JPH067153A - ファフィア・ロードザイマの処理 - Google Patents
ファフィア・ロードザイマの処理Info
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- JPH067153A JPH067153A JP5013766A JP1376693A JPH067153A JP H067153 A JPH067153 A JP H067153A JP 5013766 A JP5013766 A JP 5013766A JP 1376693 A JP1376693 A JP 1376693A JP H067153 A JPH067153 A JP H067153A
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- JP
- Japan
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- acid
- aqueous slurry
- astaxanthin
- cells
- phaffia
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P23/00—Preparation of compounds containing a cyclohexene ring having an unsaturated side chain containing at least ten carbon atoms bound by conjugated double bonds, e.g. carotenes
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- Organic Chemistry (AREA)
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- Biochemistry (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Fodder In General (AREA)
- Feed For Specific Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ファフィア・ロードザイマ(Ph
affiarhodozyma)の安価な処理法を提供
することを目的とする。 【構成】 ファフィア・ロードザイマの細胞からのアス
タキサンチンの利用可能性を、硫酸、塩酸またはそれら
の混合物で該細胞を処理し、そして得られたスラリーを
60〜90℃で加熱することによって改良する。典型的
には、加熱を2〜24時間、好ましくは、約80℃で行
う。用いられる酸の濃度は約0.75N〜1Nであるの
が好ましい。処理された細胞の一つの用途は、魚類およ
び甲殻類動物の養殖においてアスタキサンチンを食餌添
加剤として用いることである。
affiarhodozyma)の安価な処理法を提供
することを目的とする。 【構成】 ファフィア・ロードザイマの細胞からのアス
タキサンチンの利用可能性を、硫酸、塩酸またはそれら
の混合物で該細胞を処理し、そして得られたスラリーを
60〜90℃で加熱することによって改良する。典型的
には、加熱を2〜24時間、好ましくは、約80℃で行
う。用いられる酸の濃度は約0.75N〜1Nであるの
が好ましい。処理された細胞の一つの用途は、魚類およ
び甲殻類動物の養殖においてアスタキサンチンを食餌添
加剤として用いることである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファフィア・ロードザ
イマ(Phaffia rhodozyma)酵母を処
理する方法に関する。
イマ(Phaffia rhodozyma)酵母を処
理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アスタキサンチン(トランス−3,3′
−ジヒドロキシ−β,β−カロテン−4,4′−ジオ
ン)は、水産養殖場においてサケおよび甲殻類動物用の
食餌色素添加剤として用いられる酸素化カロテノイド色
素である。水産養殖用のアスタキサンチン源の一つは酵
母ファフィア・ロードザイマである。しかしながら、酵
母細胞中のアスタキサンチン色素濃度にかかわりなく、
魚類の消化管による有効な吸収および引き続きの肉での
沈着は、細胞壁を修飾して、内部の色素、可能ならば色
素を結合した膜を利用可能にしなければ起こり得ない。
ファフィア・ロードザイマ細胞壁は、おそらくはマンナ
ンおよびα−1,3−結合のグルカン(ムタン)から主
