JPH067231U - 非直線性誘電体素子 - Google Patents

非直線性誘電体素子

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JPH067231U
JPH067231U JP9106391U JP9106391U JPH067231U JP H067231 U JPH067231 U JP H067231U JP 9106391 U JP9106391 U JP 9106391U JP 9106391 U JP9106391 U JP 9106391U JP H067231 U JPH067231 U JP H067231U
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JP
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inorganic insulating
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electrodes
linear dielectric
electrode
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JP9106391U
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久男 阿部
典正 坂本
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TDK Corp
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導体層の切れ及び電極溜りを防止すると共
に、破壊電圧を低下させることなく、安定した高いパル
ス電圧を維持し得る非直線性誘電体素子を提供する。 【構成】 電極21、22は非直線性誘電体素体1の厚
み方向の両面に設けられている。無機質絶縁層31、3
2は電極21、22の少なくとも一方に設けられ、電極
21、22の外周端縁211、221のほぼ全周をリン
グ状に覆っている。導体層51、52は無機質絶縁層3
1、32の上に設けられ、電極21、22と導通してい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高電圧パルス発生用として好適な非直線性誘電体素子に関し、無機 質絶縁層が、非直線性誘電体素体の厚み方向の両面に設けられた電極の少なくと も一方に設けられ、電極の外周端縁のほぼ全周をリング状に覆い、導体層が、無 機質絶縁層の上に設けられ、電極と導通することにより、破壊電圧を低下させる ことなく、安定した高いパルス電圧を維持し得る非直線性誘電体素子を提供でき るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の非直線性誘電体素子は、例えば放電灯の無接点始動器として使用され る。先行技術文献としては、特開昭63ー136612号公報、特開昭63ー2 96209号公報等が知られている。これらの従来技術においては、非直線性誘 電体素体の両面に形成されている電極のほぼ全面を、強誘電性結晶化ガラスによ って覆い、強誘電性結晶化ガラスの上にリード導体を固定し、強誘電性結晶化ガ ラスを貫通させた通電部によって、リード導体を電極に導通させてあった。
【0003】 しかしながら、電極のほぼ全面を、強誘電性結晶化ガラスによって覆う従来構 造では、破壊電圧は高くなるものの、パルス電圧が低下することが分った。
【0004】 そこで、所定の破壊電圧を確保して、パルス電圧の低下を防止する考案として 実願平3−7774が提案されている。
【0005】 図15は、実願平3−7774で開示した従来の非直線性誘電体素子の正面断 面図である。図において、1は非直線性誘電体素体、21、22は電極、31、 32、41、42は強誘電性結晶化ガラス、51、52は導体層、61、62は リード導体、71、72は接合材を示している。強誘電性結晶化ガラス31、3 2は、所定の破壊電圧を確保するために、電極21、22の外周端縁にリング状 に設けられて絶縁層を構成している。強誘電性結晶化ガラス41、42は、リ− ド導体61、62と電極21、22とを接合する場合の銀くわれ等を防止するた めに、リ−ド導体61、62と電極21、22との間に設けられて絶縁層を構成 している。導体層51、52は、絶縁層41、42の上に印刷により形成され、 一端側511、521が電極21、22と導通している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図15に示す従来例では、リング状の絶縁層31と絶縁層41 とが分離された構造となっているから、図16に示すように、印刷方向aとして 導体層51を印刷する場合、絶縁層31と絶縁層41との段差d1のために、印 刷時の印圧が導体層51のA側の部分で高くなり、A側のエッヂ部分で切れが生 じたり、電極溜り50を生ずることがある。この導体層51の切れ及び電極溜り 50はパルス電圧の低下またはバラツキを生じる。
