JPH067190A - 抗モルヒネ抗体の抗イディオタイプ抗体、その製法及びモルヒネの測定法 - Google Patents

抗モルヒネ抗体の抗イディオタイプ抗体、その製法及びモルヒネの測定法

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JPH067190A
JPH067190A JP3333843A JP33384391A JPH067190A JP H067190 A JPH067190 A JP H067190A JP 3333843 A JP3333843 A JP 3333843A JP 33384391 A JP33384391 A JP 33384391A JP H067190 A JPH067190 A JP H067190A
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morphine
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idiotype
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JP3333843A
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Taizo Uda
泰三 宇田
Akira Takeyasu
明 武安
Kanichi Motoyuki
乾一 本行
Takashi Usagawa
崇 宇佐川
Hiroyuki Setoguchi
宏行 瀬戸口
Noriko Uzeki
典子 宇関
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】抗モルヒネ抗体の抗イディオタイプ抗体、その
製法、及び抗モルヒネ抗体とその抗イディオタイプ抗体
とを用いたモルヒネの免疫学的測定法を提供する。 【構成】抗モルヒネ抗体を動物に免疫し,その動物から
得られたリンパ球とミエローマ細胞とを細胞融合してハ
イブリドーマ株を作製し,そのハイブリドーマ株を一般
的なリンパ球培養培地を用いて培養してモルヒネに対し
て免疫学的反応性を有する抗体の可変部位と反応性を有
する抗体を得る。抗モルヒネ抗体の抗イディオタイプ抗
体に対して酵素標識抗モルヒネ抗体もしくはモルヒネを
競争的に反応させるか、又は抗モルヒネ抗体に対して酵
素標識抗モルヒネ抗体の抗イディオタイプ抗体もしくは
モルヒネを競争的に反応させることによって、モルヒネ
を簡単、迅速に測定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鎮痛薬の一種であるモ
ルヒネに免疫学的反応性を有する抗体(以下、『抗モル
ヒネ抗体』と称す。)の可変部位に対して免疫学的反応
性を有する抗体(以下、『抗イディオタイプ抗体』と称
す。)の製法及びそれらの抗体を用いたモルヒネの測定
法に関するものである。
【0002】
【従来技術の説明】近年、末期癌患者の加療法の一つと
して、モルヒネを投与することによって痛みを軽減する
方法が採用されている。このような方法では、モルヒネ
の投与量が少ないと鎮痛効果がなく、その量が多すぎる
と副作用が大きくなりすぎる。従って、常にその濃度を
適切に維持できるための投与量を決定する際には、その
血中濃度を簡単、かつ迅速にモニタリングできる方法が
必要である。
【0003】そのような試みとしては、従来、クロマ
トグラフィーを用いる方法〔ジャーナル・オブ・クロマ
トグラフィー(Joural of Chromato
graphy),230巻,427〜432頁,198
2年〕、モルヒネに対して免疫学的反応性を有するポ
リクローナル抗体を用いた免疫化学測定法〔ヨーロピア
ン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジイ(Europ
ean Journal of Pharmacolo
gy),38巻,149〜156頁,1976年〕、
モルヒネに対して免疫学的反応性を有するモノクローナ
ル抗体を用いた免疫化学測定法〔モレキュラー・イムノ
ロジィ(Molecular Immunolog
y),25巻,937〜943頁,1988年〕などが
知られている。
【0004】しかし、〜には、以下のような問題点
がある。では、血清中からモルヒネを分離する操作が
煩雑であり、さらに、分離したモルヒネを液体クロマト
グラフィーによって測定する必要があるので、長時間を
必要とする。及びでは、抗体の特異性が低いこと
(コデイン等との反応性が認められること)、さらに、
ラジオアイソトープを取扱うことができる条件が整って
いる必要があることなどの問題があった。
【0005】
【発明が解決すべき課題】本発明の目的は、『抗イディ
オタイプ抗体』、その製法、及び『抗モルヒネ抗体』と
『抗イディオタイプ抗体』とを用いたモルヒネの免疫学
的測定法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するために鋭意研究した結果、『抗モルヒネ抗
体』を免疫して得られたリンパ球とミエローマ細胞とを
細胞融合して得られたハイブリドーマ株を培養すること
によって『抗イディオタイプ抗体』を得ることができ、
『抗モルヒネ抗体』と『抗イディオタイプ抗体』とを用
いた競争的免疫学的測定法でモルヒネを測定することが
できることを見出し、本発明を完成するに至った。即
ち、本発明は、以下の通りである。
【0007】第1の発明は、『抗モルヒネ抗体』の『抗
イディオタイブ抗体』に関するものである。第2の発明
は、『抗モルヒネ抗体』を免疫して得られたリンパ球と
ミエローマ細胞とを細胞融合することによって得られた
ハイブリドーマ株を培養することを特徴とする前記の
『抗イディオタイプ抗体』の製法に関するものである。
第3の発明は、前記に記載のハイブリドーマ株に関する
ものである。第4の発明は、固相支持体に固定化した
『抗モルヒネ抗体』を、モルヒネ、又は標識物質で標識
した『抗イディオタイプ抗体』と競争的に反応させるこ
とを特徴とするモルヒネの測定法に関するものである。
第5の発明は、固相支持体に固定化した『抗イディオタ
イプ抗体』を、モルヒネ、又は標識物質で標識した『抗
モルヒネ抗体』と競争的に反応させることを特徴とする
モルヒネの測定法に関するものである。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明の『抗イディオタイプ抗体』は、『抗モルヒネ抗
体』の可変部位と免疫学的反応によって『抗イディオタ
