JPH0672325U - 上部旋回式作業車の操作レバー構造 - Google Patents
上部旋回式作業車の操作レバー構造Info
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- JPH0672325U JPH0672325U JP1437193U JP1437193U JPH0672325U JP H0672325 U JPH0672325 U JP H0672325U JP 1437193 U JP1437193 U JP 1437193U JP 1437193 U JP1437193 U JP 1437193U JP H0672325 U JPH0672325 U JP H0672325U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 この考案は、作業機の上部旋回にもかかわら
ず、主変速レバーは従前と同じ前進、後進操作をするこ
とによって作業機側からみた走行装置の前進、後進作動
が行えるようにした上部旋回式作業車の操作レバー構造
に関する。 【構成】 上部旋回式作業車において、作業機側に装着
された主変速レバー19の連動終端アーム21の基端を、作
業機の旋回中心に位置せしめ、該基端を支点として該ア
ーム21先端を上下動自在で、かつ旋回自在となるように
構成し、また、走行装置側には、HST主変速機構と連
結した傾動体34を傾動自在に枢支し、該枢支部を中心に
傾動体34が傾動することによりHST主変速機構の前後
進操作が行われるべく構成し、しかも、傾動体34は作業
機の旋回位置にかかわらず連動終端アーム21の旋回仮想
線上に常に位置して連動終端アームに連動すべく構成し
た。
ず、主変速レバーは従前と同じ前進、後進操作をするこ
とによって作業機側からみた走行装置の前進、後進作動
が行えるようにした上部旋回式作業車の操作レバー構造
に関する。 【構成】 上部旋回式作業車において、作業機側に装着
された主変速レバー19の連動終端アーム21の基端を、作
業機の旋回中心に位置せしめ、該基端を支点として該ア
ーム21先端を上下動自在で、かつ旋回自在となるように
構成し、また、走行装置側には、HST主変速機構と連
結した傾動体34を傾動自在に枢支し、該枢支部を中心に
傾動体34が傾動することによりHST主変速機構の前後
進操作が行われるべく構成し、しかも、傾動体34は作業
機の旋回位置にかかわらず連動終端アーム21の旋回仮想
線上に常に位置して連動終端アームに連動すべく構成し
た。
Description
【0001】
この考案は、上部旋回式作業車の操作レバー構造に関する。
【0002】
従来、走行装置の上方に、刈取り部や脱穀部を備えた作業機を旋回自在に載置 し、走行装置の向きはそのままにして作業機のみを180度転回させて向きを反 転できるように構成した上部旋回式作業車があり、例えば、実開昭50-1438 号、 特開昭47-42122号等に開示されている。
【0003】
ところが、かかる上部旋回式作業車においては、刈取部や脱穀部と共に運転席 も上部の作業機の回転にともなって方向転換するため、オペレーターは、着席し て運転操作時に走行装置と作業機とが本来の向きに一致しているのか、或は作業 機は反転した向きなのかが判別しにくく、操作時にその都度確認をしなければな らず、更には作業機の向きが反転していることの認識をしていても、主変速レバ ーの前進と後進の操作を反対にして常に運転席着座の向きで走行するように操作 することは煩雑であった。
【0004】
この考案は、走行装置の上部に作業機を旋回自在に装着した上部旋回式作業車 において、作業機側に装着された主変速レバーの連動終端アームの基端を、作業 機の旋回中心に位置せしめ、該基端を支点として該アーム先端を上下動自在で、 かつ旋回自在となるように構成し、また、走行装置側には、HST主変速機構と 連結した傾動体を傾動自在に枢支し、該枢支部を中心に傾動体が傾動することに よりHST主変速機構の前後進操作が行われるべく構成し、しかも、傾動体は作 業機の旋回位置にかかわらず連動終端アームの旋回仮想線上に常に位置して連動 終端アームの上下動に連動すべく構成し、該アームの上下動作動により傾動して 前後進のHST主変速操作が行えるようにした上部旋回式作業車の操作レバー構 造を提供せんとするものである。
【0005】
