JPH0671943U - 車両用終減速機 - Google Patents
車両用終減速機Info
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- JPH0671943U JPH0671943U JP1411693U JP1411693U JPH0671943U JP H0671943 U JPH0671943 U JP H0671943U JP 1411693 U JP1411693 U JP 1411693U JP 1411693 U JP1411693 U JP 1411693U JP H0671943 U JPH0671943 U JP H0671943U
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- Japan
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- retainer
- carrier
- carrier case
- pinion
- end surface
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 title claims 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 abstract description 16
- 238000003756 stirring Methods 0.000 abstract description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 10
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- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Retarders (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 潤滑油の撹拌抵抗を低減する。
【構成】 リテーナ3のキャリアケースに面した端面に
前記キャリアケースと当接する厚肉部3aとキャリアケ
ースと所定の間隙を備えた薄肉部3bをそれぞれ所定の
位置に形成する一方、リテーナ3のキャリアカバーに面
した端面を平滑に形成するとともに、平滑に形成した端
面の所定の位置に所定の深さの座ぐり部31を備えた貫
通孔を設け、前記キャリアケースに螺合する六角穴付き
ボルト30を前記座ぐり部31に収装する。
前記キャリアケースと当接する厚肉部3aとキャリアケ
ースと所定の間隙を備えた薄肉部3bをそれぞれ所定の
位置に形成する一方、リテーナ3のキャリアカバーに面
した端面を平滑に形成するとともに、平滑に形成した端
面の所定の位置に所定の深さの座ぐり部31を備えた貫
通孔を設け、前記キャリアケースに螺合する六角穴付き
ボルト30を前記座ぐり部31に収装する。
Description
【0001】
本考案は、車両の終減速機に関し、特に、終減速機のピニオンを軸支する軸受 の支持構造の改良に関する。
【0002】
車両の変速装置等からの駆動力を車軸に伝達する終減速機として、本願出願人 による実公平4−35631号公報に開示されるインラインタンデム型の終減速 機が知られており、変速装置からの駆動力を複数の駆動軸に分配するため、各駆 動軸の終減速機に設けたデバイダギヤで駆動力を分配する一方、このデバイダギ ヤと噛み合うピニオンドライブギヤを介してピニオンを駆動する。このピニオン はベアリングを介して図4に示すリテーナ90に支持され、さらにこのリテーナ 90はリングギヤを収装するキャリアケースに取り付けられる。
【0003】
しかしながら、上記従来の終減速機では図4にも示すようにリテーナ90の端 面にボス91を突設し、このボス91を貫通したボルト92によってリテーナ9 0をキャリアケースへ取り付けていた。このため、ボス91及びボス91から突 出したボルト92の頭部に高速で回転するピニオンによって撹拌された潤滑油が 衝突して撹拌抵抗を増大させ、さらに、この撹拌抵抗の増大により潤滑油の温度 を上昇させる場合があった。
【0004】 そこで本考案は、潤滑油の撹拌抵抗及び油温の上昇を低減可能な車両用終減速 機を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、キャリアケースに支持されたリテーナと、該リテーナに収装した軸 受に支持されてリングギヤに歯合するピニオンと、キャリアカバーに収装されて 前記ピニオンを駆動するギヤとを備えた車両用終減速機において、前記リテーナ のキャリアケースに面した端面に前記キャリアケースと当接する厚肉部と前記キ ャリアケースと所定の間隙を備えた肉抜き部をそれぞれ所定の位置に形成する一 方、前記リテーナのキャリアカバーに面した端面を平滑に形成するとともに、前 記平滑に形成した端面の所定の位置に所定の深さの座ぐり部を備えた貫通孔を設 ける。
【0006】
したがって、キャリアカバーに面したリテーナの端面を平滑に形成すると共に 、このリテーナの端面に座ぐり部を備えた貫通孔を設けたため、リテーナをキャ リアケースに締結するボルトの頭部を座ぐり部に収装してリテーナの端面から突 出するボルトの高さを低減することができ、ピニオンの回転に伴う潤滑油の撹拌 抵抗を低減して潤滑油の温度上昇を防ぐことが可能となって、リテーナに設けた 肉抜き部を介してキャリアケースの内部とを連通して潤滑油の流れを円滑にする ことができる。