として成る、大部分の動物が破壊し得ない頑丈な莢膜被
覆を有する。したがって、動物用飼料中に配合する前
に、酵母細胞壁を(アスタキサンチンを変化させること
なく)修飾する必要がある。
−ジヒドロキシ−β,β−カロテン−4,4′−ジオ
ン)は、水産養殖場においてサケおよび甲殻類動物用の
食餌色素添加剤として用いられる酸素化カロテノイド色
素である。水産養殖用のアスタキサンチン源の一つは酵
母ファフィア・ロードザイマである。しかしながら、酵
母細胞中のアスタキサンチン色素濃度にかかわりなく、
魚類の消化管による有効な吸収および引き続きの肉での
沈着は、細胞壁を修飾して、内部の色素、可能ならば色
素を結合した膜を利用可能にしなければ起こり得ない。
ファフィア・ロードザイマ細胞壁は、おそらくはマンナ
ンおよびα−1,3−結合のグルカン(ムタン)から主
として成る、大部分の動物が破壊し得ない頑丈な莢膜被
覆を有する。したがって、動物用飼料中に配合する前
に、酵母細胞壁を(アスタキサンチンを変化させること
なく)修飾する必要がある。
【0003】オカグブエ(Okagbue)ら(Bio
technol.Letters,第5巻,731〜7
36頁,1983)は、ファフィア・ロードザイマとバ
チルス・サーキュランス(Bacillus circ
ulans)WL−12との共発酵(cofermen
tation)に関して実験した。B.サーキュランス
WL−12は、ファフィア・ロードザイマの細胞壁を部
分的に消化するファフィア・ロードザイマとの共発酵に
際に酵素を産生する。フレノ(Fleno)ら(WIP
O出願第88/08025号明細書)は、ファフィア・
ロードザイマ細胞壁を破壊するための機械的手段、例え
ば、ビーズミル、フレンチプレスおよびバルブホモジナ
イザーの使用を開示している。フレノらは、更に、氷酢
酸を用いてファフィア・ロードザイマ細胞からアスタキ
サンチンを抽出する化学的抽出法(氷酢酸中において約
75℃で5回の別個の浸漬を必要とする)を開示してい
る。
technol.Letters,第5巻,731〜7
36頁,1983)は、ファフィア・ロードザイマとバ
チルス・サーキュランス(Bacillus circ
ulans)WL−12との共発酵(cofermen
tation)に関して実験した。B.サーキュランス
WL−12は、ファフィア・ロードザイマの細胞壁を部
分的に消化するファフィア・ロードザイマとの共発酵に
際に酵素を産生する。フレノ(Fleno)ら(WIP
O出願第88/08025号明細書)は、ファフィア・
ロードザイマ細胞壁を破壊するための機械的手段、例え
ば、ビーズミル、フレンチプレスおよびバルブホモジナ
イザーの使用を開示している。フレノらは、更に、氷酢
酸を用いてファフィア・ロードザイマ細胞からアスタキ
サンチンを抽出する化学的抽出法(氷酢酸中において約
75℃で5回の別個の浸漬を必要とする)を開示してい
る。
【0004】残念ながら、これらの方法は小規模の製造
に対して適用するが、ファフィア・ロードザイマからの
大規模なアスタキサンチンの生産に対して、これらの技
法は不適当である。例えば、共発酵はアスタキサンチン
の収率を低下させ、そしてサケおよび甲殻類動物に対し
て容易に利用可能であると考えられる形態のアスタキサ
ンチンを生産する信頼できる手段ではない。更に、ビー
ズミルによる機械的破壊は無効であると証明され、ビー
ズミルを3回通過後に、利用可能なアスタキサンチンの
40%しか放出しなった。バルブホモジナイザーは破壊
の機械的手段としてより有効であると証明され、3回の
通過でアスタキサンチンの95%を放出することができ
た。しかしながら、大規模の商業用操作において用いる
のに適当なバルブホモジナイザーは極めて高価である。
更に、バルブホモジナイザーを介する3回の別個の通過
を実施しなければならないということは、再循環用の特
別な貯蔵タンクを必要とするし且つホモジナイザーを介
する低流速のために時間の浪費である。
に対して適用するが、ファフィア・ロードザイマからの
大規模なアスタキサンチンの生産に対して、これらの技
法は不適当である。例えば、共発酵はアスタキサンチン
の収率を低下させ、そしてサケおよび甲殻類動物に対し
て容易に利用可能であると考えられる形態のアスタキサ
ンチンを生産する信頼できる手段ではない。更に、ビー
ズミルによる機械的破壊は無効であると証明され、ビー
ズミルを3回通過後に、利用可能なアスタキサンチンの
40%しか放出しなった。バルブホモジナイザーは破壊
の機械的手段としてより有効であると証明され、3回の
通過でアスタキサンチンの95%を放出することができ
た。しかしながら、大規模の商業用操作において用いる
のに適当なバルブホモジナイザーは極めて高価である。
