JPH0671485A - 自動溶接装置 - Google Patents
自動溶接装置Info
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- JPH0671485A JPH0671485A JP23181992A JP23181992A JPH0671485A JP H0671485 A JPH0671485 A JP H0671485A JP 23181992 A JP23181992 A JP 23181992A JP 23181992 A JP23181992 A JP 23181992A JP H0671485 A JPH0671485 A JP H0671485A
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- welding
- rail
- traveling
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接装置本体を支持するための接触部分を少
なくし、大型の溶接対象物を自動的に溶接することがで
きる自動溶接装置の提供。 【構成】 溶接予定線2に平行に杭1aの外周面に沿っ
て配設した鉄板10、および、レール3と、溶接トーチ
4を支持するホルダ5と、このホルダ5を搭載しレール
3上を移動する走行台車8と、この走行台車8に設けた
マグネットホルダ9aと、コード類12を係止する金具
13aを有し、走行台車8と共にコード類12を移動さ
せるガイドレール13とを備え、マグネットホルダ9a
による磁力により溶接装置本体を支持する保持力を確保
し、レール3上を走行台車8によって移動させながら自
動溶接することができる。 【効果】 溶接装置本体と鉄板との距離が変わらず、磁
力によって溶接装置本体を保持する力が一定に保たれる
ため、安定した走行が確保できる。
なくし、大型の溶接対象物を自動的に溶接することがで
きる自動溶接装置の提供。 【構成】 溶接予定線2に平行に杭1aの外周面に沿っ
て配設した鉄板10、および、レール3と、溶接トーチ
4を支持するホルダ5と、このホルダ5を搭載しレール
3上を移動する走行台車8と、この走行台車8に設けた
マグネットホルダ9aと、コード類12を係止する金具
13aを有し、走行台車8と共にコード類12を移動さ
せるガイドレール13とを備え、マグネットホルダ9a
による磁力により溶接装置本体を支持する保持力を確保
し、レール3上を走行台車8によって移動させながら自
動溶接することができる。 【効果】 溶接装置本体と鉄板との距離が変わらず、磁
力によって溶接装置本体を保持する力が一定に保たれる
ため、安定した走行が確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば基礎工事におい
て地面に打設された杭に対し、別の杭を溶接によって接
続する比較的大きな構造物の溶接を対象とし、溶接装置
を予め定められた溶接線に対し所定の位置に容易に設置
することができ、さらに、溶接装置本体の設置後は自動
的に溶接可能な自動溶接装置に関するものである。
て地面に打設された杭に対し、別の杭を溶接によって接
続する比較的大きな構造物の溶接を対象とし、溶接装置
を予め定められた溶接線に対し所定の位置に容易に設置
することができ、さらに、溶接装置本体の設置後は自動
的に溶接可能な自動溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】曲面上に予め定められた目標線に沿って
配設したレール上を移動する移動手段を有する走行台車
は、例えば特開昭59−215298号公報に開示され
ている。このレール、および、移動手段による移動機構
について図10、図11を用い説明する。
配設したレール上を移動する移動手段を有する走行台車
は、例えば特開昭59−215298号公報に開示され
ている。このレール、および、移動手段による移動機構
について図10、図11を用い説明する。
【0003】図10はこの従来技術における発明の全体
構成を、図11はこの従来技術に記載される一実施例の
走行台車とレールとの関係を示す断面図である。
構成を、図11はこの従来技術に記載される一実施例の
走行台車とレールとの関係を示す断面図である。
【0004】図10に示すようにこの従来技術による移
動機構は、曲面を有する鋼板101に設置したレール1
03と、このレール103上を走行する走行台車102
とからなる。レール103は、目標線108に沿って敷
設され、マグネットによって鋼板101に固定される。
また、走行台車102にはトーチ106とこのトーチ1
06を把持する把持機構105とが搭載される。
動機構は、曲面を有する鋼板101に設置したレール1
03と、このレール103上を走行する走行台車102
とからなる。レール103は、目標線108に沿って敷
設され、マグネットによって鋼板101に固定される。
また、走行台車102にはトーチ106とこのトーチ1
06を把持する把持機構105とが搭載される。
【0005】そして、この従来技術の一実施例によれば
図11に示すように、走行台車102の走行手段はスプ
ロケット121であり、レールは金属帯板117上に設
置したチェーン116によって形成されている。レール
は、磁石118によって鋼板101に固定される。さら
に、走行台車102には、金属帯板117の側面を両側
から挟み込むように設けられた挟みローラ119と、走
行台車102の転倒を防止するするため磁力を持った車
輪122が備えられている。
図11に示すように、走行台車102の走行手段はスプ
ロケット121であり、レールは金属帯板117上に設
置したチェーン116によって形成されている。レール
は、磁石118によって鋼板101に固定される。さら
に、走行台車102には、金属帯板117の側面を両側
から挟み込むように設けられた挟みローラ119と、走
行台車102の転倒を防止するするため磁力を持った車
輪122が備えられている。
【0006】このように構成した従来技術による移動機
構では、最初に把持機構105によって、トーチ106
の先端を目標線108に対し所定の位置関係となるよう