【0007】 そこで、本考案の課題は上述する問題点を解決し、導体層の切れ及び電極溜り を防止すると共に、破壊電圧を低下させることなく、安定した高いパルス電圧を 維持し得る非直線性誘電体素子を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題解決のため、本考案は、非直線性誘電体素体と、電極と、無機質 絶縁層と、導体層を有する非直線性誘電体素子であって、 前記電極は、前記非直線性誘電体素体の厚み方向の両面に設けられており、 前記無機質絶縁層は、前記電極の少なくとも一方に設けられ、前記電極の外周 端縁のほぼ全周をリング状に覆っており 前記導体層は、前記無機質絶縁層の上に設けられ、前記電極と導通しているこ と を特徴とする。
【0009】
【作用】 無機質絶縁層は、電極の少なくとも一方に設けられ、電極の外周端縁のほぼ全 周をリング状に覆っているので、電極間の電圧破壊を生じにくくなる。
【0010】 導体層は、無機質絶縁層の上に設けられ、電極と導通しているから、段差を生 ずることがなく、導体層の切れ及び電極溜りを生ずることなく印刷により形成で きる。このため、導体層の切れ及び電極溜りによるパルス電圧の低下及びバラツ キを防止し、安定した高いパルス電圧を維持できる。
【0011】 導体層は、無機質絶縁層の上に設けられているので、電極を覆う無機質絶縁層 の面積を減少させることができ、パルス電圧の低下を防止できる。
【0012】 無機質絶縁層のリングの幅は、要求される破壊電圧によって決定される。従っ て、要求される破壊電圧が低い場合は、導体層を設ける無機質絶縁層部分に突起 を設け、リングの幅を狭くすることにより、電極を覆う無機質絶縁層の面積を減 少させることができ、パルス電圧の低下を防止できる。
【0013】
【実施例】
図1は本考案に係る非直線性誘電体素子の正面断面図、図2は同じくその平面 図である。図において、1は非直線性誘電体素体、21及び22は電極、31及 び32は無機質絶縁層、51及び52は導体層、61及び62はリード導体、7 1及び72は接合材を示している。
【0014】 非直線性誘電体素体1を構成する材料は周知である。代表例として、チタン酸 バリウム系強誘電体磁器材料があり、BaTiO3-Sn系またはBaTiO3-Zn系が実用化さ れている。非直線性誘電体素体1は円形や角形等の任意の形状を有する平板状と なっている。
【0015】 電極21、22は、非直線性誘電体素体1の厚み方向の両面に形成されている 。電極21、22の電極材料も周知である。代表例として、Ag合金等をあげる ことができる。図示の電極21、22は外周端縁211、221が非直線性誘電 体素体1の外周面からギャップG1 だけ内側に位置するように設けられている。 無機質絶縁層31、32は、電極21、22の少なくとも一方に設けられ、電極 21、22の外周端縁211、221のほぼ全周をリング状に覆っている。無機 質絶縁層31、32は、好ましくは、チタン、バリウム系セラミック粉末を含有 する強誘電性結晶化ガラスにより構成される。無機質絶縁層31、32は、電極 21、22の外周端縁211、221の外側に0.1mm以上の被覆領域G2が 生ずるように設けるのが望ましい。
【0016】 導体層51、52は、無機質絶縁層31、32の上にそれぞれ設けられ、端部 511、521が電極21、22と導通している。無機質絶縁層31、32に図 示しない貫通孔を設けて、導体層51、52と電極21、22との導通をとるこ とも可能である。
【0017】 リード導体61、62はニッケル、鉄ーニッケル、鉄ーニッケルーコバルト系 合金等によって構成できる。これらのリード導体61、62は接合材71、72 によって導体層51、52上に固着されている。リード導体61、62と導体層 51、52との接合材71、72はロウ付け材等が用いられる。
【0018】 以上述べたように、無機質絶縁層31、32は、電極21、22の少なくとも 一方に設けられ、電極21、22の外周端縁211、221のほぼ全周をリング 状に覆っているので、電極21−22間の電圧破壊を生じにくくする。
【0019】 導体層51、52は、無機質絶縁層31、32の上に設けられ、電極21、2 2と導通しているから、従来のような段差を生ずることがなく、導体層51、5 2の切れ及び電極溜りを生ずることなく印刷により形成できる。このため、導体 層51、52の切れ及び電極溜りによるパルス電圧の低下及びバラツキを防止し 、安定した高いパルス電圧を維持できる。
【0020】 導体層51、52は、無機質絶縁層31、32の上に設けられているので、電 極21、22を覆う無機質絶縁層31、32の面積を減少させることができ、パ ルス電圧の低下を防止できる。
【0021】 無機質絶縁層31、32のリングの幅W1は、要求される破壊電圧によって決 定される。従って、要求される破壊電圧が低い場合は、図示のように、導体層5 1、52を設ける無機質絶縁層部分に突起311、321を設け、リングの幅W 1を狭くすることにより、電極21、22を覆う無機質絶縁層31、32の面積 を減少させることができ、パルス電圧の低下を防止できる。
【0022】 次に実測データによって、本考案の効果を説明する。図3は従来品及び本考案 品のパルス電圧特性データをグラフ化して示す図、図4は図3のデータを得るの に用いられたパルス電圧測定回路である。従来品は、図15に示すように、電極 中央部にリ−ド導体61、62を有したものである。
【0023】 図3に示すように、従来品ではパルス電圧が約970Vから1150Vの範囲 にあり、約180Vのバラツキを生じている。しかも、パルス電圧は低い方向に バラツキを生じる傾向がある。これに対して、本考案品ではパルス電圧は約10 50V〜1150Vの範囲にあり、約100Vのバラツキに納まっている。しか も、最も低いパルス電圧でも1050V程度であり、従来品よりもパルス電圧が 高くなることを示している。