この考案では、作業機を反転旋回しない通常の走行装置と作業機との位置関係 においては、作業機側にある主変速レバーの終端にある連動終端アームは、傾動 体の枢支部を中心にして傾動体右側半部と係合する連動位置にある。
【0006】 この状態において、主変速レバーを前進方向に操作すると連動終端アームは基 端を中心に下方に回動し、従って、傾動体は該アームによって「時計方向」に回 動し、右側半部が下方に傾動することになり、HST主変速機構を前進方向にシ フトする。
【0007】 次いで、走行装置上方の作業機を旋回した場合には、作業機の旋回にともない 主変速レバーの連動機構も旋回して方向が反転する。
【0008】 この際、主変速レバーの連動機構の一部を構成した連動終端アームは、その基 端が旋回中心線上に位置しているので基端を中心にして先端が円弧状に旋回する 。
【0009】 しかも、その旋回仮想線上には、傾動体が位置しているので、旋回後には従前 の傾動体との連動位置から旋回した分だけ連動位置が移動し、具体的には、例え ば180度変位した位置で傾動体と連動状態になっている。
【0010】 この変位した位置で作業機側の主変速レバーを従前と同じ前進方向にレバー操 作を行うと、連動終端アームは、従前と同じく基端を中心にして先端が下方に回 動する。
【0011】 しかし、該アーム先端が従前と同じく下方に回動しても該アームと傾動体との 連動位置は、従前と180度反対の位置に移動しているので、傾動体は、枢支部 の枢軸を中心に従前と反対の方向に回動する。
【0012】 すなわち、従前は、枢軸を中心にして傾動体の右側半部の位置で連動終端アー ム先端が係合しその状態で、該アームが下方に回動すると、傾動体は「時計方向 」に傾動し、走行装置AのHSTロッドを前進走行方向にシフトしていたが、連 動終端アームの反転により、傾動体の左側半部の位置で、該アームと傾動体が係 合することになり、従って、該アームが、従前と同じく下方に回動しても傾動体 は従前と反対の「反時計方向」に傾動し、走行装置のHST主変速機構は後進走 行にシフトされる。作業機は従前と反対方向に旋回されているので、走行装置が 後進になると作業機側からみて前進走行となる。
【0013】
この考案の実施例を図面に基づき詳説すれば、図12、図13は、上部旋回式 作業車としてのコンバインの全体側面図を示しており、走行装置Aの上部に作業 機Bを旋回自在に設けて構成している。
【0014】 走行装置Aは、シャーシ1の両側にクローラ2を配設し、クローラ2は、駆動 スプロケット3と緊張輪4と転輪5とに懸架されて、作業機Bから連動された駆 動スプロケット3の駆動により前進及び後進が可能に構成されている。
【0015】 駆動スプロケット3は、シャーシ1に設けたミッション6から動力が伝達され るように構成されており、該ミッション6にはHST変速機構39が設けられてお り、その一部にはHSTロッド38が連設されている。
【0016】 また、ミッション6には、作業機Bの原動機12から動力伝達機構16を介して走 行動力が伝達されるように構成されており、動力伝達機構16は、作業機Bの旋回 にもかかわらず、走行装置Aに円滑に動力が伝達されるように、旋回中心部を貫 通して配設されている。
【0017】 また、作業機Bは、車台8に刈取部9と脱穀部10と運転部11と原動機12とを装 置することにより構成しており、車台8と走行装置Aのシャーシ1との間には、 旋回部13を介設し、車台8は旋回部13を中心にシャーシ1上部で旋回可能に構成 されている。
【0018】 旋回部13は、シャーシ1中央に筒状の軸体14を立設し、軸体14の上部周縁に旋 回ギヤ15を噛合して構成しており、旋回ギヤ15は作業機Bの車台8に装置されて 原動機12からの動力を受けて軸体14の外周を旋回しながら作業機Bを軸体14を中 心に旋回作動させる。
【0019】 作業機Bの原動機12からは動力伝達機構16を介して走行装置Aのミッション6 に動力を伝達すべく構成しており、動力伝達機構16の中途は筒状の軸体14中を貫 通して配設されており、動力伝達機構16の旋回作動は軸体14中に垂設した垂直連 動軸17のベベル噛合部18を介して行われるように構成されている。
【0020】 この考案の要旨は、かかる上部旋回式作業車であるコンバインにおいて、作業 機B側に装着された主変速レバー19の操作が、作業機Bを反転旋回させても、従 前と同じ前後進操作にてコンバインの前進及び後進の作動ができるようにしたこ とにある。