に調整する。そして、図示しない駆動手段によって駆動
力を得てスプロケット121が回転し、スプロケット1
21の歯とチェーン116との噛み合いによって、走行
台車102がレール103上を走行する。この走行台車
102の走行に際しては、挟みローラ119によってレ
ール103に沿って案内される。また、鉛直方向の荷重
変動は車輪122によって吸収され、転倒が防止され
る。
構では、最初に把持機構105によって、トーチ106
の先端を目標線108に対し所定の位置関係となるよう
に調整する。そして、図示しない駆動手段によって駆動
力を得てスプロケット121が回転し、スプロケット1
21の歯とチェーン116との噛み合いによって、走行
台車102がレール103上を走行する。この走行台車
102の走行に際しては、挟みローラ119によってレ
ール103に沿って案内される。また、鉛直方向の荷重
変動は車輪122によって吸収され、転倒が防止され
る。
【0007】さらに、地面に対し例えば垂直に設置され
た鋼板101の側面を走行する場合でも、挟みローラ1
19による鉛直方向荷重の支持によって落下することな
く走行することができ、かつ、車輪122に付与した磁
力によって鋼板101への押付力を得ることができるた
めスプロケット121とチェーン116とが所定の位置
関係に保持される。
た鋼板101の側面を走行する場合でも、挟みローラ1
19による鉛直方向荷重の支持によって落下することな
く走行することができ、かつ、車輪122に付与した磁
力によって鋼板101への押付力を得ることができるた
めスプロケット121とチェーン116とが所定の位置
関係に保持される。
【0008】したがって、この移動機構によればトーチ
106と目標線108とを所定の位置関係に保持しなが
ら走行台車102を走行させることができる。さらに、
地面に対しほぼ垂直に設置された鋼板101の側面を走
行する場合に対しても、鋼板101と車輪122との間
に作用する磁力、および、挟みローラ119による支持
力によって転倒することなく安定した走行を確保するこ
とができる。
106と目標線108とを所定の位置関係に保持しなが
ら走行台車102を走行させることができる。さらに、
地面に対しほぼ垂直に設置された鋼板101の側面を走
行する場合に対しても、鋼板101と車輪122との間
に作用する磁力、および、挟みローラ119による支持
力によって転倒することなく安定した走行を確保するこ
とができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭59−
215298号公報に開示される移動機構によれば、レ
ール103を鋼板101の表面に対し平行に配設するこ
とにより、走行台車102を安定走行させることができ
るが、走行台車102に設けた車輪122が鋼板101
に接するように設けられていること、および、転倒防止
のための手段として磁力を走行台車102と被溶接物1
01との間で作用させるため下記する問題点がある。
215298号公報に開示される移動機構によれば、レ
ール103を鋼板101の表面に対し平行に配設するこ
とにより、走行台車102を安定走行させることができ
るが、走行台車102に設けた車輪122が鋼板101
に接するように設けられていること、および、転倒防止
のための手段として磁力を走行台車102と被溶接物1
01との間で作用させるため下記する問題点がある。
【0010】1).車輪122の走行経路上に突起、あ
るいは、窪み等が存在すると、スプロケット121とチ
ェーン116とを所定の位置関係に保持することができ
なくなり、最悪の場合には、スプロケット121とチェ
ーン116とが噛みあわなくなり、走行台車102の安
定した走行を確保できなくなる恐れがある。
るいは、窪み等が存在すると、スプロケット121とチ
ェーン116とを所定の位置関係に保持することができ
なくなり、最悪の場合には、スプロケット121とチェ
ーン116とが噛みあわなくなり、走行台車102の安
定した走行を確保できなくなる恐れがある。
【0011】2).鋼板101の曲面に対し平行にレー
ル103を敷設するためには、走行方向に対し可撓性を
有する金属帯板117が必要となる。一方、地面に対し
ほぼ垂直に設置された鋼板101の側面の走行を考慮す
ると挟みローラ119によって鉛直方向の荷重を支える
ためには、走行方向と直交する方向に対し剛性が必要と
なり、両者を満足させるための金属帯板117が非常に
高価なものとなる。
ル103を敷設するためには、走行方向に対し可撓性を
有する金属帯板117が必要となる。一方、地面に対し
ほぼ垂直に設置された鋼板101の側面の走行を考慮す
ると挟みローラ119によって鉛直方向の荷重を支える
ためには、走行方向と直交する方向に対し剛性が必要と
なり、両者を満足させるための金属帯板117が非常に
高価なものとなる。
【0012】3).車輪122に付与された磁力を被溶
接物に直接作用させるようになっており、例えばコンク
リートのような非磁性体に対しては適用不能である。
接物に直接作用させるようになっており、例えばコンク
リートのような非磁性体に対しては適用不能である。
【0013】また、対象物が大型化すると目標線に対し
平行にレール103を配設することが困難であり、この
配設作業に多大の手間を要するという問題もある。さら
に、走行台車102の移動に伴い、電線等のコード類が
対象物に絡みつくという別の問題も有している。
平行にレール103を配設することが困難であり、この
配設作業に多大の手間を要するという問題もある。さら
に、走行台車102の移動に伴い、電線等のコード類が
対象物に絡みつくという別の問題も有している。
【0014】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑が
みてなされたもので、その目的は、移動手段が直接被溶
接物に接触させることなく安定した走行を保持すること
ができ、連続溶接可能な自動溶接装置を提供することに
ある。また、本発明の別の目的は、溶接予定線に対する
平行度を有する治具、および、電線、溶接芯線を移動手
段の移動に伴い被溶接物表面に沿って移動させる手段を
