067139B2 JP H067139 B2 JPH067139 B2 JP H067139B2 JP 59184895 A JP59184895 A JP 59184895A JP 18489584 A JP18489584 A JP 18489584A JP H067139 B2 JPH067139 B2 JP H067139B2
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- gas
- surge
- ground shield
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、主としてSF6ガスを絶縁媒体とするガス絶
縁開閉装置や管路気中送電装置などのガス絶縁電気装置
に使用される絶縁スペーサの内部に埋め込まれている電
極を利用して、ガス絶縁電気装置内のサージ電圧を測定
するガス絶縁電気装置のサージ測定方法に関する。
縁開閉装置や管路気中送電装置などのガス絶縁電気装置
に使用される絶縁スペーサの内部に埋め込まれている電
極を利用して、ガス絶縁電気装置内のサージ電圧を測定
するガス絶縁電気装置のサージ測定方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] ガス絶縁開閉装置や管路気中送電装置では、高電圧導体
を接地金属容器内に絶縁支持するため、絶縁スペーサが
数多く使用される。この絶縁スペーサは、例えば特公昭
54−44106号公報および特開昭55−15551
2号公報に示すようにエポキシ樹脂などの熱硬化性合成
樹脂からなる絶縁スペーサ本体で高電圧導体を支持し、
このスペーサのフランジ部に取付ボルト用の埋金が埋め
こまれている。さらにSF6ガスが不平等電界で絶縁特
性を低下する傾向にあるため、この対策として高電圧導
体の周りに接地シールドが一体に埋めこまれこの電位は
取付ボルト孔を兼用する接地用埋金を介して確保してい
るのが普通である。
を接地金属容器内に絶縁支持するため、絶縁スペーサが
数多く使用される。この絶縁スペーサは、例えば特公昭
54−44106号公報および特開昭55−15551
2号公報に示すようにエポキシ樹脂などの熱硬化性合成
樹脂からなる絶縁スペーサ本体で高電圧導体を支持し、
このスペーサのフランジ部に取付ボルト用の埋金が埋め
こまれている。さらにSF6ガスが不平等電界で絶縁特
性を低下する傾向にあるため、この対策として高電圧導
体の周りに接地シールドが一体に埋めこまれこの電位は
取付ボルト孔を兼用する接地用埋金を介して確保してい
るのが普通である。
第3図及び第4図に従来の絶縁スペーサの縦断面図並び
にこの絶縁スペーサを用いたサージ測定装置を示す。1
は高電圧導体、2は絶縁ガス、3は接地容器である。4
は絶縁スペーサ本体である。高電圧導体1相互を接合す
る通電部材41は絶縁スペーサ本体4と一体に注形され
ている。6は金属フランジであり、これも絶縁スペーサ
本体4に一体に注形されている。71,72は絶縁スペ
ーサ本体4に一体に注形された導電性リングであり、こ
のリングのうち71は常時設置され、これによって容器
3と前述のように構成された絶縁スペーサ40との結合
部の電界を緩和し、絶縁性能の向上に寄与している。7
2は任意に、常時または一時的に電位を浮遊させること
が可能な構造となっており、高圧側充電部の電圧測定、
およびコロナ測定に使用される。つまり、金属リング7
2を電位的に浮遊させると高電圧導体1と金属リング7
2間および金属リング72と接地容器3、あるいは金属
フランジ6間の静電容量分圧により、金属リング72に
は電圧側充電部電圧に比例した電圧が誘起される。
にこの絶縁スペーサを用いたサージ測定装置を示す。1
は高電圧導体、2は絶縁ガス、3は接地容器である。4
は絶縁スペーサ本体である。高電圧導体1相互を接合す
る通電部材41は絶縁スペーサ本体4と一体に注形され
ている。6は金属フランジであり、これも絶縁スペーサ
本体4に一体に注形されている。71,72は絶縁スペ
ーサ本体4に一体に注形された導電性リングであり、こ