更に、バルブホモジナイザーを介する3回の別個の通過
を実施しなければならないということは、再循環用の特
別な貯蔵タンクを必要とするし且つホモジナイザーを介
する低流速のために時間の浪費である。
【0005】氷酢酸による化学的抽出は、更にアスタキ
サンチンを抽出するのに多量の氷酢酸を必要とするため
非実用的である。更に、この抽出法を用いるにはアスタ
キサンチンを氷酢酸から回収する必要があり、そして再
循環を行って未使用の氷酢酸を回収しなければならな
い。したがって、ファフィア・ロードザイマ細胞を処理
するための安価な方法を開発して、そこに含まれるアス
タキサンチンが、サケ、甲殻類動物および鳥類用の食餌
色素添加剤として容易に利用可能であるようにすること
は当該技術分野に対して有意に貢献することである。
サンチンを抽出するのに多量の氷酢酸を必要とするため
非実用的である。更に、この抽出法を用いるにはアスタ
キサンチンを氷酢酸から回収する必要があり、そして再
循環を行って未使用の氷酢酸を回収しなければならな
い。したがって、ファフィア・ロードザイマ細胞を処理
するための安価な方法を開発して、そこに含まれるアス
タキサンチンが、サケ、甲殻類動物および鳥類用の食餌
色素添加剤として容易に利用可能であるようにすること
は当該技術分野に対して有意に貢献することである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
一つの態様は、ファフィア・ロードザイマ酵母を処理し
て、そこに存在するアスタキサンチンを、サケ、甲殻類
動物および鳥類に対して食餌添加剤として容易に利用可
能にさせるようにする方法である。もう一つの態様は、
ファフィア・ロードザイマからアスタキサンチンを抽出
する安価な方法である。本発明の他の利点、特徴および
態様は、本発明を下記の開示および特許請求の範囲に更
に十分に記載しているので以下で明らかになる。
一つの態様は、ファフィア・ロードザイマ酵母を処理し
て、そこに存在するアスタキサンチンを、サケ、甲殻類
動物および鳥類に対して食餌添加剤として容易に利用可
能にさせるようにする方法である。もう一つの態様は、
ファフィア・ロードザイマからアスタキサンチンを抽出
する安価な方法である。本発明の他の利点、特徴および
態様は、本発明を下記の開示および特許請求の範囲に更
に十分に記載しているので以下で明らかになる。
【0007】本発明により、本発明者は、ファフィア・
ロードザイマ酵母を、塩酸または硫酸の水溶液と接触さ
せることによって、その酸が、酵母の細胞壁を修飾する
有効量で存在している水性スラリーを生成し;そして次
に、その水性スラリーを約60℃〜約90℃の範囲の温
度で2時間〜約24時間加熱することを含む、ファフィ
ア・ロードザイマ酵母中のアスタキサンチンの利用可能
性を増大させる方法を発見した。
ロードザイマ酵母を、塩酸または硫酸の水溶液と接触さ
せることによって、その酸が、酵母の細胞壁を修飾する
有効量で存在している水性スラリーを生成し;そして次
に、その水性スラリーを約60℃〜約90℃の範囲の温
度で2時間〜約24時間加熱することを含む、ファフィ
ア・ロードザイマ酵母中のアスタキサンチンの利用可能
性を増大させる方法を発見した。
【0008】
【課題を解決するための手段】アスタキサンチンを有す
るファフィア・ロードザイマ細胞を、塩酸および硫酸か
ら成る群より選択される酸の有効量で処理して、サケ、
甲殻類動物および鳥類用の食餌色素添加剤として利用可
能なアスタキサンチンを提供すべきである。
るファフィア・ロードザイマ細胞を、塩酸および硫酸か
ら成る群より選択される酸の有効量で処理して、サケ、
甲殻類動物および鳥類用の食餌色素添加剤として利用可
能なアスタキサンチンを提供すべきである。
【0009】酸は、ファフィア・ロードザイマ細胞と混
合されて水性スラリーを生成する水性溶液中で用いるべ
きである。用いられる酸の量は、最終濃度が約0.5N
〜約4Nの範囲の水性スラリーを得るのに十分であるべ
きである。好ましくは、水性スラリー中の酸濃度は約
0.75N〜約1Nである。本発明の実施に好ましい酸
は塩酸である。
合されて水性スラリーを生成する水性溶液中で用いるべ
きである。用いられる酸の量は、最終濃度が約0.5N
〜約4Nの範囲の水性スラリーを得るのに十分であるべ
きである。好ましくは、水性スラリー中の酸濃度は約
0.75N〜約1Nである。本発明の実施に好ましい酸
は塩酸である。
【0010】概して、本発明は、ファフィア・ロードザ
イマのいずれの菌株でも用いることができる。しかしな
がら、指数増殖期で増殖したファフィア・ロードザイマ
細胞はより軟弱な細胞壁を有する傾向があるので、これ