備えた自動溶接装置を提供することにある。
みてなされたもので、その目的は、移動手段が直接被溶
接物に接触させることなく安定した走行を保持すること
ができ、連続溶接可能な自動溶接装置を提供することに
ある。また、本発明の別の目的は、溶接予定線に対する
平行度を有する治具、および、電線、溶接芯線を移動手
段の移動に伴い被溶接物表面に沿って移動させる手段を
備えた自動溶接装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1〜図
5、および、図8、図9に対応づけて本発明を説明する
と、本発明は、溶接対象物1aの側面に溶接予定線2に
沿って配設したレール3と、前記溶接予定線2に対する
溶接トーチ4の角度および位置を任意に設定可能なトー
チ支持手段5と、前記レール3上を走行する走行手段
6、および、この走行手段6に駆動力を付与する駆動手
段7を有し前記トーチ支持手段5を搭載する移動手段8
とを備えた自動溶接装置に適用される。
5、および、図8、図9に対応づけて本発明を説明する
と、本発明は、溶接対象物1aの側面に溶接予定線2に
沿って配設したレール3と、前記溶接予定線2に対する
溶接トーチ4の角度および位置を任意に設定可能なトー
チ支持手段5と、前記レール3上を走行する走行手段
6、および、この走行手段6に駆動力を付与する駆動手
段7を有し前記トーチ支持手段5を搭載する移動手段8
とを備えた自動溶接装置に適用される。
【0016】そして、請求項1に記載の発明は、図1、
3、4に示すように、前記レール3を前記被溶接物1a
の側面に対し間隙を持たせて溶接予定線2に沿って配設
可能な磁性部材10上に設け、前記移動手段8に、前記
溶接予定線2と前記溶接トーチ4先端位置とを磁力によ
って所定の間隙を持たせた位置関係に保持する保持手段
9a、9bと鉛直方向の荷重を支える荷重支持手段26
とを設け、前記磁性部材10と前記保持手段9a、9b
とを対向させることにより上記目的を達成する。 ま
た、請求項2に記載の発明は、図6、図7に示すよう
に、前記磁性部材10は前記移動手段8の移動方向に対
し接続可能な複数の部材10a、10bからなり、これ
らの部材10、10bを接続することにより前記被溶接
物1aの側面を全周にわたり囲むように備えられること
を特徴とする。
3、4に示すように、前記レール3を前記被溶接物1a
の側面に対し間隙を持たせて溶接予定線2に沿って配設
可能な磁性部材10上に設け、前記移動手段8に、前記
溶接予定線2と前記溶接トーチ4先端位置とを磁力によ
って所定の間隙を持たせた位置関係に保持する保持手段
9a、9bと鉛直方向の荷重を支える荷重支持手段26
とを設け、前記磁性部材10と前記保持手段9a、9b
とを対向させることにより上記目的を達成する。 ま
た、請求項2に記載の発明は、図6、図7に示すよう
に、前記磁性部材10は前記移動手段8の移動方向に対
し接続可能な複数の部材10a、10bからなり、これ
らの部材10、10bを接続することにより前記被溶接
物1aの側面を全周にわたり囲むように備えられること
を特徴とする。
【0017】また、請求項3に記載の発明は、図5〜図
7に示すように、前記走行手段6がスプロケットであ
り、前記レール3が複数のリンク14を所定のピッチで
ピン結合したチェーンによって形成され、前記磁性部材
10を形成する部材同士の接続部では前記ピッチに相当
する空隙を設け各リンク14を設置したことを特徴とす
る。
7に示すように、前記走行手段6がスプロケットであ
り、前記レール3が複数のリンク14を所定のピッチで
ピン結合したチェーンによって形成され、前記磁性部材
10を形成する部材同士の接続部では前記ピッチに相当
する空隙を設け各リンク14を設置したことを特徴とす
る。
【0018】また、請求項4に記載の発明は、図9に示
すように、前記被溶接物1a、1bは地面に打設された
円柱形の杭であり、前記移動手段8は前記杭の側面を3
60度以上移動し、かつ、正逆両方向に移動することを
特徴とする。
すように、前記被溶接物1a、1bは地面に打設された
円柱形の杭であり、前記移動手段8は前記杭の側面を3
60度以上移動し、かつ、正逆両方向に移動することを
特徴とする。
【0019】また、請求項5に記載の発明は、図9に示
すように、前記被溶接物1a、1bの溶接予定線2に対
し平行となる面11aを有し、この面11aに沿って前
記磁性部材10が配設可能な治具11を備えたことを特
徴とする。
すように、前記被溶接物1a、1bの溶接予定線2に対
し平行となる面11aを有し、この面11aに沿って前
記磁性部材10が配設可能な治具11を備えたことを特
徴とする。
【0020】また、請求項6に記載の発明は、図1、2
に示すように、前記駆動手段8および前記溶接トーチ4
に付属する電線や溶接用の芯線12を係止する金具13
aを有し、この金具13aが前記走行手段6による走行
に対応して移動可能なガイドレール13を備えたことを
特徴とする。
に示すように、前記駆動手段8および前記溶接トーチ4
に付属する電線や溶接用の芯線12を係止する金具13
aを有し、この金具13aが前記走行手段6による走行
に対応して移動可能なガイドレール13を備えたことを
特徴とする。
【0021】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明は上記のように
構成されており、最初に、作業者は、被溶接物1aの側
面にレール3を備えた磁性部材10を、溶接予定線2に
沿って取り付ける。磁性部材10を取り付けた後、磁性
部材10上のレール3に移動手段8を設置する。その
際、移動手段8に設けた保持手段9a、9bと磁性部材
10との間で磁力によって相互に引き合う力が生じ、さ
らに、移動手段8の自重による鉛直方向荷重が荷重支持
手段26によって支持されるため、移動手段8は落下す
ることなく、磁性部材10に対し所定の位置関係となる
ようにレール3上に設置される。また、移動手段8がレ
ール3上を移動しても、移動手段8と溶接予定線2とは
所定の位置関係を保持する。この状態で、溶接トーチ4
の先端位置が溶接予定線2に対し所定位置となるように