のリングのうち71は常時設置され、これによって容器
3と前述のように構成された絶縁スペーサ40との結合
部の電界を緩和し、絶縁性能の向上に寄与している。7
2は任意に、常時または一時的に電位を浮遊させること
が可能な構造となっており、高圧側充電部の電圧測定、
およびコロナ測定に使用される。つまり、金属リング7
2を電位的に浮遊させると高電圧導体1と金属リング7
2間および金属リング72と接地容器3、あるいは金属
フランジ6間の静電容量分圧により、金属リング72に
は電圧側充電部電圧に比例した電圧が誘起される。
この電圧を金属フランジ6とは絶縁された導電性部材に
より、金属フランジ6に設けられる開孔を通して、外部
に取り出すことにより、高圧側充電部の検電、即ち電圧
測定及びコロナ測定などをおこなうことができる。
より、金属フランジ6に設けられる開孔を通して、外部
に取り出すことにより、高圧側充電部の検電、即ち電圧
測定及びコロナ測定などをおこなうことができる。
ところで上述した構成の絶縁スペーサ40を使用した装
置におけるコロナ測定は、安全上の要請から、金属リン
グ72から絶縁スペーサ40の外部へは2か所に端子が
引き出されていた。またこの絶縁スペーサ40を使用し
てガス絶縁開閉装置内のサージを測定するときは、第4
図に示すように、一か所の引出端子8aと金属フランジ
6との間にコンデンサ21を接続し、このコンデンサ2
1の端子間に測定器20を接続して測定するようにな
し、他の引出端子8bは解放状態としていた。しかしな
がらこの従来の絶縁スペーサにおいては以下のような欠
点がある。
置におけるコロナ測定は、安全上の要請から、金属リン
グ72から絶縁スペーサ40の外部へは2か所に端子が
引き出されていた。またこの絶縁スペーサ40を使用し
てガス絶縁開閉装置内のサージを測定するときは、第4
図に示すように、一か所の引出端子8aと金属フランジ
6との間にコンデンサ21を接続し、このコンデンサ2
1の端子間に測定器20を接続して測定するようにな
し、他の引出端子8bは解放状態としていた。しかしな
がらこの従来の絶縁スペーサにおいては以下のような欠
点がある。
すなわち、絶縁スペーサ40内に2個の金属リング7
1,72を金属フランジ6と共に一体に注形する必要が
あり、注形時に注形工数がかかること、又、構造的に複
雑になることなどからコスト高になる。
1,72を金属フランジ6と共に一体に注形する必要が
あり、注形時に注形工数がかかること、又、構造的に複
雑になることなどからコスト高になる。
また、絶縁物内に複数個の小さな金属リングを一体に注
形することは機械的、特に熱応力的にも好ましくなく、
クラック割れ発生の原因にもなる。従って、絶縁物内に
一体注形される金属リングの個数は必要最小限であるこ
とが望まれていた。
形することは機械的、特に熱応力的にも好ましくなく、
クラック割れ発生の原因にもなる。従って、絶縁物内に
一体注形される金属リングの個数は必要最小限であるこ
とが望まれていた。
[発明の目的] 本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、構造が簡単
で製作が容易であり、機械応力的にも好ましい構造の絶
縁スペーサを利用してサージ電圧を測定することができ
るようにしたガス絶縁電気装置のサージ測定方法を提供
することを目的とする。
で製作が容易であり、機械応力的にも好ましい構造の絶
縁スペーサを利用してサージ電圧を測定することができ
るようにしたガス絶縁電気装置のサージ測定方法を提供
することを目的とする。
[発明の概要] 上記目的を達成するために本発明によれば絶縁スペーサ
本体と金属フランジを分離した構造の絶縁スペーサを使
用するとともに絶縁スペーサ本体内部に埋め込まれた1
つのリング状電極から、2か所もしくは等配された3か
所以上の場所において、前記絶縁スペーサの外部に端子
を引き出し、それぞれの引出端子と金属フランジとの間
に等しい容量のコンデンサを夫々接続し、それらのコン
デンサの少なくとも一か所の端子電圧を測定するように
したものである。
本体と金属フランジを分離した構造の絶縁スペーサを使