【0021】 すなわち、作業機Bの運転部11には、主変速レバー19が配設されており、該レ バー19は、走行装置Aに設けたHST主変速機構39のHSTロッド38に連動連結 されて、走行装置Aの前進及び後進のシフト作動を行うように構成されている。
【0022】 かかる主変速レバー19には連動機構20を介して連動終端アーム21が連動連結さ れており、具体的に連動機構20を説明すると、図1に示すように主変速レバー19 の中途は第1支点22で枢支されて該レバー19の下端には、第1ロッド23始端が連 結され、該ロッド23の終端には、第1アーム24が垂設され、該アーム24の下端は 第2支点25に枢支され、第2支点25には第2アーム26が上下回動自在に連結され 、該第2アーム26の先端には第2ロッド27上端が中心連結部28を介して回転自在 に連結されており、第2ロッド27は下方に垂設されて、その下端は、略直角に折 曲した第3アーム29が連設されており、直角に折曲した第3アーム29は、第3支 点30に枢支され、第3アーム29の中途部には、連動終端アーム21が連設されて おり、かかる第3アーム29と連動終端アーム21との連結部31、及び第2アーム26 と第2ロッド27との中心連結部28は、それぞれ作業機Bの旋回中心線C上に位置 して設けられている。
【0023】 従って、主変速レバー19を前方に押すことにより前進操作をすれば第1支点22 を介して第1ロッド23が後方に移動し、第1アーム24及び第2支点25を介して第 2アーム26が上方に回動する。
【0024】 第2アーム26の上方回動により中心連結部28を介して第2ロッド27は上方に移 動し、該ロッド27の下端に連設した第3アーム29は第3支点30を介して時計方向 に回動する。従って、連動終端アーム21も第3アーム29と共に時計方向に回動し て先端が下方に動く(図5参照)。
【0025】 このように、主変速レバー19の前進操作で連動終端アーム21が下方に動くもの であるが、かかる連動終端アーム21は、同時に、作業機Bの旋回により回動すべ く構成されている。
【0026】 そして、上記の主変速レバー19、連動機構20、及び連動終端アーム21は、前述 の通り作業機B側に装着されているものであり、この連動終端アーム21は、走行 装置A側に装着された傾動体34に連動連結されて傾動体34は主変速操作機構に連 動連結されている。
【0027】 ここで、走行装置A側に装着された主変速操作機構について説明すると、図2 、図3に示すように、走行装置Aのシャーシ1には、ブラケット32を介して枢軸 33が突設されており、該枢軸33には、円環状の傾動体34が枢着されている。
【0028】 35は、傾動体34に連設した傾動アームであり、該アーム35の先端が枢軸33に枢 着されている。
【0029】 しかも、枢軸33の軸芯と、第3アーム29の回動軸芯とは同一軸芯上に配設され ている。従って、円環状の傾動体34は、第3アーム29の回動軸芯を中心にして傾 動自在に構成されていることになり、しかも傾動体34の位置は連動終端アーム21 の旋回仮想線上に配設されている。
【0030】 傾動体34は、円環状で内部に環状溝部36を形成しており、傾動体34の横側部に は、主変速アーム37が突設され該アーム37先端には、HSTロッド38が連結され 、該ロッド38はHSTトラニオンを介してHST主変速機構39に連動連結されて 主変速操作が行なえるように構成されており、傾動体34が枢軸33からみて「時計 回り」方向に傾動すると、走行装置Aが前進するようにHST主変速機構39をシ フトするものであり、他方、傾動体34が「反時計回り」方向に傾動すると走行装 置Aが後進するようにHST主変速機構39をシフトするものである。
【0031】 傾動体34の環状溝部36中には連動終端アーム21の先端が遊嵌されており、該ア ーム21は環状溝部36中で旋回すると共に、該アーム21の基端にある連結部31は環 状の傾動体34の円環中心点に位置している。
【0032】 なお、連動終端アーム21の先端は球状となって環状溝部36中を摺動するように 構成されている。
【0033】 また、作業機Bと共に旋回する連動機構20の終端部は、支点軸ユニット40で支 持されている。
