JPH0672386B2 - セルロースパルプの酸素による脱リグニン、漂白方法 - Google Patents
セルロースパルプの酸素による脱リグニン、漂白方法Info
- Publication number
- JPH0672386B2 JPH0672386B2 JP63101465A JP10146588A JPH0672386B2 JP H0672386 B2 JPH0672386 B2 JP H0672386B2 JP 63101465 A JP63101465 A JP 63101465A JP 10146588 A JP10146588 A JP 10146588A JP H0672386 B2 JPH0672386 B2 JP H0672386B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen
- delignification
- concentration
- cellulose pulp
- pulp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 57
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 title claims description 57
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 title claims description 57
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 36
- 229920002678 cellulose Polymers 0.000 title claims description 27
- 239000001913 cellulose Substances 0.000 title claims description 27
- 238000004061 bleaching Methods 0.000 title claims description 16
- 239000003513 alkali Substances 0.000 claims description 18
- 239000013055 pulp slurry Substances 0.000 claims description 16
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 14
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 3
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 description 2
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004155 Chlorine dioxide Substances 0.000 description 1
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OSVXSBDYLRYLIG-UHFFFAOYSA-N chlorine dioxide Inorganic materials O=Cl=O OSVXSBDYLRYLIG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000019398 chlorine dioxide Nutrition 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 239000011122 softwood Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセルロースパルプの脱リグニン、漂白方法に関
し、更に詳細には中濃度のセルロースパルプスラリーを
アルカリ及び酸素により脱リグニン、漂白する方法に関
する。
し、更に詳細には中濃度のセルロースパルプスラリーを
アルカリ及び酸素により脱リグニン、漂白する方法に関
する。
(従来の技術) セルロースパルプを脱リグニン、漂白する方法として従
来工業的に実施された種々の塩素系薬品による方法、例
えばC(塩素)−E(アルカリ)−D(二酸化塩素)−
E−Dの5段漂白法に代り、アルカリ及び酸素を用いて
セルロースパルプを脱リグニン、漂白する方法が以前か
ら提案されている。そして最近では廃水処理負荷の軽
減、漂白工程薬品費の減少を目的として高濃度酸素脱リ
グニン法(処理セルロースパルプ濃度20〜35%)、中濃
度酸素脱リグニン法(処理セルロースパルプ濃度8〜15
%)と一般に称される酸素脱リグニン法が商業的に実施