イプ抗体』と『抗モルヒネ抗体』との複合体を形成する
ことができ(前者を免疫学的反応における抗体、後者を
抗原という言葉に置き換えていえば、両者はいわゆる抗
原抗体反応による複合体を形成することができる。)、
かつ『抗モルヒネ抗体』とモルヒネとの免疫学的反応を
阻止できる特性を有する抗体である。即ち、本発明の
『抗イディオタイプ抗体』は、『抗モルヒネ抗体』の可
変部位(モルヒネと特異的な免疫学的反応性を有する部
位)と免疫学的反応によって複合体を形成することによ
って、『抗モルヒネ抗体』とモルヒネとの複合体の形成
を阻止することができる特性を有するものである。
【0009】そのような特性を有する『抗イディオタイ
プ抗体』としては、『抗モルヒネ抗体』を動物に免疫す
ることによって得られた血清、その動物のリンパ球とミ
エローマ細胞との細胞融合によって得られたハイブリド
ーマ株が産生するモノクローナル抗体などを挙げること
ができるが;好ましくはモノクローナル抗体がよい。
【0010】本発明の免疫に用いる動物としては、実験
小動物(マウス,ラット,モルモット,ウサギ,イヌな
ど),家畜(ヤギ,ウシ,ウマなど)などを挙げること
ができ;モノクローナル抗体を生産するためには、好ま
しくは実験小動物を用いるのがよく、さらに好ましくは
マウスを用いるのがよい。
【0011】本発明で動物への免疫原として用いる抗原
である『抗モルヒネ抗体』としては、競争的免疫学的測
定法において使用できる『抗イディオタイプ抗体』を作
製できる限り特に限定されず、例えば、モルヒネを前記
動物に免疫して得たモルヒネと特異的に免疫学的反応性
を有する血清、その動物のリンパ球とミエローマ細胞と
の細胞融合によって得られたハイブリドーマ株が産生す
るモノクローナル抗体などを挙げることができるが;好
ましくは、モノクローナル抗体がよく;さらに好ましく
は、コデイン(鎮咳剤)とは実質的に交差反応性を示さ
ないモノクローナル抗体がよい。
【0012】コデインとは実質的に交差反応性を示さな
いモノクローナル抗体は、例えば、ノルモルヒネを生体
高分子である免疫グロブリンに結合させたものを免疫原
に用いた免疫マウスから得たリンパ球とマウスのミエロ
ーマ細胞とを融合して得たハイブリドーマ株であるMO
−2株(微工研条寄第1910号),MO−3株(微工
研条寄第1911号),MO−4株,MO−5株(微工
研条寄第1912号),MO−6株などを一般的なリン
パ球培養培地を用いてフラスコで静置培養するか又はマ
ウス腹腔内で培養することによって得ることができる
が、コデイン及びM−6−G(モルヒネ−6−グルクロ
ナイド)と実質的に反応性が認められないモノクローナ
ル抗体を必要とする場合には、MO−3株,MO−4
株,MO−5株又はMO−6株を培養することによって
さらに高い特異性を有するモノクローナル抗体を得るこ
とができる。
【0013】そして、免疫原としては、このようなモノ
クローナル抗体の可変部位を有するものであれば特に限
定されず、例えば、モノクローナル抗体をそのまま用い
てもよく、そのモノクローナル抗体のFab,Fab’
もしくはF(ab’)を用いてもよく、又は/及びそ
れらを分子量1万以上の高分子担体に結合させたものな
どを挙げることができるが;好ましくは、前記のモノク
ローナル抗体を分子量1万以上の高分子担体に結合させ
たものがよい。
【0014】そのような分子量1万以上の高分子担体と
しては、ウシ血清アルブミン(BSA)、卵白アルブミ
ン(OVA)、陣笠貝ヘモシアニン(KLH)、免疫グ
ロブリンなどのような生体高分子やポリL−リジン(P
LL)などのようなポリアミノ酸を挙げることができ
る。
【0015】本発明の好ましい『抗イディオタイプ抗
体』は、例えば、モルヒネに対して特異的な反応性を有
する『抗モルヒネ抗体』を生体高分子であるKLHに結
合させたものを免疫原に用いた免疫マウスから得たリン
パ球とマウスのミエローマ細胞とを融合して得たハイブ
リドーマ株であるiMO−3−X1株(微工研菌寄第1
1933号),iMO−3−P1株,iMO−3−P2
株などを一般的なリンパ球培養培地を用いたフラスコで
静置培養するか又はマウス腹腔内で培養することによっ
て得ることができる。このようなハイブリドーマ株の好
ましい作製方法及び抗体の製造方法についての概略を説
明する。
【0016】〔A〕モノクローナル抗体産生ハイブリド
ーマ株の作製 (1)免疫原及び標識抗体の作製 マウスに用いる免疫原は、例えば、『抗モルヒネ抗体』
をグルタルアルデヒドを用いて、分子量1万以上の高分
子担体(例えば、BSA,OVA,KLH,免疫グロブ
リンなどのような生体高分子、及びPLLなどのような
ポリアミノ酸などを好ましい例として挙げることができ
る。)と結合することによって作製することができる。
【0017】標識物質で標識した抗体における標識物質
としては、ラジオアイソトープ、蛍光物質、酵素〔例え
ば、酸化還元酵素(ペルオキシダーゼ、カタラーゼ、グ
ルコースオキシダーゼ、乳酸オキシダーゼ、アルコール
オキシダーゼ、モノアミンオキシダーゼ、β−ガラクト
シダーゼなど)、リン酸加水分解酵素(アルカリ性フォ
スファターゼなど)〕などを挙げることができるが、取
扱いが容易な酵素を用いるのが好ましい。酵素標識抗体
としては、例えば、『抗モルヒネ抗体』を過沃素酸酸化
法〔Nakane,P.K.and Kawaoi,
A.:J.Histochem.Cytochem.2
2巻,1084頁(1974年)〕によって西洋ワサビ
ペルオキシダーゼ(HRP)と結合することによって作
製することができる。
【0018】(2)免疫マウスリンパ球の調製 マウスの免疫方法は、PBS(リン酸緩衝生理食塩水)
に溶解した前記(1)の免疫原(10〜400μg)を
マウスに1回または数週間隔で数回投与することで行う
ことができる。1回目の免疫は、アジュバント(ミョウ
バン,結核死菌体,核酸などを含む免疫促進物質)を投
与せずに行うこともできるが、アジュバントを用いて調
製したエマルジョンを投与することが好ましい。リンパ
球は、その免疫マウスの充分な抗体価を確認後、最終免
疫から数日後の血液,リンパ節,脾臓などから得ること
ができるが、脾臓から得た方が好ましい。
【0019】(3)ミエローマ細胞の準備 細胞融合には、マウス由来のMPC−11,P3−X6
3−Ag8・653(653),P3−X63−Ag8
−U1(P3U1),P3−NS−1(NS−1),S
P2/0−Ag14(SP2/0)など、及びラット由
来の210.RC Y3.Ag1.2.3(Y3)など