【0024】 図5〜図14に他の実施例を示す。図5〜図8は正面断面図、図9〜図14は 平面図である。
【0025】 図5では、無機質絶縁層31、32は、非直線性誘電体素体1の表面側から裏 面側に連続し、非直線性誘電体素体1の外周面の全体を覆うように設けてある。 図6では、無機質絶縁層31、32は、非直線性誘電体素体1の表面側及び裏面 側において互いに独立し、非直線性誘電体素体1の外周面の一部を覆うように設 けられている。図7では、電極21、22のうち、電極21のみに無機質絶縁層 31を付与した例を示している。図8では、電極21のみに、非直線性誘電体素 体1の端面から外周面に達するように、無機質絶縁層31を設けた例を示してい る。何れの実施例の場合も、第1図及び第2図を参照して説明したと同様の作用 及び効果が得られる。図5の実施例では、電極21−電極22間の破壊電圧は最 も高くなるので、導体層51、51を最も外周側に設けることができ、最も効果 的にパルス電圧の低下が防止できる。
【0026】 図9は非直線性誘電体素体1の外形を四角形状にし、長軸方向にリ−ド導体6 1、62を設けた例、図10は非直線性誘電体素体1の四隅部を弧状にし、長軸 方向にリ−ド導体61、62を設けた例、図11は非直線性誘電体素体1の相対 する両端を半円弧状にし、長軸方向にリ−ド導体61、62を設けた例、図12 は非直線性誘電体素体1の四隅部を弧状にし、短軸方向にリ−ド導体61、62 を設けた例であり、図9〜図12の各実施例とも、無機質絶縁層31、32を、 長軸、短軸ともに対称となるように設けてある。この実施例では、印刷の方向性 がなくなるので、導体層51、52の形成が容易になる。図13、14は非直線 性誘電体素体1の四隅部を弧状にし、長軸または短軸方向にリ−ド導体61、6 2を設け、電極21、22を覆う無機質絶縁層31、32の面積を最小限に抑え た例である。この実施例では、パルス電圧の低下が最も抑制される。
【0027】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、次のような効果が得られる。 (a)無機質絶縁層は、電極の少なくとも一方に設けられ、電極の外周端縁のほ ぼ全周をリング状に覆っているので、破壊電圧を低下させることなく、安定した 高いパルス電圧を維持し得る非直線性誘電体素子を提供できる。 (b)導体層は、無機質絶縁層の上に設けられ、電極と導通しているから、導体 層の切れ及び電極溜りによるパルス電圧の低下及びバラツキを防止し、安定した 高いパルス電圧を維持し得る非直線性誘電体素子を提供できる。 (c)導体層は、無機質絶縁層の上に設けられているので、電極を覆う無機質絶 縁層の面積を減少させることができ、パルス電圧の低下を防止し、安定した高い パルス電圧を維持し得る非直線性誘電体素子を提供できる。 (d)無機質絶縁層は、突起部分を有し、突起部分がリングの内周側から中心に 向って電極を覆っているので、電極を覆う無機質絶縁層の面積を減少させること ができ、パルス電圧の低下を防止し、安定した高いパルス電圧を維持し得る非直 線性誘電体素子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る非直線性誘電体素子の正面断面図
である。
【図2】本考案に係る非直線性誘電体素子の平面図であ
る。
【図3】従来品及び本考案品のパルス電圧特性データを
グラフ化して示す図である。
【図4】図3のデータを得るのに用いられたパルス電圧
測定回路である。図5〜図8本考案に係る非直線性誘電
体素子の他の実施例における各正面断面図である。図9
〜図14本考案に係る非直線性誘電体素子の他の実施例
における各平面図である。
【図15】従来の非直線性誘電体素子の正面断面図であ
る。
【図16】印刷方法により導体層を形成する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 非直線性誘電体素体 21、22 電極 31、32 無機質絶縁層 51、52 導体層 61、62 リ−ド導体 71、72 接合材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非直線性誘電体素体と、電極と、無機質
    絶縁層と、導体層を有する非直線性誘電体素子であっ
    て、 前記電極は、前記非直線性誘電体素体の厚み方向の両面
    に設けられており、 前記無機質絶縁層は、前記電極の少なくとも一方に設け
    られ、前記電極の外周端縁のほぼ全周をリング状に覆っ
    ており前記導体層は、前記無機質絶縁層の上に設けら
    れ、前記電極と導通していることを特徴とする非直線性
    誘電体素子。
  2. 【請求項2】 前記無機質絶縁層は、突起部分を有し、
    前記突起部分が前記リングの内周側から中心に向って前
    記電極を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の
    非直線性誘電体素子。
  3. 【請求項3】 前記無機質絶縁層は、強誘電性結晶化ガ
    ラスでなることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の非直線性誘電体素子。
JP9106391U 1991-10-09 1991-10-09 非直線性誘電体素子 Withdrawn JPH067231U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208