トーチ支持手段5を操作することにより、常に溶接トー
チ4の先端位置と溶接予定線2とは所定の位置関係に保
持される。
構成されており、最初に、作業者は、被溶接物1aの側
面にレール3を備えた磁性部材10を、溶接予定線2に
沿って取り付ける。磁性部材10を取り付けた後、磁性
部材10上のレール3に移動手段8を設置する。その
際、移動手段8に設けた保持手段9a、9bと磁性部材
10との間で磁力によって相互に引き合う力が生じ、さ
らに、移動手段8の自重による鉛直方向荷重が荷重支持
手段26によって支持されるため、移動手段8は落下す
ることなく、磁性部材10に対し所定の位置関係となる
ようにレール3上に設置される。また、移動手段8がレ
ール3上を移動しても、移動手段8と溶接予定線2とは
所定の位置関係を保持する。この状態で、溶接トーチ4
の先端位置が溶接予定線2に対し所定位置となるように
トーチ支持手段5を操作することにより、常に溶接トー
チ4の先端位置と溶接予定線2とは所定の位置関係に保
持される。
【0022】したがって、請求項1に記載の発明によれ
ば、保持手段9a、9bの有する磁力によって、移動時
の溶接トーチの支持手段5、および、移動手段8の荷重
方向の変動の一部が非接触で支持され、荷重支持手段2
6によって鉛直方向の荷重が支持される。これにより、
レール3と移動手段8との接触部分を少なくすることが
でき、接触による摩耗等を回避することができる。ま
た、被溶接物1aの側面に磁性部材10を設置し、この
磁性部材10と保持手段9a、9bとの間で磁力による
支持力を得ているため、被溶接物1a上に突起や窪みが
存在しても、移動手段8の走行には何等影響が無い。
ば、保持手段9a、9bの有する磁力によって、移動時
の溶接トーチの支持手段5、および、移動手段8の荷重
方向の変動の一部が非接触で支持され、荷重支持手段2
6によって鉛直方向の荷重が支持される。これにより、
レール3と移動手段8との接触部分を少なくすることが
でき、接触による摩耗等を回避することができる。ま
た、被溶接物1aの側面に磁性部材10を設置し、この
磁性部材10と保持手段9a、9bとの間で磁力による
支持力を得ているため、被溶接物1a上に突起や窪みが
存在しても、移動手段8の走行には何等影響が無い。
【0023】また、請求項2に記載の発明では、磁性部
材10が移動手段8の移動方向に対して分割された複数
の部材から形成されており、被溶接物1aの周上にこれ
らの部材を組み合わせて接続していくことにより、容易
に被溶接物1aの全周にわたり磁性部材10を設置する
ことができる。
材10が移動手段8の移動方向に対して分割された複数
の部材から形成されており、被溶接物1aの周上にこれ
らの部材を組み合わせて接続していくことにより、容易
に被溶接物1aの全周にわたり磁性部材10を設置する
ことができる。
【0024】また、請求項3に記載の発明では、レール
3が複数のリンク14をピン結合したチェーンによって
形成されており、この上をスプロケット6が移動するた
め、レール3上に泥等の異物が付着しても、良好な走行
を保持することができる。。そして、磁性部材10同士
の接続部では、各チェーン間にスプロケット6のピッチ
に相当する空隙を設けているため、この接続部において
も安定した走行を確保できる。
3が複数のリンク14をピン結合したチェーンによって
形成されており、この上をスプロケット6が移動するた
め、レール3上に泥等の異物が付着しても、良好な走行
を保持することができる。。そして、磁性部材10同士
の接続部では、各チェーン間にスプロケット6のピッチ
に相当する空隙を設けているため、この接続部において
も安定した走行を確保できる。
【0025】また、請求項4に記載の発明は、被溶接物
1aが円柱形の杭であり、移動手段8がこの杭の円周上
を360度以上正逆両方向に移動することができるた
め、何層にも溶接することができる。
1aが円柱形の杭であり、移動手段8がこの杭の円周上
を360度以上正逆両方向に移動することができるた
め、何層にも溶接することができる。
【0026】また、請求項5に記載の発明では、溶接対
象物1aの表面を囲うように治具11を設置し、この状
態で治具11の面11aに沿ってレール3を配設する。
面11aは溶接予定線2に対し平行なため、レール3は
溶接予定線2に対し平行に配設される。したがって、溶
接予定線2に対しレール3を容易に平行に配設すること
ができる。
象物1aの表面を囲うように治具11を設置し、この状
態で治具11の面11aに沿ってレール3を配設する。
面11aは溶接予定線2に対し平行なため、レール3は
溶接予定線2に対し平行に配設される。したがって、溶
接予定線2に対しレール3を容易に平行に配設すること
ができる。
【0027】また、請求項6に記載の発明では、移動手
段8の移動と共に電線、および、溶接芯線12が金具1
3aを介しガイドレール13に沿って移動する。これに
よって、電線、および、溶接芯線12が溶接対象物1
a、1bに絡みつくことを防止することができる。
段8の移動と共に電線、および、溶接芯線12が金具1
3aを介しガイドレール13に沿って移動する。これに
よって、電線、および、溶接芯線12が溶接対象物1
a、1bに絡みつくことを防止することができる。
【0028】
【実施例】以下本発明の実施例を図を用い説明する。
【0029】図1〜図9は、本発明の実施例の説明図
で、図1はこの実施例による自動溶接装置本体を設置し
た状態を示す図、図2は全体構成図、図3は移動手段8
の下面図、図4は移動手段8の部分断面図、図5は走行
手段6の説明図、図6、図7は磁性部材10a、10b
の接続部の説明図、図8は基礎工事における杭を接続す
る際の作業状況図、図9は磁性部材10の配設作業を示
す図である。
で、図1はこの実施例による自動溶接装置本体を設置し
た状態を示す図、図2は全体構成図、図3は移動手段8
の下面図、図4は移動手段8の部分断面図、図5は走行
手段6の説明図、図6、図7は磁性部材10a、10b
の接続部の説明図、図8は基礎工事における杭を接続す
る際の作業状況図、図9は磁性部材10の配設作業を示
す図である。
【0030】この実施例は、図8に示すように基礎工事