のミエローマ細胞を用いることができるが;653,P
3U1,NS−1,SP2/0などの細胞外に抗体を産
生分泌しないミエローマ細胞を用いた方が好ましい。
【0020】(4)細胞融合 細胞融合は、前記のようにして免疫されたマウスのリン
パ球と前記ミエローマ細胞との細胞数を(5〜20):
1の割合で、細胞融合に支障をきたさない細胞懸濁溶
液、例えば、一般に用いられるリンパ球培養用培地成分
(MEM,DMEM,McCoy,RPMI1640な
どの培地成分)溶液、等張緩衝液などを用いて良く混合
し、遠心分離した後のペレット(細胞塊)に、HVJ
(センダイウイルス)またはPEG(ポリエチレングリ
コール)溶液を添加することによって行うことができる
が、好ましくはPEG溶液を用いるのがよく、さらに好
ましくは平均分子量が1000〜8000で30〜60
重量%のPEG溶液を用いるのがよい。この時、細胞融
合を促進するために、コルヒチン、ジメチルスルホキシ
ド、ポリ−L−アルギニンなどを適当量添加することも
できる。細胞融合に用いるミエローマ細胞としては、免
疫されたマウスと異種の動物由来のものを使用すること
もできるが、得られるモノクローナル抗体産生ハイブリ
ドーマ株の抗体産生量および安定性の面を考えると、免
疫されたマウスとは同種のミエローマ細胞を用いた方が
よく、さらに好ましくは同系のものを用いた方がよい。
【0021】(5)ハイブリドーマの選択 ハイブリドーマの選択は、細胞融合の操作後の細胞をH
AT培地〔ヒポキサンチン,アミノプテリン,チミジ
ン,ウシ胎児血清(FCS)を含有した培地。この培地
成分としては一般に用いられるリンパ球培養用培地成分
を用いることができる〕で培養して行うことができる。
ハイブリドーマの培養は、培養プレートの各ウェル(培
養ウェル)に抗体産生ウェルの検索に適した細胞個数を
入れて行い、この時、ハイブリドーマの増殖促進物質ま
たはそれを産生する細胞(例えば、胸腺,脾臓,リンパ
節由来のリンパ球など)をフィーダー細胞として必要に
応じて使用することができる。HAT培地で増殖するこ
とによって選択されたハイブリドーマは、抗体産生ウェ
ルの検索に適した細胞個数に達するまで、HT培地(ヒ
ポキサンチン、チミジン、FCSを含有した培地、この
培地成分としては一般に用いられるリンパ球培養用培地
成分を用いることができる)で数日間培養し、さらに、
一般的に用いられるFCSを含有するリンパ球培養用培
地で培養する。
【0022】(6)抗体産生ハイブリドーマの選択 前記(5)で得られたハイブリドーマが、目的とする抗
体を産生しているか否かの検定は、例えば、マウス抗体
に対する酵素標識二次抗体を用いたELISA法(酵素
免疫測定法),サンドイッチELISA法,プラーク形
成法,凝集反応法,RIA法(ラジオアイソトープを用
いた免疫測定方法),間接蛍光抗体法(IFA)などで
行うことができるが、サンドイッチELISA法で行う
ことが好ましい。
【0023】このサンドイッチELISA法は、以下の
ようにして行う。『抗モルヒネ抗体』を固定化したEL
ISAプレートの各ウェル(測定ウェル)に、ハイブリ
ドーマ培養上清を加えて一定時間静置する。そして、こ
れらの洗浄した各測定ウェルに(1)で調製した酵素標
識抗体(標識に用いる酵素は、例えば、ペルオキシダー
ゼ,アルカリフォスファターゼ,β−ガラクトシダーゼ
などを挙げることができる。)をこれらの測定ウェルに
加えて一定時間静置する。次に、これらの測定ウェルを
洗浄し、用いた酵素に対応した基質溶液を加えて酵素活
性を測定する。そして、酵素活性が認められれば、その
培養上清をとった培養ウェル中に目的とする抗体を産生
するハイブリドーマが存在していたことがわかる。この
ようにして、細胞増殖が認められ、かつ抗体を産生して
いるハイブリドーマを得ることができる。
【0024】(7)ハイブリドーマの株化(クローニン
グ) 抗体産生が認められた培養ウェル中のハイブリドーマ
は、限界希釈法,シングル・セル・マニプレーション法
(倒立顕微鏡下、1ウェルに1個のハイブリドーマを入
れる方法),軟寒天を用いてコロニーを拾い上げる方
法、FACS(Fluorecent Activat
ed Cell Sorter)を用いた方法などでク
ローニングすることができる。この時、前記のいずれか
のクローニング方法によって(6)で見出した抗体産生
ハイブリドーマを培養し、その増殖が認められた培養ウ
ェルの上清を用い、(6)の抗体産生ハイブリドーマの
選択で行ったELISA法と同様の方法で、抗体産生ウ
ェルを検索し、その抗体産生ウェルについては、さら
に、モルヒネを用いた阻害試験で『抗モルヒネ抗体』と
の反応性を阻害される抗体産生ウェルを検索する。この
ようにして、『抗モルヒネ抗体』の可変部位に対して特
異性が高く、かつ抗体価が高い『抗イディオタイプ抗
体』であるモノクローナル抗体を産生するハイブリドー
マ株を選択して得ることができる。
【0025】〔B〕モノクローナル抗体の製法 前記のモノクローナル抗体の生産は、前記で得たハイ
ブリドーマ株をフラスコ内で培養したり、または動物の
腹腔内で培養することによって行うことができる。前記
(7)で得たハイブリドーマ株のフラスコ内培養での該
モノクローナル抗体の生産は、例えば、0〜20%ウシ
胎児血清を含む一般的に用いられるリンパ球培養用培地
(例えば、MEM,DMEM,McCoy,RPMI1
640などの培地成分を含む培地)で細胞濃度が上限に
達するまで培養することによって行うことができる。こ
の時、該モノクローナル抗体は、遠心操作で得た培養上
清中に含まれている。
【0026】一方、前記(7)で得たハイブリドーマ株
の動物腹腔内培養での該モノクローナル抗体の生産は、
細胞融合に用いた細胞が由来する動物とは異種の動物を
用いて行うこともできるが、同種の動物を用いて行った
方が好ましく、さらに好ましくは同系の動物を用いて行
った方がよい。
【0027】このような方法による『抗モルヒネ抗体』
の可変部位に対して特異性が高く、かつ抗体価が高い
『抗イディオタイプ抗体』であるモノクローナル抗体の
生産は、マウス,ラット,ハムスターなどの適当な動物
の腹腔内にこの動物の免疫能を低下させる物質、例え
ば、プリスタンなどの鉱物油を投与し、数週間後に10
〜10個の前記(7)で得たハイブリドーマ株細胞
を投与し、その腹腔内にこの株細胞を数週間で高密度に
増殖させることによって行うことができる。この時、該
モノクローナル抗体は、遠心操作で得た腹水上清中に含
まれている。そして、その抗体濃度は、フラスコ内培養