されている。中濃度酸素脱リグニン法は高濃度酸素脱リ
グニン法に比較して、設備費及びセルロースパルプの品
質劣化が若干小さいため、最近は中濃度酸素脱リグニン
法が採用されることが多い。中濃度酸素脱リグニン法は
特公昭57−47798号公報に記載されているようにパルプ
スラリーの濃度は2〜6重量%である場合がある。この
方法の改良方法としてより高度の脱リグニンを達成する
方法として含酸素アルカリ性水溶液をまず調整し、その
一部(第一部分)をセルロースパルプスラリーと混合し
て加圧容器中で約73〜149℃の温度および21kg/cm2まで
の圧力で予備処理にかけ、この加圧スラリーを含酸素ア
ルカリ性水溶液の残部(第2部分)と混合して漂白塔に
連続的に導入する方法(特公昭58−57558号)がある。
来工業的に実施された種々の塩素系薬品による方法、例
えばC(塩素)−E(アルカリ)−D(二酸化塩素)−
E−Dの5段漂白法に代り、アルカリ及び酸素を用いて
セルロースパルプを脱リグニン、漂白する方法が以前か
ら提案されている。そして最近では廃水処理負荷の軽
減、漂白工程薬品費の減少を目的として高濃度酸素脱リ
グニン法(処理セルロースパルプ濃度20〜35%)、中濃
度酸素脱リグニン法(処理セルロースパルプ濃度8〜15
%)と一般に称される酸素脱リグニン法が商業的に実施
されている。中濃度酸素脱リグニン法は高濃度酸素脱リ
グニン法に比較して、設備費及びセルロースパルプの品
質劣化が若干小さいため、最近は中濃度酸素脱リグニン
法が採用されることが多い。中濃度酸素脱リグニン法は
特公昭57−47798号公報に記載されているようにパルプ
スラリーの濃度は2〜6重量%である場合がある。この
方法の改良方法としてより高度の脱リグニンを達成する
方法として含酸素アルカリ性水溶液をまず調整し、その
一部(第一部分)をセルロースパルプスラリーと混合し
て加圧容器中で約73〜149℃の温度および21kg/cm2まで
の圧力で予備処理にかけ、この加圧スラリーを含酸素ア
ルカリ性水溶液の残部(第2部分)と混合して漂白塔に
連続的に導入する方法(特公昭58−57558号)がある。
前記の中濃度酸素脱リグニン法は幾分パルプ濃度の低い
範囲の脱リグニン法を対象とするが基本的には第4図の
装置系列図に示す個々の装置を使用する方法であり、図
中1は中濃度ポンプ又は高濃度ポンプ、2は含酸素アル
カリ性水溶液と混合したセルロースパルプに高速度で高
剪断力を与えるいわゆる高剪断混合機(この混合機を直
列して2段に設けることがある。)、3は酸素脱リグニ
ン塔、4は脱気器である。図示のようにアルカリ、具体
的には水酸化ナトリウム水溶液又は酸化白液はポンプ1
の前、後の位置及び/又は混合機2に、そして酸素は混
合機2の前の位置又混合機2に供給される。未晒原料チ
エスト(図示されてない)からのセルロースパルプスラ
リーはポンプ1を通り、混合機2でアルカリ、酸素及び
必要に応じて蒸気と混合され、脱リグニン塔3に供給さ
れ、脱リグニン、漂白されたセルロースパルプスラリー
は脱気器4に供給され、セルロースパルプスラリーに含
有されたガラスは脱気され、セルロースパルプスラリー
は通常は洗浄機(図示されてない)に送られる。
範囲の脱リグニン法を対象とするが基本的には第4図の
装置系列図に示す個々の装置を使用する方法であり、図
中1は中濃度ポンプ又は高濃度ポンプ、2は含酸素アル
カリ性水溶液と混合したセルロースパルプに高速度で高
剪断力を与えるいわゆる高剪断混合機(この混合機を直
列して2段に設けることがある。)、3は酸素脱リグニ
ン塔、4は脱気器である。図示のようにアルカリ、具体
的には水酸化ナトリウム水溶液又は酸化白液はポンプ1
の前、後の位置及び/又は混合機2に、そして酸素は混
合機2の前の位置又混合機2に供給される。未晒原料チ
エスト(図示されてない)からのセルロースパルプスラ
リーはポンプ1を通り、混合機2でアルカリ、酸素及び
必要に応じて蒸気と混合され、脱リグニン塔3に供給さ
れ、脱リグニン、漂白されたセルロースパルプスラリー
は脱気器4に供給され、セルロースパルプスラリーに含
有されたガラスは脱気され、セルロースパルプスラリー
は通常は洗浄機(図示されてない)に送られる。
一般に実機による中濃度酸素脱リグニン法では脱リグニ
ン塔3へ供給されるセルロースパルプスラリーのパルプ
濃度は8〜15%、スラリー温度は70〜140℃、酸素脱リ
グニン塔の塔内圧力(塔頂)は大気圧〜7kg/cm2パルプ
の塔内滞留時間は10〜90分間であり、酸素添加量は0.7
〜1.5kg/カツパー価減少量1/絶乾パルプt、NaOH添加量
は1.0〜1.7kg/カツパー価減少量1/絶乾パルプtであ
る。
ン塔3へ供給されるセルロースパルプスラリーのパルプ
濃度は8〜15%、スラリー温度は70〜140℃、酸素脱リ