【0034】 すなわち、作業機Bの車台8にはブラケット41を介して支軸ステー42が突設さ れており、該ステー42の先端には支軸43が垂設され、支軸43の外周には軸受筒44 が回動自在に遊嵌されており、しかも支軸43は、作業機Bの旋回中心線上に位置 しており、従って、旋回中心線C上には、第2ロッド27上端の中心連結部28と、 連動終端アーム21基端の連結部31と、支軸43とが上下に位置していることになる 。
【0035】 かかる軸受筒44の外周面には、ホルダーステー48が突設され、その先端には連 動機構20終端の第3アーム29を第3支点30にて軸支するアームホルダー47が連設 されている。
【0036】 更には、軸受筒44の外周面には、連動終端アーム21の回転を円滑にし、かつ回 転角度の規制を行うために、作用ピン45とストッパーピン46とが突設され、かつ 、支点越え機能を有する付勢スプリング49の先端が連結されている。
【0037】 すなわち、作用ピン45は、軸受筒44の外周上部に互いに180度の角度を保持 して二個設けられており、作用ピン45の回動軌跡には、作用アーム50が支軸ステ ー42に垂設されており、従って、作業機Bと共に支軸ステー42が旋回すると、図 8、図9に示すように、作用アーム50が作用ピン45のいずれかに当接して軸受筒 44を回転させアームホルダー47を介して連動終端アーム21を回転させさせる。
【0038】 しかも、付勢スプリング49の基端は、走行装置Aのシャーシ1側に取付けられ ているので、作用アーム50が作用ピン45に当接して軸受筒44を支軸43を中心に約 90度回転させると、付勢スプリング49の支点越え機能により、軸受筒44は90 度から180度まで急速に自ら回転して連動終端アーム21を反転させることにな る(図9参照)。
【0039】 また、ストッパーピン46は作用アーム50と干渉しないように軸受筒44の外周下 部に2個突設されており、ストッパーピン46の回動方向には、シャーシ1側にス トッパー当て体51を連設し、付勢スプリング49の支点越え機能により軸受筒44が 左右に回転する場合に、ストッパーピン46がストッパー当て体51に当接すること により180度の回転範囲で停止するように構成している。
【0040】 なお、上記実施例では傾動体34は、片持ち状態で傾動アーム35により支持され ているが、傾動アーム35を両持ち状態に構成することも可能であり、また傾動体 34は円環状に構成されているが、必ずしも円環状の必要はなく、連動終端アーム 21が係合して該アーム21と連動する構造であればよい。
【0041】 この考案の実施例は上記のように構成されているものであり、作業機Bを旋回 しない通常状態において主変速レバー19を前進走行方向に操作すると連動機構20 を介して連動終端アーム21が下方に回動する。
【0042】 該アーム21の先端は、傾動体34の右側半部における環状溝部36中で係合してい るので傾動体34が枢軸33を中心に「時計回り」方向に傾動し、傾動体34に連結し たHSTロッド38を下方に押し下げ作動せしめてHST主変速機構39を前進走行 にシフトさせる。
【0043】 次に、作業機Bを旋回させると、まず、旋回始動時に支軸43が軸受筒44中で回 転しはじめると、支軸ステー42に垂設した作用アーム50が、軸受筒44の作用ピン 45に当接し付勢スプリング49に抗して軸受筒44を共まわりさせる。
【0044】 軸受筒44が約90度回転すると、軸受筒44に連設した連動終端アーム21も90 度(θ1)回転し、図2の状態から図6の状態に移動する。
【0045】 この状態になると、付勢スプリング49が支点越えして、該スプリング48の付勢 によって連動終端アーム21は、図7に示す状態にまで180度(θ2)回転する 。この時点で作業機Bも180度旋回して反転した状態となる。
【0046】 連動終端アーム21が従前と反対位置にまで移動すると、主変速レバー19を反転 旋回状態で前進方向(従前と同じ方向)に操作すると、連動機構20を介して連動 終端アーム21は、従前と同じく先端を下方に回動させる。
【0047】 しかし、該アーム21の先端は、傾動体34の左側半部に移動しているので傾動体 34は枢軸33を中心に「反時計回り」方向に傾動して傾動体34に連結したHSTロ ッド38を上方に持ち上げ作動せしめて、HST主変速機構39を後進走行にシフト させる。
【0048】 走行装置Aは後進方向に走行するが、作業機Bは反転旋回しているので作業機 Bの向きからみると前進方向に走行することになり、旋回方向にかかわらず主変 速レバー19の前進、後進の操作は常に一定している。
