JPH0671408A - 金型の冷却媒体通路の形成方法 - Google Patents

金型の冷却媒体通路の形成方法

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JPH0671408A
JPH0671408A JP4270695A JP27069592A JPH0671408A JP H0671408 A JPH0671408 A JP H0671408A JP 4270695 A JP4270695 A JP 4270695A JP 27069592 A JP27069592 A JP 27069592A JP H0671408 A JPH0671408 A JP H0671408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling medium
mold
medium passage
cavity
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP4270695A
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English (en)
Inventor
Hisateru Okusa
久照 大草
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0671408A publication Critical patent/JPH0671408A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望する個所に所望する冷却通路の形成によ
り,金型内の局部的温度上昇を防止する。 【構成】 金型内のキャビティの内面付近や溶融物通路
付近に冷却媒体通路を形成するに際し,まず,金型の反
キャビティ側外面に連続した深溝を加工して形成し,こ
の深溝内の反キャビティ側に入口と出口を残した全域に
蓋をして冷却媒体通路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,金型内に冷却媒体通路
を形成させる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の冷却媒体通路を示す固定
金型の平面図,図11は図10のD−Dからみた切断展
開縦断面図を示す。プラスチックやアルミニウムの成形
加工において,金型の温度を成形材料成形条件に合せて
精度よく制御することは,成形品の品質制御,生産性向
上および金型寿命の延命の点から極めて重要なことであ
る。そこで,油,水またはガスなどの冷却媒体の通路を
金型内部に形成させる必要があり,現状では,金型を機
械加工により製作しその後に,ドリル加工によって金型
に貫通孔または盲穴を開けて冷却媒体通路20を形成し
たものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したようにドリル
加工で穴を開けて冷却媒体通路20を形成させようとす
ると開けた穴の直線の組合せでは固定金型2内に所望の
冷却媒体通路20の形成が難しく,固定金型2の冷却が
うまくいかず,その上,ドリル加工による機械加工費が
高く,多くの加工時間がかかるなどしていた。さらに,
ドリル加工後は図10に斜線で示す盲栓40をして冷却
媒体通路20を確保していた。
【0004】さらに,冷却を必要とする個所まで冷却媒
体通路20が形成できない場合には,実操業時に金型内
に局部的な温度上昇が生じやすく,そのため金型の寿命
を大幅に低下させるなどの問題点があった。
【0005】本発明の目的は,ドリル加工で固定金型内
に穴を開けるのではなく,機械加工によって冷却媒体通
路溝を形成後,蓋体をして冷却媒体通路を形成する金型
の冷却媒体通路の形成方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明に係る金型の冷却媒体通路の形成方法では,
金型内のキャビティの内面付近や溶融物通路付近に冷却
媒体通路を形成するに際し,まず,金型の反キャビティ
側外面に連続した深溝を加工して形成し,この深溝内の
反キャビティ側に入口と出口を残した全域に蓋をして冷
却媒体通路を形成する。
【0007】
【作用】射出スリーブ内の溶湯をプランジャチップで押
上げると,溶湯はキャビティのディスク部相当部分を放
射状に流れたのち,リム部相当部分に充填されるととも
にキャビティ内のガスは大気へ排出される。この後,冷
却媒体入口穴から水などの冷却媒体を供給し,冷却媒体
通路を経由して冷却媒体出口穴から排出され,キャビテ
ィ部の溶湯の冷却,固化が行なわれる。
【0008】
【実施例】以下に本発明に係る金型の冷却媒体通路の形
成方法の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0009】マシンベース上に固定された固定プラテン