グニン塔の塔内圧力(塔頂)は大気圧〜7kg/cm2パルプ
の塔内滞留時間は10〜90分間であり、酸素添加量は0.7
〜1.5kg/カツパー価減少量1/絶乾パルプt、NaOH添加量
は1.0〜1.7kg/カツパー価減少量1/絶乾パルプtであ
る。
前記した中濃度酸素脱リグニン法は、一般的に使用され
ている前記の第4図に示す基本的な装置系列及び条件下
では酸素、アルカリを過剰に供給してもセルロースパル
プを多量に脱リグニンさせて低カツパー価のセルロース
パルプを得ることができないという問題があつた。
ている前記の第4図に示す基本的な装置系列及び条件下
では酸素、アルカリを過剰に供給してもセルロースパル
プを多量に脱リグニンさせて低カツパー価のセルロース
パルプを得ることができないという問題があつた。
本発明者の一人は中濃度酸素脱リグニン法における前記
問題を解決するために中濃度のセルロースパルプスラリ
ーをアルカリ及び酸素により脱リグニン、漂白するに当
り、高剪断混合機と酸素脱リグニン装置との組合せ単位
を直列して複数段設けた装置により脱リグニン、漂白を
行う方法(特願昭61−241518号明細書(特開昭63−9938
9号公報)参照)を提案した。この方法の基本的な装置
系列を第3図に示す。この装置は第4図に示す高剪断混
合機2及び酸素脱リグニン装置3の1段の組合せに高剪
断混合機2′及び酸素脱リグニン装置3′との組合せ単
位を更に直列して複数段設けたものである。第3図中1,
2,3,4は第4図の1,2,3,4に対応し、5は未晒原料チエス
ト(第4図では図示されてない。)を示す。この方法に
より従来法に比して低カツパー価のセルロースパルプを
取得する目的は達成されたが、よりアルカリを効率的に
使用し、しかも低カツパー価の酸素漂白パルプを取得す
るには充分満足な方法ではないという問題があつた。
問題を解決するために中濃度のセルロースパルプスラリ
ーをアルカリ及び酸素により脱リグニン、漂白するに当
り、高剪断混合機と酸素脱リグニン装置との組合せ単位
を直列して複数段設けた装置により脱リグニン、漂白を
行う方法(特願昭61−241518号明細書(特開昭63−9938
9号公報)参照)を提案した。この方法の基本的な装置
系列を第3図に示す。この装置は第4図に示す高剪断混
合機2及び酸素脱リグニン装置3の1段の組合せに高剪
断混合機2′及び酸素脱リグニン装置3′との組合せ単
位を更に直列して複数段設けたものである。第3図中1,
2,3,4は第4図の1,2,3,4に対応し、5は未晒原料チエス
ト(第4図では図示されてない。)を示す。この方法に
より従来法に比して低カツパー価のセルロースパルプを
取得する目的は達成されたが、よりアルカリを効率的に
使用し、しかも低カツパー価の酸素漂白パルプを取得す
るには充分満足な方法ではないという問題があつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は中濃度酸素脱リグニン法における前記問題を解
決するためになされたもので、その目的は低カツパー価
のセルロースパルプを取得することのでき、アルカリの
使用が効率的な中濃度酸素脱リグニン法を提供すること
にある。
決するためになされたもので、その目的は低カツパー価
のセルロースパルプを取得することのでき、アルカリの
使用が効率的な中濃度酸素脱リグニン法を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成する本発明の中濃度酸素脱リグニン法は
高剪断混合機と塔状加圧型の酸素脱リグニン装置との組
合せ単位を直列して複数段設けた装置を使用して中濃度
のセルロースパルプスラリーをアルカリ及び酸素により
脱リグニン、漂白するに当り、未晒原料チエストと第一
の高剪断混合機の前に設けたポンプとの間の部位におい
てアルカリの全量を添加し、一方酸素は複数段の高剪断
混合機に添加することを特徴とする。
高剪断混合機と塔状加圧型の酸素脱リグニン装置との組
合せ単位を直列して複数段設けた装置を使用して中濃度
のセルロースパルプスラリーをアルカリ及び酸素により
脱リグニン、漂白するに当り、未晒原料チエストと第一
の高剪断混合機の前に設けたポンプとの間の部位におい
てアルカリの全量を添加し、一方酸素は複数段の高剪断
混合機に添加することを特徴とする。
すなわち本発明は特願昭61−241518号(特開昭63−9938
9号)発明の改良法に関するもので、未晒原料チエスト
と第一の高剪断混合機の前に設けたポンプとの間の部位
においてアルカリの全量を添加することにより同一量の
アルカリ使用量であるにも拘らず、意外にもより低カツ
パー価の酸素漂白パルプを取得することが認められた。
9号)発明の改良法に関するもので、未晒原料チエスト
と第一の高剪断混合機の前に設けたポンプとの間の部位
においてアルカリの全量を添加することにより同一量の