【0049】 また、作業機Bを元の方向に旋回させると上述したと逆の状態で連動終端アー ム21が元の位置に回動し、主変速レバー19の前進操作と対応した前進走行が行え るものである。
【0050】 この考案の実施例では、作業機Bが180度旋回して反転する場合について説 明したが、連動終端アーム21が、180度回動の中途で停止しうるべく構成する ことにより、作業機Bの旋回を斜め位置で停止して、そのまま走行しながら作業 が行なえるようにすることも可能である。
【0051】 すなわち、作業機Bの旋回を180度の途中で停止し、その状態で前後進の主 変速レバー操作が行えるようにするものである。
【0052】 例えば、図6に示すように、作業機Bを90度(θ1)旋回すると連動終端ア ーム21は傾動体34の枢支軸芯方向に移動し、この状態では主変速レバー19を操作 せんとしても、連動終端アーム21が回動不能であり、主変速操作が不可能となる 。
【0053】 しかし、図10、図11に示すように作業機Bが0度から90度の範囲(θ3 )、或は90度から180度の範囲(θ4)で旋回停止すると、作業機Bは走行 装置Aに対しθ3,θ4の角度だけ傾斜した状態となりこの状態でも、主変速レ バー19の前述操作によって走行装置Aの前進走行を促すことができるものである 。
【0054】 特に、図10、図11に示すようにθ3,θ4の角度で旋回した場合において 、旋回中心線Cから連動終端アーム21が傾動体34を作動させる作用点Xまでの距 離Lは、通常の図2、図7の状態における距離L1と比較した場合に、短くなる。 また、傾動体34の主変速アーム37先端における主変速操作作用点Yの移動量、す なわち傾動体34の傾動にともなう主変速アーム37の作動角度は、旋回中心線Cか ら作用点Xまでの距離がLの場合とL1の場合とでは異なり、Lの場合の移動量は 、L1の場合より小さくなる。
【0055】 このように、LとL1との距離比に対応して主変速操作作用点Yの移動量も変化 することになり、主変速レバー19の操作力も変化する。
【0056】 従って、旋回途中の状態でも、走行操作が可能で斜め走行が行えるものである が、主変速レバー19の操作力は、通常の直進走行の場合に比し変化する。
【0057】 なお、上記実施例は、上部旋回式作業車の一例としてコンバインについて説明 したが、走行装置の上部に作業機を旋回自在に装備する建設機械などにも応用で きるものである。
【0058】
この考案によれば、作業機が旋回してどの位置にあっても、主変速レバーの前 後進方向と機体の進行方向とが一致し、作業機の旋回の有無等を確認して走行す る必要もなく、安全であり、また、主変速レバーの操作も旋回の有無にかかわら ず、常に同じ操作をすればよく、旋回にともなう余分な操作が不要となり旋回型 コンバインが使いやすくなり、また、必要により作業機の旋回途中の状態でも走 行操作が可能となり、作業機の斜め状態で走行することができ作業形態を種々変 化させて従来困難であった作業も可能とすることができ、また、180度旋回し た場合に、傾動体の枢支点からHST主変速機構への使用部分までの長さと、連 動終端アームの長さの比率が該アームの旋回変位にかかわらず常に一定している ことになるため、レバーの操作力やストロークが作業機の旋回にもかかわらず略 同じとなり、操作性が優れている。
【0059】 また、作業機の旋回によって主変速連動機構の変換を行うのにギヤ構造によっ て連動変換を行う構造を採用した場合には、ギヤのコジが発生し、操作性が悪く なり、機構上の損傷も早くなるおそれがあるに対し、本考案のように作業機側に ある旋回及び上下動自在の連動終端アームと、走行装置側にある傾動体との組合 せの構造とすることにより、ギヤ噛合構造によるコジの発生がなく旋回後の操作 も確実で小さな操作力で充分な主変速操作が行える効果がある。
【図1】本案上部旋回式作業車の操作レバー構造の説明
図。
図。
【図2】要部の平面図。
【図3】一部断面側面図。
【図4】作業機を旋回した場合の連動終端アームと傾動
体の作動状態を示す平面図。
体の作動状態を示す平面図。
【図5】同側面図。
【図6】作業機が90度旋回した場合の要部の平面図。
【図7】作業機が180度旋回した場合の要部の平面
図。
図。
【図8】作業機が初期状態の場合の作用ピンとストッパ