で得た時の培養上清の抗体濃度の10〜1000倍であ
る。
【0028】ハイブリドーマ株のフラスコ内または動物
腹腔内での培養で得られた該モノクローナル抗体は、蛋
白質の一般的な精製法に適用されている塩析,透析,イ
オン交換クロマトグラフィー,アフィニティークロマト
グラフィーなどを行うことによって精製され、高純度の
モノクローナル抗体となる。前記のようにして得た該モ
ノクローナル抗体は、『抗モルヒネ抗体』の可変部位に
対して対して非常に高い特異的な反応性を有するもので
ある。
【0029】〔C〕『抗モルヒネ抗体』と『抗イディオ
タイプ抗体』とを用いた競争的免疫学的測定法によるモ
ルヒネの測定 (1)『抗モルヒネ抗体』又は『抗イディオタイプ抗
体』の標識物質による標識 『抗モルヒネ抗体』又は『抗イディオタイプ抗体』の標
識物質としては、ラジオアイソトープ、蛍光物質、酵素
〔例えば、酸化還元酵素(ペルオキシダーゼ、カタラー
ゼ、グルコースオキシダーゼ、乳酸オキシダーゼ、アル
コールオキシダーゼ、モノアミンオキシダーゼ、β−ガ
ラクトシダーゼなど)、リン酸加水分解酵素(アルカリ
性フォスファターゼなど)〕などを挙げることができる
が、取扱いが容易な酵素を用いるのが好ましい。酵素標
識抗体は、例えば、『抗モルヒネ抗体』又は『抗イディ
オタイプ抗体』と酵素とを、グルタルアルデヒドを用い
た1段階法〔イムノケミストリィ(Immunoche
mistory),6巻,43頁,1969年〕又は2
段階法〔イムノケミストリィ(Immunochemi
story),8巻,1175頁,1971年〕、過沃
素酸酸化法〔メソッド・イン・エンジモロジィ(Met
hods in Enzymorogy),37巻,1
33頁,1975年〕、マレイミド法〔ジャーナル・オ
ブ・ザ・バイオケミストィ(Journal ofBi
ochemistry),78巻,235頁,1975
年〕などによって作製することができるが、好ましくは
過沃素酸酸化法及びマレイミド法がよい。
【0030】これをそのままモルヒネの測定に用いるこ
とができるが、モルヒネの測定感度をさらに高めるため
には、Sephadex、Shephacrylなどを
用いたゲル濾過を行うか又は標識に用いる酵素がペルオ
キシダーゼなどのような糖蛋白質である場合にはコンカ
ナバリンAセファロースを用いてアフィニティクロマト
を行ったものを用いることができる。このようにして精
製された酵素標識画分は、そのままモルヒネの測定に使
用できるが、中性付近の緩衝液(例えば、リン酸緩衝
液、トリス−塩酸緩衝液など)などで透析し、凍結乾燥
又は滅菌フィルターで濾過して保存し、必要に応じて酵
素標識『抗モルヒネ抗体』又は酵素標識『抗イディオタ
イプ抗体』として、中性付近の緩衝液で蛋白質濃度を
0.01〜100μg/ml、好ましくは0.1〜10
μg/mlに調製して使用するのがよい。
【0031】(2)『抗モルヒネ抗体』、モルヒネ、及
び標識物質で標識した『抗イディオタイプ抗体』を用い
た競争的免疫学的反応によるモルヒネの測定 固相支持体に『抗モルヒネ抗体』を固定化し、モルヒ
ネ、又は標識物質で標識した『抗イディオタイプ抗体』
を固定化された『抗モルヒネ抗体』と競争的に反応させ
ることによって、モルヒネを測定することができる。固
相支持体は、その形状としては、例えば、プレート、チ
ューブ、ビーズ、膜などのイムノアッセイ用に使用でき
るものを挙げることができ;その材質としては、例え
ば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ニ
トロセルロース、ナイロン、スチレン−ブタジエン共重
合体、ポリメチルメタクリレート、ガラスなどを挙げる
ことができる。モルヒネの測定は、次に示すような主要
な段階を経ることによって、行うことができる。
【0032】固相支持体に一定量の『抗モルヒネ抗
体』を固定化する段階 固相支持体に、本発明の測定を可能とする範囲で、一定
量の『抗モルヒネ抗体』溶液を一定時間接触させる。接
触時の温度は、特に限定されないが、好ましくは2〜4
0℃がよい。 固相支持体に固定化されなかった『抗モルヒネ抗体』
を除去する段階 『抗モルヒネ抗体』溶液を除去した後、洗浄液で数回洗
浄して固相支持体に固定化されなかった『抗モルヒネ抗
体』を除去する。洗浄液としては、例えば、水、固定化
時に用いた緩衝液に界面活性剤(Tween20,Tw
een60など)を0〜3容量%含む溶液などを挙げる
ことができるが、好ましくは0.005〜0.8%の界
面活性剤を含む反応時のpHに調整した緩衝液を用いる
のがよい。
【0033】標識物質で標識した『抗イディオタイプ
抗体』が固相支持体表面に非特異的に結合することを防
ぐ段階 前記の『抗モルヒネ抗体』を固定化した支持体に、本発
明の測定を可能とする範囲で、一定量のブロッキング液
を一定時間接触させる。接触時の温度は、特に限定され
ないが、好ましくは2〜40℃がよい。ブロッキング液
としては、BSA(牛血清アルブミン)、OVA(卵白
アルブミン)、KLH(陣笠貝ヘモシアニン)、γ−グ
ロブリンなどの高分子蛋白質又は各種動物の血清を、サ
ッカロース、塩化マグネシウムなどを含んだ前記の洗浄
液に溶解することによって調製することができる。これ
らの高分子蛋白質の濃度は、0.5〜5、好ましくは
0.5〜2wt/vol%がよく、各種動物の血清の場
合には1〜50wt/vol%がよい。また、必要に応
じて、このようなブロッキング液には、ケーソンCG、
アジ化ナトリウム、エチル水銀チオサリチル酸ナトリウ
ムなどのような蛋白質の防腐剤を必要量添加することも
できる。
【0034】モルヒネ、又は標識物質で標識した『抗
イディオタイプ抗体』と固相支持体に固定化された『抗
モルヒネ抗体』とを競争的に反応させる段階 測定試料(モルヒネを含む)と前記標識『抗イディオタ
イプ抗体』溶液とを等容量づつとり、前記固相支持体に
固定化された『抗モルヒネ抗体』と接触反応させる。接
触時の温度は、特に限定されないが、好ましくは2〜4
0℃がよい。測定試料と標識『抗イディオタイプ抗体』
溶液とは、混合した後に直ちに接触反応させてもよい
し、又は固相支持体に固定化された『抗モルヒネ抗体』
に、それぞれを順次添加し、直ちに攪拌して接触反応さ
せてもよい。測定試料としては、ヒトの尿、血液、血清
などのヒトの体液を用いることができる。
【0035】『抗モルヒネ抗体』を介して固相支持体
に固定化されなかったフリーの標識『抗イディオタイプ
抗体』を除去する段階 前記の反応液を除去し、『抗モルヒネ抗体』を介して固
相支持体に固定化されなかったフリーの標識『抗イディ