アルカリ使用量であるにも拘らず、意外にもより低カツ
パー価の酸素漂白パルプを取得することが認められた。
本発明における前記組合せ単位を複数段結合する装置の
実施態様を、前記発明の明細書及び図面の記載と同様に
その装置系列図である第1図及び第2図で説明すると、
第1図において5は未晒原料チエスト、1は中濃度又は
高濃度ポンプ、2,2′は高剪断混合機、3,3′は塔状加圧
型の酸素脱リグニン装置、4は脱気器であつて組合せ単
位を2段とする装置を示し、第2図において5は未晒原
料チエスト、1は中濃度又は高濃度ポンプ、2,2′,2″
は高剪断混合機、3,3′,3″は塔状加圧型の酸素脱リグ
ニン装置であり、4は脱気器であつて組合せ単位を3段
とする装置を示す。塔状加圧型の酸素脱リグニン装置と
しては通常の塔状加圧型酸素脱リグニン塔が使用され、
以下単に脱リグニン塔という。
実施態様を、前記発明の明細書及び図面の記載と同様に
その装置系列図である第1図及び第2図で説明すると、
第1図において5は未晒原料チエスト、1は中濃度又は
高濃度ポンプ、2,2′は高剪断混合機、3,3′は塔状加圧
型の酸素脱リグニン装置、4は脱気器であつて組合せ単
位を2段とする装置を示し、第2図において5は未晒原
料チエスト、1は中濃度又は高濃度ポンプ、2,2′,2″
は高剪断混合機、3,3′,3″は塔状加圧型の酸素脱リグ
ニン装置であり、4は脱気器であつて組合せ単位を3段
とする装置を示す。塔状加圧型の酸素脱リグニン装置と
しては通常の塔状加圧型酸素脱リグニン塔が使用され、
以下単に脱リグニン塔という。
高剪断混合機としては特公昭61−15728号公報に示され
るカミヤ(Kamyr)社のエム、シー(M.C)ミキサー、ス
ンズ(Sunds)社のエス・エム(S.M)ミキサー、イムプ
コ(Impco)社のハイシエアーミキサー、ウエアハウザ
ー社が開発し、ラウマ・レポラ(Rauma−Repola)社が
改良したスミトモ ラウマ ケミカル(Sumitomo Rauma
Chemical)ミキサー等が好適に使用される。
るカミヤ(Kamyr)社のエム、シー(M.C)ミキサー、ス
ンズ(Sunds)社のエス・エム(S.M)ミキサー、イムプ
コ(Impco)社のハイシエアーミキサー、ウエアハウザ
ー社が開発し、ラウマ・レポラ(Rauma−Repola)社が
改良したスミトモ ラウマ ケミカル(Sumitomo Rauma
Chemical)ミキサー等が好適に使用される。
セルロースパルプスラリーは未晒原料チエスト5(パル
プ濃度8〜15%)からポンプ1により給送され、高剪断
混合機と脱リグニン塔の組合せ単位(2−3)及び
(2′−3′)更には(2″−3″)を順次に経由して
脱気器4より排出される。
プ濃度8〜15%)からポンプ1により給送され、高剪断
混合機と脱リグニン塔の組合せ単位(2−3)及び
(2′−3′)更には(2″−3″)を順次に経由して
脱気器4より排出される。
アルカリは未晒原料チエスト5と中濃度又は高濃度ポン
プ1と間の部位、望ましくはチエスト5の出口において
全量添加される。アルカリとしては一般には水酸化ナト
リウム又は酸化白液が使用される。
プ1と間の部位、望ましくはチエスト5の出口において
全量添加される。アルカリとしては一般には水酸化ナト
リウム又は酸化白液が使用される。
未晒原料チエスト5に保持されるパルプはカツパー価
(Ka)50〜25程度が好ましい。該チエスト5の出口にお
いて全量添加されるアルカリはNaOH換算で1.0〜13.5kg/
BDT(絶乾パルプt)/Kaである。
(Ka)50〜25程度が好ましい。該チエスト5の出口にお
いて全量添加されるアルカリはNaOH換算で1.0〜13.5kg/
BDT(絶乾パルプt)/Kaである。
酸素は純酸素又は酸素富化空気(酸素含有量80%以上)
の形態で高剪断混合機2,2′,2″の前の部位又は該混合
機に直接供給される。セルロースパルプスラリーの昇温
を必要とする場合一般の中濃度脱リグニン法と同様に蒸
気は高剪断混合機2,2′,2″の前の位置又は該混合機2,
2′,2″に直接供給される。酸素添加量は0.7〜3.0kg/BD
T/Ka程度であり、この添加量は各段で分割添加されても
よい。
の形態で高剪断混合機2,2′,2″の前の部位又は該混合
機に直接供給される。セルロースパルプスラリーの昇温
を必要とする場合一般の中濃度脱リグニン法と同様に蒸
気は高剪断混合機2,2′,2″の前の位置又は該混合機2,
2′,2″に直接供給される。酸素添加量は0.7〜3.0kg/BD
T/Ka程度であり、この添加量は各段で分割添加されても
よい。
組合せ単位の各段の脱リグニン塔3,3′更には3″にお
ける各段の脱リグニン条件はセルロースパルプスラリー
のパルプ濃度は8〜15%、スラリー温度は70〜140℃、