用するとともに絶縁スペーサ本体内部に埋め込まれた1
つのリング状電極から、2か所もしくは等配された3か
所以上の場所において、前記絶縁スペーサの外部に端子
を引き出し、それぞれの引出端子と金属フランジとの間
に等しい容量のコンデンサを夫々接続し、それらのコン
デンサの少なくとも一か所の端子電圧を測定するように
したものである。
[実施例の構成] 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して
説明する。
説明する。
第3図、第4図に示した部品と同一部品には同符号を符
している。第2図は、従来の絶縁スペーサの欠点をなく
すために改良された絶縁スペーサの構造を示したもので
ある。
している。第2図は、従来の絶縁スペーサの欠点をなく
すために改良された絶縁スペーサの構造を示したもので
ある。
第2図において、高電圧導体1を、絶縁スペーサ40を
介して絶縁ガス2が充填された接地容器3内に支持配設
する。通常接地容器3の端部には、接地容器3相互を連
結するために連結フランジ5が設けられている。絶縁ス
ペーサ40はこの連結フランジ5相互に挟持される形で
高電圧導体1を接地容器3内に支持配設する。絶縁スペ
ーサ40は、連結フランジ5相互に挟持される金属フラ
ンジ6及びこれと係合される絶縁スペーサ本体4とから
構成し、そしてこれら従来の様に一体注形して製作する
ことなく、別個に単独に製作し、機器組立時に一体とし
て組込んで製作する。尚、絶縁スペーサ本体4と連結フ
ランジ5との間はオーリング31を介して接合し、ガス
密を維持させている。
介して絶縁ガス2が充填された接地容器3内に支持配設
する。通常接地容器3の端部には、接地容器3相互を連
結するために連結フランジ5が設けられている。絶縁ス
ペーサ40はこの連結フランジ5相互に挟持される形で
高電圧導体1を接地容器3内に支持配設する。絶縁スペ
ーサ40は、連結フランジ5相互に挟持される金属フラ
ンジ6及びこれと係合される絶縁スペーサ本体4とから
構成し、そしてこれら従来の様に一体注形して製作する
ことなく、別個に単独に製作し、機器組立時に一体とし
て組込んで製作する。尚、絶縁スペーサ本体4と連結フ
ランジ5との間はオーリング31を介して接合し、ガス
密を維持させている。
絶縁スペーサ本体4の外周部には、その厚さ方向中間部
に突出部4aを設け、一方金属フランジ6の内周面に
は、その一側に突出部6aを設ける。そして前記突出部
6aの存在しない側から金属フランジ6を絶縁スペーサ
本体4にはめ込めばよい。
に突出部4aを設け、一方金属フランジ6の内周面に
は、その一側に突出部6aを設ける。そして前記突出部
6aの存在しない側から金属フランジ6を絶縁スペーサ
本体4にはめ込めばよい。
絶縁スペーサ本体4には、接地シールド71が導体1と
同心的に埋め込まれている。絶縁スペーサ本体4と接地
シールド71を一体注形するためには、絶縁スペーサ本
体4の中心軸と接地シールド71の中心軸を一致させる
ために、接地シールド71を少なくとも3点で支持する
必要がある。すなわち、接地シールド71の平面を出す
ことが一体注形上必要となる。この支持具は、注形後ス
ペーサの外部に露出されるので、支持具を金属とし、こ
れをサージ測定用の端子として利用できる。
同心的に埋め込まれている。絶縁スペーサ本体4と接地
シールド71を一体注形するためには、絶縁スペーサ本
体4の中心軸と接地シールド71の中心軸を一致させる
ために、接地シールド71を少なくとも3点で支持する
必要がある。すなわち、接地シールド71の平面を出す
ことが一体注形上必要となる。この支持具は、注形後ス
ペーサの外部に露出されるので、支持具を金属とし、こ
れをサージ測定用の端子として利用できる。
この支持具は3点もしくは4点に等配するのが注形上最
も得策である。即ち、支持具はすべて同一形状のもので
あることがその製作効率上望ましく、それぞれの支持点
に同一の力が加わるように設計するのがよい。たとえば
一点のみに大きな力が加わる支持方法にしたとき、支持
具の強度はこの最大強度に合わせて設計しなければなら