において地面に既に打ち込まれた杭1bに対し同径の杭
1aを接続する際の、杭1aと杭1bとの溶接を対象と
したものである。この杭1a、1bは、径が数10cm
〜数mとなり、重量的にも数トンにもおよぶ重量物であ
り、クレーン24によって接続する杭1aを吊って移動
させ、既設の杭1bに位置合わせされる。
において地面に既に打ち込まれた杭1bに対し同径の杭
1aを接続する際の、杭1aと杭1bとの溶接を対象と
したものである。この杭1a、1bは、径が数10cm
〜数mとなり、重量的にも数トンにもおよぶ重量物であ
り、クレーン24によって接続する杭1aを吊って移動
させ、既設の杭1bに位置合わせされる。
【0031】そして、この実施例は、図1、図2に示す
ように、杭1aの側面に溶接予定線2に対し平行に配設
した磁性部材、例えば、鉄板10、および、この鉄板1
0上に設けられたレール3と、溶接トーチ4を保持する
トーチ保持手段、例えばホルダ5と、このホルダ5を搭
載しレール3上を矢印25の方向に対し360度以上移
動できる移動手段、例えば走行台車8と、電線や溶接用
の芯線などのコード類12を係止する金具13aを有
し、走行台車8の移動と共にコード類12を移動させる
ガイドレール13と、溶接用の電源および走行用の電
源、制御装置等を収納するボックス16と、このボック
ス16を搭載する台車15とを備えている。なお、レー
ル3は鉄板10の端面に対しほぼ平行となるように設け
られている。また、図9に示すように、鉄板10を杭1
aの表面に配設する際の治具11を備えている。
ように、杭1aの側面に溶接予定線2に対し平行に配設
した磁性部材、例えば、鉄板10、および、この鉄板1
0上に設けられたレール3と、溶接トーチ4を保持する
トーチ保持手段、例えばホルダ5と、このホルダ5を搭
載しレール3上を矢印25の方向に対し360度以上移
動できる移動手段、例えば走行台車8と、電線や溶接用
の芯線などのコード類12を係止する金具13aを有
し、走行台車8の移動と共にコード類12を移動させる
ガイドレール13と、溶接用の電源および走行用の電
源、制御装置等を収納するボックス16と、このボック
ス16を搭載する台車15とを備えている。なお、レー
ル3は鉄板10の端面に対しほぼ平行となるように設け
られている。また、図9に示すように、鉄板10を杭1
aの表面に配設する際の治具11を備えている。
【0032】また、ホルダ5と溶接トーチ4とはピン5
dによって接続され、溶接角度を変えられ、さらに、調
整ネジ5cおよびステージ5bによって溶接トーチ4を
前後・上下方向に調整することができる。
dによって接続され、溶接角度を変えられ、さらに、調
整ネジ5cおよびステージ5bによって溶接トーチ4を
前後・上下方向に調整することができる。
【0033】また、図3に示すように走行台車8は、走
行手段、例えばスプロケット6と、このスプロケット6
に回転力を付与する駆動手段、例えばモータ7と、走行
を補助するローラ18、および、ローラ26とを備えて
いる。そして、モータ7の回転力は減速歯車19、20
によって回転軸21を介しスプロケット6に伝達され
る。さらに、図3、図4に示すようにこの走行台車8の
両サイドには、走行台車8が鉄板10との位置関係を一
定に保持しながらレール3上を移動するための保持手
段、例えばマグネットホルダ9a、9bを備えている。
行手段、例えばスプロケット6と、このスプロケット6
に回転力を付与する駆動手段、例えばモータ7と、走行
を補助するローラ18、および、ローラ26とを備えて
いる。そして、モータ7の回転力は減速歯車19、20
によって回転軸21を介しスプロケット6に伝達され
る。さらに、図3、図4に示すようにこの走行台車8の
両サイドには、走行台車8が鉄板10との位置関係を一
定に保持しながらレール3上を移動するための保持手
段、例えばマグネットホルダ9a、9bを備えている。
【0034】一方、図5〜図7に示すようにスプロケッ
ト6がレール3上を走行するために、このレール3は、
多数のリンク14をそれぞれピン14aによってピン結
合したチェーン3fによって形成されている。また、鉄
板10は、図6、図7に示すように2つの部材10a、
10bからなる。そして、一方の接続部では、図6に示
すように鉄板10b側の止端部が凸部10c、鉄板10
a側の止端部が凹部10dを有し、この凸部10cと凹
部10dとを嵌合し、止め金具50によって固定され
る。また、他方の接続部では、図7に示すように鉄板1
0aに固定されるブラケット51a、51cと、鉄板1
0bに固定されるブラケット51bとを、ピン51dに
よってピン結合することにより、鉄板10aと鉄板10
bとを固定接続し、ほぼ真円に据え付けられる。
ト6がレール3上を走行するために、このレール3は、
多数のリンク14をそれぞれピン14aによってピン結
合したチェーン3fによって形成されている。また、鉄
板10は、図6、図7に示すように2つの部材10a、
10bからなる。そして、一方の接続部では、図6に示
すように鉄板10b側の止端部が凸部10c、鉄板10
a側の止端部が凹部10dを有し、この凸部10cと凹
部10dとを嵌合し、止め金具50によって固定され
る。また、他方の接続部では、図7に示すように鉄板1
0aに固定されるブラケット51a、51cと、鉄板1
0bに固定されるブラケット51bとを、ピン51dに
よってピン結合することにより、鉄板10aと鉄板10
bとを固定接続し、ほぼ真円に据え付けられる。
【0035】また、ガイドレール13は、図2(a)に
示すように一端が杭1aの外径Laより大きい値Lbの
空隙部を有しており、容易に杭1aを囲うように設置す
ることができる。さらに、穴13bによって台車15に
ピン17によってピン結合され、台車15と共に移動で
き、かつ、ピン13bを支点として矢印28の方向へ回
転することができる。一方、このガイドレール13に
は、金具13aがガイドレール13を走行可能に設けら
れており、この金具13aにコード類12が係止され
る。
示すように一端が杭1aの外径Laより大きい値Lbの
空隙部を有しており、容易に杭1aを囲うように設置す
ることができる。さらに、穴13bによって台車15に