オタイプ抗体』とモルヒネとを洗浄液で数回洗浄するこ
とによって除去する。
【0036】『抗モルヒネ抗体』を介して固相支持体
に固定化された標識『抗イディオタイプ抗体』と酵素の
基質溶液(以下、『基質溶液』と称す)とを反応させる
段階 本発明の測定を可能とする範囲で、標識に用いた物質が
酵素の場合には、一定量の『基質溶液』を一定時間接触
させ(好ましくはHSOなどの酸、NaOHなどの
アルカリ、酵素活性阻害剤などで酵素反応を停止した方
がよい。)、反応によって呈色した吸光度を測定する。
接触時の温度は、特に限定されないが、用いる酵素の至
適温度範囲内であれば特に問題ないが、好ましくは2〜
40℃がよい。
【0037】『基質溶液』としては、標識に用いた酵素
が反応するHの基質、その酵素反応によって生じ
た物質によって発色する呈色物質〔o−フェニレンジア
ミン、2,2’−アミノビス(3エチルベンゾチアゾリ
ン−6−スルホン酸)など〕を含む至適pH範囲の緩衝
液を用いることができる。そして、前記の酵素反応終了
後の反応液の呈色が最大吸光度を示す波長でその反応液
の吸光度を測定する。標識に用いた物質がラジオアイソ
トープの場合にはシンチレーションカウンターで、蛍光
物質の場合には蛍光光度計で『抗モルヒネ抗体』を介し
て固相支持体に固定化された標識『抗イディオタイプ抗
体』を測定する。以上のようにして、測定試料の代わり
に既知量のモルヒネ溶液(0〜40ng/mlのモルヒ
ネ溶液。以下、『標準モルヒネ溶液』と称する。)を用
いた測定結果から、検量線を作成し、測定試料中のモル
ヒネの量を知ることができる。このモルヒネ測定段階の
うちのの段階で、固相支持体に固定化された『抗モル
ヒネ抗体』に対して、モルヒネと標識『抗イディオタイ
プ抗体』との競争的反応が起きることによって、その測
定試料中のモルヒネの量を迅速かつ高感度で測定するこ
とができる。
【0038】(3)『抗イディオタイプ抗体』、モルヒ
ネ、及び標識物質で標識した『抗モルヒネ抗体』を用い
た競争的酵素免疫反応によるモルヒネの測定 固相支持体に『抗イディオタイプ抗体』を固定化し、モ
ルヒネ、又は標識物質で標識した『抗モルヒネ抗体』と
競争的に反応させることによって、モルヒネを測定する
ことができる。前記(2)において、『抗モルヒネ抗
体』の代わりに『抗イディオタイプ抗体』を用い、標識
物質で標識した『抗イディオタイプ抗体』の代わりに標
識物質で標識した『抗モルヒネ抗体』を用いて、同様に
することによって、測定試料中のモルヒネの量を迅速か
つ高感度で測定することができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を参考例及び実施例によって具
体的に説明する。なお、これらの実施例は、本発明の範
囲を限定するものではない。 参考例1〔『抗モルヒネ抗体』の生産と精製〕 MEMに浮遊させた2×10個の細胞のハイブリドー
マ株〔MO−3株(微工研条寄1911号)〕をBAL
B/cマウス(♀、8週齢、1〜2週間前にプリスタン
を0.5ml腹腔内投与)の腹腔内に投与して行った。
マウス体重の顕著な増加は、1週間目頃から認められ、
1〜3週間目に適宜腹水を取り出した。このようにして
得られた腹水の抗体価は、10〜10であった。得
られた腹水からのモノクローナル抗体である『抗モルヒ
ネ抗体』の精製は、次のようにして行った。前記の腹水
を0.1Mトリス−塩酸緩衝液(PH7.4)に対して
透析し、同緩衝液で平衡化したDEAE−セルロースカ
ラムに流した。素通り画分を50%飽和硫安で塩析し、
得られた沈澱をリン酸緩衝生理食塩水(PBS)に溶解
し、PBSに対して透析した。このようにして得られた
『抗モルヒネ抗体』は、SDSポリアクリルアミドゲル
を用いたスラブゲル電気泳動で高純度であることがわか
った。
【0040】実施例1〔免疫原の調製〕 参考例1のモノクローナル抗体(以下、『MO−3』と
称す。)とKLH(CALBIOCHEM #3748
1)とを、それぞれPBSで1mg/mlに希釈した
後、それらの等量を混合し、10%グルタルアルデヒド
(和光純薬製。電子顕微鏡用。)を14μl/ml添加
し、室温で1時間攪拌した。このようにして得た免疫原
をPBSに対して透析した後、4℃で保存した。
【0041】実施例2〔酵素標識抗体の調製〕 7.32mgの西洋ワサビペーオキシダーゼ(HRP)
を1mlの蒸留水に溶解し、0.1M過沃素酸ナトリウ
ムを200μl加えて室温で30分間反応した。この酵
素溶液を1mM酢酸緩衝液(pH4.5)に対して4℃
で一晩透析後、0.2M炭酸ナトリウム緩衝液(pH
9.5)を100μl添加してpH9.5に調整した。
一方、PBSに溶解していた8mgのモノクローナル抗
体(MO−3)を10mM炭酸ナトリウム緩衝液(pH
9.5)に対して4℃で一晩透析した。このようにして
得られたHRP溶液とモノクローナル抗体溶液とを混合
し、室温で2時間半攪拌した後、この反応液にテトラヒ
ドリドホウ酸ナトリウムを加え、4℃で2時間攪拌し
た。このようにして得られたHRP標識モノクローナル
抗体は、PBSに対して透析した後、4℃で保存した。
【0042】実施例3〔『抗イディオタイプ抗体』産生
ハイブリドーマ株の作製〕 (1)マウスの免疫及び脾臓リンパ球の調製 実施例1で調製した免疫原溶液0.4mlと0.4ml
のフロイントの完全アジュバントとを充分に混合して得
られたエマルジョンの0.2mlを、BALB/cマウ
ス(♀、8週齢)の腹部皮下に投与した。この初回免疫
から2週間後、前記と同様にして調製したエマルジョン
の0.2mlを前記マウスの腹部皮下に投与した。さら
に、7週間後に、前記の免疫原溶液0.4mlと0.4
mlのフロイントの不完全アジュバントとを充分に混合
して得られたエマルジョンの0.2mlを、前記マウス
の腹腔内に投与した。
【0043】さらに、2週間後及び4週間後に、前記と
同様にして調製したエマルジョンの0.2mlを前記マ
ウスの腹部皮下に投与した。さらに、2週間後に、最終
免疫として、前記の免疫原溶液をPBSで2倍に希釈し
たもの0.2mlを前記マウスの尾静脈に投与した。こ
のようにして免疫されたマウスから、最終免疫から3日
目に摘出した脾臓を、MEM(リンパ球培養用培地粉末
を蒸溜水に溶解したもの、10mMのHEPESを含
む)を入れたシャーレ中で洗い、10mlのMEMを入
れた別のシャーレ中に移して、滅菌したスライドグラス
のフロスト部分を用いてほぐした。このようにして得た
浮遊リンパ球を、MEM(37℃)に懸濁して、遠心分