ず、他の支持点では過剰設計となり不効率である。ま
た、支持点の数が少なければ、一個の支持具にかかる力
が大きくなり強度が要求される。それに対し支持点の数
が多くなれば、支持具の数は多くなるが一個の支持具に
かかる力が小さくなり、強度の点では有利となる。以上
のことから、本発明では支持具を3点もしくは4点に等
配している。
も得策である。即ち、支持具はすべて同一形状のもので
あることがその製作効率上望ましく、それぞれの支持点
に同一の力が加わるように設計するのがよい。たとえば
一点のみに大きな力が加わる支持方法にしたとき、支持
具の強度はこの最大強度に合わせて設計しなければなら
ず、他の支持点では過剰設計となり不効率である。ま
た、支持点の数が少なければ、一個の支持具にかかる力
が大きくなり強度が要求される。それに対し支持点の数
が多くなれば、支持具の数は多くなるが一個の支持具に
かかる力が小さくなり、強度の点では有利となる。以上
のことから、本発明では支持具を3点もしくは4点に等
配している。
そして第1図は、前記絶縁スペーサを利用したサージ測
定法の一実施例を示したものである。接地シールド71
からの絶縁スペーサ注形時における支持具として利用し
た引出端子8a,8b,8c,8dを4か所に等配し、等しい容
量のコンデンサ21,22,23,24を引出端子8
a,8b,8c,8dと金属フランジ6間に夫々接続
し、このうちのコンデンサ21の端子電圧をサージ測定
器20で測定している。
定法の一実施例を示したものである。接地シールド71
からの絶縁スペーサ注形時における支持具として利用し
た引出端子8a,8b,8c,8dを4か所に等配し、等しい容
量のコンデンサ21,22,23,24を引出端子8
a,8b,8c,8dと金属フランジ6間に夫々接続
し、このうちのコンデンサ21の端子電圧をサージ測定
器20で測定している。
このように構成した絶縁スペーサにおいては、絶縁スペ
ーサ本体の注形時は、接地シールド71および支持金具
としての引出端子8a,8b,8c,8dの最小限のものが埋め
こまれるだけで足り、これは従来のフランジ締めつけに
使用する多くの埋め金を注形しなくともよいので作業の
改善および品質向上の安定に役立つことになる。また絶
縁スペーサ本体4と金属フランジ6とは、別体に個々に
作られるからその加工が非常に容易になり、その両者の
一体化は、止め金具とボルトとの使用で足りる。
ーサ本体の注形時は、接地シールド71および支持金具
としての引出端子8a,8b,8c,8dの最小限のものが埋め
こまれるだけで足り、これは従来のフランジ締めつけに
使用する多くの埋め金を注形しなくともよいので作業の
改善および品質向上の安定に役立つことになる。また絶
縁スペーサ本体4と金属フランジ6とは、別体に個々に
作られるからその加工が非常に容易になり、その両者の
一体化は、止め金具とボルトとの使用で足りる。
一方サージ測定上では以下の主要な効果が得られる。
(1)サージ測定用の端子が2か所以上の場所に接地され
ているので、サージ測定器20を取り付ける際、接地シ
ールド71が高電位になることはなく、作業員に対して
も、ガス絶縁機器の信頼性からも安全である。すなわ
ち、接地シールド71は常時金属フランジ6に接続して
おき、測定を行う場合のみコンデンサ21〜24に付け
換える。このとき、一つの端子と金属フランジ6の接続
をはずし、他の端子と金属フランジ6の接続をはずす前
にコンデンサを取り付ければ、それ以後、残りのすべて
の端子と金属フランジの接続をはずしても、接地シール
ド71の電位は、先に接続したコンデンサにより抑制さ
れる。
ているので、サージ測定器20を取り付ける際、接地シ
ールド71が高電位になることはなく、作業員に対して
も、ガス絶縁機器の信頼性からも安全である。すなわ
ち、接地シールド71は常時金属フランジ6に接続して
おき、測定を行う場合のみコンデンサ21〜24に付け
換える。このとき、一つの端子と金属フランジ6の接続
をはずし、他の端子と金属フランジ6の接続をはずす前
にコンデンサを取り付ければ、それ以後、残りのすべて
の端子と金属フランジの接続をはずしても、接地シール