塔圧力(塔頂)1〜7kg/cm2(ゲージ圧)、パルプの滞
留時間は5〜90分間である。塔圧力を維持するために3
と3′の間又は3′と3″との間に中濃度又は高濃度ポ
ンプを介在させてもよい。
ける各段の脱リグニン条件はセルロースパルプスラリー
のパルプ濃度は8〜15%、スラリー温度は70〜140℃、
塔圧力(塔頂)1〜7kg/cm2(ゲージ圧)、パルプの滞
留時間は5〜90分間である。塔圧力を維持するために3
と3′の間又は3′と3″との間に中濃度又は高濃度ポ
ンプを介在させてもよい。
次に本発明を実施例及び比較例について説明するが、本
発明はこれによりなんら限定されるものではない。
発明はこれによりなんら限定されるものではない。
比較例1 第3図に示す装置系列の実機を用い、酸素30kg/BDTを混
合機2,2′に2:1の割合で供給し、NaOH 30kg/BDTを混合
機2,2′に1:1の割合で供給し、脱リグニン塔3′の塔内
圧力(塔頂)を4kg/cm2(ゲージ圧)、3に供給するパ
ルプスラリーの温度を100℃、パルプ濃度を11.5%とし
て針葉樹(北米産ダクラスフアー)セルロースパルプ
(カツパー価30)を中濃度酸素脱リグニン処理し、酸素
脱リグニン装置3′の出口パルプのカツパー価減少量を
測定し、その結果を第1表に示す。
合機2,2′に2:1の割合で供給し、NaOH 30kg/BDTを混合
機2,2′に1:1の割合で供給し、脱リグニン塔3′の塔内
圧力(塔頂)を4kg/cm2(ゲージ圧)、3に供給するパ
ルプスラリーの温度を100℃、パルプ濃度を11.5%とし
て針葉樹(北米産ダクラスフアー)セルロースパルプ
(カツパー価30)を中濃度酸素脱リグニン処理し、酸素
脱リグニン装置3′の出口パルプのカツパー価減少量を
測定し、その結果を第1表に示す。
比較例2 第3図に示す装置系列の実機を用い酸素30kg/BDTを混合
機2,2′に2:1の割合で供給し、NaOH 30kg/BDTを混合機
2に全量供給し脱リグニン塔3′の塔内圧力(塔頂)を
4kg/cm2(ゲージ圧)、3に供給するパルプスラリーの
温度を100℃、パルプ濃度を11.5%として針葉樹(北米
産ダクラスフアー)セルロースパルプ(カツパー価30)
を中濃度酸素脱リグニン処理し脱リグニン塔3′の出口
パルプのカツパー価減少量を測定しその結果を第2表に
示す。
機2,2′に2:1の割合で供給し、NaOH 30kg/BDTを混合機
2に全量供給し脱リグニン塔3′の塔内圧力(塔頂)を
4kg/cm2(ゲージ圧)、3に供給するパルプスラリーの
温度を100℃、パルプ濃度を11.5%として針葉樹(北米
産ダクラスフアー)セルロースパルプ(カツパー価30)
を中濃度酸素脱リグニン処理し脱リグニン塔3′の出口
パルプのカツパー価減少量を測定しその結果を第2表に
示す。
実施例1 第1図に示す装置系列の実機を用い酸素30kg/BDTを混合
機2,2′に2:1の割合で供給し、NaOH 30kg/BDTを未晒原
料チエストの出口において全量供給し脱リグニン塔3′
の塔内圧力(塔頂)を4kg/cm2(ゲージ圧)3に供給す
るパルプスラリー温度を100℃、パルプ濃度を11.5%と
して針葉樹(北米産ダグラスフアー)セルロースパルプ
(カツパー価30)を中濃度、酸素脱リグニン処理し脱リ
グニン塔3′の出口パルプカツパー価減少量を測定しそ
の結果を第3表に示す。
機2,2′に2:1の割合で供給し、NaOH 30kg/BDTを未晒原
料チエストの出口において全量供給し脱リグニン塔3′
の塔内圧力(塔頂)を4kg/cm2(ゲージ圧)3に供給す
るパルプスラリー温度を100℃、パルプ濃度を11.5%と
して針葉樹(北米産ダグラスフアー)セルロースパルプ
(カツパー価30)を中濃度、酸素脱リグニン処理し脱リ
グニン塔3′の出口パルプカツパー価減少量を測定しそ
の結果を第3表に示す。
第1表及び第2表と第3表との対比からも明らかなよう
に、NaOHの供給を未晒原料チエストの出口において行な
うことによりNaOH同一添加量において本発明の目的を達
成することができる。
に、NaOHの供給を未晒原料チエストの出口において行な
うことによりNaOH同一添加量において本発明の目的を達
成することができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように本発明は未晒原料チエス
トと第一の高剪断混合機の前に設けたポンプとの間の部
位においてアルカリの全量を添加することにより、高剪
断混合機と脱リグニン塔との組合せ単位を直列して複数
段設けた装置を使用する酸素による脱リグニン、漂白方
法(特願昭61−241518号発明)に比してより低カツパー
価のパルプが得られ、その結果として廃水負荷の低減及
び次工程の漂白薬品量及び漂白段数を減らすことができ
るという利点がある。
トと第一の高剪断混合機の前に設けたポンプとの間の部
