JPH0671910B2 - 自動二・三輪車の給油構造 - Google Patents

自動二・三輪車の給油構造

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JPH0671910B2
JPH0671910B2 JP60298114A JP29811485A JPH0671910B2 JP H0671910 B2 JPH0671910 B2 JP H0671910B2 JP 60298114 A JP60298114 A JP 60298114A JP 29811485 A JP29811485 A JP 29811485A JP H0671910 B2 JPH0671910 B2 JP H0671910B2
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、低床式のステップフロアをする自動二・三輪
車の燃料タンクへ、燃料を供給するための給油構造に関
するものである。 〔従来の技術〕 シートの前部下方に低床式のステップフロアを備えた、
いわゆるスクータタイプの自動二・三輪車として、例え
ば特開昭60−154970号公報に示されるものがある。この
スクータタイプの車両は、燃料タンクを、ステップフロ
アとその前部に立ち上がるレッグシールドとに亙って側
面略L字状に配設し、レッグシールド内部のインナボッ
クスに、燃料タンクの給油口を斜め上後方へ指向させて
配設しており、レッグシールド後面の蓋板を開けること
によって、キャップを被着した給油口が現われるように
なっている。 〔発明が解決しようとする課題〕 このような構成にあっては、レッグシールド後面の蓋板
がステップフロアの上方で開閉されるため、乗員が乗車
したままで給油作業を行なうには、乗員の足部が邪魔と
なって給油が甚だ困難であり、給油作業の度に乗員が車
両から降りたり、車体をスタンド掛けしなけれならない
という煩わしさがあった。 本発明は、このような実情を背景にしてなされたもの
で、乗員が乗車したままでも容易に給油することのでき
る自動二・三輪車の給油構造を提供しようとするもので
ある。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明は、シートの前部下方にステップフロアを
備え、該ステップフロアの内部に燃料タンクを配設し、
車体前部にレッグシールドを設けてなる自動二・三輪車
において、前記レッグシールドにインナボックスを車体
後方へ膨出させ、該インナボックスの側壁にフュエルリ
ッドを開閉可能に設け、該フュエルリッド内に前記燃料
タンクへの給油口を車体側方へ臨ませたことを特徴とし
ている。 〔作 用〕 上記の構成によれば、給油作業が車体側方から行なわれ
るようになり、乗員が車両に乗ったままでも給油作業の
邪魔にならず、給油の度に車両から降りないで済むよう
になる。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。 第1図は、本発明を適用したスクータタイプの自動二・
三輪車1の側面形状を示し、車体2の前部には前車輪3
が、後部には後車輪4がそれぞれ取り付けられ、車体2
の後方上部にシート5が配設されると共に、該シート5
の前方に前車輪3を操向するハンドル6が設けられ、更
にシート5を載置したリアボディ7の下方に、エンジン
ユニット8が後車輪4の側部に配置されている。 燃料タンク10は、それ自体が偏平な形状を呈しており、
ステアリングヘッドからやや下がりながら車体2の中央
部を後方に延びるメインフレーム20と、該フレーム20の
下部両側に延設されるフロアプレート21と、燃料タンク
10の下部及び両側を覆うカバー22とからなるステップフ
ロア23の内部に配設されるもので、この燃料タンク10
は、四隅部に設けた固定ブラケット11を、フロアプレー
ト21の両側縁21a,21aにボルト・ナット12の螺着によっ
て固定される。 ステップフロア23の車体前部側には、レッグシールド24
が立ち上がって配設されており、該レッグシールド24の
上部中央に、大型のインナボックス25が車体後部方向へ
膨出して設けられている。レッグシールド24の左側部に
は、燃料タンク10の車体前部側に連設された給油パイプ
13が配設されており、またインナボックス25の車体左側
壁には、フュエルリッド26が開閉可能に設けられてい