らの細胞で本発明の方法を用いるのが好適である。本発
明で用いられるファフィア・ロードザイマ細胞の濃度
は、特に重要であるとは考えられない。アスタキサンチ
ンの利用可能性(破壊と称することができる)は、乾燥
重量基準で約42g/リットル〜乾燥重量基準で約14
4g/リットルの範囲の濃度の広範囲にわたる細胞濃度
に依存する。
イマのいずれの菌株でも用いることができる。しかしな
がら、指数増殖期で増殖したファフィア・ロードザイマ
細胞はより軟弱な細胞壁を有する傾向があるので、これ
らの細胞で本発明の方法を用いるのが好適である。本発
明で用いられるファフィア・ロードザイマ細胞の濃度
は、特に重要であるとは考えられない。アスタキサンチ
ンの利用可能性(破壊と称することができる)は、乾燥
重量基準で約42g/リットル〜乾燥重量基準で約14
4g/リットルの範囲の濃度の広範囲にわたる細胞濃度
に依存する。
【0011】酸およびファフィア・ロードザイマ細胞の
混合は、何等かの適当な手段によって、酸成分を揮発さ
せないように最小限に撹拌しながら達成することができ
る。更に、密閉容器を用いて、酸処理による細胞溶解の
有効性を更に増大させることも望ましい。水性スラリー
は、ファフィア・ロードザイマ細胞を含む発酵ブイヨン
に対して直接酸を加えることによって生成することもで
きる。或いは、ファフィア・ロードザイマ細胞の洗浄ケ
ーキは、酸を加える前に水性溶液中に再懸濁させること
ができる。
混合は、何等かの適当な手段によって、酸成分を揮発さ
せないように最小限に撹拌しながら達成することができ
る。更に、密閉容器を用いて、酸処理による細胞溶解の
有効性を更に増大させることも望ましい。水性スラリー
は、ファフィア・ロードザイマ細胞を含む発酵ブイヨン
に対して直接酸を加えることによって生成することもで
きる。或いは、ファフィア・ロードザイマ細胞の洗浄ケ
ーキは、酸を加える前に水性溶液中に再懸濁させること
ができる。
【0012】酸を含む水性スラリーを生成した後に、そ
れを約60℃〜約90℃の範囲、好ましくは、約80℃
の温度まで加熱すべきである。上昇した温度は細胞壁の
破壊速度を加速する。これらの高温で、ファフィア・ロ
ードザイマ細胞中に含まれるほとんど全部のアスタキサ
ンチンが約2時間〜約24時間以内に利用可能であり、
通常、それは約3時間〜約6時間で利用可能である。概
して、一層高い酸濃度および一層高い温度の結果とし
て、アスタキサンチンは一層速く利用可能になる。しか
しながら、実施例IVで実証されたように、約80℃ま
で加熱された密閉容器中の約0.75N〜約1Nの塩酸
の濃度は、わずか3時間でアスタキサンチンの高い利用
可能性を提供する。
れを約60℃〜約90℃の範囲、好ましくは、約80℃
の温度まで加熱すべきである。上昇した温度は細胞壁の
破壊速度を加速する。これらの高温で、ファフィア・ロ
ードザイマ細胞中に含まれるほとんど全部のアスタキサ
ンチンが約2時間〜約24時間以内に利用可能であり、
通常、それは約3時間〜約6時間で利用可能である。概
して、一層高い酸濃度および一層高い温度の結果とし
て、アスタキサンチンは一層速く利用可能になる。しか
しながら、実施例IVで実証されたように、約80℃ま
で加熱された密閉容器中の約0.75N〜約1Nの塩酸
の濃度は、わずか3時間でアスタキサンチンの高い利用
可能性を提供する。
【0013】ファフィア・ロードザイマ細胞を酸で処理
し且つ加熱した後に、その水性スラリーを塩基によって
約pH7まで中和することができる。適当な塩基は、L
iOH、NaOH、KOH、Ca(OH)2、CaOお
よびMg(OH)2から成る群より選択される。
し且つ加熱した後に、その水性スラリーを塩基によって
約pH7まで中和することができる。適当な塩基は、L
iOH、NaOH、KOH、Ca(OH)2、CaOお
よびMg(OH)2から成る群より選択される。
【0014】更に、アスタキサンチンを回収する更に別
の水性スラリーの処理を行うことができ、制限されない
が、噴霧乾燥、ドラム乾燥、凍結乾燥および他の適当な
方法がある。
の水性スラリーの処理を行うことができ、制限されない
が、噴霧乾燥、ドラム乾燥、凍結乾燥および他の適当な
方法がある。
【0015】下記の実施例を、本発明の実施を更に例証
するために与える。
するために与える。
【0016】
【実施例】実施例I 硫酸を、下記の表1に示した最終濃度まで、室温で処理
するための密閉ガラス管および高温で処理するための密
閉ポリエチレンボトル中の乾燥細胞重量に基づいた約4
2g/lを含むファフィア・ロードザイマ細胞ブイヨン
(6ml)に加えた。次に、一連の試料を、表1に示し
た温度で16時間インキュベートした。次に、酸処理細