ピン17によってピン結合され、台車15と共に移動で
き、かつ、ピン13bを支点として矢印28の方向へ回
転することができる。一方、このガイドレール13に
は、金具13aがガイドレール13を走行可能に設けら
れており、この金具13aにコード類12が係止され
る。
【0036】以上のように構成した実施例では、最初
に、治具11を用い溶接予定線2に対し鉄板10を平行
に配設する。この鉄板10は、例えばスクリューボルト
等によって被溶接物1aに設置される。そして、上述し
たように、治具11は、円筒形で端面同士が平行に仕上
げられている。一方、杭1aも一般的には円筒形に作ら
れており、杭1aを治具11の中空部にたてかけること
により、杭1aの端面、すなわち溶接予定線2と治具1
1の端面11aとが平行になる。また、鉄板10の両端
面とレール3とがほぼ平行なため、治具11の端面11
aに沿って鉄板10を配設することによりレール3と溶
接予定線2とが平行になる。
に、治具11を用い溶接予定線2に対し鉄板10を平行
に配設する。この鉄板10は、例えばスクリューボルト
等によって被溶接物1aに設置される。そして、上述し
たように、治具11は、円筒形で端面同士が平行に仕上
げられている。一方、杭1aも一般的には円筒形に作ら
れており、杭1aを治具11の中空部にたてかけること
により、杭1aの端面、すなわち溶接予定線2と治具1
1の端面11aとが平行になる。また、鉄板10の両端
面とレール3とがほぼ平行なため、治具11の端面11
aに沿って鉄板10を配設することによりレール3と溶
接予定線2とが平行になる。
【0037】次に、クレーン24により杭1aを既設の
杭1b上に位置決めし、図2に示す台車15によって自
動溶接装置を杭1a、1b近傍に運び、レール3上に溶
接装置本体を設置する。この際、図4に示すようにスプ
ロケット6をチェーン3fに設置すると、マグネットホ
ルダ9a、9bの有する磁石22a、22bの磁力Gに
よって鉄板10との間に引き合い力が生じる。この引き
合い力により、スプロケット6およびローラ18がレー
ル3に押し付けられ、これによって溶接装置本体がレー
ル3上にバランス良く載置される。
杭1b上に位置決めし、図2に示す台車15によって自
動溶接装置を杭1a、1b近傍に運び、レール3上に溶
接装置本体を設置する。この際、図4に示すようにスプ
ロケット6をチェーン3fに設置すると、マグネットホ
ルダ9a、9bの有する磁石22a、22bの磁力Gに
よって鉄板10との間に引き合い力が生じる。この引き
合い力により、スプロケット6およびローラ18がレー
ル3に押し付けられ、これによって溶接装置本体がレー
ル3上にバランス良く載置される。
【0038】以上のような作業を行うと図1に示すよう
にレール3上に溶接装置本体が設置される。この状態で
は、上述したようにマグネットホルダ9a、9bに設け
られる磁石22a、22bによる磁力による引き合い
力、および、溶接装置本体の鉛直方向荷重を支持するロ
ーラ26によって落下することなく、溶接装置本体がレ
ール3上に設置される。そして、ホルダ5の操作により
溶接トーチ4の先端位置が溶接位置に対し所定の位置に
位置決めされる。上述したように、レール3と溶接予定
線2とは平行であり、走行台車8はレール3上を溶接予
定線2に対し平行に移動する。
にレール3上に溶接装置本体が設置される。この状態で
は、上述したようにマグネットホルダ9a、9bに設け
られる磁石22a、22bによる磁力による引き合い
力、および、溶接装置本体の鉛直方向荷重を支持するロ
ーラ26によって落下することなく、溶接装置本体がレ
ール3上に設置される。そして、ホルダ5の操作により
溶接トーチ4の先端位置が溶接位置に対し所定の位置に
位置決めされる。上述したように、レール3と溶接予定
線2とは平行であり、走行台車8はレール3上を溶接予
定線2に対し平行に移動する。
【0039】そして、モータ7に駆動信号を出力する
と、モータ7による回転力がスプロケット6に伝達さ
れ、スプロケット6がチェーン3fと噛み合いながら回
転し、走行台車8を移動させる。これにより溶接装置本
体がレール3上を25の方向へ走行する。この走行に際
し、鉄板10がほぼ真円に据え付けられるため、鉄板1
0と磁石22a、22bとの間には、磁力Gにより常時
一定の引き合い力が作用し、レール3に対する溶接装置
本体の位置関係が確保される。そして、ローラ18とレ
ール3の端部3eとが、また、ローラ26とレール3の
端部3gとが接触し、溶接装置本体の走行が補助され
る。このため、溶接装置本体の移動に伴い荷重変動が生
じても、磁力G、および、ローラ18、26とレール3
との保持力によって、安定した走行を確保することがで
きるまた、図2に示すように、コード類12は金具13
aに係止され、溶接装置本体の移動と共に杭1aの外周
に沿ってガイドレール13上を移動する。これによっ
て、溶接装置本体が360度以上動作しても、コード類
12が杭1a、1bに絡みつくことが回避される。
と、モータ7による回転力がスプロケット6に伝達さ
れ、スプロケット6がチェーン3fと噛み合いながら回
転し、走行台車8を移動させる。これにより溶接装置本
体がレール3上を25の方向へ走行する。この走行に際
し、鉄板10がほぼ真円に据え付けられるため、鉄板1
0と磁石22a、22bとの間には、磁力Gにより常時
一定の引き合い力が作用し、レール3に対する溶接装置
本体の位置関係が確保される。そして、ローラ18とレ
ール3の端部3eとが、また、ローラ26とレール3の
端部3gとが接触し、溶接装置本体の走行が補助され
る。このため、溶接装置本体の移動に伴い荷重変動が生
じても、磁力G、および、ローラ18、26とレール3
との保持力によって、安定した走行を確保することがで
きるまた、図2に示すように、コード類12は金具13
aに係止され、溶接装置本体の移動と共に杭1aの外周
に沿ってガイドレール13上を移動する。これによっ
て、溶接装置本体が360度以上動作しても、コード類
12が杭1a、1bに絡みつくことが回避される。
【0040】したがって、この実施例によれば、治具1
1により容易にレール3を溶接予定線2に対し平行に配