離(350G、6分間)して洗浄した。この操作をさら
に2回反復した後、MEM(37℃)に再懸濁し、細胞
融合に供するマウス脾臓リンパ球とした。
【0044】(2)細胞融合 対数増殖期にある8−アザグアニン耐性のマウスミエロ
ーマ細胞〔X63−Ag8・653(653)又はP3
−X63−Ag8−U1(P3U1)〕を培養フラスコ
から回収し、遠心分離(350G、6分間)してMEM
(37℃)で2回洗浄した。これをMEM(37℃)に
再懸濁し、細胞融合に供するマウスミエローマ細胞とし
た。1.8×10個の前記のマウスの脾臓リンパ球と
3.6×10個の653のマウスミエローマ細胞又は
1.8×10個の前記のマウスの脾臓リンパ球と9×
10個のP3U1のマウスミエローマ細胞とを、50
ml容プラスチック製コニカル遠心管に入れ、混合し、
次いで、上清を遠心分離(350G、6分間)した後
に、同遠心管を軽くたたいてペレットをほぐした。
【0045】同遠心管を回転させつつ、1mlの40%
PEG1500溶液(37℃)を1分間かけて加え、回
転させながらさらに1分間反応させた。次に、回転させ
ながらMEM(37℃)を徐々に加え、最終的には10
mlとし、遠心分離(120G、6分間)して上清を吸
引除去した。同遠心管を軽くたたいてペレットをほぐ
し、80mlのHAT培地(1×10−4Mヒポキサン
チン,4×10−7Mアミノプテリン,1.6×10
−5Mチミジン、ウシインシュリン0.2U/ml及び
20%ウシ胎児血清を含有するRPMI1640培地、
37℃に保温)に再懸濁して、96ウェルの培養プレー
ト8枚の各培養ウェルに100μlづつ分注して、CO
インキュベーターを用いて培養した(5%CO、9
5%空気、37℃、湿度100%)。
【0046】(3)ハイブリドーマの選択 前述(2)の培養開始から2〜4週間かけて、細胞増殖
が認められた培養プレートの各ウェルの培養上清中に、
『抗モルヒネ抗体』に対する抗体が含まれているか否か
を、次に示すELISA法で検討した。まず、96ウェ
ルU底ELISAプレート(以下、ELISAプレート
と略す。)の各分析ウェルに、参考例1で精製したMO
−3(『抗モルヒネ抗体』)溶液(10μg/ml、p
H9.8の0.05M炭酸緩衝液に溶解)を50μlづ
つ分注し、4℃で1晩静置した(このような処理によっ
て、MO−3が各分析ウェルの表面に吸着する。)。
【0047】次いで、その各分析ウェルを洗浄液(0.
05%のTween20を含むPBS。以下、PBS−
Tと略記する。)で洗浄した後、0.5%のOVA溶液
(PBSに溶解)を各分析ウェルに100μlづつ分注
して室温で30分間静置した。これらの各分析ウェルを
PBS−Tで洗浄し、前記培養プレートの各培養ウェル
の培養上清を、これらの各分析ウェルに50μlづつ分
注して室温で2時間静置した(陰性対照には、HAT培
地を用いた。一方、陽性対照には、本発明での細胞融合
に用いたマウスの血清をPBS−Tで100倍に希釈し
たものを用いた。)。
【0048】次に、前記の各分析ウェルをPBS−Tで
洗浄し、実施例2で調製した酵素標識抗体溶液をPBS
−Tで適当に希釈したものを50μlづつ、各分析ウェ
ルに分注し、室温で1時間静置した。そして、その各分
析ウェルをPBS−Tで洗浄後、2,2’−アジノ−ビ
ス(3−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸
(1.2mg/ml)及び0.02%の過酸化水素を含
む溶液を100μlづつ各分析ウェルに分注し、室温で
30分間反応後、この分析プレート用の吸光度測定装置
を用いて各分析ウエルの405nmにおける吸光度を測
定した。このような検討の結果、『抗モルヒネ抗体』と
免疫学的反応性を有する抗体の産生が認められたのは、
653を用いた場合には,培養プレート中の269個の
培養ウェルの中の1個であり、P3U1を用いた場合に
は,培養プレート中の553個の培養ウェルの中の2個
であった。
【0049】次に、これらの抗体が『抗モルヒネ抗体』
の可変部位と免疫学的反応性を有するか否かを検討し
た。即ち、これらの抗体を産生した3個の培養ウェルに
ついて、モルヒネを用いた阻害試験(前記のサンドイッ
チELISAで培養ウェルの上清50μlのかわりに、
その培養ウェルの上清25μlとモルヒネ250ngを
溶解したPBS−Tの25μlとを同時に分析ウェルに
入れる以外は同様の操作を行う)を行なうことによって
検討した。その結果、モルヒネで阻害される抗体を含有
している培養ウェルは、3個の全てに認められた。即
ち、この3個の培養ウェル(A,B,Cと称する。)に
は、『抗モルヒネ抗体』の可変部位と反応性を有する抗
体(『抗イディオタイプ抗体』)を産生するハイブリド
ーマが存在することが確認された。
【0050】(4)ハイブリドーマの株化(クローニン
グ) 20%FCSを含むRPMI1640培地を用いて、前
述の(3)工程において示した抗体産生が確認された3
個の培養ウェル中のハイブリドーマについて限界希釈法
でクローニングした。培養には、96ウェル培養プレー
トを用い、支持細胞としてBALB/cマウスの胸腺細
胞懸濁液(10個/ml)を使用して、(ハイブリド
ーマ1〜5個)/(胸腺細胞懸濁液100μl)/ウェ
ルで培養し、培養開始から5日目に20%FCSを含む
RPMI1640培地を各培養ウェルに100μlづつ
追加してさらに培養を続けた。前記A、B、Cの3個の
培養ウェル中のハイブリドーマのクローニングにおい
て、10〜14日目に単一コロニーとして観察される培
養ウェルの上清を採取して、サンドイッチELISA法
〔前述の(3)工程と同様の方法〕で抗体産生ウェルの
スクリーニングを行なった。このようにして、A、B、
Cの各培養ウェルからハイブリドーマ株をそれぞれ少な
くとも1株づつ以上得た。そして、それらのうちで細胞
増殖と抗体産生量を考慮して、A,B,C培養ウェルを
代表するハイブリドーマ株を、1株づつ選んで再クロー
ニングした。
【0051】このようにして得られた株をiMO−3−
X1株(微工研菌寄第 11933号),iMO−3−
P1株,iMO−3−P2株と称し、これらの株が産生
したモノクローナル抗体を、それぞれiMO−3−X
1,iMO−3−P1,iMO−3−P2と称す。これ
ら3株の培養上清中に含まれるモノクローナル抗体のク
ラス・サブクラス、L鎖の型を次の測定試験で決定し
た。
【0052】〔測定試験〕『抗イディオタイプ抗体』の
クラス・サブクラスは、次のようにして決定した。マウ
スモノクローナル抗体アイソタイピング・キット(Am