胞を、表1に示す破壊%に対して試験した。
するための密閉ガラス管および高温で処理するための密
閉ポリエチレンボトル中の乾燥細胞重量に基づいた約4
2g/lを含むファフィア・ロードザイマ細胞ブイヨン
(6ml)に加えた。次に、一連の試料を、表1に示し
た温度で16時間インキュベートした。次に、酸処理細
胞を、表1に示す破壊%に対して試験した。
【0017】
【表1】 表1は、硫酸がファフィア・ロードザイマ細胞の破壊を
助け、温度が高ければ高い程(実験3〜5)、酵母細胞
を溶解する場合の酸は一層有効であることを示してい
る。
助け、温度が高ければ高い程(実験3〜5)、酵母細胞
を溶解する場合の酸は一層有効であることを示してい
る。
【0018】実施例II この実施例は、全ての酸がファフィア・ロードザイマ酵
母の細胞溶解に影響を及ぼすのではないことを実証す
る。
母の細胞溶解に影響を及ぼすのではないことを実証す
る。
【0019】硫酸を下記の表2に示した酸と置き換え、
酸濃度は1Nであり、そしてインキュベーションは60
℃で24時間であったことを除き、実施例Iに記載した
のと同一に一連の実験を行った。
酸濃度は1Nであり、そしてインキュベーションは60
℃で24時間であったことを除き、実施例Iに記載した
のと同一に一連の実験を行った。
【0020】
【表2】 表2は、ある種の酸、例えば、H3PO4および酢酸
(実験8および12)がファフィア・ロードザイマ酵母
細胞を溶解するのに影響を及ぼさないことを実証してい
る。それは更に、H2SO4(実験7)かまたはHCl
(実験11)と組合わせて用いた場合のH3PO4が、
H2SO4またはHClの有効性を意外にも低下させた
ことを示している。更に、細胞溶解に対するHClの効
果は、同一条件下におけるNaClでの細胞の処理が細
胞破壊を全く引き起こさなかったという理由により、塩
素イオンによるものではないということが実証された。
(実験8および12)がファフィア・ロードザイマ酵母
細胞を溶解するのに影響を及ぼさないことを実証してい
る。それは更に、H2SO4(実験7)かまたはHCl
(実験11)と組合わせて用いた場合のH3PO4が、
H2SO4またはHClの有効性を意外にも低下させた
ことを示している。更に、細胞溶解に対するHClの効
果は、同一条件下におけるNaClでの細胞の処理が細
胞破壊を全く引き起こさなかったという理由により、塩
素イオンによるものではないということが実証された。
【0021】実施例III この実施例は、酸に促進されたファフィア・ロードザイ
マの細胞溶解が細胞密度に対して感受性でないことを実
証する。
マの細胞溶解が細胞密度に対して感受性でないことを実
証する。
【0022】1N−HClを用い、インキュベーション
は80℃で4時間であり、そしてブイヨン中の細胞密度
は48g/l〜144g/lであったことを除き、実施
例Iに記載したのと同一に一連の実験を行った。細胞破
壊の結果を表3に示す。
は80℃で4時間であり、そしてブイヨン中の細胞密度
は48g/l〜144g/lであったことを除き、実施
例Iに記載したのと同一に一連の実験を行った。細胞破
壊の結果を表3に示す。
【0023】
【表3】 表3に示した結果は、本発明が、細胞密度の高い酵母ブ
イヨンに対して十分に適応することを示している。
イヨンに対して十分に適応することを示している。
【0024】実施例IV この実施例は、酸に促進された細胞溶解が、それを解放
容器中で行うならば無効となることを示す。
容器中で行うならば無効となることを示す。
【0025】用いられるHClの濃度が0.75Nであ
り且つ細胞溶解を解放容器中で行ったことを除き、実施
例Iの場合と同一に実験を行った。4時間のインキュベ
ーション後に得られた結果は、密閉容器(対照)中の細
胞の75%が破壊されたが、解放容器中では細胞は破壊
されなかったということを示した。結果は更に、密封お
よび非密封容器が、中和するのに同一の量の塩基を必要
としたという理由により、HClの揮発はなかったとい
うことを示している。
り且つ細胞溶解を解放容器中で行ったことを除き、実施
例Iの場合と同一に実験を行った。4時間のインキュベ
ーション後に得られた結果は、密閉容器(対照)中の細
胞の75%が破壊されたが、解放容器中では細胞は破壊
されなかったということを示した。結果は更に、密封お
よび非密封容器が、中和するのに同一の量の塩基を必要
としたという理由により、HClの揮発はなかったとい
うことを示している。
【0026】実施例V この実施例は、穏やかな条件での酸処理が、酵母細胞の
機械的破壊を促進することを示す。
機械的破壊を促進することを示す。
【0027】細胞を表4で示した濃度でのHCl中にお