位においてアルカリの全量を添加することにより、高剪
断混合機と脱リグニン塔との組合せ単位を直列して複数
段設けた装置を使用する酸素による脱リグニン、漂白方
法(特願昭61−241518号発明)に比してより低カツパー
価のパルプが得られ、その結果として廃水負荷の低減及
び次工程の漂白薬品量及び漂白段数を減らすことができ
るという利点がある。
第1図及び第2図は本発明の実施態様である装置の系列
図を示し、第3図は特願昭61−241518号(特開昭63−99
389号)発明の中濃度酸素脱リグニン法に使用される装
置の系列図を示し、第4図は従来法の中濃度酸素脱リグ
ニン法に使用される装置の系列図を示す。 1……ポンプ、2,2′,2″……高剪断混合機、3,3′,3″
……塔状加圧型の酸素脱リグニン装置、4……脱気器、
5……未晒原料チエスト
図を示し、第3図は特願昭61−241518号(特開昭63−99
389号)発明の中濃度酸素脱リグニン法に使用される装
置の系列図を示し、第4図は従来法の中濃度酸素脱リグ
ニン法に使用される装置の系列図を示す。 1……ポンプ、2,2′,2″……高剪断混合機、3,3′,3″
……塔状加圧型の酸素脱リグニン装置、4……脱気器、
5……未晒原料チエスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 修 北海道苫小牧市王子町2丁目1番1号 王 子製紙株式会社苫小牧工場内 (56)参考文献 特開 昭56−91094(JP,A) 特開 昭56−4791(JP,A) 特開 昭63−99389(JP,A) 特表 昭58−501383(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】高剪断混合機と塔状加圧型の酸素脱リグニ
ン装置との組合せ単位を直列して複数段設けた装置を使
用して中濃度のセルロースパルプスラリーをアルカリ及
び酸素により脱リグニン、漂白するに当り、未晒原料チ
エストと第一の高剪断混合機の前に設けたポンプとの間
の部位においてアルカリの全量を添加し、一方酸素は複
数段の高剪断混合機に添加することを特徴とするセルロ
ースパルプの酸素による脱リグニン、漂白方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63101465A JPH0672386B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | セルロースパルプの酸素による脱リグニン、漂白方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63101465A JPH0672386B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | セルロースパルプの酸素による脱リグニン、漂白方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01272890A JPH01272890A (ja) | 1989-10-31 |
| JPH0672386B2 true JPH0672386B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=14301462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63101465A Expired - Fee Related JPH0672386B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | セルロースパルプの酸素による脱リグニン、漂白方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0672386B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE510740C2 (sv) * | 1996-11-26 | 1999-06-21 | Sunds Defibrator Ind Ab | Styrning av syrgasdelignifiering |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS564791A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-19 | Kogyo Gijutsuin | Bleaching of mechanical pulp |
| US4363697A (en) * | 1979-12-03 | 1982-12-14 | The Black Clawson Company | Method for medium consistency oxygen delignification of pulp |