ド71の電位は、先に接続したコンデンサにより抑制さ
れる。
(2)すべての端子8a〜8dにコンデンサ21〜24が
接地されているので、端子の電位がコンデンサにより抑
えられ、端子と金属フランジ6間が絶縁破壊することは
ない。もし、どれか一つの端子にコンデンサが接続され
ていないと、サージ発生時にその端子と金属フランジ6
間で絶縁破壊が起こることが工場試験で確認された。こ
の現象は次のような理由により発生する。ガス絶縁機器
内に発生する段路器サージやしゃ段器開閉サージは、そ
の発生時に20ms以下の短時間内に電圧が数百kV変化
する。このような大きな電圧変化率に対して、接地シー
ルド71はインダクタンスとして働き、このインダクタ
ンスにかなり大きな電圧が発生する。この電圧が絶縁破
壊の原因となる。コンデンサによりこの電圧を吸収でき
るので各端子にコンデンサを接続しておけば、端子と金
属フランジ6間が絶縁破壊することはない。第3図に示
す従来の絶縁スペーサでは、必須の2個の接地シールド
71,72が埋め込まれており、高圧導体1に近い接地
シールド71は常に金属フランジ6に接地されていたの
で、接地シールド72の引出端子の一個にコンデンサを
接続しなくてもこのような現象は発生しなかった。
接地されているので、端子の電位がコンデンサにより抑
えられ、端子と金属フランジ6間が絶縁破壊することは
ない。もし、どれか一つの端子にコンデンサが接続され
ていないと、サージ発生時にその端子と金属フランジ6
間で絶縁破壊が起こることが工場試験で確認された。こ
の現象は次のような理由により発生する。ガス絶縁機器
内に発生する段路器サージやしゃ段器開閉サージは、そ
の発生時に20ms以下の短時間内に電圧が数百kV変化
する。このような大きな電圧変化率に対して、接地シー
ルド71はインダクタンスとして働き、このインダクタ
ンスにかなり大きな電圧が発生する。この電圧が絶縁破
壊の原因となる。コンデンサによりこの電圧を吸収でき
るので各端子にコンデンサを接続しておけば、端子と金
属フランジ6間が絶縁破壊することはない。第3図に示
す従来の絶縁スペーサでは、必須の2個の接地シールド
71,72が埋め込まれており、高圧導体1に近い接地
シールド71は常に金属フランジ6に接地されていたの
で、接地シールド72の引出端子の一個にコンデンサを
接続しなくてもこのような現象は発生しなかった。
(3)すべての端子に等しい容量のコンデンサを接続して
いるので、コンデンサ間の共振現象がなく、正確なサー
ジ測定が可能である。もし、端子が等配されていない
か、又はコンデンサの容量が異なっているか、或いはそ
の両方であると、それらのコンデンサは接地シールド7
1のインダクタンス成分により分離されるので、サージ
が発生した瞬間、各コンデンサに瞬間的に印加される電
圧が異なる。すると、各コンデンサと接地シールド71
のインダクタンスで共振現象が発生し、正確なサージ測
定が不可能となる。
いるので、コンデンサ間の共振現象がなく、正確なサー
ジ測定が可能である。もし、端子が等配されていない
か、又はコンデンサの容量が異なっているか、或いはそ
の両方であると、それらのコンデンサは接地シールド7
1のインダクタンス成分により分離されるので、サージ
が発生した瞬間、各コンデンサに瞬間的に印加される電
圧が異なる。すると、各コンデンサと接地シールド71
のインダクタンスで共振現象が発生し、正確なサージ測
定が不可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、構造が簡単で、
製作容易であり、機械応力的にも好ましい絶縁スペーサ
を利用した、ガス絶縁電気装置のサージの測定方法を提
供することができる。
製作容易であり、機械応力的にも好ましい絶縁スペーサ
を利用した、ガス絶縁電気装置のサージの測定方法を提
供することができる。
第1図は本発明が適用される絶縁スペーサを用いたサー
ジ電圧の測定法を示す図、第2図は第1図の絶縁スペー
サの一実施例を示す断面図、第3図は従来の絶縁スペー
サの縦断面図、第4図は従来のサージ電圧の測定法を示