1には,中心部に円筒状の凸部を有する固定金型2が装
着されており,また図示しない型締シリンダに支持され
て上下動する可動プラテン3には,中心部に低い凸部を
有する可動金型4が装着されている。5は両金型2,4
間へ円周方向を4等分する位置から水平方向へ移動自在
に挿入された4個の中子であって,可動プラテン側に支
持されたシリンダ6のピストンロッド7に固定されてお
り,油圧によるピストンロッド7の進退により水平方向
へ進退するように構成されている。
【0010】そして,両方の金型2,4と,閉じられた
中子5とによってキャビティ8が形成されている。固定
プラテン1と固定金型2とに形成されたスリーブ孔15
には,射出スリーブ9が下方から挿抜自在に挿入されて
おり,この射出スリーブ9には,図示しない射出シリン
ダによって進退するプランジャチップ10が進退自在に
嵌合されている。11は射出スリーブ9をスリーブ孔1
5から抜いた状態でこれに注入された溶湯である。
【0011】キャビティ8は,成形品としてのディスク
ホイールの相当部として,環形板状のディスク部相当部
分8aと,その外周部から下方へ向かう筒状のリム部相
当部分8b,および肉厚部分からなるハブ部相当部分8
eとで形成されている。さらに,リム部相当部分8bの
下端1個所にガス抜き装置12をガス抜き溝13を介し
て接してある。また,射出スリーブ9内の溶湯11をキ
ャビティ8に供給し,次いで金型2,4を冷やしてホイ
ール製品を得るために,水や油などの冷却媒体を流通す
る冷却媒体通路20が設けられている。
【0012】図2ないし図9を用いて本発明に係る金型
の冷却媒体通路の形成方法について説明する。まず,射
出スリーブ9へ供給された高温のアルミニウムの溶湯1
1は図示しない射出シリンダによって進退するプランジ
ャチップ10の前進に伴い固定金型2内に設けられた湯
道30を通ってキャビティ8内へ供給される。このた
め,前記した溶湯11のキャビティ8への供給中はもち
ろんのこと溶湯11の供給後は,リム部相当部分下端8
fやディスク部相当部分8aおよび残余の余肉相当部分
(ビスケットともいう)の湯道30部からの熱が固定金
型2に伝熱によって供給されることになり,固定金型2
の溶湯11に近い部分は絶えず高温に曝されることにな
る。
【0013】こうした溶湯11から伝熱によって固定金
型2へ伝えられた熱は,溶湯11をキャビテイ8に充填
後にできるだけ早く除熱することが望ましく,このこと
が生産性の向上,すなわち製品サイクルアップに大きく
寄与することになる。このために,固定金型2内の湯道
30およびキャビティ8部周辺に冷却媒体通路20を設
ける。本発明においては,固定プラテン1側の固定金型
2に例えば機械加工によって冷却媒体入口穴20Aから
冷却媒体通路20の環状路を経由して冷却媒体出口穴2
0Bまでを断面U字状の深溝21にまずリング状に切削
しておき,最後は,前記U字状の深溝21の上部から蓋
体22を例えば溶接やボルト締めなどして覆うことによ
って冷却媒体通路20を形成するようにしている(図
2)。ここで符号31は冷却媒体が冷却媒体入口穴20
Aから冷却媒体出口穴20Bへ短絡しないための仕切板
である。なお,ここで21を深溝と称したのは,溝の表
面側を蓋体22で蓋をする関係上,加工時に少なくとも
蓋の厚み分だけ以上に比較的に深く加工しておくためで
ある。
【0014】アルミニウムホイール状製品形状によって
は,前記した冷却媒体通路20の形状を図4ないし図6
と,さらに,図7ないし図9のように設けることもでき
る。符号25は堰を示す。図4ないし図9に示すごと
く,ホイール状製品形状の中で一部凸設した部分は冷却
媒体通路20を凸部26に併せた構造になっている。
【0015】以上のように構成された竪型ダイカストマ
シンの動作を説明する。溶湯11を供給した射出スリー
ブ9を固定金型2のスリーブ孔に挿入し,ガス抜き装置
12の排気弁を開いたのちプランジャチップ10を前進
させると,溶湯11は射出スリーブ9内を押上げられて
ディスク部相当部分8aに達し,この溶湯11は,ディ
スク部相当部分8aを放射状に流れたのち,リム部相当
部分8bに充填される。
【0016】キャビティ8内のガスは,ガス抜き溝13
を経たのちガス抜き装置12の開いている排気弁を通っ
て大気へ排出される。溶湯11が排気弁に達すると,溶
湯11の慣性力で排気弁が閉じ,溶湯11の流出が遮断
される。このようにして溶湯11をキャビティ8内に充
填した後,冷却媒体入口穴20Aから水などの冷却媒体
を供給し,途中冷却媒体通路20を通ったのち冷却媒体
出口穴20Bから排出される。こうして溶湯11の冷
却,固化を待って型開し,中子5を開いてホイール製品
を取出す。
【0017】なお,本発明では,冷却媒体通路20を形
成するためにU字状の深溝21を機械加工によって切削
したが,これに限定せずに他の形の溝でもよい。さら
に,本実施例ではアルミニウムの溶湯を固化成形するア
ルミホイール製品のダイカストについて述べたが,これ