設することができる上、鉄板10と溶接装置本体とが常
に一定の位置関係に保持され、磁力Gによる溶接装置本
体のレール3に対する押し付ける力が常時ほぼ一定力と
なり、さらに、ローラ26によって鉛直方向の荷重が支
持されるため、たとえ杭1aが変形したり、表面に凹凸
があったとしても、溶接予定線2全周にわたり安定した
走行を実現することができる。また、レール3と溶接装
置本体とはスプロケット6およびローラ18、26によ
ってのみ接触するため、摩耗する部位が極めて少なく、
長時間良好な走行を維持することができる。さらに、ス
プロケット6によって走行するため、スプロケット6あ
るいはチェーン14等に泥等の異物が付着しても良好な
走行を維持することができる。そして、ガイドレール1
3によりコード類12が溶接装置本体の移動と共に、杭
1aの外周面に沿って移動するため、杭1a、1bに絡
みつくことを防止することができる。
1により容易にレール3を溶接予定線2に対し平行に配
設することができる上、鉄板10と溶接装置本体とが常
に一定の位置関係に保持され、磁力Gによる溶接装置本
体のレール3に対する押し付ける力が常時ほぼ一定力と
なり、さらに、ローラ26によって鉛直方向の荷重が支
持されるため、たとえ杭1aが変形したり、表面に凹凸
があったとしても、溶接予定線2全周にわたり安定した
走行を実現することができる。また、レール3と溶接装
置本体とはスプロケット6およびローラ18、26によ
ってのみ接触するため、摩耗する部位が極めて少なく、
長時間良好な走行を維持することができる。さらに、ス
プロケット6によって走行するため、スプロケット6あ
るいはチェーン14等に泥等の異物が付着しても良好な
走行を維持することができる。そして、ガイドレール1
3によりコード類12が溶接装置本体の移動と共に、杭
1aの外周面に沿って移動するため、杭1a、1bに絡
みつくことを防止することができる。
【0041】なお、上記実施例ではマグネットホルダ9
a、9bに設けられる磁石22a、22bを永久磁石と
して説明したが、電磁石であっても良い。
a、9bに設けられる磁石22a、22bを永久磁石と
して説明したが、電磁石であっても良い。
【0042】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、治具を
用いることによって容易にレールを溶接予定線に対し平
行に配設することができる。また、溶接装置本体がレー
ルに対し常時一定の力で押し付けられ、さらに、荷重支
持手段によって鉛直方向の荷重が支持されるため、被溶
接物が変形したり、表面に凹凸があっても安定した走行
を確保することができる。また、レールと溶接装置本体
とがスプロケットおよびローラのみ接触するため、摩耗
する部位が極めて少なく、長時間良好な走行を維持する
ことができる。さらに、スプロケットによって走行する
ため、スプロケットあるいはレール等に泥等の異物が付
着しても良好な走行を維持することができる。そして、
ガイドレールによりコード類が溶接装置本体の移動と共
に、溶接対象物の外周面に沿って移動するため、溶接対
象物に絡みつくことを防止することができる。
用いることによって容易にレールを溶接予定線に対し平
行に配設することができる。また、溶接装置本体がレー
ルに対し常時一定の力で押し付けられ、さらに、荷重支
持手段によって鉛直方向の荷重が支持されるため、被溶
接物が変形したり、表面に凹凸があっても安定した走行
を確保することができる。また、レールと溶接装置本体
とがスプロケットおよびローラのみ接触するため、摩耗
する部位が極めて少なく、長時間良好な走行を維持する
ことができる。さらに、スプロケットによって走行する
ため、スプロケットあるいはレール等に泥等の異物が付
着しても良好な走行を維持することができる。そして、
ガイドレールによりコード類が溶接装置本体の移動と共
に、溶接対象物の外周面に沿って移動するため、溶接対
象物に絡みつくことを防止することができる。
【図1】本発明の実施例による自動溶接装置本体の設置
状態図である。
状態図である。
【図2】本発明の実施例の全体構成図である。
【図3】本発明の実施例における移動手段の下面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例における移動手段の部分断面図
である。
である。
【図5】本発明の実施例における走行手段の説明図であ
る。
る。
【図6】本発明の実施例における磁性部材の一方の接続
部の説明図である。
部の説明図である。
【図7】本発明の実施例における磁性部材の他方の接続
部の説明図である。
部の説明図である。
【図8】基礎工事における杭を接続する際の作業状況図
である。
である。
【図9】本発明の実施例におけるレールの配設作業を示
す図である。
す図である。
【図10】従来技術による自動溶接装置の全体構成図で
ある。
ある。
【図11】従来技術による走行台車とレールとの関係を
示す断面図である。
示す断面図である。
1a、1b 杭(溶接対象物) 2 溶接予定線 3 レール 3a チェーン 4 溶接トーチ 5 ホルダ(トーチ支持手段) 6 スプロケット(走行手段) 7 モータ(駆動手段) 8 走行台車(移動手段) 9a、9b マグネットホルダ(保持手段) 10、10a、10b 鉄板(磁性部材) 11 治具 12 コード(電線、溶接用の芯線) 13 ガイドレール 13a 金具 14 リンク 14a ピン 22a、22b 磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 幸弘 北海道札幌市西区琴似四条一丁目1番15号 日立建機株式会社北海道支社内
Claims (6)
- 【請求項1】 被溶接物の側面に溶接予定線に沿って配
設したレールと、前記溶接予定線に対する溶接トーチの
角度および位置を任意に設定可能なトーチ支持手段と、
前記レール上を走行する走行手段、および、この走行手
段に駆動力を付与する駆動手段を有し前記トーチ支持手
段を搭載する移動手段とを備えた自動溶接装置におい
て、 前記レールを前記被溶接物の側面に対し間隙を持たせて