いて60℃で16時間インキュベートした後、細胞をミ
クロフルイディックスによって細胞ホモジナイザーを通
過させることによって更に破壊したことを除き、実施例
Iで示したのと同一に一連の実験を行った。結果を、表
4に示す。
いて60℃で16時間インキュベートした後、細胞をミ
クロフルイディックスによって細胞ホモジナイザーを通
過させることによって更に破壊したことを除き、実施例
Iで示したのと同一に一連の実験を行った。結果を、表
4に示す。
【0028】
【表4】 結果は、ファフィア・ロードザイマ細胞の酸処理が、細
胞ホモジナイザーによる細胞破壊%を大きく増大させた
ことを実証している。例えば、1.0Nでの破壊は36
(実験19)から96%(実験21)に増大した。
胞ホモジナイザーによる細胞破壊%を大きく増大させた
ことを実証している。例えば、1.0Nでの破壊は36
(実験19)から96%(実験21)に増大した。
【0029】各種酸を、ファフィア・ロードザイマの細
胞壁を破壊するのに最も有効な酸を決定することに関し
て実験した。最初に、酢酸、ギ酸、硫酸、リン酸および
塩酸を選別した。表2で決定されているように、硫酸お
よび塩酸だけが、ファフィア・ロードザイマの細胞壁を
破壊することよってその細胞中に含まれるアスタキサン
チンを利用可能にさせるのに有効である。
胞壁を破壊するのに最も有効な酸を決定することに関し
て実験した。最初に、酢酸、ギ酸、硫酸、リン酸および
塩酸を選別した。表2で決定されているように、硫酸お
よび塩酸だけが、ファフィア・ロードザイマの細胞壁を
破壊することよってその細胞中に含まれるアスタキサン
チンを利用可能にさせるのに有効である。
【0030】実施例は、本発明の実施を単に例証するた
めに与えられたものであり、いかなる方法においても、
発明の範囲または請求の範囲を制限するように読み取る
べきではない。
めに与えられたものであり、いかなる方法においても、
発明の範囲または請求の範囲を制限するように読み取る
べきではない。
【0031】穏当な変更および修正は、発明の本質およ
び精神を逸脱することなく、望まれ且つ探求される特許
保護の範囲内であると解釈される。
び精神を逸脱することなく、望まれ且つ探求される特許
保護の範囲内であると解釈される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C12P 7/26 9282−4B (72)発明者 ユージン・ハーマン・ウェグナー アメリカ合衆国オクラホマ州74006,バー トルズヴィル,ブルックホロー・レーン 618
Claims (8)
- 【請求項1】 ファフィア・ロードザイマ(Phaff
iarhodozyma)酵母中のアスタキサンチンの
利用可能性を増大させる方法であって、該ファフィア・
ロードザイマ酵母を、塩酸、硫酸またはそれらの混合物
の水溶液と接触させることによって、該酸が該酵母の細
胞壁を修飾する有効量で存在している水性スラリーを生
成し;そして次に、該水性スラリーを60℃〜90℃の
範囲の温度で2時間〜24時間加熱することを含む上記
の方法。 - 【請求項2】 前記の温度を約80℃の範囲で保持する
請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記の水性スラリーの酸濃度が0.75
N〜1Nである請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記のファフィア・ロードザイマ細胞
が、乾燥重量基準で約42g/l〜約144g/lの濃
度である請求項3に記載の放置法。 - 【請求項5】 前記の水性スラリーを3時間〜6時間加
熱して、加熱水性スラリーを生成する請求項4に記載の
方法。 - 【請求項6】 前記の加熱水性スラリーを、前記の加熱
水性スラリーを約pH7まで中和するのに有効な量のL
iOH、NaOH、KOH、Ca(OH)2、CaOお
よびMg(OH)2から成る群より選択される塩基で更
に処理する請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 前記の加熱を密閉容器中で行う請求項1
〜6のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】 魚類または甲殻類動物を、請求項1〜7
のいずれか1項に記載の方法によって処理したファフィ
ア・ロードザイマ細胞で飼育する水産養殖の方法。
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|---|---|---|---|
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