す図である。 1…高電圧導体、2…絶縁ガス、3…接地容器、4…絶
縁スペーサ本体、5…接地容器フランジ、6…金属フラ
ンジ、8a,8b,8c,8d…支持金具(引出端
子)、20…サージ測定器、21,22,23,24…
コンデンサ、31…オーリング、40…絶縁スペーサ、
41…通電部材、71…環状接地シールド。
ジ電圧の測定法を示す図、第2図は第1図の絶縁スペー
サの一実施例を示す断面図、第3図は従来の絶縁スペー
サの縦断面図、第4図は従来のサージ電圧の測定法を示
す図である。 1…高電圧導体、2…絶縁ガス、3…接地容器、4…絶
縁スペーサ本体、5…接地容器フランジ、6…金属フラ
ンジ、8a,8b,8c,8d…支持金具(引出端
子)、20…サージ測定器、21,22,23,24…
コンデンサ、31…オーリング、40…絶縁スペーサ、
41…通電部材、71…環状接地シールド。
Claims (3)
- 【請求項1】接地容器内に挿通した高圧導体を、接地容
器の連結フランジ相互間に挟持固定される絶縁スペーサ
により支持するようにしたガス絶縁電気装置に於て、前
記絶縁スペーサは連結フランジ相互に挟持される金属フ
ランジ並びにこの金属フランジと係合され、高圧導体と
同心的に環状の接地シールドを埋込んだ絶縁スペーサ本
体で構成され、前記絶縁スペーサ本体に埋込まれた接地
シールドからは絶縁スペーサの外部に複数個の引出端子
が導出され、この夫々の引出端子と前記接地容器或いは
絶縁スペーサの金属フランジ間に等しい容量のコンデン
サを夫々接続し、サージ測定にあたり前記コンデンサの
うちの1つの端子電圧を測定するようにしたガス絶縁電
気装置のサージ測定方法。 - 【請求項2】接地シールドから導出される引出端子が、
接地シールドに等配配置されている特許請求の範囲第1
項記載のガス絶縁電気装置のサージ測定方法。 - 【請求項3】引出端子が、接地シールドを絶縁スペーサ
本体内に一体に埋込む際に用いられる支持金具である特
許請求の範囲第1項又は第2項記載のガス絶縁電気装置
のサージ測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59184895A JPH067139B2 (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | ガス絶縁電気装置のサ−ジ測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59184895A JPH067139B2 (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | ガス絶縁電気装置のサ−ジ測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6162872A JPS6162872A (ja) | 1986-03-31 |
| JPH067139B2 true JPH067139B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=16161196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59184895A Expired - Fee Related JPH067139B2 (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | ガス絶縁電気装置のサ−ジ測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067139B2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP59184895A patent/JPH067139B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6162872A (ja) | 1986-03-31 |
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