る。 給油パイプ13は、給油口13aと接続ホース13bとからなっ
ており、キャップ27を被着した給油口13aの上部を、上
記フュエルリッド26の内側に臨ませて配設し、給油口13
aと燃料タンク10と接続ホース13bで連結しており、燃料
タンク10へ給油する際には、給油口13aを覆うフュエル
リッド26を車体側方へ開いて、車体側部から給油作業を
行なうようになっている。 給油口13aには、オーバフロー管14及びブリーザチュー
ブ15とが接続されており、オーバフロー管14により給油
時等にオーバフローしたガソリンを車体下方に排出し、
また燃料タンク10内に配置されるブリーザチューブ15の
口端部のエア抜き孔15aより、燃料タンク10内に発生す
る圧力を、ブリーザチューブ15を介して上方の給油口13
aを逃がすようになっている。燃料タンク10の後部に
は、エンジンへの燃料を供給するための燃料ホース16が
引き出され、該ホース16の途中に燃料ポンプ17が介装さ
れている。 レッグシールド24の一部を構成するレッグシールドパネ
ル28の下端には、ステップフロア23とレッグシールド24
とを画成する隔板29が延設され、その先端をフロアプレ
ート21下部の嵌合部21bに嵌合させており、隔壁29に
は、上記接続ホース13bや後述するオーバフロー管14及
びブリーザチューブ15を挿通する開口29aが設けられて
いる。 本実施例は以上説明したように、燃料タンクと給油口と
の連通口をパイプ材で構成し、この接続パイプの通路を
ステップフロアとレッグシールドを画成するレッグシー
ルドパネルの隔板を貫通する車体内部を利用したもので
あるから、占有面積が少なくて済み、ステップフロアや
レッグシールド形状を大形化することなく配設できて、
ステップフロアの利用スペースも充分確保することがで
きる。 また、給油用のフュエルリッドを、インナボックスの車
体左側壁に設けたことにより、フュエルリッドが開かれ
る車体側方から給油作業が行なわれるようになるので、
乗員が乗車したままでも容易に給油することができ、給
油作業の度に乗員が車両から降りたり、車体をスタンド
掛けしなけれならないといった煩しさが解消される。
【発明の効果】
本発明に係る自動二・三輪車の給油構造は、車体前部の
レッグシールドにインナボックスを車体後方へ膨出さ
せ、該インナボックスの側壁にフュエルリッドを開閉可
能に設けて、該フュエルリッド内に燃料タンクへの給油
口を車体側方へ臨ませたことにより、燃料タンクへの給
油作業が車体側方から行なわれるようになるので、乗員
が乗車したままでも容易に給油することができ、給油作
業の度に乗員が車両から降りたり、車体をスタンド掛け
しなければならなかった従来の煩しさを解消することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動二輪車の側面図、
第2図は自動二輪車の車体前部の拡大縦断側面図、第3
図は第2図のIII−III断面図、第4図は第3図のIV−IV
断面図、第5図は同じく第3図のV−V断面図、第6図
は第2図のVI−VI断面図である。 1……自動二輪車、2……車体、3……前車輪、4……
後車輪、5……シート、8……エンジンユニット、10…
…燃料タンク、11……固定ブラケット、13……給油パイ
プ、13a……給油口、13b……接続ホース、14……オーバ
フロー管、15……ブリーザチューブ、20……メインフレ
ーム、21……フロアプレート、22……カバー、23……ス
テップフロア、24……レッグシールド、25……インナボ
ックス、26……フュエルリッド、28……レッグシールド
バネル、29……隔板、29a……開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートの前部下方にステップフロアを備
    え、該ステップフロアの内部に燃料タンクを配設し、車
    体前部にレッグシールドを設けてなる自動二・三輪車に
    おいて、前記レッグシールドにインナボックスを車体後
    方へ膨出させ、該インナボックスの側壁にフュエルリッ
    ドを開閉可能に設け、該フュエルリッド内に前記燃料タ
    ンクへの給油口を車体側方へ臨ませたとを特徴とする自
    動二・三輪車の給油構造。
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