ーピンの位置を示す平面説明図。
ーピンの位置を示す平面説明図。
【図9】作業機が旋回した場合の同平面説明図。
【図10】作業機が0度から90度の間で旋回した場合
の要部の平面図。
の要部の平面図。
【図11】作業機が90度から180度の間で旋回した
場合の要部の平面図。
場合の要部の平面図。
【図12】上部旋回式作業車の動力伝達機構を示す全体
側面図。
側面図。
【図13】上部旋回式作業車の主変速操作機構を示す全
体側面図。
体側面図。
A 走行装置 B 作業機 19 主変速レバー 21 連動終端アーム 34 傾動体 39 HST主変速機構
Claims (1)
- 【請求項1】 走行装置(A) の上部に作業機(B) を旋回
自在に装着した上部旋回式作業車において、 作業機(B) 側に装着された主変速レバー(19)の連動終端
アーム(21)の基端を、作業機(B) の旋回中心に位置せし
め、該基端を支点として該アーム(21)先端を上下動自在
で、かつ旋回自在となるように構成し、また、走行装置
(A) 側には、HST主変速機構(39)と連結した傾動体(3
4)を傾動自在に枢支し、該枢支部を中心に傾動体(34)が
傾動することによりHST主変速機構(39)の前後進操作
が行われるべく構成し、しかも、傾動体(34)は作業機
(B) の旋回位置にかかわらず連動終端アーム(21)の旋回
仮想線上に常に位置して連動終端アーム(21)の上下動に
連動すべく構成し、該アーム(21)の上下動作動により傾
動して前後進のHST主変速操作が行えるようにした上
部旋回式作業車の操作レバー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993014371U JP2600130Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 上部旋回式作業車の操作レバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993014371U JP2600130Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 上部旋回式作業車の操作レバー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0672325U true JPH0672325U (ja) | 1994-10-11 |
| JP2600130Y2 JP2600130Y2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=11859196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993014371U Expired - Fee Related JP2600130Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 上部旋回式作業車の操作レバー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600130Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000035736A1 (en) * | 1998-12-16 | 2000-06-22 | Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. | Work vehicle |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP1993014371U patent/JP2600130Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000035736A1 (en) * | 1998-12-16 | 2000-06-22 | Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. | Work vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2600130Y2 (ja) | 1999-10-04 |
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