ersham社製)を用いたイムノ・ブロット法によっ
て、iMO3−X1株,iMO3−P1株及びiMO−
3−P2株が産生した免疫グロブリンのクラス・サブク
ラスを検討した結果、iMO−3−X1株,iMO−3
−P1株及びiMO−3−P2株が産生したモノクロー
ナル抗体(iMO−3−X1,iMO−3−P1及びi
MO−3−P2)は、いずれもκ型L鎖を有するIgG
に属する抗体であることがわかった。
【0053】実施例4〔フラスコ培養による『抗イディ
オタイプ抗体』の生産〕 15%FCSを含むRPMI1640培地で培養して得
たiMO−3−X1株の培養細胞を10mlのRPMI
1640培地(FCSを含まない)に移しかえて、殆ど
全ての細胞が死滅する直前まで培養した。『抗モルヒネ
抗体』に対する『抗イディオタイプ抗体』(iMO−3
−X1)は、培養液を遠心分離(1,500G、5分
間)して得られた上清中に50μg/ml(一次元平板
免疫拡散法により測定)含有されていた。
【0054】実施例5〔マウス腹腔内における『抗イデ
ィオタイプ抗体』の生産〕 『抗モルヒネ抗体』に対する大量の『抗イディオタイプ
抗体』を得るために、マウス腹腔内でiMO−3−X1
株の細胞を培養した。BALB/cマウス(♀、8周
齢、2週間前にプリスタン0.5mlを腹腔内に投与し
ておく)の腹腔内に、iMO−3−X1株の細胞を2×
10個浮遊させた0.5mlのPBSを投与した。こ
のマウスの体重は、1週間目頃から顕著な増加を示し、
細胞投与から7、9および11日目に19Gの注射針を
用いて腹水を採取した(全採取量;6ml/匹)。そし
て、この腹水を遠心分離(1,500G、5分間)し
て、腹水上清を得た。
【0055】『抗モルヒネ抗体』に対する『抗イディオ
タイプ抗体』(iMO−3−X1)は、この腹水上清中
に10mg/ml(一次元平板免疫拡散法により測定)
含有されていた。参考例1の『抗モルヒネ抗体』の精製
と同様にして、『抗イディオタイプ抗体』を精製するこ
とによって、SDSポリアクリルアミドゲルを用いたス
ラブゲル電気泳動で高純度であることがわかった。
【0056】実施例6〔モルヒネの測定〕 (1)標識物質で標識した『抗モルヒネ抗体』及び『抗
イディオタイプ抗体』の作製 酵素標識『抗モルヒネ抗体』はMO−5株(微工研条寄
1912号)が産生した精製抗体MO−5を用いて、ま
た、酵素標識『抗イディオタイプ抗体』は、iMO−3
−X1株(微工研条寄11933号)が産生した精製抗
体iMO−3−X1を用いて、次に示すようなマレイミ
ド法によって作製した。まず、この抗体(4mg)を
0.1Mクエン酸緩衝液(pH3.5)(1ml)に溶
解した。この溶液に同緩衝液で3回洗浄した固定化ペプ
シン〔ステロジーン社製。100μl(0.3〜0.4
mgのペプシンを固定)〕を加え、37℃で6時間振と
うして反応させた。その後、1N水酸化ナトリウムを少
量加えてpHを6〜7に調製して反応を停止させた。
【0057】この反応液を遠心分離(2,000G、1
分間)によって固定化ペプシンを除去し、得られた上澄
みをモルカット30000(ミリポア社製)で限外濾過
し、0.1Mリン酸緩衝液(pH6.0)で500μl
とした。次に、この溶液の470μlに0.1Mメルカ
プトエチルアミン溶液〔5mMのエチレンジアミン四酢
酸ナトリウム(EDTA)を含む0.1Mリン酸緩衝液
(pH6.0)〕(50μl)を加え、37℃で90分
間静置して反応させた。その後、PD−10カラム(フ
ァルマシア社製)を用いてメルカプトエチルアミンを除
去し、得られた目的画分をモルカット10000(ミリ
ポア社製)で限外濾過し、0.1Mリン酸緩衝液(5m
MのEDTAを含む。pH6.0)で900μlとし
た。このようにして、ここで使用した抗体のFc部分を
除去したFab’溶液を得た(このFab’はチオール
基を有す)。そして、この溶液の280nmにおける吸
光度からFab’の濃度を算出した(0.1%溶液の2
80nmにおける吸光度を1.48とした)。
【0058】一方、西洋ワサビペルオキシダーゼ(4m
g)を0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)(1ml)
に溶解し、これに50mMスルホサクシンイミジル−4
−(N−マレイミドメチル)シクロヘキサン−1−カル
ボキシレート(以下、sulfo−SMCCと略記す
る)溶液〔0.1Mリン酸緩衝液(pH6.0)に溶
解〕(60μl)を加えて30℃で1時間静置して反応
させた。反応後直ちに、モルカット10000で限外濾
過し、0.1Mリン酸緩衝液(pH6.0)で600μ
lとした。このようにして、ペルオキシダーゼ−(su
lfo−SMCC)溶液を得た。そして、この403n
mにおける吸光度からペルオキシダーゼ−(sulfo
−SMCC)濃度を算出した(0.1%溶液の403n
mにおける吸光度を2.28とした)。以上のようにし
て得られた抗体のFab’溶液とペルオキシダーゼ−
(sulfo−SMCC)溶液とを両者のモル比が1対
1になるように混合し(EDTAの終濃度は2.5m
M)、4℃で16時間反応させた後に、50mMのN−
エチルマレイミド溶液〔5mMのEDTAを含む0.1
Mリン酸緩衝液(pH6.0)〕(10μl)を加えて
反応を停止した。この反応液をコンカナバリンAセファ
ロース(ファルマシア社製)を充填したカラムに通して
未反応のFab’を除去した。この溶液をリン酸緩衝生
理食塩水(0.1Mリン酸緩衝液(pH6.0)で塩化
ナトリウムを0.14Mとした溶液。以下、PBSと略
記する。)を用いて4℃で一晩透析し、目的とする酵素
標識『抗モルヒネ抗体』又は酵素標識『抗イディオタイ
プ抗体』を得た。モルヒネを測定する際には、これらの
原液を『希釈液』〔1%BSAを含んだ0.1Mリン酸
緩衝液(pH6.0)〕で適当に希釈して用いた。
【0059】(2)酵素標識『抗イディオタイプ抗体』
を用いたモルヒネの検量線の作製 参考例1の『抗モルヒネ抗体』をプロテインGカラム
(ファルマシア社製)〔流出液には50mMトリス−塩
酸緩衝液(pH6.8)、溶出液には0.2M塩酸−グ
リシン緩衝液(pH2.5)を使用。〕を用いて精製す
ることによってさらに高純度の『抗モルヒネ抗体』を得
た。この『抗モルヒネ抗体』溶液(10μg/ml、P
BS溶液)を固相支持体(Nunc社製のポリスチレン
製のマイクロタイタープレート)の各分析ウェルに10
0μlづつ分注し、4℃下一晩静置して『抗モルヒネ抗
体』を固定化した。次に、このプレートを洗浄液(0.