【0007】
以下、本考案をトラック等に使用されるインラインタンデム型の終減速機に適 用した場合の実施例を図1、図2に示す。
【0008】 図1において、キャリアケース2は例えば、2つの駆動軸を備える車両の後前 軸を駆動する差動装置を収装しており、図示しないプロペラシャフトにより駆動 される入力軸4には全体を5で示すインタアクスルディファレンシャルのスパイ ダシャフト6がスプライン結合され、入力軸4の駆動力はスパイダシャフト6を 介してピニオン7に伝達される。ピニオン7とかみ合うサイドギヤ8にスプライ ン結合された出力軸9によって図示しない後後軸へ動力が伝達される。
【0009】 一方、ピニオン7とかみ合うデバイダギヤ10はピニオン13の軸部13aに 同軸的に固定されたピニオンドライブギヤ11と噛み合い、さらにピニオン13 はキャリアケース2に軸支されたリングギヤ12と噛み合ってこのリングギヤ1 2に結合された図示しない差動装置を介して後前軸を駆動する。
【0010】 ピニオン13はリテーナ3に嵌合保持されたベアリング14、15に支持され 、このリテーナ3はキャリアケース2の端面2aに締結される。そして、リテー ナ3を境にして車両前方(図中左側)をキャリアカバー1に、車両後方(図中右 側)をキャリアケース2によりそれぞれ覆われて、キャリアカバー1及びキャリ アケース2の内部はそれぞれ気密を保持される一方、キャリアカバー1の内部と キャリアケース2の底部に画成した油室2bは後述するように連通される。
【0011】 リテーナ3は図2にも示すように、ベアリング14、15の外周と嵌合する貫 通孔3cを備えた筒状の部材により形成され、リテーナ3のキャリアカバー1に 面した端面はほぼ平滑に形成される一方、他の端面はキャリアケース2の内周と 嵌合する円筒状の嵌合部3dを形成する。
【0012】 リテーナ3の外周の所定の位置には所定の肉厚の厚肉部3aを備える一方、厚 肉部3a、3aの間には肉抜き部として厚肉部より薄い所定の肉厚の薄肉部3b が形成され、厚肉部3aの端面はキャリアケース2の端面2aに当接する一方、 キャリアケース2の端面2aと薄肉部3bとの間には図3に示すように、所定の 間隙Cが形成され、この間隙Cとキャリアケース2に設けられた貫通孔2cを介 してキャリアケース2の油室2bとキャリアカバー1の内部が連通する。
【0013】 さらに、リテーナ3の厚肉部3aの所定の位置には貫通孔33が設けられると 共に、この貫通孔33のキャリアカバー1側の端面からは所定の深さの座ぐり部 31が設けられ、貫通孔33に挿通された六角穴付きボルト30はキャリアケー ス2に設けられたねじ20に螺合することにより座ぐり部31をキャリアケース 2へ押圧することによりリテーナ3をキャリアケース2に固定する。
【0014】 なお、キャリアケース2の油室2bに満たされた図示しない潤滑油は、キャリ アカバー1の内部に形成された通路16を介してピニオン13に駆動されるポン プ17へ吸引され、キャリアカバー1及びキャリアケース2の内部の各ギヤへ圧 送される。
【0015】 以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0016】 入力軸4の回転に伴ってデバイダギヤ10及びピニオンドライブギヤ11が駆 動され、ピニオン13がリングギヤ12を駆動して図示しない後前軸が駆動され る。
【0017】 このとき、ピニオン13の回転に伴ってポンプ17が駆動され、油室2bの潤 滑油は通路16を介してインタアクスルディファレンシャル5、デバイダギヤ1 0等のギヤを潤滑した後、一部はキャリアカバー1の内周底部に落下してピニオ ンドライブギヤ11によって撹拌される一方、このキャリアカバー1の内周底部 に落下した潤滑油はリテーナ3の薄肉部3bとキャリアケース2との間隙C及び キャリアケース2の貫通孔2cを介して油室2bに戻る。
【0018】 油室2bに戻ろうとする潤滑油はキャリアカバー1の内部で撹拌されるが、リ テーナ3のキャリアカバー1側の端面は平滑に形成され、さらに、六角穴付きボ ルト30の頭部を座ぐり部31に収装したため、撹拌された潤滑油を円滑に流す ことが可能となって油温の上昇を抑制することが可能となり、さらに、リテーナ 3に薄肉部3bを設けたため、薄肉部3bとキャリアケース2の端面2aとの間 に形成した間隙Cを介してキャリアカバー1の潤滑油を油室2bへ円滑に戻すこ とが可能となり、特に潤滑油通路を形成する必要がなくなって、部品点数又は加 工工数の低減を推進することができ、また、リテーナ3の軽量化を図ることがで きる。
【0019】
以上のように本考案によれば、リテーナのキャリアカバーに面した端面を平滑 に形成し、さらに、ボルトを挿通する貫通孔に座ぐり部を設けたため、ボルトの 頭部を座ぐり部に収装してリテーナの端面からのボルト頭部の突出高さを低減で き、キャリアカバーの内部で撹拌された潤滑油を円滑に流すことが可能となって 撹拌抵抗を低減して油温の上昇を抑制することが可能となり、さらに、リテーナ に肉抜き部を設けたため、潤滑油通路を形成することなくキャリアケースへ潤滑 油を戻すことが可能となり、部品点数又は加工工数の低減を推進するとともにリ テーナの軽量化も図ることができる。
【図1】本考案の実施例を示す終減速機の断面図であ
る。
る。
【図2】同じくリテーナの一部を示す斜視図である。
【図3】同じくリテーナの薄肉部を示す部分断面図であ
る。
る。
【図4】従来の例を示すリテーナの部分斜視図である。
1 キャリアカバー 2 キャリアケース 3 リテーナ 3a 厚肉部 3b 薄肉部 11 ピニオンドライブギヤ 12 リングギヤ 13 ピニオン 14、15 ベアリング 30 六角穴付きボルト 31 座ぐり部
Claims (1)
- 【請求項1】 キャリアケースに支持されたリテーナ
と、該リテーナに収装した軸受に支持されてリングギヤ
に歯合するピニオンと、キャリアカバーに収装されて前
記ピニオンを駆動するギヤとを備えた車両用終減速機に
おいて、前記リテーナのキャリアケースに面した端面に
前記キャリアケースと当接する厚肉部と前記キャリアケ
ースと所定の間隙を備えた肉抜き部をそれぞれ所定の位
置に形成する一方、前記リテーナのキャリアカバーに面
した端面を平滑に形成するとともに、前記平滑に形成し
た端面の所定の位置に所定の深さの座ぐり部を備えた貫
通孔を設けたことを特徴とする車両用終減速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993014116U JP2585852Y2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 車両用終減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993014116U JP2585852Y2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 車両用終減速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671943U true JPH0671943U (ja) | 1994-10-07 |
| JP2585852Y2 JP2585852Y2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=11852154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993014116U Expired - Lifetime JP2585852Y2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 車両用終減速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585852Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012245688A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Seiko Epson Corp | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム |
| CN108691787A (zh) * | 2017-04-03 | 2018-10-23 | 株式会社岛津制作所 | 真空泵 |
| JP2021104765A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | ダイハツ工業株式会社 | 油路構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0435631U (ja) * | 1990-07-23 | 1992-03-25 |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP1993014116U patent/JP2585852Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0435631U (ja) * | 1990-07-23 | 1992-03-25 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012245688A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Seiko Epson Corp | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム |
| CN108691787A (zh) * | 2017-04-03 | 2018-10-23 | 株式会社岛津制作所 | 真空泵 |
| JP2018178733A (ja) * | 2017-04-03 | 2018-11-15 | 株式会社島津製作所 | 真空ポンプ |
| CN117588425A (zh) * | 2017-04-03 | 2024-02-23 | 株式会社岛津制作所 | 真空泵 |
| JP2021104765A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | ダイハツ工業株式会社 | 油路構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2585852Y2 (ja) | 1998-11-25 |
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Legal Events
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