に限定せずプラスチックの成形加工の金型についても同
様の結果が得られる。また,前記実施例においては,深
溝21を金型の反キャビティ側外面に形成する場合に,
金型の下面側から加工した実施例を示したが,これは,
場合によっては,金型の側面から加工したものであって
も良い。この場合は,蓋体22は金型の側面側に設け
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に,本発明に係る金型の冷却媒体通路の形成方法では,
金型内のキャビティの内面付近や溶融物通路付近に冷却
媒体通路を形成するに際し,まず,金型の反キャビティ
側外面に連続した深溝を加工して形成し,この深溝内の
反キャビティ側に入口と出口を残した全域に蓋をして冷
却媒体通路を形成するようにしたことにより,所望する
個所に所望する冷却通路の形成が容易となり,固定金型
内の局部的な温度上昇が防止でき,金型の寿命を大幅に
伸ばすことが可能となるとともに,製品サイクルがアッ
プする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷却媒体通路を組込んだ金型と射
出装置との一部展開概略縦断面図である。
【図2】本発明に係る冷却媒体通路を含む固定金型の平
面図である。
【図3】図2のA−Aからみた切断展開縦断面図であ
る。
【図4】本発明に係る冷却媒体通路を含む固定金型の変
形例を示す平面図である。
【図5】図4のB−Bからみた切断展開縦断面図であ
る。
【図6】図4の冷却媒体通路に沿って採った一部展開縦
断面図である。
【図7】本発明に係る冷却媒体通路を含む固定金型のさ
らに別の実施例を示す平面図である。
【図8】図7のC−Cからみた切断展開縦断面図であ
る。
【図9】図7の冷却媒体通路に沿って採った一部展開縦
断面図である。
【図10】従来の冷却媒体通路を含む固定金型の平面図
である。
【図11】図10のD−Dからみた切断展開縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 固定プラテン 2 固定金型 3 可動プラテン 4 可動金型 5 中子 6 シリンダ 7 ピストンロッド 8 キャビティ 8a ディスク部相当部分 8b リム部相当部分 8e ハブ部相当部分 9 射出スリーブ 10 プランジャ 11 溶湯 12 ガス抜き装置 15 スリーブ孔 20 冷却媒体通路 20A 冷却媒体入口穴 20B 冷却媒体出口穴 21 U字状の深溝 22 蓋体 25 堰 30 湯道

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型内のキャビティの内面付近や溶融物
    通路付近に冷却媒体通路を形成するに際し,まず,金型
    の反キャビティ側外面に連続した深溝を加工して形成
    し,この深溝内の反キャビティ側に入口と出口を残した
    全域に蓋をして冷却媒体通路を形成するようにしたこと
    を特徴とする金型の冷却媒体通路の形成方法。
JP4270695A 1992-08-28 1992-08-28 金型の冷却媒体通路の形成方法 Pending JPH0671408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4270695A JPH0671408A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 金型の冷却媒体通路の形成方法

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JP4270695A JPH0671408A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 金型の冷却媒体通路の形成方法

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JP (1) JPH0671408A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002178129A (ja) * 2000-12-20 2002-06-25 Chuo Motor Wheel Co Ltd 鋳造用金型
JP2015131393A (ja) * 2014-01-09 2015-07-23 日本軽金属株式会社 樹脂射出成形用金型
JP2023183364A (ja) * 2022-06-15 2023-12-27 リョービ株式会社 ダイカスト金型

Cited By (3)

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JP2002178129A (ja) * 2000-12-20 2002-06-25 Chuo Motor Wheel Co Ltd 鋳造用金型
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