01%のTween20を含むPBS)で洗浄後、プレ
ートへの酵素標識『抗イディオタイプ抗体』の非特異的
な吸着を防ぐためにブロッキング液(0.5%BSA、
5%サッカロース、1mM塩化マグネシウム及び0.0
1%のケーソンCGを含むPBS)を各分析ウェルに1
00μlづつ分注し、室温下1時間静置した。次に、洗
浄液で洗浄後、『標準モルヒネ溶液』(『希釈液』を用
いて調製した0〜32ng/mlのモルヒネ溶液。)
(50μl)を加えた後、前記(1)の酵素標識『抗イ
ディオタイプ抗体』溶液(50μl)を加えて攪拌し、
室温下で1時間静置した。
【0060】次に、洗浄液で同ウェルを洗浄後、『基質
溶液』(20mgのo−フェニレンジアミンと10μl
の35%HをpH5.0の0.1Mクエン酸緩衝
液25mlに溶解した溶液)を同ウェルに100μlづ
つ分注し、遮光して室温下で15分間静置した後に2N
硫酸を50μlづつ分注して酵素反応を停止させ、マイ
クロプレート光度計を用いて、その反応液の492nm
における吸光度を測定した。そのようにして得られたモ
ルヒネの検量線を図1に示す。
【0061】(3)酵素標識『抗モルヒネ抗体』を用い
たモルヒネの検量線の作製 前記(2)において、酵素標識『抗イディオタイプ抗
体』の代わりに酵素標識『抗モルヒネ抗体』を用い、
『抗モルヒネ抗体』の代わりに実施例5の『抗イディオ
タイプ抗体』を用い、『標準モルヒネ溶液』としては
『希釈液』を用いて調製した0〜1,000ng/ml
のモルヒネ溶液を用いて、前記(2)と同様の操作によ
ってモルヒネの検量線を作成した。その結果を図2に示
す。
【0062】(4)モルヒネの添加回収試験 前記(2)において、『標準モルヒネ溶液』の代わりに
健常人血清(化血研社製)にモルヒネを添加した溶液
(10、20、50、又は100ng/ml)を『希釈
液』で10倍希釈した溶液を用いて、モルヒネの量を測
定した結果、添加したモルヒネ量(計算値)と実際に測
定の結果得られたモルヒネ量(実測値)とは、非常に近
似した値であった。その結果を表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】本発明の抗モルヒネ抗体の抗イディオタ
イプ抗体を利用したモルヒネの免疫学的測定法によれ
ば、モルヒネを簡単、かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例6の(2)において、『抗モルヒネ抗
体』に対して、酵素標識『抗イディオタイプ抗体』とモ
ルヒネとを競争的に反応させて得られたモルヒネの検量
線である。
【図2】実施例6の(3)において、『抗イディオタイ
プ抗体』に対して、酵素標識『抗モルヒネ抗体』とモル
ヒネとを競争的に反応させて得られたモルヒネの検量線
である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/53 G 8310−2J // C12N 15/06 G01N 33/577 B 9015−2J (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 宇佐川 崇 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内 (72)発明者 瀬戸口 宏行 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内 (72)発明者 宇関 典子 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗モルヒネ抗体の抗イディオタイプ抗
    体。
  2. 【請求項2】 抗モルヒネ抗体を免疫して得られたリン
    パ球とミエローマ細胞とを細胞融合することによって得
    られたハイブリドーマ株を培養することを特徴とする請
    求項1に記載の抗イディオタイプ抗体の製法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のハイブリドーマ株。
  4. 【請求項4】 固相支持体に固定化した請求項1に記載
    の抗モルヒネ抗体を、モルヒネ、又は標識物質で標識し
    た請求項1に記載の抗イディオタイプ抗体と競争的に反
    応させることを特徴とするモルヒネの測定法。
  5. 【請求項5】 固相支持体に固定化した請求項1に記載
    の抗イディオタイプ抗体を、モルヒネ、又は標識物質で
    標識した請求項1に記載の抗モルヒネ抗体と競争的に反
    応させることを特徴とするモルヒネの測定法。
JP3333843A 1991-01-08 1991-10-18 抗モルヒネ抗体の抗イディオタイプ抗体、その製法及びモルヒネの測定法 Pending JPH067190A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6070361A (ja) * 1983-08-24 1985-04-22 シンビオテイツクス コ−ポレイシヨン 抗イディオタイプのモノクローン抗体試薬を用いて、ジロフィラリア犬糸状虫感染の有無を決定するための免疫検定法
JPH0286794A (ja) * 1988-09-21 1990-03-27 Ube Ind Ltd モルヒネに対するモノクローナル抗体およびそのモノクローナル抗体の製法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0286794A (ja) * 1988-09-21 1990-03-27 Ube Ind Ltd モルヒネに対するモノクローナル抗体およびそのモノクローナル抗体の製法

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