溶接予定線に沿って配設可能な磁性部材上に設け、 前記移動手段に、前記溶接予定線と前記溶接トーチ先端
位置とを磁力によって所定の間隙を持たせた位置関係に
保持する保持手段と鉛直方向の荷重を支える荷重支持手
段とを設け、 前記磁性部材と前記保持手段とを対向させたことを特徴
とする自動溶接装置。 - 【請求項2】 前記磁性部材は前記移動手段の移動方向
に対し接続可能な複数の部材からなり、これらの部材を
接続することにより前記被溶接物の側面を全周にわたり
囲むように備えられることを特徴とする請求項1に記載
の自動溶接装置。 - 【請求項3】 前記走行手段はスプロケットであり、前
記レールが複数のリンクをスプロケットの歯のピッチに
相当する間隔でピン結合したチェーンによって形成さ
れ、前記磁性部材を形成する部材同士の接続部では前記
ピッチに相当する空隙を設け各リンクを設置したことを
特徴とする請求項2に記載の自動溶接装置。 - 【請求項4】 前記被溶接物は地面に打設された円柱形
の杭であり、前記移動手段は前記杭の側面を360度以
上移動し、かつ、正逆両方向に移動することを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の自動溶接装置。 - 【請求項5】 前記被溶接物の溶接予定線に対し平行と
なる面を有し、この面に沿って前記磁性部材が配設可能
な治具を備えたことを特徴とする請求項4に記載の自動
溶接装置。 - 【請求項6】 前記駆動手段および前記溶接トーチに付
属する電線や溶接用の芯線を係止する金具を有し、この
金具が前記走行手段による走行に対応して移動可能なガ
イドレールを備えたことを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載の自動溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23181992A JPH0671485A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 自動溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23181992A JPH0671485A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 自動溶接装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671485A true JPH0671485A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16929517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23181992A Pending JPH0671485A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 自動溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0671485A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100778275B1 (ko) * | 2006-11-08 | 2007-11-22 | 웰텍 주식회사 | 강관 외면 용접 로봇의 자동주행장치 |
| KR100981024B1 (ko) * | 2007-12-31 | 2010-09-07 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 곡판 용접용 탄성레일 |
| CN114367774A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-19 | 北京博清科技有限公司 | 一种角焊缝焊接设备 |
| CN114952125A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-08-30 | 江苏皓特节能系统工程有限公司 | 一种具有自动上下料功能的预埋套筒制作焊接设备 |
| KR20220165530A (ko) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 문주현 | 멀티자동용접 캐리지장치 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP23181992A patent/JPH0671485A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100778275B1 (ko) * | 2006-11-08 | 2007-11-22 | 웰텍 주식회사 | 강관 외면 용접 로봇의 자동주행장치 |
| KR100981024B1 (ko) * | 2007-12-31 | 2010-09-07 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 곡판 용접용 탄성레일 |
| KR20220165530A (ko) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 문주현 | 멀티자동용접 캐리지장치 |
| CN114367774A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-19 | 北京博清科技有限公司 | 一种角焊缝焊接设备 |
| CN114367774B (zh) * | 2021-12-31 | 2024-06-07 | 北京博清科技有限公司 | 一种角焊缝焊接设备 |
| CN114952125A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-08-30 | 江苏皓特节能系统工程有限公司 | 一种具有自动上下料功能的预埋套筒制作焊接设备 |
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