-
1988
- 1988-04-26 JP JP63101465A patent/JPH0672386B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01272890A (ja) | 1989-10-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4568420A (en) | Multi-stage bleaching process including an enhanced oxidative extraction stage | |
| EP1040222B1 (en) | Bleaching of chemical pulp with peracid | |
| JP2995422B2 (ja) | パルプの無塩素漂白方法 | |
| US4080249A (en) | Delignification and bleaching of a lignocellulosic pulp slurry with ozone | |
| US5409570A (en) | Process for ozone bleaching of oxygen delignified pulp while conveying the pulp through a reaction zone | |
| JPH0781239B2 (ja) | オゾン漂白プロセス | |
| CA2031848C (en) | Method of bleaching pulp | |
| US6605181B1 (en) | Peroxide bleach sequence including an acidic bleach stage and including a wash stage | |
| JP3447773B2 (ja) | リグノセルロースパルプの漂白方法および酸素富化ガスの回収方法 | |
| CA1207503A (en) | Processes for bleaching wood pulp | |
| JPH0672386B2 (ja) | セルロースパルプの酸素による脱リグニン、漂白方法 | |
| JP2934512B2 (ja) | セルロース質繊維材料のパルプの漂白方法 | |
| JPH0768675B2 (ja) | セルロ−スパルプの酸素による脱リグニン、漂白方法 | |
| CA1147909A (en) | Method for delignifying and/or bleaching cellulose pulp | |
| EP0206560A2 (en) | Alkaline-peroxide-oxygen treatment for unbleached and chlorinated chemical pulps | |
| KR100194405B1 (ko) | 목재펄프의 무염소 표백방법 | |
| CA2247532A1 (en) | Process for bleaching a paper pulp with ozone and chlorine dioxide | |
| EP3380667B1 (en) | Method and system for oxygen delignification of cellulose pulp | |
| JP2001003287A (ja) | リグノセルロース物質の酸素脱リグニン | |
| EP0720676A1 (en) | Improved method for bleaching lignocellulosic pulp | |
| US6579412B2 (en) | Process for ozone bleaching of low consistency pulp | |
| US5766414A (en) | Method of bleaching cellulose pulp with peroxide under elevated pressure in a first vessel and atmospheric pressure in second vessel | |
| US2001268A (en) | Pulp treating process | |
| JPH0663189B2 (ja) | リグノセルロース物質の漂白方法 | |
| EP0540091A1 (en) | Wash press modification for oxygen delignification process |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |